JPH0483790A - ランタンアルミネート単結晶の育成方法 - Google Patents
ランタンアルミネート単結晶の育成方法Info
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- JPH0483790A JPH0483790A JP19551790A JP19551790A JPH0483790A JP H0483790 A JPH0483790 A JP H0483790A JP 19551790 A JP19551790 A JP 19551790A JP 19551790 A JP19551790 A JP 19551790A JP H0483790 A JPH0483790 A JP H0483790A
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- crystal
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- lanthanum aluminate
- single crystal
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- Pending
Links
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- -1 lanthanum aluminate Chemical class 0.000 title claims abstract description 14
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Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
ランタンアルミネー) (LaA103)結晶は高Tc
超伏本発明は、冷却過程で相転移がおこるランタンアル
ミネートを、双晶を含まない形で採り出す単結晶の育成
方法に関する。
超伏本発明は、冷却過程で相転移がおこるランタンアル
ミネートを、双晶を含まない形で採り出す単結晶の育成
方法に関する。
[従来の技術1
一般に、結晶引き上げ法(例えばチョクラルスキイ法、
ベルヌーイ法)においては、ネッキング工程、肩だし工
程における条件を最適化することにより、品質の高い単
結晶を製造することができる。しかし、ランタンアルミ
ネート結晶のように相転移のある結晶系においては、相
転移により双晶が生成してしまい、高品質な単結晶を得
ることができなかった。
ベルヌーイ法)においては、ネッキング工程、肩だし工
程における条件を最適化することにより、品質の高い単
結晶を製造することができる。しかし、ランタンアルミ
ネート結晶のように相転移のある結晶系においては、相
転移により双晶が生成してしまい、高品質な単結晶を得
ることができなかった。
[発明が解決しようとする課題]
ランタンアルミネートを、酸化ランタン1部、アルミナ
1部からなる融液から単結晶として育成すると、一般に
双晶が入る。この原因は、435 C’成るいは530
C’近傍で相転移があるためである。実際、双晶のあ
る結晶を昇温していくとこの温度域で双晶が消滅、生成
を繰り返し、530 C’以上では双晶は消滅する。ま
た、ランタンアルミネート結晶は、結晶育成後の冷却過
程で相転移が起こる、即ち相転移温度である435 C
’成るいは530 C’あたりで、立方晶から菱面体系
に移ると言われている。
1部からなる融液から単結晶として育成すると、一般に
双晶が入る。この原因は、435 C’成るいは530
C’近傍で相転移があるためである。実際、双晶のあ
る結晶を昇温していくとこの温度域で双晶が消滅、生成
を繰り返し、530 C’以上では双晶は消滅する。ま
た、ランタンアルミネート結晶は、結晶育成後の冷却過
程で相転移が起こる、即ち相転移温度である435 C
’成るいは530 C’あたりで、立方晶から菱面体系
に移ると言われている。
転移度は6′程度で非常に小さいが、この温度域で双晶
が入ることが知られている。
が入ることが知られている。
[課題を解決するだめの手段1
本発明者は、双晶の入らないランタンアルミネート単結
晶の育成方法について鋭意検討した結果、特定の条件で
ネッキング、屑だしをすることにより目的を達成出来る
ことを見出し、本発明に到達した。
晶の育成方法について鋭意検討した結果、特定の条件で
ネッキング、屑だしをすることにより目的を達成出来る
ことを見出し、本発明に到達した。
[課題を解決するだめの手段1
すなわち本発明の要旨はランタンアルミネート単結晶を
引き上げ法、特にチョクラルスキー法で育成する際に、
ネッキング工程において、引き上げる結晶の直径を0.
5mm以上3mm以下にすることを特徴とするランタン
アルミネート単結晶の育成方法、およびさらに肩だし工
程において、肩だし角度を30度以上80度以下にする
ことを特徴とするランタンアルミネート単結晶の育成方
法に存する。
引き上げ法、特にチョクラルスキー法で育成する際に、
ネッキング工程において、引き上げる結晶の直径を0.
