JPH0480236A - クロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体 - Google Patents

クロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体

Info

Publication number
JPH0480236A
JPH0480236A JP19061590A JP19061590A JPH0480236A JP H0480236 A JPH0480236 A JP H0480236A JP 19061590 A JP19061590 A JP 19061590A JP 19061590 A JP19061590 A JP 19061590A JP H0480236 A JPH0480236 A JP H0480236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chlorosulfonated polyethylene
polyethylene
molecular weight
distribution
crosslinked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19061590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3030406B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Ishida
石田 良昭
Katsunari Okayama
克成 岡山
Toshinori Uda
敏典 烏田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosoh Corp filed Critical Tosoh Corp
Priority to JP19061590A priority Critical patent/JP3030406B2/ja
Publication of JPH0480236A publication Critical patent/JPH0480236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3030406B2 publication Critical patent/JP3030406B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はクロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体に関
するものである。さらに詳しくは、ウェットスーツ、自
動車のドアシール、冷蔵庫などの家電に用いられるスポ
ンジゴム製品に関する。
[従来の技術] 従来、ウェットスーツは保温性、耐久性、活動性等から
クロロプレンゴム架橋発泡体か、また自動車のドアシー
ルは平滑な表面肌、ソフトな感触等からエチレン−α・
オレフィン−非共役ジエン共重合体(α・オレフィンと
してプロピレンを用いたEPDMが代表的である。以下
EPDMと省略する。)架橋発泡体か使用されている。
近年、ウェットスーツや自動車のドアシールにも美しい
着色性やファンヨン性か要求されるようになってきた。
しかし、クロロプレンゴム架橋発泡体は、直射日光のも
とては変色か甚だしいなと色彩安定性や耐候性か著しく
劣る。同様にEPDMも色彩安定性か悪く、カーボンブ
ラックを加え黒色に着色した製品か一般に使用されてい
る。
そのため、クロロブレンゴム架橋発泡体やEPDM架橋
発泡体では、上記のようなファツション性の要求に答え
ることができない。
一方、クロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体は、色
彩安定性、耐候性、難燃性に優れた特性を有する半面、
製品の手ざわりや風合い、平滑な表面肌、ソフトな感触
などが得られないという問題があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、クロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体の
色彩安定性、耐候性、難燃性に優れた特性を有すと同時
に、製品の手ざわりや風合い、平滑な表面肌、ソフトな
感触などが得られる新規なりロロスルホン化ポリエチレ
ン架橋発泡体を提供することを目的とする。
C課題を解決するための手段] 本発明者らが鋭意検討した結果、分子量分布が二様分布
を示す塩素量10〜60wt%、イオウ量0.2〜3.
Owt%のクロロスルホン化ポリエチレンを用いたクロ
ロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体が上記課題を解決
するクロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体であるこ
とを見出し本発明をなすに至ったものである。
以下その詳細について説明する。
[作用コ 本発明で使用する、クロロスルホン化ポリエチレンは、
例えば、時開63−20304に示されるごとき、その
分子量分布か二様分布を示し、塩素量10〜60wt%
、イオウ1屹 2〜3.0wt%を有するものである。
さらに、100℃のムーニー粘度(ML    )と1
50℃のムーニ1+4 粘度(ML    )の差を100℃のムーニ1+4 粘度で割った値が0.5以下であるクロロスルホン化ポ
リエチレンである。
本明細書でいう二様分布とは、GPC(ゲルパミエーシ
ョンクロマトグラフィー)で測定される分子量分布にお
いて、低分子量部分と高分子量部分の2つのピークトッ
プを持つものをいい、単一のピークトップを持つ単一分
布と区別するものである。
本明細書でいう100℃のムーニー粘度(ML    
)と150℃のムーニー粘度1+4 (ML    )の差を100℃のムーニー粘度で1+
4 割った値は、温度依存性を表す尺度である。この値が0
.5以下のクロロスルホン化ポリエチレンは、温度依存
性が小さいと言える。逆に、0.5を越えるものは、温
度依存性が大きなりロロスルホン化ポリエチレンである
本発明で用いるクロロスルホン化ポリエチレンは、上記
値が0.5以下である。
分子量分布が二様分布を示すクロロスルホン化ポリエチ
レンは、分子量分布が二様分布を示すポリエチレンを塩
素化およびクロロスルホン化することで得られる。
分子量分布が二様分布を示すポリエチレンは、本来二様
分布を示すポリエチレンを原料にする以外に低分子量ポ
リエチレンと高分子量ポリエチレンからなる混合ポリエ
チレンを原料として、自ら作り出すことも可能である。
本発明で用いるクロロスルホン化ポリエチレンに含まれ
る塩素量は、10〜60 w t%、好ましくは20〜
45wt%である。
同イオウ含量は0.2〜3.Qwt%、好ましくは0.
