JPH048287Y2 - - Google Patents

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JPH048287Y2
JPH048287Y2 JP11664286U JP11664286U JPH048287Y2 JP H048287 Y2 JPH048287 Y2 JP H048287Y2 JP 11664286 U JP11664286 U JP 11664286U JP 11664286 U JP11664286 U JP 11664286U JP H048287 Y2 JPH048287 Y2 JP H048287Y2
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air
fuel ratio
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control
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は触媒コンバータを備えた4輪駆動
(4WD)車両用内燃機関の空燃比制御装置に関す
る。
〔従来の技術〕
4輪駆動車両において、低速状態での4輪駆動
走行時(所謂パートタイム4WD車両では切替え
レバーを4輪駆動状態に切替えた時)に、空燃比
をリツチとしたものが公知である。(例えば特願
昭60−221392号参照)これは、即ち4輪駆動状態
ではエンジンにかかる負荷の変動が大きい一方、
アイドル回転に近い低速状態ではエンジンのトル
ク自体が低く、通常の空燃比に制御するとエンジ
ンのトルクとして負荷の変動に耐えるに十分でな
く、エンジンが不安定になるのを防止するためで
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
公知技術では低速での4輪駆動では空燃比をリ
ツチにしているが、そのため触媒コンバータ触媒
コンバータを備えた内燃機関では触媒臭の発生が
ある。異臭は燃料中の硫黄分が触媒表面に付着す
ることにより発生するが、空燃比のリツチ化によ
つて触媒中に保持されるO2量が少なくなり、硫
黄分が触表面に付着するため、触媒臭が出てくる
のである。
この考案は、4輪駆動車両における、触媒コン
バータにおける触媒臭の解消を図ることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図において4輪駆動車両において内燃機関
は排気管1に触媒コンバータ1aを備える。この
考案の空燃比制御装置は、触媒コンバータの上流
への二次空気の導入を制御する手段2と、内燃機
関に導入される混合気の空燃比を制御するための
手段3と、空燃比制御手段3により制御される空
燃比を閉ループ制御する手段4aと、空燃比制御
手段により制御される空燃比を開ループ制御する
手段4bと、エンジン運転状態より閉ループ制御
条件か開ループ制御条件かを判別する手段5と、
閉ループ制御条件か開ループ制御かに応じて閉ル
ープ制御手段と開ループ制御手段とを取り替える
手段6と、車両の低速走行状態を検出する手段8
と、4輪駆動状態における低速運転において開ル
ープ制御に固定すると共に二次空気導入手段2を
作動させる手段9とより構成される。
〔作用〕
判別手段5は、通常時は、閉ループ制御条件
か、開ループ制御条件かを判別し、閉ループ制御
又は開ループ制御を実行する。
4輪駆動状態でかつ低速運転のときは制御手段
9aは開ループ制御手段4aを作動させ、かつ二
次空気制御手段2を駆動し、二次空気の供給を行
なう。
〔実施例〕
第2図において、12はピストン、14はコネ
クテイングロツド、16は燃焼室、18は点火
栓、20は吸気弁、21は吸気ポート、22は排
気弁、23は排気ポートである。吸気ポート21
は吸気管24、サージタンク26、スロツト弁2
8を介してエアフローメータ30に接続される。
排気ポート23は排気マニホルド32、排気管3
4を介して触媒コンバータ36に接続される。
燃料インジエクタ38は各気筒毎において吸気
ポート21の近傍の吸気管24に取付られる。
40はデイストリビユータで、共通電極は点火
装置42の点火コイルに接続される。また分配電
極は各気筒の点火栓18に接続される。
二次空気導入システムはリード弁44を備え
た、所謂エアサクシヨンシステムである。リード
弁44はその上流側が空気フイルタ46に接続さ
れ、下流は二次空気制御弁48及びエアサクシヨ
ン通路50を介して排気マイホルド32に接続さ
れる。二次空気制御弁48は常態では閉じてお
り、冷間時には開放され、二次空気を導入するこ
とにより触媒コンバータにおける触媒の活性を促
進するためのものである。
