JPH03109427A - 高分子量コポリアリーレンスルフイド及びそれらの応用 - Google Patents

高分子量コポリアリーレンスルフイド及びそれらの応用

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JPH03109427A
JPH03109427A JP2237265A JP23726590A JPH03109427A JP H03109427 A JPH03109427 A JP H03109427A JP 2237265 A JP2237265 A JP 2237265A JP 23726590 A JP23726590 A JP 23726590A JP H03109427 A JPH03109427 A JP H03109427A
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sulfide
alkali
mol
aromatic
copolyarylene
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JP2237265A
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Karl-Heinz Kohler
カルル―ハインツ・ケーラー
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Bayer AG
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Bayer AG
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    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/96Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from other synthetic polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G75/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen, or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G75/02Polythioethers
    • C08G75/0204Polyarylenethioethers
    • C08G75/0227Polyarylenethioethers derived from monomers containing two or more aromatic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G75/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen, or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G75/02Polythioethers
    • C08G75/0204Polyarylenethioethers
    • C08G75/0231Polyarylenethioethers containing chain-terminating or chain-branching agents

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、極性非プロトン性溶媒中での芳香族ハロゲン
化合物及びハロビフェニレンと硫黄供与体との反応によ
って製造される、ビフェニレンスルフィド単位を主に含
む、高分子量の実質的に線状のコポリアリーレンスルフ
ィドに、そして高温にさらされる成形品、フィルム及び
繊維のためのそして−好ましくは強化された形での一射
出成形材料としてのそれらの使用に関する。
ポリアリーレンスルフィド、特にポリ−p−フェニレン
スルフィド(PPS)、及びそれらの製造方法は知られ
ている(例えばUS−A  3.354.129、EP
−A  171 021参照)。
PPSは商業的に入手できそして、ポリアミド及びポリ
エステルの群からのいくつかのその他の部分的に結晶性
の熱可塑性プラスチックと比較して、熱及び化学品に対
するより良い耐性並びに優れた固有の耐炎性を示す。
それにもかかわらず、多くの応用分野において、例えば
電子分野において、化学品に対する高い耐性及び熱可塑
性プラスチックの望ましい加工性質と組み合わせられた
もっと高い耐熱性さえを求める需要がある。
比較的高い耐熱性は、例えば、比較的高い割合の芳香族
を含むポリマーから予期することができる。このような
ポリマーの例は、ビフェニレン単位から作られたポリア
リーレンスルフィドである。
これらのようなポリアリーレンスルフィドは知られてい
る(例えばUS−PS  3,354,129から)。
それらの高い熱安定性に加えて、問題のタイプのポリア
リーレンスルフィドは、ポリマー鎖の実質的な化学品不
活性と一致する化学品に対する非常に高い耐性を示す。
それらの極端に高い融点のために、それらは熱可塑性プ
ラスチックとして加工するのが困難である。
ビフェニレンスルフィド及びフェニレンスルフィド単位
のコポリアリーレンスルフィドは、ビフェニレンスルフ
ィドホモポリマーよりも低い融点を有する。同じことが
、特にPPSとのそれらの混合物に当て嵌まる(例えば
EP−A  287396参照)。
これらのような混合物は、特に強化された形で、熱可塑
性プラスチックとして容易に加工することができるけれ
ども、それらはもはやPPSと比較して純粋なコポリア
リーレンスルフィドの優れた性質を持t;ない。何故な
らば、これらの強化された(例えばガラス繊維強化され
た)混合物の結晶化はかなり減少するからである。これ
は、例えば、対応するPPS化合物の熱変形温度と同じ
かまたはそれより低い熱変形温度(例えばHDT−A)
に反映される。強化されたポリアリーレンスルフィド混
合物の耐熱性は、融点未満の温度での状態[# (co
nditioning)によってPPSの耐熱性より上
のレベルに増加させることできるだけである。
ビフェニレンスルフィドを基にした、そして加えて、明
確に規定された比較的小量のその他のアリーレンスルフ
ィド単位を含む純粋なコポリアリーレンスルフィドは、
このようなコポリアリーレンスルフィドとPPSとの混
合物と対照的に、強化された形においてさえ、熱可塑性
プラスチックとして容易に加工することができ、そして
、同時に、大幅に改良された熱的性質を示すことがここ
に見い出された。
問題のタイプのコポリアリーレンスルフィドは、部分的
に結晶性でありそしてPPSのものより高い融点及びガ
