JPH048092Y2 - - Google Patents

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JPH048092Y2
JPH048092Y2 JP1987117885U JP11788587U JPH048092Y2 JP H048092 Y2 JPH048092 Y2 JP H048092Y2 JP 1987117885 U JP1987117885 U JP 1987117885U JP 11788587 U JP11788587 U JP 11788587U JP H048092 Y2 JPH048092 Y2 JP H048092Y2
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belt
mesh belt
mesh
parallel
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案は、搬送用のメツシユベルトに関するも
ので、例えばプリント基板等の製品を乾燥炉内に
搬送するときに、該製品がベルト面に直接接触し
ないように浮かせて中空状態で載持しながら搬送
できるようにしたものである。
(ロ) 従来技術 搬送用のメツシユベルトは、各種産業分野で製
品を焼成炉や乾燥炉等へ送り込むために広く用い
られており、最近ではセラミツク等のプリント基
板を焼成するために搬送する場合にも使用されて
いる。
しかるに、このプリント基板のような表裏両面
を使用する製品をメツシユベルト上に載置する
と、例えば基板面がベルト面に直接接触して、焼
成ムラや乾燥ムラが生じ、また基板面に傷を付け
てしまう等の欠点があつた。
そこで、その対策として例えば該ベルト面を波
形に形成して基板両側端を該波形に間線的に載持
する工夫がなされたこともあるが、該ベルトの運
転移動や焼成炉内等での流体移動により、基板が
波形部から外れたりずれたりして斜倒し、波形の
傾斜面に接触してしまつて、上記と同様に焼成ム
ラが生じたり、変形あるいは破損することもあつ
た。
(ハ) 考案の開示 本考案は、上記のような諸欠点を簡単な方法で
解消し、終始ベルト上で安定して基板等を中空状
態で載持することができるメツシユベルトを提供
するものである。
即ち、本考案は頭部両側を傾斜させ中間に搬送
物を中空状態で載持するための段部を設けた全体
略凸形の突出部を所定間隔毎に複数個形成した線
材をメツシユベルトの進行方向と直角方向に所定
の間隔を置いて並列固定し、各線材の上記突出部
はそれぞれベルト面上で前後相対するよう起立さ
せてベルトの進行方向と平行して直列的に配置さ
れるよう構成してなる搬送用メツシユベルトに関
するものである。
以下、本考案の一実施例を図により説明する。
(ハ) 実施例 第1図は本考案のメツシユベルトの平面図であ
り、第2図は同正面図、第3図はその斜視図であ
る。
3は駆動輪によつて回動する通常の無端メツシ
ユベルト1(例えば幅400mm)のほぼ全幅にわた
り該ベルト1の進行方向と直角方向にメツシユサ
イズに合せて一定の間隔(例えば20mm間隔)で並
列固定された鋼製線材で、各線材3には搬送する
プリント基板等の製品2のサイズに合せて所定間
隔(例えば80〜90mm)毎に頭部両側を傾斜させ中
間に搬送物を中空状態で載持するための段部を設
けた正面略凸形に折曲形成された突出部4を複数
個形成してなり、該突出部4が上記ベルト1表面
で起立するようにし、しかも各線材3の該突出部
4は前後相対するようにしてベルト1の進行方向
に対して直列的に配置されて該ベルト1面に所定
個所を点溶接により固定されている。
しかして、例えばセラミツクのプリント基板2
を焼成炉へ搬送するためにこのメツシユベルト1
に載せる場合には、該基板2の両側縁部(通常プ
リント基板の外周縁部は使用されない部分であ
る)を平行する複数本の線材3の突出部4の各中
間段部4a間に差渡すようにして載置すれば、該
基板2全体がベルト1面から多少浮いた状態で該
ベルト1面と平行に保持されることとなり、しか
も基板2の左右両側端は各線材3の突出段部4a
に押えられているので、ベルト1に多少の衝撃が
加わつても、ベルト1面に脱落するようなことも
ない。
従つて、基板2はベルト1面上に終始中空状態
で安定して載持されることとなる。
しかも、上記突出部4の頭部両側は全体末広形
に傾斜しているので、プリント基板2等を上記段
部4a間上に自動供給する際、多少斜めにズレて
供給載置してしまつても、ベルト1の移動に伴な
つて次第に段部4aの所定位置に水平におさまる
のである。
なお、上記実施例ではプリント基板を搬送する
例を述べたが、乾燥や焼成を行なう際にメツシユ
ベルト面に製品全体を直接接触載置することが不
適当な各種製品を搬送する場合にも使用できるこ
とは勿論であり、またこの場合線材3の各突出部
4の大きさや間隔ならびに各線材3間の間隔はそ
の製品のサイズに合せて決定される。
(ホ) 考案の効果 本考案のメツシユベルトは上記のように構成さ
れ、メツシユベルトの運転移動や乾燥炉や焼成炉
内でのガス移動等によりベルトや製品に多少衝撃
が加わつても、これに影響されずに該製品を終始
安定してベルト面上で確実に中空載置することが
でき、焼成ムラや乾燥ムラ等もなく、搬送中に製
品に傷を付ける心配もないので、製品の歩留りも
高くなるのである。
また、本考案によれば通常のメツシユベルト面
に前記突出部を形成した多数本の線材を固定する
だけでよいので、その製作も容易であり、低コス
トで本考案のメツシユベルトを提供し得る等の利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のメツシユベルトの平面図、第
2図は同正面図、第3図は同斜視図である。 符号説明、1……メツシユベルト、2……基板
等の製品、3……線材、4……突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頭部両側を傾斜させ中間に搬送物を中空状態で
    載持するための段部を設けた略凸形の突出部を所
    定間隔毎に複数個形成した線材をメツシユベルト
    の進行方向と直角方向に所定の間隔を置いて並列
    固定し、各線材の上記突出部はそれぞれベルト面
    上で前後相対するよう起立させてベルトの進行方
    向と平行して直列的に配置されるよう構成してな
    ることを特徴とする搬送用メツシユベルト。
JP1987117885U 1987-07-31 1987-07-31 Expired JPH048092Y2 (ja)

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JP1987117885U JPH048092Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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Publication Number Publication Date
JPS6424021U JPS6424021U (ja) 1989-02-09
JPH048092Y2 true JPH048092Y2 (ja) 1992-03-02

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