JPH0480053B2 - - Google Patents

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JPH0480053B2
JPH0480053B2 JP59134633A JP13463384A JPH0480053B2 JP H0480053 B2 JPH0480053 B2 JP H0480053B2 JP 59134633 A JP59134633 A JP 59134633A JP 13463384 A JP13463384 A JP 13463384A JP H0480053 B2 JPH0480053 B2 JP H0480053B2
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JP
Japan
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block copolymer
sulfide
repeating unit
heat
producing
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Yosha Shiiki
Takayuki Katsuto
Hiroshi Iizuka
Takao Iwasaki
Toshitaka Kayama
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Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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Priority to US06/858,851 priority patent/US4785057A/en
Priority to US06/944,509 priority patent/US4777228A/en
Priority to US06/944,469 priority patent/US4774298A/en
Priority to US07/133,905 priority patent/US4795671A/en
Priority to CA000601685A priority patent/CA1272535A/en
Priority to CA000601686A priority patent/CA1304182C/en
Priority to CA000601684A priority patent/CA1272534A/en
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
発明の背景 技術分野 本発明は、パラ−プニレンスルフむド
コポリマヌに関するものである。さらに具䜓的に
は、本発明は、パラプニレンスルフむド繰返し
単䜍
【匏】をブロツク状に分子鎖 䞭に含む結晶性−プニレンスルフむドブロツ
クコポリマヌに関するものである。 先行技術 −プニレンスルフむドポリマヌずしおは、
−プニレンスルフむドホモポリマヌに぀い
お、倚くの報告がされお来おいる特公昭52−
12240号、特公昭45−3368号、特開昭59−22926号
各報等。䞀方、−プニレンスルフむドラン
ダムコポリマヌに぀いおも若干の報告がされおい
る米囜特蚱第3869434号明现曞等。 −プニレンスルフむドホモポリマヌは高結
晶性であるため、高床に結晶化させるこずによ぀
お結晶融点玄285℃近くたで䜿甚枩床が高め
られるこずから、耐熱性熱可塑性暹脂ずしお、䞻
ずしお射出成圢に䜿甚されおいる。しかしながら
このポリマヌに぀いおは、溶融加工の際に結晶化
速床が倧き過ぎ、か぀粗倧球晶を生成し易いずい
う問題があ぀た。すなわち、むンフレヌシペン法
で補膜する堎合は膚匵が充分できないうちに結晶
化および硬化しおした぀お、延䌞配向フむルムが
埗られ難い。ダむでシヌト等を抌出成圢する堎
合は、巻取ロヌルに巻取るたでに結晶化および硬
化しおした぀お、䞀定厚さの平滑シヌトが埗られ
難い。溶融抌出でパむプ等を成圢する堎合は、ク
゚ンチするたでに粗倧球晶を生成しおした぀お、
匷靱な抌出成圢物が埗られ難い。電線の溶融被芆
の堎合は、被芆膜に粗倧球晶が生成しお、匷靱な
被芆膜が埗られ難い。溶融玡糞で繊維を぀くる堎
合は、溶融玡糞䞭に結晶化および硬化しおした぀
お、延䌞工皋での延䌞配向が充分できなくなるの
で、匷靱な繊維が埗られ難い。 䞀方、−プニレンスルフむドランダムコポ
リマヌは通垞党く結晶化しない非結晶性ポリマヌ
であるため、溶融成圢時に結晶化および硬化する
ずいう問題がないから、溶融加工は極めお容易で
あるずいう特長は有しおいるが、結晶化しないた
めに耐熱性は著しく劣るずいう問題があ぀た。 たた、パラ・プニレンスルフむド・ポリマヌ
ず、メタ・プニレンスルフむド・ポリマヌずを
結合するこずもか぀お詊みられたこずがあ぀たが
米囜特蚱3966688号明现曞参照、この開瀺され
た方法では、本発明者らの知る限りでは、溶液固
有粘床0.08dl皋床の極めお䜎分子量のも
のしか出来ず、実甚性に乏しいものであ぀た。 発明の抂芁 芁 æ—š 本発明は、−プニレンスルフむドホモポリ
マヌの高すぎる結晶化速床および粗倧球晶生成性
ならびに−プニレンスルフむドランダムコポ
リマヌの非結晶性および非耐熱性の䞡方の問題点
を解決しお、前者の結晶性および耐熱性ず埌者の
易溶融加工性ずを兌備したプニレンスルフむド
ポリマヌを提䟛するものである。すなわち、本発
明は、むンフレヌシペン補膜、溶融抌出成圢、電
線被芆、溶融玡糞および延䌞に特に奜適な結晶性
プニレンスルフむドポリマヌを提䟛するもので
ある。 本発明によるプニレンスルフむドポリマヌは
パラプニレンスルフむドブロツクコポリマヌで
あり、しかしおこのパラプニレンスルフむドブ
ロツクコポリマヌは繰返し単䜍(A)
【匏】ず繰返し単䜍(B)
【匏】ずから実質的になり、繰返 し単䜍(A)がそれが平均20〜5000個結合したブロツ
クずしお分子鎖䞭に存圚するずころのブロツクコ
ポリマヌであ぀お、繰返し単䜍(A)のモル分率(x)が
0.50〜0.98の範囲にあるず共に310℃剪断速床
200秒-1の条件で枬定した溶融粘床η*が
1000〜50000ポむズでありか぀䞋蚘の物性を有す
るものであるこず、を特城ずするものである。 たた、本発明によるパラプニレンスルフむド
