JPS6229899A - 防弾材 - Google Patents
防弾材Info
- Publication number
- JPS6229899A JPS6229899A JP60166860A JP16686085A JPS6229899A JP S6229899 A JPS6229899 A JP S6229899A JP 60166860 A JP60166860 A JP 60166860A JP 16686085 A JP16686085 A JP 16686085A JP S6229899 A JPS6229899 A JP S6229899A
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- Japan
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- bulletproof
- fabric
- amorphous alloy
- impact
- bulletproof material
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
従来、航空機、車輛または防弾チョッキなどの防弾材は
、引張り強度が高く、難燃性の化学繊維であるポリアミ
ド繊維（通称ケブラー織物）の織物を１０枚以上、数１
０枚重ねたもの、または厚さ１ｍｍ以上のＭｏ 、 Ｍ
ｎ 、 Ｃｒなどの鉄合金を適宜に切断した材料が利用
されている。
、引張り強度が高く、難燃性の化学繊維であるポリアミ
ド繊維（通称ケブラー織物）の織物を１０枚以上、数１
０枚重ねたもの、または厚さ１ｍｍ以上のＭｏ 、 Ｍ
ｎ 、 Ｃｒなどの鉄合金を適宜に切断した材料が利用
されている。
しかし繊維のみの防弾材は、耐弾性が低く、例えば直径
９咽の拳銃弾を１０ｍの距離から発射した場合、従来こ
れを防ぐ防弾材としてポリアミド繊維、経、緯ともｉ、
ｏ ｏ ｏデニールの糸で製織した厚み０１６６膿の
ケプラー織物をろ２枚重ね、これを１０口の厚みの粘土
の上にセットしたとき、発射された弾は、このケブラー
織物１１枚目位で貫通は止まるが、繊維に伸縮性がある
ため着弾点で粘土は約′５５咽陥没する。
９咽の拳銃弾を１０ｍの距離から発射した場合、従来こ
れを防ぐ防弾材としてポリアミド繊維、経、緯ともｉ、
ｏ ｏ ｏデニールの糸で製織した厚み０１６６膿の
ケプラー織物をろ２枚重ね、これを１０口の厚みの粘土
の上にセットしたとき、発射された弾は、このケブラー
織物１１枚目位で貫通は止まるが、繊維に伸縮性がある
ため着弾点で粘土は約′５５咽陥没する。
このような現象は防弾材として好ましくないので、この
欠点を排除する目的で、要所に鋼板を挿入して陥没を防
いでいる。
欠点を排除する目的で、要所に鋼板を挿入して陥没を防
いでいる。
しかし、鋼板の併用は重量が増加することと柔軟性が阻
害されるため、これを防弾チョッキに利用した場合、敏
捷な行動ができない。
害されるため、これを防弾チョッキに利用した場合、敏
捷な行動ができない。
また、鋼板のみを利用したものも多く用いられているが
、一般に鋼板の厚みは１．２ ｍｍ以上となるので重量
が問題となる。
、一般に鋼板の厚みは１．２ ｍｍ以上となるので重量
が問題となる。
このように、従来の防弾材には、軽量で柔軟性に富み耐
弾性に優れた材料は見当らないが、この問題点を解決し
、軽量で且つ柔軟性に富み優れた耐弾性を有するのが、
アモルファス合金を用いた織編物である。
弾性に優れた材料は見当らないが、この問題点を解決し
、軽量で且つ柔軟性に富み優れた耐弾性を有するのが、
アモルファス合金を用いた織編物である。
本発明の発明者は、アモルファス合金フープ材に銅など
の金属メッキを施し、メッキしたフ−プ材を細い任意の
幅の糸状にスリットし、この糸状のアモルファス合金を
用いて織編物とする一連のプロセスを開発したが、アモ
ルファス合金によって得た織物が、防弾材として優れた
特性を有していることを発見した。
の金属メッキを施し、メッキしたフ−プ材を細い任意の
幅の糸状にスリットし、この糸状のアモルファス合金を