4〜1.6wt%である。
本明細書で言うポリエチレンとは、エチレンホモポリマ
ーの他に、エチレンと10モル%以下の共重合成分から
なるエチレン共重合体をも含めて定義するものとする。
この共重合成分としては、例えばブテン−1、プロピレ
ン、ペンテン−1,4−メチルペンテン−11オクテン
−1、ヘキセン−1、酢酸ビニル、アクリル酸、アクリ
ル酸エステル等がある。
特に望ましいポリエチレンは高密度ポリエチレンである
。、が、メルトインデックス0.1〜10g/10分、
密度0.948〜0.962g/ccなるものがとくに
好ましい。
ポリエチレンを塩素化およびクロロスルホン化してクロ
ロスルホン化ポリエチレンとする方法は、例えば、溶媒
にポリエチレンを溶解或いは懸濁させ、光或いはラジカ
ル発生剤を触媒として、塩素と亜硫酸ガス、塩素と塩化
スルフリル、塩素と亜硫酸ガスと塩化スルフリルの三試
薬あるいは塩化スルフリルを反応させる。塩化スルフリ
ルを添加する場合には必要に応じて助触媒としてのピリ
ジン、キノリン等のアミン化合物が添加される。反応温
度は40〜150℃1、好ましくは60〜110℃であ
り、反応圧力は0〜10kg/cm 、好ましくは2〜
7kg/cm2である。
ラジカル発生剤にはたとえばα α″−アゾビスイソブ
チロニトリルアゾビスシクロヘキサンカルボニトリル、
過酸化ベンゾイルまたは過酸化アセチルがある。好まし
くは、アゾ化合物である。
反応の終了後、生成物ポリマーを溶媒と分離する方法に
は、水蒸気蒸留、ドラムドライヤー、ベント付き押出機
が知られており、これらの方法により両者が分離される
。この様にして、クロロスルホン化ポリエチレンが得ら
れる。
本発明のクロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体を得
るには、分子量分布が二様分布を示し、塩素ffi 1
0〜60 w t%、イオウfn0.2〜3.9wt%
であるクロロスルホン化ポリエチレン単独で使用しても
良いか、単一分布を持つ従来のクロロスルホン化ポリエ
チレンをブレンドしても良い。
ブレンド量は、分子量分布か二様分布を示し、塩素量1
0〜60 w t%、イオウ量0.2〜3.9wt%で
あるクロロスルホン化ポリエチレン100重量部に対し
て、単一分布を有する従来のクロロスルホン化ポリエチ
レン0〜400重量部、好ましくは0〜300重量部で
ある。400重量部を越えてブレンドした場合、本発明
のクロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体の特徴であ
る風合い、平滑な表面肌、ソフトな感触が得られない。
 本発明のクロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体に
おいて、分子量分布か二様分布を示し、塩素量10〜6
0wt%、イオウ量O,2〜3.9wt%であるクロロ
スルホン化ポリエチレンに配合される配合成分としては
、発泡剤、加硫剤、加硫促進剤、軟化剤、着色剤、その
他ゴム用配合剤成分かある。
配合剤量は、クロロスルホン化ポリエチレン100重量
部に対して、発泡剤3〜30重量部、軟化剤10〜70
重量部、加硫剤1〜30重量部、加硫促進剤0.1〜5
重量部である。
本発明のクロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体の製
造に用いられる発泡剤としては、N、 N−ジニトロソ
・ペンタメチレン・テトラミンなどのニトロソ化合物、
アゾジカルボンアミド、アゾビス・イソブチロニトリル
などのアゾ化合物、ベンゼン・スルホニル・ヒドラジド
、p、pオキシビス(ベンゼンスルホニル・ホドラジド
)、トルエンやスルホニルΦヒドラジドなどのスルホニ
ル・ヒドラジド化合物がある。さらに、発泡助剤として
、サルチル酸、フタル酸、ステアリン酸、燐酸などの有
機酸、尿素およびその誘導体を挙げることができる。
本発明の多ロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体の製
