JPH0480140B2 - - Google Patents

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JPH0480140B2
JPH0480140B2 JP24790985A JP24790985A JPH0480140B2 JP H0480140 B2 JPH0480140 B2 JP H0480140B2 JP 24790985 A JP24790985 A JP 24790985A JP 24790985 A JP24790985 A JP 24790985A JP H0480140 B2 JPH0480140 B2 JP H0480140B2
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JP
Japan
Prior art keywords
web
floor
floor covering
felt
resin liquid
Prior art date
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JP24790985A
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English (en)
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JPS62110992A (ja
Inventor
Kyoto Dezuki
Satoru Yamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiwa Corp
Original Assignee
Meiwa Corp
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Publication date
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Publication of JPH0480140B2 publication Critical patent/JPH0480140B2/ja
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Landscapes

  • Carpets (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、車両の床面、建築物の床面等に敷
設される床敷体に関する。
従来技術 車両、ことに自動車の床板金はリブ効果を付与
する目的などで、複雑に成形され、またアーク溶
接されているので床面は平坦ではない。建築物に
おいても床面に電気配線を巡らす場合が多い。こ
のため従来は凹凸ある床面に直接硬質の床板を敷
いたり、または二重床構造を採用し、それらの平
坦な上面に床敷体を敷くことによつて、凹凸のな
い平滑な上敷面を得るか、上面が平坦で下面が床
面形状に対応する成形型により、ゴムなどの材料
を圧縮成形し、この成形品を床面に敷設してい
た。
発明の解決しようとする問題点 従来のように凹凸ある床面に直接硬質板を敷い
たり、二重床構造とした場合は、床面と床板との
空間が無駄となり、床面の振動が床板に拡大して
伝達されて不快な騒音を発する場合があつた。ま
た圧縮成形用の成形型は高価でるから量産しない
限り成形品の単価は安くならない。
この発明は、車両の床面や建築物の床面におけ
る凹凸形状を吸収して上面を平滑にし、かつ吸
音、遮音および制振効果を付与させた床敷体を、
簡便な装置を使用して低い加工費で製造する方法
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、フエルト状ウエブ
の片面または両面に速凝固性のウレタン発泡配合
樹脂液を塗布し、ついで2本のエンボスロール間
を通過させることにより、表面が平面で裏面に多
数の凹凸を有する床敷体を製造した。
また、前記フエルト状ウエブの一面側部分また
は全体にあらかじめ遅凝固性のウレタン樹脂液が
含浸されているフエウト状ウエブを使用して上記
床敷体を製造した。
さらに上記のいずれかの方法で製造した床敷体
の表面に合成樹脂シート、ゴム質シートもしくは
薄い木質板、あるいは織布、不織布、編布もしく
はカーペツトなどの表装材を貼り合わせた床敷体
も製造した。
作 用 この発明の床敷体の製造方法においては、主と
してフエルト状ウエブにウレタン発泡配合樹脂液
を塗布する工程および引続きエンボス加工する工
程からなり、さらに必要に応じてフエルト状ウエ
ブにあらかじめウレタン樹脂液を含浸させる工程
および前記エンボス加工と同時またはエンボス加
工後に表装材を貼り合わせる工程を追加するもの
である。
したがつて、各工程は連続して稼動することが
可能であり、また各工程において汎用の設備を利
用することができる。
またこのような方法で製造された床敷体は、車
両、建築物の床面の凹凸を、床敷体の裏面に設け
られた前記床面に対応する凹凸により吸収し、床
敷体の表面を平坦にすることができ、フエルト状
ウエブに塗布されたウレタン発泡樹脂により、床
面における吸音、遮音、制振効果を高める。
さらにフエルト状ウエブにあらかじめウレタン
樹脂を含浸させておくことにより床敷体の剛性を
高め、また床敷体の表面に表装材を貼り合わすこ
とにより、加飾、耐摩耗性の改善、平滑化の改良
などを図ることができる。
実施例 この発明の実施例を図面を参照しながら説明す
る。第1図はこの発明の床敷体を製造するための
装置の概略を示すものである。
フエルト状ウエブ1はロール2,2′により塗
布部に導かれ、ウエブ1の片面または両面にノズ
ル3,3′からウレタン発泡配合樹脂液が吹付け
られる。引続き塗装されたウエブ1は2本のエン
ボスロール6,6′間で圧縮され、エンボスロー
ル6,6′の表面の形状に対応した凹凸が形成さ
れた床敷体10が得られる。7,7′は床敷体1
0を搬送する搬送ロールである。
この発明に使用されるフエルト状ウエブ1は、
合成繊維、天然繊維、金属繊維またはそれらの繊
維を混合したもので、平行、複合またはランダム
で配列されたものである。ウエブ1の厚さは5乃
至50mmで、重量は0.1乃至2.0Kg/m2である。
