JPH047974Y2 - - Google Patents
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- JPH047974Y2 JPH047974Y2 JP10144885U JP10144885U JPH047974Y2 JP H047974 Y2 JPH047974 Y2 JP H047974Y2 JP 10144885 U JP10144885 U JP 10144885U JP 10144885 U JP10144885 U JP 10144885U JP H047974 Y2 JPH047974 Y2 JP H047974Y2
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- Japan
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- armature
- dot
- magnetic
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- magnet
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- Expired
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Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
〔概要〕
情報化処理端末の印字出力装置に係り、特にワ
イヤドツトプリンタの低騒音化と高速化を意図す
る印字ヘツドを提示するものである。 〔産業上の利用分野〕 本考案はワイヤドツト式プリンタに適用される
ドツトプリンタ用印字ヘツドに関する。 近時、OA（Office Automation）化の進展に伴
い例えばワープロなどの印字出力装置として電磁
変換駆動方式のワイヤドツト式プリンタが賞用さ
れている。然しながら、該印字プリンタは、ヘツ
ド部ドツトワイヤの瞬間的な衝撃動作騒音が問題
とされ、該ヘツドの低騒音化対策が極めて強く要
請されている。 〔従来の技術〕 従来の印字ヘツド部におけるドツトワイヤの電
磁変換駆動機構を第２図により説明する。 第２図は前記電磁変換駆動部の基本構成を示す
側面図である。 基本構成図においては、１０は印字用ドツトワ
イヤ、１１は連結杆２０を介して前記ドツトワイ
ヤ１０を駆動するアーマチユア、１２は励磁コイ
ル、１３は励磁コイル１２の磁気回路をなすヨー
ク、１４は前記ヨーク１３間に挿入されている永
久磁石、及び１５はヨーク１３の図示上端部に螺
着された板ばねで、該板ばね１５の自由端部には
アーマチユア１１が固着される。図中、１８はヨ
ーク１３とアーマチユア１１間の磁気空〓であ
る。 次に励磁コイル１２によるドツトワイヤ１０の
印字動作を説明する。 アーマチユア１１、磁気空〓１８及びヨーク１
３で形成された環状磁気回路は、常時、永久磁石
１４の磁束（図中、…で示す磁束）１２によつて
板ばね１５のばね力に抗してアーマチユア１１が
ヨーク端１６に吸引状態となる。然し、前記磁束
２１を打ち消す向きにコイル１２を励磁すると
（２２は励磁磁束）、アーマチユア１１はばね１５
で釈放されドツトワイヤ１０を、両方向矢印２３
の上方側に押し出す印字動作をすることになる。
しかし、コイル１２の励磁を断てば、永久磁石１
４の磁束１２によりアーマチユア１１は図の状態
に復旧する。 前記環状磁気回路に挿入される永久磁石１４は
例示位置と限るものではなく、例えばヨーク端１
６の前記アーマチユア１１の動作始点位置に設け
てもドツトワイヤ１０の印字動作に変わりはな
い。 従来、アーマチユア１１並びにヨーク１３は、
それぞれ１％珪素鉄からなる磁性素材を打抜き成
形したものが使用され、また永久磁石１４はサマ
リユムコバルト組成の焼結磁石合金が使用され
る。 ところで、前記電磁変換駆動回路を多数集積す
る印字ヘツドはその高速動作時、ばね１５による
アーマチユア釈放、非釈放の動作音が約70dBm
にも達する騒音レベルとなり問題がある。 〔考案が解決しようとする問題点〕 本考案は電磁変換駆動回路が作動時における前
記アーマチユアの非釈放された時の該アーマチユ
アとヨーク間の衝突動作音を和らげることであ
る。 〔問題点を解決するための手段〕 磁気空〓１８を介してアーマチユア１１、ヨー
ク１３が配置され、またヨーク１３の内部あるい
はヨーク端部に永久磁石１４が配置された磁気回
路、ドツトワイヤ１０を駆動する励磁コイル１
２、を備える印字ヘツドにおいて、前記永久磁石
の一部または全部がサマリユーム・コバルト
（Sm−Co）粉末とバインダ樹脂を加熱固化させ
たプラスチツク磁石により形成された本考案のド
ツトプリンタ用印字ヘツド構成とすることで前記
