JPH0481341A - 自動車用モール - Google Patents

自動車用モール

Info

Publication number
JPH0481341A
JPH0481341A JP19368390A JP19368390A JPH0481341A JP H0481341 A JPH0481341 A JP H0481341A JP 19368390 A JP19368390 A JP 19368390A JP 19368390 A JP19368390 A JP 19368390A JP H0481341 A JPH0481341 A JP H0481341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
elasticity
outside
elastic modulus
bending elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19368390A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazukiyo Hayashi
林 一清
Koichi Ogiso
浩一 小木曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP19368390A priority Critical patent/JPH0481341A/ja
Publication of JPH0481341A publication Critical patent/JPH0481341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車用モールに関するもので、特に、モール
の外側部と内側部とで曲げ弾性率の異なる二層構造の自
動車用モールに関するものである。
[従来の技術] 従来の自動車用モールは自動車の車体側面部等に装飾兼
保護部材として貼設されている。即ち、この種の自動車
用モールは車体側面部等の損傷を防止する保護部材とし
て機能するとともに、同時に、車体の外観のデザイン上
のアクセントとして装飾用にも使用されている。
したがって、これらの自動車用モールにはある程度の衝
撃緩和性を有する弾力性が要求されるとともに、モール
全体の形状を保持するための剛性も要求されている。そ
こで、従来より、前記要求を満足し得るような材質の合
成樹脂を一体成型することによって所望の弾力性及び剛
性のモールを形成している。このように、従来の自動車
用モールは、通常、一種類の素材からなり、モールの外
側部も内側部も同一の弾力性及び剛性を有している。
また、二種類のモールを組合せた例として、実開昭62
−56464号公報に記載された技術もあるが、これは
、装飾部材として加飾フィルムを使用するために二種類
のモールを組合せたものである。したがって、主に、装
飾を目的としており、モールの弾力性及び剛性に関する
技術ではない。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の自動車用モールは、通常、一種類の
素材からなり、モールの外側部も内側部も同−弾力性及
び剛性となっていた。
したがって、モール表面に弾力性を持たせるために、余
りにも軟質の素材でモールを作ると、モール全体の形状
保持ができなくなり、逆に、モール全体に大きな剛性を
持たせるために、余りにも硬質の素材でモールを作ると
、今度は、モール表面の弾力性がなくなっていた。即ち
、モールの外側部の弾性力には限度があるとともに、モ
ール全体の剛性にも限界があった。このため、モールと
して使用する素材もある程度限定されていた。
そこで、この発明はモールの外側部に十分な弾力性を持
たせるとともに、モール全体の剛性も同時に併せ持つ自
動車用モールの提供を課題とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる自動車用モールは、所定の曲げ弾性率を
有し、モールの外側部をなす外部材と、前記外部材より
強い曲げ弾性率を有し、前記外部材1に接合されモール
の内側部をなす内部材とからなる二層構造としたもので
ある。
[作用] 本発明においては、モールの外側部を所定の曲げ弾性率
を有する外部材とし、モールの内側部を外部材より強い
曲げ弾性率を有する内部材とし、この外部材と内部材と
を接合して二層構造としたものであるから、外部材を適
正な弾力性を有する軟質の素材とし、内部材を適正な剛
性を有する硬質の素材とすることにより、外部材が衝撃
を十分緩和するとともに、内部材がモール全体の形状を
保持する。
[実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
〈第一実施例〉 第1図はこの発明の第一実施例である自動車用モールを
