JPH048147B2 - - Google Patents
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- JPH048147B2 JPH048147B2 JP59120982A JP12098284A JPH048147B2 JP H048147 B2 JPH048147 B2 JP H048147B2 JP 59120982 A JP59120982 A JP 59120982A JP 12098284 A JP12098284 A JP 12098284A JP H048147 B2 JPH048147 B2 JP H048147B2
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- JP
- Japan
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- link
- horizontal
- distance
- horizontal pin
- pins
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 46
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/24—Features related to electrodes
- B23K9/28—Supporting devices for electrodes
- B23K9/287—Supporting devices for electrode holders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は自動溶接装置における溶接トーチの保
持装置に関する。
持装置に関する。
従来例の構成とその問題点
従来、自動溶接装置における溶接トーチの保持
装置として、第1図に示すようなものがある。
装置として、第1図に示すようなものがある。
この保持装置は、前後、左右、上下方向で移動
自在にされた移動フレーム1に旋回駆動装置2を
介して旋回自在に保持された旋回体3に取付けら
れると共に、その溶接トーチ4は常に一点を向く
ように保持している。即ち、上記保持装置は旋回
体3の垂下部3aの上部に一端部が軸支された第
1リンク5と、同じく垂下部3aの下部に一端部
が軸支された第2リンク6と、一端部が第1リン
ク5の他端にピン連結されると共に中間部が第2
リンク6の中間部にピン連結された第3リンク7
と、一端部が第2リンク6の他端部にピン連結さ
れた第4リンク8と、第3リンク7の他端部と第
4リンク8の他端部同志を連結すると共に溶接ト
ーチ4が取付けられた第5リンク9と、第1リン
ク5の一端部を中心にして全体のリンクを鉛直面
内で揺動させる電動機10とから構成されてい
る。そして、更に第1リンク5と第2リンク6と
が、第3リンク7と第4リンク8とが、第2リン
ク6と第5リンク9とがそれぞれ互いに平行にさ
れると共に、互いに平行なリンク同志、又はリン
クとリンクの一部同志の長さが等しくなるように
されている。従つて、第2リンク6と第3リンク
7とのピン連結部を境にして2組の平行リンク機
構a,bが構成されていることになり、例えば電
動機10により、第1リンク5を揺動させると、
その揺動角にかかわらず溶接トーチ4先端は常に
一定箇所に向くようになる。ところで、この構成
によると、2つの平行リンク機構a,bが互いに
重ならないような配置形状になつているため、第
5リンク9は常に旋回体3の旋回中心より、その
垂下部3aとは反対側に突出し、従つて溶接構造
体の形状によつては溶接作業ができないという欠
点があつた。例えば被溶接部材cの両側に壁体が
立設されている場合には、垂下部並びに旋回中心
により外方に突出する第3、第4及び第5リンク
7,8,9が邪魔になつてしまう。
自在にされた移動フレーム1に旋回駆動装置2を
介して旋回自在に保持された旋回体3に取付けら
れると共に、その溶接トーチ4は常に一点を向く
ように保持している。即ち、上記保持装置は旋回
体3の垂下部3aの上部に一端部が軸支された第
1リンク5と、同じく垂下部3aの下部に一端部
が軸支された第2リンク6と、一端部が第1リン
ク5の他端にピン連結されると共に中間部が第2
リンク6の中間部にピン連結された第3リンク7
と、一端部が第2リンク6の他端部にピン連結さ
れた第4リンク8と、第3リンク7の他端部と第
4リンク8の他端部同志を連結すると共に溶接ト
ーチ4が取付けられた第5リンク9と、第1リン
ク5の一端部を中心にして全体のリンクを鉛直面
内で揺動させる電動機10とから構成されてい
