JPH0477785A - カーソル表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、表示画面に入力位置を指示するカーソルを
表示するカーソル表示装置に関するものである。

〔従来の技術１ コンピュータシステムにおいて、ユーザインタフェース
が注目されて以来、いわゆるポインティングデバイスと
呼ばれる装置が多数開発されてきた。

これらの装置では、ポインティングデバイスが示してい
る座標を表わすために画面上にカーソルが表示されるの
が普通である。

カーソルの形状は、その座標を細か（表現するためには
、細い線を組合せて構成するなど精細な形状が必要とな
る。しかし、その一方で、精細な形状はカーソルが画面
上を高速で移動した場合に追いにくいという問題が発生
する。

特に、残像効果の高いＣＲＴや、液晶表示器等ではその
影響が大きくなるため、目で追い易いカーソルを表示す
るためには、逆に太い線を使用する等面積が大きい形状
が要求される。

［発明が解決しようとする課題１ 従来の装置では、これらの矛盾に対応するため、適度な
精度、適度な見易さを維持するようカーソルの形状を工
夫するに留まっており、ある意味では対応が中途半端で
あった。また、コマンドによって利用者が自由にカーソ
ルの形状を変更できる装置もあるが、その都度利用者が
コマンドを実行する必要があり、大変煩わしいくなり使
用者の操作負担が増大する等の問題点があった。

この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、カーソルの移動を指示するポインティングデバイ
スの移動速度に応じて表示するカーソルの形状を自動変
形して画面指示することにより、利用者がコマンド操作
等に煩わされることなく、十分な精度が得られ、かつ高
速に移動した場合でも認識容易なカーソル表示装置を得
ることを目的とする。

［課題を解決するための手段〕 この発明に係るカーソル表示装置は、ポインティングデ
バイスの移動を検知する検知手段と、この検知手段の検
知結果に基づいて表示手段に表示されるカーソルの形状
を変更する第１の変更手段とを設けたものである。

また、ポインティングデバイスの移動速度を検知する速
度検知手段と、この速度検知手段の検知結果に基づいて
表示手段に表示されるカーソルの形状を変更する第２の
変更手段とを設けたものである。

［作用〕 この発明においては、検知手段がポインティングデバイ
スの移動を検知すると、第１の変更手段が検知手段の検
知結果に基づいて表示手段に表示されるカーソルの形状
を変更し、ポインティングデバイスの移動に伴いながら
追従し易（カーソルを移動表示することを可能とする。

また、検知手段がポインティングデバイスの移動を検知
すると、速度検知手段がポインティングデバイスの移動
速度を検知し、第２の変更手段が速度検知手段の検知結
果に基づいて表示手段に表示されるカーソルの形状を変
更し、移動速度に追従識別可能な最適な形状でカーソル
を移動表示することを可能とする。

［実施例〕 第１図はこの発明の一実施例を示すカーソル表示装置の
構成を説明するブロック図であり、１はＣＰＵで、図示
しないＲＯＭに記憶された制御プログラムに基づいてシ
ステムバス１１に接続された各デバイスを総括的に制御
する。なお、後述する第３図に示すフローチャートに示
す各手順を含む。２はメインメモリで、種々の制御情報
、アプリケーションソフトが常駐する。３は磁気ディス
クインタフェースで、ＣＰＵ１と磁気ディスク装置４と
の書込みおよび読み出しアクセスをインタフェースする
。５はキーボードインタフェースで、ＣＰＵＩとキーボ
ード６とのキー人力をインタフェースする。７は画面制
御コントローラで、表示装置８とＣＰＵ１とのデータ表
示処理をインタフェースする。

９はマウスインタフェース回路で、ポインティングデバ
イス（ＰＤ）１０とｃｐｕｉとの間におけるカーソル制
御情報をインタフェースする。

このように構成されたカーソル表示装置において、検知
手段（この実施例ではＣＰＵ１が兼ねており、ポインテ
ィングデバイス１０の移動を示すＸ、Ｙ移動量検知）が
ポインティングデバイス１０の移動を検知すると、第１
の変更手段（この実施例では画面制御コントローラ７が
兼ねている）が検知手段の検知結果に基づいて表示手段
（この実施例では表示装置８）に表示されるカーソルに
の形状を、後述する第２図（ａ）、（ｂ）に示すように
変更し、ポインティングデバイス１０の移動に伴いなが
ら追従し易いカーソルＫを表示装置８にビジュアル性よ
く表示する。

第２図は、第１図に示した表示装置８に変更表示される
カーソルにの形状種別を示す模式図であり、同図（ａ）
はポインティングデバイス１０が停止状態の形状パター
ンに相当し、特に同図（ａ）に示す形状パターンはカー
ソルにの中心座標を高精度に確認できるように細い線で
構成されている。

