JPH0483622A - ジシクロペンタジエンのrim成形方法 - Google Patents
ジシクロペンタジエンのrim成形方法Info
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- JPH0483622A JPH0483622A JP20014590A JP20014590A JPH0483622A JP H0483622 A JPH0483622 A JP H0483622A JP 20014590 A JP20014590 A JP 20014590A JP 20014590 A JP20014590 A JP 20014590A JP H0483622 A JPH0483622 A JP H0483622A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、主成分がジシクロペンタジェン(以下rDc
PDJと略称する。)である原料樹脂を用いた、DCP
DのRIM成形方法に関するものである。
PDJと略称する。)である原料樹脂を用いた、DCP
DのRIM成形方法に関するものである。
RIM成形(反応射出成形)は、複数の低分子量低粘度
の液体を、圧力下で混合室を通過させ、密閉金型内に混
合液として同時射出し、金型内で液成分を速やかに反応
させて弾性又は剛性に富む高分子体を形成する方法であ
り、混合液の流動性が良く、小さな加圧力で大きな金型
内にも速やかに充填できるため人中・大型の物品の成形
に好適で、又、金型に加わる成形圧が小さく、安価な合
成樹脂製金型も利用できる等の特徴を有している。
の液体を、圧力下で混合室を通過させ、密閉金型内に混
合液として同時射出し、金型内で液成分を速やかに反応
させて弾性又は剛性に富む高分子体を形成する方法であ
り、混合液の流動性が良く、小さな加圧力で大きな金型
内にも速やかに充填できるため人中・大型の物品の成形
に好適で、又、金型に加わる成形圧が小さく、安価な合
成樹脂製金型も利用できる等の特徴を有している。
特にRIM成形用樹脂としてDCPDが主成分であるメ
トン(商標名、帝人バーキュレス株式会社より販売され
ている)を用いたDCPDのRIM成形では、成形圧が
約2kgf/cJと小さ(、射出成形での成形圧が約4
00kgf/cJであるのに比べてはるかに低圧で成形
でき、又、成形収縮が小さ(てヒケを生じ難く、約10
闘の厚肉物の成形も可能である。そこで、ブルドーザ−
の上部外板や農業機械のボデーあるいは水上バイツのボ
デー等、強度を要求される中・大型殻状部材を、これま
で鋼板のプレス加工等により、場合によってはいくつか
に分割して製造していたのに代え、DCPDのRIM成
形により一体成形することも行われるようになってきた
。
トン(商標名、帝人バーキュレス株式会社より販売され
ている)を用いたDCPDのRIM成形では、成形圧が
約2kgf/cJと小さ(、射出成形での成形圧が約4
00kgf/cJであるのに比べてはるかに低圧で成形
でき、又、成形収縮が小さ(てヒケを生じ難く、約10
闘の厚肉物の成形も可能である。そこで、ブルドーザ−
の上部外板や農業機械のボデーあるいは水上バイツのボ
デー等、強度を要求される中・大型殻状部材を、これま
で鋼板のプレス加工等により、場合によってはいくつか
に分割して製造していたのに代え、DCPDのRIM成
形により一体成形することも行われるようになってきた
。
成形すべき物品にアンダーカット部がある場合、射出成
形と同様、開閉する金型の一方を、その開閉方向とは異
なる方向へ分離し得る分割金型にしたり、一方の金型に
開閉方向とは異なる方向へ出没する可動部を設けたりす
ることもあるが、構造が複雑になるため金型のコストが
増大し、安価な金型が使用できるというRIM成形の利
点が損なわれるし、物品の形状によっては上記手段の採
用が技術的あるいは経済的に難しい場合もあった。
形と同様、開閉する金型の一方を、その開閉方向とは異
なる方向へ分離し得る分割金型にしたり、一方の金型に
開閉方向とは異なる方向へ出没する可動部を設けたりす
ることもあるが、構造が複雑になるため金型のコストが
増大し、安価な金型が使用できるというRIM成形の利
点が損なわれるし、物品の形状によっては上記手段の採
用が技術的あるいは経済的に難しい場合もあった。
そこで本発明は前記事情に基づいて成されたものであり
、成形する物品に極端なアンダーカット部かある場合で
も、金型コストの大幅な増大を招くことなく、容易に成
形し得るDCPDのRIM成形方法を提供することを目
的とする。
、成形する物品に極端なアンダーカット部かある場合で
も、金型コストの大幅な増大を招くことなく、容易に成
形し得るDCPDのRIM成形方法を提供することを目
的とする。
前記目的を達成するための本発明によるDCPDのRI
M成形方法は、金型の内面に、成形品のアンダーカット
部を形成する置中子を磁力によって装着した後、RIM
成形を行ない、金型から成形品と一緒に置中子を取出し
、それから置中子を成形品より取外すこと特徴とするも
のである。
M成形方法は、金型の内面に、成形品のアンダーカット