る。そして、更に第1リンク5と第2リンク6と
が、第3リンク7と第4リンク8とが、第2リン
ク6と第5リンク9とがそれぞれ互いに平行にさ
れると共に、互いに平行なリンク同志、又はリン
クとリンクの一部同志の長さが等しくなるように
されている。従つて、第2リンク6と第3リンク
7とのピン連結部を境にして2組の平行リンク機
構a,bが構成されていることになり、例えば電
動機10により、第1リンク5を揺動させると、
その揺動角にかかわらず溶接トーチ4先端は常に
一定箇所に向くようになる。ところで、この構成
によると、2つの平行リンク機構a,bが互いに
重ならないような配置形状になつているため、第
5リンク9は常に旋回体3の旋回中心より、その
垂下部3aとは反対側に突出し、従つて溶接構造
体の形状によつては溶接作業ができないという欠
点があつた。例えば被溶接部材cの両側に壁体が
立設されている場合には、垂下部並びに旋回中心
により外方に突出する第3、第4及び第5リンク
7,8,9が邪魔になつてしまう。
発明の目的
本発明は上記欠点を解消し得る自動溶接装置に
おける溶接トーチの保持装置を提供することを目
的とする。
おける溶接トーチの保持装置を提供することを目
的とする。
発明の構成
上記目的を達成するため、自動溶接装置におけ
る溶接トーチの保持装置は、前後、左右、上下方
向で移動自在にされた移動体と、該移動体に旋回
装置を介して鉛直軸心回りで旋回自在に保持され
た旋回体とを有する自動溶接装置において、一端
部が上記旋回体の上部に第1水平ピンを介して支
持された第1リンクと、一端部が上記旋回体の下
部に第2水平ピンを介して支持された第2リンク
と、一端部が第3水平ピンを介して第1リンクの
他端部に連結された第3リンクと、中間部が第4
水平ピンを介して第2リンクとの他端部に連結さ
れた第4リンクと、一端部が第5水平ピンを介し
て第3リンクの他端部に連動連結されると共に他
端部が第6水平ピンを介して第4リンクの他端部
に連結され且つ溶接トーチが固定された第5リン
クと、一端部が第7水平ピンを介して第1リンク
の中間部に連結されると共に他端部が第4水平ピ
ンに連結された第1補助リンクと、一端部が第8
水平ピンを介して第3リンクの中間部に連結され
ると共に他端部が第9水平ピンを介して第4リン
クの一端部に連結された第2補助リンクとから構
成し、且つ上記第1及び第2水平ピン間距離と第
4及び第7水平ピン間距離とが互いに等しくなる
ようになし、上記第1及び第7水平ピン間距離と
第2及び第4水平ピン間距離とが互いに等しくな
るようになし、上記第5及び第6水平ピン間距離
と第8及び第9水平ピン間距離とが互いに等しく
なるようになし、上記第5及び第8水平ピン間距
離と第6及び第9水平ピン間距離とが互いに等し
くなるようになし、更に上記第1及び第3水平ピ
ン間距離と第2及び第4水平ピン間距離との比、
第3及び第5水平ピン間距離と第4及び第6水平
ピン間距離との比、第1水平ピン及び溶接トーチ
先端間距離と第2水平ピン及び溶接トーチ先端間
距離との比、並びに第5水平ピン及び溶接トーチ
先端間距離と第6水平ピン及び溶接トーチ先端間
距離との比をすべて等しく構成したものである。
る溶接トーチの保持装置は、前後、左右、上下方
向で移動自在にされた移動体と、該移動体に旋回
装置を介して鉛直軸心回りで旋回自在に保持され
た旋回体とを有する自動溶接装置において、一端
部が上記旋回体の上部に第1水平ピンを介して支
持された第1リンクと、一端部が上記旋回体の下
部に第2水平ピンを介して支持された第2リンク
と、一端部が第3水平ピンを介して第1リンクの
他端部に連結された第3リンクと、中間部が第4
水平ピンを介して第2リンクとの他端部に連結さ
れた第4リンクと、一端部が第5水平ピンを介し
て第3リンクの他端部に連動連結されると共に他
端部が第6水平ピンを介して第4リンクの他端部
に連結され且つ溶接トーチが固定された第5リン
クと、一端部が第7水平ピンを介して第1リンク
の中間部に連結されると共に他端部が第4水平ピ
ンに連結された第1補助リンクと、一端部が第8
水平ピンを介して第3リンクの中間部に連結され
ると共に他端部が第9水平ピンを介して第4リン
クの一端部に連結された第2補助リンクとから構
成し、且つ上記第1及び第2水平ピン間距離と第
4及び第7水平ピン間距離とが互いに等しくなる
ようになし、上記第1及び第7水平ピン間距離と
第2及び第4水平ピン間距離とが互いに等しくな
るようになし、上記第5及び第6水平ピン間距離
と第8及び第9水平ピン間距離とが互いに等しく
なるようになし、上記第5及び第8水平ピン間距
離と第6及び第9水平ピン間距離とが互いに等し
