JPH0479411A - パワーオンリセット回路 - Google Patents

パワーオンリセット回路

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JPH0479411A
JPH0479411A JP2191012A JP19101290A JPH0479411A JP H0479411 A JPH0479411 A JP H0479411A JP 2191012 A JP2191012 A JP 2191012A JP 19101290 A JP19101290 A JP 19101290A JP H0479411 A JPH0479411 A JP H0479411A
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豊 植田
Nobuaki Miyagawa
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    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/22Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied
    • H03K17/223Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied in field-effect transistor switches

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ディジタル回路等に印加する電源電圧の変化
を監視する、パワーオンリセット回路に関するものであ
る。
【従来の技術】
ディジタル回路等を構成しているトランジスタ等の素子
は、電源電圧が成る値以下であると誤動作する。そのた
め、誤った情報が記憶されたり、記憶されていた情報が
失われたり、あるいは他の回路に対して誤った信号を発
したりすることがある。 そのような事態に至るのを防ぐため、パワーオンリセッ
ト回路によって電源電圧を監視し、電圧値が成る値以上
になってからディジタル回路の動作を開始させたり、逆
に、以下になると直ちに動作を終了させて情報を安全に
退避させる等の処置が取られる。 第7図に、従来のパワーオンリセット回路を示す。第7
図において、1は抵抗、2はコンデンサ、3はインパー
ク、4は接続点、5は出力端子、13は電源電圧端子、
14は基板、vlllDは電源電圧VSSは基板電圧で
ある。説明の便宜のため、VSS−〇と仮定する。 接続点4は、抵抗1とコンデンサ2とを結ぶ線と、イン
バータ3の入力につながる線との接続点である。抵抗1
とコンデンサ2とは時定数回路を構成している。 第8図は、第7図の回路の動作を説明する図である。横
軸に時間T、縦軸に電圧■をとって、電源電圧■。、接
続点4の電圧である電圧■4.インバータ3の出力電圧
である電圧v、゛の変化を示している。VIVはインバ
ータ3の入力の闇値であり、これを境にして出力が反転
する。 電源電圧VDDが投入されると、電圧■4は、抵抗1と
コンデンサ2によって定まる時定数に従って上昇する。 電圧v4が閾値VIVに達する時刻t1までは、インバ
ータ出力電圧■5はハイ(high)である。閾値V+
Vに達すると、反転してロー(Io會)になる。 従って、インバータ3の出力がハイからローになると、
電源電圧は所望の値まで上昇したことを示している。こ
れ以後は、ディジタル回路を動作させても誤動作のおそ
れはない。 なお、パワーオンリセット回路に関する文献としては、
例えば、特開昭56−68027号公報がある。
【発明が解決しようとする課H】
(問題点) しかしながら、前記した従来のパワーオンリセット回路
には、次のような問題点があった。 第1の問題点は、時定数回路を構成するために、大なる
スペースを必要とするという点である。 第2の問題点は、電源電圧が変化してから検出できるま
でに、比較的長い時間を要すると共に、電源に瞬断(短
時間遮断されること)が生じた場合、それを検出するこ
とが出来ないという点である。 第3の問題点は、時定数回路を利用しているため、それ
を構成する抵抗およびコンデンサのバラツキの影響を受
け、最適の時定数特性を得ることが難しいという点であ
る。 (問題点の説明) 第3の問題点については、格別の説明は必要としないと