ラス転移温度を有する。それらは充分に高い結晶化速度
を有し、モしてPPSと比較して明確に改良された耐熱
性及び長期熱安定性を示す。
加工温度での溶融粘度はPPSのものに匹敵する。
ビフェニレンスルフィドホモポリマー及びコポリマーは
、PPSの合成のために知られている方法によってN−
メチルピロリドン中で4,4′−ジブロモビフェニル及
び硫化ナトリウムから製造することができることが知ら
れている(例えばEP−A287 396)。これらの
ようなポリビフェニレンスルフィドはPPSに関して改
良された熱的性質を示すけれども、それらの分子量は比
較的低くそしてそれらの分子不均一性(non−uni
formity)は非常に高い。
この高い不均一性は、高温ゲルパーミェーションクロマ
トグラフにおける分子量分布の主な最大の前に見ること
ができる高いオリゴマー含量に反映される(例えば、D
E−A  3 529 498、第2図、比較例11及
び第4図、比較例■中に述べられているように)。
もしそれらの製造において4,4′−ジブロモビフェニ
ルを4.4’−ジクロロビフェニルによって置キ換える
と、明確により高い分子量及びずっと低い分子不均一性
を有するビフェニレンスルフィドホモポリマー及びコポ
リマーを製造することができることがここに見い出され
た。
このようにして製造されるポリビフェニレンスルフィド
は、匹敵する熱的性質、しがし−それらのより高い分子
量のお陰で−かなりより良い機械的性質を有する。
本発明に従って製造されるコポリアリーレンスルフィド
は、 50〜95モル%(I +IIを基にして)の、式(I
a)または(I b) (I  a) (Ib) に対応する繰り返しビフェニレンスルフィド単位及び 5〜50モル%(I+nを基にして)の、式(It)−
A−3−(If) [式中、 Aは、Ar−Rを表し、ここで Arは、C,、、のビフェニル以外のC芳香族基、また
は5〜14の環原子を含み、3までの環C原子がへテロ
原子例えばN、O,Sによって置換されていてよい複素
環式基、またはCト8.の芳香族アルキル基であり、そ
して Rは、単結合、OA r s S  A r s O−
C−Ar、5o−Ar、SO2−Ar (式中、Arは
上で定義されたようである)である]に対応する繰り返
しアリーレンスルフィド単位から作られている。
これらのコポリアリーレンスルフィドは、付加的に、七
ツマー単位(I)及び(■)の和を基にして5モル%ま
での量でそして好ましくは0.1〜0.5モル%の量で
式(III) 11a b に対応する七ツマー単位を含んでよく、Ar’は、芳香
族c i−+a基、5〜14の環原子を含み、3までの
環CjK子かへテロ原子例えばN、O,Sによって置換
されていてよい複素環式基である。
本コポリアリーレンスルフィドは、随時、七ツマー単位
(I)及び(n)及び随時(III)の和を基にして5
モル%までの量でそして好ましくは0.7〜3モル%の
量でポリマー鎖の末端に式(IV)Ar−S−(IV) [式中、 Arは、式(n)に関して定義されたようである] に対応するモノマー単位を含んでよい。
従って、本コポリアリーレンスルフィドハ、繰り返しビ
フェニレンスルフィドモノマー単位から主に成りそして
以下の物理的性質を有する:a)300℃〜405°C
の範囲の溶融温度TMb)100°O−195℃の範囲
のガラス転移温度T。
c)IOJ/gより大きい結晶化のエンタルピー△Hk
及び融解のエンタルピー△H。
d)40°に未満の△T1ここで△T−T、−T工と定
義されそしてT、はポリマー溶融物の結晶化温度である e)lOPa、sより大きくそして200Pa。
S未満の、加工温度及び10”(1/s)のせん断速度
での溶融粘度’7M(+ 熱的データTM、 TGSTK、H2及びH,は、示差
走査熱分析(D S C)によって、例えばパーキンエ
ルマーDSC2を用いて測定される。サンプルを20’
に/分の加熱速度で融点より約30°に上まで加熱し、
少なくとも2分の溶融物での滞留時間の後で30’に/
分の冷却速度でほぼ室温に冷却し、そして次に同じ加熱
速度で融点より上に再加熱する。T3は溶融物の冷却曲
線中の結晶化ピークの最大値であり、TMは第二の加熱
の間の溶融ピークの最大値である。T、とTKとの間の
差は、コポリアリーレンスルフィドの結晶化速度の尺度
である。
溶融粘度WM(エータ−M)、単位(Pa、s)は、適
当な溶融温度でそして種々のせん断速度γ(ガンマポイ
ント)、単位(1/ s )で市販の高圧キャピラリー
粘度計で測定される。かくして得られる粘度関数(fu
nctions)から、10”(1/ s )のせん断
速度でのPa、sでの溶融粘度は常に比較値としてであ
る。コポリアリーレンスルフィドはそれらの化学組成に
従って異なる融点を有するので、すべてのコポリマーに
関して単一の測定温度を述べることは可能ではない。従
って、適当な溶融温度は、特定のコポリアリーレンスル
フィドの加工温度でありそして、例えば、DSCによっ
て測定された溶融温度TMよりほぼ30°に上に位置付
けてよい。
コポリアリーレンスルフィドは、それらの化学組成に依
存して非常に異なる熱的性質、特にTM%T工、△H,
を有する。例えば、4.4′−ビフェニレンスルフィト
単位段ヒl、4−7二二しンスルフイド単位のコポリア
リーレンスルフィドは、ビフェニレンスルフィド単位の
含量の増加につれてますます増加するより高いそしてよ
り狭い軟化範囲または融点TMを示す。同時に、結晶化
温度TKそしてまた結晶化及び融解のエンタルピー△H
2及び△H,もまた増加する。△T(△T=TM TK
として定義される)もまた同様に減少する。
充分に急速なそして充分に高い結晶化が、これらのコポ
リアリーレンスルフィドの熱可塑性プラスチックとして
の加工のために望ましい。従って、ビフェニレン単位(
I)の高いパーセント含量が望ましい。非常に高い含量
のビフェニレン単位を有するコポリアリーレンスルフィ
ドは、例えば焼結プレスにおける焼結粉末としての加工
のために、またはコーティングのために適当であり、一
方低い含量のビフェニレン単位を有するコポリアリーレ
ンスルフィドはもっとゆっくりとそして不完全に結晶化
する傾向がある。
特定の応用のためのコポリアリーレンスルフィドの適当
な化学組成の選択は、熱的性質によってばかりでなく、
また高圧/高温ゲルクロマトグラフィーによって測定さ
れるような、得ることができる特別な分子量M1、また
は高圧キャピラリー粘度法によって測定されるような、
溶融粘度によって決定される。かくして、コポリアリー
レンスルフィドの分子量M、は、コポリアリーレンスル
フィド中のビフェニレン単位の含量が増加するにつれて
明らかに減少する。同時に、合成の間の反応媒体中のコ
ポリアリーレンスルフィドのますます乏しい溶解度が観
察される。得ることができる分子量のレベルは、加工の
後のコポリアリーレンスルフィドの機械的性質への影響
なしではない。
