JPH0482860A - フルオロアルキル基含有スチレン誘導体及びその製造方法 - Google Patents

フルオロアルキル基含有スチレン誘導体及びその製造方法

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JPH0482860A
JPH0482860A JP19634090A JP19634090A JPH0482860A JP H0482860 A JPH0482860 A JP H0482860A JP 19634090 A JP19634090 A JP 19634090A JP 19634090 A JP19634090 A JP 19634090A JP H0482860 A JPH0482860 A JP H0482860A
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styrene
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JP19634090A
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English (en)
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Hideo Sawada
英夫 沢田
Motohiro Mitani
元宏 三谷
Masaharu Nakayama
中山 雅陽
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は新規なフルオロアルキル基含有スチレン誘導体
及びその製造方法に関する。
〈従来の技術〉 有機化合物中にフルオロアルキル基が導入された化合物
は、生理活性作用、撥水撥油作用等の有用な性質を示す
ものとして注目されている。特に芳香族化合物中にフル
オロアルキル基が心入されたフルオロアルキル基含有ス
チレン誘導体は、含フツ素モノマーとして、更には撥水
撥油剤、界面活性剤、潤滑剤、医薬、農薬等の合成中間
体として、また光機能性材料の原料として注目されてい
る。
前記フルオロアルキル基含有スチレン誘導体の製造方法
としては特開昭60−84.59号公報に、スチレンモ
ノマーと過酸化フルオロアルカノイルとの反応によりス
チレンのビニル基にフルオロアルキル基を導入する方法
が報告されている。
しかしながら、ジビニルベンゼン類にフルオロアルキル
基を容易に、かつ高収率で導入する方法及び前記方法に
よって得られるフルオロアルキル基含有スチレン誘導体
は、殆ど知られていないのが現状である。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、含フツ素モノマーとして、更には、撥
水撥油剤、界面活性剤、潤滑剤、医薬、農薬等の合成中
間体として、また光機能性材料の原料として利用可能な
フルオロアルキル基含有スチレン誘導体及びその製造方
法を提供することにある。
また本発明の別の目的は、反応触媒及び特殊な装置を用
いず、高収率かつ容易にフルオロアルキル基含有スチレ
ン誘導体を得ることができる製造方法を提供することに
ある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明によれば下記一般式(I) CH=CH2 〔式中Rは、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を
示し、Rpは、X(CF2±、、11又は〔式中Rは、
水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、RFは
、x (CF 2+。1又はを示す。(但しXは、フッ
素原子、塩素原子若しくは水素原子を示す。またn、は
1〜10の整数を示し、n2はO〜8の整数を示す)ま
たRF含有置換基は、ビニル基に対してメタ位又はノ<
う位に置換している〕で表わされるフルオロアルキル基
含有スチレン誘導体が提供される。
また本発明によれば下記一般式(H) CH=CH2 ■ を示す。(但しXは、フッ素原子、塩素原子若しくは水
素原子を示す。またn□は1〜10の整数を示し、n2
は0〜8の整数を示す)またRF含有置換基はビニル基
に対してメタ位又はパラ位に置換している〕で表わされ
るフルオロアルキル基含有スチレン誘導体が提供される
更に本発明によれば、下記一般式(m)〔式中Rは、水
素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、RFは、
X (CF2+n□又は♂H を示す。(但しXは、フッ素原子、塩素原子若しくは水
素原子を示す。またn工は1〜10の整数を示し、n2
は0〜8の整数を示す)またRF含有置換基は、ビニル
基に対してメタ位又はパラ位に置換している〕で表わさ
れるフルオロアルキル基含有スチレン誘導体が提供され
る。
更にまた本発明によれば、下記一般式(IV)〔式中R
Fは、X ( C F 2 + nl又はを示す。(但
しXは,フッ素原子、塩素原子又は水素原子を示す。ま
たnlは1〜10の整数を示し、n2は0〜8の整数を
示す)〕で表わされる過酸化フルオロアルカノイルと、
下記一般式(V)ル基を示し、2つのビニル基はそれぞ
れメタ位又はパラ位に置換している)で表わされるジビ
ニルベンゼン類とを反応させることを特徴とする前記一
般式(1)で表わされるフルオロアルキル基含有スチレ
ン誘導体の製造方法が提供される。
また本発明によれば前記一般式(I)で表わされるフル
