JPS6115514Y2 - - Google Patents

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JPS6115514Y2
JPS6115514Y2 JP1978167692U JP16769278U JPS6115514Y2 JP S6115514 Y2 JPS6115514 Y2 JP S6115514Y2 JP 1978167692 U JP1978167692 U JP 1978167692U JP 16769278 U JP16769278 U JP 16769278U JP S6115514 Y2 JPS6115514 Y2 JP S6115514Y2
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JP
Japan
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tile
step part
tile base
supporting
notches
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JP1978167692U
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JPS5583691U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は万十瓦、袖瓦などの異なる瓦の焼成に
兼用できる瓦焼成用固定具に関するものである。
瓦素地を嵌合させる切欠部を上向きに複数個並
設した耐熱性金属材よりなる両側板を所要間隔を
おいて連結部材により下端において一体に連結し
た瓦焼成用固定具は従来提案されているが、この
種の従来のものは万十瓦、袖瓦などの形状の異な
る瓦の焼成には兼用することが困難であつて、形
状の異なる瓦別に準備する必要があるという経済
的にも労力的にも大きな無駄があつた。
本考案は前記のような無駄をなくするためにな
されたもので、以下、図示の実施例について詳細
に説明する。
第1図、第2図、第3図に示す実施例のものに
おいて、瓦素地を嵌合させる切欠部1を上向きに
複数個並設した両側板2,2は例えば厚さ6mm程
度の耐熱性金属板材である鋳鋼板よりなるもので
あつて、該両側板2,2は焼成する瓦素地の大き
さに適応した所要間隔をおいて同材よりなる連結
部材3により下端において一体に連結されてい
る。なお、図示の連結部材3は板状のものをもつ
てしているが、桁材などの適当な部材をもつてす
ることもできる。そして、前記各切欠部1はその
内縁4,4′に続く瓦素地支承用の底部5,5′に
おいて別の瓦素地支承用の高段部6と低段部6′
を続いて設けたものとして切欠形成され、該高段
部6の頂部には前記低段部6′側において突起7
が設けられている。
このように構成されたものは、万十瓦の瓦素地
Aの場合には、第2図に示すようにその小巴Bが
上方となるように立てて両側板2,2に上向きに
複数個並設した瓦素地を嵌合させる切欠部1の対
向するものの相互間に2枚宛嵌合させたうえその
1枚は側部Cを該切欠部1の一方の内縁4に続く
瓦素地支承用の底部5において別に続いて設けた
瓦素地支承用の高段部6に支承させてその頂部の
前記低段部6′側に設けた突起7に下端縁を係止
させるとともに背面部Dをして前記底部5に続く
切欠部1の一方の内縁4の上部にもたせかけ、ま
た、他の1枚は側部Cを該切欠部1の他方の内縁
4′に続く瓦素地支承用の底部5′とは別に続いて
設けた瓦素地支承用の低段部6′に支承させて高
段部6の基部一側壁に下端縁を係止させるととも
に背面部Dをして前記底部5′に続く切欠部1の
他方の内縁4′の上部にもたせかければ、ここに
万十瓦の瓦素地A,Aは安定した固定状態となる
ものであつて、以下、同様にして切欠部1の数に
応じて次々と立ち並べることができるものであ
る。このようにして立ち並べられた複数個の瓦素
地Aはその釉がけされていない背面部Dが切欠部
1の内縁4または内縁4′の上部にもたせかけら
れ、釉がけされた表面側は両側板2,2の何れの
内縁4,4′にも接触することがないために焼成
された万十瓦の施釉表面は両側板2,2によつて
全く影響されることがなく、また、切欠部1の幅
が比較的狭くても高段部6と低段部6′との段差
によつて相隣る瓦素地A,Aの小巴B,Bが相互
に突き当ることもなく整然と安定して焼成するこ
とができるものである。
また、前記のような万十瓦の瓦素地Aとは形状
を異にした袖瓦の瓦素地A′の場合には、第3図
に示すように切欠部1の対向するものの相互間に
2枚宛嵌合させてその袖B′を縦として尻C′を瓦
素地支承用の底部5,5′に支承させるとともに
彎曲面となつている背面部D′をして前記底部
5,5′に続く切欠部1の内縁4,4′にもたせか
ければ、ここに袖瓦の瓦素地A′,A′は安定した
固定状態となるものであつて、以下、同様にして
切欠部1の数に応じて次々と立ち並べることがで
きるものである。このようにして立ち並べられた
複数個の瓦素地A′は前記万十瓦の瓦素地Aの場
合と同様その施釉表面が両側板2,2に触ねない
ことによつて全く影響されることがなく、また、
相隣る瓦素地A′の袖B′が相互に突き当ることも
なく整然と安定した固定状態で焼成することがで
きるものである。
本考案は以上の説明によつて明らかなように、
従来この種の瓦焼成用固定具が困難とした万十
瓦、袖瓦の外雪止め瓦などの形状の異なる瓦の焼
成に単独で兼用できるものであつて、経済的にも
労力的にも無駄が少なく、連結部材3により耐熱
性金属板材よりなる両側板2,2を下端において
一体に連結された構成からして軽量で取扱いが容
易であり、しかも、瓦素地支承用の底部5,5′
において別の瓦素地支承用の高段部6と低段部
6′を続いて設けた前記両側板2,2の各切欠部
1は所要部材を溶接して形成するのとは異なり、
耐熱性金属板材に打抜き加工することによつて簡
単に形成できるため、安直に量産できるという大
きな利点があるものであつて、熱損傷のおそれも
少ないのと相俟ち実用的価値きわめて大なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2
図、第3図は使用状態において示す同部分側面図
である。 1:瓦素地を嵌合させる切欠部、2,2:両側
板、3:連結部材、4,4′:内縁、5,5′:瓦
素地支承用の底部、6:瓦素地支承用の高段部、
6′:瓦素地支承用の低段部、7:突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 瓦素地を嵌合させる切欠部1を上向きに複数個
    並設した耐熱性金属板材よりなる両側板2,2を
    所要間隔をおいて連結部材3により下端において
    一体に連結してなる瓦焼成用固定具において、前
    記各切欠部1はその内縁4,4′に続く瓦素地支
    承用の底部5,5′において別の瓦素地支承用の
    高段部6と低段部6′を続いて設けたものとして
    該高段部6の頂部には前記低段部6′側において
    突起7を設けたことを特徴とする瓦焼成用固定
    具。
JP1978167692U 1978-12-05 1978-12-05 Expired JPS6115514Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978167692U JPS6115514Y2 (ja) 1978-12-05 1978-12-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978167692U JPS6115514Y2 (ja) 1978-12-05 1978-12-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5583691U JPS5583691U (ja) 1980-06-09
JPS6115514Y2 true JPS6115514Y2 (ja) 1986-05-14

Family

ID=29168131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978167692U Expired JPS6115514Y2 (ja) 1978-12-05 1978-12-05

Country Status (1)

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JP (1) JPS6115514Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5733358Y2 (ja) * 1977-12-28 1982-07-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5583691U (ja) 1980-06-09

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