改良されたバランスの取れた熱的及び機械的性質を有し
、それ放熱可塑性プラスチックとして容易に加工するこ
とができるコポリアリーレンスルフィドは、種々のモノ
マー単位を特別な明確に規定されたお互いに対する比で
含まねばならない。
モノマー単位のモル比に加えて、使用されるジハロビフ
ェニルの異性体純度が、特に比較的高いビフェニル含量
に関してかなり重要である。T。
及びT1は、異性体不純物、例えば4.2′−異性体の
量の増加につれて明らかに減少し得る。
従って、本コポリアリーレンスルフィドは、好ましくは
、65〜80モル%の4.4’−ビフェニレンスルフィ
ド単位(ここで、その他の位置異性体のビフェニレンス
ルフィド単位のパーセント含量は、ビフェニレンスルフ
ィド単位を基にして0.1モル%未満そして好ましくは
0.03モル%未満である)、及び35〜20モル%の
1.4−71二しンスルフイド単位(ここで、位置異性
体の71二しンスルフイド単位のパーセント含量は、フ
ェニレンスルフィド単位を基にして0.1モル%未満そ
して好ましくは0.05モル%未満である)を含む(モ
ル%はモノマー単位の和を基にしている)。
本コポリアリーレンスルフィドは、さらに、305と3
75℃の間の融点最大値TMによって、270°Cと3
60°Cの間の固化するポリマー溶融物の結晶化最大値
TKによって、そして20と55 J / gの間の結
晶化及び融解エンタルピーによって特徴づけられ、比較
的高い値は比較的大きなパーセント含量のビフェニレン
単位を有するコポリアリーレンスルフィドに対応する。
これらの熱的なデータは、上で述べたように、DSCに
よって測定される。
溶融粘度は、例えば、380°Cでそして10’(1/
 s )のせん断速度に関して測定してよく、lO〜1
80Pa、sの範囲そして好ましくは20〜100Pa
、sの範囲にある。
これらの溶融粘度は、例えばゲットフェルト(Goet
tfert)によって作られたタイプの高圧キャピラリ
ー粘度計で測定される。この目的のために、応じて加熱
できる170mm長さ及び9.5mm径の管(chan
nel)中に収容されたポリマー溶融物を、プランジャ
ーによるほぼ20〜600kgの荷重下で30mmの長
さ及び1mmの径のノズルを通して押出す。異なる荷重
によって異なるせん断速度が作られる。
分子量M、(重量平均;例えばDE−O3352949
8に従って高温ゲルクロマトグラフィーによって測定し
て)は、20,000〜100.000 g1モルの範
囲そして好ましくは30゜000〜60.000 g1
モルの範囲にあり、より高いパーセント含量のビフェニ
レン単位を有するコポリアリーレンスルフィドは、より
低い分子量を有する傾向がある。分子量及び溶融粘度は
、分岐剤(七ツマー単位■)の付加的な導入によってさ
らに増加させることができる。
匹敵する重量平均分子量M、に関して、4.4’ −ジ
クロロビフェニルから製造されたポリビフェニレンスル
フィドは、等モル量の4,4′−ジブロモビフェニルか
ら製造されたポリビフェニレンスルフィドよりも低い不
均一性を有する。
分子不均一性Uは、以下の関係: によって特徴づけることができ、式中、M、は重量平均
分子量でありそしてM、は数平均分子量である。
本発明に従って製造されるポリマーは、11゜000〜
100.000の範囲のM、値及び1.9〜4.9の範
囲のU値を有する。
実験的に測定されたM、値に関しては、実験的に測定さ
れてよいM、値がある。実験的に測定されたM、値に関
しては、実験的に測定されてよいM、値がある。
本発明は、上で述べたコポリアリーレンスルフィドの製
造方法に、そしてこの方法によって製造されるコポリア
リーレンスルフィドに関し、この方法においては、 a)50〜95モル%、好ましくは50〜80モル%、
そしてさらに好ましくは65〜80モル%の、式(V 
a)及び/または(vb)(V a) (v b) に対応するジクロロビフェニル、及び 50〜5モル%、好ましくは50〜20モル%、そして
さらに好ましくは35〜20モル%の、式() () [式中、 Aは、式■に関して定義されたようであり、そして Xはハロゲン、好ましくはCIである]に対応する芳香
族ジハロゲン化合物、並びにb)a)を基にして0〜5
モル%、そして好ましくは0.1〜0.5モル%の、式
(■)Ar”X、            (■)【式
中、 Ar!は、Cl−24のビフェニル以外のC芳香族基、
または5〜14の環原子を含み、3までの環CjK子か
へテロ原子例えばN、OlSによって置換されていてよ
い複素環式基、またはC@−24芳香族アルキル基であ
り、Xはハロゲン、好ましくは塩素であり、そして nは数3または4である] に対応する芳香族トリハロゲンまたはテトラハロゲン化
合物を、 C)随時、小量の水酸化アルカリ、例えば水酸化ナトリ
ウム及びカリウムと一緒の、好ましくはそれらの水和物
または水性混合物の形の硫化アルカリ及び/または硫化
水素アルカリ、好ましくは硫化ナトリウムまたはカリウ
ムまたはこれらの混合物と、0.75 : l−1,2
5: lの(a + b):Cのモル比で、 d)随時、触媒例えばカルボン酸アルカリ、リン酸アル
カリ、ホスホン酸アルカリ、フッ化アルカリ、アルキル
スルホン酸アルカリまたはN、N−ジアルキルカルボン
酸アミドの存在下で、芳香族ジハロゲン化合物のモル数
を基にして0.2〜50モル%そして好ましくは0.2
〜25モル%のアミノ酸を随時反応混合物に添加して、
e)随時、式(■) R−Ar−X(■) [式中、 Xはハロゲン、例えばCIまたはBrであり、 Arは式(■)に関して定義されたようであり、 RはHを表すかまたは式(n)に関して定義された意味
を有する] に対応する芳香族モノハロゲン化合物の存在下で、反応
させ、その際これらの成分の反応は、極性非プロトン性
溶媒中で伴出剤の存在下で、水が蒸留によって同時に除
去されるのを可能にする温度で実施される。この反応は
好ましくは常圧で実施される。
硫化アルカリはまた、H2S及び水酸化アルカリからま
たは硫化水素及び水酸化アルカリから製造することもで
きる。
蒸留による水の除去は、直接または伴出剤を用いて実施
してよく、伴出剤としては芳香族ジハロゲン化合物が好
ましく使用される。水の除去のためには、すべての反応
物を混合しそして全体として混合物から水を除去してよ
い。反応成分は、任意のその他の順序で水の除去の前及
び後で添加してよい。
典型的な反応条件下では、伴出剤として芳香族ハロゲン
化合物を用いる蒸留による水の除去は、芳香族ジハロゲ
ン化合物V及び■のお互いのモル比によって限定され、
特に20モル%未満のパーセント含量の芳香族ジハロゲ
ン化合物■の場合にはそうである。
これらのような場合には、水を、200℃未満の温度で
適当な過剰の■と共に硫化アルカリから共沸的に除去し
てよくそして、水が除去された後で、過剰の■を反応混
合物から留去してよい。過剰の■を使用する代わりに、
