JPH0481596A - 扇風機の操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、リビングルームなどの床面に設置し、遠隔操
作として赤外線を発信するワイヤレスリモコンを用いた
扇風機の操作装置に関するものである。

従来の技術 近年、扇風機の操作性を向上するために、赤外線ワイヤ
レスリモコン方式の操作装置が多用されている。

従来のこの種の扇風機の操作装置は第３図、第４図に示
すような構成であった。すなわち、送風部１０１は、基
台１０２の支柱１０３に支持され、基台１０２の上面に
は、遠隔操作部１０４を収納する凹面１０５が形成され
ている。また、凹面１０５に隣接して赤外線取入部１０
６が透光性の合成樹脂で形成されている。基台１０２内
部には、制御基板１０７が取付けられ、制御基板１０７
に載置された赤外線受光素子１０８が前記赤外線取入部
１０６の下方に近接して配置されている。

上記構成において、以下その動作を説明すると、遠隔操
作部１０４の操作ボタンを押すと、デジタル信号化され
た赤外線が送信され、基台１０２の透過体１０６を通過
するときに屈折あるいは内面反射して、受光素子１０８
にて受信上この受信信号に基づいて制御基板１０７が送
風部１０１を運転制御するものであった。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の構成では、基台１０２の低い
位置に遠隔操作部１０４を収納しているため、洋間など
で使用している場合は、遠隔操作部１０４の脱着には立
ったり、座ったりする動作が伴い、その取扱いが不便で
あるという課題を有していた。

また基台１０２上に遠隔操作部１０４を収納して使用す
る場合も収納位置が低いため、操作性が良くないという
課題を有していた。

本発明は、上記従来の課題を解決するもので、遠隔操作
部の着脱時の操作性を向上させ、また遠隔操作部を収納
して使用する場合も、楽な姿勢で便利に操作できるとい
う使い勝手の良い扇風機の操作装置を提供することを目
的とするものである。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、羽根を保護する保
護網と、この保護網の前面中心部に設けた円盤状の台座
と、この台座に設けた袋状の収納部と、前記羽根を駆動
するモータと、このモータを支柱を介して支持する基台
と、この基台内に取付けた制御基板と、この制御基板に
搭載した受光素子と、この受光素子に近接して前記基台
上に設けられた光を通す透過体と、前記台座に着脱可能
に保持される遠隔操作部を有し、前記台座の収納部は、
前記遠隔操作部を出し入れ可能な挿入口と、前記収納部
に装着した遠隔操作部の操作ボタンを操作可能な操作穴
と、前記遠隔操作部の光信号を下方向に通過させる光透
過部を設けた構成を有し、また扇風機を運転制御するス
イッチ操作部を前記遠隔操作部とは別に設け、前記スイ
ッチ操作部を前記基台に固定した構成を有している。

作　　　用 この構成により、遠隔操作部が扇風機の保護網前面に付
設した台座に収納され、台座の操作穴より遠隔操作部も
操作ボタンが操作できるので、使用者に対して遠隔操作
部の着脱性および、遠隔操作部収納時の運転操作が容易
にできるとともに、基台にスイッチ操作部を設けること
により、遠隔操作部とスイッチ操作部のどちらからも自
由に扇風機の運転制御操作ができることとなる。

実施例 本発明による一実施例を第１閃および第２図にもとづい
て説明する。

図示のように、羽根１を保護する保護網２の前面中心部
に円盤状の台座３が設けられている。この台座３には遠
隔操作部４の収納部５を設けている。この収納部５には
、遠隔操作部４を出入れする挿入口６を開口し、遠隔操
作部４の複数の操作ボタン７をすべて操作できる操作穴
８を設け、操作穴８の側方に操作表示板９が表示されて
いる。

