JPH0479703A - 無人車の走行制御装置及び走行制御方法 - Google Patents

無人車の走行制御装置及び走行制御方法

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JPH0479703A
JPH0479703A JP2190053A JP19005390A JPH0479703A JP H0479703 A JPH0479703 A JP H0479703A JP 2190053 A JP2190053 A JP 2190053A JP 19005390 A JP19005390 A JP 19005390A JP H0479703 A JPH0479703 A JP H0479703A
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JP
Japan
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drive
speed
torque
current
drive motor
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JP2190053A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Watabe
達也 渡部
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は工場、倉庫等の床面に埋設した誘導線、あるい
は床面に貼付された光学式反射テープ等のガイド線に沿
って誘導される無人車の走行制御装置及び走行制御方法
に関するものである。
[従来の技術] 従来から、工場、倉庫等において無人で搬送作業を行う
ために、床面に埋設されて制御信号を発信する誘導線に
沿って走行する無人車が種々提案されている。例えば、
特公昭60−52028号公報に開示された無人車は一
対の駆動輪を備え、各駆動輪には前記誘導線の制御信号
を受信するアンテナが設けられ、同アンテナが各駆動輪
とともに揺動するようになっている。
そして、一方の駆動輪をA、他方の駆動輪をB、両部動
輪A、Bの軸を通る線をMとし、駆動輪Aの駆動速度を
VA、線Mに対する駆動輪Aのずれを制御角αとし、他
方の駆動輪をBの駆動速度をVB、線Mに対する駆動輪
Aのずれを制御角βとし、一方の駆動輪Aの駆動速度V
Aを自由に制御可能とすると、他方の駆動輪Bの駆動速
度VBを、VB−(CO8α/CO8β)・vA の関係式が満たされるように制御している。
前記無人車では、誘導線に沿ってカーブ走行する際、各
駆動輪A、Hの制御角α、βが互いに異なるように一方
の駆動速度VB(又はVA)を制御して、適正な走行を
行わせるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記従来技術においては、駆動輪Bの実際の
駆動速度を、制御角αと制御角βとの比によって決まる
理論値(駆動速度VB)となるように正確に制御するこ
とが困難である。そのため、例えば駆動輪Aの駆動速度
VAが駆動輪Bの駆動速度VBよりも若干速い場合には
、駆動輪Aを駆動する電動モータが駆動輪Bを押すよう
に作用し、反対に駆動輪Bを駆動する電動モータが駆動
輪Aを引っ張るように作用する。その結果、無人車は必
要以上の力を出しながら走行してしまい、各駆動輪の電
動モータに過大な電流が流れることになる。従って、電
動モータの消費電流が増加し、その電動モータの温度が
上昇したり、バッテリの寿命が短くなったりするという
問題があった。
本発明は前述したような事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、各電動モータに過大な電流が流れるの
を防止して、同駆動モータの消費電流を抑えることがで
きる無人車の走行制御装置及び走行制御方法を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために第1の発明は、複数の駆動輪
と、各駆動輪に対応し同駆動輪に駆動連結された駆動モ