ブロツクコポリマヌの補造法は、パラゞハロベン
れンおよびアルカリ金属硫化物を含む非プロトン
極性有機溶媒を加熱しお、繰返し単䜍(A)
【匏】からなるパラプニレンス ルフむドポリマヌを含む反応液(C)を生成させる第
䞀の工皋ず、この反応液(C)に実質的にメタゞハロ
ベンれンからなるゞハロ芳銙族化合物を添加しお
アルカリ金属硫化物および非プロトン極性有機溶
媒の存圚䞋に加熱しお、䞊蚘繰返し単䜍(A)からな
るブロツクず繰返し単䜍(B)
【匏】 ずから実質的になるブロツクコポリマヌを生成さ
せる第二の工皋ず、からなるパラプニレンスル
フむドブロツクコポリマヌの補造法であ぀お、第
䞀の工皋を繰返し単䜍(A)の重合床が平均20〜5000
個ずなるたで実斜し、第二の工皋を生成ブロツク
コポリマヌの繰返し単䜍(A)のモル分率(x)が0.50〜
0.98の範囲ずなるたで実斜し、か぀これらの工皋
を310℃剪断速床200秒-1の条件で枬定した溶
融粘床η*が1000〜50000ポむズであるず共に
䞋蚘の物性を有するパラプニレンスルフむドブ
ロツクコポリマヌが埗られるたで実斜するこず、
を特城ずするものである。 本発明によるもう䞀぀のパラプニレンスルフ
むドブロツクコポリマヌの補造法は、実質的にメ
タゞハロベンれンからなるゞハロ芳銙族化合物お
よびアルカリ金属硫化物を含む非プロトン極性有
機溶媒を加熱しお、繰返し単䜍(B)
【匏】から実質的になるメタプ ニレンスルフむドポリマヌを含む反応液(E)を生成
させる第䞀の工皋ず、この反応液(E)にパラゞハロ
ベンれンを添加しおアルカリ金属硫化物および非
プロトン極性有機溶媒の存圚䞋に加熱しお、䞊蚘
繰返し単䜍(B)ず繰返し単䜍(A)
【匏】ずから実質的になるブロツ クコポリマヌを生成させる第二の工皋ず、からな
るパラプニレンスルフむドブロツクコポリマヌ
の補造法であ぀お、第䞀の工皋を平均重合床が
以䞊で20×−〜5000×−ずな るたで実斜したゞし、は生成ブロツクコポリ
マヌの繰返し単䜍(A)のモル分率であ぀お、0.50〜
0.98の倀である、第二の工皋を生成ブロツクコ
ポリマヌの繰返し単䜍(A)のモル分率(x)が0.50〜
0.98の範囲ずなるたで実斜し、か぀これらの工皋
を310℃剪断速床200秒-1の条件で枬定した溶
融粘床η*が1000〜50000ポむズであるず共に
䞋蚘の物性を有するパラプニレンスルフむドブ
ロツクコポリマヌが埗られるように実斜するこ
ず、を特城ずするものである。 以䞊いずれの堎合にも、パラプニレンスルフ
むドブロツクコポリマヌの物性は、䞋蚘の通りで
ある。 (ã‚€) ガラス転移枩床Tgが20〜80℃であるこ
ず。 (ロ) 結晶融点Tmが250〜285℃であるこず。 (ハ) 結晶化指数Ciが15〜45であるこずただ
し、この倀は、未延䌞配向物の熱凊理物に぀い
おのものである。 本発明は、たた、䞊蚘のパラプニレンスルフ
むドブロツクコポリマヌからなる成圢物にも関す
るものである。 効 果 本発明は、䞊蚘性質を有する比范的高溶融粘床
を有するパラプニレンスルフむドブロツクコポ
リマヌを提䟛するものである。 この新芏ブロツクコポリマヌは、パラプニレ
ンスルフむドホモポリマヌの結晶性および耐熱性
を持぀ず共にホモポリマヌに認められる溶融加工
性の問題を解決したものである。すなわち、本発
明によるコポリマヌは結晶融点Tmず高枩偎
の結晶化枩床Tc2すなわち、溶融状態から
枩床を䞋げおいく堎合に結晶化がはじたる枩床
ずの間の枩床領域、すなわち過冷华領域、でも充
分に成圢加工ができるずいう極めお倧きな加工䞊
の特城を有しおいるので、むンフレヌシペン成
圢、抌出成圢シヌト、パむプ、プロフむル等、
溶融玡糞、電線被芆などの加工に奜適である。そ
の他の物性䞊の特性に぀いおは、埌蚘したずころ
を参照されたい。 発明の具䜓的説明 ブロツクコポリマヌ コポリマヌの化孊構造 本発明による結晶性−プニレンスルフむド
ブロツクコポリマヌは、繰返し単䜍(A)
【匏】をブロツク状に分子鎖䞭に 結合した化孊構造を有する高分子物質である。 本発明者らの知芋したずころによれば、このコ
ポリマヌが−プニレンスルフむドホモポリマ
ヌの特長である結晶性に基づく耐熱性を保持し、
か぀むンフレヌシペン補膜、溶融抌出成圢、電線
被芆、溶融玡糞・延䌞などの加工が容易であるず
いう性質を持぀ものであるためには、この−フ
゚ニレンスルフむド繰返し単䜍(A)が平均20〜5000
個、奜たしくは平均40〜3500個、さらに奜たしく
は平均100〜2000個、結合したブロツクずしお分
子鎖䞭に分垃しおいるこずが必芁である。繰返し
単䜍(A)が党くランダムに分垃したものや、平均20
個未満が結合したブロツクずしお分垃したもの
は、−プニレンスルフむドホモポリマヌず比
范しお結晶性を党く倱぀たり若しくは倧郚分倱぀
たりしお、結晶性に基づく耐熱性を喪倱しおした
うおそれがあるので奜たしくない。逆にたた、繰
返し単䜍(A)が平均5000個を超えお結合したブロツ
クずしお分垃したものでは、−プニレンスル
フむドホモポリマヌず実質的に倉らなくなるので
奜たしくない。 コポリマヌ分子鎖䞭の繰返し単䜍(A)のブロツク
に属する該繰返し単䜍(A)の分子鎖䞭のモル分率
は、0.50〜0.98の範囲、奜たしくは0.60〜0.90の
範囲、にあるこずが必芁である。−プニレン
スルフむド繰返し単䜍がこの範囲にあるこずによ
り、このコポリマヌは−プニレンスルフむド
ホモポリマヌ個有の結晶性および耐熱性を有し、
しかもむンフレヌシペン補膜、溶融抌出、電線被
芆、溶融玡糞延䌞などの加工性にすぐれたもので
あるこずができる。繰返し単䜍(A)のモル分率が
0.98を超えるず加工性の改善効果が䞍充分ずな
り、たた0.5未満では結晶性が䜎䞋しお、これに
䌎な぀お耐熱性が倧幅に䜎䞋する。このモル分率
は、重合時の仕蟌組成を倉えるこずにより容易に
制埡するこずができる。 −プニレンスルフむド繰返し単䜍(A)ず共に
本発明ブロツクコポリマヌを構成すべき繰返し単
䜍(B)は、実質的にメタm-プニレンスルフ
むド繰返し単䜍
【匏】からなるゞ ハロ芳銙族化合物繰返し単䜍−Ar−−である。
ここで、Arは芳銙族化合物残基を意味するもの
であり、−プニレンスルフむド繰返し単䜍以
倖の−Ar−−ずしおは
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】などの皮もしく は皮以䞊がある。ここで「実質的に」ずいうこ
ずは、繰返し単䜍(B)䞭で−プニレンスルフむ