用いて織編物とする一連のプロセスを開発したが、アモ
ルファス合金によって得た織物が、防弾材として優れた
特性を有していることを発見した。
即ち、この合金は下記表に示す通シ極めて硬く、強度と
耐食性に優れた極薄の新素材である。
耐食性に優れた極薄の新素材である。
アモルファス合金、Ｆｅ ９２％、８ｉ ５％、Ｂ３多
の特性、厚さ０．０２５開 破度 約Ｈｖ １．０００ 抗張力 約３００ＫＩｉ／、ＩＩＪｉ 耐食性 ステンレスに近いか、同じ位 アモルファス合金の特性、硬度Ｈｖ １． ＯＯＯと抗
張力３ＤＯＫｙ／−は高炭素鋼（ＣＤ、 ５係、Ｍｎ０
．９％）の特性、硬度２００と抗張力約８０Ｋｇ／−と
比較して極めて高い特性を有している。しかもアモルフ
ァス合金は、厚みが０、 Ｏ２５ｒｔａｎと薄いので軽
量であり、この合金を用いて織物とした場合、１ｒｎ’
の重量は約３００ｇで、これを数枚重ねても、鋼板と比
較し、格段の軽量化が可能となる。
の特性、厚さ０．０２５開 破度 約Ｈｖ １．０００ 抗張力 約３００ＫＩｉ／、ＩＩＪｉ 耐食性 ステンレスに近いか、同じ位 アモルファス合金の特性、硬度Ｈｖ １． ＯＯＯと抗
張力３ＤＯＫｙ／−は高炭素鋼（ＣＤ、 ５係、Ｍｎ０
．９％）の特性、硬度２００と抗張力約８０Ｋｇ／−と
比較して極めて高い特性を有している。しかもアモルフ
ァス合金は、厚みが０、 Ｏ２５ｒｔａｎと薄いので軽
量であり、この合金を用いて織物とした場合、１ｒｎ’
の重量は約３００ｇで、これを数枚重ねても、鋼板と比
較し、格段の軽量化が可能となる。
また、本発明はアモルファス合金を織物化したので鋼板
と異なり、柔軟で、どのような形状の構造物にも加工が
容易にできる特徴を有−している。
と異なり、柔軟で、どのような形状の構造物にも加工が
容易にできる特徴を有−している。
本発明の防弾材は、上述したアモルファス合金の緒特性
を利用し、ケプラー織物などの硬度と引っ張シ強度の低
いことと、伸縮性を有するだめの耐弾性に劣る諸欠点を
カバーし、まだ鋼板使用の欠点である重いことと、柔軟
性に欠ける点を改善し、耐弾性に富み、加工と利用方法
に優れた新規な防弾材の発明である。
を利用し、ケプラー織物などの硬度と引っ張シ強度の低
いことと、伸縮性を有するだめの耐弾性に劣る諸欠点を
カバーし、まだ鋼板使用の欠点である重いことと、柔軟
性に欠ける点を改善し、耐弾性に富み、加工と利用方法
に優れた新規な防弾材の発明である。
本発明による防弾材の構造は、アモルファス合金を用い
た織物と、ケブラー織物または炭素繊維などの合成繊維
の織物とを任意の枚数と、任意の積層方法により積層し
、これをステンレス繊維の縫糸などで縫合して一体化し
たものである。
た織物と、ケブラー織物または炭素繊維などの合成繊維
の織物とを任意の枚数と、任意の積層方法により積層し
、これをステンレス繊維の縫糸などで縫合して一体化し
たものである。
このように積層縫合された防弾材は、目的とする形状に
合せて裁断され、航空機、車輌、または防弾チョッキや
防弾帽などに利用される。
合せて裁断され、航空機、車輌、または防弾チョッキや
防弾帽などに利用される。
以下実施例によシ説明する。
Ｆｅ ９２％、Ｓｉ５％、８３％の合金組成で厚み０．
０２５ ａｍ、長さ３００ｍのアモルファス合金フープ
材に、０．３μｍの銅メッキを施し、このフープ材から
幅１．８ ｍｍにスリットした平糸状のものを経緯とも
に原糸として、幅１ｍ、長さ３００ｍＫ製織したアモル
ファス織物と、経緯とも１．０００デニールの原糸を用
いた１ｍの幅で３００ｍのケプラー織物（例えば鐘紡製
煮７１３）とを用いて次の２種類の組合せを行った０ ■の組合せ方法は、ケブラー織物１１枚と、アモルファ
ス織物１０枚交互の組合せで、表裏ともケプラー織物と
なる構成のもの。
０２５ ａｍ、長さ３００ｍのアモルファス合金フープ
材に、０．３μｍの銅メッキを施し、このフープ材から
幅１．８ ｍｍにスリットした平糸状のものを経緯とも
に原糸として、幅１ｍ、長さ３００ｍＫ製織したアモル
ファス織物と、経緯とも１．０００デニールの原糸を用
いた１ｍの幅で３００ｍのケプラー織物（例えば鐘紡製
