JPH0476395A - 自然対流の伝熱促進方法 - Google Patents

自然対流の伝熱促進方法

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Publication number
JPH0476395A
JPH0476395A JP18707390A JP18707390A JPH0476395A JP H0476395 A JPH0476395 A JP H0476395A JP 18707390 A JP18707390 A JP 18707390A JP 18707390 A JP18707390 A JP 18707390A JP H0476395 A JPH0476395 A JP H0476395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
heat transfer
transfer surface
heat
natural convection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18707390A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Kitamura
北村 健三
Akitoshi Komatsu
哲敏 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Light Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Priority to JP18707390A priority Critical patent/JPH0476395A/ja
Publication of JPH0476395A publication Critical patent/JPH0476395A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、熱交換器等において、伝熱面に沿って流れ
る流体と伝熱面との間の熱交換を、効率よく行なえるよ
うにした自然対流の伝熱促進方法に関するものである。
[従来の技術] 熱交換器等において、第18図に示す垂直な加熱面に沿
う自然対流の熱伝達率は、第19図に示すように下端に
おいて最も大きく、上方に行くにしたがって小さくなる
。下端で熱伝達率が大きくなる原因は、下端部に低温流
体が流れ込むためであり、また、上方に行くにしたがっ
て熱伝達率が低下するのは、加熱面によって流体が暖め
られて高温となり、このため伝熱面が冷えにくくなるた
めである。ところが熱交換器等において伝熱を促進する
ために従来は、伝達面にフィンを取付けて伝熱面積を拡
大し、熱伝達効率の向上を図っていた。
第16図、第17図はこのような従来の熱交換器を示し
ており、第16図は管状の伝熱面lの内部を流れる流体
と外部を流れる流体との間で熱交換をするようにしたも
ので、管状の伝熱面1の軸線に直交するように円板状の
フィン2を取付けたものである。第17図は平板状の伝
熱面3の手前側を流れる流体と向う側を流れる流体との
間で熱交換をするようにしたもので、平板状の伝熱面3
に直立させて短冊状のフィン4を取付けたものである。
このような第16図、第17図に示す熱交換器では、伝
熱面に多数のフィンを設けないと効率のよい熱交換が行
なえないため、コンパクトな装置にすることができず、
自然対流の流路を邪魔しないようにフィンの設計を行な
わなければならない制約があった。
[発明が解決しようとする課題] この発明は、多数のフィンを設けずに、効率のよい熱交
換ができるようにした、自然対流の伝達促進方法を提供
するものである。
すなわち、前述のように垂直な面の下端での熱伝達率が
大きくなる原因は、下端部に低温流体が流れ込むためて
あり、また、上方に行くにしたがって熱伝達率が低下す
るのは、加熱面によって流体が暖められて高温となり、
このため伝熱面が冷えにくくなるためである。したがつ
て、この暖められた流体を何らかの手段によって伝熱面
近くから排除し、代りに低温の流体を伝導面近くに持っ
てくれば熱伝導率は向上する。
本発明はかかる点を解決しようとするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、伝熱面に沿って流れる流体に対面する流体
排除部材を前記伝熱面から突設し、前記流体の流れを排
除するようにしたことを特徴とする自然対流の伝達方法
並びに伝熱面に沿って流れる流体に対面する流体排除部
材を前記伝熱面から突設し、前記流体排除部材の中央部
を前記流体の流れの上流側へ向けて山形状に突出する形
状として前記流体排除部材の両側へ分流させるようにし
たことを特徴とする自然対流の伝熱促進方法である。
[作 用] 伝熱面に沿って流れる例えば高温の流体は、流体排除部
材によった伝熱面から離れ、流体排除部材の裏側には例
えば低温の流体が入り込んできて伝熱面に沿って流れる
。又、流体排除部材が山形形状の場合は、例えば高温の
流体は流体排除部材の中央部からその両側に分れ、更に
伝熱面に沿って流れ、例えば低温の流体は流体排除部材
の反対面に入り込んで伝熱面に沿って流れる。
[実施例] 以下、この発明の詳細な説明する。
第1図、第2図に示すものはその一例で、伝熱面3を垂
直な平面にして、この伝熱面3の片面に傾斜流体排除板
5を設けるたものである。
第3図に示すように高温流体6は流体排除板5によって
排除され、該流体排除板5の上方には新たな低温流体が
流れ込んで熱伝導率を高める。
この流体排除板5は水平でもよい。
第4図、第5図は他の実施例で、垂直な伝熱面3に、中
央部を流体の流れの上流側である下方へ向けて突出させ
た流体排除部材7を突設し、伝熱面3に沿って流れる流
体に対して、流体排除部材7が対面するようにしている
。第4図、第5図の流体排除部材7は、V字状になるよ