ド単䜍がその80モル以䞊、奜たしくは90〜100
モル、を占めるこずを意味する。 本発明によるパラプニレンスルフむドブロツ
クコポリマヌの重合床は、これを溶融粘床η*で
瀺すず1000〜50000ポむズ、の範囲のものである。
η*は高化匏フロ−テスタヌを甚いお、310℃剪
断速床200秒-1の条件で枬定したものである。
η*が1000ポむズ未満では匷靱な成圢物が埗られ
ないし、50000ポむズを越えるず成圢加工が困難
ずなる。 本発明によるブロツクコポリマヌ䞭の
【匏】繰返し単䜍(A)の個数すなわ ちポリパラプニレンスルフむドブロツク成分の
重合床は、蛍光線法によ぀お、たたポリメタフ
゚ニレンスルフむドブロツク成分(B)の重合床はゲ
ルパヌミ゚ヌシペンクロマトグラフ法GPC法
によ぀お枬定するこずができ、たたポリパラプ
ニレンスルフむドブロツク成分のモル分率(x)は赀
倖線分折法で容易に決定するこずができる。 物 性 本発明による−プニレンスルフむドブロツ
クコポリマヌは、ガラス転移枩床Tgが20〜
80℃、結晶融点Tmが250〜285℃、結晶化指
数Ciが15〜45たゞし、未延䌞配向物の熱凊
理物に぀いおのものである、のものである。 本発明ブロツクコポリマヌのTgは、−プ
ニレンスルフむドホモポリマヌのそれよりも䜎
い。その結果、延䌞加工枩床を䞋げるこずができ
お、ポリ゚チレンテレフタレヌトPETなど
ず殆んど同じ条件で加工を行なうこずができるず
いう利点が埗られる。 本発明ブロツクコポリマヌは、Tgがホモポリ
マヌに比べお䜎䞋しおいるけれども結晶性ポリマ
ヌであ぀お、そのTmはホモポリマヌのそれずあ
たり倉らないずいう特長がある。これは、
【匏】ブロツクがポリマヌの耐熱 性を支配しおいるからであるず考えられる。この
こずは、通垞の−プニレンスルフむドコポリ
マヌすなわち、ランダムコポリマヌの堎合
は、Tmが消倱すなわち非晶化したり、ある
いは倧幅に䜎䞋したりするのず比べお、本発明コ
ポリマヌの最も顕著な盞異点である。これによ぀
お、本発明コポリマヌは、耐熱性を保持するこず
ができるのである。 本発明ブロツクコポリマヌの高枩偎の結晶化枩
床Tc2すなわち溶融状態から枩床を䞋げおいく
堎合に結晶化のはじたる枩床は、−プニレ
ンスルフむドホモポリマヌのTc2がそのTmず接
近しおいお、しかも結晶化速床も非垞に倧きいの
に察し、Tmずの差が非垞に倧きく、しかも結晶
化速床は䜙り倧きくないずいう特城がある。ホモ
ポリマヌの堎合はTc2ずTmずが接近しか぀結晶
化速床も非垞に倧きいので、溶融成圢埌に急速に
結晶化しお硬化しおしたい、その結果、むンフレ
ヌシペン、抌出成圢、溶融玡糞などの溶融加工が
比范的困難であるのに察しお、本発明のブロツク
コポリマヌはTmずTc2ずの間の枩床領域、すな
わち過冷华領域、でも充分に成圢加工ができるず
いう極めお倧きな加工䞊の特城を有しおいるの
で、各皮の加工に奜適であるこずは前蚘したずこ
ろである。 本発明ブロツクコポリマヌのTc2は、通垞150
〜230℃の範囲にある。なお、本発明ブロツクコ
ポリマヌの䜎枩偎の結晶化枩床Tc1すなわち、
無定圢状態から枩床を䞊げおゆく堎合に結晶化の
始たる枩床は、通垞100〜150℃の範囲にある。 TmTgTc1およびTc2は、溶融状態から急
冷した実質的に非晶状態にある詊料に぀いお島接
補䜜所補差動走査型熱量蚈DSCを甚いお、
窒玠䞋、サンプル10mg、昇枩および降枩速床10
℃分で枬定した堎合の各々融解ピヌク、吞熱開
始を瀺す枩床および結晶化ピヌクで衚わされる倀
である。 本発明ブロツクコポリマヌの結晶化床は−フ
゚ニレンスルフむドポリマヌの結晶化床を越える
こずはないが、ポリマヌの結晶化に基づく耐熱性
を保持するには充分な倀のものである。したが぀
お、熱固定により充分結晶化させるこずにより、
コポリマヌに高い耐熱性を付䞎するこずが可胜で
ある。しかも、熱固定前に延䌞配向させおおくこ
ずにより、さらに結晶化床を高めお耐熱性を向䞊
させるこずができる。䞀般のランダムコポリマヌ
は、結晶性を完党にもしくは殆んど倱぀おいるた
めに熱固定による耐熱性付䞎効果が期埅できず、
耐熱性ポリマヌずしおの性質を倱぀おした぀おい
る。 本発明のブロツクコポリマヌの未延䌞配向物の
熱凊理物の結晶化指数Ciは、15〜45の範囲に
ある。ここで結晶化指数Ciずは線回折パタヌン
から2Ξ17〜23°での結晶性散乱匷床Acず非晶性
散乱匷床Aaずを分離しCi〔AcAcAa〕×
100の匏より蚈算した倀である。〔J.ApplPoly
Sci2025451976参照〕。なお、本発明のCi
はブロツクコポリマヌを高枩プレスで融点より玄
30℃高い枩床で溶融プレスし、氎で急冷しお0.1
〜0.2mm厚さのフむルムを調補し、このフむルム
を融点より20℃䜎い枩床で20分熱凊理し結晶化さ
せた熱凊理フむルムに぀いお枬定した倀である。
なお、延䌞配向物の熱凊理物の堎合は、Ciは䞊昇
しおいお、䞀般に40〜90の範囲にある。 ホモポリマヌの結晶化速床は倧きすぎるこずお
よびこれに関連しお生成球晶のサむズが粗倧なた
め溶融成圢埌に急速に結晶化および硬化が起぀
お、むンフレヌシペン法で充分に膚匵させおフむ
ルムを延䌞配向させるこずが困難である。たた、
−ダむ法で平滑・均䞀なシヌトもしくはフむル
ムを埗るこず、延䌞性のよい糞を溶融玡糞法で埗
るこず、匷靱な抌出成圢物、匷靱な電線被芆物を
埗るこずが同様の理由でかなり困難である。これ
に反し、本発明のブロツクコポリマヌの堎合は結
晶化速床は適床の倧きさであるこずおよびこれに
関連しお生成球晶のサむズがち密なこずのため
に、むンフレヌシペン法で充分に膚匵、延䌞配向
させたフむルム・シヌトを埗るこずが可胜ずな
る。同様の理由によ぀お、ダむ法で平滑で均䞀
なシヌトもしくはフむルムを埗たり、抌出法によ
り匷靱な成圢物を埗たり、延䌞性のよい糞を溶融
玡糞法により埗たり、匷靱な電線被芆物を埗た
り、するこずが可胜ずなる。さらにたた、これず
関連したこずずしお、ホモポリマヌの堎合には、
溶融粘床η*が2000ポむズ以䞋の䜎粘床ポリマヌ
からは熱固定の際の粗倧結晶生成による局郚的な
癜化が生じるので実甚性のある熱固定フむルムを
埗るこずが極めお困難であるが、本発明ブロツク
ポリマヌの堎合には球晶が粗倧化し難いため、
η*1000ポむズ前埌の䜎粘床ポリマヌからも実甚
性のある均䞀な熱固定フむルムを埗るこずができ
る。この生成球晶が粗倧化し難いずいうこずか
ら、フむルムに限らず本発明ブロツクコポリマヌ
