JPH0480368B2 - - Google Patents
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- JPH0480368B2 JPH0480368B2 JP56187357A JP18735781A JPH0480368B2 JP H0480368 B2 JPH0480368 B2 JP H0480368B2 JP 56187357 A JP56187357 A JP 56187357A JP 18735781 A JP18735781 A JP 18735781A JP H0480368 B2 JPH0480368 B2 JP H0480368B2
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- circuit
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- exposure
- voltage
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/16—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly in accordance with both the intensity of the flash source and the distance of the flash source from the object, e.g. in accordance with the "guide number" of the flash bulb and the focusing of the camera
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/081—Analogue circuits
- G03B7/087—Analogue circuits for control of both exposure time and aperture
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は周囲が明るい日中シンクロ撮影の場合
に有効なカメラの閃光撮影用露出制御回路に関す
る。
に有効なカメラの閃光撮影用露出制御回路に関す
る。
従来技術
通常、一眼レフカメラを用いてストロボ撮影を
する場合、ストロボ側で被写体距離に応じて手動
に設定絞り値、例えばF5.6を選び、カメラレンズ
も同じ絞り値を手動的に設定したり、あるいは、
自動的にストロボで設定された絞り値(例えば
F5.6)に制御したりして、また、シヤツタスピー
ド1/60sec程度の最高速のストロボ同調シヤツタ
スピードに制御してストロボ撮影を行なつてい
た。
する場合、ストロボ側で被写体距離に応じて手動
に設定絞り値、例えばF5.6を選び、カメラレンズ
も同じ絞り値を手動的に設定したり、あるいは、
自動的にストロボで設定された絞り値(例えば
F5.6)に制御したりして、また、シヤツタスピー
ド1/60sec程度の最高速のストロボ同調シヤツタ
スピードに制御してストロボ撮影を行なつてい
た。
しかし、こうしたストロボ撮影では、周囲の明
るさを無視してシヤツタスピードと絞り値を設定
しているので、例えば周囲が極めて明るい日中シ
ンクロ撮影の場合には、周囲が露出オーバーな写
真になるという欠点があつた。
るさを無視してシヤツタスピードと絞り値を設定
しているので、例えば周囲が極めて明るい日中シ
ンクロ撮影の場合には、周囲が露出オーバーな写
真になるという欠点があつた。
一般にストロボ撮影と被写体輝度との関係につ
いては、周囲被写体の輝度が高い場合は、日中シ
ンクロのような逆光シーンが多く、周囲が極めて
明るくても主被写体は影となつており、極めてコ
ントラスト比の大きい被写体である。こうした場
合は、周囲の露出が適正となるように絞りを選ぶ
と、一眼レフのストロボ同調シヤツタスピードは
最高速で1/60sec程度なので絞り値がF11以上に
なることが多く、通常用いられるストロボではそ
のガイドナンバーは、それほど大きなものではな
いので、ストロボ発光させても絞り込み過ぎのせ
いでフル発光したところで光量不足になつてしま
い、ストロボ発光の効果があまり出ない。したが
つて周囲光による露出をいくぶん露出オーバーに
なるような絞りに絞り制御すると、ストロボ発光
したことによる照明効果があらわれ、好ましい写
真となる。
いては、周囲被写体の輝度が高い場合は、日中シ
ンクロのような逆光シーンが多く、周囲が極めて
明るくても主被写体は影となつており、極めてコ
ントラスト比の大きい被写体である。こうした場
合は、周囲の露出が適正となるように絞りを選ぶ
と、一眼レフのストロボ同調シヤツタスピードは
最高速で1/60sec程度なので絞り値がF11以上に
なることが多く、通常用いられるストロボではそ
のガイドナンバーは、それほど大きなものではな
いので、ストロボ発光させても絞り込み過ぎのせ
いでフル発光したところで光量不足になつてしま
い、ストロボ発光の効果があまり出ない。したが
つて周囲光による露出をいくぶん露出オーバーに
なるような絞りに絞り制御すると、ストロボ発光
したことによる照明効果があらわれ、好ましい写
真となる。
目 的
本発明は、周囲光が明るければ明るいなりに周
囲光だけで与えられる露出を適正な露出レベルに
対していくらか露出過度になるように、絞り制御
とシヤツタスピード制御を被写体輝度に応じて自
動的に行なわせるようにして、たとえば逆光時で
も適正な明るさの被写体画像が得られる、簡便
な、しかも撮影時の雰囲気に忠実な写真撮影を行
なうことができるようにしたプログラム露出制御
装置提供することを目的とするものである。
囲光だけで与えられる露出を適正な露出レベルに
対していくらか露出過度になるように、絞り制御
とシヤツタスピード制御を被写体輝度に応じて自
動的に行なわせるようにして、たとえば逆光時で