二次空気制御弁48は、この実施例では、負圧
により駆動されるもので、ダイヤフラム54を備
え、ダイヤフラム54は負圧通路56を介して電
磁切替弁58に連結される。切替弁58はダイヤ
フラム54を空気フイルタ60に連通する位置
と、サージタンク26に連通する位置とで切り替
わる。常態では、切替弁58はダイヤフラム54
を大気圧側に接続し、このとき二次空気制御弁4
8は閉弁するため二次空気の導入は行われない。
切替弁58を励磁することによりダイヤフラム5
4はサージタンク26の負圧に連通され、二次空
気制御弁48が開弁され、二次空気の導入が行わ
れる。
59は変速機を示しており、実施例では4WD
−2WDの切替え可能な所謂パートタイム型4WD
−2WD切替機構61に連結される。62はチエ
ンジレバー、63は4WD−2WD切替えレバーを
示している。
制御回路64はその発明による空燃比制御を行
なうためのものであり、マイクロコンピユータシ
ステムとして構成される。制御回路64はマイク
ロプロセシングユニツト(MPU)66と、メモ
リ68と、入力ポート70と、出力ポート72
と、これらの要素を接続するバス74とより構成
される。入力ポート70は各センサに接続され、
エンジン運転条件信号が入力される。エアフロー
メータ30からは吸入空気量Qに応じた信号が入
力される。デイストリビユータ40にはクランク
角センサ72,74が取付けられ、分配軸の回
転、即ちクランク軸の回転に応じたパルス信号が
得られる。即ち、第1のクランク角センサ72は
エンジンの1回転、即ち720°CA毎のパルス信号
Gを発生し、第2のクランク角センサ74は
30°CA毎のパルス信号を発生し、エンジン回転数
NEを知ることができる。
空燃比センサ(例えばO2センサ又はリーンセ
ンサ)75は排気管34において二次空気導入通
路50の下流で、触媒コンバータ36の上流に設
置される。空燃比センサ75はなるべく排気マニ
ホルド32から離れて配置され、排気ガスの熱的
な影響から遮断することができる。
車速センサ76は変速機59の出力軸の回転数
である車速SPDに応じた信号を発生する。また、
レバー位置制御手段77は4WD−2WD切替え機
構61の切替えレバー63が4WD駆動位置か、
2WD駆動位置かを検地するものである。
メモリ68にはこの発明に従つて空燃比制御及
びエアサクシヨン制御を行なうためのプログラム
が格納される。出力ポート72は、燃料インジエ
クタ38、電磁切替弁58、更に点火装置42の
イグナイタに接続される。
以下制御回路64の作動をフローチヤートによ
つて説明する。第3図は燃料噴射量(TAU)の
演算ルーチンを示す。このルーチンは燃料噴射を
開始すべき、例えば吸気行程の初めのクランク角
度をクランク角センサ72,74からの信号によ
つて検地することにより実行が開始される。ステ
ツプ100では基本噴射量Tpの演算が、 Tp=k×Q/NE によつて実行される。kは定数である。
ステツプ102では燃料噴射量TAUの演算が TAU=FAF×Tp×(1+α)β+γ によつて演算される。ここにFAFは空燃比フイ
ードバツクによる補正係数である。また、α,
β,γはこの発明と直接関係しない他の補正係
数、補正量を代表的に示すものである。ステツプ
104では演算された燃料噴射量信号TAUが出
力ポート72より出力される。そのため、演算さ
れた量の燃料がインジエクタ38より噴射され
る。
第4図は空燃比フイードバツク補正係数FAF
の演算ルーチンであり、このルーチンは一定時間
毎に実行される。ステツプ106ではフラグFX
=1か否か判別される。このフラグFXは後述の
エアサクシヨン制御ルーチンによりエアサクシヨ
ン実行時に“1”とセツトされ、エアサクシヨン
を行わない通常時は“0”とリセツトされる。
エアサクシヨン実行時はステツプ108に進
み、フイードバツク補正係数FAF=1とされる。
そのため、空燃比は開ループ制御(非フイードバ
ツク制御)となる。
エアサクシヨン非実行時はステツプ106より
ステツプ110に進み、空燃比センサ75からの
信号Ox=1か否か判別される。空燃比が理論空
燃比又は設定空燃比よりリツチのとき空燃比をリ
ーン側に動かすためステツプ112に進み、
FAFがδ1だけデクリメントされる。空燃比が理
論空燃比よりリーンのときは空燃比をリツチ側に
動かすため、ステツプ110より114に進み、
FAFがδ2だけインクリメントされる。ステツプ
112,114における閉ループ制御(フイード
バツク制御)により空燃比は所定値に制御され
る。
第5図はエアサクシヨン制御ルーチンを示すも
のであり、このルーチンも一定時間毎に処理され
るルーチンである。ステツプ120では今4WD
走行中か否か判別される。ステツプ122では車
