JPH0479960B2 - - Google Patents

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JPH0479960B2
JPH0479960B2 JP2591486A JP2591486A JPH0479960B2 JP H0479960 B2 JPH0479960 B2 JP H0479960B2 JP 2591486 A JP2591486 A JP 2591486A JP 2591486 A JP2591486 A JP 2591486A JP H0479960 B2 JPH0479960 B2 JP H0479960B2
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JP
Japan
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pair
rigid body
micro switch
pallet
contact
Prior art date
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JP2591486A
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English (en)
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JPS62185700A (ja
Inventor
Hirofumi Yamaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2591486A priority Critical patent/JPS62185700A/ja
Publication of JPS62185700A publication Critical patent/JPS62185700A/ja
Publication of JPH0479960B2 publication Critical patent/JPH0479960B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、フオークリフトのパレツト検出装
置に関する。
<従来の技術> 従来のフオークリフトのパレツト検出装置とし
ては、例えば第5図及び第6図に示されるような
ものが知られている(特開昭60−232398号公報参
照)。1はリーチ式のフオークリフトで、さやフ
オーク2を前後に移動できるように支持してい
る。3はパレツト検出装置で、フオークリフト1
のさやフオーク2の先端に設けられている。そこ
には切り欠き部4がありその内側に取付けブラケ
ツト5が左右一対にして設けられており、この取
付けブラケツト5に上下一対のカム6付きのシヤ
フト7が各々回動自在に挿通され、カム6を一方
の取付けブラケツト5の外側に位置決めするよう
にしている。そしてこのシヤフト7には、平面コ
字形状の連結板8を介して、前及び上下各方向で
パレツト14と接触できるよう筒状或いは略C字
状に湾曲された板ばね材からなる接触子9が切り
欠き部4より突出する状態で、設けられている。
そしてカム6を外側に位置させている取付けブ
ラケツト5には支持具10を介して上下一対のマ
イクロスイツチ11が前記カム6に当接して設け
られている。カム6はカム面12と基準面13と
を有し、常時は上下共に基準面13でマイクロス
イツチ11をON状態にして当接するようにして
ある。そして、さやフオーク2がパレツト14の
挿入口15に差込まれる際接触子9が前及び上下
各方向(第6図中矢示X、Y、Z)で挿入口15
から押圧力を受けると接触子9がそれに対応して
変形する。接触子9が挿入口15の上縁又は下縁
と丁度接触して変形した時は、上下のシヤフト7
が共に左右逆回転し、上下のカム6も同じく逆回
転してそのカム面12がマイクロスイツチ11の
先端に当接し上下のマイクロスイツチ11を
OFFとする。次ぎに接触子9が挿入口15より
も下方に大きくずれて下縁とのみ接触して変形し
た時は、上下のシヤフト7は上下同じ反時計方向
に回転し上方のカム6はその基準面13がマイク