その他の適当な不活性伴出剤を、水を除去し、反応混合
物から再蒸留するために使用してよい。添加時間または
水除去時間は好ましくは2〜4時間である。硫化アルカ
リ水和物からの水の除去の別の変形例は、適当な伴出剤
、例えばトルエンまたはメシチレンを使用する、随時d
)の下で述べたような触媒の存在下での切り離された予
備ステップでの共沸蒸留から成る。
単離される非常に細かい粒の無水の硫化アルカリは、芳
香族ハロゲン化合物及び溶媒との反応中に直ちに導入し
てよい。
硫化アルカリ水和物からの水の除去はまた、実質的に不
活性な加水分解できない非プロトン性極性溶媒、例えば
N−メチルカプロラクタムまたはN。
N−ジメチルイミダゾリジノン中で芳香族ハロゲン化合
物の非存在下で高められた温度で水を留去することによ
って実施してもよい。芳香族ハロゲン化合物は、随時上
で述べた触媒を含んでよい非プロトン性極性溶媒中の無
水の硫化アルカリ中に一緒にまたは別々に導入し、そし
て200℃より高い温度で反応させてよい。
水の除去を芳香族ハロゲン化合物の存在下で実施する場
合には、芳香族ハロゲン化合物V及び■を添加する順序
は、芳香族ハロゲン化合物の一つのグループのお互いの
反応を促進しそしてかくして統計的コポリマーよりもブ
ロックコポリマーの生成を促進するために特別に変える
ことができる。
例えば、芳香族ハロゲン化合物■を最初に反応混合物中
に導入しそして芳香族ハロゲン化合物Vを、例えば水の
除去の後で、引き続いて添加しそして反応させてよい。
すべての反応物は、好ましくは、同時の水の除去と共に
極性溶媒の存在下で連続的にアミノ酸と一緒に合わせら
れる。この手順が採用される場合には、初期の反応は添
加速度によって制御することができる。かくして、水の
長期化する滞留時間を回避することができる。
水を完全に除去する場合には、本反応は、圧力なしでま
たは約3barまでの低い圧力下で実施することができ
る。溶媒または溶媒と芳香族ジハロゲン及びポリハロゲ
ン化合物との混合物の沸点を越えるより高い反応温度を
得るためには、50barまでのより高い圧力をかける
ことができる。
230℃〜250°Cの範囲の温度での反応時間は、少
なくとも5時間そして好ましくは10時間以上である。
この反応時間は、圧力下で温度を増加させることによっ
て、まI;は比較的高沸の溶媒を使用することによって
、または適当な触媒の存在によって短縮することができ
る。
それ自体は既知の方法によって、反応混合物を後処理し
そしてコポリアリーレンスルフィドを単離してよい。
コポリアリーレンスルフィドは、既知の方法で、例えば
直接または溶媒による希釈の後でまたは、例えば、水及
び/または希薄酸またはポリアリーレンスルフィドに対
して最小の溶解力しか持たない有機溶媒の添加の後で、
濾過または遠心分離によって反応溶液から取り出すこと
ができる。生成物を分離した後で、通常は、それをプロ
トン性溶媒例えば水で洗浄する。主な洗浄に加えてまた
はその後で実施してよいその他の洗浄液(例えばケトン
類、例えばアセトン)による洗浄または抽出もまた可能
である。
反応溶液はまた、適当な手段によって固化させ、引き続
いて述べられた溶媒中に取りそしてさらに上で述べたよ
うに処理してもよい。
本発明によれば、式V及び■に対応する芳香族ジハロゲ
ン化合物並びに、随時、式■に対応する芳香族モノハロ
ゲン化合物または式■に対応する芳香族ポリハロゲン化
合物(調節剤として)を使用することが可能である。
本発明に従った使用に適した式(Va)及び(Vb)に
対応するジハロジフェニルの例は、2.5’・ジクロロ
ビフェニル、 2.3’−ジクロロビフェニル、2゜2
’−ジクロロビフェニル、3.4’−シクロロビフェニ
Jl/、313’−ジクロロビフェニル、4.4’−ジ
クロロビフェニル、4.2’−ジクロロビフェニルであ
る。
式Vの好ましい芳香族ジハロゲン化合物は4,4′−ジ
クロロビフェニルである。99.9%より大きい4.4
′−位置異性体の異性体純度そして、さらに特別には、
99.95%より大きい4,4′−ジクロロビフェニル
の異性体純度を有する4、4′−ジクロロビフェニルを
使用することが特に好ましい。異性体純度は、較正(c
alibration)物質を用いてガスクロマトグラ
フィーによって測定される。
異なる異性体の混合物、例えば4.2′−及び4.4’
−ジクロロビフェニルは、混合比に依存して、ある場合
には著しく、熱的性質、例えば溶融及び結晶化温度を損
なう可能性がある。従って、良好な熱的性質を有する本
発明によるコポリアリーレンスルフィドの合成のために
は高い異性体純度が必要である。
ジクロロビフェニルは、例えば、非常に選択的であるビ
フェニルのスルホ塩素化と、それに続くSo、の脱離の
既知の方法によって製造することができる:異性体純度
は適当な再結晶によって最大にすることができる。別の
方法は適当なゼオライトを用いたビフェニルの直接塩素
化から成る。
以下は、本発明に従う使用に適した式■の芳香族ジハロ
ゲン化合物の例である:l、4−ジブロモベンゼン、 
1.4−ジクロロベンゼン、2.5−ジクロロトルエン
、2.5−ジクロロキシレン、l−エチル−2,5−ジ
クロロベンゼン、l−エチル−2,5−ジブロモベンゼ
ン、l−エチル−2−ブロモ−5−クロロベンゼン、l
3.4.5−テトラメチル−2,5−ジクロロベンゼン
、l−シクロへキシル−2,5−ジクロロベンゼン、l
−フェニル−2,5−ジクロロベンゼン、■−ベンジル
ー2.6−ジクロロベンゼン、l−フェニル−2,5−
’;ジブロモベンゼン1−p−1リルー2,5−ジクロ
ロベンゼン、1−p−トリル−2,5−ジブロモベンゼ
ン、l−へキシル−2,5−ジクロロベンゼン、1.5
’−ジクロロナフタレン、2.6′−ジクロロナフタレ
ン、1.5−ジクロロアントラセン、4.4’−ジクロ
ロベンゾフェノン、4.4’−ジクロロジフェニルスル
ホン、4.7−ジクロロキノリン、2,4−ジクロロ−
1,3,5−)リアジン、2.6−シクロロペンゾニト
リル、4.3’−ジクロロビフェニル;これらは個々に
または混合して、好ましくは個々に使用してよい。1.
4−ジクロロベンゼンが好ましい。
本発明に従って随時使用してよい式■の芳香族モノハロ
ゲン化合物の例は、フェノール、チオフェノール、イソ
オクチルフェノール、4−メルカプトビスフェニル、3
−クロロビフェニル、4−クロロビフェニル、4−ブロ
モビフェニル、4−ブロモジフェニルスルフィド、4−
クロロジフェニルスルフィト、4−クロロジフェニルス
ルホン、(4−クロロフェニル)−7エニルケトン、(
3−クロロフェニル)−フェニルケトンである。これら
の芳香族モノハロゲン化合物は、反応の前または間に、
個々にまたは芳香族ハロゲン化合物の混合物の形で、ま
たは反応の間の一定の時期に少しづつ添加してよい。
本発明に従って使用してよい式■に対応する芳香族トリ
ハロゲンまたはテトラハロゲン化合物の例は、1.2.
