JPH0482939A - 三交差織りスクリーンメッシュ織物 - Google Patents

三交差織りスクリーンメッシュ織物

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JPH0482939A
JPH0482939A JP2193833A JP19383390A JPH0482939A JP H0482939 A JPH0482939 A JP H0482939A JP 2193833 A JP2193833 A JP 2193833A JP 19383390 A JP19383390 A JP 19383390A JP H0482939 A JPH0482939 A JP H0482939A
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JP
Japan
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warp
strength
weft
screen mesh
mesh fabric
Prior art date
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Pending
Application number
JP2193833A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Seki
関 勝彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J II L KK
Original Assignee
J II L KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、主としてスクリーン印刷用スクリーンメツ
シュ基布に適する新規な三交差織りスクリーンメツシュ
織物に関するものである。
(従来の技術) 経糸と緯糸が互いに90°で交差している二輔織りで、
通常、平織りと称される、平織り、綾織りの組織よりな
るスクリーンメツシュかある。
糸素材は、ポリエステル、ナイロン、ステンレススチー
ル等が用いられ、製織し、スクリーン印刷等の広範囲の
分野に利用されている。
このスクリーンメツシュは、糸間オープニングのために
45°の方向に異方性を有し、斜め方向からの引っ張り
に対し、メツシュの歪み、捩れ等が大きく変形しやすい
。また横、縦方向の引っ張りに対しても歪みが生じ、捩
れ、綻び安く強度が小さいという欠点がある。特に、高
密度メツシュ織物の糸線径を細くすると糸強度が極端に
小さくなり、糸綿径幅を20μm以下とすることが実用
的に難がある。この結果、織り密度を高めることになり
、糸線間オープニングが狭く、インク、ペースト等の印
刷塗布剤の通過性が悪くなる欠点かある。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来のスクリーン印刷用スクリーンメツ
シュは、歪みを生じやすい、綻びやすい、インク、ペー
スト等の通過性が悪いという問題がある。
そこでこの発明は、歪みが生じに<<、強度か大であり
、かつインク、ペースト等の通過性も良好で、高精度、
高密度印刷に好適する三交差織りスクリーンメツシュ織
物を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、第1経糸は織物面を60°で直進し、第2
経糸は第1経糸と60°で交差して反対方向へ直進し、
緯糸は第1経糸並びに第2経糸と60°の角度で横に入
れ、第1経糸、第2経糸、緯糸の3本の糸が互いに交差
する構造とするものである。
(作用) 上記の手段により、三本交差メツシュ織物となり、引っ
張り挙動に対する等方性があり、引き裂き強度、折曲強
度、弾性強度、大きな剪断強度、破裂抵抗、摩耗抵抗に
すぐれたものとなる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明による三交差織りスクリーンメツシュ
織物を一部拡大して示す図である。
この織物は、第1経糸100は織物面を60゜で直進し
、第2経糸200は第1経糸と60°で交差して反対方
向へ直進し、緯糸300は第1経糸100並びに第2経
糸200と60°の角度でかつ交互に織る形で横に入れ
、第1経糸100、第2経糸200、緯糸300の3本
の糸が互いに交差する構成となっている。
上記のように構成されるメツシュ構造によると、1本の
緯糸300に対して、それぞれ60°の角度で2本の経
糸100と200が交差し、三本交差(三軸)メツシュ
となる。この織り形状により、引張り挙動における等方
性、引き裂き強度、弾性強度、折曲強度、大きな剪断抵
抗、破裂抵抗、摩耗抵抗に優れる。三交差による織りの
ために、歪み、摺れ、捩れ、綻びれが無く、超精密スク
リーン印刷に優れた高密度、高精度のメツシュとして用
いることができる。
このスクリーンメツシュによると、 (a)引き裂き、剪断強度が従来のメツシュ織物の4〜
5倍、 (b)オープニング面積と通過性が従来のメ・ンシュ織
物の2〜3倍 (C)オープニング形状が6角面であるために、インキ
・ペーストの切れがよく鮮明な印刷効果を得る特性が得
られる。
(d)バイヤス張りを要しないために基布の無駄がない
(e)同強度の′織物の場合、織り密度を減量し、軽量
化を得る特性がある。
(f)糸径線幅を細密とするメツシュ織りが可能となる
など多くの利点を備える。
第1経糸、第2経糸、緯糸の織物密度は、例えば糸綿径
幅を1とすると、これに対して糸間オープニングが2以
上とする密度である。
また、上記織物に用いる材料として、下記の材料のいず
れか1つが選定され、 即ち、 ポリメタ・フェニレン・フタアミド繊維(ケブラー) 糸線径5〜20μmΦ、強度380kgf/m2 弾性率13000kgf/mm2 デニール当り31g/d 又は、 ボリアリレート系繊維(ペクトラン) 糸線径5〜20μmΦ、強度368kgf/m2 デニール当り29g/d 又は 超強度Fe −C−8i  −Mn系金属合金繊維(サ