ータと、各駆動輪の向きを変えることにより操舵する操
舵機構とを備えた無人車において、速度指令信号に基づ
いて前記駆動モータを制御し、前記駆動輪を所定の速度
で回転させる速度制御手段と、前記各駆動モータの出力
トルクを調整するトルク調整手段と、前記駆動モータの
出力トルクを検出するトルク検出手段と、前記速度制御
手段による速度制御中において、前記トルク検出手段に
て検出される前記各駆動モータの出力トルクを一致させ
るべく、前記トルク調整手段を制御するトルク制御手段
とを備えた無人車の走行制御装置をその要旨とするもの
である。
また第2の発明は、複数の駆動輪を、各駆動輪に対応す
る駆動モータにて駆動するとともに、同駆動輪の向きを
操舵機構にて変えて操舵するようにした無人車の走行制
御方法において、速度指令信号に基づき前記駆動モータ
を速度制御して各駆動輪を所定の速度で回転させるとと
もに、各駆動モータの出力トルクをトルク検出手段で検
出し、各駆動輪の回転中には、前記トルク検出手段にて
検出される各駆動モータの出力トルクに基づき、トルク
調整手段を制御し前記各駆動モータの出力トルクを一致
させて走行させるようにした無人車の走行制御方法をそ
の要旨とする。
[作用] 速度制御手段は速度指令信号に基づいて駆動モータを制
御し、駆動輪を所定の速度で回転させる。
このとき前記駆動モータの出力トルクはトルク検出手段
によって検出される。そして、前記速度制御手段による
速度制御中には、前記トルク検出手段にて検出される前
記各駆動モータの出力トルクが一致するように、トルク
制御手段がトルク調整手段を制御する。
そして、カーブ走行時においては、各駆動モータの出力
トルクが一致し、両部動輪には均等なカが働くことにな
る。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面に従って説明
する。
第1図は無人車lを下方から見た図であり、この無人車
1の機台2は移載装置3を囲むようにコ字状に形成され
ている。機台2の底面には、円板状をなす第1及び第2
の舵取り板4,5が互いに離間した状態で回転自在に取
付けられ、各舵取り板4,5は第1及び第2のステアリ
ングモータ6゜7によりそれぞれ独立に回転駆動される
各舵取り板4,5には第1及び第2の駆動輪8゜9がそ
れぞれ支持されるとともに、それらの各駆動輪8,9に
対応して第1及び第2の駆動モータ10.11が駆動連
結されている。そして、前記各駆動輪8,9は、対応す
る駆動モータ10,11によりそれぞれ独立に正逆回転
されるようになっている。従って、前記各舵取り板4,
5が回転され、各駆動輪8,9が正逆回転されることに
より、無人車1は全方向へ走行することができる。
前記各駆動モータ10,11は第1及び第2の電流検出
センサ17,18を内蔵しており、同駆動モータ10,
11に流れる電流を検出する。また、各駆動モータ10
,11には第1及び第2の速度検出センサ1.2.13
がそれぞれ設けられており、同駆動モータ10.11の
回転速度を検出する。
前記各舵取り板4,5において各駆動輪8,9の周囲に
は、複数個(本実施例では各4個)の第1のピックアッ
プコイル14a〜14d及び第2のピックアップコイル
15a〜15dが取付けられており、これらは前記舵取
り板4,5と一体となって回転する。前記ピックアップ
コイル14a〜14d、15a〜15dは、走行路面上
に埋設した誘導線りに沿って無人車lを走行させるため
に、同誘導線りに流れる高周波電流を検知する。
なお、機台2底面のほぼ中央部分にはキャスター輪16
が回転自在に支持されている。
次に、上記のように構成された無人車lに搭載された走
行制御のための制御装置の電気的構成を第2図に基づい
て説明する。この制御装置は、前記第1及び第2の駆動
輪8,9の向きを制御するための第1及び第2のステア
リングコントローラ19.20と、各駆動輪8,9の回
転速度を制御するための速度コントローラ21と、両ス
テアリングコントローラ19.20及び速度コントロー
ラ21を統括的に制御するコンピュータ22とを備えて
いる。
第1のステアリングコントローラ19は、前記第1のピ
ッ・クアップコイル14a=14dからの検出信号を入