3− トリクロロベンゼン、1,2.4− トリクロロ
ベンゼン、1.2.4−トリブロモベンゼン、1.3゜
5−トリクロロ−2,4,5−トリメチルベンゼン、1
.2.3−トリクロロす7タレン、1,2.4−トリク
ロロナフタレン、1,2.6−1−リクロロす7タレン
、2.3.4−トリクロロトルエン、2.3.6−)リ
クロロトルエン、1゜2.3.4−テトラクロロナフタ
レン、1,2.4.5−テトラクロロベンゼン、2.2
’、4.4’−テトラクロロナフタレン、1.3.5−
トリクロロトリアジンである。
反応条件下で有機及び随時無機反応物の適切な溶解度を
保証する任意の極性溶媒を、一般に反応のために使用す
ることができる。N−アルキルラクタム及び環状N−ア
ルキル尿素が好ましく使用される。
N−アルキルラクタムは、炭素鎖上に反応条件下で不活
性な置換基を随時所有してよい、3〜11の炭素原子を
含むN−アルキルアミノ酸のものである。
N−アルキルラクタムの例は、N−メチルカプロラクタ
ム、N−エチル力グロラクタム、N−インクロビル力プ
ロラクタム、N−イソブチルカプロラクタム、N−プロ
ピルカプロラクタム、N−ブチルカプロラクタム、N−
シクロへキシルカプロラクタム、N−メチル−2−ピロ
リドン、N−エチル−2−ピロリドン、N−インプロビ
ル−2−ピロリドン、N−インブチルピロリドン、N−
プロピル−2〜ピロリドン、N−ブチル−2−ピロリド
ン、N−シクロへキシル−2−ピロリドン、 N−メチ
ル−3−メチル−2−ピロリドン、N−シクロへキシル
−2−ピロリドン、N−メチル−3−メチル−2−ピロ
リドン、N−メチル−3,4,5−1−リフチル−2−
ピロリドン、N−メチル−2−ピペリドン、N−エチル
−2−ピペリドン、N−イソブチル−2−ピペリドン、
N−メチル−6−メチル−2−ピペリドン、N−メチル
−3−エチル−2−ピペリドンである。
アルキレン基によって窒素原子に結合したビスラクタム
、例えばビス(N−1,4−ブチレン)〜カプロラクタ
ム、ビス(N−1,6−ヘキシレン)−力プロラクタム
、ビス(N−1,4−ブチレン)−2−ピロリドンを使
用することも可能である。
環状N−アルキル床素の例は、N、N−ジメチルイミダ
ゾリジノン、N、N’−ジメチル−1,3〜ベルヒドロ
ジアジン−2−オン、N、N’−ジメチル−1,3−ベ
ルヒドロジアゼピン−2−オンである。
上で述べた溶媒の混合物を使用してもよい。
特に好ましい溶媒は、N−メチルカプロラクタム(MM
C)である。
好ましいアミノ酸は、側部の(1ateral)基、例
えばCI−4アルコキシチオ−Cl−4−アルキル基ま
たは3までのへテロ原子例えばN、O,Sを含む複素環
式Cl−14基を含んでよい開鎖または環状脂肪族C8
−2゜アミノ酸である。アミノ基は、NH3−NRHま
たはNR,基[式中、Rはアルキル基、好ましくはC1
□アルキル基である]として存在してよい。二つの基R
はまた、NR基と共に環を形成する側部のカルボキシル
基に関してアルキル鎖の両方の末端に位置してよい。
アミノ基は、α−1β−γ−またはω−位置で固定され
てよい。ジアミノ酸またはアミノカルボン酸もまた使用
してよい。
以下のアミノ酸を例として述べる;グリシン、α−アラ
ニン、β−アラニン(α−及びβ−アミノプロピオン酸
)、a−アミノ酪酸、γ−アミノ酪酸、α−アミノイソ
吉草酸(バリン)、α−アミノイソカプロン酸(ロイシ
ン)、ε−アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン
酸、N−メチルアミノ酢酸(サルコシン)、N−メチル
−σ−アミノプロピオン酸、N−メチル−γ−アミノ酪
酸、N−メチル−ε−アミ7カプロン酸、N−メチル−
1l−アミノウンデカン酸、アミノカルン酸(アスパラ
ギン厳)、2−アミノペンタニ酸(グルタミン酸)、2
−アミノ−4−メチルチオブタン酸(メチオニン)、フ
ェニルアラニン、プロリン。
本反応はまた、典型的な触媒、例えばカルボン酸アルカ
リ(DE−A  2 453 749)、ハロゲン化リ
チウムまたはカルボン酸アルカリ(DE−A  2 6
23 362)、塩化リチウムまたはカルボン酸リチウ
ム(DE−A  2 623363)、カルボン酸アル
カリと組み合わせf:RraアルカU (US−A  
4,038,259)、酢酸り7−ウム(DE−A  
2 930 710)、リン酸三フル力!J (DE−
A  2 030 797)、フッ化アルカリ(DE−
A 3 o19732)、スルホン酸アルカリ(US−
A  4゜038.260)、炭酸リチウム及び硼酸リ
チウム(US−A  4,030,518)の存在下で
実施してよい。
本反応は、好ましくは、反応混合物中に金属痕跡、例え
ば金属のまたはイオンの形のFe%Co1NiまたはC
uの形でいかなる不純物も入り得ない装置中で実施すべ
きである。反応溶液とまたは硫化物溶液と接触する反応
装置の部分のための好都合な材料は、チタン及び特別な
ステンレススチールである。
本発明はまた、成形品、繊維、フィルム及び射出成形材
料の製造のための、上で述べたコポリアリーレンスルフ
ィドの使用に関する。
この目的のためには、本発明によるコポリアリーレンス
ルフィドを、繊維状及び粒子状充填剤及び強化材料と、
ポリマー及び充填剤(または強化材料)の和を基にして
約70重量%までの量で混合してよい。充填剤の例は、
石英、カオリン、雲母、タルカム、Ba5Oいギプス、
ガラスピーズ、沈殿させた燃焼シリカ、金属酸化物例え
ばTie、、金属硫化物例えばZnS、カーボンブラッ
ク、グラファイト、金属粉末である。強化繊維の例は、
ガラス繊維、炭素繊維、ウィスカー金属繊維、アラミド
繊維、窒化ホウ素繊維である。
充填剤及び強化材料は、個々にまたはお互いに混合して
使用してよい。
それらは、特にガラス繊維の場合には、ポリマーへの付
着を促進する適当なサイズ及びカップリング剤を含んで
よい。
未強化の形及び強化された形の両方で、本コポリアリー
レンスルフィドは、典型的な添加物、例えば熱安定剤、
酸化防止剤、流動助剤、顔料及び/または離型剤を含ん
でよい。
好ましい充填剤は、石英、カオリン、雲母、タルカム、
ギプス、ガラスピーズである:好ましい強化材料は、シ
ラン化されたガラス繊維及び炭素繊維、さらに特別には
3〜15μmそして好ましくはIOμm程度の繊維径を
有するシラン化されたガラス繊維である。
充填剤及び強化材料は、コポリアリーレンスルフィドの
溶融温度T&1より約30°に高い溶融温度で、標準的
な装置、例えばニーダ−、インターナルミキサーまたは
押出機中での成分の溶融コンパウンディングによって本
発明によるコポリアリーレンスルフィド中に混入してよ
い。ニーダ−及び二軸スクリュー押出機が好ましく使用
される。
これらの強化されたコポリアリーレンスルフィドは、標