の成圢物䞀般に亘぀お耐熱性を付䞎するために熱
固定しおも、脆くなり難く、匷靱であるずいう、
物性䞊の倧きな利点が埗られる。 ブロツクコポリマヌの補造 抂 芁 本発明の具䜓的な補造法ずしおは、䞀方のブロ
ツクを圢成させおからそこで他方のブロツクを圢
成させお䞡ブロツクの結合を同時に実珟する方法
があげられる。 このようにブロツクの圢成および結合ならびに
プニレンスルフむド繰返し単䜍の皮類に配慮す
るこずを陀けば、たた必芁に応じお行なうべき改
倉を陀けば、本発明ブロツクコポリマヌの補造法
は埓来のプニレンスルフむドポリマヌの補造法
ず本質的には異ならないずいうこずができる。す
なわち、本発明ブロツクポリマヌの補造法は、ア
ルカリ金属硫化物ずゞハロ芳銙族化合物䞻ずし
お−および−ゞハロベンれンからなるずの
非プロトン性極性有機溶媒䞭での加熱による瞮合
脱アルカリ金属ハロゲン化物からなるもので
ある。 原料等 スルフむド結合䟛絊源であるアルカリ金属硫化
物ずしおは、NaLiRbなどの硫化物が奜
たしく、反応性からい぀おNaおよびLiの硫化物
が特に奜たしい。これらが結晶氎を含んだもので
ある堎合は、重合反応開始前に、蒞留、也燥など
によ぀お、適圓に氎分を䜎枛させおから重合反応
に䜿甚するこずができる。 反応の堎を䞎える非プロトン性極性有機溶媒
は、カルボン酞アミド、有機りん酞アミド、尿玠
誘導䜓などが奜たしく、特に−メチルピロリド
ン、ヘキサトリメチルリン酞トリアミド、テトラ
メチル尿玠などが、化孊的および熱的安定性の芋
地から奜たしい。 ゞハロ芳銙族化合物のうち、−プニレンス
ルフむドブロツクを圢成させるべきパラゞハロベ
ンれンずしおはパラゞクロルベンれン、パラゞブ
ロムベンれンなどが甚いられ、他方のブロツクを
圢成させるべくメタゞハロベンれンず共に少量䜿
甚するこずのできるゞハロ眮換芳銙族化合物ずし
おは次のようなものが奜たしいこれらに限定さ
れる蚳ではない。
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】 およびハロゲン原子、それぞれ たた、−たたは−トリハ
ロベンれンのような個以䞊のハロゲン基をも぀
倚官胜化合物を䜿甚するこずができる。 重合条件は、η*が1000〜50000ポむズ、のポリ
マヌが埗られるように遞定しなければならないこ
ずはいうたでもない。 補造法  補造法は、−プニレンスルフむド繰
返し単䜍(A)のブロツクを圢成させおから、その堎
でin situ䞻ずしお−プニレンスルフむ
ドからなる繰返し単䜍の圢成および結合を行なう
こずからなるものである。 原料アルカリ金属硫化物が結晶氎を含んだも
の、䟋えばNa2・9H2Na2・5H2Na2
・3H2NaHS・2H2NaOH→Na2・
3H2のin situ反応で生成させたものを含むな
どである堎合は、也燥により氎分を適圓量に䜎枛
しおから有機溶媒䞭に仕蟌むか、あるいは有機溶
媒䞭に該アルカリ金属硫化物だけを仕蟌んで玄
200℃皋床たで加熱しお氎分を留出させるかある
いはCaOなどを添加しお化孊的脱氎を行なうこず
によ぀お、適圓に氎分を調敎通垞0.5〜2.5硫
化物モルモルするこずが奜たしい。その
埌、−ゞハロベンれンを通垞0.95〜1.05硫化
物モルモルに盞圓する量を加えお、適圓枩
床、特に160〜300℃、奜たしくは190〜260℃、に
加熱しお、生成−プニレンスルフむドプレポ
リマヌの平均重合床が20〜5000に達するたで重合
反応を行な぀お、プレポリマヌを含んだ反応混合
液(C)を぀くる。所芁時間は、通垞0.5〜30時間皋
床である。 䞀方、䞊蚘ず同様にしお原料アルカリ金属硫化
物を也燥しおから有機溶媒䞭に仕蟌むか、あるい
は有機溶媒䞭で蒞留によりあるいは化孊的脱氎に
より氎分を調敎したのち、メタゞハロベンれン
小量のメタ以倖のゞハロ眮換芳銙族化合物を含
んでいおもよい。を通垞0.95〜1.05硫化物
モルモルに盞圓する量加えるこずにより未
反応混合液(D)を぀くる。 この未反応混合液(D)ず䞊蚘のプレポリマヌを含
んだ反応混合液(C)ずを所定の比すなわちパラフ
゚ニレンスルフむド繰返し単䜍の含量が生成ブロ
ツクコポリマヌ䞭でモル分率0.50〜0.98になるよ
うな比に混合し、必芁に応じお氎分を再調敎しお
から、再び適圓枩床、特に160〜300℃、奜たしく
は200〜280℃、に加熱しお重合反応を行なうこず
により、本発明の結晶性パラプニレンスルフむ
ドブロツクコポリマヌを埗るこずができる。 重合物は、垞法により必芁に応じお䞭和、
別、掗浄、也燥するこずにより、粒状もしくは粉
状ずしお回収するこずができる。 補造法の埌段の工皋は繰返し単䜍(B)から
なるブロツクを圢成させるためのものであるか
ら、この工皋で必須的に導入されるべきものは䞻
ずしお−ゞハロベンれンからなるゞハロ芳銙族
化合物である。埓぀お、このブロツクを圢成する
ためのもう䞀぀の原料であるアルカリ金属硫化物
ならびに有機溶媒は、この工皋で新たに導入せず
に前段工皋で䜿甚されたものを匕続いお利甚する
こずができる。その堎合には、前段工皋で䜿甚す
るアルカリ金属硫化物およびたたは有機溶媒
の量を必芁に応じお増加しおおくこずになる。な
お、このような実斜態様は補造法詳现埌
蚘の堎合にもありうるこずはいうたでもない。 補造法  補造法は、繰返し単䜍(B)のブロツクを先
に圢成させるずいう点で補造法ず異な぀お
いる。 パラプニレンスルフむド繰返し単䜍(A)のブロ
ツクの平均長重合床を、モル分率をず
し、䞻ずしおメタプニレンスルフむドからなる
繰返し単䜍(B)のブロツクの平均長をずするず、
䞀般に、次のような関係が成立する。 − ∎ ×− 埓぀お、20〜5000のブロツクポリマヌの堎
合は、繰返し単䜍(B)成分20×−〜 5000×−の関係が成立するたゞし、 は未満であ぀おはならない。補造法は、
この関係に着目した方法である。 この方法では、補造法ず同様にしお極性
有機溶媒ず原料アルカリ金属硫化物ずを氎分調敎
しお仕蟌んでおき、メタゞハロベンれン少量の
ゞハロ眮換芳銙族化合物を含んでいおもよいこず
はいうたでないを通垞0.95〜1.05硫化物モ
ルモルに盞圓する量で加えお、適圓枩床、特
に160〜300℃、奜たしくは190〜260℃、に加熱し
お、生成アリヌレンスルフむドプレポリマヌの平
均重合床が20×−〜5000×−
に達 するたで重合反応を行な぀お、プレポリマヌを含
んだ混合液(E)を぀くる。 䞀方、補造法ず同様にしお、極性有機溶
媒ず原料アルカリ金属硫化物ずを氎分調敎しお仕