オロアルキル基含有スチレン誘導体を、アルカリで加水
分解することを特徴とする前記−般式(II)で表わさ
れるフルオロアルキル基含有スチレン誘導体の製造方法
が提供される。
更に本発明によれば、前記一般式(n)で表わされるフ
ルオロアルキル基含有スチレン誘導体を、酸性下で加熱
処理することを特徴とする前記一般式(m)で表わされ
るフルオロアルキル基含有スチレン誘導体の製造方法が
提供される。
以下本発明を更に詳細に説明する。
本発明のフルオロアルキル基含有スチレン誘導体は、下
記一般式(1)、下記一般式(11)又は下記一般式(
m)で表わすことができ、(式中Rは、水素原子又は炭
素数1〜4のアルキ式中Rは、水素原子又は炭素数1〜
4のアルキル基を示し、RFは、X(CF 2 + n
−又はを示す。(但しXは、フッ素原子、塩素原子、若
しくは水素原子を示す。またnlは1〜1oの整数を示
し、n2はO〜8の整数を示す)またRF含有置換基は
ビニル基に対してメタ位又はパラ位に置換している。ま
た、この際n1が10を超える場合、n2が8を超える
場合、またRが炭素数5以上のアルキル基の場合には製
造が困難である。
前記一般式(I)で表わされるフルオロアルキル基含有
スチレン誘導体としては、例えばp−(1トリフルオロ
アセチルオキシ−3,3,3−1−リフルオロプロピル
)スチレン、p−(1−ペンタフルオロプロピオニルオ
キシ−3,3,4,4゜4−ペンタフルオロブチル)ス
チレン、p−(1−へブタフルオロブチリルオキシ−3
,3,4゜4.5,5.5−ヘプタフルオロペンチル)
スチレン、p−(1−1−リデカフルオロヘプタノイル
オキシ−3,3,4,4,5,5,6,6,7゜7.8
,8.8−1−リデカフルオロオクチル)スチレン、p
−(1−ペンタデカフルオロオクタノイルオキシ−3,
3,4,4−,5,5,6,6゜7.7,8,8,9,
9.9−ペンタデカフルオロノニル)スチレン、m−(
1−1−リフルオロアセチルオキシ−3,3,3−トリ
フルオロプロピル)スチレン、m−(1−ペンタフルオ
ロプロピオニルオキシ−3,3,4,4,,4−ペンタ
フルオロブチル)スチレン、m−(1−へブタフルオロ
ブチリルオキシ−3,3,4,4,5,5,5−ヘプタ
フルオロペンチル)スチレン、m−(1トリデカフルオ
ロヘプタノイルオキシ−3,3゜4.4,5,5,6,
6,7,7,8,8.8トリデカフルオロオクチル)ス
チレン、m−(1ペンタデカフルオロオクタノイルオキ
シ−3゜3、.4,4,5,5,6,6,7,7,8,
8゜9.9.9−ペンタデカフルオロノニル)スチレン
、1−ビニル−3−メチル−4−(1’ −へブタフル
オロブチリルオキシ−3’ 、3’ 、4.’4’ 、
5’ 、5’ 、5’ −へブタフルオロペンチル)ベ
ンゼン、1−ビニル−3−メチル−4(1’−トリデカ
フルオロヘプタノイルオキシ−3’ 、3’ 、4’ 
、4’ 、5’ 、5’ 、6’6’ 、7’ 、7’
 、8’ 、8’ 、8’ −トリデカフルオロオクチ
ルベンゼン、p−[1−(ペルフルオロ−2′−メチル
−3′−オキサヘキサノイルオキシ)−2−(ペルフル
オロ−1′−メチル−2′−オキサペンチル)−エチル
〕スチレン、m−(1−(ペルフルオロ−2′−メチル
−3′−オキサヘキサノイルオキシ)−2−(ペルフル
オロ−1′−メチル−2′−オキサペンチル)エチル〕
スチレン、p−[1−(ペルフルオロ2’ 、5’ −
ジメチル−3’ 、6’ −ジオキサノナノイルオキシ
−2−(ペルフルオロ−1′4′−ジメチル−2’ 、
5’ −ジオキサオクチル)エチル〕スチレン、m−(
1−(ペルフルオロ2’ 、5’ −ジメチル−3’ 
、6’ −ジオキサノナノイルオキシ−2−(ペルフル
オロ−1′4′−ジメチル−2’ 、5’ −ジオキサ
オクチル)−エチル〕スチレン等を好ましく挙げること
ができる。
また前記一般式(II)で表わされるフルオロアルキル
基含有スチレン誘導体としては、例えばp(1−ヒドロ
キシ−3,3,3−トリフルオロプロピル)スチレン、
p−(1−ヒドロキシ−3゜]3 3.4..4..4−ペンタフルオロブチル)スチレン
、p−(1−ヒドロキシ−3,3,4,,4,5゜5.
5−ヘプタフルオロペンチル)スチレン、p−(1−ヒ
ドロキシ−3,3,4,,4,,5,5゜6.6,7,
7,8,8.8−1−リデカフルオロオクチル)スチレ
ン、P−(1−ヒドロキシ−3゜3.4,4,5,5,
6,6,7,7,8,8゜9.9.9−ペンタデカフル
オロノニル)スチレン、m−(1−ヒドロキシ−3,3
,3−hリフルオロプロピル)スチレン、m−(1−ヒ
ドロキシ−3,3,4,,4,4−ペンタフルオロブチ
ル)スチレン、m−(1−ヒドロキシ−3,3,4゜4
.5,5.5−へブタフルオロペンチル)スチレン、m
−(1−ヒドロキシ−3,3,4,4,。
5.5,6,6,7,7,8,8.8−1〜リデカフル
オロオクチル)スチレン、m−(1−ヒドロキシ−3,
3,4,4,5,5,6,6,7,7゜8.8,9,9
.9−ペンタデカフルオロノニル)スチレン、1−ビニ
ル−3−メチル−4−(1’ヒドロキシ−3’ 、3’
 、4’ 、4’ 、5’5’ 、5’−へブタフルオ
ロペンチル)ベンゼン、1−ビニル−3−メチル−4−
(1’ −ヒドロキシ−3’ 、3’ 、4’ 、4’
 、5’ 、5’ 、6’〜 6’ 、7’ 、7’ 、8’ 、8’ 、9’ 、9
’9′−ペンタデカフルオロオクチル)ベンゼン、p−
〔1−ヒドロキシ−2−(ペルフルオロ1′−メチル−
