JPH0479635B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0479635B2 JPH0479635B2 JP1113404A JP11340489A JPH0479635B2 JP H0479635 B2 JPH0479635 B2 JP H0479635B2 JP 1113404 A JP1113404 A JP 1113404A JP 11340489 A JP11340489 A JP 11340489A JP H0479635 B2 JPH0479635 B2 JP H0479635B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meat
- product
- strips
- crab
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 claims description 40
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 20
- 229940023462 paste product Drugs 0.000 claims description 20
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 235000012149 noodles Nutrition 0.000 description 5
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 4
- 241000237509 Patinopecten sp. Species 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 235000020637 scallop Nutrition 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fish Paste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、カニ肉に近似した食感を持つカニ肉
様練製品の製造方法に関する。
様練製品の製造方法に関する。
(従来の技術)
従来、この種のカニ肉様練製品は数多くの種類
のものが市販され、又、その製造方法についても
種々提案されている。このうちの一つに、帯状肉
をそれぞれ長手方向に沿つて麺線上に細断したも
のを集結束させて棒状に形成し、これを所定寸法
に切断する方法がある。
のものが市販され、又、その製造方法についても
種々提案されている。このうちの一つに、帯状肉
をそれぞれ長手方向に沿つて麺線上に細断したも
のを集結束させて棒状に形成し、これを所定寸法
に切断する方法がある。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、この従来の製造方法は、カニ足
棒肉状又は貝柱肉状の練製品を製造する方法であ
り、よりカニ肉に酷似した食感を有する多数の短
繊維状肉が製品の長手方向と直交する方向に集束
されているカニ肉様練製品を製造することができ
ないという問題点があつた。また、このような従
来の製造方法にあつては、まず、帯状肉を長手方
向に沿つて麺線上に細断したのち、これを集結束
させて棒状に形成するものであるから、集結束さ
せるのに複雑な加工技術がいるという問題点もあ
つた。
棒肉状又は貝柱肉状の練製品を製造する方法であ
り、よりカニ肉に酷似した食感を有する多数の短
繊維状肉が製品の長手方向と直交する方向に集束
されているカニ肉様練製品を製造することができ
ないという問題点があつた。また、このような従
来の製造方法にあつては、まず、帯状肉を長手方
向に沿つて麺線上に細断したのち、これを集結束
させて棒状に形成するものであるから、集結束さ
せるのに複雑な加工技術がいるという問題点もあ
つた。
本発明は、このような従来の問題点を解決せん
となされたもので、その目的とするところは、多
数の単繊維状肉が製品の長手方向と直交する方向
に集束されているカニ肉様練製品を容易に製造す
ることができるようにした製造方法を提供するこ
とにある。
となされたもので、その目的とするところは、多
数の単繊維状肉が製品の長手方向と直交する方向
に集束されているカニ肉様練製品を容易に製造す
ることができるようにした製造方法を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段)
前記目的を達成するための手段として、本発明
のカニ肉様練製品の製造方法では、長手方向に多
数条に切込み形成した帯状肉を積層させて複数層
の帯状肉からなる連続長繊維群を形成したのち、
この連続長繊維群を繊維方向と直交する方向に切
断することにより、多数の短繊維状肉が製品の長
手方向と直交する方向に集束されている略角柱状
のカニ肉様練製品を製造するように構成したこと
を特徴とするカニ肉様練製品の製造方法とした。
のカニ肉様練製品の製造方法では、長手方向に多
数条に切込み形成した帯状肉を積層させて複数層
の帯状肉からなる連続長繊維群を形成したのち、
この連続長繊維群を繊維方向と直交する方向に切
断することにより、多数の短繊維状肉が製品の長
手方向と直交する方向に集束されている略角柱状
のカニ肉様練製品を製造するように構成したこと
を特徴とするカニ肉様練製品の製造方法とした。
(作用)
本発明のカニ肉様練製品の製造方法は、前記の
ように構成したので、長手方向に多数条に切込み
形成した帯状肉を積層させて複数層の帯状肉から
なる連続長繊維群を形成したのち、この連続長繊
維群を繊維方向と直交する方向に切断することに
より、多数の短繊維状肉が製品の長手方向と直交
する方向に集束されている略角柱状のカニ肉様練
製品を製造することができる。
ように構成したので、長手方向に多数条に切込み
形成した帯状肉を積層させて複数層の帯状肉から