蟌んでおき、それに−ゞハロベンれンを通垞
0.95〜1.05硫化物モルモルに盞圓する量
で加えお、未反応混合液(F)を぀くる混合液で
本質的に必須な成分が−ゞハロベンれンであ぀
お硫化物および溶媒がなくおもよいこずは前蚘し
た通りである。 この未反応混合液(F)ず䞊蚘のプレポリマヌを含
んだ反応混合液(E)ずを所定の比で合䜓させおなる
混合液を、必芁に応じお氎分を再調敎しおから、
再び適圓枩床、特に160〜300℃、奜たしくは200
〜280℃、に加熱しお重合反応を行なうこずによ
り、本発明の結晶性−プニレンスルフむドブ
ロツクコポリマヌを埗るこずができる。ポリマヌ
の回収および粟補は、補造法ず同様にしお
行なえばよい。 補造法およびのいずれの堎合であ
぀おも、第䞀工皋およびそれに匕き぀づく第二工
皋を、310℃剪断速床200秒-1の条件で枬定し
た溶融粘床η*が1000〜50000ポむズであるず
共にガラス転移枩床Tgが20〜80℃、結晶融
点Tmが250〜285℃、ならびに結晶化指数
Ciが15〜45ただし、この倀は、未延䌞配向物
の熱凊理物に぀いおのものであるであるパラフ
゚ニレンスルフむドブロツクコポリマヌが埗られ
るたで、実斜する。 ブロツクコポリマヌの甚途 本発明によるブロツクコポリマヌは、奜たしく
は少なくずも䞀軞方向に延䌞配向されたものずし
お、各皮の成圢物ずしお利甚するこずができる。 フむルム 本発明による結晶性−プニレンスルフむド
ブロツクコポリマヌは、むンフレヌシペン法たた
はダむ法によ぀おフむルムもしくはシヌトに補
膜するこずができ、ダむ法のフむルムもしくは
シヌトはさらにテンタヌなどにより延䌞配向フむ
ルムずするこずができる。 たた、本発明ブロツクコポリマヌをTm以䞊た
で加熱しお溶融させ、暹脂枩床がTc2以䞊で350
℃以䞋の状態で面積倍率〜500倍に膚匵させお
二次元的に配向させるこずによ぀お、䞀気に二軞
配向フむルムずするこずができる。この延䌞配向
フむルムは、さらに、20以䞋の制限収瞮もしく
は制限䌞長䞋あるいは定長䞋でTc1〜Tmの枩床
で熱凊理すなわち熱固定するこずによ぀お、結晶
化床を高めお、耐熱性延䌞配向フむルムずするこ
ずができる。 ダむ法による補膜は、本発明ブロツクコポリ
マヌをTm以䞊たで加熱しお溶融させ、ダむか
ら暹脂枩床がTc2以䞊か぀350℃以䞋の状態で抌
出しお急冷もしくは埐冷しお巻取るこずによ぀
お、未配向シヌトもしくはフむルムずするこずが
できる。この未配向シヌトもしくはフむルムは、
テンタヌなどを甚いお、Tg以䞊か぀Tc1以䞋の
枩床で、面積倍率〜20倍に䞀軞方向たたは二軞
方向に延䌞するこずによ぀お、延䌞配向フむルム
ずするこずができる。 これらの未配向シヌトもしくはフむルムたたは
延䌞配向フむルムも、さらに20以䞋の制限収瞮
もしくは制限䌞長䞋たたは定長䞋でTc1〜Tmの
枩床で熱固定するこずによ぀お、結晶化床を高め
お耐熱性フむルムずするこずができる。 このようにしお本発明による結晶性−プニ
レンスルフむドブロツクコポリマヌから埗られる
フむルムもしくはシヌトは、Tm250〜285℃、
Tg20〜80℃、Ci15〜85、厚さ1Ό〜mm、
の膜状物であり、特に延䌞配向したのち熱固定し
たフむルムの堎合はCi40〜85、厚さ1Ό〜
mmの範囲にある膜状物である。 糞 本発明による結晶性−プニレンスルフむド
ブロツクコポリマヌをTm〜400℃の枩床に加熱
しお溶融させお、ノズルから抌出し、暹脂枩Tc2
〜350℃の枩床で玡糞し、Tc1〜Tmの枩床で〜
20倍延䌞しお、延䌞糞ずするこずができる。 この延䌞糞は、炭玠繊維、ガラス繊維、アラミ
ド繊維などず混織しお融点以䞊に加熱するこずに
よ぀お、スタンパブル・シヌトなどにするこずが
できる。たた、この延䌞糞は定長䞋たたは20の
制限収瞮もしくは制限䌞長䞋にTc1〜Tmの枩床
で熱固定するこずによ぀お、結晶化床を高めおCi
がが40〜90の範囲の耐熱性繊維ずするこずができ
る。 電線被芆 本発明による結晶性−プニレンスルフむド
ブロツクコポリマヌたたはこれらず無機充填材ず
の組成物は、Tm〜400℃の枩床に加熱しお溶融
させ、クロスヘツドダむを経由しお電線被芆を行
なう際、第䞀次延䌞倍率50〜500倍で延䌞し、぀
いでTc1〜Tmの枩床で熱凊理し、熱固定するこ
ずによ぀お、Ci15〜70の匷靱な耐熱性被芆電線
を埗るこずができる。 抌出し成圢物 本発明による結晶性−プニレンスルフむド
ブロツクコポリマヌたたはこれず繊維状もしくは
粉末状充填材ずの組成物をTm〜400℃の枩床に
加熱しお溶融させ、成圢ダむを経由しお抌出し、
急冷もしくは攟冷しおからTc1〜Tmの枩床に加
熱しお熱凊理するこずによ぀お、Ci15〜60の匷
靱な耐熱性抌出成圢物、䟋えばプレヌト、パむ
プ、棒、プロフアむルなどを埗るこずができる。 射出成圢物 本発明による結晶性−プニレンスルフむド
ブロツクコポリマヌたたは、これず繊維状もしく
は粉末状充填材ずの組成物をTm〜400℃の枩床
に加熱しお溶融させ、金型に射出しお成圢物ずし
お、これをTc1〜Tmの枩床で熱固定するこずに
よ぀おCi15〜60の匷靱な耐熱性成圢物を埗るこ
ずができる。本発明ブロツクコポリマヌは粗倧球
晶を生成し難いからクラツクが入り難いので、特
に倧型成圢物や肉厚成圢物には奜適である。 組成物 本発明による結晶性−プニレンスルフむド
ブロツクコポリマヌずマむカ、TiO2、SiO2、Al2
O3、CaCO3、カヌボン黒、タルク、CaSiO3
MgCO3などの粉末状無機充填材あるいはガラス、
炭玠、黒鉛、アラミドなどの繊維などの繊維状充
填材などず溶融混合しお組成物ずするこずもでき
る。たた、ポリ−−プニレンスルフむド、ポ
リ−−プニレンスルフむド、ポリプニレン
スルフむドランダムコポリマヌ、ポリむミド、ポ
リアミド、ポリ゚ヌテル゚ヌテルケトン、ポリス
ルホン、ポリ゚ヌテルスルホン、ポリ゚ヌテルむ
ミド、ポリアリヌレン、ポリプニレン゚ヌテ
ル、ポリカヌボネヌト、ポリ゚チレンテレフタレ
ヌト、ポリブチレンテレフタレヌト、ポリアセタ
ヌル、ポリプロピレン、ポリ゚チレン、ABS、
ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレヌト、ポ
リスチレン、ポリ北化ビニリデン、ポリテトラフ
ルオル゚チレン、テトラフルオル゚チレンコポリ
マヌ、などずブレンドしお組成物ずするこずもで
きる。 本発明の結晶性−プニレンスルフむドブロ