力し、同信号に基づいて無人車lと誘導線りとの位置関
係を割り出し、第1の駆動輪8の向きが同誘導線りに沿
って無人車lが走行するに最適な角度となるように、第
1のステアリングモータ6を回動制御して第1の舵取り
板4を回動させる。同様に、第2のステアリングコント
ローラ20は前記第2のピック、アップコイル15a〜
15dからの検出信号を入力し、同信号に基づいて無人
車lと誘導線りとの位置関係を割り出し、第2の駆動輪
9の向きが同誘導線りに沿って無人車1が走行するに最
適な角度となるように、第2のステアリングモータ7を
回動制御して第2の舵取り板5を回動させる。
速度コントローラ21は、前記コンピュータ22からの
速度指令信号を入力する。また、速度コントローラ21
は第1の駆動モータ10の回転速度を検出する第1の速
度検出センサ12からの速度信号v1又は第2の駆動モ
ータ11の回転速度を検出する第2の速度検出センサ1
3からの速度信号V2を入力する。さらに、速度コント
ローラ21は、前記第1の駆動モータ10に流れる電流
の大きさを検出する第1の電流検出センサ17、第2の
駆動モータ11に流れる電流の大きさを検出する第2の
電流検出センサ18からの検出信号を入力する。そして
、速度コントローラ21はこれらの速度指令信号及び検
出信号に基づき第1及び第2の駆動モータ10,11を
駆動制御するようになっている。
第3図は速度コントローラ21の内部構成を示す図であ
り、この速度コントローラ21は速度基準発生器23、
速度制御回路24、第1及び第2の電流制御回路25,
26、第1及び第2のパルス幅変調器27.28、及び
トルク制御回路29を備えている。速度基準発生器23
はコンピュータ22からの速度指令信号に基づき、第1
の駆動モータ10又は第2の駆動モータ11の回転速度
を指令する速度基準信号V、6.を速度制御回路24に
出力する。
ここで、第1の駆動輪8が前輪となり、第2の駆動輪9
が後輪となって無人車1が第1図中左方へ走行する場合
、速度制御回路24は前記速度基準発生器23からの速
度基準信号V、。、と第1の速度検出センサ12からの
速度信号V1とを入力して両者の差(V、、t  V+
)を求め、その差と定数Cとの積を電流基準信号1 r
efとして第1の電流制御回路25に出力する。このと
きには、速度制御回路24は電流基準信号i、6.を第
2の電流制御回路26に出力しない。
第1の電流制御回路25は、前記電流基準信号1 te
lとトルク制御回路29からのトルク制御信号ib+と
を入力して両者の差(1r++I   1 hl)を求
め、その差と定数Gとの積を電流指令信号11として第
1のパルス幅変調器27に出力する。第1のパルス幅変
調器27は電流指令信号11に基づき第1の駆動モータ
10を駆動制御するための駆動電圧信号e1を第1の駆
動モータ10に出力する。
第1の速度検出センサ12は、第1の駆動モータ10の
速度信号■1を検出して前記速度制御回路24に出力す
る。また、第1の電流検出センサ17は第1の駆動モー
タ10に流れる電流を検出して、電流負帰還信号1ml
としてトルク制御回路29に出力する。
一方、第2の電流制御回路26はトルク制御回路29か
らのトルク制御信号ih2を入力して、この信号と定数
Gとの積を電流指令信号12として第2のパルス幅変調
器28に出力する。第2のパルス幅変調器28は電流指
令信号j2に基づき第2の駆動モータ11を駆動制御す
るための駆動電圧信号e2を第2の駆動モータ11に出
力する。
第2の電流検出センサ18は第2の駆動モータ11に流
れる電流を検出して、電流負帰還信号i□2としてトル
ク制御回路29に出力する。
トルク制御回路29は第1の電流検出センサ17からの
電流負帰還信号1e+1と、第2の電流検出センサ18
からの電流負帰還信号i□2とを入力して両者の差(l
 m11 1 m2)を求める。そして、トルク制御回
路29は、その差と−T (Tはトルク制御のゲイン)
との積1hI(=−丁(i4□−1ffi2))をトル
ク制御信号として前記第1の電流制御回路25に出力す
るとともに、前記差とTとの積1h2(= T (i 
−+−1,z) )をトルク制御信号として第2の電流