同図（ｂ）はポインティングデバイス１０が移動中の形
状パターンに相当し、特に同図（ｂ）に示す形状パター
ンはカーソルにの中心座標が曖昧で、カーソルＩ（の移
動を容易に確認できるように太い線で構成されている。

以下、第３図に示すフローチャートを参照しながらこの
発明に係るカーソル表示装置におむづるカーソル形状変
更処理動作について説明する。

第３図はこの発明に係るカーソル表示装置における第１
のカーソル形状変更処理手順の一例を説明するフローチ
ャートである。なお、（１）〜（４）は各ステップを示
す。また、特にメインプログラム処理は省略してあり、
ポインティングデバイス１ｏの移動割込みで起動するよ
うに構成されている。

現在、ポインティングデバイス１０が停止状態で、第２
図（ａ）に示す形状パターンのカーソルＫを表示装置８
に表示しているものとする。

ここで、ポインティングデバイス１０が操作されると、
マウスインタフェース回路９がＣＰＵ　１に割込みを掛
け、ＣＰＵＩは処理を開始する。

先ず、ＣＰＵ１カーソルにの形状を目で追い易い第２図
（ｂ）に示す形状パターンに変更する指示を画面制御コ
ントローラ７に与え、カーソルにの形状パターンを第２
図（ｂ）に示す形状パターンに変更する（１） 次いで、ポインティングデバイス１０が移動されている
間は、カーソルＫを上記第２図（ｂ）に示す形状パター
ンで移動表示しく２）　、　（３）　、ポインティング
デバイス１０の移動が停止すると、ＣＰＵＩはカーソル
にの形状を高精度に確認できる細い線のカーソル、すな
わち第２図（ａ）に示す形状パターンのカーソルＫに変
更する指示を画面制御コントローラ７に与え、カーソル
にの形状パターンを第２図（ａ）に示す形状パターンに
変更して（４）、処理を終了する。なお、カーソルにの
形状パターンの変更はＣＰＵ１自身が行う構成でも良い
。

なお、上記実施例では単にカーソルにの移動有無という
観点からカーソルにの形状パターンを変更表示する場合
について説明したが、カーソルにの移動有無に加え、さ
らにカーソルにの移動指示を行うポインティングデバイ
ス１０の移動速度を検知して、その速度に見合う最適な
形状のカーソルＫを変更表示するように構成しても良い
。以下、この場合における実施例について説明する。

第４図はこの発明の他の実施例を示すカーソル表示装置
の構成を説明するブロック図であり、第１図と同一のも
のには同じ符号を付しである。

図において、１２はタイマ割込み回路で、例えば０．１
秒毎にＣＰＵ１に割込みを発生する。

このように構成されたカーソル表示装置において、検知
手段（この実施例ではＣＰＵ１）がポインティングデバ
イス１０の移動を検知すると、速度検知手段（ＣＰＵ１
がタイマ割込み回路１２の割込みまでに移動した移動量
から判定する手段）ポインティングデバイス１０の移動
速度を検知し、第２の変更手段（画面制御コントローラ
７）が速度検知手段の検知結果に基づいて表示装置８に
表示されるカーソルにの形状を変更し、移動速度に追従
識別可能な最適な形状（この実施例では３の形状パター
ン）でカーソルＫを移動表示することを可能とする。な
お、ＣＰＵ１はメインメモリ２に記憶された前回のカー
ソルにの指示座標値と割込み発生時のカーソルにの指示
座標値との相対移動量から移動速度を識別可能な構成と
なっている。

第５図は、第１図に示した表示装置８に変更表示される
カーソルにの形状種別を示す模式図であり、（ａ）はポ
インティングデバイス１０によるカーソルにの移動速度
が低速（停止時も含む）時の形状パターンを示し、カー
ソルにの形状は高精度に確認できるように細い線となる
。

（ｂ）はポインティングデバイス１０によるカーソルに
の移動速度が中速（例えば単位時間（この実施例では０
．１秒）当たりの移動量が１ｃｍ以上２ｃｍ以下の場合
）時の形状パターンを示し、カーソルにの形状は、カー
ソルにの中心座標が曖昧となる太い線となる。

（Ｃ）はポインティングデバイス１ｏによるカ−ツルに
移動速度が高速（例えば単位時間（この実施例では０．
１秒）当たりの移動量が２ｃｍ以上の場合）時の形状パ
ターンを示し、カーソルにの形状は、高速移動でも確認
できるように一定の表示面積となるパターンとなる。