造に用いられる加硫剤および加硫促進剤としては、マグ
ネシア、水酸化カルシウム、テトラメチルチウラムジス
ルフィド、ジメチルジチオカルバミン酸セレン、ペンタ
エリスリトール、2メルカプトベンゾチアゾールなどが
ある。
本発明のクロロスフ1ホン化ポリエチレン架橋発泡体に
用いられる軟化剤としては、パラフィン系、ナフテン系
、および芳香族系プロセスオイル、塩素化ハラフィン、
流動パラフィン、ワセリンなどの石油系軟化剤、ジオク
チルフタレート(DOP)ジブチルフタレート(DBP
)などのエステル系可塑剤を挙げることができる。これ
らの中でエステル系可塑剤、塩素化パラフィンが好まし
い。
本発明のクロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体に用
いられる補強剤としては、カーボンブラックやシリカな
どがある。
本発明のクロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体にお
いて、成型加工を容易にするために加工助剤を用いるこ
とができる。このような加工助剤としては、白サブ、ネ
オサブ、特殊ワックス、低分子量ポリエチレン、パラフ
ィン、ワセリンなどがある。
本発明のクロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体は、
クロロスルホン化ポリエチレンと上記配合剤をオーブン
ロール、バンバリーミキサ−1二二ダーなどの混合器で
混練した後、蒸気加硫器、UHF加硫器、熱空気加硫器
、インジェクション、モールドあるいはロートキュウア
ーなどで発泡および架橋して得られる。
[発明の効果] 本発明のクロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体は、
色彩安定性、耐候性、難燃性に優れた特性を有すと同時
に、製品の手ざわりや風合い、平滑な表面肌、ソフトな
感触などが得られる新規なりロロスルホン化ポリエチレ
ン架橋発泡体である。
[実施例] 次に実施例にもとづき本発明をさらに詳しく説明するが
、これらは本発明の内容の理解を助けるための例であっ
て本発明はこれらの実施例より何等の制限を受けるもの
ではない。
なおこれらの実施例で用いた値は以下の測定法に準拠し
て得られたものである。
ポリエチレンのGPC測定: 機種:ウォータース社 GPC/150Cカラム:東ソ
ー社製 GMH−HT  2本溶媒、オルトジクロルベ
ンゼン 流速:1.Oml/分 温度:140℃ サンプル濃度:0,1wt% 検量線:東ソー社製標準ポリスチレン 塩素、イオウ量:燃焼フラスコ法 未加硫ゴム物性:JIS  K  6300加硫ゴム物
性:JIS  K  6301GPCによる分子量分布
の測定: ・機種  東ソー株製HLC802^ ・カラム 東ソー株製GM)16 2本 XL  1本
・溶媒  テトラヒドロフラン ・流速  1.2ml/分 ・圧力  44−45 k g / c m −・温度
  38℃ ・サンプル濃度  0.]Qwt% ・検量線  東ソー株製 標準ポリスチレン温度依存性
: X−1(100℃のムーニー粘度) −(150℃のム
ーニー粘度) l /100℃のムーニー粘度表面肌:
架橋発泡体シートを目視によって判定した。
手触り:架橋発泡体シートを手で触りその感触で判断し
た。
実施例1 10リツターのハステロイ−C製オートクレブに、四塩
化炭素: 7000gと図−1に示す二様分布を示す、
メルトインデックス0.41g/10分、密度0.95
6g/ccSMw19x10  、MnO,75X10
  、Mw/Mn25の高密度ポリエチレン:490g
を仕込んだ。
クロロスルホン化反応の助触媒としてピリジンを0.2
8g添加した後、反応器のジャケットに蒸気を通し、反
応器内を110℃で60分間保持するすることでポリエ
チレンを均一に溶解した。
又この間、反応器に15リツタ一/分の流速で窒素ガス
を導入し、混入した空気を排除した。