従来の問題点を解決するものである。 〔作用〕 本考案は、環状磁気回路の空〓１８部に対面す
る位置に、Sm−Co組成よりなるプラスチツク磁
石（永久磁石）を配置することで、該磁石とアー
マチユア１１の衝撃動作時（前記の非釈放時）に
おける音響振動を磁石内で吸収させて印字ヘツド
の騒音を大幅に低減せしめるものである。 〔実施例〕 以下に本考案の実施例を図面により説明する。 第１図は基本的電磁変換駆動機構実施例とする
側断面図である。図中、従来の同一の機構要素は
第２図と同じ参照番号が付与してある。 アーマチユア１１、磁気空〓１８及びヨーク１
３で形成された環状磁気回路に挿入されるプラス
チツク磁石からなる永久磁石２４は、アーマチユ
ア１１の下面側の動作始点位置に配置され、常
時、板ばね１５に抗してアーマチユア１１を永久
磁石２４側に吸引保持する（非釈放状態）。 然し、コイル１２を励磁すれば、アーマチユア
１１は板ばね１５で釈放されドツトワイヤ１０を
上方に押し上げ印字動作となる。 本考案は前記アーマチユア１１の釈放状態から
非釈放状態となる衝撃動作音を、前記磁石１８中
に含まれる有機物バインダ層で吸収される。即
ち、有機物バインダ層をアーマチユアの衝撃振動
エネルギのダンパとするものである。 前記プラスチツク磁石は、Sm−Co組成の硬質
磁性粉末を有機バインダの例えばエポキシ樹脂で
混練して温度150℃で硬化成形することにより取
得される。 下表は前記成形になるプラスチツク磁石と従来
の永久磁石の磁気的性質が示される。
イヤドツトプリンタの低騒音化と高速化を意図す
る印字ヘツドを提示するものである。 〔産業上の利用分野〕 本考案はワイヤドツト式プリンタに適用される
ドツトプリンタ用印字ヘツドに関する。 近時、OA（Office Automation）化の進展に伴
い例えばワープロなどの印字出力装置として電磁
変換駆動方式のワイヤドツト式プリンタが賞用さ
れている。然しながら、該印字プリンタは、ヘツ
ド部ドツトワイヤの瞬間的な衝撃動作騒音が問題
とされ、該ヘツドの低騒音化対策が極めて強く要
請されている。 〔従来の技術〕 従来の印字ヘツド部におけるドツトワイヤの電
磁変換駆動機構を第２図により説明する。 第２図は前記電磁変換駆動部の基本構成を示す
側面図である。 基本構成図においては、１０は印字用ドツトワ
イヤ、１１は連結杆２０を介して前記ドツトワイ
ヤ１０を駆動するアーマチユア、１２は励磁コイ
ル、１３は励磁コイル１２の磁気回路をなすヨー
ク、１４は前記ヨーク１３間に挿入されている永
久磁石、及び１５はヨーク１３の図示上端部に螺
着された板ばねで、該板ばね１５の自由端部には
アーマチユア１１が固着される。図中、１８はヨ
ーク１３とアーマチユア１１間の磁気空〓であ
る。 次に励磁コイル１２によるドツトワイヤ１０の
印字動作を説明する。 アーマチユア１１、磁気空〓１８及びヨーク１
３で形成された環状磁気回路は、常時、永久磁石
１４の磁束（図中、…で示す磁束）１２によつて
板ばね１５のばね力に抗してアーマチユア１１が
ヨーク端１６に吸引状態となる。然し、前記磁束
２１を打ち消す向きにコイル１２を励磁すると
（２２は励磁磁束）、アーマチユア１１はばね１５
で釈放されドツトワイヤ１０を、両方向矢印２３
の上方側に押し出す印字動作をすることになる。
しかし、コイル１２の励磁を断てば、永久磁石１
４の磁束１２によりアーマチユア１１は図の状態
に復旧する。 前記環状磁気回路に挿入される永久磁石１４は
例示位置と限るものではなく、例えばヨーク端１
６の前記アーマチユア１１の動作始点位置に設け
てもドツトワイヤ１０の印字動作に変わりはな
い。 従来、アーマチユア１１並びにヨーク１３は、
それぞれ１％珪素鉄からなる磁性素材を打抜き成
形したものが使用され、また永久磁石１４はサマ
リユムコバルト組成の焼結磁石合金が使用され
る。 ところで、前記電磁変換駆動回路を多数集積す
る印字ヘツドはその高速動作時、ばね１５による
アーマチユア釈放、非釈放の動作音が約70dBm
にも達する騒音レベルとなり問題がある。 〔考案が解決しようとする問題点〕 本考案は電磁変換駆動回路が作動時における前
記アーマチユアの非釈放された時の該アーマチユ
アとヨーク間の衝突動作音を和らげることであ
る。 〔問題点を解決するための手段〕 磁気空〓１８を介してアーマチユア１１、ヨー
ク１３が配置され、またヨーク１３の内部あるい
はヨーク端部に永久磁石１４が配置された磁気回
路、ドツトワイヤ１０を駆動する励磁コイル１
２、を備える印字ヘツドにおいて、前記永久磁石
の一部または全部がサマリユーム・コバルト
（Sm−Co）粉末とバインダ樹脂を加熱固化させ
たプラスチツク磁石により形成された本考案のド
ツトプリンタ用印字ヘツド構成とすることで前記
従来の問題点を解決するものである。 〔作用〕 本考案は、環状磁気回路の空〓１８部に対面す