くなるようになし、更に上記第1及び第3水平ピ
ン間距離と第2及び第4水平ピン間距離との比、
第3及び第5水平ピン間距離と第4及び第6水平
ピン間距離との比、第1水平ピン及び溶接トーチ
先端間距離と第2水平ピン及び溶接トーチ先端間
距離との比、並びに第5水平ピン及び溶接トーチ
先端間距離と第6水平ピン及び溶接トーチ先端間
距離との比をすべて等しく構成したものである。
実施例と作用
以下、本発明の一実施例を第2図〜第6図に基
づき説明する。まず、第2図に基づき自動溶接装
置全体について説明する。この自動溶接装置11
は、一対の案内レール12,12′上を前後方向
で走行自在にされた門型枠体13と、この門型枠
体13の水平部材13aに沿つて左右方向で横行
自在にされた横行体14と、横行体14に上下方
向で昇降自在にされた昇降体(移動体)15と、
この昇降体15に水平面内で旋回自在にされた旋
回体16と、この旋回体16を旋回させる旋回装
置17と、この旋回装置17に取付けられた本発
明に係る溶接トーチ18の保持装置19とから構
成されている。
づき説明する。まず、第2図に基づき自動溶接装
置全体について説明する。この自動溶接装置11
は、一対の案内レール12,12′上を前後方向
で走行自在にされた門型枠体13と、この門型枠
体13の水平部材13aに沿つて左右方向で横行
自在にされた横行体14と、横行体14に上下方
向で昇降自在にされた昇降体(移動体)15と、
この昇降体15に水平面内で旋回自在にされた旋
回体16と、この旋回体16を旋回させる旋回装
置17と、この旋回装置17に取付けられた本発
明に係る溶接トーチ18の保持装置19とから構
成されている。
次に、上記溶接トーチの保持装置19を第3図
及び第4図に基づき説明する。20は一端部が第
1水平ピン21を介して旋回体16の垂下部16
aの上部に支持された第1リンク、22は一端部
が第2水平ピン23を介して同じく旋回体16の
垂下部16aの下部に支持された第2リンクであ
る。24は一端部が第3水平ピン25を介して第
1リンク20の他端部に連結された第3リンク、
26は一端寄りの中間部に第4水平ピン27を介
して連結された第4リンクである。28は一端部
が第5水平ピン29を介して第3リンク24の他
端部に連結されると共に他端部が第6水平ピン3
0を介して第4リンク26の他端部に連結された
第5リンクで、その下面に溶接トーチ18がボル
ト31により固定されている。32は上記第1リ
ンク20と第2リンク22とを常に平行に保つた
めの第1補助リンクで、その一端部が第1リンク
20の中間部に第7水平ピン33を介して連結さ
れると共に他端部が上記第4水平ピン27に連結
され、更に第1水平ピン21、第2水平ピン2
3、第4水平ピン27、第7水平ピン33は平行
四辺形各頂点となるような位置にされている。即
ち、第1及び第2水平ピン21,23間距離と第
4及び第7水平ピン27,33間距離とが互いに
等しくなるようにされ、また第1及び第7水平ピ
ン21,33間距離と第2及び第4水平ピン2
3,27間距離とが互いに等しくなるようにされ
ている。34は上記第3リンク24と第4リンク
26とを常に平行に保つための第2補助リンク
で、その一端は第8水平ピン35を介して第3リ
ンク24の第3水平ピン25寄りの中間部に連結
されると共に他端部は第9水平ピン36を介して
第4リンク26の一端部に連結されており、更に
第5水平ピン29、第6水平ピン30、第9水平
ピン36、第8水平ピン35は平行四辺形の各頂
点となるような位置にされている。即ち、第5及
び第6水平ピン29,30間距離と第8及び第9
水平ピン35,36間距離とが互いに等しくなる
ようにされ、また第5及び第8水平ピン29,3
5間距離と第6及び第9水平ピン30,36間距
離とが互いに等しくなるようにされている。そし
て更に上記第1及び第3水平ピン21,25間距
離と第2及び第4水平ピン23,27間距離との
比、第3及び第5水平ピン25,29間距離と第
4及び第6水平ピン27,30間距離との比、第
1水平ピン21及び溶接トーチ18先端間距離と
第2水平ピン23及び溶接トーチ18先端間距離
との比、並びに第5水平ピン29及び溶接トーチ
18先端間距離と第6水平ピン30及び溶接トー
チ18先端間距離との比がすべて等しく一定とな
るようにされている。また、上記溶接トーチ18
の先端は旋回体16の旋回中心に位置するように
されている。37は垂下部16aの側面に取付け
られた電動機で、第1水平ピン21を回動させて
上記リンク機構を介して溶接トーチ18のトーチ
角(θ)を変えるためのものである。なお、第1
水平ピン21と第1リンク20とはキーにより連