2′−オキサペンチル)−エチル〕スチレン、m−[1
−ヒドロキシ−2−(ペルフルオロ−1′−メチル−2
′−オキサペンチル)−エチル〕スチレン、p −(1
−ヒドロキシ−2(ペルフルオロ−1’、4.’ −ジ
メチル−2′5′−ジオキサオクチル)−エチル〕スチ
レン、m−[1−ヒドロキシ−2−(ペルフルオロ1’
、4.’ −ジメチル−2’ 、5’ −ジオキサオク
チル)−エチル〕スチレン等を好ましく挙げることがで
きる。
更に前記一般式(m)で表わされるフルオロアルキル基
含有スチレン誘導体としては、例えばp−(β−トリフ
ルオロメチルビニル)スチレン、p−(β−ペンタフル
オロエチルビニル)メチル=16 ン、p−(β−へブタフルオロプロピルビニル)スチレ
ン、p−(β−トリデカフル方コロヘキシルビニルスチ
レン、p−(β−ペンタデカフルオロヘプチルビニル)
スチレン、m−(β−トリフルオロメチルビニル)スチ
レン、m−(β−ペンタフルオロエチルビニル)スチレ
ン、m−(β−へブタフルオロプロピルビニル)スチレ
ン、m(β−トリデカフルオロへキシルビニル)スチレ
ン、m−(β−ペンタデカフルオロヘプチルビニル)ス
チレン、1−ビニル−3−メチル−4−(β−へブタフ
ルオロプロピルビニル)ベンゼン、1−ビニル−3−メ
チル−4−(β−ペンタデカフルオロヘキシルビニル)
ベンゼン、p−(β−ペルフルオロ−1−メチル−2−
オキサペンチルビニル〕スチレン、m−(β−ペルフル
オロ−1メチル−2−オキサペンチルビニル〕スチレン
、p−Cβ−ペルフルオロ−1,4−ジメチル−2゜5
−ジオキサオクチルビニル〕スチレン、m −〔β−ペ
ルフルオロ−1,4−ジメチル−2,5ジオキサオクチ
ルビニル〕スチレン等を好ましく挙げることができる。
本発明における前記一般式(1)で表わされるフルオロ
アルキル基含有スチレン誘導体の製造方法(以下、製造
方法(I)と称す)は、特定の過酸化フルオロアルカノ
イルと、特定のジビニルベンゼン類とを反応させること
を特徴とする。
前記製造方法CI)において用いる前記特定の過酸化フ
ルオロアルカノイルは、下記一般式(IV)で表わすこ
とができ、 式中RPは、X (CF 2 + nx又はを示す。(
但しXは1.フッ素原子、塩素原子若しくは水素原子を
示す。またn□は1〜10の整数を示し、n2はO〜8
の整数を示す)。前記n1が10を超える場合、もしく
はn2が8を超える場合には溶媒の存在下において反応
させる際に、溶媒に対する溶解性が低下して、溶媒存在
下での反応が困難であるので使用できない。前記一般式
(IV)で表わされる過酸化フルオロアルカノイルのR
2は、具体的には、CF3−、 F (CF2−)−2
゜F (CF2−)−、、F (CF2−)−、、F 
(CF2+5゜F (cp2+6. F (CF2−)
−、、F (CF2−)−8゜F (CF2−)−9,
F (CF2−)−1o、 HCF2H(CF2+2.
H(CF2+3.H(CF2+、。
H(CF2−)−5,H(CF2−)、、 H(CF2
−)−7゜H(CF2−)−、、H(CF2−)−3,
H(CF2+10゜ClCF2−、C1(’CF2−)
−2,C1(CF2+3゜C1(CF2+、、C1(c
F2+s+C1(CF2+6.C] (CF2+7゜C
1(CF2−)−、、CI  (CF2−)−9゜CI
  (CF2+101 である。
また前記製造方法(1)において、前記特定の過酸化フ
ルオロアルカノイルと反応させる前記特定のジビニルベ
ンゼン類は、下記一般式(V)で表わすことができ、 =19 式中Rは、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示
し、2つのビニル基はそれぞれメタ位又はパラ位に置換
している。この際Rが炭素数5以上のアルキル基である
場合には製造が困難であるため使用できない。
前記一般式(V)で表わされるジビニルベンゼン類とし
ては、例えば、P−ジビニルベンゼン、m−ジビニルベ
ンゼン、1,4−ジビニル−2メチルベンゼン、1.4
−ジビニル−2−エチルベンゼン、1,4−ジビニル−
2−プロピルベンゼン、1,4−ジビニル−2−ブチル
ベンゼン、1.3−ジビニル−5−メチルベンゼン、1
,3ジビニル−5−エチルベンゼン、1,3−ジビニル
−5−プロピルベンゼン、1,3−ジビニル5−ブチル
ベンゼン等を好ましく挙げることができる。
更に前記製造方法(I)において、前記過酸化フルオロ
アルカノイルと、前記ジビニルベンゼン類とを反応させ
る際の前記過酸化フルオロアルカノイルと、前記ジビニ
ルベンゼン類との仕込み比はモル比で、に0.5〜10
が好ましく、特に1:0.8〜5であるのが好ましい。
前記ジビニルベンゼン類の仕込み比がモル比で0.5未
満の場合には生成するフルオロアルキル基含有スチレン
誘遵体の収率が低下し、10を超えると反応終了後にお
いて未反応ジビニルベンゼン類が多量に残存し、目的と
する生成物の単離が困難となるので好ましくない。また
反応を行なう際の圧力は常圧で行なうことが可能であり
、かつ反応温度は通常−30℃〜150℃の範囲である
ことが望ましい。前記反応温度が一30℃未満の場合に
は反応時間に長時間を要し、150℃を超えると反応を
行なう際の圧力が高くなり、反応操作が困難となるので
好ましくない。更にまた反応時間は通常30分〜20時
間の範囲にて行なうことが好ましい。
反応時間が30分未満の場合には、反応の進行が十分で
なく、20時間を超えても反応の進行が認められないの
で好ましくない。
本発明における前記製造方法(1)においては、前記各
