JPH0482864A - ターシャリーブチルアミンの製造方法 - Google Patents

ターシャリーブチルアミンの製造方法

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JPH0482864A
JPH0482864A JP2193908A JP19390890A JPH0482864A JP H0482864 A JPH0482864 A JP H0482864A JP 2193908 A JP2193908 A JP 2193908A JP 19390890 A JP19390890 A JP 19390890A JP H0482864 A JPH0482864 A JP H0482864A
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Tadamitsu Kiyoura
清浦 忠光
Motomasu Kawai
河井 基益
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はターシャリ−ブチルアミンの製造方法、より詳
細には、イソブテンまたは、ターシャリーブクノールと
アンモニアから直接−段の反応操作でターシャリ−ブチ
ルアミンを製造する方法に関するものである。
ターシャリ−ブチルアミン(以下も一ブチルアミンと略
記する)は、ゴム薬品、農薬、医薬品なとの合成原料ま
たは溶剤として用いられる有用な化合物であり、特にゴ
ム葉間モルホリンの代替化合物として、タイヤの加硫促
進剤として使用される。
(従来の技術〕 t−ブチルアミンは、現在イソブテンに青酸を附加させ
、次いでこれを酸アミドとし、アルカリ性下に蟻酸ソー
ダを脱離させて製造する方法(U S P 4,13L
642); t−ブチルアルコールと青酸を反応させ、
次いで、これにメタノールと水とを酸触媒の存在下に反
応させて、目的物と蟻酸メチルとする方法(EP  5
0,870);メチル−L−メチルエーテル(MTBE
)と青酸を反応させ、これを次いで水とメタノールの混
合溶媒中で還流する方法(EP  50,869)等に
より製造されている。
而して、t−ブチルアミン製造の従来法は上述の如く工
程が多段で繁雑であり、青酸の如き有毒で取扱いが繁雑
な出発物質を用いること、蟻酸メチルまたは蟻酸ソーダ
等の副生成物が生じる等の問題点がある。
上記の様な問題の無い、−工程で副生成物も生じない、
t−ブチルアミンの製造法として、イソブテンとアンモ
ニアとをシリカ−アルミナ、またはゼオライト類を触媒
として用い直接反応させる方法も提案されている(J、
Org、Chem、、534594〜4596(198
8) )。しかしながら、シリカ−アルミナ、またはゼ
オライト類を触媒とする方法では、反応速度も遅く、空
時収率(S、 T、 Y)も低く、触媒性能が工業的操
業に耐え得るレベルに到達していない等の問題点がある
〔発明が解決しようとする課題〕
従来実施されているt−ブチルアミンの製造法では、上
述の如く、工程が長く、毒性の激しい出発物質を用い、
また副生成物が併産する等の問題点がある。イソブテン
とアンモニアとから一工程でも一ブチルアミンを得る方
法の提案では、用いる触媒の活性が劣り、反応速度、空
時収率が低く、工業的操作に耐え得ない等の難点がある
本発明の目的は、上述の如き問題点の無い、tブチルア
ミンの製造法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
これらの問題点を解決するために、t−ブチルアミンの
製造方法、特にイソブテンまたはt−ブチルアルコール
とアンモニアとを反応させる際に使用する触媒の広範な
検討を実施した。その結果、シリカとアルミナの組合わ
せを除いて、シリカ、チタニア、ジルコニア、アルミナ
、イツトリア、マグネシア、酸化亜鉛、酸化モリブデン
、酸化クロム、酸化タングステンおよび酸化ホウ素から
成る群から選んだ二種以上の組合わせの混合酸化物の存
在下に反応を実施することにより、イソブテンまたはt
−ブチルアルコールとアンモニアから直接−段の反応で
も一ブチルアミンを高い反応速度と高い空時収率で取得
できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、イソブテンまたは、t−ブチルアルコ
ールとアンモニアとを、上記した酸化物から成る群から
選んだ二種以上の組合わせの混合酸化物を触媒として、
反応させることを特徴とするt−ブチルアミンの製造法
である。
本発明の方法に於いて、触媒として用いる混合酸化物は
以下に示す如きものである。
混合酸化物を調製するには、上記した酸化物の群から選
んだ二種以上を化学的に混合することにより実施する。
単に酸化物を物理的に混合することによっては触媒活性
を示す混合酸化物とはならない。化学的に混合された混
合物を得るには、■混合酸化物の出発原料となる元素を
含有する、可溶性の塩類例えば、硝酸塩、硫酸塩、塩化
物、オキシ塩化物、または、有機酸塩等の混合水溶液に
アンモニア水、苛性アルカリ、または炭酸ソーダ等の塩
基性物質を添加することにより、混合酸化物の原料とな
る混合ヒドロゲル(水酸化物)または混合炭酸塩等の沈
澱を生成させ、これを濾別、洗浄、乾燥、焼成すること
により製造する。
■別々に調製したヒドロゲル、炭酸塩、または塩基性炭
酸塩を湿式混錬し、乾燥、焼成することにより製造する
■−成分の酸化物または水酸化物に第二成分として添加
する元素の可溶性塩を熔解した水溶液を含浸し、乾燥、
焼成することにより製造する。
混合酸化物は前述した群から選ばれた二種または二種以
上の酸化物の組合わせであって、その組合わせからシリ
カとアルミナの二成分系混合酸化物の組合わせを除いた
ものである。ここで例えばシリカ−アルミナ−クロミア
の如き三成分系の組合わせは本発明の範囲に包含される
混合酸化物の組成は、各々の組合わせで最適の組成を選
定すべきであるが、二成分系混合酸化物(D 場合ニi
;! 1 / 10〜10/1の範囲が通常好ましい範
囲として選ばれる。
触媒調製の際には通常、混合ヒドロゲルの粉末を打錠成
形、または、混合ヒドロゲルのペーストを押出し成形し
、これらを400〜700 ’Cの温度で焼成し触媒体
として反応に供する。
本発明の方法によるイソブテンまたは、t−ブチル−ア
ルコールとアンモニアとの反応は、上述の触媒の存在下
に、反応温度200〜400’C,好ましくは250〜