なる連続長繊維群を形成したのち、この連続長繊
維群を繊維方向と直交する方向に切断することに
より、多数の短繊維状肉が製品の長手方向と直交
する方向に集束されている略角柱状のカニ肉様練
製品を製造することができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例であるカニ肉様練製
品の製造方法を示す説明図、第2図は同上の方法
で製造したカニ肉様練製品Aを示す斜視図、第3
図は同上のカニ肉様練製品Aを示す平面図であ
る。
品の製造方法を示す説明図、第2図は同上の方法
で製造したカニ肉様練製品Aを示す斜視図、第3
図は同上のカニ肉様練製品Aを示す平面図であ
る。
この製品Aは、魚肉すり身を原料とする多数の
短繊維状肉1…を集結束して略角柱状に成形した
もので、この場合、各短繊維状肉1,1は完全に
分断されたカマボコ肉片であり、又、その繊維方
向(矢印m方向)は、第3図に示すように、製品
Aの長手方向(矢印n方向)と直交する方向にな
つている。
短繊維状肉1…を集結束して略角柱状に成形した
もので、この場合、各短繊維状肉1,1は完全に
分断されたカマボコ肉片であり、又、その繊維方
向(矢印m方向)は、第3図に示すように、製品
Aの長手方向(矢印n方向)と直交する方向にな
つている。
次に、この製品Aの製造方法は、第1図に示す
ように、まず原料となる魚肉すり身を帯状に繰り
出しながらこれを加熱して俗に薄皮と称される帯
状肉2を複数枚(実施例では5枚)成形する。次
に、この各帯状肉2をそれぞれ長手方向に沿つて
麺線状に完全に分断したのち、これを積層して複
数層の帯状肉2からなる連続長手繊維群3を形成
する。次にこの連続長手繊維群3を繊維方向と直
交する方向に切断することで、連続長繊維群3の
幅員を製品の長さとし、切断幅を製品の幅とする
製品Aを製造するものである。
ように、まず原料となる魚肉すり身を帯状に繰り
出しながらこれを加熱して俗に薄皮と称される帯
状肉2を複数枚(実施例では5枚)成形する。次
に、この各帯状肉2をそれぞれ長手方向に沿つて
麺線状に完全に分断したのち、これを積層して複
数層の帯状肉2からなる連続長手繊維群3を形成
する。次にこの連続長手繊維群3を繊維方向と直
交する方向に切断することで、連続長繊維群3の
幅員を製品の長さとし、切断幅を製品の幅とする
製品Aを製造するものである。
以上、本発明の一実施例について説明したが、
本発明の具体的な構成は上記した実施例に限定さ
れるものではない。
本発明の具体的な構成は上記した実施例に限定さ
れるものではない。
例えば、実施例では、5枚の帯状肉を麺線状に
細断した後、これを積層させるようにしている
が、帯状肉の積層方法および、帯状肉の積層数は
任意である。
細断した後、これを積層させるようにしている
が、帯状肉の積層方法および、帯状肉の積層数は
任意である。
また、実施例では、連続長繊維群3の幅員を製
品の長さとし、切断幅を製品の幅とする製品Aと
しているが、第4図に示すように、連続長繊維群
3の幅員を製品の長さとし、切断幅を製品の厚さ
とする製品Bとしてもよく、又、製品A,Bはこ
れをさらにほぐしてサラダ風の商品にしてもよ
い。
品の長さとし、切断幅を製品の幅とする製品Aと
しているが、第4図に示すように、連続長繊維群
3の幅員を製品の長さとし、切断幅を製品の厚さ
とする製品Bとしてもよく、又、製品A,Bはこ
れをさらにほぐしてサラダ風の商品にしてもよ
い。
また、実施例では、帯状肉をそれぞれ長手方向
に沿つて麺線状に完全に分断しているが、帯状肉
をそれぞれ長手方向に沿つて帯状肉の一部分が残
る程度に多数切込み形成してもよく、この場合は
帯状肉を積層させるときの取扱いが容易になる
し、連続長繊維群の集束状態が安定する。
に沿つて麺線状に完全に分断しているが、帯状肉
をそれぞれ長手方向に沿つて帯状肉の一部分が残
る程度に多数切込み形成してもよく、この場合は
帯状肉を積層させるときの取扱いが容易になる
し、連続長繊維群の集束状態が安定する。
また、各短繊維状肉を完全に分断する場合にお
いて、製造工程中に各繊維肉がバラバラになるの
を防止するために、原料中に肉糊等の粘着剤を混
合させておくことは適宜に行なうことができるも
のである。
いて、製造工程中に各繊維肉がバラバラになるの
を防止するために、原料中に肉糊等の粘着剤を混
合させておくことは適宜に行なうことができるも
のである。
(発明の効果)
以上説明してきたように本発明のカニ肉様練製
品の製造方法にあつては、長手方向に多数条に切
込み形成した帯状肉を積層させて複数層の連続長
繊維群を形成したのち、この連続長繊維群を繊維
方向と直交する方向に切断するだけで、製造する
ことができるから、その加工技術に困難性がな
く、きわめて容易に加工することができるという
効果がある。又、本発明の製造方法によれば、従
来のカニ足棒肉状又は貝柱肉状の水産練製品とは
異なり、これを食した場合、噛み込んだ部分から
自然に裂断され、しかも口の中では各短繊維状肉
がほぐれていくという独自の食感を有するカニ肉
様練製品を製造することができるという効果もあ
る。
品の製造方法にあつては、長手方向に多数条に切
込み形成した帯状肉を積層させて複数層の連続長
繊維群を形成したのち、この連続長繊維群を繊維
方向と直交する方向に切断するだけで、製造する
ことができるから、その加工技術に困難性がな
く、きわめて容易に加工することができるという
効果がある。又、本発明の製造方法によれば、従
来のカニ足棒肉状又は貝柱肉状の水産練製品とは
異なり、これを食した場合、噛み込んだ部分から
自然に裂断され、しかも口の中では各短繊維状肉
がほぐれていくという独自の食感を有するカニ肉
様練製品を製造することができるという効果もあ
る。
第1図は本発明の一実施例であるカニ肉様練製
品の製造方法を示す説明図、第2図は同上の方法
で製造したカニ肉様練製品を示す斜視図、第3図
は同上のカニ肉様練製品を示す平面図である。第
4図は同上のカニ肉様練製品の他例を示す斜視図