々の反応条件下において、前記過酸化フルオロアルカノ
イルと前記ジビニルベンゼン類とを反応させることによ
り、目的とする前記一般式(I)で表わされるフルオロ
アルキル基含有スチレン誘導体を得ることができるが、
前記過酸化フルオロアルカノイルの取り扱い及び反応を
より速やかに行なうために、反応を行なう際溶媒を用い
ることが好ましい。前記溶媒としては、ハロゲン系脂肪
族溶媒が好ましく、特に工業的には、1゜1.2−トリ
クロロ1ヘリフルオロエタンを好ましく挙げることがで
きる。また溶媒を用いて反応を行なう際の前記溶媒の仕
込み量は、前記過酸化ポリフルオロアルカノイルの濃度
が溶媒に対して1〜5o重量%となるように調整するの
が好ましい。
また本発明における前記一般式(II)で示されるフル
オロアルキル基含有スチレン誘導体の製造方法(以下製
造方法(I[)と称す)は、前記一般式(I)で表わさ
れるフルオロアルキル基含有スチレン誘導体をアルカリ
で加水分解することを特徴とする。
前記製造方法(IT)において用いるアルカリとしては
、例えば、水酸化すI〜リウム、水酸化カリウム、炭酸
水素す1−リウム等を好ましく挙げることができ、使用
に際しては単独若しくは混合物として用いることができ
る。この際前記アルカリと、前記一般式(1)で表わさ
れるフルオロアルキル基含有スチレン誘導体との仕込み
比は、モル比で0.5:1〜20:1とするのが好まし
い。前記アルカリの仕込み比がモル比で0.5未満の場
合には、生成物の収率が低く、20を超えると副生物の
生成が多くなるので工業的に好ましくない。
また前記製造方法(n)において、アルカリで加水分解
する際の反応温度はO〜100 ’Cの範囲であるのが
好ましい。前記反応温度が0°C未満の場合には、収率
が低下し、100℃を超えると副生物の生成が多くなる
ので工業的に好ましくない。
更にまた反応時間は30分〜50時間とするのが好まし
い。前記反応時間が30分未満の場合には反応の進行が
十分でなく、50時間を超えて反応を行なっても反応の
進行が認められないので好ましくない。
更に前記製造方法(n)においては、反応操作の簡易化
及び反応をより速やかに行なうために溶媒を用いること
もできる。前記溶媒としては、ジオキサン、メタノール
、エタノール、アセトニトリル等を好ましく挙げること
ができる。この際溶媒の仕込み量は前記一般式(I)で
表わされるフルオロアルキル基含有スチレン誘導体10
0重量部に対して0〜10000重量部用いるのが好ま
しい。
更に本発明において前記一般式(m)で表わされるフル
オロアルキル基含有スチレン誘導体の製造方法(以下製
造方法(III)と称す)は、前記−般式(n)で表わ
されるフルオロアルキル基含有スチレン誘導体を酸性下
で加熱処理することを特徴とする。
前記製造方法(III)において用いる強酸性物として
は、p−トルエンスルホン酸、硫酸、五酸化リン等を好
ましく挙げることができ、使用に際しては単独若しくは
混合物として用いることができる。この際強酸性物の仕
込み量は、前記一般式(II)で表わされるフルオロア
ルキル基含有スチレン誘導体100重量部に対して0.
1〜100重量部とするのが好ましい。前記酸性物の仕
込み量が0.1重量部未満の場合には、反応が進行せず
、100重量部を超えると前記一般式(IT)で表わさ
れるフルオロアルキル基含有スチレン誘導体が分解する
為好ましくない。
また前記製造方法(III)において前記一般式(II
)で表わされるフルオロアルキル基含有スチレン誘導体
を加熱処理する際の反応温度は50〜200℃とするの
が好ましい。前記反応温度が50℃未満だと反応が進行
せず、200 ℃を超えると生成物の分解が生じる為好
ましくない。またこの際反応時間は、30分〜50時間
とするのが好ましく、30分未満の場合には反応が十分
進行せず、50時間を超えて反応を行なっても反応の進
行が認められないので好ましくない。
更に前記製造方法(III)においては、反応操作の簡
易化及び反応をより速やかに行なう目的で、反応を行な
う際に溶媒を用いてもよい。前記溶媒2日 としでは、ベンゼン、トルエン、キシレン等を好ましく
挙げることができる。溶媒の仕込み量は、前記一般式(
m)で表わされるフルオロアルキル基含有スチレン誘導
体100重量部に対して0〜1000重量部とするのが
好ましい。
本発明における製造方法(I)、製造方法(II)及び
製造方法(m)により得られる反応生成物は、蒸留、カ
ラムクロマトグラフィー等の公知の方法により容易に精
製することができる。
〈発明の効果〉 本発明のフルオロアルキル基含有スチレン誘導体は新規
な化合物であり、芳香族環中に炭素−炭素結合によりフ
ルオロアルキル基が導入されているので、含フツ素モノ
マーとして、また撥水撥油剤、界面活性剤、潤滑剤、医
薬、農薬等の合成中間体、更には光機能性材料として有
用である。
また本発明の製造方法によると、短時間で高収率且つ容
易に、しかも反応触媒及び特殊な装置等を使用せずにフ
ルオロアルキル基含有スチレン誘導体を製造することが
できる。
〈実施例〉 以下本発明を実施例により更に詳しく説明するが本発明
はこれらに限定されるものではない。
尖許析よ 過酸化ビス(ペルフルオロ−2−メチル−3オキサヘキ
サノイル)7.90 g(12mmoQ)を含む1,1
.2−トリクロロトリフルオロエタン溶液90g中に、
p−ジビニルベンゼン15mmoQ(1,02g)を加
え、窒素気流下にて、40℃で、5時間反応を行なった
。反応終了後、5%水酸化ナトリウム水溶液及び水を用