結されている。また、上記旋回体16には、第1
水平ピン21の揺動範囲を規制するための一対の
リミツトスイツチ(図示せず)が設けられてい
る。38は第1リンク20の下方への揺動を規制
するためのストツパーである。このようなリンク
構成にすることによつて、リンク角(θ)が変化
しても常に溶接トーチ18の先端は同一位置にあ
り、また第1、第2、第4、第7水平ピン21,
23,27,33を頂点とする平行リンク機構
A、及び第5、第6、第9、第8水平ピン29,
30,36,35を頂点とする平行リンク機構B
とは互いに一部重なつた状態で構成されると共に
旋回中心より垂下部16a側に配置されているた
め、溶接作業の邪魔にはならない。
及び第4図に基づき説明する。20は一端部が第
1水平ピン21を介して旋回体16の垂下部16
aの上部に支持された第1リンク、22は一端部
が第2水平ピン23を介して同じく旋回体16の
垂下部16aの下部に支持された第2リンクであ
る。24は一端部が第3水平ピン25を介して第
1リンク20の他端部に連結された第3リンク、
26は一端寄りの中間部に第4水平ピン27を介
して連結された第4リンクである。28は一端部
が第5水平ピン29を介して第3リンク24の他
端部に連結されると共に他端部が第6水平ピン3
0を介して第4リンク26の他端部に連結された
第5リンクで、その下面に溶接トーチ18がボル
ト31により固定されている。32は上記第1リ
ンク20と第2リンク22とを常に平行に保つた
めの第1補助リンクで、その一端部が第1リンク
20の中間部に第7水平ピン33を介して連結さ
れると共に他端部が上記第4水平ピン27に連結
され、更に第1水平ピン21、第2水平ピン2
3、第4水平ピン27、第7水平ピン33は平行
四辺形各頂点となるような位置にされている。即
ち、第1及び第2水平ピン21,23間距離と第
4及び第7水平ピン27,33間距離とが互いに
等しくなるようにされ、また第1及び第7水平ピ
ン21,33間距離と第2及び第4水平ピン2
3,27間距離とが互いに等しくなるようにされ
ている。34は上記第3リンク24と第4リンク
26とを常に平行に保つための第2補助リンク
で、その一端は第8水平ピン35を介して第3リ
ンク24の第3水平ピン25寄りの中間部に連結
されると共に他端部は第9水平ピン36を介して
第4リンク26の一端部に連結されており、更に
第5水平ピン29、第6水平ピン30、第9水平
ピン36、第8水平ピン35は平行四辺形の各頂
点となるような位置にされている。即ち、第5及
び第6水平ピン29,30間距離と第8及び第9
水平ピン35,36間距離とが互いに等しくなる
ようにされ、また第5及び第8水平ピン29,3
5間距離と第6及び第9水平ピン30,36間距
離とが互いに等しくなるようにされている。そし
て更に上記第1及び第3水平ピン21,25間距
離と第2及び第4水平ピン23,27間距離との
比、第3及び第5水平ピン25,29間距離と第
4及び第6水平ピン27,30間距離との比、第
1水平ピン21及び溶接トーチ18先端間距離と
第2水平ピン23及び溶接トーチ18先端間距離
との比、並びに第5水平ピン29及び溶接トーチ
18先端間距離と第6水平ピン30及び溶接トー
チ18先端間距離との比がすべて等しく一定とな
るようにされている。また、上記溶接トーチ18
の先端は旋回体16の旋回中心に位置するように
されている。37は垂下部16aの側面に取付け
られた電動機で、第1水平ピン21を回動させて
上記リンク機構を介して溶接トーチ18のトーチ
角(θ)を変えるためのものである。なお、第1
水平ピン21と第1リンク20とはキーにより連
結されている。また、上記旋回体16には、第1
水平ピン21の揺動範囲を規制するための一対の
リミツトスイツチ(図示せず)が設けられてい
る。38は第1リンク20の下方への揺動を規制
するためのストツパーである。このようなリンク
構成にすることによつて、リンク角(θ)が変化
しても常に溶接トーチ18の先端は同一位置にあ
り、また第1、第2、第4、第7水平ピン21,
23,27,33を頂点とする平行リンク機構
A、及び第5、第6、第9、第8水平ピン29,
30,36,35を頂点とする平行リンク機構B
とは互いに一部重なつた状態で構成されると共に
旋回中心より垂下部16a側に配置されているた
め、溶接作業の邪魔にはならない。
ここで、第1リンク20のリンク角(揺動角)
(θ)のいかんにかかわらず、常に、溶接トーチ
18先端が一定箇所に位置する理由を、第5図及
び第6図に基づき説明する。
(θ)のいかんにかかわらず、常に、溶接トーチ
18先端が一定箇所に位置する理由を、第5図及