準的な射出成形機で任意の種類の成形品に加工すること
ができる。完全に結晶化した成形品を得るためには、金
型温度は、ガラス温度よりも充分にずっと高く、好まし
くはT、より20〜30°に高くなければならない。熱
的性質、例えば耐熱性は、かくして最適に利用され得る
。耐熱性を増加させる別の方法は、Toより100〜1
50°に高いまたはコポリアリーレンスルフィドの融点
TNより50〜100°に低い温度で約2〜約5時間の
期間の間、成形品を調製する(cond 1tion)
ことである。この方法で耐熱性を最大にすることができ
る。
本発明はまた、フィルムの製造のためのコポリアリーレ
ンスルフィドの使用に関する。この目的のI;めに使用
されるコポリアリーレンスルフィドは好ましくは未充填
であるが、それらはまたある表面粗さまたは摩擦係数を
得るために細かく分割された充填剤を含んでもよい。フ
ィルムは、シーテイングダイを通しての押出によって既
知の方法で製造することができる。加工温度は、融点よ
りも5〜80°にそして好ましくはlO〜50’に上で
ある。ダイから出る溶融物は100〜120°Cの最高
温度に加熱された回転ローラー上を通過し、そして無定
形フィルムが生成されるように急速に結晶化温度未満に
冷却される。
フィルムは、室温でまたは高められた温度で、好ましく
はT1〜T工の範囲で一軸または二軸延伸してよい。延
伸比は、好ましくは機械の方向に4〜14.そしてそれ
の横方向には2.0〜3.5でよい。二軸延伸は、段階
的にまたは同時に実施してよい。次にTKより高くそし
て溶融温度より低い温度でフィルムをヒートセットする
本発明はまた、フィラメント及び繊維の製造のためのコ
ポリアリーレンスルフィドの使用に関する。
コポリアリーレンスルフィドは、一般的には、満足させ
るべき特別な要件なしに、標準的な溶融紡糸方法によっ
て紡糸される。処理温度は、ポリマーの融点より5〜1
00°C高くそして好ましくはポリマーの融点より10
〜50℃高い。
紡糸された材料は、次に、固体状態で延伸される。延伸
は、室温で、好ましくは高められた温度で、しかし常に
ポリマーの融点未満で、さらに好ましくは70°C!−
150℃の範囲の温度で実施される。全体の延伸比は好
ましくは4〜lOである。
延伸は、例えば、空気、水若しくはその他の熱移動媒体
中でまたは接触ヒーター上で実施してよい。
延伸は−まt;はそれより多い段階で実施してよい。
延伸プロセスの後には、好ましくは、例えば熱的性質を
改良するために、さらに特別には沸騰で誘発された収縮
及び熱的収縮を減少させることによって熱的性質を改良
するために、セツティング(setting)ステップ
が続く。
このセツティングステップは連続的にまたは不連続的に
、好ましくは連続的に実施してよい。
セツティングステップは、ポリアリーレンスルフィドの
融点未満の温度で、好ましくは融点より100℃、さら
に好ましくは50℃低い温度で、張力の下でまたは張力
の非存在下で、好ましくは張力の下で実施してよい。こ
れらの温度での滞留時間は、1秒〜10分そして好まし
くは10秒〜200秒である。
セツティングステップにおいて、高い結晶化度を有する
繊維を製造することができる。
本発明による繊維は、それらの問題のない製造によって
特徴づけられる。ゲル粒子の生成に導く可能性がある、
紡糸の間の繊維の硬化を防止するための安定剤は必要で
はない。特別な濾過プロセスも何ら必要ではない:紡糸
及び延伸の間にフィラメントヤーンが破断するのを防止
するためには、40〜20μmの穴径を有する標準のグ
イフィルターで十分である。
本発明による方法の別の利点は、ポリマーの処理の間、
ガスが出ずそして紡糸された材料が空胞を含まないこと
である。
紡糸は標準的な溶融紡糸方法によって実施されそして何
ら特別な用心を含まない;特に、任意の標準的なフィラ
メントガイドを使用することができる。
標準的な織物繊維と比較して、紡糸及び延伸の間のフィ
ラメント破断の頻度における増加はなし蔦。
得られる紡糸された材料は脆くはなく、困難なしに延伸
することができそして短い連続的な熱セツティングステ
ップの間に結晶化する。
本発明による繊維及びフィラメントは、標準的な織物加
工を困難なく施すことができる。
それらの高い結晶化度に相応して、本発明による繊維及
びフィラメントは、高い熱安定性、低い沸騰誘発及び熱
的収縮によって、そして高温でクリープする傾向が最小
であることによって特徴づけられる。本発明による繊維
及びフィラメントはまた、高い強度、高い弾性率及び化
学品に対する高い耐性によって特徴づけられる。
本発明による繊維及びフィラメントはまた、通常のポリ
フェニレンスルフィドの熱安定性より約70°に高い所
までの、それらの特別に高い熱安定性によって特徴づけ
られる。
これほど高い熱安定性は、別の方法では、もつとずっと
高価な材料、例えばポリエーテルケトン及びポリイミド
によってのみ達成される。
本発明による繊維及びフィラメントは、例えば、保護衣
類、例えば濾過のための及び電気分解膜のための不織布
の製造のために適している。
実施例1 (70モル%ビフェニレンスルフィド単位、PA5−B
−70) 3.105gのN−メチルカプロラクタム(MMC) 
、232.8g (1,58モル)の1.4−ジクロロ
ベンゼン及び824g(3,69モル)の4.4′−ジ
クロロビフェニルを、撹拌機、温度計、重相水分離器、
還流コンデンサー及び滴下漏斗を備えた5リツトルのタ
ンク反応器中に窒素下で導入しそしてその中で210〜
215℃に加熱する。次に、約260gの水の中の74
2gの硫化ナトリウム水和物(5,80モルのNa1S
)及び89゜6g(0,79モル)のε−カプロラクタ
ムの約80°Cに加熱された溶液を、激しく撹拌しなが
ら、導入される水が同時に1.4−ジクロロベンゼンと
共に共沸によって除去できるような速度で90〜120
分の時間にわたって滴加する。化学量論量を維持するた
めに、留去された1、4−ジクロロベンゼンは水の分離
の後でタンク反応器に帰す。添加の後でそして水が除去
された後で、混合物をゆっくりと230°Cに加熱しそ
して2230℃でさらに25時間撹拌する。ポリアリー
レンスルフィドは、大過剰のインプロパツール中での激
しい撹拌をしながらの反応混合物の沈殿析出、濾過及び
インプロパツールによる残金の洗浄によって後処理する
この残金を水の中に取り、水性Hz S Oaによって
pH1〜2に酸性化し、そして中性まで水で洗浄し、続
いて真空乾燥キャビネット中で120°0で12時間乾
燥する。このポリアリーレンスルフィドは、355〜3
58°0の最高融点及び35゜300のM、を有する(
第1図参照)。
実施例2 2.464gのN−メチルカプロラクタム、202.4
gの1.4−ジクロロベンゼン及び358.4gの4.