も適正な明るさの被写体画像が得られる、簡便
な、しかも撮影時の雰囲気に忠実な写真撮影を行
なうことができるようにしたプログラム露出制御
装置提供することを目的とするものである。
構 成
本発明は、上記目的を達成するため、被写体輝
度を測定する測光手段と、上記測光手段により得
られた測光値に基づいて、適正露出を与える露出
制御値を演算する演算手段と、主被写体に対して
適正露光を与えるように閃光発光を制御する閃光
発光制御手段と、を備えたカメラにおいて、閃光
発光撮影を行なう場合、上記測光値とある所定の
輝度とを比較し、上記測光値がその所定の輝度よ
りも高い場合に所定の露出オーバー量を出力する
出力手段と、その出力された露出オーバー量を上
記露出制御値に加算する加算手段と、上記測光値
が上記所定の輝度よりも高い場合に、上記露出オ
ーバー量が加算された露出制御値に基づいて露出
を制御する制御手段と、を備えるように構成す
る。
度を測定する測光手段と、上記測光手段により得
られた測光値に基づいて、適正露出を与える露出
制御値を演算する演算手段と、主被写体に対して
適正露光を与えるように閃光発光を制御する閃光
発光制御手段と、を備えたカメラにおいて、閃光
発光撮影を行なう場合、上記測光値とある所定の
輝度とを比較し、上記測光値がその所定の輝度よ
りも高い場合に所定の露出オーバー量を出力する
出力手段と、その出力された露出オーバー量を上
記露出制御値に加算する加算手段と、上記測光値
が上記所定の輝度よりも高い場合に、上記露出オ
ーバー量が加算された露出制御値に基づいて露出
を制御する制御手段と、を備えるように構成す
る。
実施例
以下にこの発明の一実施例を図面とともに説明
する。
する。
第1図において、受光素子1,100はともに
カメラの撮影レンズ105の絞りを通過した被写
体反射光を受光する。第3図に示すように、受光
素子1は、カメラのペンタプリズム107の近傍
に設けられ、ミラー106の降下状態で被写体反
射光が入射するように位置されており、シヤツタ
レリーズ前の被写体輝度を測光する。一方、受光
素子100は、フイルム108の近傍に設けられ
て、ミラーの上昇状態でシヤツタ幕あるいはフイ
ルム面で反射した被写体反射光が入射するように
位置されており、カメラの絞りを制御するととに
ストロボの発光量を制御する。
カメラの撮影レンズ105の絞りを通過した被写
体反射光を受光する。第3図に示すように、受光
素子1は、カメラのペンタプリズム107の近傍
に設けられ、ミラー106の降下状態で被写体反
射光が入射するように位置されており、シヤツタ
レリーズ前の被写体輝度を測光する。一方、受光
素子100は、フイルム108の近傍に設けられ
て、ミラーの上昇状態でシヤツタ幕あるいはフイ
ルム面で反射した被写体反射光が入射するように
位置されており、カメラの絞りを制御するととに
ストロボの発光量を制御する。
ブロツクB1は撮影レンズを通過した被写体輝
度に応じた信号を出力する測光部で、この測光部
B1の出力はレンズの絞り込み操作開始直前に開
かれるスイツチ24を介して演算部B2に印加さ
れる。演算部B2はスイツチ24が開かれる直前
の測光部B1の出力と、特定の絞り値に応じた信
号を出力する定電圧21とに応じて第1の電圧信
号を出力する。
度に応じた信号を出力する測光部で、この測光部
B1の出力はレンズの絞り込み操作開始直前に開
かれるスイツチ24を介して演算部B2に印加さ
れる。演算部B2はスイツチ24が開かれる直前
の測光部B1の出力と、特定の絞り値に応じた信
号を出力する定電圧21とに応じて第1の電圧信
号を出力する。
演算部B2の出力は可変抵抗27を介して切換
回路B3に印加され、また切換回路B3にはフラ
ツシユ同調限界速度、たとえば1/60秒に相当する
信号である第2信号28が印加され、切換回路B
3は上記信号のいずれか大なる方を出力する。
回路B3に印加され、また切換回路B3にはフラ
ツシユ同調限界速度、たとえば1/60秒に相当する
信号である第2信号28が印加され、切換回路B
3は上記信号のいずれか大なる方を出力する。
切換制御回路B4は演算部B2から生じるシヤ
ツタ速度VSとフラツシユ同調限界速度VFとを比
較してVS>VFのとき制御信号“1”を生じる。
ツタ速度VSとフラツシユ同調限界速度VFとを比
較してVS>VFのとき制御信号“1”を生じる。
撮影モード切換制御部B5はフラツシユ撮影時
にはフラツシユ装置からの信号STを受けて自然
光撮影からフラツシユ撮影に切換える信号が来た
とき線L1に信号を生じて切換回路B3を切換え
る。
にはフラツシユ装置からの信号STを受けて自然
光撮影からフラツシユ撮影に切換える信号が来た
とき線L1に信号を生じて切換回路B3を切換え
る。
露光差生成部B6は適正露出レベルに対して被
写体輝度に応じた電圧(第3の電圧)信号を作成
する。
写体輝度に応じた電圧(第3の電圧)信号を作成
する。
演算部B7は切換回路B3の出力信号と露光差
生成回路B6の信号との和を出力する。 B8は
絞り制御部であつて、フラツシユ撮影モードにお
いては撮影モード制御部B5の出力信号L2によ
り演算部B7で生成された信号と、絞り口径が変
化しつつあるときの絞りを表わす信号とが印加さ
れ、絞りが演算部B7で設定された絞りに達する
と絞りを停止する。B9はフラツシユ制御回路で
あつて、閃光を発するランプと、該ランプに電力
を供給する充電回路と、発光時間を制御する制御
回路を備えており、該発光が可能な状態に充電回
路の充電が行なわれると信号STを生じ、かつ公
知の方法によつて、ランプが所定時間発光し、被
写体を照射する。
生成回路B6の信号との和を出力する。 B8は
絞り制御部であつて、フラツシユ撮影モードにお
いては撮影モード制御部B5の出力信号L2によ
り演算部B7で生成された信号と、絞り口径が変
化しつつあるときの絞りを表わす信号とが印加さ
れ、絞りが演算部B7で設定された絞りに達する
と絞りを停止する。B9はフラツシユ制御回路で
あつて、閃光を発するランプと、該ランプに電力
