JPS6114785B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6114785B2
JPS6114785B2 JP58118752A JP11875283A JPS6114785B2 JP S6114785 B2 JPS6114785 B2 JP S6114785B2 JP 58118752 A JP58118752 A JP 58118752A JP 11875283 A JP11875283 A JP 11875283A JP S6114785 B2 JPS6114785 B2 JP S6114785B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meat
product
short
continuous
longitudinal direction
Prior art date
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Expired
Application number
JP58118752A
Other languages
English (en)
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JPS609470A (ja
Inventor
Minoru Nada
Masaaki Nakanishi
Tetsuo Takiguchi
Seiji Tsushima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamasa Kamaboko KK
Original Assignee
Yamasa Kamaboko KK
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Publication date
Application filed by Yamasa Kamaboko KK filed Critical Yamasa Kamaboko KK
Priority to JP58118752A priority Critical patent/JPS609470A/ja
Publication of JPS609470A publication Critical patent/JPS609470A/ja
Publication of JPS6114785B2 publication Critical patent/JPS6114785B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカニ肉に近似した食感を持つカニ肉様
練製品の製造方法に関する。
従来、この種のカニ肉様練製品は数多くの種類
のをのが市販され、またその製造方法についても
種々提案されている。このうちの1つに、短繊維
状に形成した多数のカマボコ肉が製品の長手方向
に対して傾斜するように集束されたものがある。
これはカマボコ肉を短繊維状にさせ、かつ集束方
向を製品の長手方向に対して傾斜させることによ
つてカニ肉、特にカニの爪肉に似た食感を得るこ
とができる点で注目されるのであるが、その製造
方法は、第6図に示すように、複数枚の帯状肉2
0にそれぞれ長手方向と傾斜する方向に多数の切
込み線21,21………を入れたのち、これを積
層し、次にこれを帯状肉20の長手方向と直交す
る方向に切断することで製品Cとして成形する方
法であつた。しかしながらこの従来の方法では、
帯状肉20に斜方向の切込み線21を入れるとい
う技術が極めて困難であるため具体性に乏しく、
また帯状肉に斜方向の切込み線21を入れるため
最初の段階で短繊維状肉22が形成されてしま
い、これでは後の積層工程で短繊維状肉がバラバ
ラになるなど、その取扱いの面でも問題があつ
た。
本発明はかかる従来の問題点を解消せんとなさ
れたもので、その目的とするところは、短繊維状
肉が製品の長手方向に対して傾斜する方向に集束
されているカニ肉様練製品が容易に製造できるよ
うにした製造方法を提供することにある。
即ち、この目的を達成するための第1発明であ
る製造方法は、順次繰り出される1枚の帯状肉を
長手方向に多数条に切込み形成したのち、これを
複数枚の長繊維束帯に分割し、次にこの分割した
各長繊維束帯を積層して連続長繊維群を形成し、
次にこの連続長繊維群を繊維方向に対して傾斜す
る方向に切断することにより、多数の短繊維状肉
が製品の長手方向に対して傾斜する方向に集束さ
れているカニ肉様練製品を製造するように構成し
たことを特徴とするカニ肉様練製品の製造方法で
ある。
又、第2発明である製造方法は、順次繰り出さ
れる1枚の帯状肉を長手方向に沿つて多数条に切
込み形成したのち、これを複数枚の長繊維束帯に
分割し、次にこの分割した各長繊維束帯を積層し
て連続長繊維群を形成し、次にこの連続長繊維群
を繊維方向に対して傾斜する方向に切断すること
で、多数の短繊維状肉を切断方向に対して傾斜す
る方向に集束させた短繊維集束ブロツクを形成
し、次にこの短繊維集束ブロツクを切断面が側面
になる状態に一連に連接して連続ブロツクを形成
し、次にこの連続ブロツクを所定の長さに切断す
ることにより、多数の短繊維状肉が製品の長手方
向に対して傾斜する方向に集束されているカニ肉
様練製品を製造するように構成したことを特徴と
するカニ肉様練製品の製造方法である。
以下、本発明の実施例を図面に示して説明す
る。第1図および第2図は第1発明の製造方法に
よつて製造されたカニ肉状カマボコ製品A(以下
製品Aという)を示し、又、第3図および第4図
は第2発明の製造方法によつて製造されたカニ肉
状カマボコ製品B(以下製品Bという)を示して
いる。この製品A,Bは共にカニ風の調味を施こ
した魚肉摺身を原料とする多数の短繊維状肉1,
1………を集合結束して略角柱状に成形したもの
で、この場合、各短繊維状肉1,1………は完全
に分断されたカマボコ肉片であり、また集束方向
は、第2図および第4図に示すように製品A,B
の長手方向(矢印m方向)に対して45度の傾斜方
向(矢印n方向)となつている。
次に、第5図は本発明の製造方法の一例を示す
工程説明図である。
この製造方法は、まず原料供給装置から原料と
なる魚肉摺身を帯状に繰り出しながらこれを加熱
して俗に薄皮と称される広幅状の帯状肉10を1
枚成形する。次にこの各帯状肉10を適宜の細断
手段によつて長手方向に多数条に完全に分断する
ことで帯状肉10を麺線状に細断し、かつこれを
複数枚の長繊維束帯11,11………(実施例で
は5枚)に分割したのち、この各長繊維束帯11
を積層して連続長繊維群12を形成する。次に、
この連続長繊維群12を切断カツタ等により長手
方向(繊維方向)に対して45度の傾斜角度で切断
することにより、多数の短繊維状肉1を長手方向
に対して45度傾斜方向に集束させた短繊維集束ブ
ロツクaを形成するものである。そして、この短
繊維集束ブロツクaを製造するまでの工程が第1
発明の製造方法であり、従つて、この第1発明の
製造方法では、短繊維集束ブロツクaが製造Aと
なるものである。
次に、第2発明の製造方法は、上記第1発明の
