JPH0429248Y2 - - Google Patents

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JPH0429248Y2
JPH0429248Y2 JP1083686U JP1083686U JPH0429248Y2 JP H0429248 Y2 JPH0429248 Y2 JP H0429248Y2 JP 1083686 U JP1083686 U JP 1083686U JP 1083686 U JP1083686 U JP 1083686U JP H0429248 Y2 JPH0429248 Y2 JP H0429248Y2
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JP
Japan
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cooling air
fin
heat exchanger
protrusion
piece
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JP1083686U
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JPS62125874U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、熱交換器に用いられる熱交換器用フ
インに関する。
〔従来の技術〕
一般に、熱交換器では、熱交換効率を向上する
ため、例えば、実開昭56−154689号公報に開示さ
れるような熱交換器用フインが配置されている。
第6図は、この公報に開示される熱交換器用フ
インを示すもので、図において符号11は、金属
薄肉板を蛇行状に折り曲げて形成されるフイン本
体を示している。フイン本体11の各片部13に
は、冷却風15の流れ方向に間隔を置いて入口側
ルーバ17および出口側ルーバ19が形成されて
いる。
このような熱交換器用フインでは、冷却風15
が入口側ルーバ17から片部13の反対側に流れ
た後、出口側ルーバ19から再度反対側に流れる
ため、非常に高い熱交換効率を得ることができ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の熱交換器用フ
インでは、冷却風15の風圧により、冷却風15
が入口側ルーバ17および出口側ルーバ19を通
過するため、冷却風15に塵等が存在すると、こ
れらの塵が入口側ルーバ17および出口側ルーバ
19に付着し、これらのルーバ17,19が目詰
まりを起こし熱交換効率が極端に低下するという
問題がある。この目詰まりは、フオークリフト、
建設機械等に搭載されるラジエータ等の熱交換器
では、特に顕著になる。
そこで、第7図に示すように、フイン本体21
の片部23に突起25を形成したものが実開昭49
−133855号公報に開示されている。
このような熱交換器用フインでは、ルーバ1
7,19が形成されていないため、ルーバ17,
19の目詰まりによる熱交換効率の低下は、防止
されるが、冷却風15がフイン本体21の片部2
3の片側のみしか通過しないため、従来の熱交換
器用フインのように充分な熱交換効率を得ること
は困難である。
〔考案の目的〕
本考案は、上記のような問題を解決したもの
で、フインの目詰まりがなく、また、充分な熱交
換効率を得ることのできる熱交換器用フインを提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案にかかわる熱交換器用フインは、金属薄
肉板を蛇行状に折り曲げたフイン本体の各片部
に、冷却風の流れ方向に間隔を置いて突部を形成
するとともに、これ等の突部の頂部に貫通孔を形
成したものである。
〔考案の作用〕
本考案においては、フイン本体の各片部に、冷
却風の流れ方向に間隔を置いて突部を形成すると
ともに、これ等の突部の頂部に貫通孔を形成した
ので、各片部の突部側を流れる冷却風の速度が、
突部と反対側を流れる冷却風の速度より大きくな
り、突部側の圧力が突部と反対側の圧力より低く
なる。この結果、冷却風は、貫通孔を通り、突部
と反対側から突部側に向けて流れることとなる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す実施例につい
て説明する。
第1図は、本考案の熱交換器用フインの一実施
例を示すもので、図において符号27は、金属薄
肉板を蛇行状に折り曲げたフイン本体を示してい
る。このフイン本体27の各片部29には、冷却
風31の流れ方向に間隔を置いて突部33が形成
されている。これらの突部33は、第2図に示す
ように、冷却風31の流れ方向に、片部29を波
状に成形して形成されている。そして、これ等の
突部33の頂部には、第3図に示すように、矩形
状の貫通孔35が形成されている。
以上のように構成された熱交換器用フインで
は、フイン本体27の各片部29に、冷却風31
の流れ方向に間隔を置いて突部33を形成すると
ともに、これ等の突部33の頂部に貫通孔35を
形成したので、第4図に破線の矢符で示すよう
に、片部29の突部33側側方を流れる冷却風3
1の速度Vが、片部29の突部33と反対側を流
れる冷却風37の速度vより大きくなる。この結
果、突部33側側方の圧力Pが突部33と反対側
の圧力pより低くなる。従つて、冷却風は、図に
実線の矢符で示すように、貫通孔35を通り、突
部33と反対側から突部33側に向けて流れるこ
ととなる。
すなわち、このように構成された熱交換器用フ
インでは、突部側側方の圧力Pと、突部と反対側
の圧力pとの圧力差により、冷却風37は、貫通
孔35を通り、突部33と反対側から突部33側
に向けてかなりの速度で流れることとなるため、
冷却風31に塵等が存在しても、貫通孔35に付
着することはなく、従つて貫通孔35が塞がれ、
熱交換効率が低下するのを有効に防止することが
できる。
第5図は、本考案の熱交換器用フインの他の実
施例を示すもので、この実施例では、矩形状の貫
通孔35に換えて、円形の貫通孔41が複数穿設
されている。この実施例においても、前述した実
施例とほぼ同様の効果を得ることができる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、フイン本体の各
片部に、冷却風の流れ方向に間隔を置いて突部を
形成するとともに、これ等の突部の頂部に貫通孔
を形成したので、フインの目詰まりがなく、ま
た、充分な熱交換効率を得ることのできる熱交換
器用フインを提供することができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の熱交換器用フインの一実施例
を示す斜視図、第2図は第1図の−線に沿う
縦断面図、第3図は第1図の側面図、第4図は本
考案の原理を示す説明図、第5図は本考案の熱交
換器用フインの他の実施例を示す側面図、第6図
および第7図はそれぞれ従来の熱交換器用フイン
を示す斜視図および側面図である。 27……フイン本体、29……片部、31,3
7……冷却風、33……突部、35,41……貫
通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属薄肉板を蛇行状に折り曲げたフイン本体
    の各片部に、冷却風の流れ方向に間隔を置いて
    突部を形成するとともに、これ等の突部の頂部
    に貫通孔を形成したことを特徴とする熱交換器
    用フイン。 (2) 突部は、冷却風の流れ方向に、片部を波状に
    成形して形成される実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の熱交換器用フイン。
JP1083686U 1986-01-28 1986-01-28 Expired JPH0429248Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1083686U JPH0429248Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

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JP1083686U JPH0429248Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62125874U JPS62125874U (ja) 1987-08-10
JPH0429248Y2 true JPH0429248Y2 (ja) 1992-07-15

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ID=30797502

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JP1083686U Expired JPH0429248Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

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JPS62125874U (ja) 1987-08-10

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