JPS5835999Y2 - 耐火性支柱 - Google Patents
耐火性支柱Info
- Publication number
- JPS5835999Y2 JPS5835999Y2 JP14110781U JP14110781U JPS5835999Y2 JP S5835999 Y2 JPS5835999 Y2 JP S5835999Y2 JP 14110781 U JP14110781 U JP 14110781U JP 14110781 U JP14110781 U JP 14110781U JP S5835999 Y2 JPS5835999 Y2 JP S5835999Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- main body
- tile
- bent
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、タイル生素地を焼成する時また焼成に続く焼
成後のタイル素体を検査工程へ搬送する時に使用する耐
火性支柱に関するものである。
成後のタイル素体を検査工程へ搬送する時に使用する耐
火性支柱に関するものである。
第1,2図に示す如く押し出し成型された二つ割り用の
タイル生素地1を焼成する時、タイル生素地1を棚板2
上に2段積みし上下の棚板2間には耐火性支柱3(以下
支柱3と略称する)を介在させ棚板2の間隔を保持して
いた。
タイル生素地1を焼成する時、タイル生素地1を棚板2
上に2段積みし上下の棚板2間には耐火性支柱3(以下
支柱3と略称する)を介在させ棚板2の間隔を保持して
いた。
従来の支柱3′は第1図の如く耐火性の材質から成る長
方形の両側を等しく一方向に屈折した屈折部6bを有す
る形状で、該屈曲折部6bを段積みされたタイル生素地
1と反対の外方向に向けて棚板2上に載置する。
方形の両側を等しく一方向に屈折した屈折部6bを有す
る形状で、該屈曲折部6bを段積みされたタイル生素地
1と反対の外方向に向けて棚板2上に載置する。
該支柱3′の形状では焼成時台車による搬送途中で台車
の振動、衝撃によって段積みされたタイル生素地1がく
ずれ支柱3′も同時に転倒する、また支柱3′が転倒し
同時にタイル生素地1も転倒するという危険があった。
の振動、衝撃によって段積みされたタイル生素地1がく
ずれ支柱3′も同時に転倒する、また支柱3′が転倒し
同時にタイル生素地1も転倒するという危険があった。
本考案はこの欠点を解消し衝撃、振動に対しても転倒し
ない安定した支柱3を提案するものである。
ない安定した支柱3を提案するものである。
以下実施例に基づいて説明する。第3図は本考案に係る
支柱3の斜視図、以下該支柱3を明確にするため支柱3
の正面図を第4図、平面図を第5図に、右側1面図を第
6図に、底面図を第7図に夫々示す。
支柱3の斜視図、以下該支柱3を明確にするため支柱3
の正面図を第4図、平面図を第5図に、右側1面図を第
6図に、底面図を第7図に夫々示す。
本考案の支柱3は、第3図の如く縦長の長方形をした支
柱本体4と、外支柱本体4と一体で支柱本体4の両側に
角度α=125°で屈折し裾広がり状に傾斜した傾斜側
面5を有する屈折部6,6′とから構成される。
柱本体4と、外支柱本体4と一体で支柱本体4の両側に
角度α=125°で屈折し裾広がり状に傾斜した傾斜側
面5を有する屈折部6,6′とから構成される。
支柱3はコーディエライト質、ムライト質等の耐火性の
材質で、その大きさは上辺w l = 18Q mm、
下辺w 2 = 230 mm、高さh=215mmま
た支柱本体40幅W3は150mmである。
材質で、その大きさは上辺w l = 18Q mm、
下辺w 2 = 230 mm、高さh=215mmま
た支柱本体40幅W3は150mmである。
支柱3の高さhはタイル生素地1を2又は3段に段積み
し上方の柵板2との間に空間を有する程度で、また下辺
の大きさW2は支柱3を柵板2上に載置しさらに柵板2
に少し余裕が残るように柵板2の幅よりやや小さい程度
である。
し上方の柵板2との間に空間を有する程度で、また下辺
の大きさW2は支柱3を柵板2上に載置しさらに柵板2
に少し余裕が残るように柵板2の幅よりやや小さい程度
である。
屈折部6゜6′の底辺6aと支柱本体4とのなす角βを
90’又は90°よりやや大きい92°としている。
90’又は90°よりやや大きい92°としている。
この理由を記すと、支柱3の載置方法は、第8図の如く
支柱3を安定させるため屈折部6,6′を段積みしたタ
イル生素地1と反対向きすなわち外方向とし、また支柱
本体4と段積みしたタイル生素地1とは近接させている
。
支柱3を安定させるため屈折部6,6′を段積みしたタ
イル生素地1と反対向きすなわち外方向とし、また支柱
本体4と段積みしたタイル生素地1とは近接させている
。
この載置方法において、支柱3の角度βを90°以下の
鋭角とすると(第8図の点線で記す)支柱本体4の上辺
近傍4aと該上辺近傍4aに近接するタイル生素地1a
との間に大きな隙間を生じ、該隙間に近接しているタイ
ル生素地1aが落下する危険があるため、角度βは少な
くとも90°すなわち支柱本体4を屈折部6,6′の底
辺6aに直角とし支柱本体4とタイル生素地1aとは狭
い間隙で近接させる必要がある。
鋭角とすると(第8図の点線で記す)支柱本体4の上辺
近傍4aと該上辺近傍4aに近接するタイル生素地1a
との間に大きな隙間を生じ、該隙間に近接しているタイ
ル生素地1aが落下する危険があるため、角度βは少な
くとも90°すなわち支柱本体4を屈折部6,6′の底
辺6aに直角とし支柱本体4とタイル生素地1aとは狭
い間隙で近接させる必要がある。
また支柱3を外方向へ転倒(第2図に矢印で示す方向)
させずより安定して棚板2上へ載置するため、角度βを
90°よりやや大きく92°程度とすることも可能であ
る。
させずより安定して棚板2上へ載置するため、角度βを
90°よりやや大きく92°程度とすることも可能であ
る。
次に支柱3の厚さについて記すと、支柱本体4の厚さt