うに中央部を山形に突出させたもので、図の下方から上
方へ流れる流体は、流体排除部材7の両側に分流して更
に上昇する。傾斜角αは45°程度が適当で、流体排除
部材7の高さHを低くしても流体が流体排除部材7を乗
り越えることなく下流に向って広がり、流体排除部材7
の背後には近辺の例えば低温の流体が伝熱面3上に流入
して熱伝達効率が向上し、第6図に示すように流体排除
部材7を設けない場合に比較して平均熱伝達率が高くな
る。
伝熱面3に突設する流体排除部材7は数を増加すること
によって伝熱効率を高くすることができ、第7図は伝熱
面3に多数突設した多数の流体排除部材が垂直方向では
交互に並べられたもの、第8図は水平、垂直方向に等間
隔で整列されたもの、第9図は不規則に設けたものを示
している。特に第8図の場合、流体排除部材7を高温伝
導率の素材で製作すると、それ自体がフィンの役割を果
たす。そして垂直のフィンに比べて同−表面積当たり多
くの伝熱面積がとれ、それ自身の熱伝達率も良くなる。
又、この伝熱面は高性能凝縮伝熱面としても使用可能と
なる。
又、流体排除部材7はV字状に限られるものではなく、
中央部が流体の流れの上流側へ向けて約形状に突出して
いる形状であればよく、第10図は三角形状のもの、第
11図は半円状のもの、第12図は板体を半円形に曲げ
たもの、第13図は半載した楕円形のもの、第14図は
板体を半楕円形に曲げたもの、第15図はV字状の両端
を上方に向けて曲げたものである。
[発明の効果] この発明は、従来の自然対流の熱交換よりも熱伝達率が
向上し、コンパクトな熱交換器の設計が可能となり、複
数の熱源又は冷却源が1つの伝熱面に存在しても、それ
ぞれの熱源又は冷却源に対応して分流部材を設けること
により、効率よく熱交換を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は傾斜流体排除板を突設した伝熱面の正面図、第
2図は第1図の側面図、第3図は傾斜流体排除板を突設
した伝熱面の熱伝達率を示すグラフ、第4図は他の流体
排除部材を突設した伝熱面の正面図、第5図は第4図の
側面図、第6図はこの発明の方法による熱伝達率のグラ
フ、第7図ないし第9図は流体排除部材の配列を示す正
面図、第10図ないし第15図は流体排除部材の形状を
示す正面図、第16図、第17図は従来の熱交換器の部
分的な斜視図、第18図は従来の垂直加熱面の説明図、
第19図は第18図の場合の熱伝達率の変化の説明図、
である。 1・・・伝熱面、  2・・・フィン、   3・・・
伝熱面、4・・・フィン、  5・・・流体排除板、6
・・・下側隅部、7・・・分流部材、ト・・高さ、  
 α・・・傾斜角。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)伝熱面に沿って流れる流体に対面する流体排除部
    材を前記伝熱面から突設し、前記流体の流れを排除する
    ようにしたことを特徴とする自然対流の伝熱促進方法。
  2. (2)伝熱面にそって流れる流体に対面する流体排除部
    材を前記伝熱面から突設し、前記流体排除部材の中央部
    を前記流体の流れの上流側へ向けて山形状に突出する形
    状として前記流体の流れを前記流体排除部材の両側へ分
    流させるようにしたことを特徴とする自然対流の伝熱促
    進方法。
JP18707390A 1990-07-17 1990-07-17 自然対流の伝熱促進方法 Pending JPH0476395A (ja)

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JP18707390A JPH0476395A (ja) 1990-07-17 1990-07-17 自然対流の伝熱促進方法

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JP18707390A JPH0476395A (ja) 1990-07-17 1990-07-17 自然対流の伝熱促進方法

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JPH0476395A true JPH0476395A (ja) 1992-03-11

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ID=16199665

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JP18707390A Pending JPH0476395A (ja) 1990-07-17 1990-07-17 自然対流の伝熱促進方法

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JP (1) JPH0476395A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006112777A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Nova Chem Internatl Sa 外部リブ付き炉用チューブ
WO2021020592A1 (ja) * 2019-07-26 2021-02-04 株式会社アタゴ製作所 熱交換促進部材および熱交換器

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JP2006112777A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Nova Chem Internatl Sa 外部リブ付き炉用チューブ
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