JPH048148B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH048148B2
JPH048148B2 JP60244117A JP24411785A JPH048148B2 JP H048148 B2 JPH048148 B2 JP H048148B2 JP 60244117 A JP60244117 A JP 60244117A JP 24411785 A JP24411785 A JP 24411785A JP H048148 B2 JPH048148 B2 JP H048148B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
welding
support member
gear
rotating
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60244117A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62104684A (ja
Inventor
Juji Sugitani
Masao Kobayashi
Yoshihisa Ikeda
Masatomo Murayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Ltd
Priority to JP24411785A priority Critical patent/JPS62104684A/ja
Publication of JPS62104684A publication Critical patent/JPS62104684A/ja
Publication of JPH048148B2 publication Critical patent/JPH048148B2/ja
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  • Arc Welding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、アークを高速回転させて溶接を行
う高速移転アーク溶接装置に関するものである。
〔従来の技術〕
先に発明者らは、回転アーク溶接装置を提案し
(特開昭58−176073号公報)、狭開先溶接に適用し
て多大な効果をあげてきた。その溶接装置によれ
ば、アークの高速回転により開先側壁の溶込みを
増加し、かつ多層溶接に適したコンケーブなビー
ド形状が得られ、狭開先溶接の大幅な品質向上が
達成されている。以下、この溶接装置を従来の溶
接装置と呼ぶ。
ところで、従来の溶接装置は、先端に軸心より
外方に偏心したワイヤ送給口を有するチツプが取
り付けられている垂直に向けられた回転ノズルと
前記回転ノズルの上部に固着され、その中心にワ
イヤ挿通孔を有する受電板と、前記受電板の上面
にその下面が摺動するカーボンブラシと、前記カ
ーボンブラシの上面に固着された給電板と、その
下部が前記給電板とカーボンブラシを貫通して前
記受電板のワイヤ挿通孔上面に臨み、装置本体側
から延出する支持腕に取り付けられた中心にワイ
ヤ挿通孔を有するワイヤインレツトとを備えてい
る。更に、前記支持腕に垂設されたその下部が前
記給電板およびカーボンブラシに設けられた案内
孔内に嵌入するガイド棒と、前記ガイド棒の外周
に嵌装された前記給電板の取付けられたカーボン
ブラシを前記受電板に押圧するための弾性体と、
溶接ワイヤを前記ワイヤインレツトを経て前記回
転ノズルに送給するためのワイヤ送給装置と、前
記回転ノズルの両側方にその開口面を前記回転ノ
ズルの先端に向けて設けられた一対のシールドガ
スノズルとを備えたものである。
第2図にこの従来の溶接装置の概略図を示す。
図において、1はギヤボツクス、2はモータ、3
は電極、4はワイヤインレツト、5はシールドガ
スノズル基体、6はシールドガスノズル、7はワ
イヤ送給装置、8は溶接ワイヤ、9はローラ、1
0はワイヤ送給モータ、11は受電板、12はカ
ーボンブラシ、13は給電板、14はガイド棒、
15はスプリング、16は給電ケーブル、17は
給電ケーブル端子取付孔、18は支持腕で、19
は回転位置検出器である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、従来の溶接装置では電極3自体が回
転するのでカーボンブラシ12による給電方式を
採用しており、このためカーボンブラシ12の接
触面積による給電容量の確保やカーボンブラシ1
2の接触回転抵抗により、給電部や回転モータ2
が大型にならざるを得ず、これが溶接装置の小型
化が必要となる場合において障害となつていた。
本発明は、従来の溶接装置の利点を失うことな
く、電極の回転機構を改良し、小型・軽量化を可
能にした高速回転アーク溶接装置を得ることを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る高速回転アーク溶接装置は、円す
い運動の支点として電極の上部を支持する第1の
支持部材と、円盤状の部材から構成され、その中
心から所定の距離オフセツトさせて電極の中央部
分を支持する第2の支持部材と、電極の下端が円
形軌道を移動するように第2の支持部材を回転駆
動する駆動部材と、第1の支持部材と第2の支持
部材との間の距離を調整して円形軌道の直径を調
整する調整部材とを有する。
[作用] 本発明においては、電極が第1の支持部材を支
点として円すい運動をする。そして、電極の下端
が円運動をし、電極から発生するアークも回転円
運動をする。電極の下端が円運動をする時電極自
体は回転しないので、電極に直接給電することが
できる。また、調整部材により開先のギヤツプに
応じてアークの径を調整することができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図A,Bは、本発明の一実施例に係る回
転アーク溶接装置断面の概略側面図及び電極に回
転運動を与えるギヤ部の平面図である。
図面において、20は電極、21は溶接ワイ
ヤ、22は回転モータ、23はモータ22のシヤ
フト、24はシヤフト23に取り付けられ、モー
タ22により高速回転を与えられるギヤ、25は
ギヤ24により高速回転を与えられるギヤ、26
は電極21を支持する自動調心ベアリングで、ギ
ヤ25の回転により電極21が高速回転するよう
にギヤ25の中心から所定の距離dだけ偏心して
ギヤ25に取り付けられている。27は回転する
電極21の支点となる自動調心ベアリングであ