思われるので4.第1.第2の問題点について説明する
。 まず、第1の問題点について説明する。 パワーオンリセット回路の出力により動作の開始が指令
されるディジタル回路は、集積回路とされていることが
多い。従って、パワーオンリセット回路も半導体基板上
に集積回路として形成することが望ましいが、抵抗やコ
ンデンサを形成するのには、トランジスタを形成するの
に比し広い面積を必要とする。 次に、第2の問題点について説明する。 電圧v4は1.コンデンサ2の充電によって変化するの
で、インバータ3の閾値まで到達するのには、比較的長
い時間を要する。そのため、瞬断の場合に検出できない
こともある。 例えば、第8図において、時刻t2で電圧が遮断され、
2時刻す、3で復帰するという瞬断が生じたとする。電
圧V4は、時刻t2より時定数に従って低下し始める。 しかし、インバータ3の閾値■1vまで低下しないうち
に電源が復帰して来るから、再び時定数に従って上界し
てしまう。従って、インバータ3の出力は変化しない。 このような場合、瞬断による電源電圧の変化を検出する
ことが出来ない。 本発明は、以上のような問題点を解決することを課題と
するものである。
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明のパワーオンリセット
回路では、電圧降下が略一定値以上には上昇しない定電
圧回路素子と、該定電圧回路素子によソース電圧が与え
られ、監視すべき電源電圧によりゲート電圧が与えられ
るトランジスタと、該トランジスタのドレインに接続さ
れ電源電圧から電流を供給する電流路形成素子と、該電
流路形成素子と前記トランジスタとめ接続点に入力端子
が接続されたインバータとを具えることとした。 そのよ・うなパワーオンリセラI・回路を具体的に構成
するに際しては、インバータと、ソースが基板に接続さ
れゲートとドレインが一括接続された第1のNチャンネ
ルエンハンスメント型1−ランジスタと、ソースが該第
1のNチャンネルエンハンスメント型トランジスタのド
レインに接続され、ゲートが監視すべき電源電圧の端子
に接続され、ドレインが前記インバータの入力端子に接
続された第2のNチャンネルエンハンスメント型トラン
ジスタと、ドレインが前記インハークの入力端子に接続
され、ソースが前記端子に接続され、ゲートが基板に接
続されたPチャンネルエンハンスメント型トランジスタ
とを具えるものとすることが出来る。 また、インバータと、ソースが基板に接続されゲートと
ドレインが一括接続された第1のNチャン27レエンハ
ンスメご/ト型トランジスタと、ソースが該第1のNチ
ャンネルエンハンスメント型トランジスタのドレインに
接続され、ゲートが監視すべき電源電圧の端子に接続さ
れ、ドレインが前記インバータの入力端子に接続された
第2のNチャンネルエンハンスメント型トランジスタと
、ドレインが前記端子に接続され、ゲートおよびソース
が前記イ〉′ハークの入力端子に接続されたNチャンネ
ルディプレッション型トランジスタとを具えるものとす
ることも出来る。
【作  用】
監視すべき電源電圧によりゲート電圧が与えられるトラ
ンジスタは、電源より電流路形成素子を経て電流が供給
される。 上記トランジスタが導通を始めたばかりの時には、前記
定電圧回路素子は、電源電圧の上昇に応じて上昇する電
圧を前記トランジスタのソースに与える。そのため、前
記トランジスタのゲート電圧が電源電圧によって上昇さ
れても、ソース電圧もそれを追いかけて上昇するので、
導通度は殆ど変化しない。 電源電圧の上昇が続き、前記定電圧回路素子の電圧が定
電圧に達すると、ソース電圧の上昇は止まる。それ以後
における電源電圧の上昇はゲートソース間電圧を増大さ
せるから、前記l・ランジスタの導通度は増す。 その結果、前記トランジスタのドレイン電圧(つまりイ
ンバータの人力)は低下し、インバータの閾値を横切る
。これにより、電源電圧の所定値以上の上昇を検出する
ことが出来る。 電源電圧が下降丈る時の作用は、上記の作用を通番こ辿
って行ったものとなる。
【実 施 例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。 (第1の実施例] 第1図に、本発明の第1の実施例にかかわるパワーオン
リセット回路を示す。 (構  成) 第1図において、第7図と同じ符号のものは、第7図の
ものに対応している。そして、6はPチャンネルエンハ
ンスメント型のトランジスタ、78はNチャンネルエン