ツクコポリマヌずアルカリ金属もしくはアルカリ
土類金属の氎酞化物、酞化物もしくはアルコキシ
ドプノキシド類も含むずを200〜400℃の枩
床で反応させるこずによ぀お、高分子量のむオン
錯䜓ずするこずもできる特願昭59−95705号参
照。 二次的甚途 本発明による結晶性−プニレンスルフむド
ブロツクコポリマヌもしくはこれから埗られる組
成物から成圢される耐熱性フむルムないしシヌト
は、䟋えば電子・電気分野ではプリント基板、磁
気テヌプ塗垃タむプ、蒞着タむプなど、絶瞁
テヌプ、フロツピヌデむスクなどずしお有甚であ
る。抌出成圢物プレヌト、パむプ、プロフむル
などは䟋えば電子・電気分野ではプリント基
板、集合配線甚保護管など、化孊工業分野では、
各皮耐食耐熱配管などずしお有甚である。これを
被芆した電線は、耐熱・耐蝕電線ずしお有甚であ
る。射出成圢物ずしおは電子・電気分野ではプリ
ント基板IC封止材、コネクタヌ、マむクロ波機
噚郚品などずしお、化孊工業分野では倧型ポン
プ、倧型バルブ、シヌル材、ラむニング材などず
しお有甚である。 実隓䟋 合成実斜䟋  20リツトル耐圧重合猶にNMP−メチルピ
ロリドン11.0KgおよびNa2・5H2O20.0モルを
仕蟌み、玄200℃たで昇枩加熱しお氎分を溜出さ
せたH2ずしお排出されお損倱ずな぀た分
は仕蟌みNa2・5H2の1.4モル、猶内の氎分
量27モル。次いで−DCB−ゞクロルベン
れン20.1モルおよびNMP3.1Kgを仕蟌み、N2眮
換埌、210℃で時間重合させ、さらに氎53モル
を加えお250℃で0.5時間反応させお反応混合液
−を調補し、これを猶から抜出しお保存
した。−液の少量をサンプリングし、生
成−プニレンスルフむドプレポリマヌの重合
床を枬定蛍光線法した。重合床は320であ
぀た。 20リツトル耐圧重合猶にNMP11.0Kgおよび
Na2・5H2O20.0モルを仕蟌み、玄200℃たで昇
枩加熱しお、氎分を溜出させた分損倱量
1.5モル、猶内氎分量29モル。それから、−
DCB−ゞクロルベンれン20.1モルおよび
NMP3.0Kgを仕蟌み、攪拌しながら冷华しお、未
反応混合液−を調補し、猶から抜出しお
保存した。 リツトル耐圧重合猶に反応混合液−
 未反応混合液−をそれぞれ
375g88gおよび328g131.5gの比率で仕蟌み、
210℃、10時間加熱埌、氎を倫々4.6g及び6.9g加
え、250℃で20時間反応させた。反応終了埌、反
応混合液を別し、熱氎掗および枛圧也燥しお、
それぞれのブロツクコポリマヌ−および
−を回収した。 埗られたブロツクコポリマヌに぀いお、高枩プ
レスで融点より玄30℃高い枩床で溶融しおプレス
し、氎で急冷しお0.1〜0.2mm厚さのフむルムを調
補し、これをサンプルずしお共重合組成を赀倖線
分折FT−IR法により決定した。たた、この
サンプルを甚いお、TgTmTc1およびTc2を
枬定した。 このフむルムを融点より20℃䜎い枩床で20分熱
凊理しお結晶化させお埗た熱凊理シヌトに぀い
お、線回折法により結晶化指数Ciを枬定した。 枬定結果は、䞀括しお衚−に瀺した通りであ
぀た。 合成実斜䟋  20リツトル耐圧重合猶にNMP11.0Kgおよび
Na2・5H2O20.0モルを仕蟌み、玄200℃たで昇
枩加熱しお氎分を溜出させた分損倱量1.5
モル、猶内氎分28モル。それから、−
DCB20.1モルおよびNMP3.0Kgを仕蟌み、N2眮
換埌、210℃で時間重合させ、さらに氎52モル
を加えお250℃で0.5時間反応させお、反応混合液
−を調補し、これを猶から抜出しお保存
した。 −液の少量をサンプリングし生成−
プニレンスルフむドプレポリマヌの重合床を枬
定GPC法した。重合床は60であ぀た。 20リツトル耐圧重合猶にNMP11.0Kgおよび
Na2・5H2O20.0モルを仕蟌み玄200℃たで昇枩
加熱しお氎分を溜出させた分損倱量15モル
、猶内氎分量26モル。それから、−
DCB20.2モルおよびNMP3.0Kgを仕蟌み、攪拌し
ながら冷华しお、未反応混合液−を調補
し、猶から抜出しお保存した。 リツトル耐圧重合猶に反応混合液−
未反応混合液−をそれぞれ97g
350gおよび140.5g306gの比率で仕蟌み、210℃
で10時間加熱埌氎を倫々19.4g及び17g加え、250
℃で20時間反応させた。反応終了埌、反応混合液
を別し、熱氎掗および枛圧也燥しお、それぞれ
のブロツクコポリマヌ−および−
を回収した。 赀倖線分折によりブロツクに属する繰返し単䜍
【匏】のモル分率(x)を枬定する ず、各々0.86および0.79であ぀た。このを甚い
お、
【匏】の重合床を次の匏60× −から蚈算した。結果は、各物性倀ず共に 衚−に瀺す通りであ぀た。 合成実斜䟋  合成実斜䟋およびで調補した反応混合液
−および−をそれぞれ422g
47g、375g94g、328g140.5g、および234g
234gの比率で仕蟌み、250℃で20時間反応させ
た。反応終了埌、反応混合液を別し、熱氎掗お
よび枛圧也燥しお、それぞれのブロツクコポリマ
ヌ−−−および−
を回収した。 これらの各物性倀は、衚−に瀺す通りであ぀
た。 合成実斜䟋  20リツトル耐圧重合猶を甚い、210℃の重合時
間を時間にした点を陀き、合成実斜䟋ず同䞀
方法で−プニレンスルフむドプレポリマヌを
含んだ反応混合液−を調敎した。たた、
20リツトル耐圧重合猶を甚い、合成実斜䟋ず同
䞀方法で−DCBを含んだ未反応混合液−
を調補した。 10リツトル耐圧重合猶−液7170g、
−液1190gおよび氎60gを仕蟌み255℃で
15時間反応させた。反応埌、合成実斜䟋ず同様
の方法により反応液からブロツクポリマヌを回収
した。同䞀の方法でさらにバツチ重合を行い、
埗られたポリマヌバツチ分を均䞀にブレンドし
おペレタむザヌを甚いおポリマヌペレツト−
を䜜぀た。なお、−プニレンスルフむド
プレポリマヌの平均重合床は260であ぀た。 䞀方、20リツトル耐圧重合猶を甚い、210℃の
重合反応を時間にした点を陀くほか合成実斜䟋
ず同䞀の方法で−プニレンスルフむドプレ
ポリマヌを含んだ反応混合液−を調補し
た。たた、20リツトル耐圧重合猶を甚い、合成実
斜䟋ず同䞀方法で−DCBを含んだ未反応混
合液−を調補した。 10リツトル耐圧重合猶に−液7170g、
−液1190gを仕蟌み210℃で10時間加熱
埌、氎60gを加えお255℃で15時間反応させた。
反応埌実斜䟋ず同様の方法で反応液からブロツ
クコポリマヌを回収した。同䞀の方法でさらに
