JPH0476179B2 - - Google Patents

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JPH0476179B2
JPH0476179B2 JP59263847A JP26384784A JPH0476179B2 JP H0476179 B2 JPH0476179 B2 JP H0476179B2 JP 59263847 A JP59263847 A JP 59263847A JP 26384784 A JP26384784 A JP 26384784A JP H0476179 B2 JPH0476179 B2 JP H0476179B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
optical disk
rotating
rotating member
axis
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59263847A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61142534A (ja
Inventor
Hiromichi Ishibashi
Noriaki Wakabayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP59263847A priority Critical patent/JPS61142534A/ja
Publication of JPS61142534A publication Critical patent/JPS61142534A/ja
Publication of JPH0476179B2 publication Critical patent/JPH0476179B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、データーフアイルに用いるような高
速検索能力を持つ光デイスク装置に関する。
従来の技術 従来のこの種の光デイスク装置は、例えば特開
昭50−34507号公報に示されているように、第5
図のような構造になつていた。
すなわち、情報トラツクを高速に検索する(ア
クセスする)ためには構造的に複雑でしさも可動
質量の大きい光ヘツドを用いることそのものに問
題があるため、この方式では光デイスク上に微小
スポツトを作るための対物レンズ6だけをアクセ
ス時に動かし、レーザーや受光光学系等を含む光
ヘツド本体1は光デイスクに対して決められた基
板100上の位置に固定されていることを特徴と
している。対物レンズ6と光ヘツド本体1は回動
部材4に設けられた(第1および第2)2つの反
射面5a,5bを介して光学的に結合されてい
る。回動部材4はさらに回動軸2と結合してい
て、その回動軸2はベアリング等によつて構成さ
れている回動支持部材3を介して基盤100に結
合している。すなわち対物レンズ6は回動軸2の
回動軸心Pを中心にして円孤上を動くことにより
光デイスク上の任意のトラツクの上に位置するこ
とができる(第6図)。
発明が解決しようとする問題点 このように、回動する対物レンズ6と据え置か
れた光ヘツド本体1とを対物レンズ6が設けられ
てある回動部材4上に設けられている2つの反射
面5a,5bで光学的に結合している光ヘツド
(以下分離回動型光ヘツドと呼ぶ)を用いれば、
トラツクアクセスの際の可動質量を非常に小さく
することができ、さらにこのようなスイング型
は、同じ質量のもの(ここでは回動部材4、対物
レンズ1、反射面5a,5bの和質量)をトラツ
クの法線方向に駆動するリニア型に比べて実効可
動質量が小さくなるので、ほぼ磁気デイスク並の
高速アクセスを実現することが可能であると言わ
れている。
しかし、この分離回動型ヘツドを実際に製造す
る場合には対物レンズ6の中心軸の光軸(対物レ
ンズ6に入射する光束の中心線に対する傾き(第
7図)をいかに小さくできるかが製品の優劣を決
定する1つの要因となる。つまり対物レンズ6が
光軸より傾くと、その分だけコマ収差が発生し、
その結果スポツトが非対称形状となり回折限界ま
で絞り込めず、記録密度の低下、トラツク間の信
号のクロストーク等が生じて来る。デジタル信号
記録再生用の光デイスクではNA=0.5の対物レン
ズに対しだいたい0.5゜程度傾きが許されている
が、対物レンズから光を受ける光デイスクそのも
のがそり等の原因で光軸から傾いている場合を考
慮しなければならないので実際に対物レンズの傾
きに対する許容度はさらに小さくなる。
機械精度や工作精度で対物レンズ6の傾きを許
容以下にする場合、このような分離回動型光ヘツ
ドでは非常な困難を伴なう。すなわち対物レンズ
6と基準面である基盤100との間には、回動部
材4、回動軸2、回動支持部材3が介在してい
て、それぞれの接合箇所での誤差が累積するから
である。さらに後述するが対物レンズ6は回動部
材4とばね材を介して結合されていることがあ
り、工作精度を上げるのがさらに困難になる。
従つて対物レンズ6の傾きを小さくするために
は、組立工程で生じた累積誤差を調整によつて打
ち消さなければならない。しかし従来例では対物
レンズ6の傾きが変えられる機構は考慮されてお
らず、又以下に述べる理由から対物レンズ6の傾
きを調整することは容易ではなかつた。一つは、
分離回動型光ヘツドは高速アクセス動作のための
軽量化を目的としたものであるから対物レンズ6
の周囲に調整機構を設けることはその防げになる
ことになる。また一つは、こういつた回動部材上
に対物レンズが設けられているタイプ(スイング
アクチユエーター)では、光デイスクの偏心に追
従(トラツキング)するために回動部材全体を回
動軸まわりに動かすことが多い。ところが対物レ
ンズの傾きはそのまま再生信号の品質に影響を及
ぼすから、対物レンズの傾き調整を行なうときに
は必ずフオーカス、トラツキング制御をかけた状
態で再生信号を観察していなければならない。す
なわち、回動部材4が光デイスクの偏心に追従し
て動いている状態で、その上に設けられた対物レ
ンズ6の傾き調整をしなければならない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、回
動部材上に調整機構を設けることなく、容易に対
物レンズの傾きを調整できる光デイスク装置を提
供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、上記2