5mm以上3mm以下にすることを特徴とするランタン
アルミネート単結晶の育成方法、およびさらに肩だし工
程において、肩だし角度を30度以上80度以下にする
ことを特徴とするランタンアルミネート単結晶の育成方
法に存する。
本発明においては、ネッキング工程において、引き上げ
る結晶の直径を0.5 mm以上3mm以下にすること
により、種結晶に存在する歪み、転位等の欠陥を取り除
くことができ、均一成長、−点からの結晶成長に近づけ
ることができる。
る結晶の直径を0.5 mm以上3mm以下にすること
により、種結晶に存在する歪み、転位等の欠陥を取り除
くことができ、均一成長、−点からの結晶成長に近づけ
ることができる。
また、肩出し工程において肩出し角度を30度以上80
度以下、好ましくは65度以下と、マイルドにする。こ
とにより、新しい歪みを結晶に導入しないという効果が
ある。
度以下、好ましくは65度以下と、マイルドにする。こ
とにより、新しい歪みを結晶に導入しないという効果が
ある。
[実施例]
以下実施例により、本発明を更に詳細に説明するが、本
発明はその要旨を越えない限り実施例に限定されるもの
ではない。
発明はその要旨を越えない限り実施例に限定されるもの
ではない。
実施例
1110KHzの高周波加熱炉内に、直径50mm、高
さ50mm、厚さ1.5 mmのイリジュウム(Ir)
製るつぼを設置し、その中に純度99.99%の酸化ラ
ンタン50モル%、酸化アルミ50モル%の原料を32
0g入れ、窒素ガス雰囲気中で融解した。融液を融点近
くまで降温し、断面5 X 5 mmのLaAlO30
種結晶を浸し、25rpmで回転させながら、約2mm
/hrの弓き上げ速度で直径約2mmまでネッキングを
行った後、約60度の角度で屑出しをした後、結晶径2
5mmで180 g結晶育成した。その後、結晶を切り
離し、約2日かけて冷却した。
さ50mm、厚さ1.5 mmのイリジュウム(Ir)
製るつぼを設置し、その中に純度99.99%の酸化ラ
ンタン50モル%、酸化アルミ50モル%の原料を32
0g入れ、窒素ガス雰囲気中で融解した。融液を融点近
くまで降温し、断面5 X 5 mmのLaAlO30
種結晶を浸し、25rpmで回転させながら、約2mm
/hrの弓き上げ速度で直径約2mmまでネッキングを
行った後、約60度の角度で屑出しをした後、結晶径2
5mmで180 g結晶育成した。その後、結晶を切り
離し、約2日かけて冷却した。
育成結晶は、透明で淡褐色をした双晶のほとんどない単
結晶であった。
結晶であった。
比較例1
ネッキングを全く行わなかったこと以外は実施例1と同
じ方法で結晶を育成した。得られた育成結晶は、全面に
双晶を含んでいた。
じ方法で結晶を育成した。得られた育成結晶は、全面に
双晶を含んでいた。
[発明の効果]
本発明によると、ランタンアルミネートのような相転移
のある結晶系でも、双晶を含まない単結晶を容易に作成
できる。その結果、研磨加工後、より平面度の高い面を
得ることができ、より適切な薄膜基板の条件を満たす材
料を準備できるので工業的に有用である。
のある結晶系でも、双晶を含まない単結晶を容易に作成
できる。その結果、研磨加工後、より平面度の高い面を
得ることができ、より適切な薄膜基板の条件を満たす材
料を準備できるので工業的に有用である。
Claims (2)
- (1)ランタンアルミネート単結晶を引き上げ法によっ
て育成する際に、ネッキング工程において、引き上げる
結晶の直径を0.5mm以上3mm以下にすることを特
徴とするランタンアルミネート単結晶の育成方法。 - (2)ネッキング工程後の結晶口径を大きくする肩だし
工程において、肩だし角度を30度以上80度以下にす
る特許請求の範囲第1項記載の結晶の育成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19551790A JPH0483790A (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | ランタンアルミネート単結晶の育成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19551790A JPH0483790A (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | ランタンアルミネート単結晶の育成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0483790A true JPH0483790A (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=16342403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19551790A Pending JPH0483790A (ja) | 1990-07-24 | 1990-07-24 | ランタンアルミネート単結晶の育成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0483790A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007091540A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | サファイア単結晶の育成方法 |
-
1990
- 1990-07-24 JP JP19551790A patent/JPH0483790A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007091540A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | サファイア単結晶の育成方法 |
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