JPS63151932A - カメラの自動逆光補正装置 - Google Patents

カメラの自動逆光補正装置

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JPS63151932A
JPS63151932A JP61300570A JP30057086A JPS63151932A JP S63151932 A JPS63151932 A JP S63151932A JP 61300570 A JP61300570 A JP 61300570A JP 30057086 A JP30057086 A JP 30057086A JP S63151932 A JPS63151932 A JP S63151932A
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JP
Japan
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aperture
brightness
distance
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field
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Application number
JP61300570A
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English (en)
Inventor
Kazuto Otsuka
大塚 一人
Masaru Muramatsu
勝 村松
Kiyosada Machida
清貞 町田
Tatsuo Amanuma
天沼 辰男
Yoshio Imura
好男 井村
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカメラの自動逆光補正装置に関し、特に主要被
写体と周辺部との輝度差を検出し、その結果に応じてス
トロボを併用する装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、主要被写体の輝度がその周辺部の輝度に対して
暗い被写界をカメラによってt最影した場合(この状態
を逆光と呼ぶ)、中央重点測光または平均測光のように
、被写界のうち比較的広範囲な部分を測光することによ
って露出を決定して逼影した写真は、主要被写体が露出
アンダーとなる。
かかる逆光撮影条件のうちでも特に、太陽などのように
際立って高輝度の物体が周辺部にある場合には、この物
体の影響により主要被写体が殆どシルエットとなるよう
な写真が得られる結果になる。
このような問題を解決して主要被写体を詳細に表現でき
るような適正露出を得るための技術として、特開昭60
−76724号公報に提案されたものがある。
ここで開示された一つの方法は、自動露出補正撮影によ
るものである。この方法では上述したような逆光の被写
界において主要被写体は、適正露光となるが、主要被写
体と周辺部との輝度差は変化しないため、周辺部は露出
オーバーとなり、不自然な写真となってしまう、もう一
つの方法としては、ストロボを使用した日中シンクロ撮
影によるものである。この方法ではストロボ光により主
要被写体と周辺部との輝度差を小さくしてt最影するこ
とができるので良好な結果が得られる。ところがストロ
ボの光量が不足する距離での撮影では主要被写体を適正
露出とすることができず、撮影距離範囲が限定されてし
まうという欠点があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、逆光の被
写界に対して、ストロボの光量が不足する撮影距離にお
いても主要被写体を適正露出とし、周辺部も適正露出ま
たはそれに近い露出とすることができるカメラの自動逆
光補正装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するため本発明においては、ストロ
ボ43.44と、 被写界14の中央部23及び周辺部27間の輝度差から
逆光か順光かを表す輝度差情報S7、S8と該被写界1
4の平均的な輝度を表す平均輝度情報S、とを発生する
測光手段12と、前記被写界14の中央に位置する主要
被写体までの撮影距離を表す測距情報S、を発生する測
距手段32と、 上記平均輝度情報S!に基づいて演算された絞り開口A
E6を表す絞り情報S、tを発生する絞り制御手段17
とを有し 該絞り制御手段17は、上記輝度差情報S7、S、と平
均情報S2とに基づいて、上記被写界14の中央部23
が周辺部27に対して所定値以上暗い逆光条件であり、
かつ上記被写界14の平均的な輝度が所定値より明るい
高輝度条件であることを判定し、 かつ上記測距手段3
2の測距情報S、に基づいて、上記1最影距離が上記ス
トロボ43.44による上記主要被写体を十分に照明し
得ない距離であることを判定すると、逼影時に上記スト
ロボ43.44を発光させると共に、前記絞りを上記平
均輝度情報Stに基づいて演算された絞り開口AE6よ
り開かせるべく補正するものである。
〔作用〕
被写界14の中央部23が周辺部27に対して所定値以
上暗い、いわゆる逆光状態において、被写界14の平均
的な明るさが所定値より明るい高輝度の状態のときには
、ストロボ43.44を発光させることによって当該逆
光状態にある主要被写体の露出をストロボ光によって露
出補正する。
その際に主要被写体までの撮影距離が比較的遠いために
、ストロボ光が不足するときには、絞りがより開くよう
に制御する。かくすることにより、ストロボ43.44
の効果を上げることができ、主要被写体の露出アンダー
を軽減することができる。
〔実施例〕
以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第2図において、1はカメラ本体を示し、被写界全面の
輝度を、平均測光で測定するための被写界平均輝度測光
窓2と、被写界の中央部分及び周辺部分の輝度差を検出
する輝度差測光窓3とを有する0両測光窓2.3には、
いずれも樹脂一体成形で受光レンズが形成されている。
被写界平均輝度測光窓2を通った光は、制御回路11 
(第1図)の測光部12に設けられている被写界平均輝
度用受光素子13に入射される。被写界平均輝度用受光
素子13は、第4図に示すように、被写界14のほぼ中
央位置に例えば楕円形状に設定された平均測定領域15
の輝度を表す検出信号S1を測光回路16に送出し、か
くして測光回路16から被写界14の平均輝度を表す平
均輝度信号S2を撮影モード演算回路17に与える。
また輝度差測光窓3(第2図)を通った光は、測光部1
2(第1図)の中央部輝度用受光素子21及び周辺部輝
度用受光素子22に入射する。
中央部輝度用受光素子21は、第5図に示すように、被
写界14の中央位置における比較的小さい円形の中央部
測定領域23の輝度を検出し、その検出信号S3を測光
回路24に与えることによって中央部輝度信号S4を逆
光検出回路25に送出する。
また周辺部輝度用受光素子22は、中央部測定領域23
の周囲に不感帯26を介して形成された長方形の周辺部
測定領域27の輝度を表す検出信号S、を測光回路28
に与え、かくして測光回路28から逆光検出回路25に
周辺部輝度信号S。
を送出する。不感帯26は、被写界の中央部にある主要
被写体からの光と周辺部からの光とが受光レンズの収差
等の影響により共に入射して滲む部分に設けられており
、被写界の中央部からの光が周辺部輝度用受光素子22
に入射し、または周辺部からの光が中央部輝度用受光素
子21に入射することを防止する。
逆光検出回路25は、中央部輝度信号S4及び周辺部輝
度信号S、を比較し、中央部測定領域23の輝度が周辺
部測定領域27の輝度より所定値以上低いとき、逆光検
出出力S7を撮影モード演算回路17に送出する。これ
とは逆に、中央部測定領域23の輝度が周辺部測定領域
27の輝度より所定値以上高い場合には、逆光検出回路
25は順光検出出力S、を撮影モード演算回路17に送
出する。
カメラ1には、一対の測距窓31が設けられ、公知の三
角測距方式により、この測距窓31を通った光が制御回
路11(第1図)の測距部32に設けられている測距回
路33の受光素子に入射し、測距回路33から得られた
測距出力S、が撮影モード演算回路17に送出される。
測距回路33はレリーズボタン34(第2図)が半押し
されたとき測距動作を開始し、測距動作が終了したとき
測距完了信号310を撮影モード演算回路17に送出す
ると共に、当該測距結果に基づいてレンズ位置制御回路
35に対してオートフォーカシング信号Sllを送出す
る。
これにより撮影レンズ36の位置を測距結果に応じて設
定すると共に、撮影モード演算回路17を駆動して自動
露出動作に必要な演算動作を実行させる。
撮影モード演算回路17は測距完了信号Slが発生した
とき、ISO読み取り回路41からフィルム感度信号S
IZを読み取って、この信号S1□と、測光部12から
与えられる平均輝度信号S2、逆光検出出力S、または
順光検出出力SIlと、測距部32から与えられる測距
出力S、とに基づいて適正露出を演算し、この演算結果
に基づいて絞り兼用シャッタ制御回路42に対して絞り
兼用シャッタ制御信号S13を送出すると共に、ストロ
ボ制御回路43にストロボ制御信号SI4を送出し、か
くして必要に応じてストロボ発光部44(第2図)を発
光させながら、絞り兼用シャッタを駆動する。
なお第2図において、45はファインダである。
この実施例の場合絞り兼用シャッタは、第6図に示すよ
うな動作特性をもつよう構成され、開口量−〇の動作開
始時点t0から時間の経過に従ってシャッタの開口量が
開口動作曲線SHに沿って上昇し、絞り値の演算結果に
よって決まる点Pi、P2・・・・・・において絞り兼
用シャッタが閉動作し始め、その後時点1..1.・・
・・・・においてシャッタの開口量がOの状態に戻るよ
うになされている。
なおPOは時点【。における開口動作曲線SH上の点を
表す。
かくしてフィルムは、絞り兼用シャッタが点P0→(P
I、P2・・・・・・)→(1,,1,・・・・・・)
で囲まれる三角形の面積で表される露出量を与えられる
以上の構成において、撮影モード演算回路17は被写界
14(第4図、第5図)の輝度分布状態に応じて、第3
図に示すように、7種類の撮影条件(これをゾーンと呼
ぶ)を弁別して各ゾーンにおいて適正露出を得ることが
できるような撮影モードで絞り兼用シャッタ及びストロ
ボを動作させる。
ここで撮影条件は、第1に被写界14の主要被写体と周
辺との輝度分布を条件として2つのカテゴリすなわち順
光または逆光に分類され、また第2に被写界14の平均
輝度を条件として3つのカテゴリすなわち低輝度、中輝
度又は高輝度に分類され、さらに第3にカメラ1から被
写界14の主要被写体までの距離を条件として3つのカ
テゴリすなわち近距離、中距離又は遠距離に分類される
撮影モード演算回路17は、7種類のゾーン21〜Z7
に対して、それぞれ3つの撮影モードすなわちAEモー
ド、SBモード、5B−Cモードを割り当てる。
ここでAEモードは、被写界14を平均的に測光し、当
該測光された明るさに基づいてプログラムAE制御によ
って露出を決定する撮影モードでなる。
またSBモードは、小絞り優先のフラッシュマチック制
御、すなわちフラッシュマチック制御により被写体距離
に応じて決定される絞り値と、プログラムAE*J?I
lにより被写体輝度に応じて決定される絞り値とのうち
、絞り開口が小さい方でフラッシュマチック制御が行わ
れる撮影モードでなる。
さらに5B−Cモードは、小絞り優先のフラッシュマチ
ック制御によってストロボ撮影をすると同時に、主要被
写体に対するストロボ光量の不足を補うために絞り値f
を例えば所定量だけ補正する撮影モードでなる。
第3図において、第1のゾーンZlは、被写界14の明
るさが、主要被写体と周辺部との輝度差に関係なく (
すなわち順光、逆光に関係なく)、ストロボを必要とす
る低輝度である撮影条件の場合で、この場合にはSBモ
ードでt層形を行う。
第2のゾーンZ2は、被写界がストロボを必要としない
程度に明るい輝度すなわち中輝度または高輝度の明るさ
を存し、しかも主要被写体の輝度が周辺部に対して所定
値より明るい順光の撮影条件の場合で、この場合にはス
トロボによる露出補正の必要はないので、プログラムA
EIJiによる撮影を行うことによって適正露出を得る
これに対して第3のゾーン23〜第7のゾーンZ7は、
主要被写体の輝度が周辺部に対して所定値以下の逆光1
最影条件となっている撮影条件の場合で、露出補正の必
要がある。
先ず第3のゾーンZ3は、被写界の明るさが中輝度であ
り、かつ主要被写体が近距離または中距離にある撮影条
件の場合で、この場合は被写界の平均的輝度が比較的明
るい中輝度であるので、このときの絞り兼用シャッタの
開口量は、第7図に示すように、プログラムAE制御に
基づいて決まる絞り値rAtによって、点AE3で示す
ように比較的大きい値になる。これに対してフラッシュ
マチック制御において求められる絞り値f8によって決
まる開口量は、主要被写体の距離に応じて近距離の場合
点FM31に示すように点AE3より小絞りになると共
に、中距離においても点FM32で示すように点AE3
より小絞りになる。
従って第3のゾーンZ3においては、SBモードで撮影
する。これにより、小絞り優先のフラッシュマチック制
御により被写体距離に応じて絞り値を点FM31または
FM32に決めるようにすれば、ストロボ光が十分届く
近距離または中距離にある主要被写体に対して実用上十
分な露出補正をすることができる。
これに対して第4のゾーンZ4においては、プログラム
AE制御によって決まる絞り値rAtO値に対応する開
口量が、第8図において点AE4で示すように、被写界
の平均的な明るさが中輝度であるので比較的大きい値(
絞り値f□としては小さい値)になる。しかしこのとき
には、主要被写体は遠距離にあるため、被写体に対して
ストロボ光が十分に届かない。従ってこのゾーンZ4に
おいてはSBモードによってストロボを使用して撮影し
てもその効果が得られない。
また他の方法としてAE補正がある。これでは主要被写
体は適正露出にできても、周辺部は露出オーバーとなっ
てしまう。しかも撮影距離が遠距離であるため、被写界
内に占める主要被写体の割合は小さく、周辺部は大きく
なるため、周辺部の露出を考慮する必要がある。よって
このゾーンは、被写界全体の露出のバランスを考えると
測光回路16からの平均輝度信号S2に基づいたAEモ
ードの撮影が最適である。
第5のゾーンZ5は、被写界の平均的輝度が高輝度であ
り、かつ主要被写体が近距離にある撮影条件の場合で、
この場合プログラムAE制御によって求められる絞り値
fAアに対応する開口量は、第9図において点AE5で
示すように、比較的大きい値になる。これに対して主要
被写体は近距離にあるので、フラッシュマチック制御に
よって求められる絞り値rrxに対応する開口量は、点
FM5で示すように、点AE5より小絞りになると共に
、近距離にある主要被写体に対してストロボ光は十分に
到達する位1にある。
従ってゾーンZ5においては、SBモードで↑造影する
。これにより、小絞り優先のフラッシュマチック制御を
することにより、逆光条件の下でも適正露出の状態で主
要被写体を撮影し得る。
第6のゾーンZ6は被写界の平均的な明るさが高輝度で
あると共に、主要被写体が中距離の撮影領域にある撮影
条件の場合である。このときプログラムAE制御によっ
て求められる絞りfAtに対応する開口量の値は、被写
界の平均的な明るさが高輝度であるので、第10図にお
いて、点AIF、6で示す値となり、フラッシュマチッ
ク制御によって求められる絞り値fWHに対応する開口
量は、主要被写体の位置が中距離にあるため、点FM6
で示すように、点AE6より大きくなる。
このような撮影条件の下で、SBモードで撮影すれば、
小絞り優先によって採用される開口量は、点FM6より
Δだけ小絞り側にある点AE6になるので、フラッシュ
マチック制御によって撮影した場合より主要被写体の露
出が開口量の差Δに対応した分だけ露出アンダーになる
この問題を解決するため当該撮影条件においては、露出
を所定1dc(例えば1段)だけ増加させるように露出
補正を加える。例えばフィルム感度信号SI!に感度を
実際より低下させる補正を加える。
このようにすれば、所定11dcの分だけ露出補正され
、この補正量に相当する分だけ、絞り開口が拡がること
になる。従って小絞り優先のフラッシュマチック制御の
制御方式を維持しながらストロボ撮影をすると共に、主
要被写体の露出アンダーを軽減することができる。ただ
し、プログラムAE制御の場合は、絞り開口が拡がると
共にシャッタ速度が遅くなるので、周辺部の露出がオー
バー気味になる。従って、シャッタと絞りとが別設の場
合でこの第6ゾーンZ6の条件が満たされたときは、プ
ログラムAE制御を解除して、絞り開口の拡大だけで上
記所定量dCの露出補正を行うようにすると更に良好な
結果が得られる。
第7のゾーンZ7は、被写体の平均的な明るさが高輝度
であり、かつ主要被写体が遠距離にある場合で、この場
合にはプログラムAE制御によって求められる絞り値f
Atに対応する開口量の値は、第11図において点AE
7で示すように、比較的小さい値になる。
この撮影条件の下では、たとえストロボ撮影をしたとし
ても、遠距離にある主要被写体にはストロボ光は到達し
ないので、ストロボによる露出補正は不可能である。従
ってこのゾーンZ7においては、プログラムAE制御に
よって撮影を行う。
以上の構成によれば、被写界が高輝度であり、かつ主要
被写体の撮影距離が中距離であり、かつ逆光であるため
にストロボ光による主要被写体の露出増加が不十分とな
る撮影条件にあるゾーンZ6の場合には、ストロボ撮影
を行うと同時に、露出を所定量dCだけ増加させるよう
にフィルム感度信号Sl□等に補正を加える。かくする
乙こつき主要被写体に対してほぼ適正な露出を得ること
ができ、またその周辺部が極端に露出オーバーになるお
それを有効に回避し得る。
なお上述の実施例において、第3図のゾーンZ5の撮影
条件では、第9図について上述したように、フラッシュ
マチック制御による絞り値f工に対応する開口量の点F
M5が、プログラムAE制御による絞り値fAEに対応
する開口量より小絞り側に生ずるものとして説明したが
、被写界が極めて高輝度の場合には、第12図に示すよ
うに、プログラムAE制御による絞り値fA!に対応す
る開口量の点AE51が、フラッシュマチック制御によ
る絞り値fFMに対応する開口量の点FM51より小絞
り側に生ずるような襦影条件になることがある。そのた
め、主要被写体に照射されるストロボ光が不十分となり
、主要被写体が露出アンダーとなってしまう。
これに対処するためには、第6ゾーンz6と同様の5B
−Cモードで撮影することが望ましい。
そこで、第5ゾーンz5と第6ゾーンZ6との分類を前
記実施例のような距離による分類ではなく、プログラム
AE制御による絞り開口とフラッシュマチック制御によ
る絞り開口との比較結果による分類を行うことにすれば
良い。すなわちこの比較を行う演算回路を設け、前者が
後者より大きい場合には第5ゾーンZ5、小さい場合に
は第6ゾーンZ6と分類すれば良い。
また上述の実施例の第6ゾーンz6において、所定値d
cの露出補正を行うこととしたが、本発明はこれに限ら
ず、第6ゾーンZ6の諸条件が満たされるときだけ、小
絞り優先を解除し、大きい方の絞り開口、すなわちフラ
ッシュマチック制御をする際に求められる絞り値f8に
より露出制御を行っても良い。
また上述の実施例においては、中央部輝度用受光素子2
1及び周辺部輝度用受光素子22とは別個に、被写界平
均輝度用受光素子13を設けることにより平均輝度信号
S8を得るようにした実施例について述べたが、この被
写界平均輝度用受光素子13及びその関連回路を省略し
て平均輝度信号S、を、中央部輝度用受光素子21及び
周辺部輝度用受光素子22の検出出力S、及びS、を例
えば加算し、当該加算結果に基づいて得るように構成し
ても、上述の場合と同様の効果を得ること゛ができる。
また第5図において上述したように、中央部測光領域2
3及び周辺部測光領域27をそれぞれ測光することによ
り輝度差を検出するにつき、主要被写体が被写界14の
中央部にない場合には、撮影するに先立ってカメラを動
かして主要被写体が中央部測光領域23に来るような位
置にカメラを向けて例えばレリーズボタンの半押しなど
の操作によって、主要被写体と周辺部との輝度差、被写
界全体の平均的な輝度の測定結果を得て、これを記憶す
るように構成すれば、撮影時に主要被写体が必ずしも中
央部になくとも、良好な撮影結果を得ることができる。
その際フォーカスロックも同時に行えば焦点を確実に主
要被写体に合わせることができる。
また、第1図の被写界平均輝度用受光素子13は、平均
測光を行うものに限らず、被写界の輝度情報を広範囲に
取り入れて平均的に測光するものであれば良く、例えば
中央部重点測光を行うものでも良い。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば被写界の平均的な明るさが
高輝度であり、かつ主要被写体に対する光線条件が逆光
であり、かつ主要被写体の撮影距離がストロボ光が不十
分になるような距離にあるとき、ストロボを発光すると
同時に、当該ストロボ光の不足を、絞り開口を拡大する
べく補正するようにしたことにより、周辺部を不自然に
露出オーバーにすることなく主要被写体を適正露出にし
得るカメラの自動逆光補正装置を容易に実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカメラの自動逆光補正装置を具え
たカメラの制御回路を示すブロック図、第2図はカメラ
の概略構成を示す斜視図、第3図はその撮影条件の説明
に供する図表、第4図及び承5図は被写界の平均的な明
るさ及び輝度差の撮影方法の説明に供する路線図、第6
図はシャッタの開口動作曲線SHの説明に供する曲線図
、第7図〜第11図は第3図のゾーン23〜Z7におけ
るシャッタの開口動作を示す曲線図、第12図及−II
に)+よ本発明の他の実施例の説明に供する曲線図であ
る。 11・・・・・・制御回路、12・・・・・・測光部、
13・・・・・・被写界平均輝度用受光素子、17・・
・・・・撮影モード演算回路、21・・・・・・中央部
輝度用受光素子、22・・・・・・周辺部輝度用受光素
子、25・・・・・・逆光検出回路、32・・・・・・
測距部、35・・・・・・レンズ位置制御回路、42・
・・・・・絞り兼用シャッタ制御回路、43・・・・・
・ストロボ制御回路、Z1〜Z7・・・・・・撮影条件
領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ストロボと、 被写界の中央部及び周辺部間の輝度差から逆光か順光か
    を表す輝度差情報と該被写界の平均的な輝度を表す平均
    輝度情報とを発生する測光手段と、前記被写界の中央に
    位置する主要被写体までの撮影距離を表す測距情報を発
    生する測距手段と、上記平均輝度情報に基づいて演算さ
    れた絞り開口を表す絞り情報を発生する絞り制御手段と
    を有し、 該絞り制御手段は、上記輝度差情報と平均輝度情報とに
    基づいて、上記被写界の中央部が周辺部に対して所定値
    以上暗い逆光条件であり、かつ上記被写界の平均的な輝
    度が所定値より明るい高輝度条件であることを判定し、
    かつ上記測距手段の測距情報に基づいて、上記撮影距離
    が上記ストロボによる上記主要被写体を十分に照明し得
    ない距離であることを判定すると、撮影時に上記ストロ
    ボを発光させると共に、前記絞りを上記平均輝度情報に
    基づいて演算された絞り開口より開かせるべく補正する
    ことを特徴とするカメラの自動逆光補正装置。
JP61300570A 1986-12-16 1986-12-16 カメラの自動逆光補正装置 Pending JPS63151932A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010026698A (ko) * 1999-09-08 2001-04-06 이중구 자동 카메라 시스템의 자동 역광 보정 장치 및 방법
KR100338439B1 (ko) * 1999-12-15 2002-05-27 이중구 카메라의 자동 역광 보정 장치 및 그 방법

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