示す断面図である。
第1図において、モールの外側部をなす外部材1は、エ
チレン酢酸ビニル共重合体(EVA)からなり、その曲
げ弾性率は約100kg/clである。
モールの外側部、即ち、車体側をなす内部材2は、ポリ
オレフィン系エラストマーからなり、その曲げ弾性率は
約3000 kg/cIlfである。外部材1と内部材
2とは接着層3を介して一体化されている。
なお、ここでは、上記の異種材料からなる外部材1と内
部材2とを接合するために、塩素化ポリオレフィン系の
接着剤を使用している。即ち、この実施例の自動車用モ
ールは、外部材1を低弾性の軟質の素材とし、内部材2
を外部材1よりも高弾性の硬質の素材とし、これらを接
着剤で接合して二層構造としたものである。したがって
、外部材1が衝撃を緩和するのに十分な弾力性を有する
弾性部材として機能するとともに、内部材2がモール全
体の形状を保持するのに十分な剛性を有する弾力性及び
剛性部材として機能する。
ところで、上記のように、異種材料からなる外部材1と
内部材2とを接合するには、通常、所定の接着剤が必要
であるが、接着剤を使用することなく、これらを接合す
ることもできる。
第2図はこの発明の第一実施例である他の事例の自動車
用モールを示す断面図である。
第2図において、外部材1の接合部1aと、内部材2の
接合部2aとは、互いに組木状に嵌合可能な構造となっ
ている。したがって、この実施例のような接合部1a、
2aを採用すれば、異種材料からなる外部材1と内部材
2とであっても、接着剤を用いることなく接合すること
ができる。
なお、同質材料からなる外部材1と内部材2とを一体で
成形すれば、これらを接合するための接着剤は特に必要
ない。しかし、この場合も外部材1と内部材2と材料は
相違するから、成形後に収縮率が相違し、モールの長さ
方向に対する彎曲現象、所謂、反り現象が生ずる虞れが
ある。そこで、これを防止するために、インサートを挿
入してもよい。
第3図はこの発明の第一実施例である更に他の自動車用
モールの事例を示す断面図である。
第3図において、外部材11は低弾性のポリプロピレン
系エラストマーからなり、その曲げ弾性率は約10〜2
000kg/cdである。内部材12は外部材11より
も高弾性で、且つ外部材11と同質のポリプロピレン、
或いはポリプロピレン系エラストマーからなり、その曲
げ弾性率は約2000〜50000kg/cnfである
。インサート4はモールの反り現象を防止するとともに
、モールの長さ方向の全長管理も同時に行なう。したが
って、このインサート4は剛性の強い強度部材として機
能する内部材12内に埋設するのが好ましく、特に、好
ましくは、反り防止の観点から空内部材12の外部材1
1側寄りに埋設するのがよい。なお、インサート4の材
質は、通常、ステンレス板、鋼板、アルミニューラム板
等の金属板が用いられる。
このように、この第一実施例の自動車用モールは、外部
材1,11を低弾性の軟質の素材とし、内部材2.12
を外部材1,11よりも高弾性の硬質の素材とし、これ
らを接合して二層構造としたものである。即ち、外部材
1.11が衝撃を緩和するのに十分な弾力性を有する弾
性部材として機能するとともに、内部材2,12がモー
ル全体の形状を保持するのに十分な剛性を有する強度部
材として機能する。したがって、この自動車用モールは
、衝撃を十分緩和することができるとともに、モール全
体の形状を保持することができる。
〈第二実施例〉 第4図はこの発明の第二実施例である自動車用モールを
示す断面図である。
第4図において、外部材1は低弾性のポリプロピレン系
エラストマーからなり、内部材2は外部材1よりも高弾
性のABS樹脂からなる。この外部材1と内部材2との
間にはステンレス鋼板等からなる装飾部材5が介在し、
この装飾部材5に外部材1及び内部材2は各々接着され
ている。即ち、塩素化ポリオレフィン系の接着剤からな
る接着層6を介して外部材1と装飾部材5とが接合され
ており、エポキシ系の接着剤からなる接着層7を介して
内部材2と装飾部材5とが接合されている。
このように、この第二実施例の自動車用モールは、外部
材1を低弾性の軟質の素材とし、内部材2を外部材1よ
りも高弾性の硬質の素材とし、これらを装飾部材5を介
して接合して二層構造としたものである。即ち、この実
施例においても、上記第一実施例と同様に、外部材1が
衝撃を緩和するのに十分な弾力性を有する弾性部材とし
て機能するとともに、内部材2がモール全体の形状を保
持するのに十分な剛性を有する強度部材として機能する
。したがって、この実施例の自動車用モールも、上記第
一実施例と同様に、衝撃を十分緩和することができると
ともに、モール全体の形状を保持することができる。
しかも、この第二実施例のように構成すれば、異種材料
からなる外部材1と内部材2とを接合するには、通常、
接着剤が必要であるが、外部材1と内部材2とを直接接
合するのに適切な接着剤がない場合にも、簡単に接合が
できる。即ち、外部材1と装飾部材5とを接合する接着
剤と、内部材2と装飾部材5とを接合する接着剤とを分
けて使用することができるからである。
〈第三実施例〉 第5図はこの発明の第三実施例である自動車用モールを
示す断面図である。
第5図において、外部材21はスチレン−エチレン−ブ
チレン−スチレンのブロック共重合体(三菱油化、ラバ
ロン)からなり、その曲げ弾性率は約50kg/crI
である。内部材22はポリプロピレン、或いはポリプロ
ピレン系エラストマーからなり、その曲げ弾性率は約3
000 kg/cJである。なお、この実施例の外部材
21と内部材22とは異種材料であるために、本来、こ
れらを接合するには、所定の接着剤が必要であるが、こ
の組合わせに限っては、接着剤を使用することなく、接
合が可能である。
このように、この第三実施例の自動車用モールは、外部
材21を低弾性の軟質のスチレン−エチレン−ブチレン
−スチレンのブロック共重合体からなる素材とし、内部
材22を外部材21よりも高弾性の硬質のポリプロピレ
ン、或いはポリプロピレン系エラストマーからなる素材
とし、これらを接合して二層構造としたものである。即
ち、この実施例においても、上記各実施例と同様に、外
部材21が衝撃を緩和するのに十分な弾力性を有する弾
性部材として機能するとともに、内部材22がモール全
体の形状を保持するのに十分な剛性を有する強度部材と
して機能する。したがって、この実施例の自動車用モー
ルも、上記各実施例と同様に、衝撃を十分緩和すること
ができるとともに、モール全体の形状を保持することが
できる。
しかも、この第三実施例のように構成すれば、異種材料
からなる外部材21と内部材22との接合であっても、
接着剤を使用することなく、且つ、接合部を第2図のよ
うに特殊な組み木構造にすることなく、簡単に接合する
ことができるので、極めて作業性がよい。
〈第四実施例〉 第6図はこの発明の第四実施例である自動車用モールを
示す断面図である。
第6図において、外部材1,11.21の更に外側には
液状ウレタンを適量滴らして硬化させて形成した装飾層
8が位置する。この装飾層8は、通常、透明体であり、
そのレンズ作用により加飾効果を増大させている。なお
、この装飾層8も曲げ弾性率は極めて低く、外部材1の
外側部に位置するからといって、モール表面の弾力性を
減少させるものではない。また、この実施例においても
、内部材2,12.22は外部材1.11.21よりも
高弾性の素材が用いられている。
このように、この第四実施例の自動車用モールも、外部
材1,11.21を低弾性の軟質の素材とし、内部材2
,12.22を外部材1,11゜21よりも高弾性の硬
質の素材とし、これらを接合して二層構造とし、且つ、
外部材1.11.21の外部に極めて低弾性の装飾層8
を配設したものであり、上記各実施例と同様の作用効果
を奏す。
しかも、この第四実施例においては、装飾層8を有する
ことにより、自動車用モールの保護部材としての機能に
加えて、より装飾的な効果が期待できる。
上記のように、各実施例の自動車用モールはいずれも、
所定の曲げ弾性率を有し、モールの外側部をなす外部材
1.11.21と、前記外部材1゜11.21より強い
曲げ弾性率を有し、前記外部材1,11.21に接合さ
れモールの内側部をなす内部材2,12.22とからな
る二層構造としたものである。したがって、外部材1,
11.21を適正な弾力性を有する軟質の素材とし、内
部材2,12.22を適正な剛性を有する硬質の素材と
することにより、外部材1.11.21が衝撃を緩和す
るのに十分な弾力性を有する弾性部材として機能すると
ともに、内部材2,12.22がモール全体の形状を保
持するのに十分な剛性を有する強度部材として機能する
。この結果、この自動車用モールは、衝撃を十分緩和す
ることができるとともに、モール全体の形状を保持する
ことができ、モールとして使用できる素材の範囲が拡大
し、用途に応じて、所望の曲げ弾性率を有する多種多様
のモールを作成することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明の自動車用モールは、所定の曲げ
弾性率を有し、モールの外側部をなす外部材と、前記外
部材より強い曲げ弾性率を有し、前記外部材に接合され
モールの内側部をなす内部材とを接合して二層構造とし
たものであり、外部材を適正な弾力性を有する軟質の素
材とし、内部材を適正な剛性を有する硬質の素材とする
ことにより、外部材が衝撃を十分緩和するとともに、内
部材がモール全体の形状を保持するので、適正な弾力性
及び剛性を備えた多種多様の自動車用モールを作成でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第一実施例である自動車用モールを
示す断面図、第2図は同じくこの発明の第一実施例とし
ての自動車用モールの他の事例を示す断面図、第3図は
同じくこの発明の第一実施例としての自動車用モールの
更に他の事例を示す断面図、第4図はこの発明の第二実
施例である自動車用モールを示す断面図、第5図はこの
発明の第三実施例である自動車用モールを示す断面図、
第6図はこの発明の第四実施例である自動車用モールを
示す断面図である。 図において、 1.11,21:外部材 2.12,22:内部材 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 特許出願人 豊田合成 株式会社 代理人 弁理士 樋口 武尚 外1名 第2図 1:外部材 11:外部材 12:内部材 第6図 21:外部材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定の曲げ弾性率を有し、モールの外側部をなす外部材
    と、 前記外部材より強い曲げ弾性率を有し、前記外部材に接
    合されモールの内側部をなす内部材とを具備することを
    特徴とする自動車用モール。
JP19368390A 1990-07-21 1990-07-21 自動車用モール Pending JPH0481341A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19368390A JPH0481341A (ja) 1990-07-21 1990-07-21 自動車用モール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19368390A JPH0481341A (ja) 1990-07-21 1990-07-21 自動車用モール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0481341A true JPH0481341A (ja) 1992-03-16

Family

ID=16312053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19368390A Pending JPH0481341A (ja) 1990-07-21 1990-07-21 自動車用モール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0481341A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1132242A3 (en) Automobile trim and method for manufacturing the same
EP0372727A3 (en) Retroreflective sheeting adapted to be bonded to vulcanizable or curable substrate
EP1167019A3 (en) Composite polyurethane foams and method of manufacture thereof
WO1995008507A1 (fr) Structure de rembourrage d'un siege d'automobile
WO2002041736A1 (fr) Coussin de siege pour vehicule
JPH0481341A (ja) 自動車用モール
JP2001523606A (ja) シーリングプロファイルと接着ストリップとを備えたシーリング部材
JP2007112374A (ja) 車両用内装材
JPH078628B2 (ja) 表皮貼り込みインストルメントパネル
JPH06109051A (ja) 防振ブッシュ
JP2004016341A (ja) マットレス装置
JP3678266B2 (ja) 減衰性シートパッド
JPH061009Y2 (ja) 車両用シート
JPH01238995A (ja) Icカード
JPS59171914A (ja) 接合機能を有するレンズ
JP2006264660A (ja) 自動車用モールディング
JPH11256418A (ja) ヘルメットの衝撃吸収ライナ及びヘルメット
JPS61238576A (ja) 自動車の外板パネル
JPH09263189A (ja) ブロー成形によるモールディング
JP3016219B2 (ja) コーナー用型材
JPH07315142A (ja) 合成樹脂製サイドモール
JP2554839B2 (ja) 自動車用サンバイザ
JP2005111132A (ja) クッション材
EP0989809A1 (en) Three dimensional shoe vamp air cushion
JPH07115620B2 (ja) 自動車用モールの端末構造