部を形成する置中子を磁力によって装着した後、RIM
成形を行ない、金型から成形品と一緒に置中子を取出し
、それから置中子を成形品より取外すこと特徴とするも
のである。
本発明では、原料注入時の射出圧力が一般の射出成形に
比してはるかに小さいので、予め金型内に装着したアン
ダーカット部成形用の置中子か、原料の注入時から反応
固化に至るまで、磁力によって不動に固定されている。
比してはるかに小さいので、予め金型内に装着したアン
ダーカット部成形用の置中子か、原料の注入時から反応
固化に至るまで、磁力によって不動に固定されている。
又、成形品を金型から取出す際、置中子は磁力のみによ
って金型に装着されているので、成形品と一緒に取出さ
れる。
って金型に装着されているので、成形品と一緒に取出さ
れる。
以下、本発明によるDCPDのRIM成形方法について
図面を参照しつつ具体的に説明する。
図面を参照しつつ具体的に説明する。
第5図及び第6図は、本発明方法により成形される成形
品2の一例を示す斜視図とそのA−A断面図で、いずれ
も内面側を上にしである。この成形品2の場合、内面側
中央部に設けた箱状の連結部5の内面側がアンダーカッ
ト部3となる。尚、この成形品2を所定の物品に取付け
るには、所定の物品にかぎ状片(図示せず)を突設し、
本成形品2の連結部5に、その開口側からかぎ状片を嵌
め込むものである。
品2の一例を示す斜視図とそのA−A断面図で、いずれ
も内面側を上にしである。この成形品2の場合、内面側
中央部に設けた箱状の連結部5の内面側がアンダーカッ
ト部3となる。尚、この成形品2を所定の物品に取付け
るには、所定の物品にかぎ状片(図示せず)を突設し、
本成形品2の連結部5に、その開口側からかぎ状片を嵌
め込むものである。
上記成形品2を本発明方法で成形する場合、成形品2の
外面側を下側の金型(以下、下型と称する)6で形成し
、内面側を上方の金型(以下、上型と称する)1で形成
するが、上型1の内側の連結部5に対応する箇所に、連
結部5より大きな凹部8を予め設けておく。この四部8
はアンダーカットのない状態に形成され、後述の置中子
4の装着により、連結部5に対応した形状の空隙か形成
されるようになっている。
外面側を下側の金型(以下、下型と称する)6で形成し
、内面側を上方の金型(以下、上型と称する)1で形成
するが、上型1の内側の連結部5に対応する箇所に、連
結部5より大きな凹部8を予め設けておく。この四部8
はアンダーカットのない状態に形成され、後述の置中子
4の装着により、連結部5に対応した形状の空隙か形成
されるようになっている。
そしてまず、上型1の凹部8に置中子4を装着する。置
中子4の上端部に磁石9を設けると共に、上型]の相対
向する箇所を磁石9に吸着される材料で形成してあり、
置中子4は凹部8内の所定位置に磁力により固定され、
連結部5に対応したかぎ状でアンダーカットになった空
隙が形成される。
中子4の上端部に磁石9を設けると共に、上型]の相対
向する箇所を磁石9に吸着される材料で形成してあり、
置中子4は凹部8内の所定位置に磁力により固定され、
連結部5に対応したかぎ状でアンダーカットになった空
隙が形成される。
又置中子4の装着に正確を期すため、凹部8に段部10
を設け、置中子4の一部かその段部10に嵌まるように
しである。尚、上型1側に磁石9を設け、置中子4を磁
石9に吸着固定される材料で形成しても良い。
を設け、置中子4の一部かその段部10に嵌まるように
しである。尚、上型1側に磁石9を設け、置中子4を磁
石9に吸着固定される材料で形成しても良い。
この後は通常のRIM成形と同様に、上型1と下型6を
合わせてキャビティ7を形成し、キャビティ7内にRI
M成形用樹脂としてメトン(商標名)を充填する。この
際、メトンの充填圧が小さいので、磁力によって固定さ
れた置中子4が移動することはない。
合わせてキャビティ7を形成し、キャビティ7内にRI
M成形用樹脂としてメトン(商標名)を充填する。この
際、メトンの充填圧が小さいので、磁力によって固定さ
れた置中子4が移動することはない。
ここで、メトンは帝人バーキュレス株式会社より販売さ
れているRIM成形用樹脂の商標名であって、DCPD
を主原料としたオレフィン系架橋タイプの熱硬化性樹脂
で、DCPDに触媒活性化剤と重合開始時間調節剤及び
添加剤を加えたA液と、DCPDに安定化された触媒と
添加剤を加えたB液とからなり、両液の性状がほぼ同じ
であるため、RIM成形用樹脂としてはポリウレタン等
と比べて取扱が容易で、成形に際し約1:1の割合で混
合し、低圧で金型に注入するので、安価なRIM機、金
型が使用できるものである。
れているRIM成形用樹脂の商標名であって、DCPD
を主原料としたオレフィン系架橋タイプの熱硬化性樹脂
で、DCPDに触媒活性化剤と重合開始時間調節剤及び
添加剤を加えたA液と、DCPDに安定化された触媒と
添加剤を加えたB液とからなり、両液の性状がほぼ同じ
であるため、RIM成形用樹脂としてはポリウレタン等
と比べて取扱が容易で、成形に際し約1:1の割合で混
合し、低圧で金型に注入するので、安価なRIM機、金
型が使用できるものである。
メトンの反応及び冷却同化に要する時間、上下金型1,
