JPH0476487A - レーザ警報装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレーザ警報装置に関し、特に、照射した送信レ
ーザ光による反射光以外の外来光による影響を排除した
レーザ警報装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のレーザ警報装置は、レーザ送信器、照射
レーザ光の反射光を受信する受信器受信信号の信号処理
器、警報器及び電源等から成り、受信においては、送信
パルスレーザ光の送信に同期したゲートと、非同期のダ
ミーゲートの２つのゲートを用意し、同期ゲート内のみ
で受信光を検出した時に警報を発生させ、さらに、たと
え同期ゲート内で受信光を検出したとしても、その直前
、直後にダミーゲート内で受信光を検出した場合には外
来光受信と判定し、警報を発生させないようにして誤報
を回避するように構成されていた。このことは７外来光
は送信パルスレーザ光よりも十分に長い信号として入力
されることによる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のレーザ警報装置は、ダミーゲート内で受
信光の検出のみに依存して外来光入射の有無を判定して
おり、さらに、ダミーゲート内での受信光のレベル判定
は同期ゲート内での受信光検出における判定レベルと同
一に設定してあった為に、微弱な外来光が入射した場合
、すなわち受信光の判定レベルに達しないような外来光
が入射した場合でも、その検出波形に装置内システムノ
イズが重畳され、外来光受信にもかかわらず。

同期ゲート内のみで判定レベルを超えてしまい誤報を発
することが避けられないという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の警報装置は、パルスレーザ光を一定方向に照射
し、その反射光をパルスレーザ光の送信に同期したゲー
トと非同期のダミーゲートで受け、前記ゲート内で受信
した場合は目標の反射光と判定し、前記タミーゲート内
で受信した場合は外来光と判定し、かつ外来光の直前も
しくは直後の前記ゲート内受信も外来光と判定して警報
を発生するレーザ警報装置において、前記ダミーゲート
の受信判定しきい値を前記ゲートの受信判定しきい値レ
ベルよりも低く設定した構成を有する。

また２本発明の装置は、前記タミーゲートの受信判定し
きい値レベルを少なくともシステムノイズ分だけ低下さ
せて設定した構成を有する。

〔実施例〕

次に９本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は第１
図の各部の信号のタイミングを併記して示す波形図であ
る。第１図において、１は受信光、２は受信部、３は受
信信号、６および７はそれぞれ異なる判定レベル４およ
び５を利用するコンパレータによるレベル判定回路、８
．９はレベル判定後の検出信号、１２はゲートパルス１
０を利用するＡＮＤゲートによるゲート回路、１３はダ
ミーゲートパルス１１を利用するＡＮＤゲートによるダ
ミーゲート回路、１６はゲート回路１２とダミーゲート
回路１３のゲート通過信号１４１５によって受信光を判
定する判定回路、１７は判定信号を示す。

次に、実施例について第２図の波形図を参照しつつ説明
する。

先ず、目標からの反射光を受信した場合について説明す
る。

反射光受信１００の場合、第２図（Ａ＞に示す受信光１
が受信部２に供給され、（Ｂ）に示す受信信号３として
出力される。レベル判定回路６は１判定レベル４を受信
判定しきい値として（Ｄ＞に示す検出信号８を出力する
。一方、レベル判定回路７は２判定レベル４よりもシス
テムノイズだけ低く設定した判定レベル５を受信判定し
きい値として（Ｅ）に示す検出信号９を出力する。

ゲート回路１２は、検出信号８を（Ｆ）に示すパルスゲ
ート光の送信に同期したゲートパルス１０でゲートして
（Ｈ）に示すゲート通過信号１４を送出する。一方、パ
ルスゲート光の送信に非同期の（Ｇ）に示すダミーゲー
トパルス１１でゲートするダミーゲート回路１３による
ゲート通過信号１５は、（Ｉ）に示す如く無出力の状態
となる。

判定回路１６は、ゲート通過信号１４のゲート通過信号
１５を入力し、入力が目標の反射光によるものと判定し
、（Ｊ）に示す判定信号１７を出力し、警報が出される
。

次に、外来光受信の場合について説明する。この場合の
受信光は、第２図の外来光受信２００の場合の（ａ）に
示すように３反射光受信１００の場合よりも十分に長い
受信光１となる。この受信光１は受信部２によって（ｂ
）に示す受信信号３となる。いま、この受信信号３にシ
ステムノイズＮが重畳されているとする。レベル判定回
路６は判定レベル４を受信判定しきい値として入力を判
定する。システムノイズが無けれは無出力となるが、シ
ステムノイズＮの重畳により（ｄ）の検出信号８を出力
する。一方、レベル判定回路７は（Ｃ）に示す如くシス
テムノイズＮの重畳した受信信号３を２判定レベルより
もシステムノイズＮのレベル分低下させた判定レベル５
を受信判定しきい値としてレベル判定し、（ｅ）に示す
検出信号９を出力する。

ゲート回路１２は、（ｄ）の検出信号８とパルスレーザ
光の送信に同期した（ｆ）のゲートパルス１０を受けて
（ｈ）に示すゲート通過信号１４を送出する。

一方、ダミーゲート回路１３は、（ｅ）に示す検出信号
９を（ｇ）のダミーゲートパルス１１でゲートシ、その
結合（ｉ＞に示すゲート通過信号１５を送出する。この
ように、ダミーゲート判定レベルを少なくともシステム
ノイズ分だけ低下させたものとして設定することによっ
て、ダミーゲートｔ１４１３から１反射光受信では見ら
れなかった（ｉ）のゲート通過信号１５があられれるこ
ととなる。

判定回路１６は、ダミーケート回Ｆ！＠　１３から入力
される出力信号１５にもとづいて外来光の影響を識別し
２判定信号１７を出力せず、従って誤警報の発生は抑止
される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、ダミ−ゲートの受信判定
しきい値レベルをゲート内受信の判定しきい値レベルに
対し、装置に内在するシステムノイズ分と同等がまたは
それ以上低下させることにより、微弱な外来光入射によ
る誤報を回避することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図は第１図の
各部信号のタイミングを併記して示す波形図である。 １・・・受信光、２・・・受信部、３・・・受信信号、
４゜５・・・判定レベル、６，７・・・レベル判定回路
、８９・・検出信号１１０・・ゲートパルス、１１・・
・ダミーゲートパルス、１２・・・ゲート回路、１３・
・・ダミーゲート回路、１４．１５・・・ゲート通過信
号。 １６・・・判定回路、１７・・・判定信号。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、パルスレーザ光を一定方向に照射し、その反射光を
   パルスレーザ光の送信に同期したゲートと非同期のダミ
   ーゲートで受け、前記ゲート内で受信した場合は目標の
   反射光と判定し、前記ダミーゲート内で受信した場合は
   外来光と判定し、かつ外来光の直前もしくは直後の前記
   ゲート内受信も外来光と判定して警報を発生するレーザ
   警報装置において、前記ダミーゲートの受信判定しきい
   値を前記ゲートの受信判定しきい値レベルよりも低く設
   定したことを特徴とするレーザ警報装置。 ２、前記ダミーゲートの受信判定しきい値レベルを少な
   くともシステムノイズ分だけ低下させて設定したことを
   特徴とする請求項１記載のレーザ警報装置。