JPH0483745A - 電気炉スラグを原料とするアルミナセメントの製造方法 - Google Patents

電気炉スラグを原料とするアルミナセメントの製造方法

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JPH0483745A
JPH0483745A JP2197445A JP19744590A JPH0483745A JP H0483745 A JPH0483745 A JP H0483745A JP 2197445 A JP2197445 A JP 2197445A JP 19744590 A JP19744590 A JP 19744590A JP H0483745 A JPH0483745 A JP H0483745A
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Eiji Fuchigami
渕上 榮治
Yasuyoshi Iwabe
岩部 安喜
Hideo Tanaka
秀生 田中
Kumao Hoshino
星野 熊夫
Kazuo Jinno
神農 一夫
Mitsuru Inoue
充 井上
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CHUBU KOHAN KK
Hoshino Sansho KK
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CHUBU KOHAN KK
Hoshino Sansho KK
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    • Y02P40/10Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding

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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気炉による製鋼の過程で発生する電気炉ス
ラグをアルミナセメントの原料として有効利用すること
を可能にしたアルミナセメントの製造方法に関する。
従来の技術 従来、電気炉による製鋼の過程で発生する電気炉スラグ
を処理する方法の−っとして、溶融酸化期スラグに多く
含まれる酸化鉄を、アルミニウム等の還元剤の使用によ
り還元して有価金属である還元鉄として回収することに
より、電気炉スラグの有効利用を図ることが行われてい
た。
発明が解決しようとする課題 しかし、上述のような処理方法は現実には一部で実施さ
れているだけであって、殆どの場合、電気炉スラグは砕
石用として破砕処理されていた。
しかも、有価金属の回収を行った場合においても、回収
後の電気炉スラグの残塊は砕石または産業廃棄物として
処分されていた。
このように、従来は電気炉スラグの有効利用度が極めて
低かったため、電気炉スラグを有効に利用することので
きる手段が望まれていた。
課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するための手段として、電気
炉による製鋼の過程で発生する電気炉スラグのうちの組
成成分として酸化鉄を含む溶融酸化期スラグに、アルミ
ニウム等の還元剤を添加し、その還元剤の添加により酸
化鉄を分離した溶融改質スラグに、少なくとも酸化アル
ミニウム及び酸化カルシウムを含む成分調整材を添加し
、その成分調整材を添加した溶融改質スラグを急速冷却
することにより固化して微粉砕する構成とした。
発明の作用及び効果 本発明は上記構成になり、溶融酸化期スラグに還元剤を
添加すると、溶融酸化期スラグ中の酸化鉄は還元される
ことにより溶融酸化期スラグから溶鋼として分離される
。この溶鋼は還元鉄からなり、これは有価金属であるこ
とから、再利用するために回収する。
酸化鉄を分離した溶融改質スラグに成分調整材を添加す
ると、溶融改質スラグの各成分の構成比が調整される。
これを急速冷却により固化して微粉砕すると、成分調整
材中の酸化アルミニウムと酸化カルシウムとからなるア
ルミン酸カルシウム(CaO・^LO:+)を主鉱物と
し、かつ、他の各成分が所定の構成比となったアルミナ
セメントが生成される。
このように、本発明方法によれば、溶融酸化期スラグを
原料として利用価値の大きいアルミナセメントを製造す
ることができ、しかも、これに加えて、有価金属である
還元鉄をも得ることができるから、電気炉スラグの有効
利用を図ることができる効果がある。
実施例 以下、本発明方法の第1実施例について説明する。
図示しない電気炉による製鋼の過程において生じた溶融
酸化期スラグ1を、電気炉から取り出して、第1図に示
すスラグ鍋2内に収容する。収容した酸化期スラグlに
ついては、計量と組成成分の分析を行った。その結果は
、表1に示すとおりであり、重量は1,000Kg、組
成成分は、酸化アルミニウム(AlyOs)が 7.5
%、酸化カルシウム(Cab)が19.1%、酸化第二
鉄(petos)が66.4%であった。
次に、JIS  R2511の3種に該当する品種の耐
火物用アルミナセメントを生成するため、スラグ鍋2内
の溶融酸化期スラグlの重量と各成分の構成比に基づい
て、添加する物質の成分構成を決めるとともにその各成
分の重重を算出した。
その結果は表1に示すとおりであり、還元剤となるAl
s。(金属アルミニウム含有量50%のアルミ灰)が3
00 Kg、成分調整材としては、^1d(酸化アルミ
ニウム含有量95%の低品位のアルミ灰層)が1,93
0Kg、生石灰(Cab)が1,250 Kg、酸化鉄
(Fed)が30Kgである。
そして、まず、4〜5 Kg/cta″の圧縮窒素を使
用して還元剤^l、。をランス管3から溶融酸化期スラ
グ1内Jこ吹き込んで攪拌した。これにより、溶融酸化
期スラグlの温度が約1,450”Cから1゜750℃
以上に上昇し、溶融酸化期スラグ1中の酸化第二鉄がA
I、。のアルミニウムにより還元されて470Kgの溶
114となり、スラグ鍋2の底に溜まった。この溶1i
lI4は、有価金属である還元鉄からなるため、スラグ
鍋2の溶鋼取出口5から取り出して回収した。
溶a4を取り出した後、スラグ鍋2内に残留する溶融酸
化期スラグlに、成分調整材の^Id 、生石灰及び酸
化鉄をランス管3を通して添加してランス管3からの圧
縮窒素の吹込みにより十分攪拌し、これらの成分調整材
と溶融酸化期スラグlとの間で化学反応を生じさせた。
化学反応が済んだ後、溶融酸化期スラグlをスラグ鍋2
から図示しない鋼製函に放流して、散水により急速冷却
して固化させた。これを図示しない破砕機及び磨砕機に
よって微粉砕することにより、アルミン酸カルシウム(
CaO・^bos)を主鉱物とするアルミナセメントが
4.040Kg生成された。
生成されたアルミナセメントの成分構成比及び品質は、
表1に示すとおりである。この表1から明らかなように
、本第1実施例方法により、溶融酸化期スラグlからJ
IS  R2511の3種に適合する耐火物用アルミナ
セメントを製造することができた。
また、第2実施例としてJIS  R2511の4種に
適合する耐火物用アルミナセメントの製造を、第3実施
例として同5種に適合する耐火物用アルミナセメントの
製造を、夫々、試みた。製造の手順は前述の第1実施例
と同じであるか、溶融酸化期スラグの重量と成分分析の
結果及び製造すべきアルミナセメントの品質に応じて、
還元剤の量及び成分調整材の各成分の量が異なっている
その結果を表1に示す。表1から明らかなように、いず
れの実施例方法によっても、JIS  R2511に適
合する耐火物用アルミナセメントを製造することができ
た。
次に、本発明方法の第4実施例について説明する。
第2図に示すように製鋼用とは別の電気炉10内に溶融
酸化期スラグIIを収容し、その計量と組成成分の分析
を行った。その結果は、表2に示すとおりに、重量はl
0Kg、組成成分は、酸化アルミニウム(AI、0ff
)が7.5%、酸化カルシウム(Cab)が155%、
酸化第二鉄(peto*)が755%であった。
次に、JIS  R2511の1種に該当する品種の耐
火物用アルミナセメントを生成するため、還元剤及び成
分調整材の成分構成を決めるとともにその各成分の重量
を算出した。その結果は表2に示すとおりであって、還
元剤である^l、。が3゜5Kg、成分調整材は、Al
dが93Kg、生石灰が17Kgである。なお、本第4
実施例においては、酸化鉄を添加しなかった。
そして、圧縮窒素を使用して^15゜をランス管I2か
ら溶融酸化期スラグ11内に吹き込んで攪拌した。これ
により、溶融酸化期スラグ11の温度が約1,450℃
からl、750℃以上に上昇し、溶融酸化期スラグ11
中の酸化第二鉄がAIS。のアルミニウムにより還元さ
れて5.5Kgの溶鋼13となって、溶融酸化期スラグ
11から分離して電気炉10の底に沈澱した。
この後、沈澱した溶R13の上の溶融酸化期スラグ11
を電極14により約1600℃の温度に保持しつつ、成
分調整材のAldと生石灰を添加して、圧縮窒素の吹込
みにより攪拌し、化学反応を生じさ且た。この後、溶融
酸化期スラグ11を電気炉IOから図示しない鋼製函に
放流し、急速冷却して固化した。これを破砕機及び磨砕
機によって微粉砕することにより、118Kgのアルミ
ナセメントが得られた。
得られたアルミナセメントの成分分析結果と品質は表2
に示すとおりであって、この表2から明らかなように、
本第4実施例方法により、MSR25+1の1種に適合
する耐火物用アルミナセメントを製造することができた
また、第5実施例としてJIS  R2511の2種に
適合する耐火物用アルミナセメントの製造を試みた結果
を表2に示した。製造の手順は上述の第4実施例と同じ
であり、表2から明らかなように、第5実施例方法によ
っても、JIS  R2511に適合する耐火物用アル
ミナセメントを得ることができた。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明方法を実施するのに使用する装置の例
を示し、第1図は第1乃至第3実施例において使用する
スラグ鍋の断面図であり、第2図は第4及び第5実施例
において使用する電気炉の断面図である。 1.11  溶融酸化期スラグ 出願人   中  部  鋼  鈑  株  式  会
  社用願人 有限会社 星 野 産 商