6を閉鎖状態で保持する。
6を閉鎖状態で保持する。
それから、」−下金型1,6を開く。すると成形品2は
そのアンダーカット部3に置中子4が嵌まったままで上
型1から外れ、下型6側に残る。置中子4は磁力によっ
て上型1に固定されているだけなので、簡単に外れる。
そのアンダーカット部3に置中子4が嵌まったままで上
型1から外れ、下型6側に残る。置中子4は磁力によっ
て上型1に固定されているだけなので、簡単に外れる。
次に、成形品2と一緒に置中子4を下型6から上方へ起
こして取出す。
こして取出す。
そして、成形品2から置中子4を連結部5の開口側へ抜
性してアンダーカット部3を形成する。
性してアンダーカット部3を形成する。
その後、金型1,6や置中子4を洗浄し、次回の成形を
行なうものである。
行なうものである。
本発明によるDCPDのRIM成形方法は、上記の如く
金型の内面に、成形品のアンダーカット部を形成する置
中子を磁力によって装着した後、RIM成形を行ない、
成形品と一緒に置中子を金型から取出し、それから置中
子を成形品より取外すものであるから、アンダーカット
部を形成するための金型の構造が従来の分割金型等に比
して簡単であると共に、その取扱においても置中子の着
脱が付加されるのみで、しかも置中子は磁力により簡単
に所定位置に不動に固定できる。
金型の内面に、成形品のアンダーカット部を形成する置
中子を磁力によって装着した後、RIM成形を行ない、
成形品と一緒に置中子を金型から取出し、それから置中
子を成形品より取外すものであるから、アンダーカット
部を形成するための金型の構造が従来の分割金型等に比
して簡単であると共に、その取扱においても置中子の着
脱が付加されるのみで、しかも置中子は磁力により簡単
に所定位置に不動に固定できる。
従って本発明方法によれば、アンダーカット部を有する
成形品を、金型コストの増大を押さえつつ、容易に製造
できる。
成形品を、金型コストの増大を押さえつつ、容易に製造
できる。
第1図乃至第4図は本発明によるDCPDの1ぐIM成
形方法の主要な作業工程を示す縦断面図、第5図は本発
明方法により製造される成形品の一例を示す斜視図、第
6図はそのA−A断面図である。 ]・・・金型、2・・・成形品、3・・・アンダーカッ
ト部、4・・・置中子、9・・・磁石
形方法の主要な作業工程を示す縦断面図、第5図は本発
明方法により製造される成形品の一例を示す斜視図、第
6図はそのA−A断面図である。 ]・・・金型、2・・・成形品、3・・・アンダーカッ
ト部、4・・・置中子、9・・・磁石
Claims (1)
- 1、金型(1)の内面に、成形品(2)のアンダーカッ
ト部(3)を形成する置中子(4)を磁力によって装着
した後、RIM成形を行ない、成形品(2)と一緒に置
中子(4)を金型(1)から取出し、それから置中子(
4)を成形品(2)より取外すこと特徴とするジシクロ
ペンタジエンのRIM成形方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20014590A JPH0483622A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ジシクロペンタジエンのrim成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20014590A JPH0483622A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ジシクロペンタジエンのrim成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0483622A true JPH0483622A (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=16419539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20014590A Pending JPH0483622A (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | ジシクロペンタジエンのrim成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0483622A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4921012U (ja) * | 1972-05-26 | 1974-02-22 |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP20014590A patent/JPH0483622A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4921012U (ja) * | 1972-05-26 | 1974-02-22 |
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