び第6図に基づき説明する。
上記リンク機構は第5図に示すようなa,b,
c,d,eのリンクによつてその基本構成が成さ
れている。
c,d,eのリンクによつてその基本構成が成さ
れている。
即ち、各リンクの長さは、
a/b=c/d=OC/OC′=OA/OA′=一定
となるように決められており、しかもリンクaと
bとが、またcとdとが平行となるように、第6
図に示す補助リンクfとgとによつて拘束されて
いる。この条件を満足すると、リンク角(θ)を
変えても、溶接トーチ18の先端であるO点は常
に一点を示すと共に任意のトーチ角(α)を得る
ことができる。
bとが、またcとdとが平行となるように、第6
図に示す補助リンクfとgとによつて拘束されて
いる。この条件を満足すると、リンク角(θ)を
変えても、溶接トーチ18の先端であるO点は常
に一点を示すと共に任意のトーチ角(α)を得る
ことができる。
この原理を第6図に基づき説明する。
第6図において
a/b=OA/OA′、且つABA′B′とすると、
△OAB∽△OA′B′となる。
従つて、O,B′,B点は一直線上に位置する
と共にOB/OB′=OA/OA′となる。
と共にOB/OB′=OA/OA′となる。
また、c/d=OA/OA′、且つBCB′C′とすると、
△OBC∽△OB′C′となり、
CC′の延長線上には必ずO点があり、しかも
′=′×OB′/BB′=′×OA′/AA′=一
定 となり、常に′は一定となる。つまり、リンク
eはO点を中心に一定の距離を保ちつつ回転する
ことになる。
定 となり、常に′は一定となる。つまり、リンク
eはO点を中心に一定の距離を保ちつつ回転する
ことになる。
発明の効果
上記本発明の構成によると、リンク角を変化さ
せても溶接トーチの先端を常に一定の箇所に位置
させる2つの平行リンク機構を互いに一部重なる
ように且つ逆向きとなるように配置することがで
き、従つて保持装置全体を旋回体の旋回中心によ
り一方に配置できると共に装置のコンパクト化を
図ることができるので、従来のように旋回中心両
側に突出するものに比べて、溶接作業の適用範囲
が格段に広くなる。
せても溶接トーチの先端を常に一定の箇所に位置
させる2つの平行リンク機構を互いに一部重なる
ように且つ逆向きとなるように配置することがで
き、従つて保持装置全体を旋回体の旋回中心によ
り一方に配置できると共に装置のコンパクト化を
図ることができるので、従来のように旋回中心両
側に突出するものに比べて、溶接作業の適用範囲
が格段に広くなる。
第1図は従来例の概略側面図、第2図〜第6図
は本発明の一実施例を示すもので、第2図は全体
正面図、第3図は要部の側面図、第4図は第3図
の−矢視図、第5図及び第6図は原理を説明
する図である。 11……自動溶接装置、15……昇降体(移動
体)、16……旋回体、16a……垂下部、17
……旋回装置、18……溶接トーチ、19……保
持装置、20……第1リンク、21……第1水平
ピン、22……第2リンク、23……第2水平ピ
ン、24……第3リンク、25……第3水平ピ
ン、26……第4リンク、27……第4水平ピ
ン、28……第5リンク、29……第5水平ピ
ン、30……第6水平ピン、32……第1補助リ
ンク、33……第7水平ピン、34……第2補助
リンク、35……第8水平ピン、36……第9水
平ピン。
は本発明の一実施例を示すもので、第2図は全体
正面図、第3図は要部の側面図、第4図は第3図
の−矢視図、第5図及び第6図は原理を説明
する図である。 11……自動溶接装置、15……昇降体(移動
体)、16……旋回体、16a……垂下部、17
……旋回装置、18……溶接トーチ、19……保
持装置、20……第1リンク、21……第1水平
ピン、22……第2リンク、23……第2水平ピ
ン、24……第3リンク、25……第3水平ピ
ン、26……第4リンク、27……第4水平ピ
ン、28……第5リンク、29……第5水平ピ
ン、30……第6水平ピン、32……第1補助リ
ンク、33……第7水平ピン、34……第2補助
リンク、35……第8水平ピン、36……第9水
平ピン。
Claims (1)
- 1 前後、左右、上下方向で移動自在にされた移
動体と、該移動体に旋回装置を介して鉛直軸心回
りで旋回自在に保持された旋回体とを有する自動
溶接装置において、一端部が上記旋回体の上部に
第1水平ピンを介して支持された第1リンクと、
一端部が上記旋回体の下部に第2水平ピンを介し
て支持された第2リンクと、一端部が第3水平ピ
ンを介して第1リンクの他端部に連結された第3
リンクと、中間部が第4水平ピンを介して第2リ
ンクの他端部に連結された第4リンクと、一端部
が第5水平ピンを介して第3リンクの他端部に連