を供給する充電回路と、発光時間を制御する制御
回路を備えており、該発光が可能な状態に充電回
路の充電が行なわれると信号STを生じ、かつ公
知の方法によつて、ランプが所定時間発光し、被
写体を照射する。
B10はシヤツタ制御回路である。
上記の回路構成により、フラチシユ撮影時には
露光差生成回路B6で得た信号と切換回路B3で
得た信号との和又は差を演算回路B7で演算して
その結果によつて絞りを制御することにより、自
然光による被写体輝度即ち、周囲光が暗ければ、
露出を適正レベルに対して少し露出不足とし、逆
に被写体輝度即ち周囲光が明るければ露出をオー
バーとするように絞りが制御される。
露光差生成回路B6で得た信号と切換回路B3で
得た信号との和又は差を演算回路B7で演算して
その結果によつて絞りを制御することにより、自
然光による被写体輝度即ち、周囲光が暗ければ、
露出を適正レベルに対して少し露出不足とし、逆
に被写体輝度即ち周囲光が明るければ露出をオー
バーとするように絞りが制御される。
なおフラツシユ撮影時において、演算部B2で
演算された信号が第2信号28で定まるストロボ
同調限界速度より大であるときは、切換回路B3
を介してシヤツタ速度制御部B10に第2信号2
8が印加されて、シヤツタ速度はストロボ同調限
界速度に設定される。
演算された信号が第2信号28で定まるストロボ
同調限界速度より大であるときは、切換回路B3
を介してシヤツタ速度制御部B10に第2信号2
8が印加されて、シヤツタ速度はストロボ同調限
界速度に設定される。
また自然光撮影時に撮影モード制御部B5の信
号L1,L2が出力されず、したがつて絞り制御
部B8は測光部B1からの出力によつて絞り量を
制御する。
号L1,L2が出力されず、したがつて絞り制御
部B8は測光部B1からの出力によつて絞り量を
制御する。
第2図は第1図の回路のさらに詳細な回路図で
ある。
ある。
受光素子1,100、高入力インピーダンスの
演算増幅器2および対数圧縮ダイオード3からな
る公知の測光回路により、前記被写体輝度の測光
値に相当する電圧が出力される。定電圧源5の両
端に接続されている摺動抵抗4は使用フイルムの
フイルム感度を設定する抵抗である。尚、使用撮
影レンズの開放絞り値のアペツクス値を(Avo)
とすると、シヤツタレリーズ前において演算増幅
器2の出力端子Aからは(Bv−Avo)に相当す
る電圧が出力され、摺動抵抗4上端のB端子から
は(Bv+Sv−Avo)に相当する電圧が出力され
る。
演算増幅器2および対数圧縮ダイオード3からな
る公知の測光回路により、前記被写体輝度の測光
値に相当する電圧が出力される。定電圧源5の両
端に接続されている摺動抵抗4は使用フイルムの
フイルム感度を設定する抵抗である。尚、使用撮
影レンズの開放絞り値のアペツクス値を(Avo)
とすると、シヤツタレリーズ前において演算増幅
器2の出力端子Aからは(Bv−Avo)に相当す
る電圧が出力され、摺動抵抗4上端のB端子から
は(Bv+Sv−Avo)に相当する電圧が出力され
る。
定電圧源14の両端に接続された摺動抵抗13
は使用レンズの開放絞り値が入力される抵抗体
で、該摺動抵抗13の摺動端子Cからは(Avo)
に相当する電圧が出力される。定電圧源21は一
定絞り値(Av1)に相当する電圧を出力する。抵
抗6,7,15,16,18,19,20,2
3、演算増幅器8,17,22からなる加算回路
により、使用撮影レンズの開放絞り値の情報が相
殺されて、演算増幅器22からは(Bv+Sv−
Av1)に相当する電圧が出力される。
は使用レンズの開放絞り値が入力される抵抗体
で、該摺動抵抗13の摺動端子Cからは(Avo)
に相当する電圧が出力される。定電圧源21は一
定絞り値(Av1)に相当する電圧を出力する。抵
抗6,7,15,16,18,19,20,2
3、演算増幅器8,17,22からなる加算回路
により、使用撮影レンズの開放絞り値の情報が相
殺されて、演算増幅器22からは(Bv+Sv−
Av1)に相当する電圧が出力される。
24はシヤツタレリーズ動作に伴うレンズ絞り
の絞り込み開始直前に開かれるメモリスイツチ
で、演算増幅器22の出力はレンズの絞り込み開
始直前にメモリコンデンサ25にメモリされる。
このメモリ電圧は、バツフア26でインピーダン
ス変換されて、(Bv+Sv−Av1)に相当するシヤ
ツタスピードを示す電圧がバツフア26から出力
される。
の絞り込み開始直前に開かれるメモリスイツチ
で、演算増幅器22の出力はレンズの絞り込み開
始直前にメモリコンデンサ25にメモリされる。
このメモリ電圧は、バツフア26でインピーダン
ス変換されて、(Bv+Sv−Av1)に相当するシヤ
ツタスピードを示す電圧がバツフア26から出力
される。
定電圧源28はカメラのストロボ同調限界速度
(Tv1)例えば1/60secに相当する電圧を出力す
る。摺動抵抗27は、定電圧源28の出力電圧と
バツフア26の出力電圧との中間の電圧を出力す
るように設けられており、その摺動端子(D)か
らは摺動設定位置で決まる比率で(Bv+Sv−
Av1)の増加に応じて増大する第1の電圧信号が
出力する。
(Tv1)例えば1/60secに相当する電圧を出力す
る。摺動抵抗27は、定電圧源28の出力電圧と
バツフア26の出力電圧との中間の電圧を出力す
るように設けられており、その摺動端子(D)か
らは摺動設定位置で決まる比率で(Bv+Sv−
Av1)の増加に応じて増大する第1の電圧信号が
出力する。
比較回路29にはD点の電圧と定電圧源28の
出力電圧が入力されており、D点の電圧が定電圧
源28の電圧より高くなつたとき、言いかえれば
D点の電圧に相当する(Tv)値が(Tv1)即ち
ストロボ同調限界高速以上の高速シヤツタスピー
ド値になると比較回路29の出力は“H”レベル
に反転する。
出力電圧が入力されており、D点の電圧が定電圧
源28の電圧より高くなつたとき、言いかえれば
D点の電圧に相当する(Tv)値が(Tv1)即ち
ストロボ同調限界高速以上の高速シヤツタスピー