制御回路26に出力する。
前記とは反対に、第2の駆動輪9が前輪となり、第1の
駆動輪8が後輪となって無人車1が第1図中右方へ走行
する場合、速度制御回路24は速度基準信号V r s
 rと速度信号V2とから電流基準信号1 refを求
め第2の電流制御回路26に出力する。この電流基準信
号1 telは第1の電流制御回路25には出力されな
い。
第2の電流制御回路26は、前記電流基準信号17゜、
とトルク制御信号jh2との差を求め、電流指令信号1
2を第2のパルス幅変調器28に出力する。第2のパル
ス幅変調器28は電流指令信号12に基づき駆動電圧信
号e2を第2の駆動モータ11に出力する。第2の速度
検出センサ13は、第2の駆動モータ11の速度信号V
2を検出して前記速度制御回路24に出力する。また、
第2の電流検出センサ18は第2の駆動モータ11の電
流を検出し、電流負帰還信号i。2としてトルク制御回
路29に出力する。
一方、第1の電流制御回路25はトルク制御回路29か
らのトルク制御信号ih+を入力して、この信号と定数
Gとの積を電流指令信号i、として第1のパルス幅変調
器27に出力する。第1のパルス幅変調器27は電流指
令信号11に基づき駆動電圧信号e1を第1の駆動モー
タlOに出力する。第1の電流検出センサ17は第1の
駆動モータ10に流れる電流を検出して、電流負帰還信
号1mlとしてトルク制御回路29に出力する。
トルク制御回路29は電流負帰還信号i。2と電流負帰
還信号1t+1との差を求め、その差と−Tとの積1h
2(=  T (1m2 t−+))をトルク制御信号
として前記第2の電流制御回路26に出力するとともに
、前記差とTとの積ib+ (=T (i+n2−il
))をトルク制御信号として第1の電流制御回路25に
出力する。
次に、上記のように構成された走行制御装置の作用を説
明する。゛この際、第1図において左方に無人車lが走
行する場合(第1の駆動輪8が前輪となり、第2の駆動
輪9が後輪となる場合)について説明する。
第1図に示すように、誘導線りによって形成される直線
から左にカーブする走行路を走行する際、第1及び第2
のステアリングコントローラ19゜20は第1及び第2
のピックアップコイル14a〜14d、15a〜15d
からの検出信号に基づいて走行方向、すなわち誘導線り
に沿って走行するのに最適な駆動輪(舵取り板)の操舵
角を割り出し、第1及び第2のステアリングモータ6.
7を駆動させて第1及び第2の駆動輪8,9をその操舵
角に制御する。
また、第3図において、コンピュータ22からの速度指
令信号が速度コントローラ21内の速度基準発生器23
に入力されると、この速度基準発生器23は速度制御回
路24に速度基準信号V r e 1を出力する。この
速度基準信号V r e fと、第1の速度検出センサ
12からの速度信号■1とに基づき速度制御回路24は
、電流基準信号i、、1−C(V、、、−V、)を算出
し、この信号を第1の電流制御回路25に出力する。第
1の電流制御回路25は、前記電流基準信号i、。、と
トルク制御回路29からのトルク制御信号1h+とに基
づき、電流指令信号i、=G・(1rat   1 h
t)を算出し、この信号を第1のパルス幅変調器27に
出力する。この電流指令信号11は第1のパルス幅変調
器27で駆動電圧信号e1に変換され、第1の駆動モー
タ10に出力される。この電圧印加により第1の駆動モ
ータlOが駆動されて、第1の駆動輪8が回転する。
第1の駆動モータ10のその時の回転速度は第1の速度
検出センサ12によって検出され、その速度信号V1が
前記速度制御回路24に出力される。従って、第1の駆
動モータ10の回転速度はコンピュータ22からの速度
指令値に一致するように制御される。
このときには、前記第1の駆動モータ10に流れる電流
が第1の電流検出センサ17によって検出され、電流負
帰還信号11がトルク制御回路29に出力されるととも
に、第2の駆動モータ11に流れる電流が第2の電流検
出センサ18によって検出され、電流負帰還信号1w+
2がトルク制御回路29に出力される。そして、これら
の電流負帰還信号1 ml+  1 m2に基づきトル
ク制御回路29から、トルク制御信号i b1=  T