ウレタン発泡配合樹脂は速凝固性のもので5乃
至15秒で硬化するタイプのものが用いられる。タ
ンク4,4′にはポリオール成分が、タンク5,
5′にイソシアネート成分が貯蔵されていて、ノ
ズル3,3′において両成分が混合されて、ウエ
ブ1の片面または両面に塗布される。なお、ウエ
ブ1の上面側は多量に塗布しても液は垂れること
がないので、片側塗布の場合や、上下面の塗布量
が異なるときは塗布量の多い側を上面とする。ウ
レタン発泡配合樹脂液には上記両成分のほかに、
液状のアスフアルトや無機質粉末を充填すること
もできる。もちろんウエブ1の両側に異なつた組
成液を塗布してもよい。塗布されたウエブ1の面
は若干発泡しながら2本のエンボスロール6,
6′間に導かれる。
エンボスロール6,6′は例えば第2図に示し
たようなもので、一方のロールの面は平滑で他方
は床敷体裏面の所望の形状に対応する凹みが刻設
されている。これらのロール6,6′間でウレタ
ン発泡配合樹脂液が塗布されたウエブ1は圧縮さ
れ、ウレタン発泡配合樹脂液の一部はウエブ1内
に浸透するとともにエンボスロールの凹みに沿つ
て発泡成形される。エンボスロールは必要に応じ
てウレタン発泡配合樹脂液の硬化を促進するため
に加温されるほか、複数組並設することがあり、
凹み形状や温度を徐々に変化させる場合がある。
エンボスロール6,6′の表面は樹脂の離型性を
良くするために、弗素樹脂などにより離型処理が
施されている。エンボスロール6,6′の凹みと
しては、半球状、半長円体、円錐台、角錐台や横
断面が半円、三角形、台形状の長く延びた凹溝も
しくは部分的に幅、深さなどが変化した溝が刻設
される。
このようにして、第3図に示すようにエンボス
ロールの多数の凹凸形状に対応する多数の凸部1
1および凹部12を有する床敷体10が完成す
る。
なお床敷体10の剛性を高めるために、フエル
ト状ウエブ1のウレタン発泡配合樹脂液の塗布側
にあらかじめ、遅凝固性のウレタン樹脂液を含浸
させることができる。このためにウエブ1の片面
にウレタン樹脂液を塗布したり、ウエブ1をウレ
タン樹脂液中を潜らせ絞りロールでウレタン樹脂
液をウエブ1の内部にまで浸透させることができ
る。
さらに床敷体10の表面を加飾、耐摩耗性の改
善、平滑化の改良のために第4図に示す如く表装
材13を貼り合わせることができる。貼り合せは
平滑なエンボスロール6側に表装材13が位置す
るように、該表装材13をウレタン発泡配合樹脂
液が塗布されたウエブ1と共にエンボスロール
6,6′間に挿入して、樹脂液の塗布されたウエ
ブ1の発泡、成形と同時に貼り合わす。ウエブ1
の貼り合わせ面にウレタン樹脂またはウレタン発
泡配合樹脂が塗布されているときは一般には接着
剤を必要としない。また表装剤13は、多数の凸
部11および凹部12が形成された後の床敷体1
0の平面側に接着剤を介して貼り合わせることも
できる。
表装剤13としては、合成樹脂シート、ゴム質
シート、薄い木質板、表面がメラミン樹脂で処理
された木質板、あるいは織布、不織布、編布もし
くはカーペツト、それらの繊維製品の裏面が合成
樹脂でバツキング処理されたものなどが使用され
る。
発明の効果 この発明の床敷体の製造方法は上述の通りであ
るから、各工程は連続して稼動することが可能と
なり、各工程の設備は汎用のものを利用すること
ができ、加工費を低廉にすることができる。
またフエルト状ウエブに塗布されたウレタン発
泡配合樹脂がエンボスロールにより、敷設面の床
面形状に対応するように発泡、成形されるので、
敷設面に馴染んでかつ表面が平坦な床敷体を得る
ことができる。ウレタン発泡配合において例えば
架橋剤の量の増減、種類の変更により要求される
硬度、弾性、気泡の大きさなどを調節することが
でき、また、ウレタン発泡配合樹脂液に無機質充
填剤を添加することにより、床面における吸音、
遮音、制振効果の改善された床敷体も製造するこ
とができる。
さらに剛性の高い、表面が加飾され、耐摩耗
性、平滑性の改良された床敷体も製造することが
可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に使用する装置の側面概略
図、第2図は一対のエンボスロールの一例を示す
正面図、第3図はこの発明の床敷体の実施例を示
す断面図、第4図はこの発明の床敷体の他の実施
例を示す断面図である。 1……フエルト状ウエブ、6,6′……エンボ
スロール、10……床敷体、13……表装剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フエルト状ウエブの片面または両面に速凝固
    性のウレタン発泡配合樹脂液を塗布し、ついで2
    本のエンボスロール間を通過させて得られる表面
    が平面で裏面に多数の凹凸を有する床敷体の製造
    方法。 2 フエルト状ウエブの一面側部分または全体に
    あらかじめ遅凝固性のウレタン樹脂液が含浸され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の床敷体の製造方法。 3 床敷体の表面に合成樹脂シート、ゴム質シー
    トもしくは薄い木質板、あるいは織布、不織布、
    編布もしくはカーペツトなどの表装材を貼り合わ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第1項また
    は第2項に記載の床敷体の製造方法。
JP24790985A 1985-11-07 1985-11-07 床敷体の製造方法 Granted JPS62110992A (ja)

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JP2784015B2 (ja) * 1988-11-07 1998-08-06 昭和電線電纜株式会社 難燃性制振床敷パッド
CN1294321C (zh) * 2004-02-13 2007-01-10 三芳化学工业股份有限公司 具有特殊表面纹路的人造皮革
WO2019065758A1 (ja) 2017-09-29 2019-04-04 共和レザー株式会社 合成樹脂表皮材複合体及び合成樹脂表皮材複合体の製造方法

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