ド値になると比較回路29の出力は“H”レベル
に反転する。
D点の電圧と定電圧源28の出力電圧は、また
切換回路30にも入力されており、切換回路30
は後述のアンド回路58の出力状態に応じていず
れかの電圧を端子(E)から出力する。アンド回
路58には比較回路29の出力と、ストロボ側か
ら送られるストロボ充電完了信号が入力されてお
り、ストロボ側が未充電の場合はストロボ充電完
了信号は“L”レベルとなり、アンド回路58の
出力は比較回路29の出力状態によらず“L”レ
ベルとなり、切換回路30からは、つねにD点の
電圧が出力される。このように、カメラが自然光
撮影を行なう場合は、シヤツタスピードは被写体
輝度に応じて制御される。一方、ストロボ側が充
電完了している場合は、ストロボ充電完了信号が
“H”レベルとなり、アンド回路58の出力状態
は比較回路29の出力状態に依存する。だからD
点の電圧が定電圧源28の電圧より高くなつたと
き、言いかえれば、D点の電圧に相当する(Tv)
値が(Tv1)即ちストロボ同調限界速度以上の高
速シヤツタスピードになると、比較回路29の出
力は“H”レベルとなり、切換回路30の出力端
子Eには定電圧源28の出力電圧が出力される。
逆に、D点の電圧が定電圧源28の出力電圧より
低い場合には、比較回路29の出力は“L”レベ
ルとなり、端子Eには、D点の電圧が出力され
る。シヤツタスピード制御用電磁石35、比較回
路34、カウント用コンデンサ32、伸張用トラ
ンジスタ31から成る回路はシヤツタスピード制
御回路を構成しており、シヤツタ第1幕走行開始
に同期してカウントスイツチ33が開かれると、
E端子の電圧に応じたシヤツタスピードでシヤツ
タ幕が制御される。
切換回路30にも入力されており、切換回路30
は後述のアンド回路58の出力状態に応じていず
れかの電圧を端子(E)から出力する。アンド回
路58には比較回路29の出力と、ストロボ側か
ら送られるストロボ充電完了信号が入力されてお
り、ストロボ側が未充電の場合はストロボ充電完
了信号は“L”レベルとなり、アンド回路58の
出力は比較回路29の出力状態によらず“L”レ
ベルとなり、切換回路30からは、つねにD点の
電圧が出力される。このように、カメラが自然光
撮影を行なう場合は、シヤツタスピードは被写体
輝度に応じて制御される。一方、ストロボ側が充
電完了している場合は、ストロボ充電完了信号が
“H”レベルとなり、アンド回路58の出力状態
は比較回路29の出力状態に依存する。だからD
点の電圧が定電圧源28の電圧より高くなつたと
き、言いかえれば、D点の電圧に相当する(Tv)
値が(Tv1)即ちストロボ同調限界速度以上の高
速シヤツタスピードになると、比較回路29の出
力は“H”レベルとなり、切換回路30の出力端
子Eには定電圧源28の出力電圧が出力される。
逆に、D点の電圧が定電圧源28の出力電圧より
低い場合には、比較回路29の出力は“L”レベ
ルとなり、端子Eには、D点の電圧が出力され
る。シヤツタスピード制御用電磁石35、比較回
路34、カウント用コンデンサ32、伸張用トラ
ンジスタ31から成る回路はシヤツタスピード制
御回路を構成しており、シヤツタ第1幕走行開始
に同期してカウントスイツチ33が開かれると、
E端子の電圧に応じたシヤツタスピードでシヤツ
タ幕が制御される。
また演算増幅器2のA端子の電圧、つまり
(Bv−Avo)に相当する電圧と、C端子の電圧、
つまり(Avo)に相当する電圧は、抵抗15,1
6,9,10,12,36,37、演算増幅器1
7,11,38により加算され、演算増幅器38
からは被写体輝度(Bv)に相当する電圧が出力
される。定電圧源43は周囲への露出が適正とな
るように露出制御される所定の被写体輝度
(Bv1)に相当する電圧を出力する。この被写体
輝度(Bv1)と上述の被写体輝度(Bv)は、抵
抗39,40,42,44,45と演算増幅器4
1,46により演算され、さらに、抵抗42,4
4と45との比により、任意の被写体輝度(Bv)
に対する露出レベルの関係が定まり、演算増幅器
46からは(Bv−Bv1)・aに相当する電圧が出
力される。演算増幅器46の出力と切換回路30
のE端子の電圧即ち実際に制御されるシヤツタ速
度(Tv)に相当する電圧は、抵抗47,48,
50,51,57演算増幅器49,52で演算さ
れ、演算増幅器52からは{Tv+(Bv−Bv1)・
a}に相当する電圧が出力される。演算増幅器5
2の出力電圧はレンズの絞り込み開始直前に開か
れるスイツチ53の開放により、メモリコンデン
サ54に記憶される。
(Bv−Avo)に相当する電圧と、C端子の電圧、
つまり(Avo)に相当する電圧は、抵抗15,1
6,9,10,12,36,37、演算増幅器1
7,11,38により加算され、演算増幅器38
からは被写体輝度(Bv)に相当する電圧が出力
される。定電圧源43は周囲への露出が適正とな
るように露出制御される所定の被写体輝度
(Bv1)に相当する電圧を出力する。この被写体
輝度(Bv1)と上述の被写体輝度(Bv)は、抵
抗39,40,42,44,45と演算増幅器4
1,46により演算され、さらに、抵抗42,4
4と45との比により、任意の被写体輝度(Bv)
に対する露出レベルの関係が定まり、演算増幅器
46からは(Bv−Bv1)・aに相当する電圧が出
力される。演算増幅器46の出力と切換回路30
のE端子の電圧即ち実際に制御されるシヤツタ速
度(Tv)に相当する電圧は、抵抗47,48,
50,51,57演算増幅器49,52で演算さ
れ、演算増幅器52からは{Tv+(Bv−Bv1)・
a}に相当する電圧が出力される。演算増幅器5
2の出力電圧はレンズの絞り込み開始直前に開か
れるスイツチ53の開放により、メモリコンデン
サ54に記憶される。
比較回路55,59、アンド回路60,62、
インバータ61、オア回路63、絞り制御用電磁
石56よりなる回路は、スイツチ24又は53が
絞込み開始に連動して開かれる直前の開放F値で
のレンズ105を介した測光情報と、絞込まれつ