いてそれぞれ2回洗浄を行ない、硫酸マグネシウムで乾
燥した後、蒸留により下記構造を有する、p −[1−
(ペルフルオロ−2′−メチル−3′−オキサヘキサノ
イルオキシ−2−(ペルフルオロ−17−メチル−2′
−オキサペンチル)−エチル〕スチレンを収率85%で
得た。(収率は過酸化物に対する収率である)。得られ
た化合物についてマススペクトル、IRllH−NMR
119F−NMRの分析結果について以下に示す。
MASS   m/z   744  (M”)Exa
ct   MASS   m/z   744.271
8(実測値) C21H1fl F 220..74.4.2724 
(理論値)’H−NMR(CDCf13) δ2.O〜3.1 (2H,m)。
5、E5 (IH,d)、5.2 (IH,d)、。
6.3 (IH,m)、6.2 (LH,dd)。
7.3−7.8 (4H,m) 19F−NMR(CDCu、、externalCF3
C○2 H) δ−2,1〜−9,8(16F)。
−51,9(2F)、−53,3(4F)IR(an−
1)1230 (CF2) 、1320(CF3)、1
340  (CF3)、1780(C○) 去】1鉗λ 実施例1で得られたp −(1−(ペルフルオロ2′−
メチル−3′−オキサヘキサノイルオキシ−2−(ペル
フルオロ−1′−メチル−27オキサペンチル)−エチ
ル〕スチレン2 mmo D、をジオキサン5mQに溶
解し、これに水酸化ナトリウム4 mmo Qを加え、
室温にて5時間反応を行なった。反応終了後、水洗を行
ない、次いでエーテル抽出を行った。得られた抽出物を
硫酸マグネシウムを用いて脱水を行なった後、生成物を
カラムクロマトグラフィーを用いて精製した。得られた
生成物について実施例1と同様に分析を行なった結果、
下記構造式を有するp−〔1−ヒドロキシ−2−(ペル
フルオロ−1′−メチル−2′−オキサペンチル)−エ
チル〕スチレンを収率91%で得た。
分析結果について以下に示す。
MASS  m/z  432 Exact  MASS  m/z  432.233
9(実測値) C1S H1□F工、02,432.2331 (理論
値)’H−NMR(CDCQ3) δ2.3〜3.0 (2H,m)。
5.5(IH,b r)、5.6(LH,d d)。
5.9(LH,dd)、6.9(LH,dd)。
7.0−7.3 (4H,m) ”F−NMR(CDCQ3. e x t e r n
 a lCF3CO2H) δ−2,9〜−9,7(8F)、−52,0〜−56,
0(3F) IR(an−”)  1230 (CF2)、1320
(CF3)、1340  (CF3)’ 、3450(
○H) 去1目澹劣 実施例2において得られたp−〔1−ヒドロキシ−2−
(ペルフルオロ−1′−メチル−2′オキサペンチル)
−エチル〕スチレン1 mmo Qを含むベンゼン溶液
20mQに五酸化リン5 mmo Qを加え、5時間還
流を行なった。次いで水洗及びエーテル抽出を行ない、
硫酸マグネシウムを用いて脱水した後、カラムクロマト
グラフィーにより精製を行なった。得られた生成物につ
いて実施例1と同様に分析を行なった結果、下記構造を
有するp−(β−ペルフルオロ−1−メチル−2−オキ
サペンチルビニル〕スチレンを収率93%で得た。
分析結果を以下に示す。
MASS   m/z   414(M+)Exact
   MASS   m/z   414.2120(
実測値) C□5H,F□□0,414.2179 (理論値)’
H−NMR(CD(13) 65.2 (IH,dd)、5.6 (IH,dd)。
6.0 (IH; dd)、6.6 (LH,dd)。
7.8 (IH,d)。
7.5−7.9 (4H,m) 19F−NMR(CDCfl、、 e x t e r
 n a lCF3Co2H) 8−2.0−−9.1 (8F)、−53,0(IF)
、−54,2(2F) IR(an−’)  1255 (CF2)、1320
(CF3) 、 1340 (CF3)来崖勇ム p−ジビニルベンゼンをm−ジビニルベンゼンに代えた
以外は実施例1と同様に反応、精製及び分析を行ない、
m−(1−(ペルフルオロ−2′−メチル−3′−オキ
サヘキサノイルオキシ−2−(ペルフルオロ−1′−メ
チル−2′−オキサペンチル)−エチル〕スチレンを収
率72%で得た。
分析結果を以下に示す。
MASS  m/e  744 Exact  MASS  m/z  744.272
0(実測値) C2□H□。F2□○、、744.2724 (理論値
)’H−NMR(CDCQ、3) δ2.3−3.4.(2H,m)。
5.2 (IH,d)、5.9 (IH,d)、、6.
2 (IH,m)、6.6 (LH,dd)。
7.0−7.4 (4H,m) ”F−NMR(CDCQ3. e x t e r n
 a 1一 CF3C○2 H) δ−2,1〜−9,8(16F)、−51,9(2F)
、−53,3(4,F) IR(an−”)   1230  (CF2)、13
20(CF3)、1340  (CF3)、1790(
C○) 実施例5 実施例4で得られたm−(1−(ペルフルオロ−2フー
メチル−37−オキサヘキサノイルオキシ−2−(ペル
フルオロ−17−メチル−27オキサペンチル)−エチ
ル〕スチレンを用いた以外は実施例2と同様に反応、精
製及び分析を行ない、m−[1−ヒドロキシ−2−(ペ
ルフルオロ1′−メチル−2′−オキサペンチル)−エ
チル〕スチレンを収率90%で得た。
分析結果を以下に示す。
MASS   m/z   4−32 Exact   MASS   m/z   432.