ロスイツチ11の先端に当接し、下方のカム6は
そのカム面12がマイクロスイツチ11の先端と
当接して下方のマイクロスイツチ11をOFFと
する。
又接触子9が挿入口15よりも上方に大きくず
れて上縁とのみ接触して変形した時は、下縁に接
触した場合とは逆に上方のカム6はそのカム面1
2がマイクロスイツチ11の先端と当接して上方
のマイクロスイツチ11をOFFとする。そして
接触子9が正常に挿入口15内に挿入された時に
は、上下のマイクロスイツチ11はONのままの
状態となる。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、従来のフオークリフトのパレツ
ト検出装置にあつては、パレツト14の挿入口1
5の検知のために接触子9を変形せしめ、しかも
その変形をカム6の回転に変換し、カムプロフイ
ール分、前及び上下各方向で大きく変形させてマ
イクロスイツチ11をOFFとして検知するよう
にしているので、この接触子9の変形量を大きく
設定しておく都合上繰り返しの使用で接触子9は
塑性変形を起こすことが有り得るもので、もし塑
性変形を起こすと、例えば反り変形が大なるパレ
ツト14に対してはマイクロスイツチ11が作動
しなかつたり、又は上下のカム6の作動ストロー
ク(回転量)が変わり、マイクロスイツチ11の
誤動作を招くことも考えられるものであつた。
<問題点を解決するための手段> 前記問題点を解決するためのこの発明の構成
を、実施例に対応する第1図〜第4図イ,ロ,
ハ,ニを用いて以下に説明する。
この発明では、パレツト検出装置20として、
少くとも、全体が平面コ字形状を有し、その先端
両対向部24に各々左右一対で上下2つの長孔2
5を設け且つ基端部26にマイクロスイツチ27
を組合わせた状態で、フオーク先端に取付けられ
た、ベースブラケツト21を備えている。そし
て、 上記左右一対の両長孔25内へ挿通させた上下
一対のシヤフトに回動自在に設けられた湾曲状の
一体的な接触面部32を有する剛性体22を備え
ている。そして、 先端を上記上下一対のシヤフト31に各々係止
し且つ他端38をベースブラケツト21の基端部
26へ各々挿通させた上下一対のセンサロツド2
3を、マイクロスイツチ27に対しON・OFF自
在とすべくベースブラケツト21の長手方向で進
退動自在に支持し、そして常時は上記シヤフト3
1を長孔25の先端に押付けるように配してい
る。そして前及び上下各方向から剛性体22に押
圧力が付与された際、剛性体22の変位を上下一
対のセンサロツド23の移動量に変換してパレツ
ト14を検知するようにしている。
<作用> 次に作用を説明する。
パレツト検出装置20が前及び上下各方向でパ
レツト14の挿入口15を検知する場合、先ず接
触面部32が前方で挿入口15の上縁又は下縁
(図示の例では上縁)と丁度接触して押圧力を受
けた時には、剛性体22が後方(図中右方)へ移
動しようとしその動きはシヤフト31を同時に長
孔25に沿つて後方へ移動されることになり、上
下一対のセンサロツド23が同じく同時に同一移
動量で後方へ退動せしめられて上下のマイクロス
イツチ27を同時にONとする〔第4図中イ参
照〕。
次に接触面部32が挿入口15よりも下方に大
きくずれて下縁と接触して押圧力を受けた時に
は、剛性体22が下方へ回動しようとし、それに
つれて剛性体22の上方に設けた連結孔部34を
回動支点として剛性体22は回動し、その時下方
の連結孔部34に挿通されている下側のシヤフト
31を長孔25に沿つて退動させて下側のマイク
ロスイツチ27をONとする〔第4図ロ参照〕。
接触面部32が挿入口15よりも上方に大きく
ずれて上縁と接触して押圧力を受けた時には、剛
性体22が下方の連結孔部34を回動支点として
回動しその時上方の連結孔部34に挿通されてい
る上側のシヤフト31を長孔25に沿つて退動さ
せて上側のマイクロスイツチ27をONとする
〔第4図ハ参照〕。
剛性体22が正常に挿入口15内に挿入された
時には、剛性体22は全然回動せず従つて上下の
マイクロスイツチ27は共にOFFの状態にある。
依つて、パレツト14の前及び上下各方向での
検知は、剛性体22を回動せしめてその回動量を
直接センサロツド23の移動量に変え、上下のマ
イクロスイツチ27をONできるようにして検知