4′−ジクロロジフェニルを、温度計、撹拌機、冷却で
きるカラム、留出物分割器、還流コンデンサー及び二つ
の滴下漏斗を備えた5リツトルのタンク反応器中に導入
しそしてその中で還流温度に加熱する。647.8gの
硫化ナトリウム水和物(約60%の硫化ナトリウム)、
103.9gのカプロラクタム及び262gの水の混合
物を、導入されろ水が同時に1.4−ジクロロベンゼン
と共に共沸によって除去できるような速度で90分の時
間にわたって滴加する。同時に、460gのN−メチル
カプロラクタム中の別の358.4 g (7)4.4
’−ジクロロジフェニルを約70分の時間にわたってこ
の反応混合物に添加する。化学量論量を維持するために
、留去される1、4−ジクロロベンゼンは水の除去の後
で反応混合物に帰す。添加の後でそして水が除去された
後で、カラムを還流に切り換え、反応混合物を還流温度
でさらに25時間加熱しそして次に通常の方法で生成物
を単離する。生成物は369℃の融点T1及び14.0
00のM。
を有する。
実施例3 4.2gの1.3.5−トリクロロベンゼンを付加的に
導入した以外は、手順は実施例1におけるようである。
生成物は354℃の融点及び65.600のM、を有し
ていた。
比較例I (EP−A  287 396の実施例(b)、半分の
バッチサイズ) 39g(0,125モル)の4,4′−ジブロモビフェ
ニル、18.4 g (0,125モル)の1.4−ジ
クロロベンゼン及び19.5 g (0,25モル)の
硫化ナトリウム、無水、を、6.75gの水、248g
のN−メチルピロリドン及びIgの水酸化ナトリウムの
存在下で220℃で5時間重合させた。
約5ba rの圧力まで上がった。初めて溶融した時に
、生成物は370℃の融点を有していたが、第二の溶融
においてこれはもはや観察されなかった。それは、顕著
な二つの山のある分布を有する11.800のM、を有
していた。
比較例■ (ジクロロビフェニルからのPAS−B−50)588
.4g (2,635モル)の4,4′−ジ征ロビフェ
ニル及び386.5g (2,635モル)の1.4−
ジクロロベンゼンを使用する以外は、手順は実施例1に
おけるようであった。
比較例■ (ジブロモビフェニルからのPAS−B−70)1.1
52.7g (3,69モル)の4.4′−ジブロ孟ビ
フェニル、232.8g (1,58モル)の1゜4−
ジクロロベンゼン及び4,000gのNMCを使用する
以外は、手順は実施例1におけるようであった。
実施例4 (PAS−B−70、低分子量)反応を、2
30℃の反応温度で8時間後に停止した以外は、手順及
び反応混合物は実施例1におけるようであり、そして反
応生成物は前に述べたように後処理する。このポリアリ
ーレンスルフィドは13.400のM、を有する。
実施例5 (PAS−B−60) 614.4 g (2,75モル)の4.4′−ジクロ
ロビフェニル、270g(1,84モル)の1.4−ジ
クロロベンゼン、636.3gの硫化ナトリウム水和物
(4,93モルのNa 2 S ) 、77.9 g(
0,60モル)のカプロラクタム及び2.820gのM
MCを使用する以外は、手順は実施例1におけるようで
ある。
実施例6 (PAS−B−65) 665.6 g (2,98モル)の4.4′−ジクロ
ロビフェニル、236.2g (1,61モル)の1,
4−ジクロロベンゼン及び2.890gのMMCを使用
する以外は、手順は実施例5におけるようである。
実施例7(PAs−B−75) 768g(3,44モル)の4.4′−ジクロロビフェ
ニル、168.7g (1,15モル)の1.4−ジク
ロロベンゼン及び2.990gのMMCを使用する以外
は、手順は実施例5におけるようである。
実施例8 (PAS−B−80) 819g(3,67モル)の4,4′−ジクロロビフェ
ニル、135g(0,92モル)の1.4−ジクロロベ
ンゼン及び3.050gのMMCを使用する以外は、手
順は実施例5におけるようである。
成形材料の製造: ベルネルアンドプライデレル(Werner & Pf
leiderer) Z S K 32二軸スクリユ一
押出機中で370℃の溶融温度で基本的な成分を混合し
そして均質化することによって、本発明によるコポリア
リーレンスルフィド成形材料を製造した。粒にしたスト
ランドを一晩乾燥し、そして標準の射出成形機で標準の
試験標本に加工し、これらの試験標本をDIN及びAS
TM標準でテストした(第4表参照)。
ロ 白 。
ε  の 、11  泌 1芝 K ト 劇  、 Iへ S ヰ  の  \  罎 ■ Q@4!  訝 −) 個 屍 P 妬 鮎 安 ソ 全 Cソ Oシ 世 シ ー  1  日  5  の  七  猫  P匡  
心  棗 厄 −キ ぐ O 洲’t−0’h走田ヤ0 側も一@松痙Qcy 本発明による実施例9においては、ポリビフェニレンス
ルフィド及びPPSの混合物に関してよりも高い熱変形
温度が調製(conditioning)なしで得られ
る。
実施例13 フィルムの製造 ZSK32二軸スクリュー押出機を使用して、実施例3
に従って製造されたコポリアリーレンスルフィド及び、
比較のために、市販のポリフェニレンスルフィド(フォ
ルトロン(Fortron)300B、セラニーズの製
品)を、350〜390℃で400mm幅の7ラツトフ
イルムダイ(ギャップ幅1.0mm)から押出す。ダイ
から出る溶融物を、40−ルスタンド上で350mm幅
、0.5mm厚さのフィルムに加工する。ポリフェニレ
ンスルフィド溶融物が直接接触する第一のティクオフロ
ーラーの温度が30℃であるので、無定形フィルムが得
られる。
次に、これらのフィルムの300X300mmの片を延
伸フレーム中に入れそして最初に押出方向にそして次に
その横方向に1=3の比で16000で延伸する。延伸
速度は6 c m / sである。二つの平行なくびれ
(constrictions)が特定の延伸方向の横
方向に観察され、延伸プロセスの最後でのみ消える。
それらの厚さは僅かに0.05mmである。延伸の後で
、フィルムを、延伸フレーム中で300℃で20分間加
熱する。機械的性質を第5表中に示す。
第  5  表 引張強さ 破断時の伸び 縦方向 横方向 縦方向 横方向 35 12 40% 50% 00MPa 90MPa 35% 45% 280℃で2時間加熱された実施例5のフィルムの片は
、0.3%未満の収縮を示す。
実施例14 本発明による繊維 実施例3に従って製造されたポリマーを、溶融紡糸押出
機で0.5mm径の単一穴のダイを通して押出した。こ
のモノフィラメントを水浴中で冷却した;取り出し速度
は200m/分であった。
このモノフィラメントを接触ヒーター上で160°Cで
二段階で延伸した(全体の延伸比 5.3)。
かくして得られたモノフィラメントは以下の織物データ
を示した: デニール 23dtex 繊細(f 1neness)強さ 3.2cN/dte
x破断時の伸び  13% 初期弾性率  39cN/dtex 沸騰誘発収縮  13% これらの繊維の広角X線散乱は、高度の配向、しかし最