つあるレンズ105を介した測光情報とを比較し
て、その差に応じた段数だけ絞込むようにしてレ
ンズ105の絞り口径を制御するために設けられ
ている。比較回路55には、メモリコンデンサ5
4の出力電圧即ち{Tv+(Bv−Bv1)・a}に相
当する電圧と、B端子の電圧即ち(Bv+Sv−
Av)に相当する電圧が入力されている。比較回
路59にはE端子の電圧即ち(Tv)に相当する
電圧と、上記B端子の電圧とが入力されている。
ここで、レンズの絞りが開放状態の場合には、E
端子又はメモリコンデンサ54の電圧よりもB端
子の電圧の方が、通常高いので比較回路55,5
9の出力はともに“L”レベルである。アンド回
路60は、比較回路55の出力信号およびストロ
ボ充電完了信号を入力としており、ストロボ撮影
時の絞り決定に作用する。アンド回路62は、比
較回路59の出力信号とインバータ61を介した
ストロボ充電完了信号とを入力としており、自然
光撮影時の絞り決定に作用する。
インバータ61、オア回路63、絞り制御用電磁
石56よりなる回路は、スイツチ24又は53が
絞込み開始に連動して開かれる直前の開放F値で
のレンズ105を介した測光情報と、絞込まれつ
つあるレンズ105を介した測光情報とを比較し
て、その差に応じた段数だけ絞込むようにしてレ
ンズ105の絞り口径を制御するために設けられ
ている。比較回路55には、メモリコンデンサ5
4の出力電圧即ち{Tv+(Bv−Bv1)・a}に相
当する電圧と、B端子の電圧即ち(Bv+Sv−
Av)に相当する電圧が入力されている。比較回
路59にはE端子の電圧即ち(Tv)に相当する
電圧と、上記B端子の電圧とが入力されている。
ここで、レンズの絞りが開放状態の場合には、E
端子又はメモリコンデンサ54の電圧よりもB端
子の電圧の方が、通常高いので比較回路55,5
9の出力はともに“L”レベルである。アンド回
路60は、比較回路55の出力信号およびストロ
ボ充電完了信号を入力としており、ストロボ撮影
時の絞り決定に作用する。アンド回路62は、比
較回路59の出力信号とインバータ61を介した
ストロボ充電完了信号とを入力としており、自然
光撮影時の絞り決定に作用する。
ストロボ側が未充電の場合、つまり自然光撮影
の場合はストロボ充電完了信号が“L”レベルな
のでアンド回路60の出力はつねに“L”レベル
である。他方、アンド回路62において、インバ
ータ61の出力は“H”レベルとなり、B端子の
電圧が絞りの絞り込みにより減少し、E端子の電
圧に達すると、比較回路59の出力が“H”レベ
ルに反転する。従つて、アンド回路62、オア回
路63の出力が“H”レベルに反転し、絞り制御
用電磁石56への通電が断たれ、絞りが決定され
る。このとき、露出は自然光のみで適正レベルを
得るように制御される。
の場合はストロボ充電完了信号が“L”レベルな
のでアンド回路60の出力はつねに“L”レベル
である。他方、アンド回路62において、インバ
ータ61の出力は“H”レベルとなり、B端子の
電圧が絞りの絞り込みにより減少し、E端子の電
圧に達すると、比較回路59の出力が“H”レベ
ルに反転する。従つて、アンド回路62、オア回
路63の出力が“H”レベルに反転し、絞り制御
用電磁石56への通電が断たれ、絞りが決定され
る。このとき、露出は自然光のみで適正レベルを
得るように制御される。
ストロボ側が充電完了している場合は、ストロ
ボ充電完了信号が“H”レベルなので、インバー
タ61の出力は“L”レベルとなり、アンド回路
62の出力はつねに“L”レベルとなる。B端子
の電圧が絞り込みにより減少し、メモリコンデン
サ54の電圧に達すると、比較回路55の出力が
“H”レベルに反転する。従つて、アンド回路6
0とオア回路63の出力も“H”レベルに反転し
て絞り制御用電磁石56への通電が断たれて、絞
りが決定される。このとき、決定される絞り口径
は、自然光撮影の場合よりも(Bv−Bv1)・aの
段数だけ余分に絞り込まれるので、シヤツタスピ
ードと絞りで定まる周囲光による露出は被写体輝
度で定まる一定値(Bv−BV1)・aだけ露出アン
ダーになるように制御される。このように、自然
光撮影する場合は、自然光により露出が適正にな
るように露出制御が行なわれ、ストロボ撮影する
場合は自然光により所定値だけアンダーになるよ
うに露出制御される。
ボ充電完了信号が“H”レベルなので、インバー
タ61の出力は“L”レベルとなり、アンド回路
62の出力はつねに“L”レベルとなる。B端子
の電圧が絞り込みにより減少し、メモリコンデン
サ54の電圧に達すると、比較回路55の出力が
“H”レベルに反転する。従つて、アンド回路6
0とオア回路63の出力も“H”レベルに反転し
て絞り制御用電磁石56への通電が断たれて、絞
りが決定される。このとき、決定される絞り口径
は、自然光撮影の場合よりも(Bv−Bv1)・aの
段数だけ余分に絞り込まれるので、シヤツタスピ
ードと絞りで定まる周囲光による露出は被写体輝
度で定まる一定値(Bv−BV1)・aだけ露出アン
ダーになるように制御される。このように、自然
光撮影する場合は、自然光により露出が適正にな
るように露出制御が行なわれ、ストロボ撮影する
場合は自然光により所定値だけアンダーになるよ
うに露出制御される。
次にシヤツタ第1幕走行開始に同期してカウン
トスイツチ103が開かれ、フイルム面近傍に設
けられた受光素子100による測光値がトタラン
ジスタ101で伸張され、積分コンデンサ102
へ積分が開始される。またシヤツタ全開によりス
トロボ発光が開始され、露光量が適正レベルに達
すると比較回路104の出力が“H”レベルに反
転し、その信号がストロボ発光停止信号とて不図
示のストロボ側へ伝達され、ストロボ発光が停止
される。このようにストロボ発光制御はフイルム
面測光で行なわれる。
トスイツチ103が開かれ、フイルム面近傍に設
けられた受光素子100による測光値がトタラン
ジスタ101で伸張され、積分コンデンサ102
へ積分が開始される。またシヤツタ全開によりス
トロボ発光が開始され、露光量が適正レベルに達