2324(実測値) C□5H□1Fよ、02,432.2331 (理論値
)”H−NMR(CDCf1.) δ2,1−2.6 (2H,m)。
5.1.(IH,b r)、5.2(1,H,dd)。
5.4(IH,dd)、6.2(IH,dd)。
7.2−7.6 (4H,m) 19F−NMR(CDCQ3.externalCF3
CO2H) δ−2,9〜−9,7(8F)、−52,0−−56,
0(3F) IR(C1l+−’)  1230 (CF、) 、 
1320(CF3)、1340 (CF3)、3400
(○H) 太凰孤旦 実施例5において得られたm−[1−ヒドロキシ−2−
(ペルフルオロ−1′−メチル−2′オキサペンチル)
−エチル]スチレンを用いた以=35− 外は実施例3と同様に反応、精製及び分析を行ない、m
−(β−ペルフルオロ−1−メチル−2−オキサペンチ
ルビニル〕スチレンを収率93%で得た。
分析結果を以下に示す。
MASS  m/z  414 (M+)Exact 
 MASS  m/z  414.2L51(実測値) C□、H,Fllo、414.2179 (理論値)”
H−NMR(CDCf13) δ5,6 (IH,、dd)。
5.9(LH,dd)、6.0(LH,d)。
7.0 (IH,dd)、7.5(IH,d)。
7.3−7.9(4H,m) 19F−NMR(CDCQ3.externalCF3
CO2H) δ−2,0〜−9,1(8F)、−53,0(IF)、
−54,2(2F) IR(an−”)   1225  (CF2)、13
20(CF、)、1340  (CF3)。
去11」L 過酸化ペルフルオロ−2−メチル−3−オキサヘキサノ
イルを過酸化へブタフルオロブチリルに代えた以外は実
施例1と同様に反応、精製及び分析を行ない、p−(1
−へブタフルオロブチリルオキシ−3,3,4,4,5
,5,5−へブタフルオロペンチル)スチレンを収率8
2%で得た。
各分析結果を以下に示す。
MASS  m/e  512 (M+)Exact 
 MASS  m/z  512.242=37 O(実測値) C17H工。F、、02,512.2424 (理論値
)1H−NMRCCDCC3) 62.3−3.2 (2H,m)。
5.3 (LH,d)、5.8 (IH,d、)。
6.4 (IH,m)、6.7 (LH,dd)。
7.2〜7.5 (4H,m) 19F−NMR(CDCC3,e x t e r n
 a ICF3C○2H) δ−3,5〜−5,1(6F)、−33,0(4F)、
−51,1,(4,F) IR(an−1)1235 (CF2) 、1340(
CF、)、1785 (C○)。
失族板旦 実施例7で得られたP−(1−へブタフルオロブチリル
オキシ−3,3,4,4,5,5,5−ヘプタフルオロ
ペンチル)スチレンを用いた以外は実施例2と同様に反
応、精製及び分析を行ない、p−(1−ヒドロキシ−3
,3,4,4,5,5゜5−へブタフルオロペンチル)
スチレンを収率8p−(1−ヒドロキシ−3,3,4,
4,5,5゜5−へブタフルオロペンチル)スチレンを
収率89%で得た。
分析結果を以下に示す。
MASS  m/z  316(M+)Exact  
MASS  m/z  316.2175(実測値) C13H□□F70,316.2181 (理論値)’
H−NMR(CD(13) 62.2−2.8 (2H,m)。
5.2(LH,b r)、5.3 (IH,dd)。
5.8(IH,dd)、6.8(LH,dd)。
7.3−7.5 (4H,m) 19F−NMR(CDCC3,externalCF、
CO2H) δ−3,5(3F)、−33,0(2F)。
−51,1(2F) IR(an−1)1230  (CF2)、1340(
CF3)、3400 (OH) 実施例9 実施例8において得られたp−(1−ヒドロキシ−3,
3,4,4,5,5,5−へブタフルオロペンチル)ス
チレンを用いた以外は実施例3と同様に反応、精製及び
分析を行ない、p−(β−ペルフルオロプロピルビニル
〕スメチンを収率95%で得た。
分析結果を以下に示す。
MAS S  m/ z  298 (M+)Exac
t  MASS  m/z  298.2022(実測
値) C13H,F7,298.2029 (理論1fi)”
H−NMR(CDCR3) 65.3  (LH,dd)。
5.8  (IT(、dd)、6.2  (LH,d)
6.7  (LH,dd)、7.5  (IH,d)。
7.4−7.6  (4H,m) 19F−NMR(CDCR3,e x t e r n
 a ICF3C○2 H) δ−3,5(3F)、−33,9(2F)。
−51,0(2F) IR(an−”)1225  (CF2)、1340(
CF3) 実施例10 過酸化ビス(ペルフルオロ−2−メチル−3−オキサヘ
キサノイル)を過酸化ビス(ヘプタフルオロブチリル)
に代え、p−ジビニルベンゼンをm−ジビニルベンゼン
に代えた以外は実施例1と同様に反応、精製及び分析を
行ない、m−(1ヘプタフルオロブチリルオキシ−3,
3,4,,4゜5.5.5−へブタフルオロペンチル)
スチレンを収率80%で得た。
分析結果を以下に示す。
MASS  m/e  512 (M+)Exact 
 MASS  m/z  512.2419(実測値) C1□H□。F1402,512.2424.(理論値
)1H−NMR(CDCQ、3) 62.3〜3.2 (2H,m)。
5.2 (1B、d)、5.9 (IH,d)。
6.4 (LH,m)、6.7 (IH,d d)。
7.2−7.5 (4H,m) ”F−NMR(CDCQ3. e x t e r n
 a ICF3C○2 H) δ−3,5〜−5,1(6F)、−33,0(4F)、
−51,1(4F) I R(l−1) 1235 (CF2) 、1340
(CF3)、1770  (co) 実施例11 実施例10で得られたm−(1−へブタフルオロブチリ
ルオキシ−3,3,4,4,5,5,5へブタフルオロ
ペンチル)スチレンを用いた以外は実施例2と同様に反
応、精製及び分析を行ない、m−(1−ヒドロキシ−3
,3,4,4,5゜5.5−へブタフルオロペンチル)