1は15mmで屈折部6,6′の厚さt2は17mmと
し支柱本体4よりやや厚くしている。
1は15mmで屈折部6,6′の厚さt2は17mmと
し支柱本体4よりやや厚くしている。
これは支柱3の安定性を増すためには全体の重量を大き
くすればよいが重くなるため、支柱本体4より安定性に
寄与する屈折部6,6′を支柱本体4よりやや厚くして
支柱3の安定性を増大させるためである。
くすればよいが重くなるため、支柱本体4より安定性に
寄与する屈折部6,6′を支柱本体4よりやや厚くして
支柱3の安定性を増大させるためである。
さらに第9図の如く支柱本体4の下側中央部にはわずか
な深さくt 3=2mm)で幅(W4:85mm)の切
欠部7を穿設し、棚板2が焼成をくり返すことにより反
りを発生しても支柱3は切欠部7の両端7a、7bの2
カ所で棚板2と当接するため安定して支柱3を載置でき
る。
な深さくt 3=2mm)で幅(W4:85mm)の切
欠部7を穿設し、棚板2が焼成をくり返すことにより反
りを発生しても支柱3は切欠部7の両端7a、7bの2
カ所で棚板2と当接するため安定して支柱3を載置でき
る。
本考案に係る支柱3は、第10図に示す如き2段の棚板
2上に夫々2段ずつ段積されたタイル生素地1を台車8
によって炉体9内で焼成するのに使用される。
2上に夫々2段ずつ段積されたタイル生素地1を台車8
によって炉体9内で焼成するのに使用される。
さらに支柱3は、焼成後のタイル素体を棚板2から降ろ
さずに棚板2上に載置した状態で棚板2と共にローラー
又はチェーンコンベア等で検査工程へ搬送する時にも同
時に使用できる。
さずに棚板2上に載置した状態で棚板2と共にローラー
又はチェーンコンベア等で検査工程へ搬送する時にも同
時に使用できる。
タイル生素地1は二つ割り用タイル生素地に限定されず
一個で1立てきるタイル生素地にも適用できる 以上本考案に係る支柱は、その屈折部の側面を下方に傾
斜させ裾広がりとしたので支柱の重心は支柱の中心から
下方へ移動すること、及び安定性に寄与する屈折部を支
柱本体よりやや厚くすることにより、焼成時の台車や検
査工程へ搬送する時のローラーやチェーンコンベア等の
衝撃、振動によっても転倒せず安定して棚板上へ載置で
き、ひいてはタイルの安定した焼成、搬送が得られる。
一個で1立てきるタイル生素地にも適用できる 以上本考案に係る支柱は、その屈折部の側面を下方に傾
斜させ裾広がりとしたので支柱の重心は支柱の中心から
下方へ移動すること、及び安定性に寄与する屈折部を支
柱本体よりやや厚くすることにより、焼成時の台車や検
査工程へ搬送する時のローラーやチェーンコンベア等の
衝撃、振動によっても転倒せず安定して棚板上へ載置で
き、ひいてはタイルの安定した焼成、搬送が得られる。
第1図は従来の耐火性支柱の斜視図、第2は従来の耐火
性支柱を棚板上に載置した状態を示す一部斜視図、第3
図は本考案に係る耐火性支柱の斜視図、第4.5,6.
7図は本考案に係る耐火性支柱の正面図、平面図、右側
面図、底面図、第8図は耐火性支柱の載置方法を示す側
面図、第9図は切欠部の拡大図、第10図は炉体内での
タイル生素地の焼成状態を示す断面図。 3・・・・・・耐火性支柱、4・・・・・・支柱本体、
5・・・・・・傾斜側面、6,6′・・・・・・屈折部
、6a・・・・・・底辺。
性支柱を棚板上に載置した状態を示す一部斜視図、第3
図は本考案に係る耐火性支柱の斜視図、第4.5,6.
7図は本考案に係る耐火性支柱の正面図、平面図、右側
面図、底面図、第8図は耐火性支柱の載置方法を示す側
面図、第9図は切欠部の拡大図、第10図は炉体内での
タイル生素地の焼成状態を示す断面図。 3・・・・・・耐火性支柱、4・・・・・・支柱本体、
5・・・・・・傾斜側面、6,6′・・・・・・屈折部
、6a・・・・・・底辺。
Claims (1)
- 支柱本体と、該支柱本体と一体で支柱本体の両側に屈折
し裾広がり状に傾斜した傾斜側面を有する屈折部とから
なり、屈折部の底辺と支柱本体とのなす角度βが90°
又は90°よりやや大きくかつ屈折部の厚みが支柱本体
の厚みよりわずかに大きいことを特徴とする耐火性支柱
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14110781U JPS5835999Y2 (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 耐火性支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14110781U JPS5835999Y2 (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 耐火性支柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5860198U JPS5860198U (ja) | 1983-04-22 |
JPS5835999Y2 true JPS5835999Y2 (ja) | 1983-08-13 |
Family
ID=29934232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14110781U Expired JPS5835999Y2 (ja) | 1981-09-22 | 1981-09-22 | 耐火性支柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835999Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-09-22 JP JP14110781U patent/JPS5835999Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5860198U (ja) | 1983-04-22 |
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