すると比較回路104の出力が“H”レベルに反
転し、その信号がストロボ発光停止信号とて不図
示のストロボ側へ伝達され、ストロボ発光が停止
される。このようにストロボ発光制御はフイルム
面測光で行なわれる。
第4図は、上述の実施例において、ストロボ同
調撮影時に制御されるシヤツタスピードと周囲へ
の露出が被写体輝度に対して変化する様子を示し
たプログラム線図の1例である。ここで、Q1は
ストロボ使用時のシヤツタスピードプログラム線
図を示し、Q2はこのときの周囲へ与えられる露
出の適正露出からの差を示す。図において、制御
されるシヤツタスピードはストロボ同調限界速度
シヤツタスピード(1/60秒)より遅い速度に規
制されており、フイルム感度(Sv)がASA100、
被写体輝度(Bv)が3以上ではシヤツタスピー
ドは1/60秒で制御され、(Bv)が3未満では
(Bv)が3段暗くなるとシヤツタスピードが1段
遅くなるといつた比で、シヤツタスピードは低速
側で制御される。また、周囲への露出は、(Bv)
が4のとき適正になり、(Bv)が3段明るくなる
と、(Ev)は1段オーバーになるといつた比で周
囲光による露出が決まる。このようにして、周囲
への露出は、被写体輝度(Bv)が暗いほどアン
ダーになり、明るくなるほどオーバーに制御さ
れ、撮影状態の被写体周囲の雰囲気がよくあらわ
れた写真となる。尚、主被写体へ当然ながら適正
露出が与えられる。
調撮影時に制御されるシヤツタスピードと周囲へ
の露出が被写体輝度に対して変化する様子を示し
たプログラム線図の1例である。ここで、Q1は
ストロボ使用時のシヤツタスピードプログラム線
図を示し、Q2はこのときの周囲へ与えられる露
出の適正露出からの差を示す。図において、制御
されるシヤツタスピードはストロボ同調限界速度
シヤツタスピード(1/60秒)より遅い速度に規
制されており、フイルム感度(Sv)がASA100、
被写体輝度(Bv)が3以上ではシヤツタスピー
ドは1/60秒で制御され、(Bv)が3未満では
(Bv)が3段暗くなるとシヤツタスピードが1段
遅くなるといつた比で、シヤツタスピードは低速
側で制御される。また、周囲への露出は、(Bv)
が4のとき適正になり、(Bv)が3段明るくなる
と、(Ev)は1段オーバーになるといつた比で周
囲光による露出が決まる。このようにして、周囲
への露出は、被写体輝度(Bv)が暗いほどアン
ダーになり、明るくなるほどオーバーに制御さ
れ、撮影状態の被写体周囲の雰囲気がよくあらわ
れた写真となる。尚、主被写体へ当然ながら適正
露出が与えられる。
なお点線は自然光撮影時の状態を示す。
第5図は本発明を用いたカメラの第2の実施回
路図例で、ストロボ撮影時の周囲への露出レベル
を、所定被写体輝度以下では、被写体輝度によら
ず常に一定レベルだけアンダーにし、所定被写体
輝度以上では、被写体輝度が高くなるにつれて、
周囲への露出がオーバーになるように露出制御す
るものである。第2図の実施例と均等な部分は同
一の符号を付して説明を省略する。
路図例で、ストロボ撮影時の周囲への露出レベル
を、所定被写体輝度以下では、被写体輝度によら
ず常に一定レベルだけアンダーにし、所定被写体
輝度以上では、被写体輝度が高くなるにつれて、
周囲への露出がオーバーになるように露出制御す
るものである。第2図の実施例と均等な部分は同
一の符号を付して説明を省略する。
第5図において、定電圧源84は周囲への露出
アンダー値bに相当する電圧を出力している。例
えば1段アンダー露出にする場合、1段に相当す
る電圧を出力する。制御されるシヤツタスピード
値(Tv)即ちE端子の電圧と露出アンダーレベ
ルbとは、抵抗81,82,85,86,87、
演算増幅器83,88により演算され、演算増幅
器88から(Tv−b)に相当する電圧が出力さ
れる。比較回路71には演算増幅器26の出力
と、定電圧源72の出力が入力され、(Bv+Sv−
Av1)に相当する電圧が72で定まる所定値以上
になると、比較回路71の出力は“H”レベルに
反転する。尚、この出力が反転するときの被写体
輝度をBv3とする。
アンダー値bに相当する電圧を出力している。例
えば1段アンダー露出にする場合、1段に相当す
る電圧を出力する。制御されるシヤツタスピード
値(Tv)即ちE端子の電圧と露出アンダーレベ
ルbとは、抵抗81,82,85,86,87、
演算増幅器83,88により演算され、演算増幅
器88から(Tv−b)に相当する電圧が出力さ
れる。比較回路71には演算増幅器26の出力
と、定電圧源72の出力が入力され、(Bv+Sv−
Av1)に相当する電圧が72で定まる所定値以上
になると、比較回路71の出力は“H”レベルに
反転する。尚、この出力が反転するときの被写体
輝度をBv3とする。
定電圧源69は周囲への露出が適正レベルにな
るように露出制御される所定の被写体輝度
(Bv2)に対してフイルム感度(Sv)を加算し、
更に定電圧源21の一定絞り値(Av1)を減算し
た(Bv2+Sv−Av1)に相当する電圧を出力す
る。従つて、バツフア26の出力に応じた演算増
幅器66の出力電圧と、定電圧源69とを演算す
ることにより、{(Bv2+Sv−Av1)−(Bv+Sv−
Av1)}即ち−(Bv−Bv2)に相当する出力が得ら
れ、これに抵抗67,68,71′により増幅率
をCとすることにより、演算増幅器70からC
(Bv−Bv2)に相当する電圧が出力されることに
なる。なお、バツフア26からの出力信号をとる
ようにしてある理由は、絞り込み開始直前の測光
信号により絞りを制御する必要があることによ
る。
るように露出制御される所定の被写体輝度
(Bv2)に対してフイルム感度(Sv)を加算し、
更に定電圧源21の一定絞り値(Av1)を減算し
た(Bv2+Sv−Av1)に相当する電圧を出力す
る。従つて、バツフア26の出力に応じた演算増
幅器66の出力電圧と、定電圧源69とを演算す
ることにより、{(Bv2+Sv−Av1)−(Bv+Sv−
Av1)}即ち−(Bv−Bv2)に相当する出力が得ら