ハンスメント型のトランジスタ(第1図中、6,7.8
の後の括弧内に記したrpg= 、  rNEJの、r
pJは「PチャンネルJ、’NJは「NチャンネルJ、
  「EJは「エンハンスメント型」を意味しているL
 9.10゜11は浮遊容量、12は接続点、13は電
源電圧端子、14は基板である。説明の便宜上、各トラ
ンジスタの閾値VTHは等しいとする。 トランジスタ6のソースSは電源電圧端子13に接続し
、ドレインDはトランジスタ7のドレインDに接続する
。トランジスタ6のゲートGは、基板14に接続する。 トランジスタ7のゲートGは電源電圧端子13に接続し
、ソースSはトランジスタ8のドレインDに接続する。 トランジスタ8のゲートGはドレインDに接続して、ダ
イオード接続とする。ソースSは基板14に接続する。 そして、トランジスタ6のドレインとトランジスタ70
ドレインとの接続点4を、インバータ3の入力に接続す
る。 出力端子5から取り出される信号により、電源電圧VD
DO値の状態が検出される。 (動  作) 第2図〜第5図を参照しつつ、第1図の回路の動作を説
明する。 第2図は、電源電圧の変化を示す図である。電源が投入
されてから遮断されるまでを示している。 ■、■の部分は、それぞれ立ち上がり部、立ち下がり部
であり、第3図、第4図にそれらの拡大図を示す。 第3図は、電源電圧の立ち上がり時における第1図の回
路の動作を説明する図である。説明の便宜のため、時間
軸(横軸)方向に大きく拡大して描いである。 以下、電源電圧VDDの上昇に従って、動作を説明する
。 (1)トランジスタ6.7のゲート・ソース間電圧が、
閾値■T、l(前述したように、両者は等しく作っであ
ると仮定している)に達するまでの期間(第3図の0点
よりT1点まで)。 この期間には、次のような理由により、各トランジスタ
は導通しない。 トランジスタ6では、ソースSとゲート0間に電源電圧
VDDが印加されているから、ゲート・ソース間電圧は
■。ゎである。 トランジスタ7では、そのソースSが接続されている接
続点12の電圧は、当初は基板電圧■、。 (ゼロ)であり、ゲートGには電源電圧VDDが印加さ
れているから、ゲート・ソース間電圧はやはり■。であ
る。 これらのゲート・ソース間電圧は、いずれも未だ閾値■
T□に達しないから、両トランジスタは導通しない。 トランジスタ8は、そのゲートGが接続点12に接続さ
れているから、トランジスタ7が導通して接続点12の
電圧が上昇しないことには、導通しない。 接続点4には、電源電圧端子13と接続点4間に存在す
る浮遊容量9を通じて電圧が伝えられる。 そのため、電圧■4は、電源電圧VD11と共に上昇す
る。 (2)トランジスタ6.7のゲート・ソース間電圧が閾
値■T□に達してから、トランジスタ8のゲート・ソー
ス間電圧が閾値VTHに達する直前までの期間(第3図
のT1点よりT2点まで)。 トランジスタ6.7のゲート・ソース間電圧が閾値V7
Hに達すると、これらのトランジスタは導通を開始する
。すると、それらを通じて電流が流れ、浮遊容M11が
充電される。その充電により、接続点12の電圧■1□
は上昇する。第3図のL2の曲線の内、0点よりd点ま
での部分がそれを示している。 接続点12の電圧V12の上昇は、次の2つのことをも
たらす。 (i)  第1は、トランジスタ7に対して、基板電圧
効果(Boddy  Effect、−ソース電圧vs
が基板電圧VSSに対して上昇すると、トランジスタを
導通させるのに必要とされるゲート電圧V、も上昇する
現象)を生ぜしめるとい・うことである。 なぜなら、電圧V12が基板電圧VSSに対して上昇す
るとい・うごとは、接続点12はトランジスタ7のソー
スSに接続されているから、ソース電圧■、を基板電圧
VSSに対して上昇させるとい・うことにほかならない
からである。 もし、ソース電圧Vsが固定した値であれば、基板電圧
効果が生じないから、ゲート電圧V、が電源電圧VDD
の」−昇によって上昇されると、ゲ−1−・ソース間電
圧■Gsは増大して闇値を超え去り、トランジスタ7の
導通度は増大する。 しかし、導通し始めて電流が流れるや、ソース電圧V、
が上昇すると、基板電圧効果のため、ゲート電圧■、が
もっと上昇しないと同じ導通度が保てない。逆に言うな
らば、ゲート電圧■6を−1−昇させても、それを追い
かけるようにしてソース電圧VSが上昇してきたのでは
、ゲート・ソース間電圧VGSは増大せず、導通度は良