350 ’Cの範囲で、反応圧力10kg/cボ〜30
0kg/cボで実施する。
反応に供するイソブテンまたはt−ブチルアルコールと
アンモニアのモル比(Ca/N’As)の値は2/1〜
1/10であり、通常は1/1〜1/4の範囲が多用さ
れる。
イソブテンまたはt−ブチルアルコールとアンモニアの
反応混合物の触媒層への供給速度は、GH3V (NT
P換算、ガス空間速度)で200〜10000hr−’
、通常は500〜3000hr−’の範囲である。
反応器は、通常の固定床または、固定床の多管式反応器
が使用される。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を説明する。
(実施例−1) 氷水中に攪拌しなから四塩化チタンを滴下注入し、チタ
ン酸の塩酸水溶液を得た。これに水ガラス3号(JIS
−3号)を添加し、更にアンモニア水を加えpl+を調
製し、チクニアとシリカの混合ヒドロゲルを沈澱させた
。沈澱を充分に水洗後、濾別し、混合ヒドロゲルのペー
スト状物質を得た。
このペーストを押出し成形しく 2 m / mΦX3
m/ m )、120°Cで6時間乾燥後、空気雰囲気
中500°Cで6時間焼成して触媒を調製した。触媒の
化学分析値は、St 0272wt% Ti 0228
wt%の組成であり、BET表面積は210rd/gで
、ハメット指示薬によるテストでp K a−5,6、
p K a−3,0の指示薬が酸性色を示し、強い酸点
を有することが認められた。
内径l 1nchの5VS−316L製反応器に本触媒
50mflを充填し、外部より砂流動浴で265°Cに
加熱した。
イソブテンとアンモニアのモル比(C4/NH3)−1
/2の混合物をCI(S V =2000hr−’で反
応器に供給し、反応圧力100kg/aflで反応させ
た。
反応生成物を冷却トラップに補集し、常法により、ガス
クロマトグラフィーで定量分析した結果、イソブテンの
転化率19%、む−ブチルアミンの選択率96%で目的
物が得られた。イソブテン重合物の副生は僅少であり、
触媒活性の象、激な低下も認められなかった。
(実施例−2) オルトチタン酸水溶液とオキシ塩化ジルコニウムの混合
水溶液にアンモニア水を滴下し、ジルコニアとチタニア
の混合ヒドロゲルの沈澱を得た。
沈澱を洗浄、濾別後、120“Cで乾燥、微粉砕し、少
量のグラファイトを添加後、打錠成形し3m/mΦX 
3 m / mに成形した。
これを空気雰囲気下500°Cに焼成し触媒を製造した
。触媒の組成はジルコニア40wt%、チタニア60w
t%で、BET表面積は200rd/ g、、p K 
a =3.0およびp K a =−5,6のハメット
指示薬が酸性色を呈し、強い酸性を持つことが認められ
た。
本触媒は50m2を実施例−1の反応管に充填し、反応
温度270°Cに外部より砂流動浴で加熱した。
イソブタノールとアンモニアのモル比(Cd/N)I3
)−1/2.5の混合物をG HS V −2000h
r−’で反応器に供給し反応圧力105kg/cffl
で反応させた。
反応生成物を冷却トラップに補集し、常法により、ガス
クロマトグラフィーで定量した結果、イソブテンの転化
率21%、t−ブチルアミンの選択率95%で目的物が
得られた。
(実施例−3〜11) 実施例−1と同様の反応器を用い、同様の反応方法で用
いる触媒を種々に変えて反応を実施した。
得られた結果を表−1に示す。
表−1 ターシャリ ブチルアミン 〔発明の効果〕 本発明の方法によれば、イソブテンまたはtブチルアル
コールとアンモニアから直接−段の反応でt−ブチルア
ミンを高い反応速度と高い空時収率で取得できる。
特許出願人  三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イソブテンまたはターシャリーブタノールとアン
    モニアを反応させてターシャリーブチルアミンを製造す
    るに際し、触媒として、シリカ、チタニア、ジルコニア
    、アルミナ、イットリア、マグネシア、酸化亜鉛、酸化
    モリブデン、酸化クロム、酸化タングステン、および酸
    化ホウ素から成る群で、シリカとアルミナの組み合わせ
    を除く、二種または二種以上の組み合わせの混合酸化物
    の存在下に反応を実施することを特徴とするターシャリ
    ーブチルアミンの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0802176A1 (de) * 1996-04-19 1997-10-22 Basf Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung von Aminen aus Olefinen an mesoporösen Oxiden mit hoher Oberfläche
JP2011501759A (ja) * 2007-10-24 2011-01-13 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 第3級アルコールとアンモニアとを反応させることにより第3級αC原子を有する第1級アミンを製造する方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0802176A1 (de) * 1996-04-19 1997-10-22 Basf Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung von Aminen aus Olefinen an mesoporösen Oxiden mit hoher Oberfläche
US5780680A (en) * 1996-04-19 1998-07-14 Basf Aktiengesellschaft Preparation of amines from olefins over mesoporous oxides having a high surface area
JP2011501759A (ja) * 2007-10-24 2011-01-13 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 第3級アルコールとアンモニアとを反応させることにより第3級αC原子を有する第1級アミンを製造する方法

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