スチレンを収率92%で得た。
分析結果を以下に示す。
MASS  m/z  316 Exact  MA、SS  m/z  316.21
72(実測値) C13H11F、0,316.2181 (理論値)1
H−NMR(CDCf13) 32.2〜2.a (2H,m)。
5.2  (LH,b r)、5.3(IH,d d)
5.8(IH,dd)、6.8(IH,dd)。
7.3〜7.5  (4H,m) 19F−NMR(CDCf13.  e x t e 
r n a ICF、Co2H) δ−3,5(3F)、−33,0(2F)。
−51,1(2F) IR(an−1)1230  (CF2)、1340(
CF3)、3450  (○H) 矢11[し隻 実施例11において得られたm−(1−ヒドロキシ−3
,3,4,4,5,5,5−へブタフルオロペンチル)
スチレンを用いた以外は実施例3と同様に反応、精製及
び分析を行ない、m−[β−ペルフルオロプロピル〕−
ビニルスメチンを収率90%で得た。
分析結果を以下に示す。
MA S S  m/ z  298 (M+)Exa
ct  MASS  m/z  298.2024(実
測値) C,、H,F7,298.2029 (理論値)1H−
NMR(CD(1,) δ5.4 (IH,dd)。
5.7 (LH,dd)、6.4 (IH,d)。
6.8 (IH,dd)、7.7 (IH,d)。
7.3〜7.7 (4H,m) 19F−NMR(CDCQ3.externalCF、
Co2 H) δ−3,5(3F)、−33,9(2F)。
51.0 (2F) IR(an−”)1225 (CF2)、1340(C
F3) ヌ】1朝↓」− 過酸化ビス(ペルフルオロ−2−メチル−3−オキサヘ
キサノイル)を過酸化ビス(トリデカフルオロヘプタノ
イル)に代えた以外は実施例1と同様に反応、精製及び
分析を行ない、p −(1−トリデカフルオロヘプタノ
イルオキシ−3,3゜4.4,5,5,6,6,7,7
,8,8.8−トリデカフルオロオクチル)スチレンを
収率65%で得た。
す 分析結果を以下に示す。
MASS  m/e  812 Exact  MASS  m/z  812゜289
3(実測値) C23H工。F2,0□、812.2892 (理論値
)1H−NMR(CD(1,) δ2.○−3,1(2H,m)。
5.5 (IH,d)、5.9 (IH,d)。
6.3 (IH,m)、6.5 (IH,d d) 。
7.0−7.4  (4H,m) 19F−NMR(CDCQ3+  externalC
F3C○2H) δ−5,0−−5,5(6F)、−32,5〜33.0
  (4F)、−45,2〜−49,1(12F)、−
50,0−−50,4(4F)IR(an−1)122
5  (CF2)、1340、(CF3)  、  1
780  (C○)矢11しし先 実施例13で得られたp−(1−トリデカフルオロヘプ
タノイルオキシ−3,3,4,4,5゜5.6,6,7
,7,8,8.8−トリデカフルオロオクチル)スチレ
ンを用いた以外は実施例2と同様に反応、精製及び分析
を行ない、p−(1−ヒドロキシ−3,3,4,4,5
,5,6,6゜7.7,8,8.8−トリデカフルオロ
オクチル)スチレンを収率88%で得た。
分析結果を以下に示す。
MASS  m/z  466 Exact  MASS  m/z  466、241
0(実測値) C16H□、F130,466、2415 (理論値)
”H−NMR (CDCΩ3) δ2.O〜2.6 (2H,m)。
5、1(IH,b r)、5.5(LH,dd)。
5、9(IH,dd)、6.7 (IH,d)。
7、6 〜7.9(4H,m) 19F−NMR (CDCR3, e x t e r
 n a ICF3C○2H) δ−5.0 (3F)、−32.3 (2F)。
−45.2−−49.1 (6F)、−50.4(2F
) I R  (dll−1)   1 2 3 0  (
CF2)  、1 34 0(CF3)、3400  
(○H) 実施例15 実施例14において得られたp − (1−ヒドロキシ
−3.3,4,4,5,5,6,6,7,7。
8、8.8−トリデカフルオロオクチル)スチレンを用
いた以外は実施例3と同様に反応、精製及び分析を行な
い、p−(βーペルフルオロヘキシルビニル〕スメチン
を収率93%で得た。
分析結果を以下に示す。
MA S S  m/ z  4 4 8 (M’)E
xact  MASS  m/z  448.2260
(実測値) Cよ、H,F□3,448.2263 (理論値)1H
−NMR (CDCQ.3) 65、5 (LH,dd)。
5.8(LH,dd)、6.1  (IH,d)。
6.9  (LH,dd)、7.8  (IH,d)。
7.5−8.0  (4H,m) 19F−NMR(CDCn3.  e x t a r
 n a ICF3C○2 H) δ−5,0(3F)、−32,3(2F)。
−45,2〜−49,1(6F)、−50,4(2F) I R(cn−1)  1340  (CF3)  。
実施例16 過酸化ビス(ペルフルオロ−2−メチル−3オキサヘキ
サノイル)を過酸化ビス(トリデカフルオロヘプタノイ
ル)に代え、p−ジビニルベンゼンをm−ジビニルベン
ゼンに代えた以外は実施例1と同様に反応、精製及び分
析を行ない、m−(1−トリデカフルオロヘプタノイル
オキシ−3゜3.4,4,5,5,6,6,7,7,8
,8゜8−トリデカフルオロオクチル)スチレンを収率
62%で得た。
分析結果を以下に示す。
MASS  m/e  812 (M+)Exact 
 MASS  m/z  812.2899(実測値) C23I(、、F2.02,812.2892 (理論
値)1H−NMR(CDCQ3) δ2.O−3,1(2H,m)。
5.4 (LH,d)、5.8 (IH,d)。
6.4 (IH,m)、6.7 (18,dd)。
7.2−7.5 (4H,m) 19−F−NMR(CDCQ3. e x t e r
 n a lCF3CO2H) δ−5,0〜−5,5(6F)、−32,5〜−33,
0(4F)、−45,2〜−49,1(12F)、−5