煮７１３）とを用いて次の２種類の組合せを行った０ ■の組合せ方法は、ケブラー織物１１枚と、アモルファ
ス織物１０枚交互の組合せで、表裏ともケプラー織物と
なる構成のもの。
■の組合せ方法は、表１枚をケプラー織物とし、２枚目
より１１枚目までの１０枚をアモルファス織物とし、１
２枚目より２０枚目の９枚をケプラー織物とした組合せ
の防弾材を作製した０ 両方法とも組合せのだめの縫合は、超鋼針とステンレス
縫合糸（１２μｍＸ３）Ｘ１００本の撚り糸を用いて、
織物の両端および中心の５点を縦方向に連続的に縫合し
て防弾材を作製した。
より１１枚目までの１０枚をアモルファス織物とし、１
２枚目より２０枚目の９枚をケプラー織物とした組合せ
の防弾材を作製した０ 両方法とも組合せのだめの縫合は、超鋼針とステンレス
縫合糸（１２μｍＸ３）Ｘ１００本の撚り糸を用いて、
織物の両端および中心の５点を縦方向に連続的に縫合し
て防弾材を作製した。
上記実施例によって得た■、０２種の組合せを異にした
防弾材の耐弾性テストを次の方法によって行い、この防
弾材の効果をテストした。
防弾材の耐弾性テストを次の方法によって行い、この防
弾材の効果をテストした。
２種の組み合せの防弾材を幅３０ｃＩｒＬに切断し、幅
３０ｃｍ、厚さ１０ｃ７ｒＬに成型した粘土の上に、２
種別々にセットし、１０ｍの距離から直径９飾の拳銃弾
を発射した。その結果■の組合せの防弾材では弾は１０
枚目位で止まシ、着弾点での粘土の陥没は約２０膿であ
った。
３０ｃｍ、厚さ１０ｃ７ｒＬに成型した粘土の上に、２
種別々にセットし、１０ｍの距離から直径９飾の拳銃弾
を発射した。その結果■の組合せの防弾材では弾は１０
枚目位で止まシ、着弾点での粘土の陥没は約２０膿であ
った。
また、■の組合せの防弾材では、発射した弾は表層から
８枚目〜９枚目のアモルファス織物層で止まり、着弾点
の粘土の陥没は約１５胴と■の組立ての防弾材よシ、耐
弾性に優れていることが判明し、従来のケプラー織物の
みの防弾材の着弾点における粘土の陥没３３ｒｒｒＩｎ
と比較して、両方法とも優れていることが認められた。
８枚目〜９枚目のアモルファス織物層で止まり、着弾点
の粘土の陥没は約１５胴と■の組立ての防弾材よシ、耐
弾性に優れていることが判明し、従来のケプラー織物の
みの防弾材の着弾点における粘土の陥没３３ｒｒｒＩｎ
と比較して、両方法とも優れていることが認められた。
この効果は、弾が鉄板のような剛性の物体に当たった場
合、弾の衝撃エネルギーは、命中点に約１０チで９０％
のエネルギーは剛体に分散するので陥没しないが、剛性
が無く、伸縮性のあるケブラー織物では、衝撃エネルギ
ーが分散せず、命中点に集中し、粘土の陥没は３５聾と
大きくなる。
合、弾の衝撃エネルギーは、命中点に約１０チで９０％
のエネルギーは剛体に分散するので陥没しないが、剛性
が無く、伸縮性のあるケブラー織物では、衝撃エネルギ
ーが分散せず、命中点に集中し、粘土の陥没は３５聾と
大きくなる。
アモルファス合金を織物状にし、ケブラー織物と組合せ
だ防弾材の耐弾性が、ケブラー織物のみの防弾材よυ優
れている理由は、アモルファス合金が硬く、且つ引張り
強度が高い合金なので、この合金の織物を積層したこと
によシ、弾の着弾点に於ける衝撃エネルギーは、ケブラ
ー織物の如く命中点に集中せず分散されるので、上記テ
ストに見られる効果を発揮した。
だ防弾材の耐弾性が、ケブラー織物のみの防弾材よυ優
れている理由は、アモルファス合金が硬く、且つ引張り
強度が高い合金なので、この合金の織物を積層したこと
によシ、弾の着弾点に於ける衝撃エネルギーは、ケブラ
ー織物の如く命中点に集中せず分散されるので、上記テ
ストに見られる効果を発揮した。
本発明の防弾材は、織物状のため柔軟であり、厚みはア
モルファス織物１０枚を重ねても約０．５−と薄く、ケ
ブラー織物１０枚と組合せても約４〜５朋程度の厚みで
、従来のケプラー織物３２枚を重ねた厚み約１２輔と比
べ１／２以下である。
モルファス織物１０枚を重ねても約０．５−と薄く、ケ
ブラー織物１０枚と組合せても約４〜５朋程度の厚みで
、従来のケプラー織物３２枚を重ねた厚み約１２輔と比
べ１／２以下である。
