JPH0478847A - 写真用支持体の下引塗布方法 - Google Patents

写真用支持体の下引塗布方法

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Publication number
JPH0478847A
JPH0478847A JP19275090A JP19275090A JPH0478847A JP H0478847 A JPH0478847 A JP H0478847A JP 19275090 A JP19275090 A JP 19275090A JP 19275090 A JP19275090 A JP 19275090A JP H0478847 A JPH0478847 A JP H0478847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
coating liquid
coater
liquid
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19275090A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Shimizu
和之 清水
Koji Fukazawa
孝二 深沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH0478847A publication Critical patent/JPH0478847A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真感光材料用支持体に対する下引液の塗布方
法に関し、詳しくは溶剤を使用する塗布液の塗布方法に
関する。
〔発明の背景〕
写真感光材料の支持体としては各種のものが使用されて
いるが、主として用いられているのはポリエチレンテレ
フタレート及びトリアセチルセローズによるフィルムベ
ースである。
これら支持体には、感光性乳剤層あるいはバッキング層
等の主としてゼラチンをバインダーとする親水性コロイ
ド層との接着性を高めるために、通常下引液と称する塗
布層があらかじめ塗布される。
これら下引液も各種の組成のものがあるが、特にトリア
セチルセローズフィルムベース用には溶剤を含有する組
成のものが多く使用される。
このような下引層は一般に非常に薄膜であり、かつ溶剤
の蒸発もあるため均一に塗布することが難しい。しかも
近時、生産性の向上に対する要請が強く、そのため塗布
速度の向上が望まれ一層難しくなってきている。
従来このような溶剤系下引液の塗布に当たっては一般的
にダブルロールコータ−と呼ばれる塗布方法が用いられ
て来た。
第3図はこのようなダブルロールコータ−の1例を示す
断面図である。
同図において塗布液りはピックアップロール32により
1次膜33として持ち上げられ、バックロ−ル31に抱
かれて走行する支持体B上に塗布され塗布膜すなわち2
次膜34となる。
このような塗布方法においては、塗布量は支持体の走行
速度、ピックアップロールの回転速度、ピックアップロ
ールとバックロールとの間隙、塗布液の粘度等の物性、
温度等により規定される。
この方法は、速度上昇をはかる場合の塗布量すなわち膜
厚の制御が難しく、特に1次膜の塗布膜れが2次膜に影
響し易く、筋故障の発生等により、安定に塗布速度の上
昇をはかるのが困難であった。
さらに本発明における写真感光材料用下引層のように溶
剤を含有する塗布液の場合は塗布液の蒸発による液物性
、液濃度の変化、あるいは析出等の問題もあり、安定な
均一塗布はさらに困難であっt二。
〔発明の目的〕
上記のような問題に対して本発明の目的は、安定に塗布
速度の向上ができ、塗布故障の発生のない写真感光材料
用支持体の下引塗布方法を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、写真感光材料用支持体に下引液を
塗布するにあたり、押出ノズルにより支持体の幅方向に
沿うスリットから所定量の塗布液を押し出し、かつ支持
体と上記ノズル先端との間に形成されるビードを下方に
減圧することにより塗布することを特徴とする写真用支
持体の下引塗布方法により達成される。
以下本発明について具体的に説明する。
第1図は本発明による塗布方法の1例を示す断面図であ
る。
同図において、塗布液りは、塗布液槽7より送液ポンプ
8よりフィルター9を通して塗布機lに送られる。この
塗布機には、減圧装置ioを設置することにより塗布機
先端とウェブとの間にリボン状に形成されるビードを減
圧により下方に引っ張ることにより、ビードの安定性、
塗布安定性を高めている。
塗布機1により支持体上の塗布された下引液はメタ−リ
ング装置4により所望の膜厚に調整される。メタリング
ロール上の塗布液は掻き取り装置6により掻き取られる
第2図は塗布機の詳細断面図の1例であるが、支持体B
の幅方向に沿う1対のノズルヘッド21A、21B及び
側板25A、 25Bにより形成されるスリット22を
有し、塗布液流入孔24より流入した塗布液はポケット
23を通ってスリット22より支持体幅方向に均一に押
し出される。
このようにして、一定の供給量で支持体Jこ塗布液を供
給する。
本発明はこのような塗布方法により塗布速度を向上し、
かつ所望の塗布膜厚を安定して得ることができる。
塗布条件は塗布液組成、物性、濃度、等により異なるが
、本発明における好ましい塗布条件としては下記のとお
りである。
0内はさらに好ましい条件を示す。
塗布Wet膜厚:2−7μm コーター間隙 : 30−200 (30〜100) 
μm塗布速度   : 2〜200 (5〜1100)
/sin減圧度    二0〜200  (5〜50)
 smAq〔実施例〕 以下、実施例により具体的に本発明の効果を例証する。
実施例1 下記の塗布液、塗布条件により、本発明のバックロール
を使用した第1図に示す押出型塗布装置により塗布を行
った。
塗布液 アルミナゾル           40gA S −
100(日産化学雪製) アセトン            500醜Qメタノー
ル           400mffデメチルホルム
アミド      100m12その他の固形含有物(
溶解物)30g 塗布条件 ウェット膜厚:22μm コーター間隙:90μm 塗布速度: 30m/win 減圧度△P、−4+s會Aq 以上の塗布条件で塗布を行った結果、所期のとおり安定
したビード状態となり、良好な塗布を行うことができた
〔発明の効果〕
本発明により、減圧装置を有する押し出しあるいはスラ
イド塗布装置において、安定塗布の可能な塗布装置を提
供することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の機構を有する塗布装置の1例を示す
断面図である。 第2図は、塗布機の部分詳細斜視図である。 第3図は、ダブルロールコータ−のI例ヲ示ス断面図で
ある。 1:11!+布機      2:ウエブ3:バックロ
ール   4:メタリングロール6:掻き取り装置  
 7:塗布液タンクlO:減圧装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 写真感光材料用支持体に下引液を塗布するにあたり、押
    出ノズルにより支持体の幅方向に沿うスリットから所定
    量の塗布液を押し出し、かつ支持体と上記ノズル先端と
    の間に形成されるビードを下方に減圧することにより塗
    布することを特徴とする写真用支持体の下引塗布方法。
JP19275090A 1990-07-20 1990-07-20 写真用支持体の下引塗布方法 Pending JPH0478847A (ja)

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JP19275090A JPH0478847A (ja) 1990-07-20 1990-07-20 写真用支持体の下引塗布方法

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JPH0478847A true JPH0478847A (ja) 1992-03-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0791686A1 (en) * 1996-02-28 1997-08-27 Valmet Corporation Assembly for preventing the plugging of a coater nozzle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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