る位置に、Sm−Co組成よりなるプラスチツク磁
石（永久磁石）を配置することで、該磁石とアー
マチユア１１の衝撃動作時（前記の非釈放時）に
おける音響振動を磁石内で吸収させて印字ヘツド
の騒音を大幅に低減せしめるものである。 〔実施例〕 以下に本考案の実施例を図面により説明する。 第１図は基本的電磁変換駆動機構実施例とする
側断面図である。図中、従来の同一の機構要素は
第２図と同じ参照番号が付与してある。 アーマチユア１１、磁気空〓１８及びヨーク１
３で形成された環状磁気回路に挿入されるプラス
チツク磁石からなる永久磁石２４は、アーマチユ
ア１１の下面側の動作始点位置に配置され、常
時、板ばね１５に抗してアーマチユア１１を永久
磁石２４側に吸引保持する（非釈放状態）。 然し、コイル１２を励磁すれば、アーマチユア
１１は板ばね１５で釈放されドツトワイヤ１０を
上方に押し上げ印字動作となる。 本考案は前記アーマチユア１１の釈放状態から
非釈放状態となる衝撃動作音を、前記磁石１８中
に含まれる有機物バインダ層で吸収される。即
ち、有機物バインダ層をアーマチユアの衝撃振動
エネルギのダンパとするものである。 前記プラスチツク磁石は、Sm−Co組成の硬質
磁性粉末を有機バインダの例えばエポキシ樹脂で
混練して温度150℃で硬化成形することにより取
得される。 下表は前記成形になるプラスチツク磁石と従来
の永久磁石の磁気的性質が示される。
【表】
以上、説明のように本考案印字ヘツドの電磁駆
動回路構成とすれば、ワイヤ駆動時における騒音
が大幅に減少される。プラスチツク磁石の採用は
印字ヘツドも軽量となることから高速度の印字駆
動も可能となる等の副次的利点も生ずる。
動回路構成とすれば、ワイヤ駆動時における騒音
が大幅に減少される。プラスチツク磁石の採用は
印字ヘツドも軽量となることから高速度の印字駆
動も可能となる等の副次的利点も生ずる。
第１図は本考案の電磁変換駆動機構実施例とす
る側断面図、第２図は従来の印字ヘツドの電磁変
換駆動機構を示す側面図である。 図中、１０はドツトワイヤ、１１はアーマチユ
ア、１２は励磁コイル、１３はヨーク、１４と２
４は永久磁石、及び１５は板ばねである。
る側断面図、第２図は従来の印字ヘツドの電磁変
換駆動機構を示す側面図である。 図中、１０はドツトワイヤ、１１はアーマチユ
ア、１２は励磁コイル、１３はヨーク、１４と２
４は永久磁石、及び１５は板ばねである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 磁気空隙、アーマチユア、ヨーク、及び永久
磁石からなる磁気回路と、前記磁気回路の励磁
コイルを備えるドツトワイヤ駆動の磁気変換回
路において、前記磁気回路のアーマチユアとの
当接面に配置される上記永久磁石の一部または
全部が、プラスチツク磁石により形成されてい
ることを特徴とするドツトプリンタ用印字ヘツ
ド。 (2) 前記プラスチツク磁石がサマリユーム・コバ
ルト粉末とバインダ樹脂を加熱固化して形成さ
れていることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第１項記載のドツトプリンタ用印字ヘツ
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10144885U JPH047974Y2 (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10144885U JPH047974Y2 (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS629527U JPS629527U (ja) | 1987-01-21 |
| JPH047974Y2 true JPH047974Y2 (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=30972191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10144885U Expired JPH047974Y2 (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047974Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-03 JP JP10144885U patent/JPH047974Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS629527U (ja) | 1987-01-21 |
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