このように本発明の防弾材は、耐弾性に優れ・薄く、軽
量で、且つ柔軟性に富む、新規にして有効な防弾材であ
る。
量で、且つ柔軟性に富む、新規にして有効な防弾材であ
る。
Claims (1)
- アモルファス合金を用いて製作した織物または編物と、
ポリアミド繊維または炭素繊維を用いて製作した織物を
、それぞれ最低５枚以上で積層状に組み合せ、耐弾性を
付与した防弾材
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60166860A JPS6229899A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 防弾材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60166860A JPS6229899A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 防弾材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6229899A true JPS6229899A (ja) | 1987-02-07 |
Family
ID=15838984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60166860A Pending JPS6229899A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 防弾材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6229899A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02183798A (ja) * | 1989-01-06 | 1990-07-18 | Fuji Heavy Ind Ltd | 防弾構造体 |
| JPH0482939A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-16 | J Ii L Kk | 三交差織りスクリーンメッシュ織物 |
| US6850434B2 (en) | 1995-01-31 | 2005-02-01 | Renesas Technology Corp. | Clock synchronized nonvolatile memory device |
| CN109808266A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-05-28 | 东莞辰越新材料科技有限公司 | 一种非晶合金复合防弹材料及其制备方法 |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP60166860A patent/JPS6229899A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02183798A (ja) * | 1989-01-06 | 1990-07-18 | Fuji Heavy Ind Ltd | 防弾構造体 |
| JPH0482939A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-16 | J Ii L Kk | 三交差織りスクリーンメッシュ織物 |
| US6850434B2 (en) | 1995-01-31 | 2005-02-01 | Renesas Technology Corp. | Clock synchronized nonvolatile memory device |
| CN109808266A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-05-28 | 东莞辰越新材料科技有限公司 | 一种非晶合金复合防弹材料及其制备方法 |
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