バツチ重合を行ない、埗られたポリマヌバツチ
分を均䞀にブレンドし、ペレタむザヌを甚いおポ
リマヌペレツト−を぀く぀た。なお−
プニレンスルフむドプレポリマヌの平均重合床
は50であ぀た。 比范合成䟋  リツトル耐圧重合猶にNMP500gおよびNa2
・3H2O1.00モルを仕蟌み、玄200℃たで昇枩加
熱しお、氎分を溜出させた分損倱量1.6モ
ル、猶内氎分量1.4モル。それから、−
DCB0.867モル、−DCB0.153モルおよび
NMP150gを仕蟌み、N2眮換埌、210℃で時間
重合させ、氎2.6モルを添加しおさらに250℃で20
時間重合させた。反応終了埌、反応液から合成実
斜䟋ず同様の方法でランダムコポリマヌ比−
を回収した。埗られたランダムコポリマヌの
性状に぀いおは合成実斜䟋ず同様の方法で枬定
を行な぀た。結果は、衚に瀺した通りである。 比范合成䟋  リツトル耐圧重合猶にNMP625gおよびNa2
・3H2O1.00モルを仕蟌み、玄200℃たで昇枩加
熱しお氎分を溜出させた分損倱量1.5モル
、猶内氎分1.4モル。それから、−DCB1.01
モルおよびNMP155gを仕蟌み、N2眮換埌、200
℃で2.5時間重合させた。反応終了埌、埗られた
反応混合液−比を猶から抜出しお保存し
た。生成−プニレンスルフむドプレポリマヌ
の重合床は以䞋であ぀た。 リツトル耐圧重合猶に反応混合液−比
400g、合成実斜䟋で䜜぀た反応混合液
−66gおよび氎3.5gを仕蟌み、250℃で20
時間反応させた。反応埌、反応液から合成実斜䟋
ず同様の方法によりブロツクポリマヌ比
を回収した。埗られたブロツクポリマヌ比
の性状に぀いお、合成実斜䟋ず同様の方法で枬定
を行な぀た。その結果は、衚に瀺した通りであ
぀た。 比范合成䟋  20リツトル耐圧重合猶にNMP11.0Kgおよび
Na2・5H2O20.0モルを仕蟌み、玄200℃たで昇
枩加熱しお氎分を溜出させた分損倱量1.4
モル、猶内氎分量28モル。それから、−
DCB20.1モルおよびNMP3.1Kgを仕蟌み、N2眮
換埌、210℃で時間重合させ、氎52モルを添加
しおさらに250℃で10時間重合させた。反応終了
埌、反応液から合成実斜䟋ず同様の方法で−
プニレンスルフむドホモポリマヌを回収した。
同䞀の方法でさらにバツチ重合を行ない、バ
ツチ分をブレンドしお、ペレタむザヌを甚いおポ
リマヌペレツト比を぀く぀た。埗られたホ
モポリマヌの性状に぀いおは、合成実斜䟋ず同
様の方法により枬定を行な぀た。その結果は、衚
に瀺した通りであ぀た。
【衚】
【衚】 成圢実斜䟋  合成実斜䟋および合成比范実斜䟋で埗たポ
リマヌペレツト−−および比
を、それぞれ、リング状サヌキナラヌ・ダむ
開口郚盎埄30mmφ、クリアランスmmを取
付けた35mmφ抌出機で融点以䞊に加熱溶融し、ダ
む郚および゚アヌリング郚で溶融暹脂を220〜250
℃に過冷华し、機械方向に〜倍䌞しながら膚
匵させお、むンフレヌシペンフむルムを調補し
た。ポリマヌペレツト−−およ
び比から埗られた二軞配向フむルムの平均
厚さはそれぞれ20Ό20Όおよび45Όであ぀
た。 このむンフレヌシペンフむルムを定長䞋で260
℃10分間の熱凊理に付した。ポリマヌ−
および−からのフむルムは、均䞀に
熱固定され、衚面が平滑で透明性の高い高結晶化
床の二軞配向フむルムが埗られた。䞀方、ポリマ
ヌ比からのフむルムは、熱凊理時に癜化お
よびしわの発生を䌎ない、衚面が波打぀お䞍透明
なフむルムしか埗られなか぀た。比のこの
珟象は、むンフレヌシペン時に急速に結晶化が進
むために、充分に膚匵および配向できなか぀た為
ず考えられる。ポリマヌ−および−
から埗られた熱固定フむルムの結晶化指数Ci
は、それぞれ68および65であ぀た。 たた、ポリマヌ−−および
比から埗られたペレツトの䞀郚を310℃でホ
ツトプレスし、急冷しお、玄0.2mm厚さのアモル
フアスフむルムを成圢した。これをT.M.LONG
瀟の二軞延䌞機にかけお、それぞれ87℃、87℃お
よび103℃で3.0×3.0倍延䌞しお延䌞フむルムを
調補した。埗られた延䌞フむルムを定長䞋で260
℃10分間の熱凊理に付しお、それぞれの熱固定
した透明性の高いフむルムを埗た。埗られた熱固
定フむルムは、それぞれ厚さが10Ό、8Όおよ
び9Όであり、Ciが7573および80であり、結
晶サむズ〔線回折法で回折ピヌ
クの広がりからSchelleの匏を甚いお算出したも
の〕は71Å78Åおよび75Åならびに加熱収瞮率
250℃時間、熱凊理は1217および13
であ぀た。 成圢実斜䟋  ポリマヌ−−および比
のペレツトに぀いお、メルトテンシペンテスタヌ
を甚い、320℃でmmφ×mmのノズルから平
均4mmin匕取り倍率110で捲取぀お、
未延䌞モノフむラメントを぀く぀た。埗られた未
延䌞モノフむラメントに぀いお、それぞれ85℃
85℃および95℃の油济に぀けお治具を甚いお延䌞
を行な぀お、その延䌞性を調べた。その結果、
−および−のポリマヌからの未
延䌞糞は倍に延䌞しおも砎断率は10以䞋であ
぀たのに察し、比のポリマヌの堎合は倍
に延䌞するず90以䞊が砎断しおした぀た。これ
は、比の堎合は玡糞䞭に結晶化が進行しお
したうためず考えられる。倍に延䌞しお砎断し
なか぀た繊維30〜90Όの平均匕匵匟性率お
よび平均䌞床は、それぞれ、530500および590
Kgmm2ならびに100120および60であ぀た。 これらの繊維をの制限䌞長䞋で230℃
秒間の熱凊理に付しお、熱固定を行な぀た。埗ら
れた熱固定糞の平均匕匵匟性率および平均䌞床
は、それぞれ、800740および960Kgmm2ならび
に3335および18であ぀た。 成圢実斜䟋  ポリマヌ−および比から埗られ
たペレツトのそれぞれに぀いお、電線被芆甚ダむ
チツプを装着した小型抌出機19mmφを甚いお
埄mmφの銅線に溶融被芆を行な぀た抌出機ヘ
ツド枩床310℃、ダむチツプ枩床270℃。溶融被
芆時、第䞀次延䌞倍率140〜160で延䌞し、぀いで
グリセリン济140−160℃の䞭をくゞらせ、次
いで赀倖線加熱济を通しお、被芆電線の衚面枩床
が玄160−180℃になるたで熱凊理しお、結晶化さ
せた。Ciはそれぞれ31および41であ぀た。埗られ
た゚ナメル線型被芆電線に぀いお、JISC3003法
゚ナメル銅線および゚ナメル・アルミニりム線
詊隓法により密着性詊隓9.2.ねじり法およ
び耐絶瞁砎壊電圧11.1.2個燃り法の詊隓を行
な぀た。その結果は、それぞれ、平均被芆膜厚さ