れ、これに抵抗67,68,71′により増幅率
をCとすることにより、演算増幅器70からC
(Bv−Bv2)に相当する電圧が出力されることに
なる。なお、バツフア26からの出力信号をとる
ようにしてある理由は、絞り込み開始直前の測光
信号により絞りを制御する必要があることによ
る。
演算増幅器70の出力とE端子の電圧は抵抗7
3,74,75,77,78、演算増幅器76,
79により演算され、{Tv+(Bv−Bv2)・C}に
相当する電圧が演算増幅器79から出力され比較
回路91に入力される。
3,74,75,77,78、演算増幅器76,
79により演算され、{Tv+(Bv−Bv2)・C}に
相当する電圧が演算増幅器79から出力され比較
回路91に入力される。
比較回路89,91、アンド回路90,92、
オア回路93は、第2図に示した比較回路55、
アンド回路60、オア回路63に対応しており、
ストロボ撮影時における周囲への露出の与え方
が、所定被写体輝度(Bv3)の前後で異なるよう
にしたのである。比較回路89には、演算増幅器
88からの(Tv−b)に相当する電圧と、B端
子からの(Bv+Sv−Av)に相当する電圧とが入
力されている。アンド回路90は、この比較回路
89の比較回路89の出力信号と、ストロボ充電
完了信号と、インバータ80を介して比較回路7
1の出力信号とを入力しており、被写体輝度が定
電圧源72の所定被写体輝度(Bv3)未満の場合
におけるストロボ撮影時の絞り決定に作用する。
比較回路91は、演算増幅器79からの{Tv+
(Bv−Bv2)・C}に相当する電圧と、上記B端
子の電圧とが入力されている。アンド回路92
は、この比較回路91の出力信号と、ストロボ充
電完了信号と、比較回路71の出力信号とを入力
としており、被写体光量度が上記所定被写体輝度
(Bv3)以上の場合におけるストロボ撮影時の絞
り決定に作用する。
オア回路93は、第2図に示した比較回路55、
アンド回路60、オア回路63に対応しており、
ストロボ撮影時における周囲への露出の与え方
が、所定被写体輝度(Bv3)の前後で異なるよう
にしたのである。比較回路89には、演算増幅器
88からの(Tv−b)に相当する電圧と、B端
子からの(Bv+Sv−Av)に相当する電圧とが入
力されている。アンド回路90は、この比較回路
89の比較回路89の出力信号と、ストロボ充電
完了信号と、インバータ80を介して比較回路7
1の出力信号とを入力しており、被写体輝度が定
電圧源72の所定被写体輝度(Bv3)未満の場合
におけるストロボ撮影時の絞り決定に作用する。
比較回路91は、演算増幅器79からの{Tv+
(Bv−Bv2)・C}に相当する電圧と、上記B端
子の電圧とが入力されている。アンド回路92
は、この比較回路91の出力信号と、ストロボ充
電完了信号と、比較回路71の出力信号とを入力
としており、被写体光量度が上記所定被写体輝度
(Bv3)以上の場合におけるストロボ撮影時の絞
り決定に作用する。
いま、ストロボ側からストロボ充電完了信号が
入力されているとする。被写体輝度が定電圧源7
2で定まる所定輝度(Bv3)未満の場合、比較回
路71の出力は“L”レベルに維持され、絞りは
比較回路89の出力により制御される。絞りが絞
り込まれ、制御されるシヤツタスピード(Tv)
に対応した絞りよりも(b)だけ露出アンダーと
なる絞りに達すると、比較回路89の出力が
“H”レベルに反転し、アンド回路90、オア回
路93の出力も“H”レベルに反転し、絞りが決
定される。
入力されているとする。被写体輝度が定電圧源7
2で定まる所定輝度(Bv3)未満の場合、比較回
路71の出力は“L”レベルに維持され、絞りは
比較回路89の出力により制御される。絞りが絞
り込まれ、制御されるシヤツタスピード(Tv)
に対応した絞りよりも(b)だけ露出アンダーと
なる絞りに達すると、比較回路89の出力が
“H”レベルに反転し、アンド回路90、オア回
路93の出力も“H”レベルに反転し、絞りが決
定される。
次に被写体輝度が所定値(Bv3)以上になる
と、比較回路71の出力は“H”レベルとなり、
絞りは比較回路91の出力により制御される。絞
りが絞り込まれ、制御されるシヤツタスピード
(Tv)に対応した絞りよりも被写体輝度に対して
(Bv−Bv2)・Cで定まる所定レベルだけ露出オ
ーバーあるいはアンダーとなる絞りに達すると、
比較回路91の出力が“H”レベルに反転し、ア
ンド回路92、オア回路93の出力も“H”レベ
ルに反転し、絞りが決定される。
と、比較回路71の出力は“H”レベルとなり、
絞りは比較回路91の出力により制御される。絞
りが絞り込まれ、制御されるシヤツタスピード
(Tv)に対応した絞りよりも被写体輝度に対して
(Bv−Bv2)・Cで定まる所定レベルだけ露出オ
ーバーあるいはアンダーとなる絞りに達すると、
比較回路91の出力が“H”レベルに反転し、ア
ンド回路92、オア回路93の出力も“H”レベ
ルに反転し、絞りが決定される。
ことように、被写体輝度が所定値未満の場合は
一定レベルだけ周囲が露出アンダーになるように
露出制御され、被写体輝度が所定値以上になると
被写体輝度が高くなるほど露出オーバーにするよ
うに露出制御される。
一定レベルだけ周囲が露出アンダーになるように
露出制御され、被写体輝度が所定値以上になると
被写体輝度が高くなるほど露出オーバーにするよ
うに露出制御される。
第6図は、上述の実施例において、ストロボ同
調撮影時に制御されるシヤツタスピードと周囲へ
の露出が被写体輝度に対して変化する様子を示し
たプログラム線図の1例である。
調撮影時に制御されるシヤツタスピードと周囲へ
の露出が被写体輝度に対して変化する様子を示し
たプログラム線図の1例である。
図において、周囲への露出レベル(Ev)は
(BV+Sv)が10以上では、(Bv+Sv)の増加に
応じて露出レベルもオーバー方向に上昇する。
(Bv+Sv)が10以下では(Bv+Sv)の値に無関
係に露出レベルは1段アンダーに制御される。