つの反射面を平行に設置し回動軸をささえる回動
支持部材と光ヘツド本体が設置されている基盤と
の間に接合部材たるものを設け、その接合部材と
基盤との接合面は球面としたものである。
作 用 本発明は上記した構成により、接合部材の傾き
をその接合球面に沿つて変え、接合部材と実質上
連結している回動部材を動かすことにより、その
上に設けられた対物レンズの傾きを調整できるよ
うにしたものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。第2図は本発明の一実施例を表わす
分解斜視図である。第2図において光ヘツド本体
1より出た光は回動軸2の中を通つた後、反射面
5a,5bで反射して対物レンズ6に達する。こ
こで対物レンズ6は板ばね8を介して回動部材4
と結合しているが、対物レンズ6はフオーカス方
向に平行移動する自由度しか与えられておらず、
傾きに対しては固定されていると見て良い。本発
明の要部断面図を第1図に、その動作原理図を第
3図、第4図に示す。第1図において対物レンズ
6、反射面5a,5b、回転軸2はベアリング等
で代表される回動支持部材3を介して結合部材1
01と連結している。また結合部材101は基盤
100と球面で接している。反射面5a,5bは
互いに平行であるとする。
第3図に、対物レンズ6が反射面5a,5bの
並び方向に傾いている場合(第3図a)にそれを
矯正する方法を示す。つまり結合部材101を適
当に傾けることにより、それと実質的に連結され
た対物レンズ6が正しい方向に傾く(同図b)。
このとき反射面5a,5bもともに傾くが、両者
の平行度が維持されている以上反射面5aへ入射
する光と反射面5bから出射する光(あるいはそ
の逆)は双反射面の傾き角にかかわらず平行であ
る。その結果、事実上レンズの傾きだけが調整さ
れたことになる。第4図aは、第3図の場合と直
角な方向に対物レンズ6が傾いている場合で、同
図bのようになるように結合部材101を傾ける
と、対物レンズ6の傾きは矯正される。考え方は
上述の場合と同じである。
このように本発明によれば、対物レンズ6の傾
きを回動部材4上に治具を設けることなく簡単に
調整することができる。調整後はビス9a〜9d
で結合部材101と基盤100とを圧着すればよ
い。
ただし、本発明によれば、対物レンズ6の傾き
を矯正するために、回動軸2の回動軸心を傾ける
が、その結果調整した場所では、対物レンズ6の
傾きが調整しきれても、回動部材4をそこからさ
らに回動したならば対物レンズ6が再び傾いてし
まう。しかし、回動部材4は光デイスク上の情報
領域の範囲内しか動かないから、その回動角は限
られていて、その回動角内での対物レンズ6の傾
きの変化はほとんど無視できる。万が一無視でき
ない場合には、光デイスク上情報トラツクの最内
周で対物レンズ6の傾きが無くなるように調整す
れば良い。というのは、光デイスクが定速回転の
場合、内側の記録密度は外側に比べて高くなるの
で、それだけレンズの傾きによつて生ずる記録密
度の低下を防がなければならないからである。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、対物
レンズの傾きを、対物レンズおよび互いに平行な
双反射面が設けられた回動部材の回動軸心を傾け
ることによつて調整できる構造を持つているの
で、回動部材上に軽量化の防げとなる調整機構を
設けること無く、容易に対物レンズの傾きの少な
い光デイスク装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の特徴を最も良く表わした断面
図で、第2図は本発明の一実施例を表わす分解斜
視図である。第3図、第4図は本発明の作用を示
す説明図を表わす。第5図、第6図はそれぞれ従
来例の断面図および上面図、第7図は従来の問題
点を示した説明図である。 1……光ヘツド本体、2……回動軸、3……回
動支持部材、4……回動部材、5a,5b……反
射面、6……対物レンズ、100……基盤、10
1……結合部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回動部材上に対物レンズと、第1および第2
    の反射面を、上記第1の反射面が回動部材の回動
    軸上に位置するように、上記第2の反射面が対物
    レンズの中心軸上に位置するようにそれぞれ設
    け、さらに上記回動部材外にあつてその回動軸芯
    上に設けられた発光手段並びに受光手段を有する
    光ヘツド本体と、上記第1の反射面、第2の反射
    面、および上記対物レンズとが同一の光軸上に並
    ぶようにした光デイスク装置であつて、上記第1
    および第2の反射面は互いに平行に対向してお
    り、また上記回動軸は結合部材を介して上記光ヘ
    ツドが設けられてある基盤と連結していて、しか
    も上記結合部材と基盤とは球面でもつて接合され
    ていることを特徴とする光デイスク装置。
JP59263847A 1984-12-14 1984-12-14 光デイスク装置 Granted JPS61142534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59263847A JPS61142534A (ja) 1984-12-14 1984-12-14 光デイスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59263847A JPS61142534A (ja) 1984-12-14 1984-12-14 光デイスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61142534A JPS61142534A (ja) 1986-06-30
JPH0476179B2 true JPH0476179B2 (ja) 1992-12-02

Family

ID=17395048

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JP59263847A Granted JPS61142534A (ja) 1984-12-14 1984-12-14 光デイスク装置

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JPS61142534A (ja) 1986-06-30

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