動連結されると共に他端部が第6水平ピンを介し
て第4リンクの他端部に連結され且つ溶接トーチ
が固定された第5リンクと、一端部が第7水平ピ
ンを介して第1リンクの中間部に連結されると共
に他端部が第4水平ピンに連結された第1補助リ
ンクと、一端部が第8水平ピンを介して第3リン
クの中間部に連結されると共に他端部が第9水平
ピンを介して第4リンクの一端部に連結された第
2補助リンクとから構成し、且つ上記第1及び第
2水平ピン間距離と第4及び第7水平ピン間距離
とが互いに等しくなるようになし、上記第1及び
第7水平ピン間距離と第2及び第4水平ピン間距
離とが互いに等しくなるようになし、上記第5及
び第6水平ピン間距離と第8及び第9水平ピン間
距離とが互いに等しくなるようになし、上記第5
及び第8水平ピン間距離と第6及び第9水平ピン
間距離とが互いに等しくなるようになし、更に上
記第1及び第3水平ピン間距離と第2及び第4水
平ピン間距離との比、第3及び第5水平ピン間距
離と第4及び第6水平ピン間距離との比、第1水
平ピン及び溶接トーチ先端間距離と第2水平ピン
及び溶接トーチ先端間距離との比、並びに第5水
平ピン及び溶接トーチ先端間距離と第6水平ピン
及び溶接トーチ先端間距離との比をすべて等しく
構成したことを特徴とする自動溶接装置における
溶接トーチの保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12098284A JPS611481A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 自動溶接装置における溶接ト−チの保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12098284A JPS611481A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 自動溶接装置における溶接ト−チの保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS611481A JPS611481A (ja) | 1986-01-07 |
JPH048147B2 true JPH048147B2 (ja) | 1992-02-14 |
Family
ID=14799852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12098284A Granted JPS611481A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 自動溶接装置における溶接ト−チの保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS611481A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2629554B2 (ja) * | 1993-04-23 | 1997-07-09 | 日本電気株式会社 | 情報処理システム |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0619724U (ja) * | 1992-03-27 | 1994-03-15 | 兼市 森本 | 遠隔操作索条付挟着アーム |
JP3730468B2 (ja) * | 2000-01-13 | 2006-01-05 | 小池酸素工業株式会社 | トーチ角度設定装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5429310U (ja) * | 1977-07-30 | 1979-02-26 |
-
1984
- 1984-06-13 JP JP12098284A patent/JPS611481A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5429310U (ja) * | 1977-07-30 | 1979-02-26 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2629554B2 (ja) * | 1993-04-23 | 1997-07-09 | 日本電気株式会社 | 情報処理システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS611481A (ja) | 1986-01-07 |
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