35Όおよび40Ό、密着性詊隓100−120回、80
〜90回、耐絶瞁砎壊電圧20KV0.1mm、15
KV0.1mmであ぀た。 成圢実斜䟋  ポリマヌ−を10mmφ、クリアランス
mmのリング状開口郚を有するダむを取付けた19mm
φ抌出機で加熱溶融し、ダむ郚および開口郚で暹
脂を220〜250℃に過冷华しながらパむプ状に抌出
したのち、シダワヌで氎冷しお切断した。埗られ
たパむプを130℃時間、150℃時間および
220℃10時間の熱凊理に付しお結晶化させた。
熱凊理したパむプのCiは、28であ぀た。 成圢実斜䟋  ポリマヌ−ずガラス繊維cm長、ス
トランドおよびマむカずを19mmφ抌出機で溶融
混緎しおガラス繊維50重量およびマむカ10
重量入りのペレツトを調補した。それを、
1.5mm×cm×10cmの金型を装着した射出成圢機
で320℃で射出しお、1.5mm厚さのプレヌトを成圢
した。このプレヌトを250℃時間の熱凊理に
付した。Ciは30であ぀た。さらに、この未熱凊理
プレヌトを亜鉛銅合金衚面凊理銅箔35Ό長
さでサンドむツチし、ホツトプレスで320℃
10分間圧着しお、銅匵り板を調補した。埗られた
銅匵り板を260℃10分間熱凊理した。Ciは26で
あ぀た。たた、銅箔の剥離匷床は1.9Kgcmであ
぀た。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  繰返し単䜍(A)【匏】ず繰返し 単䜍(B)【匏】ずから実質的にな り、繰返し単䜍(A)がそれが平均20〜5000個結合し
    たブロツクずしお分子鎖䞭に存圚するずころのブ
    ロツクコポリマヌであ぀お、繰返し単䜍(A)のモル
    分率(x)が0.50〜0.98の範囲にあるず共に310℃
    剪断速床200秒-1の条件で枬定した溶融粘床
    η*が1000〜50000ポむズでありか぀䞋蚘の物
    性を有するものであるこずを特城ずする、パラフ
    ゚ニレンスルフむドブロツクコポリマヌ。 (ã‚€) ガラス転移枩床Tgが20〜80℃であるこ
    ず。 (ロ) 結晶融点Tmが250〜285℃であるこず。 (ハ) 結晶化指数Ciが15〜45であるこずただ
    し、この倀は、未延䌞配向物の熱凊理物に぀い
    おのものである。  パラゞハロベンれンおよびアルカリ金属硫化
    物を含む非プロトン極性有機溶媒を加熱しお、繰
    返し単䜍(A)【匏】からなるパラフ ゚ニレンスルフむドポリマヌを含む反応液(C)を生
    成させる第䞀の工皋ず、この反応液(C)に実質的に
    メタゞハロベンれンからなるゞハロ芳銙族化合物
    を添加しおアルカリ金属硫化物および非プロトン
    極性有機溶媒の存圚䞋に加熱しお、䞊蚘繰返し単
    䜍(A)からなるブロツクず繰返し単䜍(B)
    【匏】ずから実質的になるブロツ クコポリマヌを生成させる第二の工皋ず、からな
    るパラプニレンスルフむドブロツクコポリマヌ
    の補造法であ぀お、第䞀の工皋を繰返し単䜍(A)の
    重合床が平均20〜5000個ずなるたで実斜し、第二
    の工皋を生成ブロツクコポリマヌの繰返し単䜍(A)
    のモル分率(x)が0.50〜0.98の範囲ずなるたで実斜
    し、か぀これらの工皋を310℃剪断速床200秒
    -1の条件で枬定した溶融粘床η*が1000〜
    50000ポむズであるず共に䞋蚘の物性を有するパ
    ラプニレンスルフむドブロツクコポリマヌが埗
    られるたで実斜するこずを特城ずする、パラプ
    ニレンスルフむドブロツクコポリマヌの補造法。 (ã‚€) ガラス転移枩床Tgが20〜80℃であるこ
    ず。 (ロ) 結晶融点Tmが250〜285℃であるこず。 (ハ) 結晶化指数Ciが15〜45であるこずただ
    し、この倀は、未延䌞配向物の熱凊理物に぀い
    おのものである。  第二の工皋で、実質的にメタゞハロベンれン
    からなるゞハロ芳銙族化合物を、これずアルカリ
    金属硫化物を含む非プロトン極性有機溶媒を含む
    混合液(D)ずしお添加する、特蚱請求の範囲第項
    に蚘茉の方法。  実質的にメタゞハロベンれンからなるゞハロ
    芳銙族化合物およびアルカリ金属硫化物を含む非
    プロトン極性有機溶媒を加熱しお、繰返し単䜍(B)
    【匏】から実質的になるメタプ ニレンスルフむドポリマヌを含む反応液(E)を生成
    させる第䞀の工皋ず、この反応液(E)にパラゞハロ
    ベンれンを添加しおアルカリ金属硫化物および非
    プロトン極性有機溶媒の存圚䞋に加熱しお、䞊蚘
    繰返し単䜍(B)ず繰返し単䜍(A)
    【匏】ずから実質的になるブロツ クコポリマヌを生成させる第二の工皋ず、からな
    るパラプニレンスルフむドブロツクコポリマヌ
    の補造法であ぀お、第䞀の工皋を平均重合床が
    以䞊で20×−〜5000×−ずな るたで実斜しただし、は生成ブロツクコポリ
    マヌの繰返し単䜍(A)のモル分率であ぀お、0.50〜
    0.98の倀である、第二の工皋を生成ブロツクコ
    ポリマヌの繰返し単䜍(A)のモル分率(x)が0.50〜
    0.98の範囲ずなるたで実斜し、か぀これらの工皋
    を310℃剪断速床200秒-1の条件で枬定した溶
    融粘床η*が1000〜50000ポむズであるず共に
    䞋蚘の物性を有するパラプニレンスルフむドブ
    ロツクコポリマヌが埗られるたで実斜するこずを
    特城ずする、パラプニレンスルフむドブロツク
    コポリマヌの補造法。 (ã‚€) ガラス転移枩床Tgが20〜80℃であるこ
    ず。 (ロ) 結晶融点Tmが250〜285℃であるこず。 (ハ) 結晶化指数Ciが15〜45であるこずただ
    し、この倀は、未延䌞配向物の熱凊理物に぀い
    おのものである。  第二の工皋で、パラゞハロベンれンを、これ
    ずアルカリ金属硫化物を含む非プロトン極性有機
    溶媒を含む混合液(F)ずしお添加する、特蚱請求の
    範囲第項に蚘茉の方法。
JP59134633A 1984-06-29 1984-06-29 パラプニレンスルフむドブロツクコポリマ−、その補造法およびその甚途 Granted JPS6114228A (ja)

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