JPH0481225A - カットt形鋼の矯正装置 - Google Patents

カットt形鋼の矯正装置

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JPH0481225A
JPH0481225A JP19513190A JP19513190A JPH0481225A JP H0481225 A JPH0481225 A JP H0481225A JP 19513190 A JP19513190 A JP 19513190A JP 19513190 A JP19513190 A JP 19513190A JP H0481225 A JPH0481225 A JP H0481225A
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JP
Japan
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shaped steel
cut
web
roll
straightening
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JP19513190A
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English (en)
Inventor
Shinichi Iwata
信一 岩田
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SHIKOKU TEKKO KK
Original Assignee
SHIKOKU TEKKO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はカットT形鋼の矯正装置に関するもので、特に
H形鋼のフランジを切断して製作したカッl−T形鋼の
反りを矯正するだめの矯正装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来からT形鋼は建造物等に広く使用されているが、製
作の容易さから圧延により製造されたII形鋼のウェブ
を切断して製作したカッI−T形鋼が多く用いられてい
る。
このカッ)T形鋼は、圧延後の冷却過程におけるH形鋼
のウェブとフランジの温度差により生じる内部応力のた
めに、ウェブ切断後にウェブを含む垂直面で曲がり(以
下反りという)が発生ずる。
この反りは11形鋼のウェブを端部からガス溶断ト−ヂ
で切断した場合、第3図(a)に示すようにフランジF
を内側にした反り(X反り)となる。このX反りを防止
するために、H形鋼の両端部ならびに中央部の数箇所を
残して切断し、その後に未切断部を切り離す方法が行わ
れているが、この場合は第3図(b)の如くウェブWを
内側にした反り(0反り)が発生ずる。
前記X反りの矯正は、一般にIJ形鋼はフランジに比較
してウェブが薄いため、矯正時のウェブに長手方向の圧
縮荷重が加わり座屈が生じ易く、従って、0反りになる
ような切断方法が採用されることが多い。
この0反りの矯正方法としては、例えば特開昭52−1
48464号公報に示された矯正技術がある。
この公報に開示された矯正技術は、0反りを生じたカッ
トT形鋼のウェブ先端部を軽圧下圧延してウェブを延ば
し、結果的にはフランジとウェブの長さを等しくするこ
とにより矯正するものである。
なお、X反りに対してはフランジを軽圧下圧延する技術
も提案され、この技術は溶接により製造されたT形鋼に
も適用されることが多い。
また前記公報には従来の技術として、3本ロールにより
T形鋼のウェブ先端とフランジ下面を押圧する技術の記
載もある。
〈発明が解決しようとする課題〉 前記特開昭52−148464号公報により開示された
技術はウェブ先端部を軽圧下圧延するものであるが、軽
圧下とば言え、冷間での圧延を行うためウェブに圧痕が
残るとともに、それ相当の頑丈な装置が必要となり、ま
た駆動用エネルギーも多大となる。
さらに、3本ロールでの矯正は1本の中央ロールでフラ
ンジ下面を押圧し、2木の支持ロールでウェブ先端を支
持しているが、ウェブが薄い場合はウェブに座屈が生じ
、また、矯正力のアンバランスによりT形鋼に捩れが生
じる等の問題があった。
本発明は、前述従来の技術における課題を解決し、さほ
ど頑丈な装置を必要とせずに通常の矯正作業が行え、し
かもウェブに圧痕や、座屈、捩れ等が発生ずることのな
い簡単なカットT形鋼の矯正装置を提供することを目的
とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、H形鋼のウェブを切断して製作したカッ)T
形鋼の矯正装置であって、逆T字状態で通過するカット
T形鋼のフランジ下面を押圧するとともに回転駆動され
、かつ昇降可能な下部矯正ロールと、該下部矯正ロール
前後の上部にそれぞれ設置され、カットT形鋼のウェブ
を挟む両側フランジ上面を転動する2個1組の回転自在
な上部支持ロールとから成り、該上部支持ロールの径は
矯正する最大のカン)T形鋼のウェブ高さに基づいて決
定された径とすることにより、前記従来の技術の課題を
解決した。
〈作用〉 本発明にあっては、逆T字状態で通過するカットT形鋼
のフランジ下面を、回転駆動され、かつ昇降可能な下部
矯正ロールで押上げ方向に押圧する。そしてその反力を
、該下部矯正ロール前後の上部にそれぞれ設置された上
部支持ロールで支持する。
この場合上部支持ロールは、カッ)T形鋼のウェブを挟
む両側のフランジ上面で転勤可能なように2個1組とし
であるため、ウェブ先端を直接押圧することなくフラン
ジを介して矯正力を作用させることができる。従って、
ウェブに圧痕や座屈、捩れが発生する恐れはなく、また
、この場合の矯正はウェブの圧延ではなく、カッI−T
形鋼の長手方向の曲げ矯正であるため、下部矯正ロール
の押圧力は小さくてよく、装置全体を軽量化、簡素化す
ることができるとともに駆動用エネルギーも少くてすむ
さらに前記上部支持ロールは、その径を該矯正装置で矯
正する最大のカットT形鋼のウェブ高さに基づいて決定
してあり、少くとも最大ウェブ高さの1.5倍以上とし
であるため、フランジ上面の支持力が局部的に作用せず
に比較的分散され、フランジ両側端部が下向に倒れるよ
うなことがない。
〈実施例〉 第1図、第2図により本発明の1実施例を詳しく説明す
る。第1図は本発明によるカットT形鋼の矯正装置の側
面図で、第2図は第1図の中央部A−A矢視図である。
図において1は下部矯正ロールで、軸受4,4によりそ
の軸5が支持されて昇降架台3に取イ」けられる。そし
て、カップリング6を介してこの例ではギヤートモ−タ
ー7により回転駆動される。
3′は昇降架台3と1体的に構成されたモーター台であ
る。8,8ば昇降用スクリュージヤツキで、スクリュー
9,9により昇降架台3を昇降させ下部矯正ロール1の
作動位置を調整する。10.10は駆動軸でカップリン
グ11を介してギヤートモ−ター12に接続されている
ここで、11′ はスクリュージヤツキ8,8相互の軸
10.10を接続し同調駆動するだめのカップリングで
あるが、これはスクリュージヤツキ8.8を個別に駆動
するようにそれぞれ駆動源を設けてもよいものである。
また本例は、下部矯正ロール1の昇降にギヤートモ−タ
ーとスクリュージヤツキを用いたが、これは油圧シリン
ダーを用いることも可能である。
しかし制御の容易さや、油圧ユニットの設置等を考える
と電動機による駆動が有利である。
14は機体フレーム13の下部基台を示し、14′は前
記ギヤートモ−ター12のモーター台であり、下部基台
14と1体的に構成しである。そして15はガイドで、
昇降架台3の横振れ(第1図の紙面直角方向の振れ)を
防止するために下部基台14に立設した支柱16に取付
けである。
次に、上部支持ロール2.2は機体フレーム13の上部
架構17に下向に取付けられた軸受19.19により、
その軸18が回転自在に軸支されて下部矯正ロール1前
後の上部に定置されている。
そして、この上部支持ロール2は、カットT形鋼Tのウ
ェブWを挟む如く2個1組のロール2a2aから成り、
この2個のロール2a、2aはカッドF形鋼Tのフラン
ジF上面で自由に転勤ができるようになっている。なお
2個のロール2a2aは、図示しない押しボルト等で軸
18には強固に取付けであるが、カットT形鋼Tのウェ
ブWの厚さが大きく異なる種類のものを矯正するための
矯正装置にあっては、隙間Gを若干調整可能な機構を用
いるのがよい。この隙間はカッI−T形$jlTのウェ
ブWをガイドし、その捩れや倒れを防止するためにも役
立つものである。
この装置の上部支持ロール2の径りは、該矯正装置で矯
正する最大のカットT形鋼のウェブ先端がロール軸18
(スペーサを挿入しである場合はスペーサ)と干渉しな
いことを条件に決定され、このときは最大ウェブ高さの
約2.2倍のロール径となる。また図示省略したが、上
部支持ロール2の2個のロール2a、2aをそれぞれ片
持方式とした場合は、ロール径を小さくすることができ
る。
しかしこの場合でも、ロール径は最大ウェブ高さの1.
5倍以上にしなければ、前述のようなフランジの支持力
を分散させる効果が生じない。
さらに、本実施例による装置は、上部支持ロール2,2
をわざわざ上部架構17の下面に垂設しているが、これ
はカットT形鋼の矯正状況を見易(するためである。
なお下部矯正ロールの径dは、最も大きいカットT形鋼
の矯正時にウェブ付根部(フィレット部)に座屈が生じ
ない種以上にする必要があるが、この下部矯正ロール1
はウェブ部を含むフランジ全幅に亘って押圧することが
でき、矯正力をカットT形鋼の全断面に伝達し易いため
、その径dを上部支持ロール2の径りよりも相当小さく
することができる。
このように構成したカッl−T形鋼の矯正機は、まず矯
正するカッl−T形鋼の寸法や反りの条件により、下部
矯正ロール1の位置(高さ)を、ギヤートモ−ター12
を駆動するごとによりスクリュージヤツキ8.8を作動
させて調整する。そして、ギヤートモ−ター7を駆動し
、て下91(矯正ロール1を回転させながらカットT形
鋼を逆1゛字状態で送り込む。続いて」二部支持ロール
2.2によりフランジF上面が支持され、同情に下部矯
正ロール1によりフランジF下面が押し上げられ、その
状態でカンl−T形鋼は3組のロール2,1.2間を通
過し真直に曲げ矯正される。
なお、この例では矯正される最大のカッ)T形鋼がウェ
ブ高さ459mm、厚さ19mm、 フランジ幅303
mm、厚さ37mmであるため下部矯正ロール径d=2
50mm、長さ500mm、上部支持ロール径D=10
00mm (軸径120mmφ)1幅100mm、隙間
G=22mmとした。また矯正速度は30m/minで
ある。
」二記仕様のカッl−T形鋼の矯正装置を使用して、前
述最大のカットT形鋼を矯正した。このサイズのカット
T形鋼は1パスでは矯正困難であるため3パスを行った
また、ウェブ高さ200+nm、厚さ8mm、フランジ
幅200mm、厚さ13mmのカットT形鋼を上記矯正
装置により1パスの矯正を行った。
その結果、いずれの場合も真直なカットT形鋼が得られ
、またフランジ面への疵入りや、ウェブの座屈、捩れ等
問題となる欠陥の発生はなかった。
〈発明の効果〉 本発明によるカッl−T形鋼の矯正装置は、カットT形
鋼のフランジのみを利用して曲げ矯正を行うため、矯正
後のカットT形鋼に疵や捩れ、フランジの倒れが発生す
ることがなく、また装置も簡単でさほど頑丈なものでな
くてよく、矯正エネルギーも少くてすむ利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の1実施例を示す図面で、第1
図はカッ)T形鋼の矯正装置の側面図、第2図は第1図
の中央部A−A矢視図であり、第3図はH形鋼のウェブ
を切断してカットT形鋼としたときの反りの状況を示す
説明図である。 1・・・下部矯正ロール、2・・・上部支持ロール、3
・・・昇降架台、   4・・・軸受、訃・・軸、  
     6・・・カップリング、7・・・ギヤートモ
−ター 8・・・スクリュージヤツキ、 9・・・スクリュー   1o・・・軸、11・・・カ
ップリング、 12・・・ギヤートモ−ター 13・・・機体フレーム、 14・・・下部基台、15
・・・ガイド、    16・・・支柱、17・・・上
部架構、   18・・・軸、19・・・軸受。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. H形鋼のウェブを切断して製作したカットT形鋼の矯正
    装置であって、逆T字状態で通過するカットT形鋼のフ
    ランジ下面を押圧するとともに回転駆動され、かつ昇降
    可能な下部矯正ロールと、該下部矯正ロール前後の上部
    にそれぞれ設置され、カットT形鋼のウェブを挟む両側
    フランジ上面を転動する2個1組の回転自在な上部支持
    ロールとから成り、該上部支持ロールの径は矯正する最
    大のカットT形鋼のウェブ高さに基づいて決定された径
    であることを特徴とするカットT形鋼の矯正装置。
JP19513190A 1990-07-24 1990-07-24 カットt形鋼の矯正装置 Pending JPH0481225A (ja)

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Cited By (2)

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JP2010023115A (ja) * 2008-06-17 2010-02-04 Jfe Steel Corp T形鋼の矯正方法および矯正設備
CN105728502A (zh) * 2016-04-13 2016-07-06 张家港市金邦铝业股份有限公司 铝制异形型材调直机

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