くならない。 時刻T1〜′r′2では2トランジスク7はまさにその
ような状態で動作している。 つまり、電源電圧vDDが上昇すると、トランジスタ7
のソース電圧■、とゲート電圧V6は、両者の差電圧を
略一定(導通を開始した時の値)に保ったままで、上昇
される。第3図中のfは、上記の略一定値の差電圧を示
している。 (ii)  接続点12の電圧■1.の上昇がもたらず
第2のことは、トランジスタ8を導通に近づけるという
ことである。 第5図に、この例で使用しているような電界効果型トラ
ンジスタの電圧電流特性を示す。横軸はゲート・ソース
間電圧■66.縦軸はドレイン電流1、である。特性を
マクロ的に見ると、VO3が成る値になった時に、ID
が急激に大になると考えてよい。しかし、ミクロ的に見
ると、VGSがAの値位から少しずつ流れ始め、Bの値
位まではゆっくりと増大する。そして、VCSがそれ以
上に増大すると、■、は急激に増大する。 ダイオード接続されたトランジスタ8も第5図の特性に
従うが、接続点12の電圧■1□がゲート・ソース間電
圧VGffiである。それゆえ、電圧V12が上昇する
と、トランジスタ8は導通に近づく。 (3)トランジスタ8が導通し始めてから後の期間(第
3図で、時刻T2以後) 電圧V12が上昇して第5図のAの値を超えることによ
り、I・ランジスタ8に電流が流れ始めるとい・うこと
は、第1図の浮遊容量11に対して並列のバイパス路が
出来るごとに相当する。すると、浮遊容量11の充電に
よる電圧V1□の」二昇は鈍る。 第3図にお、いて、v+gの上昇がdの付近で鈍ってい
るのは、この時の状態を示している。 電圧V12は、やがてトランジスタ8の閾値(第5図で
、Bより僅かに大きい値)までは上昇するが、それ以上
には上昇できず、はぼその闇値に固定される。第3図中
のeの部分は、そのようになったVI2を示している。 eの部分が横軸に完全に平行ではなく、僅かに上がり気
味になっているのは、第5図の特性曲線がBより右方に
僅かに傾いていることに対応している。 接続点12の電圧V1□は即ちI・ランジスタフのソー
ス電圧であるから、その上昇が錬りやがて固定されるこ
とにより、トランジスタ7における基板電圧効果も消失
する。 なお、トランジスタ7が上記のような動作をするのは、
電源電圧VDDが上昇して最終的な電圧値に到達する前
になるよう、各I〜ランジスタの特性を選定する。 ソース電圧が固定された後、電源電圧VDDが更に上昇
してゆくと、トランジスタ7のゲート・ソース間電圧は
増大し、トランジスタ7の導通度は急激に良くなる。そ
のため、接続点4の電圧V4も急激に低下する。第3図
中のbは、v4が低下し始める部分を示している。 もし、トランジスタ7の導通度が充分に良好となった時
のドレイン・ソース間の抵抗成分を、トランジスタ6の
それに比し充分に小となるよう設計しておけば、電圧v
4は電圧■1□に略一致する(eの部分)。 このように、インバータ3の入力として使用する接続点
4の電圧V4は、電源電圧■、が上昇してゆくと、最初
は電源電圧VDDと共に上昇するが、途中でトランジス
タ8の闇値まで低下するという変化をする。 そこで、第3図に示すように、電圧■4の最も上昇した
時の値(第3図のbの付近の電圧値)がインバータ3の
閾値Vlllより大になるようにし、その後低下した値
(eの付近の電圧値)が閾値■+vより小になるように
する。 すると、電圧■4が閾値V+Vより低下した時、インバ
ータ3の出力電圧V、はローからハイに転する。第3図
の時刻T3は、この時を示している。 このようにして、電源電圧vDDが所定値以上に」二昇
したことを検出することができる。 (4)電源電圧VDDが遮断された場合第2図の■の場
合であり、電源電圧は立ぢ下がる。第4図に、電源電圧
の立ち下がり時における第1図の回路の動作を説明する
図を示す。第3図と同じ符号のものは第3図と同じもの
を指し2、ダッシュ「゛」が付された符号は、第3図に
おいてダッシュが付されていない同じ符号のものに対応
する。 この場合の動作は、立ち上がり時の場合の動作の逆を辿
ることになるので、概要を述べるに留める。 電源電圧vIlDが定常値より低下してくると、先ずト
ランジスタ7の導通度が悪くなり、電圧■。 が上昇する。この時、電圧■4は閾値V+Vを横切り、
インバータ3の出力電圧をハイからローへ反転させる。 これにより、電源電圧■。Dが低下したことが検出され
る。 電源電圧vanが更に低下すると、電圧■1□も低下し