製造方法に引き続いてなされるもので、上記した
短繊維集束ブロツクa,a………をその切断面が
側面になる状態に一連に並び替えてこの短繊維集
束ブロツクaを長手方向に一連に連接させた連続
ブロツク13を形成させ、次にこの連続ブロツク
13を所定の長さに切断することで製品Bを形成
するようにした製造工程になつている。
以上、本発明の一実施例について説明したが、
本発明の具体的な構成は上記した実施例に限定さ
れるものではない。
例えば、実施例では麺線状に細断した広幅の帯
状肉10を5枚の長繊維束帯11,11………に
分割させているが、この長繊維束帯は帯状肉から
4枚以上の複数枚に分割されて、これを積層する
ようにしたものであれば充分目的とする食感を得
ることができる。
更に、実施例では連続長繊維群12の繊維方向
に対して45度の傾斜角度で短繊維集束ブロツクa
を切断するようにしているが、この切断角度は45
度に限ることなく、要は繊維方向に対して傾斜す
る方向に切断するものであればよい。
又、第1発明の製造方法において、連続長繊維
群12にカニ肉様の着色およびフイルム包装を施
こし、この後、斜方向に切断すれば着色およびフ
イルム包装を済ませた製品を得ることができる
し、同様に第2発明の製造方法において、連続ブ
ロツクに着色および包装を施こし、この後切断す
れば着色およびフイルム包装を済ませた製品を得
ることができるものである。
尚、本発明の製造方法はカニ肉様の製品、即ち
繊維肉構造の製品を製造対象とするものである
が、その原料および調味方法は任意であり、例え
ば原料に畜肉を用いてカニ肉状ソーセージやハム
を製造することも可能であるし、その他の添加
物、例えば連続長繊維群の各長繊維肉の結着が不
充分な場合等には摺身練製物や糊等の結着剤を加
えて集束状態を安定させるなどは適宜に行なうこ
とになる。
又、実施例では帯状肉の長手方向の切込み形成
が、帯状肉を完全に分断して麺線状に細断したも
のとなつているが、長繊維束帯11,11の分割
線のみ完全に切断して、他の部分は帯状肉の一部
分が残る程度に切込み形成してもよく、この場合
には長繊維束帯を分割させるとき、およびこれを
積層させるときの取扱いが容易になるし、連続長
繊維束群の集束状態が安定する。
従つて、本発明の製造方法によれば、帯状肉を
直接に短繊維状に切込み形成するのではなく、帯
状肉を連続長繊維群に形成したのち、これを切断
して短繊維状肉に形成する順序となるため、繊維
が製造工程の途中でバラバラに乱れるといつたこ
とはなく、また、帯状肉に対しては長手方向に沿
つて切込み形成するという加工を施こせばよいこ
とから、その加工技術に困難性はなく、極めて容
易に加工することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の製造方法によつて製造され
たカニ肉様カマボコ製品の斜視図、第2図は第1
図のE−E断面図、第3図は第2発明の製造方法
によつて製造されたカニ肉様カマボコ製品の斜視
図、第4図は第3図F−F断面図、第5図は製造
方法の一例を示す工程説明図、第6図は従来の製
造方法を示す工程説明図である。 A,B:カニ肉状カマボコ製品(カニ肉状練製
品)、1:短繊維状肉、10:帯状肉、11:長
繊維束帯、12:連続長繊維束群、13:連続ブ
ロツク、a:短繊維集束ブロツク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 順次繰り出される1枚の帯状肉を長手方向に
    多数条に切込み形成したのち、これを複数枚の長
    繊維束帯に分割し、次にこの分割した各長繊維束
    帯を積層して連続長繊維群を形成し、次にこの連
    続長繊維群を繊維方向に対して傾斜する方向に切
    断することにより、多数の短繊維状肉が製品の長
    手方向に対して傾斜する方向に集束されているカ
    ニ肉様練製品を製造するように構成したことを特
    徴とするカニ肉様練製品の製造方法。 2 順次繰り出される1枚の帯状肉を長手方向に
    沿つて多数条に切込み形成したのち、これを複数
    枚の長繊維束帯に分割し、次にこの分割した長繊
    維束帯を積層して連続長繊維群を形成し、次にこ
    の連続長繊維群を繊維方向に対して傾斜する方向
    に切断することで、多数の短繊維状肉を切断方向
    に対して傾斜する方向に集束させた短繊維集束ブ
    ロツクを形成し、次にこの短繊維集束ブロツクを
    切断面が側面になる状態に一連に連接して連続ブ
    ロツクを形成し、次にこの連続ブロツクを所定の
    長さに切断することにより、多数の短繊維状肉が
    製品の長手方向に対して傾斜する方向に集束され
    ているカニ肉様練製品を製造するように構成した
    ことを特徴とするカニ肉様練製品の製造方法。
JP58118752A 1983-06-28 1983-06-28 カニ肉様練製品の製造方法 Granted JPS609470A (ja)

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JP58118752A JPS609470A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 カニ肉様練製品の製造方法

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JP58118752A JPS609470A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 カニ肉様練製品の製造方法

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JPS609470A JPS609470A (ja) 1985-01-18
JPS6114785B2 true JPS6114785B2 (ja) 1986-04-21

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ID=14744174

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JP58118752A Granted JPS609470A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 カニ肉様練製品の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02135074A (ja) * 1988-11-15 1990-05-23 Fushimi Kamaboko Kk かに爪肉状魚肉練製品の製造方法及びその製造装置

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Publication number Publication date
JPS609470A (ja) 1985-01-18

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