以下、第６図を参照しながらこの発明に係るカーソル表
示装置における第２のカーソル形状変更処理動作につい
て説明する。

第６図はこの発明に係るカーソル表示装置における第２
のカーソル形状変更処理手順の一例を説明するフローチ
ャートである。なお、（１）〜（８）は各ステップを示
す。

現在、ポインティングデバイス１ｏが停止状態で、第６
図（ａ）に示す形状パターンのカーソルＫを表示装置８
に表示しているものとする。

先ず、タイマ割込み回路１２によりタイマ割込みがＣＰ
Ｕ　１に通知されると、メインメモリ２に設定される座
標値エリア１　（前回指示座標値記憶エリア）と座標値
エリア２（現在の指示座標値記憶エリア）との内容を比
較演算してカーソルにの移動量を算出する（１）。

次いで、移動量を判定しく２）、例えば移動量がｒＯＪ
ｃｍの場合、移動しなかった（停止状態）とみなし、カ
ーソル形状を第５図（ａ）に示す形状に設定しく６）、
現在の指示座標値を座標値エリア１に更新しく８）、処
理を終了する。

一方、ステップ（２）の判定で移動量が正（移動量〉０
）で、かつ移動量＜　ｌ　ｃｍの場合、カーソル形状を
第５図（ａ）示す形状に設定しく５）、現在の指示座標
値を座標値エリア１に更新しく８）、処理を終了する。

一方、ステップ（２）の判定で、移動量≧１ｃｍで、か
つ移動量＜２ｃｍの場合、カーソル形状を第５図（ｂ）
示す形状に設定しく４）、カーソルＫを指示された座標
値に移動しく７）、現在の指示座標値を座標値エリア１
に更新しく８）、処理を終了する。

一方、ステップ（２）の判定で、移動量≧２ｃｍの場合
、カーソル形状を第５図（ｃ）示す形状に設定しく３）
　　カーソルＫを指示された座標値に移動しく７）、現
在の指示座標値を座標値エリア１に更新しく８）、処理
を終了する。

なお、上記ポインティングデバイス１ｏとして、いわゆ
るマウスを使用するシステムを例にして説明したが、他
のポインティングデバイス、例えばトラックボール等で
あっても同様にこの発明を適用できる。

［発明の効果１ 以上説明したように、この発明はポインティングデバイ
スの移動を検知する検知手段と、この検知手段の検知結
果に基づいて表示手段に表示されるカーソルの形状を変
更する第１の変更手段とを設けたので、ポインティング
デバイスの移動指示があるか停止状態のカーソルと移動
中のカーソルとを容易に識別可能となり、カーソル指示
の視覚性を従来に比べて格段の向上できる。従って、カ
ーソル指示処理に伴うオペレータの目の負担を軽減でき
る。

また、ポインティングデバイスの移動速度を検知する速
度検知手段と、この速度検知手段の検知結果に基づいて
表示手段に表示されるカーソルの形状を変更する第２の
変更手段とを設けたので、カーソル移動速度に見合う識
別可能な最適な形状でカーソルを表示でき、オペレータ
がコマンド操作等に煩われずに、十分な精度で画面座標
を認識でき、さらに高速にポインティングデバイスを移
動しても、その追跡が容易なカーソルを視覚性よく表示
させることができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すカーソル表示装置の
構成を説明するブロック図、第２図は、第１図に示した
表示装置に変更表示されるカーソルの形状種別を示す模
式図、第３図はこの発明に係るカーソル表示装置におけ
る第１のカーソル形状変更処理手順の一例を説明するフ
ローチャート、第４図はこの発明の他の実施例を示すカ
ーソル表示装置の構成を説明するブロック図、第５図は
、第１図に示した表示装置に変更表示されるカーソルに
の形状種別を示す模式図、第６図はこの発明に係るカー
ソル表示装置における第２のカーツル形状変更処理手順
の一例を説明するフローチャートである。 図中、１はＣＰＵ、２はメインメモリ、３は磁気ディス
クインタフェース、４は磁気ディスク装置、５はキーボ
ードインタフェース、６はキーボード、７は画面制御コ
ントローラ、８は表示装置、９はマウスインタフェース
回路、１ｏはポインティングデバイス、１１はシステム
バスである。 矛 図 （ａ） （ｂ） 矛 図 （ａ） （ｂ） （ｃ） ４：ｖＡ気ディスク装置

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）表示手段と、ポインティングデバイスの移動に応
   じて追従させながらカーソルを移動表示するカーソル表
   示手段とを有するカーソル表示装置において、前記ポイ
   ンティングデバイスの移動を検知する検知手段と、この
   検知手段の検知結果に基づいて前記表示手段に表示され
   るカーソルの形状を変更する第１の変更手段とを具備し
   たことを特徴とするカーソル表示装置。
2. （２）前記ポインティングデバイスの移動速度を検知す
   る速度検知手段と、この速度検知手段の検知結果に基づ
   いて前記表示手段に表示されるカーソルの形状を変更す
   る第２の変更手段とを具備したことを特徴とする請求項
   （１）記載のカーソル表示装置。