イファ−) 糸線径 5〜50.czmΦ、強度51.5 k g 
f / m 2 弾性率200 ’00 k g f / m m 2又
は、 ニッケル・チタン系形状記憶・超弾性合金繊維(KTS
/SMアロイ) 糸線径10〜20μmΦ、強度150〜240kgf/
mm2 回復応力60kgf/mm2 かつ、これらの各材料のモノフィラメント繊維及びその
繊維表面にホスファゼン系高分子樹脂をコーティング膜
イーj与または金属(N1、Cr s P d %PL
)等の表面コーテイング膜を付与された各材料を用られ
る。
上記の三交差織スクリーンメツシュ織物を製造する方法
としては、特殊織物の分野で開発されている三軸織また
は多軸織自動織り機を利用することも可能である。
第2図は上記スクリーンメツシュを織る機械の基本的な
動きを説明するために示した説明図である。
機台の上部には、自由に水平回転する円形ハウジングが
あり、この円形ハウジングに経糸ビームか設置され、こ
こから経糸が供給され下方向へ引き出されている。
経糸ビームは、コームを通って引き出され、糸の張力調
整装置と回転キャリア・チェノを通って下方の製織位置
へと送りだされる。キャリア部分では、全部の経糸は、
2つのシートに分割配列され垂直に下がる。
2つのシート即ち2つのグループに分割配列された経糸
11 (ビーム)と12(ビーム)は、第1、第2の経
糸に対応するものであり、互いに反対位置に向き合い、
それぞれグループ毎の特殊ベルト]3、]4に通される
ベルト13.14は、水平方向に回転する構造である。
このベルトが内方、あるいは外方へ移動することにより
シェッドが形成される。第2図(A)、(B)はベルト
13.14が往復移動し、かつ回転した状態を示してい
る。この状態からさらに第3図(A)、(B)に示すよ
うに、ベルト13.14は回転を伴いながら往復移動し
、緯糸の打ち込みを可能としている。
織打作用をするピータ−15,16は、緯糸パッケージ
から引き出されて糸を抑え、カムで作動するリジッド、
レピアにより緯糸は、ピータ−か抑えている開口中に挿
入され、反対位置にある前進し、挿入された緯糸を抑え
、ベルトは左右外方へと移動する。すると、左右のピー
タ−が打ちの役目をし、次の緯糸が挿入完了するまで緯
糸を抑えており終γと同時にピータ−と交替する。
製織された布の経糸か、第1図に示したように角度のあ
る経糸線を形成するのは、ビーム、ヤーンキャリア、ベ
ルトが円形運動に従っての経糸を移動させる結果であり
、ビームと糸のキャリアは、一定して動き、そして、ベ
ルトが片方の経糸のシトに沿って、織物の幅の移動した
時、経糸にとっては第1図に示した織物組織の左端又は
右端まで次々と組織点(交点)を作りながら進み、終り
となったところで、ベルトは反対側のシートの端末へと
移動して反対のグループに編入する。これは円運動の操
作によるものである。従って、経糸は端末で120°折
れ曲がって、新しい方向へと導かれる。これにより、3
本の糸が交互、交差する構造のスクリーンメツシュが得
られる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、歪みが生じに<
<、強度が大であり、かつインク、ペースト等の通過性
も良好で、高精度、高密度印刷に好適する三交差織りス
クリーンメツシュ織物を提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す構成説明図、第2図
及び第3図はこの発明の織物を製造する機械の例を原理
的に説明する説明図である。 100.200・・・経糸、300・・・緯糸。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1経糸は織物面を60°で直進し、第2経糸は
    第1経糸と60°で交差して反対方向へ直進し、緯糸は
    第1経糸並びに第2経糸と60°の角度で横に入れ、第
    1経糸、第2経糸、緯糸の3本の糸が互いに交差するこ
    とを特徴とした三交差織りスクリーンメッシュ織物。
  2. (2)第1経糸、第2経糸、緯糸の織物密度は、糸綿径
    幅を1とすると、これに対して糸間オープニングが2以
    上とする密度である三軸組織されたことを特徴とする請
    求範囲第1項記載の三交差織りスクリーンメッシュ織物
  3. (3)第1経糸、第2経糸、緯糸の交差された線間オー
    プニング構成形状は、6角面の形状をなすことを特徴と
    する請求範囲第1項記載の三交差織りスクリーンメッシ
    ュ織物。
  4. (4)上記織物に用いる材料として、下記の材料のいず
    れかのモノフィラメント形状繊維を用いられ、 ポリメタ・フェニレン・フタアミド繊維(ケプラー) 糸線径5〜20μmΦ、強度380kgf/mm^2 弾性率13000kgf/mm^2 デニール当り31g/d 又は、 ポリアリレート系繊維(ベクトラン) 糸線径5〜20μmΦ、強度368kgf/mm^2 デニール当り29g/d 又は 超強度Fe−C−Si・Mn系金属合金繊維(サイファ
    ー) 糸線径5〜50μmΦ、強度515kgf/mm^2 弾性率20000kgf/mm^2 又は、 ニッケル・チタン系形状記憶・超弾性合金繊維(KTS
    /SMアロイ) 糸線径10〜20μmΦ、強度150〜240kgf/
    mm^2 回復応力60kgf/mm^2 かつ、これらの各材料のモノフィラメント繊維及びその
    繊維表面にホスファゼン系高分子樹脂をコーティング膜
    付与または金属(Ni、Cr、Pd、Pt)等の表面コ
    ーティング膜を付与された各材料を用いることを特徴と
    する請求範囲第1項記載の三交差織りスクリーンメッシ
    ュ織物。
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