速SPDが所定値以下か否か判別される。2WD走
行のとき、又は4WD走行でも車速が高いときは
ステツプステツプ124に進み、エアサクツシヨ
ンフラグFX=0とされる。その結果、空燃比は
閉ループ制御となる(第4図のステツプ112、
又は114)。次に、ステツプ126に進み、電
磁弁58は消磁され、ダイヤフラム54は空気フ
イルタ60に連通される。そのため、二次空気空
気制御弁48は閉弁されエアサクシヨンは行われ
ない。
4WD走行でかつ車速SPDが低いときはステツ
プ128に進み、エアサクシヨンフラグFX=1
とされる。その結果、空燃比は開ループ制御
(FAF=1)となる(第4図のステツプ108)
次に、ステツプ130に進み、電磁弁58に駆動
信号が印加される。そのため、サージタンク26
から吸気管負圧がダイヤフラム54に作用され、
二次空気制御弁48は開弁される。そのため、空
気フイルタ46からの二次空気がリード弁44よ
り、二次空気導入通路50を介して排気マニホル
ド32に導入される。開ループ制御によつて空燃
比がリツチとされたことから、触媒コンバータ3
6での燃料が過剰になるが、二次空気によつて適
当に薄められ、触媒臭の発生が抑制される。
実施例では車速SPDを検出しているが、この
代わりにエンジン回転数を検出し、エンジン回転
数が小さい4WD走行において空燃比フイードバ
ツク制御を中止し、二次空気導入を行なうように
することも可能である。
また実施例は、パートタイマ4WD車輛への応
用を説明しているが、フルタイム4WD車輛にも
適用することができる。
〔効果〕
この考案によれば、4WD駆動状態において車
速又はエンジン回転数が低いときは、空燃比フイ
ードバツク制御を中止するとともに、二次空気を
導入している。フイードバツク制御の中止により
混合気の空燃比はリツチとなり、エンジントルク
変動が抑えられ、荒地走行時の運転性を向上する
ことができる。また、二次空気の導入により触媒
コンバータのところで燃料の過剰は適当に抑制さ
れ、触媒臭の発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構成を示す図。第2図はこ
の考案の実施例の構成を示す図。第3図から第5
図は第2図の制御回路の作動を説明するフローチ
ヤート。 24……吸気管、28……スロツトル弁、30
……エアフローメータ、34……排気管、36…
…触媒コンバータ、38……燃料インジエクタ、
44……リード弁、48……二次空気制御弁、5
8……電磁切替弁、64……制御回路、76……
車速センサ、77……レバー位置センサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 排気管に触媒コンバータを配置した4輪駆動車
    両用内燃機関において、以下の構成要素より成る
    空燃比制御装置、 触媒コンバータの上流への二次空気の導入を制
    御する手段、 内燃機関に導入される混合気の空燃比を制御す
    るための手段、 空燃比制御手段により制御される空燃比を閉ル
    ープ制御する手段、 空燃比制御手段により制御される空燃比を開ル
    ープ制御する手段、 エンジン運転状態より閉ループ制御条件か開ル
    ープ制御条件かを判別する手段、 閉ループ制御条件か開ループ制御かに応じて閉
    ループ制御手段と開ループ制御手段とを切り替え
    る手段、 車両の低速走行状態を検出する手段、 4輪駆動状態における低速運転において開ルー
    プ制御に固定すると共に二次空気導入手段を作動
    させる手段。
JP11664286U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH048287Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11664286U JPH048287Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11664286U JPH048287Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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Publication Number Publication Date
JPS6324346U JPS6324346U (ja) 1988-02-17
JPH048287Y2 true JPH048287Y2 (ja) 1992-03-03

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