JPH048189Y2 - - Google Patents

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JPH048189Y2
JPH048189Y2 JP1985130390U JP13039085U JPH048189Y2 JP H048189 Y2 JPH048189 Y2 JP H048189Y2 JP 1985130390 U JP1985130390 U JP 1985130390U JP 13039085 U JP13039085 U JP 13039085U JP H048189 Y2 JPH048189 Y2 JP H048189Y2
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panel
recesses
recess
distance
holding part
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JP1985130390U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は建築用パネルを支持体に固定する取付
構造に関する。
従来構造とその問題点 従来、断面状の建築用パネルを支持体に固定
するのには、第6図のように、ストリンガー等の
支持体19に互いに対向した凹部20を設け、そ
の凹部20にパネル21の両脚部22を撓ませ挟
圧しながら嵌合させるものがあつた。この方式の
取付構造はビス等を使用しないので施工が簡単で
あつた。しかし、その反面、パネル21の脚部2
2間で支持体19の凹部20間を側方に押圧する
ので、それぞれの寸法調節が難しく、それが緩い
と振動や風等でパネル21が外れてしまうおそれ
があり、また、それが強すぎるとパネル21の表
面に凹状の歪み23が生ずるおそれがある等の欠
点があつた。
考案の目的 本考案は前述の欠点を改良して、取付け容易な
嵌合方式でありながら、側方への押圧力の強弱に
よつてパネルが外れたり歪みが生じたりすること
のないパネルの取付構造を提供するものである。
考案の構成 すなわち、本考案は天板と2つの脚部で断面を
チヤンネル状としたパネルと、断面H状の基部を
有する支持体からなり、パネルの脚部の端縁部に
内方へL状に折り曲げた保持部を設け、支持体の
2つの基部の端縁にT状をなす係合片を互いに対
向させて突設し、2つの係合片の両側に先端縁か
らの距離が左右相違する凹部を、前記距離の大小
が対向する係合片で左右逆になるよう設けて、パ
ネルの保持部を支持体の凹部内に挿入し、保持部
の上端を前記距離が大きい凹部の先端縁側の側面
に、下端を前記距離が小さい凹部の基部側の側面
にそれぞれ圧接させて、圧接箇所を点対称のたす
き状となるようにした、建築用パネルの取付構造
である。
本考案では、保持部の下端を、一方の係合片の
一方の凹部と他方の係合片の他方の凹部のそれぞ
れの基部側の側面に衝接して下方へ押圧すると共
に、保持部の上端を、一方の係合片の他方の凹部
と他方の係合片の一方の凹部のそれぞれの外面側
の側面に衝接して上方へ押圧することによつて、
保持部の係合片に対する上方への押圧と下方への
押圧とが点対称のたすき状になるようにしてパネ
ルを支持体に固定したものなので、パネルの脚部
を両側方から押圧しなくてもパネルを強固に固定
できるようになつた。
パネルの保持部を支持体の凹部に係合させるの
には、保持部を内方に対向して突設し、それを一
組の係合片の両側部の外方に対向させた凹部に係
合させても、二組の係合片に跨がらせてその両外
側の凹部に係合させても、又は、保持部を外方に
対向して突設し、それを係合片の内方に対向させ
て設けた凹部に係合させても、そのいずれでもよ
い。
また、パネルには突出片を設けても設けなくて
もよい。
実施例 本考案の実施例を図面において説明する。
第1図〜第3図の実施例において、天板1と二
つの脚部2,2とで断面ほぼ〓状に形成したパネ
ル3は、脚部2,2の両端に互いに対向したL状
の保持部4,4を内方に折り曲げて連設してあ
り、また、一方の脚部2には突出片5を外方に突
設してある。
断面ほぼH状の基部6を有する支持体7は、パ
ネル3の両脚部2,2の間隔よりも短い長さの一
方の係合片8および他方の係合片9を互いに対向
させて突設してある。一方の係合片8の両側部に
は一方の凹部10および他方の凹部11を、他方
の係合片9の両側部には一方の凹部12および他
方の凹部13をそれぞれ保持部4が挿入可能なよ
うに互いに外方へ対向させて設けてある。
一方の係合片8は、その外面14から一方の凹
部10の外面14側の側面15およびその側面1
5に対向する基部6側の側面16までの距離をa1
およびb1とし、その外面14から他方の凹部11
の外面14側の側面15′および側面15′と対向
する基部6側の側面16′までの距離をa2および
b2として、a1<a2およびb1<b2となるように形成
してある。さらに、他方の係合片9は、外面14
から一方の凹部12の外面14側の側面17およ
び基部6側の側面18までの距離をa2およびb2
形成し、また、外面14から他方の凹部13の外
面14側の側面17′および基部6側の側面1
8′までの距離をa1およびb1に形成してあつて、
同寸法の凹部10と凹部13、および凹部11と
凹部12が点対称をなしてたすき状に配設してあ
る。
パネル3を支持体7に固定するのには、支持体
7の一方の係合片8の凹部10,11及び他方の
係合片9の凹部12,13にパネル3の保持部4
を挿入する。そして、一方の係合片8の一方の凹
部10の基部6側の側面16と他方の係合片9の
他方の凹部13の基部6側の側面18′とに、保