てトランジスタ8が導通しなくなる。電源電圧VDDが
閾値VTHより下がると、トランジスタ67もオフとな
る。 〔第2の実施例] 第6図に、本発明の第2の実施例にかかわるパワーオン
リセット回路を示す。 第1図の回路と異なる第1の点は、Pチャンネルエンハ
ンスメント型のトランジスタ6に換えて、Nチャンネル
ディプレッション型のトランジスタ6′ (括弧内に記
したrNDJの「D」は、「デイプレッション型Jを意
味する)を用いた点である。第2の点は、そのNチャン
ネルトランジスタ6′のゲートGを、接続点4に接続し
た点である。 動作は、第1の実施例と略同様であるので、詳細な説明
は省略する。 なお、第3図2第4図によれば、電源電圧の変化を検出
するまでに相当長時間かかるように見えるが、それは、
これらの図の時間軸が大幅に拡大して描いであるからで
ある。実際は、第2図に示されるような立ち上がり、立
ち下がりの極めて短い時間内に行われるわけであり、第
8図と対比することにより、従来に比べ如何に短時間で
行われるかが理解されよう。
【発明の効果】
以上述べた如き本発明のパワーオンリセット回路によれ
ば、次のような効果を奏する。 ■ 抵抗やコンデンサを使用せず、すべてトランジスタ
で構成できるので、集積化する場合、所要面積が少なく
て済む。 ■ 従来のものは、時定数回路を利用しているので、ど
うしてもある程度の時間の経過を必要とし、検出までに
時間かかかっていた。しかし、本発明では検出に時定数
回路を利用していないので、電圧が変化してから検出す
るまでの時間は極めて短く、電源に瞬断があっても容易
に検出することが出来る。 ■ 抵抗やコンデンサを使用していないので、それらの
ハラツ;1;に悩まされることがなくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明の第1の実施例にかかわるパワーオ
ンリセット回路 第2図・・・電源電圧の変化を示す口 筒3図・・・電源電圧の立ち上がり時における第1図の
回路の動作を説明する図 第4図・・・電源電圧の立し下がり時における第1図の
回路の動作を説明する図 第5図・・・電界効果型トランジスタの電圧電流特性第
6図・・・本発明の第2の実施例にかかわるパワーオン
リセット回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電圧降下が略一定値以上には上昇しない定電圧回
    路素子と、 該定電圧回路素子によソース電圧が与えられ、監視すべ
    き電源電圧によりゲート電圧が与えられるトランジスタ
    と、 該トランジスタのドレインに接続され電源電圧から電流
    を供給する電流路形成素子と、 該電流路形成素子と前記トランジスタとの接続点に入力
    端子が接続されたインバータと、を具えたことを特徴と
    するパワーオンリセット回路。
  2. (2)インバータと、 ソースが基板に接続されゲートとドレインが一括接続さ
    れた第1のNチャンネルエンハンスメント型トランジス
    タと、 ソースが該第1のNチャンネルエンハンスメント型トラ
    ンジスタのドレインに接続され、ゲートか監視すべき電
    源電圧の端子に接続され、ドレインが前記インバータの
    入力端子に接続された第2のNチャンネルエンハンスメ
    ント型トランジスタと、 ドレインが前記インバータの入力端子に接続され、ソー
    スが前記端子に接続され、ゲートが基板に接続されたP
    チャンネルエンハンスメント型トランジスタと、 を具えたことを特徴とするパワーオンリセット回路。
  3. (3)インバータと、 ソースが基板に接続されゲートとドレインが一括接続さ
    れた第1のNチャンネルエンハンスメント型トランジス
    タと、 ソースが該第1のNチャンネルエンハンスメント型トラ
    ンジスタのドレインに接続され、ゲートが監視すべき電
    源電圧の端子に接続され、ドレインが前記インバータの
    入力端子に接続された第2のNチャンネルエンハンスメ
    ント型トランジスタと、 ドレインが前記端子に接続され、ゲートおよびソースが
    前記インバータの入力端子に接続されたNチャンネルデ
    ィプレッション型トランジスタとを具えたことを特徴と
    するパワーオンリセット回路。
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