ラジカル開始剤として0.66gのα、αアゾビスイソ
ブチロニトリルを反応器へと添加した。反応は、105
0gの塩化スルフリルを別の投入口より反応器へ添加す
ることから行った。この間反応器の温度を100℃、圧
力を3.0kg/Cm2に保った。
反応の終了後、圧力を常圧に戻し反応器の温度を75℃
に保ちながら、窒素を導入して反応液に残存する亜硫酸
ガスと塩化水素ガスを除いた。
安定剤として8.3gのビス(4−グリシジルオキシフ
ェニル)プロパンを添加した。
その後、この溶液を140℃に加熱したドラムドライヤ
ーにフィードして、生成物としてのクロロスルホン化ポ
リエチレンを溶媒から分離した。
生成物は純白の色相を有しており、分析の結果このクロ
ロスルホン化ポリエチレンは34.6wt%の塩素と1
,0wt%のイオウを含むことが判った。
GPC測定チャートを図−1′に示した。また分子量は
、Mn30000、M w 669000、M z 7
895000分子量分布はM w / M n21.9
 図−1−から明らかなようにこのクロロスルホン化ポ
リエチレンは、二様分布を示していた。
100℃のムーニー粘度(ML    )は651 +
 4 であり、150℃のムーニー粘度(ML    )1+
4 は、44であった。
ムーニー粘度の温度依存性:Xは、0.32であった。
更に、このクロロスルホン化ポリエチレンは、表−1に
示す配合でオーブンロールにより混練し、モールドで加
硫および発泡をおこなった。この様にして得たクロロス
ルホン化ポリエチレン架橋発泡体シートについて以下の
物性測定を行った。
未加硫物物性と引っ張り強さなどの加硫物性を表−2、
および表−3に示した。
表面肌についても目視で判断したところ、良好であった
。またシートの手ざわりや風合いなども良好で、ソフト
な感触が得られた。
実施例2〜4 実施例−1で使用した、分子量分布か二様分布を有する
クロロスルホン化ポリエチレン100重量部に対して、
従来の単一の分子量分布を有するクロロスルホン化ポリ
エチレンをブレンドした。
ブレンド量は、表−2に示した。
単一の分子量分布を有するクロロスルホン化ポリエチレ
ンは、以下のようにして合成した。
10リツターのハステロイ−C製オートクレブに、四塩
化炭素・7000gと図−2に示す単一分布を示す、メ
ルトインデックス14.5g/10分、密度0.959
g/c c、Mw5.3x10  、Mn1.lXl0
  、Mw/Mn4.8の高密度ポリエチレン: 49
0gを仕込んだ。
以下、実施例−1と同様の方法で、合成し、クロロスル
ホン化ポリエチレンを得た。
分析の結果、35.0wt%の塩素と1.0wt%のイ
オウを含んでいた。
GPC7111I定チャートを図−2−に示した。分子
量は、M n 45000、u w 201000 S
M z780000、分子量分布は、Mw/Mn4.5
であった。図−2−から明らかなようにこのクロロスル
ホン化ポリエチレンは、単一分布であった。
さらに、このクロロスルホン化ポリエチレンは、表−1
に示す配合で、混練、加硫、発泡を行いクロロスルホン
化ポリエチレン架橋発泡体シートを得た。実施例−1と
同様に物性評価を行い、その結果を表−2および表−3
に示した。
表面肌についても目視で判断したところ、良好であった
。またシートの手ざわりや風合いなども良好で、ソフト
な感触が得られた。
比較例−1 10リツターのハステロイ−〇製オートクレブに、四塩
化炭素: 7000gと図−3に示される単一分布を示
す、メルトインデックス5.3g/10分、密度0 、
 963 g / c c 、 M w 7 、6XI
O、Mn1.1xlO、MW/Mn6.9の高密度ポリ
エチレン:490gを仕込んだ。以下実施例−1と同様
に行いクロロスルホン化ポリエチレンを得た。
分析の結果、35.1wt96の塩素と1.0wt%の
イオウを含んでいた。
G P C791定チヤートを図−3−に示した。分子
量は、M n 51000、M w 246000 、
 M z846000、分子−分布は、Mw/Mn4.