0,0−−50,4(4F)IR(■−1)1225 
 (CF2)、1340(CF3)、1780  (C
o) 去f 実施例16で得られたm−(1−トリデカフルオロヘプ
タノイルオキシ−3,3,4,4,5゜5.6,6,7
,7,8,8.8−トリデカフルオロオクチル)スチレ
ンを用いた以外は実施例2と同様に反応、精製及び分析
を行ない、m−(1ヒドロキシー−3,3,4,4,5
,5,6,6゜7.7,8,8.8−トリデカフルオロ
オクチル)スチレンを収率88%で得た。
分析結果を以下に示す。
MAS S  m/ z  466 (M+)Exac
t  MASS  m/z  466.2409(実測
値) CIGH1□F 130,466.2415 (理論値
)−52= 1H−NMR(CDCQ、3) δ2.O−2,6(2H,m)。
5.2  (LH,b r)、5.5(LH,d d)
5.8  (IH,dd)、6.6(IH,dd)。
7.5−7.8  (4H,m) 19F−NMR(CDCQ、、  e x t e r
 n a ICF3C○2 H) δ−5,0(3F)、−32,3(2F)。
45.2〜−49.1  (6F)、−50,4(2F
) IR(am−’)   1230 (CF2)、133
5(CF3)、3400  (OH) ス1側[L団 実施例17において得られたm−(1−ヒドロキシ−3
,3,4,4,5,5,6,6,7,7゜8.8.8−
)−リデカフルオロオクチル)スチレンを用いた以外は
実施例3と同様に反応、精製及び分析を行ない、m〜〔
β−ペルフルオロヘキシルビニル〕スメチンを収率93
%で得た。
(CF 3) 分析結果を以下に示す。
MASS  m/z  448 (M”)Exact 
 MASS  m/z  448.2258(実測値) C□6H9F1..448.2263 (理論値)1H
−NMR(CDCD、3) 65.5 (LH,dd)。
5.8(LH,dd)、6.1 (LH,d)。
6.8(LH,dd)、7.7(IH,d、)。
7.6−7.9(4H,m) ”F−NMR(CDC(13,ex t e rn a
 lCF3CO2H) δ−5,0(3F)、−32,3(2F)。
−45,2〜−49,1(6F)、−50,4(2F)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) 〔式中Rは、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を
    示し、R_Fは、▲数式、化学式、表等があります▼又
    は ▲数式、化学式、表等があります▼ を示す。(但しXは、フッ素原子、塩素原子若しくは水
    素原子を示す。またn_1は1〜10の整数を示し、n
    _2は0〜8の整数を示す)またR_F含有置換基はビ
    ニル基に対してメタ位又はパラ位に置換している〕で表
    わされるフルオロアルキル基含有スチレン誘導体。 2)下記一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) 〔式中Rは、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を
    示し、R_Fは、▲数式、化学式、表等があります▼又
    は ▲数式、化学式、表等があります▼ を示す。(但しXは、フッ素原子、塩素原子若しくは水
    素原子を示す。またn_1は1〜10の整数を示し、n
    _2は0〜8の整数を示す)またR_F含有置換基はビ
    ニル基に対してメタ位又はパラ位に置換している〕で表
    わされるフルオロアルキル基含有スチレン誘導体。 3)下記一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) 〔式中Rは、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を
    示し、R_Fは、▲数式、化学式、表等があります▼又
    は ▲数式、化学式、表等があります▼ を示す。(但しXは、フッ素原子、塩素原子若しくは水
    素原子を示す。またn_1は1〜10の整数を示し、n
    _2は0〜8の整数を示す)またR_F含有置換基はビ
    ニル基に対してメタ位又はパラ位に置換している〕で表
    わされるフルオロアルキル基含有スチレン誘導体。 4)下記一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV) 〔式中R_Fは、▲数式、化学式、表等があります▼又
    は ▲数式、化学式、表等があります▼ を示す。(但しXは、フッ素原子、塩素原子若しくは水
    素原子を示す。またn_1は1〜10の整数を示し、n
    _2は0〜8の整数を示す)〕で表わされる過酸化フル
    オロアルカノイルと、下記一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(V) (式中Rは、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を
    示し、2つのビニル基はそれぞれメタ位又はパラ位に置
    換している)で表わされるジビニルベンゼン類とを反応
    させることを特徴とする請求項1記載のフルオロアルキ
    ル基含有スチレン誘導体の製造方法。 5)請求項1記載のフルオロアルキル基含有スチレン誘
    導体を、アルカリで加水分解することを特徴とする請求
    項2記載のフルオロアルキル基含有スチレン誘導体の製
    造方法。 6)請求項2記載のフルオロアルキル基含有スチレン誘
    導体を、酸性下で加熱処理することを特徴とする請求項
    3記載のフルオロアルキル基含有スチレン誘導体の製造
    方法。
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Cited By (5)

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