さらに、収納部５の底面には光透過部１１が設けられ、
遠隔操作部４の赤外線送出部１０が光通過部１１に直面
している。羽根１を駆動するモータ部１２は、基台１３
より立設する支柱１４で支えられ、基台１３内には、受
光素子１５が載置された制御基板１６が取付けられてい
る。基板１３表面には受光素子１５の上方に近接して、
合成樹脂性の透過体１７が取付けられ、遠隔操作部４か
ら送信された光信号１８が透過して、受光素子１５に到
達し、制御基板１６の働きでモータ部１２の運転制御を
するものである。また、扇風機の基台１３には、通常の
スイッチ操作部１９も設けられている。

上記構成において、遠隔操作部４を収納部５から取り外
し、扇風機前方から透過体１７に向けて光信号を発射す
ることにより、通常の遠隔操作ができる。また遠隔操作
部４を収納部５に下向き挿入した状態では、遠隔操作部
４の赤外線送出部１０が下に向き、操作穴８を通してい
づれかの操作ボタン７を直接操作すると、光信号１８が
収納部５の下方の光通過部１１を通過して透過体１７か
ら受光素子１５に到達し、通常の遠隔操作と同様に運転
制卸できるものである。ここで、遠隔操作部４を収納部
５に入れると、遠隔操作部４の表示は上下逆転すること
となるが、収納部５の表示板９は、文字の方向を正して
表示してあり、この表示に従うことにより、支障なく操
作することができる。

したがって、遠隔操作部４の収納位置は使用者にとって
扇風機正面の高い位置にあるため、腰をかがめることな
く収納でき、その収納取扱性と、遠隔操作部４収納時の
操作性を格段に向上させることができる。また遠隔操作
部４収納時にスイッチ操作位置を扇風機保護網の中心と
基台表面の２カ所に設けることで、扇風機の使用状態に
合わせて、どちらのスイッチを使い分けることが可能と
なり、スイッチ操作がさらに便利なものとなる。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、遠
隔操作部の収納部を保護網の台座に設け、かつ、遠隔操
作部を下向きに収納するようにしたので、収納時にもそ
の位置で遠隔操作機能を発揮する。したがって従来の扇
風機が床面に近い位置に遠隔操作部を収納していたのに
比べ、遠隔操作部の脱着姿勢が格段に楽になるとともに
、本体床面に近い位置にあるスイッチ操作部と、保護網
の台座に収納した位置にある遠隔操作部とを、使用者の
床に伏した時、立った時なでの姿勢に合わせて自由に使
いわけることが可能となり、その運転操作性が、大幅に
向上するという効果の得られる優れた扇風機の操作装置
を実現するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す扇風機の操作装置の一
部断面斜視図、第２図は同扇風機の操作装置の要部断面
図、第３図は従来の扇風機の操作の 装置南斜視図、第４図は同扇風機の操作装置の要部断面
図である。 １・・・・・・羽根、２・・・・・・保護網、３・・・
・・・台座、４・・・・・・遠隔操作部、５・・・・・
・収納部、６・・・・・・挿入口、７・・・・・・操作
ボタン、８・・・・・・操作穴、１１・・・・・・光透
過部、１２・・・・・・モータ部、１３・・・・・・基
台、１４・旧・・支柱、１５・・・・・・受光素子、１
６・・・・・・制御基板、１７・・・・・・透過体、１
９・・・・・・スイッチ操作部。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名第 図 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）羽根を保護する保護網と、この保護網の前面中心
   部に設けた円盤状の台座と、この台座に設けた袋状の収
   納部と、前記羽根を駆動するモータと、このモータを支
   柱を介して支持する基台と、この基台内に取付けた制御
   基板と、この制御基板に搭載した受光素子と、この受光
   素子に近接して前記基台上に設けられた光を通す透過体
   と、前記台座に着脱可能に保持される遠隔操作部を有し
   、前記台座の収納部には前記遠隔操作部が出し入れ可能
   な挿入口と、前記収納部に装着した遠隔操作部の操作ボ
   タンを操作可能な操作穴と、前記遠隔操作部の光信号を
   下方向に通過させる光透過部を設けた扇風機の操作装置
   。
2. （２）扇風機を運転制御するスイッチ操作部を遠隔操作
   部とは別に設け、前記スイッチ操作部を基台に固定した
   請求項１記載の扇風機の操作装置。