尚、この場合(Tv)値が変化する所定輝度
(Bv2)と露出レベルが変化する所定輝度(Bv3)
を同一にしているが、別々にして良いことは言う
までもない。
(BV+Sv)が10以上では、(Bv+Sv)の増加に
応じて露出レベルもオーバー方向に上昇する。
(Bv+Sv)が10以下では(Bv+Sv)の値に無関
係に露出レベルは1段アンダーに制御される。
尚、この場合(Tv)値が変化する所定輝度
(Bv2)と露出レベルが変化する所定輝度(Bv3)
を同一にしているが、別々にして良いことは言う
までもない。
効果
以上詳述したように、被写体輝度が一定値より高
い領域では露出をオーバーとするようにしたから
よりよく実際の雰囲気を再現した写真を撮ること
ができ、たとえば逆光時でも適正な明るさの被写
体画像が得られる。
い領域では露出をオーバーとするようにしたから
よりよく実際の雰囲気を再現した写真を撮ること
ができ、たとえば逆光時でも適正な明るさの被写
体画像が得られる。
第1図はこの発明の一実施例のブロツク図、第
2図はこの発明の一実施例を示す詳細な回路図、
第3図は第2図の実施例における受光素子の配置
を示す図、第4図は第2図の実施例におけるシヤ
ツタスピードプログラム線図、第5図はこの発明
の他の実施例を示す回路図、第6図は第5図の実
施例のシヤツタスピードプログラム線図である。 1,100……受光素子、B1……測光部、B2
……演算部、B3……切換回路、B4……切換制御
回路、B5……撮影モード切換制御部、B6……露
光差生成部、B7……演算部、B8……絞り制御部。
2図はこの発明の一実施例を示す詳細な回路図、
第3図は第2図の実施例における受光素子の配置
を示す図、第4図は第2図の実施例におけるシヤ
ツタスピードプログラム線図、第5図はこの発明
の他の実施例を示す回路図、第6図は第5図の実
施例のシヤツタスピードプログラム線図である。 1,100……受光素子、B1……測光部、B2
……演算部、B3……切換回路、B4……切換制御
回路、B5……撮影モード切換制御部、B6……露
光差生成部、B7……演算部、B8……絞り制御部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被写体輝度を測定する測光手段と、 上記測光手段により得られた測光値に基づい
て、適正露光を与える露出制御値を演算する演算
手段と、 主被写体に対して適正露光を与えるように閃光
発光を制御する閃光発光制御手段と、 を備えたカメラにおいて、 閃光発光撮影を行なう場合、上記測光値とある
所定の輝度とを比較し、上記測光値がその所定の
輝度よりも高い場合に所定の露出オーバー量を出
力する出力手段と、 その出力された露出オーバー量を上記露出制御
値に加算する加算手段と、 上記測光値が上記所定の輝度よりも高い場合
に、上記露出オーバー量が加算された露出制御値
に基づいて露出を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするカメラの閃光撮影用露
出制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56187357A JPS5888729A (ja) | 1981-11-21 | 1981-11-21 | カメラの閃光撮影用露出制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56187357A JPS5888729A (ja) | 1981-11-21 | 1981-11-21 | カメラの閃光撮影用露出制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5888729A JPS5888729A (ja) | 1983-05-26 |
JPH0480368B2 true JPH0480368B2 (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=16204575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56187357A Granted JPS5888729A (ja) | 1981-11-21 | 1981-11-21 | カメラの閃光撮影用露出制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5888729A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2632847B2 (ja) * | 1987-05-09 | 1997-07-23 | キヤノン株式会社 | カメラ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57168239A (en) * | 1981-04-10 | 1982-10-16 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Correcting device for daylight flash photography |
-
1981
- 1981-11-21 JP JP56187357A patent/JPS5888729A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57168239A (en) * | 1981-04-10 | 1982-10-16 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Correcting device for daylight flash photography |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5888729A (ja) | 1983-05-26 |
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