しているので、従来の如くパレツト14との接触
面部32が塑性変形することなく、又上下の作動
ストロークが変わるということもなく、その分ス
イツチの誤動作のないパレツト14の挿入口15
の正確な検知ができることになる。
<実施例> 以下、この発明の詳細を図面を参照して説明す
る。尚、以下に於いて従来と同様の部分は同一の
符号を以て示し、重複する説明は省略する。第1
図〜第4図イ,ロ,ハ,ニはこの発明の一実施例
を示す図である。20はパレツト検出装置で、ベー
スブラケツト21と、剛性体22と、上下一対の
センサロツド23とから主に構成されている。
ベースブラケツト21は、全体が略平面コ字形
状を有し、その先端両対向部24に各々左右一対
で上下2つの長孔25を設けている。そして基端
部26にマイクロスイツチ27が組合わされた状
態でベースブラケツト21は「フオーク」として
のさやフオーク28先端の切り欠き部29の内側
一部に取付けられている。図示の例でマイクロス
イツチ27は、前記基端部26に水平状に突出し
て設けられたブラケツト30の表裏両面に一対に
して取付けられている。
剛性体22は、左右一対で上下2つの長孔25
内に挿通させた上下一対のシヤフト31に回動自
在に設けられた湾曲状の一体的な接触面部32を
有するものである。より詳細には、剛性体22は
左右で対向させた円板33と、両円板33間をそ
れも両円板33の外周面に沿つて内部を覆つてい
る接触面部32とから形成され、両円板33の後
方には上下一対のシヤフト31に対応する上下一
対の連結孔部34を設けている。そしてこの連結
孔部34には、左右一対で上下2つの長孔25内
に挿通させた上下一対のシヤフト31が各々挿通
せしめられる。
上下一対のセンサロツド23は、各々先端35
に平面コ字形状で、左右一対の係止溝36付き
の、係止部材37を有しており、その係止溝36
内に前記シヤフト31を配するようにしてシヤフ
ト31と接続・係止されている。そして、センサ
ロツド23の他端38がベースブラケツト21の
基端部26に設けた係止孔39に挿通されること
で全体が支持されると共に、係止部材37と基端
部26間にスプリング43を介装して備えてい
る。そしてセンサロツド23をベースブラケツト
21の基端部26に設けた上下一対のマイクロス
イツチ27に対しON、OFF自在に各々進退動せ
しめることができるようにしてあり、しかも常時
はスプリング43の押圧力にてシヤフト31を長
孔25の先端(第1図中左方)に押付けるように
している。
尚、このセンサロツド23の他端38はテーパ
形状の接触部40とされ、常時はマイクロスイツ
チ27の接点41に当接され作動時にセンサロツ
ド23の平行部42と接点41とが接した時にマ
イクロスイツチ27がONとなるようにしてあ
り、マイクロスイツチ27のON、OFF操作を簡
単且つ確実に行えるようにしてある。
次に実施例の動作状態を説明する。
先ず常時は係止部材37がスプリング43の押
圧力で前方に押圧されているため上下一対のシヤ
フト31が長孔25の先端に各々押付けられ、上
下一対のセンサロツド23の接触部40がマイク
ロスイツチ27の接点41と各々当接されられて
いる。このため剛性体22の連結孔部34は上下
対応位置で中立状態を維持している(第3図参
照)。
パレツト検出装置20が前及び上下各方向でパ
レツト14の挿入口15を検知する場合、先ず接
触面部32が前方で挿入口15の上縁又は下縁
(図示の例では上縁)と丁度接触して押圧力を受
けた時には、剛性体22全体が後方へ移動しよう
とし、円板33に形成した上下の連結孔部34に
挿通されている上下のシヤフト31を同時に長孔
25に沿つて長孔25のストロークエンド部〔第
4図イ中右方〕迄移動させる。すると上下一対の
センサロツド23が同じく同時に同じ移動量退動
せしめられて上下のマイクロスイツチ27を同時
にONとする〔第4図イ参照〕。
次に接触面部32が挿入口15よりも下方に大
きくずれて下縁と接触して押圧力を受けた時に
は、剛性体22が下方へ回動しようとし、上方の
連結孔部34に挿通されている上のシヤフト31
を回動支点として回動し、その動きは下方の連結
孔部34に挿通してある下のシヤフト31の長孔
25に沿う退動となつてあらわれる。そして下側