 (imt  1m2)が前記第1の電流制御回路25
へ出力されるとともに、トルク制御信号i ht=T 
(imt  i ms)が第2の電流制御回路26に出
力される。
この第2の電流制御回路26は、前記トルク制御信号1
b2に基づく電流指令信号12を第2のパルス幅変調器
28に出力する。第2のパルス幅変調器28は電流指令
信号12に基づき駆動電圧信号e2を第2の駆動モータ
11に出力する。この電圧印加により第2の駆動モータ
11が駆動されて、第2の駆動輪9が回転する。そして
、この第2の駆動モータ11に流れる電流は第2の電流
検出センサ18によって検出され、電流負帰還信号1m
2がトルク制御回路29に出力される。このようにして
、第1及び第2の駆動モータ10,11は、自身に流れ
る電流が互いに一致するように制御され、換言すると、
両駆動モータ10.11の出力トルクを一致させること
ができる。
すなわち、一般にモータのトルクTは、T ” K o
  ・Φ・I。
(KOは定数、Φは磁束、Ioは電機子電流)で表され
、同トルクTは電機子電流I。に比例する。このことか
ら、第1及び第2の駆動モータ10.11に流れる電流
を一致させることにより、駆動モータ10,11の出力
トルクを一致させることができる。
なお、これまでの作用説明においては、第1図中左方に
無人車1が走行する場合について説明したか、第1図中
右方に無人車1か走行する場合は、第2の電流制御回路
26から電流指令信号12か出力され、さらに第2のパ
ルス幅変調器28を介して第2の駆動モータ11か駆動
される。そして、第2の速度検出センサ13の検出値が
速度制御回路24にフィードバックされるとともに、第
2の電流検出センサ18により電流が検出されてトルク
制御回路29に出力される。この際、第1の駆動モータ
10の電流が第1の電流検出センサ17に検出され、ト
ルク制御回路29に出力されるようになっている。
このように、本実施例の無人車1の走行制御装置は、コ
ンピュータ22からの速度指令信号に基づいて第1の駆
動モータ10を速度制御し、第1の駆動輪8を所定の速
度で回転させる速度制御回路(速度制御手段)24と、
第1及び第2の駆動モータ10,11の出力トルクに応
じて変化するモータ電流が互いに一致するように調整す
る第1及び第2の電流制御回路(トルク調整手段)25
゜26と、前記両駆動モータ10,11の出力トルクに
応じて変化する電流の大きさを検出する第1及び第2の
電流検出センサ(トルク検出手段)17.18と、前記
速度制御回路24による速度制御中において、前記第1
及び第2の電流検出センサ17,18にて検出される前
記各駆動モータ10.11の出力トルクを一致させるべ
く、前記第1及び第2の電流制御回路25.26を制御
するトルク制御回路(トルク制御手段)29とを備え、
第1の駆動モータ10に発生した出力トルクを第2の駆
動モータ11にも発生させて走行制御を行うようにした
このため、各駆動輪の速度を正確に制御することが困難
である従来技術とは異なり、本実施例では、たとえ第1
の駆動輪8の速度信号V1と第2の駆動輪9の速度信号
V2とが異なっていても、第1の駆動モータ10の出力
トルクと第2の駆動モータ11の出力トルクとが同じで
あるので、両駆動モータ10,11が押したり引いたり
するように作用しない。その結果、無人車1は必要以上
の力を出しながら走行することがなく、各駆動輪8.9
の駆動モータ10,11に過大な電流か流れることを防
止できる。従って各駆動モータ10゜11の消費電流は
従来技術よりも少なくてすみ、各駆動モータ10,11
の温度が上昇したり、バッテリの寿命が短くなったりす
るのを未然に防止することが可能となる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更してもよい。
(1)前記実施例では高周波電流を流した誘導線りを用
いた電磁誘導方式の無人車に具体化したが、これを光学
誘導方式、磁気誘導方式等、その他の誘導方式の無人車
に適用してもよい。
(2)駆動輪及び駆動モータの数を3個以上に変更して
もよい。
(3)トルク制御回路29は一方の電流制御回路25.