る。28は図示されていない溶接台者の架台に取
り付けられたギヤボツクス、29は電極に電力を
供給するための給電ケーブル、30は溶接アー
ク、31は被溶接物、32は回転直径調整部であ
る。33は給電ケーブル端子の取付け孔、34は
ギヤ25を支持するベアリングである。
回転モータ22の駆動よりギヤ24及びギヤ2
5を介して電極21の下端部が自動調心ベアリン
グ27を支点として回転運転し、これにより電極
20の下端から送り出される溶接ワイヤ21の先
端および溶接アーク30は、被溶接物31上で回
転円運動を行う。回転する溶接ワイヤ21先端の
回転直径Dは、距離1の大きさを調整器32によ
り変化させることで調整することができる。
電極20の下端部が回転運動をしているとき電
極20それ自体は回転しないので、図示のように
給電ケーブル29によつて電極20に直接給電す
ることが可能になつている。
なお、第1図A,Bは本発明の一実施例を示し
たものにすぎず本発明はこれに限定されるもので
はないことはいうまでもない、例えば電極20の
支点となる自動調心ベアリング27は、電極20
のその部分の動きは小さいので、球面軸受に置き
換えてもよい。そして、ギヤ25への回転モータ
22の伝達系も実施例に示された歯車だけに限る
ものではなく、他の伝達機構を用いることができ
ることはいうまでもない。また、本発明の溶接装
置の適用対象となる溶接法は、アーク溶接法全般
である。
〔発明の効果〕
本発明の高速回転アーク溶接装置は従来の回転
アーク溶接装置と比較すれば以下に示すような優
れた効果が得られている。
(イ) 従来の溶接装置では、カーボンブラシによる
接触通電方式をとつているため、給電部のスペ
ースが大きくなる。またカーボンブラシの接触
抵抗のため、大型の回転モータが必要であつ
た。
これに対して、本発明の溶接装置では、電極
ノズルに直接通電することができるため、給電
部のスペースがはるかに小さくなり、また、カ
ーボンブラシの接触抵抗もないので従来よりも
大幅に小型のモータを用いることができ、溶接
装置の画期的な小型軽量化が達成できる。
(ロ) 従来の溶接装置では、電極ノズル自体が回転
するが、本発明の溶接装置では、電極ノズルの
下端が円運動を行うだけであつて、電極ノズル
自体は回転しないので、電極ノズルの水冷が容
易に行え、本溶接装置の適用範囲を拡張するこ
とが可能である。
(ハ) また、本発明においては調整部材により開先
のギヤツプに応じてアークの回転半径を調整す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本発明の一実施例に係る回転ア
ーク溶接装置断面の概略側面図及び電極の下端に
回転運動を与えるギヤ部の平面図、第2図は従来
の回転アーク溶接装置断面の概略側面図である。 図において、20は電極、21は溶接ワイヤ、
22は回転モータ、24はギヤ、25はギヤ、2
6は自動調心ベアリング、27は自動調心ベアリ
ング、29は給電ケーブル、30は溶接アーク、
31は被溶接物である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円すい運動の支点として電極の上部を支持す
    る第1の支持部材と、 円盤状の部材から構成され、その中心から所定
    の距離オフセツトさせて前記電極の中央部分を支
    持する第2の支持部材と、 前記電極の先端が円形軌道を移動するように前
    記第2の支持部材を回転駆動する駆動部材と、 前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との
    間の距離を調整して前記円形軌道の直径を調整す
    る調整部材と を有することを特徴とする高速回転アーク溶接装
    置。
JP24411785A 1985-11-01 1985-11-01 高速回転ア−ク溶接装置 Granted JPS62104684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24411785A JPS62104684A (ja) 1985-11-01 1985-11-01 高速回転ア−ク溶接装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24411785A JPS62104684A (ja) 1985-11-01 1985-11-01 高速回転ア−ク溶接装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62104684A JPS62104684A (ja) 1987-05-15
JPH048148B2 true JPH048148B2 (ja) 1992-02-14

Family

ID=17114011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24411785A Granted JPS62104684A (ja) 1985-11-01 1985-11-01 高速回転ア−ク溶接装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62104684A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577381A (en) * 1980-06-14 1982-01-14 Nippon Kokan Kk <Nkk> High speed rotating arc welding method
JPS6021026A (ja) * 1983-07-15 1985-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示用電極の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577381A (en) * 1980-06-14 1982-01-14 Nippon Kokan Kk <Nkk> High speed rotating arc welding method
JPS6021026A (ja) * 1983-07-15 1985-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示用電極の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62104684A (ja) 1987-05-15

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