小の結晶化度を示しI;。
このモノフィラメントを、320°Cに加熱されたゴデ
ツトの上で2分間張力をかけてセットした。
以下の織物データが得られた: デニール    24d t ex 繊細強さ   3.3cN/dtex 破断時の伸び  17% 初期弾性率 44cN/dtex 沸騰誘発収縮  く0.2% 240℃の熱い空気中での収縮 く0.2%10cmの
モノフィラメントを0.lcN/dtexの荷重下で室
温から300℃に加熱しそして300℃で1時間保持し
たクリープテストは、1時間後に1.2%の伸びをもた
らした。
このモノフィラメントの広角X線散乱は、高度に配向さ
れた結晶性構造を示した。張力をかけない300℃で2
4時間の空気中の熱処理の後で、セットされたモノフィ
ラメントは以下の織物データを有していた: 繊細強さ   3.1 c N/d t e x破断時
の伸び  19% 初期弾性率  43cN/dtex 織物データは、熱処理の後で実質的に変わらずに留まっ
た。
実施例16(比較) EP−A  171 021に従って製造されたポリフ
ェニレンスルフィド(306℃での溶融粘度360Pa
、s)を、0.5mm長さ及び0.25mm径の30穴
から成るダイを通して295℃で紡糸した。
ダイフィルターは、16,000メツシュ/Cm2を有
するVA布から成っていた。
取り出し速度は500m/分であった。紡糸された材料
を三段階で(沸騰水中で二回そして次に接触ヒーター上
で135°Cで)7.1の全延伸比に延伸し、そして次
に260℃で1分間、張力の下でセットした。
以下の織物データが得られた: デニール  24dtex 繊細強さ      4.1cN/dtex破断時の伸
び  11% 初期弾性率 55cN/dtex 沸騰誘発収縮  く062% 240℃熱収縮 く0.2% 0、lcN/dtexの荷重下で240℃で1時間後の
クリープテストは、1%の伸びをもたらした。
これらの二つのポリマーの繊維の織物データは同じ程度
のものである。しかしながら、実施例2の繊維の熱安定
性は、明確により高い(T、、実施例6.1:349℃
、T、、実施例6−2:278℃)。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1の生成物の分子量分布を示すグラフ
であり、 第2図は、比較例■の生成物の分子量分布を示すグラフ
であり、 第3図は、比較例■の生成物の分子量分布を示すグラフ
であり、そして 第4図は、比較例■の生成物の分子量分布を示すグラフ
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)a)50〜95モル%の、式(Va)及び/または
    (Vb) ▲数式、化学式、表等があります▼(Va)又は▲数式
    、化学式、表等があります▼(Vb) に対応するジクロロビフェニル、及び 50〜5モル%の、式(VI) X−A−X(VI) [式中、 AはAr−Rを表しそしてAr及びRは以下の意味を有
    する: Arは、C_6_−_2_4のビフェニル以外のC芳香
    族基、または5〜14の環原子を含み、3までの環C原
    子がヘテロ原子例えばN、O、Sによって置換されてい
    てよい複素環式基であり、そして Rは、単結合、O−Ar、S−Ar、CO −Ar、SO−Ar、SO_2−Ar(式中、Arは上
    で定義されたようである)である、そして Xはハロゲンである] に対応する芳香族ジハロゲン化合物、並びにb)a)を
    基にして0〜5モル%の、式 (VII) Ar^2X_n(VII) [式中、 Ar^2は、芳香族C_6_−_1_4環、または5〜
    14の環原子を含み、3までの環C原子がヘテロ原子例
    えばN、O、Sによって置換されていてよい複素環式基
    であり、 Xはハロゲンであり、そして nは数3または4である] に対応する芳香族トリハロゲンまたはテトラハロゲン化
    合物を、 c)随時、小量の水酸化アルカリ、例えば水酸化ナトリ
    ウム及びカリウムと混合したそして一緒の硫化アルカリ
    及び/または硫化水素アルカリと、0.75:1〜1.
    25:1の(a+b):cのモル比で、 d)随時、触媒、例えばカルボン酸アルカリ、リン酸ア
    ルカリ、ホスホン酸アルカリ、フッ化アルカリ、アルキ
    ルスルホン酸アルカリまたはN,N−ジアルキルカルボ
    ン酸アミドの存在下で、芳香族ジハロゲン化合物のモル
    数を基にして0.2〜50モル%そして好ましくは0.
    2〜25モル%のアミノ酸を随時反応混合物に添加して
    、e)随時、式(VIII) R−Ar−X(VIII) [式中、 Xはハロゲンであり、 Arは式(VII)に関して定義されたようであり、 RはHを表すかまたは式(VI)に関して定義された意味
    を有する] に対応する芳香族モノハロゲン化合物の存在下で、反応
    させ、その際 i)それらの水和物または水溶液の形の硫化及び/また
    は硫化水素アルカリc)及び、随時、触媒d)を、非プ
    ロトン性溶媒中で伴出剤の存在下で、水が蒸留によって
    同時に除去されるのを可能にする温度で、ポリハロゲン
    化合物a)及び、随時、添加物b)及びe)と反応させ
    、 そしてii)この伴出剤は、好ましくは反応中に含まれ
    る式(VI)のジハロゲン芳香族化合物であり、そして iii)添加または水除去時間は、2〜10そして好ま
    しくは4〜6時間であり、そしてiv)230℃〜25
    0℃の温度での後続の反応時間は、少なくとも5時間で
    ある の反応から製造される、11,000〜100,000
    の@M@_w値及び1.9〜4.9のU値を有するコポ
    リアリーレンスルフィド。 2)無機または有機充填剤及び強化物質を含む、請求項
    1記載のコポリアリーレンスルフィド。 3)形のある物品の製造のための、随時充填剤及び強化
    物質と混合された、請求項1記載のコポリアリーレンス
    ルフィドの使用。 4)請求項1記載のコポリアリーレンスルフィドから製
    造されるフィルム。 5)請求項1記載のコポリアリーレンスルフィドを含む
    繊維。
JP2237265A 1989-09-14 1990-09-10 高分子量コポリアリーレンスルフイド及びそれらの応用 Pending JPH03109427A (ja)

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EP0421129A1 (de) 1991-04-10
DE3942416A1 (de) 1991-03-28
US5093468A (en) 1992-03-03
EP0421129B1 (de) 1994-12-14

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