持部4の下端をそれぞれ衝接して下方へ押圧する
と共に、一方の係合片8の他方の凹部11の外面
14側の側面15′と他方の係合片9の一方の凹
部12の外面14側の側面17とに、保持部4の
上端をそれぞれ衝接して上方へ押圧させる。した
がつて、パネル3の支持体7に対する下方への押
圧および上方への押圧は点対称のたすき状に作用
するため、パネル3が係合片8,9を側方へ押圧
することがなくともパネル3を強固に固定でき
る。
こうして、長尺のパネル3は、等間隔の下地材
(図示せず)にあらかじめ固定された複数本の支
持体7に直交して取付けられる。さらに、このパ
ネル3を順次横に隣接させながら並列に取付け
る。
第4図の実施例では、パネル31の幅をパネル
3よる広く形成し、保持部4を二組の係合片8,
9に跨がらせ、その両外側部の一方の凹部10,
12および他方の凹部11,13に挿入して係合
させるようにした構成において前述の実施例と相
違するが、他の構成および作用効果は同一であ
る。
第5図の実施例では、パネル32の保持部42
外方へ対向させて突設し、係合片82および92
凹部102,112および122,132をその両側
部に互いに内方に対向させて形成し、外向きの保
持部42を内向きの凹部102,112および12
,132にそれぞれ挿入して係合させるようにし
た構成において前述の実施例と相違するが他の構
成および作用効果は同一である。
考案の効果 本考案は以上のような構成であるので、あらか
じめ支持体の凹部を適宜な寸法に加工しておけ
ば、施工現場におけるパネルの取付けは容易とな
る。しかも、脚部を側方へ撓ませて押圧せずに、
上下への押圧を点対称のたすき状に作用させて強
固に固定するものなので、風や振動によつて外れ
るおそれや、天板が凹状に歪んだりするおそれが
なくなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図は本
考案の実施例を分解した概略図、第3図は係合片
の概略図、第4図および第5図は本考案の他の実
施例を分解した概略図、第6図は従来の取付構造
を示す正面図である。 1……天板、3,31,32……パネル、4,4
,42……保持部、6……基部、7……支持体、
8,82……一方の係合片、9,92……他方の係
合片、10,102,12,122……一方の凹
部、11,112,13,132……他方の凹部、
14……係合片の外面、15,15′,17,1
7′……外面側の側面、16,16′,18,1
8′……基部側の側面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天板1と2つの脚部2で断面をチヤンネル状と
    したパネル3と、断面H状の基部6を有する支持
    体7とからなり、パネル1の脚部2の端縁部に内
    方へL状に折り曲げた保持部4を設け、支持体7
    の2つの基部6の端縁にT状をなす係合片8,9
    を互いに対向させて突設し、2つの係合片8の両
    側に先端縁からの距離が左右相違する凹部10,
    11、および12,13を、前記距離の大小が対
    向する係合片8,9で左右逆になるよう設けて、
    パネル1の保持部4を支持体7の凹部10,12
    および11,13内に挿入し、保持部4の上端を
    前記距離が大きい凹部11,12の先端縁側の側
    面に、下端を前記距離が小さい凹部10,13の
    基部6側の側面にそれぞれ圧接させて、圧接箇所
    を点対称のたすき状となるようにした、建築用パ
    ネルの取付構造。
JP1985130390U 1985-08-27 1985-08-27 Expired JPH048189Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985130390U JPH048189Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985130390U JPH048189Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6238339U JPS6238339U (ja) 1987-03-06
JPH048189Y2 true JPH048189Y2 (ja) 1992-03-02

Family

ID=31027841

Family Applications (1)

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JP1985130390U Expired JPH048189Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

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JP (1) JPH048189Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0572563A (ja) * 1991-09-10 1993-03-26 Rohm Co Ltd 液晶表示装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0572563A (ja) * 1991-09-10 1993-03-26 Rohm Co Ltd 液晶表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6238339U (ja) 1987-03-06

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