のセンサロツド23を退動させて下側のマイクロ
スイツチ27をONとする〔第4図ロ参照〕。
接触面部32が挿入口15よりも上方に大きく
ずれて上縁と接触して押圧力を受けた時には、剛
性体22が上方へ回動しようとし下方の連結孔部
34に挿通の下のシヤフト31を回動支点として
回動し上方の連結孔部34に挿通の上のシヤフト
31が長孔25に沿つて退動せしめられる。そし
て上側のセンサロツド23を退動させて上側のマ
イクロスイツチ27をONとする〔第4図ハ参
照〕。
剛性体22が正常に挿入口15に挿入された時
には、剛性体22は全然動かずこのため上下のマ
イクロスイツチ27は共にOFFの状態にされる
〔第4図ニ参照〕。
尚、いずれの場合にあつても剛性体22はパレ
ツト14よりの押圧力から解放された場合には前
記中立状態〔第4図ニの状態〕に復元される。
従つて、パレツト14の前及び上下各方向での
検知は、剛性体22を回動及びスライドさせるこ
とによりその変位分を直接上下のセンサロツド2
3の移動量に変えてマイクロスイツチ27をON
させて検知できるようにしているので、従来の如
くパレツト14との接触面部32が塑性変形する
ことがなく、又上下の作動ストロークが変わると
いうこともなく、その分スイツチの誤動作のない
パレツト14の正確な検知ができることになる。
<効果> この発明に係るフオークリフトのパレツト検出
装置は以上説明してきた如き内容のものなので、
パレツトに対して前及び上下各方向から剛性体に
押圧力が付与された際、剛性体の変位を上下一対
のセンサロツドの移動量の変換して検知できるか
ら、従来の如くパレツトとの接触面が変形せず、
接触面の塑性変形を皆無とすることができ、その
分マイクロスイツチの作動ストロークの狂いやマ
イクロスイツチの誤動作を防止できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示すフオーク
リフトのパレツト検出装置の概略斜視図、第2図
は、第1図に示したパレツト検出装置の平面図、
第3図は、第1図中の矢示−線に沿う断面
図、第4図イ,ロ,ハ,ニは、各々パレツト検出
装置の作動状態を示す説明断面図、第5図は、従
来のパレツト検出装置を装備したフオークリフト
の概略斜視図、そして第6図は、パレツト検出装
置の第1図相当の概略斜視図である。 3,20……パレツト検出装置、11,27…
…マイクロスイツチ、21……ベースブラケツ
ト、22……剛性体、23……センサロツド、2
4……先端対向部、25……長孔、26……基端
部、27……マイクロスイツチ、31……シヤフ
ト、32……接触面部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 全体が平面コ字形状を有し、その先端両対向
    部に各々左右一対で上下2つの長孔を設け且つ基
    端部にマイクロスイツチを組合わせたベースブラ
    ケツトをフオーク先端に取付け、湾曲状の一体的
    な接触面部を有する剛性体の両端部を、上記左右
    一対で上下2つの長孔内へ挿通させた上下一対の
    シヤフトに設け、 先端を上記上下一対のシヤフトに各々係止し且
    つ他端をベースブラケツトの基端部へ各々挿通さ
    せた上下一対のセンサロツドを、マイクロスイツ
    チに対しON、OFF自在とすべくベースブラケツ
    トの長手方向で進退動自在に支持し、そして常時
    は上記シヤフトを長孔の先端に押付けるように配
    し、 前及び上下各方向から上記剛性体に押圧力が付
    与された際、剛性体の変位を上下一対のセンサロ
    ツドの移動量に変換してパレツトを検知するよう
    にしたことを特徴とするフオークリフトのパレツ
    ト検出装置。
JP2591486A 1986-02-10 1986-02-10 フォ−クリフトのパレット検出装置 Granted JPS62185700A (ja)

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JPS62185700A JPS62185700A (ja) 1987-08-14
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