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電気炉による製鋼の過程で発生する電気炉スラグのうち
    の組成成分として酸化鉄を含む溶融酸化期スラグに、ア
    ルミニウム等の還元剤を添加し、該還元剤の添加により
    前記酸化鉄を分離した溶融改質スラグに、少なくとも酸
    化アルミニウム及び酸化カルシウムを含む成分調整材を
    添加し、該成分調整材を添加した溶融改質スラグを急速
    冷却することにより固化して微粉砕することを特徴とす
    る電気炉スラグを原料とするアルミナセメントの製造方
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006282486A (ja) * 2005-04-05 2006-10-19 Denki Kagaku Kogyo Kk アルミナセメント、アルミナセメント組成物及び不定形耐火物
WO2007129752A1 (ja) * 2006-05-10 2007-11-15 Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha アルミナセメントの製造方法及び不定形耐火物
CN105645795A (zh) * 2016-02-03 2016-06-08 中国地质大学(北京) 一种以铁尾矿为原料制备硫铝酸盐水泥熟料及其制备方法
CN105800975A (zh) * 2014-12-30 2016-07-27 登电集团水泥有限公司 一种冶炼铝渣在低碱度硫铝酸盐水泥中的应用方法
CN111635199A (zh) * 2020-06-28 2020-09-08 重庆知翔科技有限公司 一种高性能水泥及其制备方法
CN114920474A (zh) * 2022-04-21 2022-08-19 山东大学 一种利用铝灰和电石渣制备新矿物体系高温水泥的方法

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