26にのみトルク制御信号1 )lI+  l h2を
出力するようにしてもよい。すなわち、第1図において
左方へ無人車1が走行する場合には、トルク制御回路2
9から第2の電流制御回路26にのみトルク制御信号i
hzを出力し、反対に、右方へ無人車1が走行する場合
には、トルク制御回路29から第1の電流制御回路25
にのみトルク制御信号ib+を出力するようにしてもよ
い。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の無人車の走行制御装置及
び走行制御方法によれば、カーブ走行時に各駆動モータ
の出力トルクを一致させ、各駆動輪に均等な力を働かせ
ることにより、各駆動モータに過大な電流が流れるのを
防止して、同駆動モータの消費電流を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図は無
人車を下方から見た図、第2図は無人車に搭載された走
行制御のための制御装置の電気的構成を示す図、第3図
は速度コントローラの内部構成を示す図である。 図中、1は無人車、4は操舵機構の一部を構成する第1
の舵取り板、5は操舵機構の一部を構成する第2の舵取
り板、6は操舵機構の一部を構成する第1のステアリン
グモータ、7は操舵機構の一部を構成する第2のステア
リングモータ、8は第1の駆動輪、9は第2の駆動輪、
10は第1の駆動モータ、11は第2の駆動モータ、1
7はトルク検出手段の一部を構成する第1の電流検出セ
ンサ、18はトルク検出手段の一部を構成する第2の電
流検出センサ、24は速度制御手段としての速度制御回
路、25はトルク調整手段の一部を構成する第1の電流
制御回路、26はトルク調整手段の一部を構成する第2
の電流制御回路、29はトルク制御手段としてのトルク
制御回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の駆動輪と、各駆動輪に対応し同駆動輪に駆動
    連結された駆動モータと、各駆動輪の向きを変えること
    により操舵する操舵機構とを備えた無人車において、 速度指令信号に基づいて前記駆動モータを制御し、前記
    駆動輪を所定の速度で回転させる速度制御手段と、 前記各駆動モータの出力トルクを調整するトルク調整手
    段と、 前記駆動モータの出力トルクを検出するトルク検出手段
    と、 前記速度制御手段による速度制御中において、前記トル
    ク検出手段にて検出される前記各駆動モータの出力トル
    クを一致させるべく、前記トルク調整手段を制御するト
    ルク制御手段と を備えた無人車の走行制御装置。 2、複数の駆動輪を、各駆動輪に対応する駆動モータに
    て駆動するとともに、同駆動輪の向きを操舵機構にて変
    えて操舵するようにした無人車の走行制御方法において
    、 速度指令信号に基づき前記駆動モータを速度制御して各
    駆動輪を所定の速度で回転させるとともに、各駆動モー
    タの出力トルクをトルク検出手段で検出し、各駆動輪の
    回転中には、前記トルク検出手段にて検出される各駆動
    モータの出力トルクに基づき、トルク調整手段を制御し
    前記各駆動モータの出力トルクを一致させて走行させる
    ようにした無人車の走行制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20050063541A (ko) * 2003-12-22 2005-06-28 엘지전자 주식회사 이동로봇의 위치확인장치 및 방법

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JPS4974324A (ja) * 1972-11-24 1974-07-18
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