である。 1:短繊維状肉、2:帯状肉、3:連続長繊維
群、A:製品、B:製品、m:繊維方向、n:長
手方向。
品の製造方法を示す説明図、第2図は同上の方法
で製造したカニ肉様練製品を示す斜視図、第3図
は同上のカニ肉様練製品を示す平面図である。第
4図は同上のカニ肉様練製品の他例を示す斜視図
である。 1:短繊維状肉、2:帯状肉、3:連続長繊維
群、A:製品、B:製品、m:繊維方向、n:長
手方向。
Claims (1)
- 1 長手方向に多数条に切込み形成した帯状肉を
積層させて複数層の帯状肉からなる連続長繊維群
を形成したのち、この連続長繊維群を繊維方向と
直交する方向に切断することにより、多数の短繊
維状肉が製品の長手方向と直交する方向に集束さ
れている略角柱状のカニ肉様練製品を製造するよ
うに構成したことを特徴とするカニ肉様練製品の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1113404A JPH0216953A (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | カニ肉様練製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1113404A JPH0216953A (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | カニ肉様練製品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0216953A JPH0216953A (ja) | 1990-01-19 |
JPH0479635B2 true JPH0479635B2 (ja) | 1992-12-16 |
Family
ID=14611434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1113404A Granted JPH0216953A (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | カニ肉様練製品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0216953A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52102462A (en) * | 1976-02-20 | 1977-08-27 | Fushimi Kamaboko Kk | Paste of marine product like boiled fish paste having taste of eyes of scallop wherein fibrous meat oriented in same direction |
JPS5871873A (ja) * | 1981-10-23 | 1983-04-28 | Shinji Kurihara | 貝柱風練製品の製造法 |
-
1989
- 1989-05-02 JP JP1113404A patent/JPH0216953A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52102462A (en) * | 1976-02-20 | 1977-08-27 | Fushimi Kamaboko Kk | Paste of marine product like boiled fish paste having taste of eyes of scallop wherein fibrous meat oriented in same direction |
JPS5871873A (ja) * | 1981-10-23 | 1983-04-28 | Shinji Kurihara | 貝柱風練製品の製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0216953A (ja) | 1990-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4751096A (en) | Fish product resembling crab meat | |
JPH0479635B2 (ja) | ||
JPS6427451A (en) | Crab nail meat-like product and production thereof | |
JPS6114787B2 (ja) | ||
JPS6322868Y2 (ja) | ||
JPS6114786B2 (ja) | ||
JP2750774B2 (ja) | かに脚様魚肉練製品およびその製造方法 | |
JPS6114785B2 (ja) | ||
JPS6114784B2 (ja) | ||
JPS6322869Y2 (ja) | ||
JP2688989B2 (ja) | かに脚様魚肉練製品の製造方法 | |
JPS6235349Y2 (ja) | ||
JPS5941977Y2 (ja) | カニ脚肉繊維状練製品 | |
JPS60130326A (ja) | めん線の切出し分離方法 | |
JPH0228718Y2 (ja) | ||
JPH0267Y2 (ja) | ||
JPS6428B2 (ja) | ||
JPS5941976Y2 (ja) | カニ脚肉繊維状練製品 | |
JPS5941975Y2 (ja) | カニ脚肉繊維状練製品 | |
JPH02128673A (ja) | 練製品の製造方法 | |
JPH0445150B2 (ja) | ||
JPH0422547B2 (ja) | ||
JPH0349666A (ja) | かに脚様魚肉練製品の製造方法 | |
KR910006932B1 (ko) | 게살형 어육 연제품의 제조방법 | |
JPS61187771A (ja) | かにつめ肉風食品の製造方法 |