8であった。図−3−から明らかなようにこのクロロス
ルホン化ポリエチレンは、単一分布であった。
さらに、このクロロスルホン化ポリエチレンは、表−1
に示す配合で、混練、加硫、発泡を行いクロロスルホン
化ポリエチレン架橋発泡体シートを得た。実施例−1と
同様に物性評価を行い、その結果を表−4に示した。
表面肌についても目視て判断したところ、平滑な表面で
なかった。またシートの手ざわりや風合いなども悪く、
ゴワゴワした感触であった。
比較例−2 10リツターのハステロイ=C製オートクレプに、四塩
化炭素・7000gと、図−4に示す単一分布を示す、
メルトインデックス10.4g/10分、密度0.96
1g/cc%Mw6.8XIO、Mn1.lXl0  
、Mw/Mn5.9の高密度ポリエチレン:490gを
仕込んだ。以下実施例−1と同様に行いクロロスルホン
化ポリエチレンを得た。
分析の結果、35.0wt%の塩素と1.0wt%のイ
オウを含んでいた。
GPC測定チャートを図−4−に示した。分子量は、M
n48000、MW221000、Mn80000、分
子量分布は、M w / M n 4 、 7であった
。図−4−から明らかなようにこのクロロスルホン化ポ
リエチレンは、単一分布であった。
さらに、このクロロスルホン化ポリエチレンは、表−1
に示す配合で、混練、加硫、発泡を行いクロロスルホン
化ポリエチレン架橋発泡体シートを得た。実施例−1と
同様に物性評価を行い、その結果を表−4に示した。
表面肌についても目視て判断したところ、平滑な表面で
なかった。またシートの手されりや風合いなども悪く、
ゴワゴワした感触であった。
比較例−3 10リツターのハステロイ−〇製オートクレブに、四塩
化炭素: 7000gと図−5に示す単一分布を示す、
メルトインデックス4.6g/10分、密度0.959
g/cc、Mw3,9x10  、Mn1.5x〕O、
Mw/Mn6.0の高密度ポリエチレン:490gを仕
込んだ。以下実施例−1と同様に行いクロロスルホン化
ポリエチレンを得た。
分析の結果、34.8wt%の塩素と1.0wt%のイ
オウを含んでいた。
GPC測定チャートを図−5−に示した。分子量は、M
 n 55000、M w 281000、Mz902
000、分子量分布は、M w / M n 4 、 
8てあった。図−5−から明らかなようにこのクロロス
ルホン化ポリエチレンは、単一分布であった。
さら1こ、二のクロロスルホン化ポリエチレンは、表−
1に示す配合で、混線、加硫、発泡を行いクロロスルホ
ン化ポリエチレン架橋発泡体シートを得た。実施例−1
と同様に物性評価を行い、その結果を表−3に示した。
表面肌についても目視て判断したところ、平滑な表面で
なかった。またシートの手ざわりや風合いなトモt、 
< 、ゴワゴワした感触であった。
表−1 (重量部) クロロスルホン化ポリエチレン      100マグ
ネシア                4白サブ  
               、ナフテン系オイル 
           25ジブチル・フタレート  
        25軽質炭酸カルシウム      
     25p=p’−オキンビス(ベンゼンスルホ
ニル  14・ヒドラジド) 酸化チタン               2ペンタエ
リスリトール           0.5促進剤 T
RA  *             2群青(青色顔
料)0.1 * ジベンタメチレンチウラムテトラスルフイド以上の実施
例と比較例を参照すれば明らかなように、本発明のクロ
ロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体は、色彩安定性、
耐候性、難燃性に優れた特性を有すと同時に、製品の手
ざわりや風合い、平滑な表面肌、ソフトな感触などが得
られる新規なクロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体
であると言える。
【図面の簡単な説明】
図−1〜図−5は原料ポリエチレンのGPCIfIlj
定チャート、図−1−〜5−はクロロスルホン化ポリエ
チレンのGPC測定チャートを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分子量分布が二様分布を示す塩素量10〜60w
    t%、イオウ量0.2〜3.0wt%のクロロスルホン
    化ポリエチレンを用いることを特徴とするクロロスルホ
    ン化ポリエチレン架橋発泡体。
  2. (2)クロロスルホン化ポリエチレンの100℃のムー
    ニー粘度(ML_1_+_4)と150℃のムーニー粘
    度(ML_1_+_4)の差を100℃のムーニー粘度
    で割った値が0.5以下であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1)項に記載のクロロスルホン化ポリエチレ
    ン架橋発泡体。
JP19061590A 1990-07-20 1990-07-20 クロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体 Expired - Fee Related JP3030406B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19061590A JP3030406B2 (ja) 1990-07-20 1990-07-20 クロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19061590A JP3030406B2 (ja) 1990-07-20 1990-07-20 クロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0480236A true JPH0480236A (ja) 1992-03-13
JP3030406B2 JP3030406B2 (ja) 2000-04-10

Family

ID=16261021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19061590A Expired - Fee Related JP3030406B2 (ja) 1990-07-20 1990-07-20 クロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3030406B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3165562A1 (en) 2015-11-06 2017-05-10 Kaimann GmbH Expandable and crosslinkable elastomeric formulation for the manufacture of insulation materials exhibiting high fire retardancy and low smoke creation properties
CN109181131A (zh) * 2018-09-20 2019-01-11 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种csm发泡材料及其制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3165562A1 (en) 2015-11-06 2017-05-10 Kaimann GmbH Expandable and crosslinkable elastomeric formulation for the manufacture of insulation materials exhibiting high fire retardancy and low smoke creation properties
EP3165563A1 (en) 2015-11-06 2017-05-10 Kaimann GmbH Expandable and crosslinkable elastomeric formulation for the manufacture of insulation materials exhibiting high fire retardancy and low smoke creation properties
CN109181131A (zh) * 2018-09-20 2019-01-11 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种csm发泡材料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3030406B2 (ja) 2000-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930003796B1 (ko) 염화 고무
JP2005126485A (ja) 水添共重合体
US3981830A (en) Process for producing chemically crosslinked polyethylene-polybutadiene
US4028483A (en) EPDM interpolymers formed with unsaturated organosilanes
JPH0480236A (ja) クロロスルホン化ポリエチレン架橋発泡体
JPH0517243B2 (ja)
JPS6320304A (ja) クロロスルホン化ポリエチレン
US5470919A (en) Chlorinated ethylene/α-olefin copolymer rubber and composition containing the same
US5015696A (en) Chlorinated EPDM with superior stability
JPH03146531A (ja) スポンジ用ゴム組成物及びその製造方法
US4959420A (en) Chlorinated EPDM with superior stability
US5045603A (en) Chlorinated EPDM with superior stability
US3158665A (en) Binary polyblends of styrene/acrylonitrile copolymer and chlorosulfonated ethylene polymer
US2919252A (en) Composition comprising rubber and halogenated poly-1-olefins
JPH0480245A (ja) スポンジ用ゴム組成物
JPH06345922A (ja) 加硫可能ゴム組成物
JPH03223344A (ja) 合成ゴム発泡体
JP2004263018A (ja) 難燃性ゴム発泡体及びシール材
JPH0790018A (ja) 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム及びそれを含有する組成物
JP2904861B2 (ja) 塩素化エチレン・α―オレフィン共重合ゴム及びその組成物
JP3313774B2 (ja) 塩素化エチレン・α−オレフィン共重合ゴム組成物
US3196125A (en) Halogenated butyl rubber compositions
WO1995016732A1 (fr) Mousse reticulee et procede de production de cette mousse
JP2003277539A (ja) 発泡体
JP2004263019A (ja) 難燃性ゴム発泡体及びシール材

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees