JPH047532Y2 - - Google Patents
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- JPH047532Y2 JPH047532Y2 JP1983161457U JP16145783U JPH047532Y2 JP H047532 Y2 JPH047532 Y2 JP H047532Y2 JP 1983161457 U JP1983161457 U JP 1983161457U JP 16145783 U JP16145783 U JP 16145783U JP H047532 Y2 JPH047532 Y2 JP H047532Y2
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Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
- Contacts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、基板と端子部材との端子接続構造
に関する。
に関する。
印刷配線基板に配線パターンを形成する方法と
して、導電性ペーストにより印刷する方法が知ら
れている。この方法は、絶縁性樹脂中に金、銀、
銅、ニツケル、アルミニム等の導電性金属粉を混
入してペースト状とし、この導電性ペーストを基
板上に印刷するものであるが、従来の銅張基板を
エツチングするものに比し安価にできる上、有害
なエツチング液を使用しなくてもよいため公害対
策の見地からも、近時、大いに注視されてきてい
る。しかして、この導電性ペーストを用いて配線
パターンを形成する場合には、配線パターンと共
に、電源用電池や表示装置等の電子部品に接続さ
れた接続用バネ部材に接触する接続端子部も同時
に印刷するのであるが、従来のこの構造を第1図
により説明する。同図において、1は基板であ
り、2は基板1上に他の配線パターンと同時に印
刷された導電ペーストである。導電ペースト2の
表面には半田メツキ8が施された上、カーボン4
が被着される。5は、例えば電源用電池に接触さ
れる接続端子板であり、この接続端子板はカーボ
ン4との接触性を良好に保持するため、金属製の
板バネにより形成されて常時カーボン4側に押し
付けられているとともに、カーボン4との接触部
は鋭角状の先鋭部6とされている。このため、接
続端子板は多少の衝撃によつてもカーボン4と離
れることなく常に接触を保持されている。
して、導電性ペーストにより印刷する方法が知ら
れている。この方法は、絶縁性樹脂中に金、銀、
銅、ニツケル、アルミニム等の導電性金属粉を混
入してペースト状とし、この導電性ペーストを基
板上に印刷するものであるが、従来の銅張基板を
エツチングするものに比し安価にできる上、有害
なエツチング液を使用しなくてもよいため公害対
策の見地からも、近時、大いに注視されてきてい
る。しかして、この導電性ペーストを用いて配線
パターンを形成する場合には、配線パターンと共
に、電源用電池や表示装置等の電子部品に接続さ
れた接続用バネ部材に接触する接続端子部も同時
に印刷するのであるが、従来のこの構造を第1図
により説明する。同図において、1は基板であ
り、2は基板1上に他の配線パターンと同時に印
刷された導電ペーストである。導電ペースト2の
表面には半田メツキ8が施された上、カーボン4
が被着される。5は、例えば電源用電池に接触さ
れる接続端子板であり、この接続端子板はカーボ
ン4との接触性を良好に保持するため、金属製の
板バネにより形成されて常時カーボン4側に押し
付けられているとともに、カーボン4との接触部
は鋭角状の先鋭部6とされている。このため、接
続端子板は多少の衝撃によつてもカーボン4と離
れることなく常に接触を保持されている。
上記の通り、第1図に示す接続端子板と接続端
子部の接続構造は接触の保持機能は良好である
が、接続端子板5の先鋭部6が脆弱なカーボン4
に直接々触される上、このカーボン4の下部層も
比較的軟弱な半田メツキ8および導電ペースト2
とされているため、度重なる衝撃に対しては、接
続端子板5の先鋭部6がこれら導電層に喰い込ん
でいき、遂には、第2図に示すようにすべての導
電層が喰い込み部7によつて寸断されて接続端子
板5と接続端子部との導通も絶たれてしまうとい
う欠点を有するものであつた。
子部の接続構造は接触の保持機能は良好である
が、接続端子板5の先鋭部6が脆弱なカーボン4
に直接々触される上、このカーボン4の下部層も
比較的軟弱な半田メツキ8および導電ペースト2
とされているため、度重なる衝撃に対しては、接
続端子板5の先鋭部6がこれら導電層に喰い込ん
でいき、遂には、第2図に示すようにすべての導
電層が喰い込み部7によつて寸断されて接続端子
板5と接続端子部との導通も絶たれてしまうとい
う欠点を有するものであつた。
この考案は、上記の情況に鑑みてなされたもの
で、接続端子板との接触を確実に保持し、かつ、
繰返し負荷される衝撃に対する耐久性も抜群に優
れた端子接続構造を提供するものである。
で、接続端子板との接触を確実に保持し、かつ、
繰返し負荷される衝撃に対する耐久性も抜群に優
れた端子接続構造を提供するものである。
この考案の端子接続構造は、印刷配線基板上に
形成された配線パターンの一端に、半田メツキ層
と、中央部および周縁部からなる半田付け性のな
い導電インク層と、該導電インク層の非被着部に
前記導電インク層よりも隆起して設けられた半田
層とを有する接続端子部を形成し、前記半田層
に、先鋭状に形成された接続端子板の先端部の傾
斜部分を接触させるようにしたものである。
形成された配線パターンの一端に、半田メツキ層
と、中央部および周縁部からなる半田付け性のな
い導電インク層と、該導電インク層の非被着部に
前記導電インク層よりも隆起して設けられた半田
層とを有する接続端子部を形成し、前記半田層
に、先鋭状に形成された接続端子板の先端部の傾
斜部分を接触させるようにしたものである。
以下、この考案の端子接続構造を図面に示す一
実施例と共に説明する。
実施例と共に説明する。
第3図は、この考案の端子接続構造を含む配線
パターンが形成された基板の平面図を示し、第4
は、第3図のA−A切断面における接続端子板と
の接触状態を示す拡大断面図である。
パターンが形成された基板の平面図を示し、第4
は、第3図のA−A切断面における接続端子板と
の接触状態を示す拡大断面図である。
各図において、図中10は印刷配線基板であ
り、20は印刷配線基板10上に形成された接続
端子部である。接続端子部20は印刷配線基板1
0上に面する最下層を絶縁樹脂中に銅またはニツ
ケル等の導電性金属粉を混入した導電ペースト2
1で印刷により形成してある。この導電ペースト
21の印刷時には、配線パターン21a,21b
を同時に形成する。22は導電ペースト21の表
面を被覆する半田メツキ層であり、この半田メツ
キ層22上にカーボン層23が印刷してある。カ
ーボン層23は、後述する如く半田付け部の形状
を設定するもので、中心部23aおよびこの中心
部と離間してこれを囲繞する内側が円形の周縁部
23bとにより形成してある。23cは上記カー
ボン層23と同時に印刷される端子部で、例えば
太陽電池の電極が直接押し付けられる。また、2
4は上記接続端子部20のカーボン層23の中心
部23aと周縁部23bとの間に半田付けされた
半田層である。この半田層24は、カーボン層2
3の中央部23aおよび周縁部23bをそれぞれ
中心および外周とするドーナツツ状に形成された
もので、カーボン層23が半田付け性を有してい
ないため、中央部23aと周縁部23bとの間を
単に半田メツキ層22にデイツプ半田するだけ
で、第4図に示すようにカーボン層23の上部に
略断面半円形状に隆起して形成される。
り、20は印刷配線基板10上に形成された接続
端子部である。接続端子部20は印刷配線基板1
0上に面する最下層を絶縁樹脂中に銅またはニツ
ケル等の導電性金属粉を混入した導電ペースト2
1で印刷により形成してある。この導電ペースト
21の印刷時には、配線パターン21a,21b
を同時に形成する。22は導電ペースト21の表
面を被覆する半田メツキ層であり、この半田メツ
キ層22上にカーボン層23が印刷してある。カ
ーボン層23は、後述する如く半田付け部の形状
を設定するもので、中心部23aおよびこの中心
部と離間してこれを囲繞する内側が円形の周縁部
23bとにより形成してある。23cは上記カー
ボン層23と同時に印刷される端子部で、例えば
太陽電池の電極が直接押し付けられる。また、2
4は上記接続端子部20のカーボン層23の中心
部23aと周縁部23bとの間に半田付けされた
半田層である。この半田層24は、カーボン層2
3の中央部23aおよび周縁部23bをそれぞれ
中心および外周とするドーナツツ状に形成された
もので、カーボン層23が半田付け性を有してい
ないため、中央部23aと周縁部23bとの間を
単に半田メツキ層22にデイツプ半田するだけ
で、第4図に示すようにカーボン層23の上部に
略断面半円形状に隆起して形成される。
すなわち、印刷配線基板10上に設けられる接
続端子部20は、第3図および第4図に示す実施
例においては、導電ペースト21、半田メツキ層
22、中心部23aと内側が円形の周縁部23b
とからなるカーボン層23および上記中心部23
aと周縁部23bとの間で半田メツキ層22に半
田付けされカーボン層23の上部に隆起するドー
ナツツ状の半田層24とから構成されるものであ
り、また、印刷配線基板10上には、上記接続端
子部20の導電ペースト21およびカーボン層2
3と同時に印刷される配線パターン21a,21
bおよび端子部23cがそれぞれ形成されている
のである。そして、上記接続端子部20に鋭角部
30aを有するバネ部材よりなる接続端子板30
を配置するには、上記鋭角部30aをカーボン層
23の中心部23aと対向して押圧するのであ
る。これにより接続端子板30と半田層24とは
それぞれ、斜面30bと外周面24aにおいて接
触し、第4図に示す通り接続端子部30の鋭角部
30aは直接接続端子部20に当接することはな
いので、接続端子部20が寸断されるようなこと
はなく、かつ、両者間の良好な接触が確保され
る。
続端子部20は、第3図および第4図に示す実施
例においては、導電ペースト21、半田メツキ層
22、中心部23aと内側が円形の周縁部23b
とからなるカーボン層23および上記中心部23
aと周縁部23bとの間で半田メツキ層22に半
田付けされカーボン層23の上部に隆起するドー
ナツツ状の半田層24とから構成されるものであ
り、また、印刷配線基板10上には、上記接続端
子部20の導電ペースト21およびカーボン層2
3と同時に印刷される配線パターン21a,21
bおよび端子部23cがそれぞれ形成されている
のである。そして、上記接続端子部20に鋭角部
30aを有するバネ部材よりなる接続端子板30
を配置するには、上記鋭角部30aをカーボン層
23の中心部23aと対向して押圧するのであ
る。これにより接続端子板30と半田層24とは
それぞれ、斜面30bと外周面24aにおいて接
触し、第4図に示す通り接続端子部30の鋭角部
30aは直接接続端子部20に当接することはな
いので、接続端子部20が寸断されるようなこと
はなく、かつ、両者間の良好な接触が確保され
る。
なお、上述の実施例における印刷配線基板はこ
れに限定されるものではなく、外筐となるケース
や端子板等接続端子部を形成できる基台となるも
のであれば良い。また、接続端子部の構造も実施
例に限定されず、導電ペーストを設けずに基板に
直接半田付け可能な導電層を設けた場合でも良
く、カーボン層もこれに限らず接触部24の形状
を設定し、かつ、これを隆起させるべく半田付け
性を有していない導電性材料であれば良い。さら
に、接続端子板30の鋭角部30aは斜面30b
が半田層24の外周面24aと確実に接触される
構造であれば、カーボン層に当接されていても良
く、また、この接続端子板30としてバネ性を有
していないものを使用して外部より接続部に加圧
するようにすることもできる。
れに限定されるものではなく、外筐となるケース
や端子板等接続端子部を形成できる基台となるも
のであれば良い。また、接続端子部の構造も実施
例に限定されず、導電ペーストを設けずに基板に
直接半田付け可能な導電層を設けた場合でも良
く、カーボン層もこれに限らず接触部24の形状
を設定し、かつ、これを隆起させるべく半田付け
性を有していない導電性材料であれば良い。さら
に、接続端子板30の鋭角部30aは斜面30b
が半田層24の外周面24aと確実に接触される
構造であれば、カーボン層に当接されていても良
く、また、この接続端子板30としてバネ性を有
していないものを使用して外部より接続部に加圧
するようにすることもできる。
また、半田層24の形状も第5図に示すように
カーボン層23′の中央部23a′を境として互い
に平行な2本の直線状としたり、第6図に示すよ
うにその外形々状を矩形にするとともに、カーボ
ン層23″の中央部23a″の中央付近に菱形や円
形(円形は図示せず)の凹部23d″を設けたもの
にすることもできる。第6図の場合の凹部23
d″は接続端子板の配置を容易にするものである。
カーボン層23′の中央部23a′を境として互い
に平行な2本の直線状としたり、第6図に示すよ
うにその外形々状を矩形にするとともに、カーボ
ン層23″の中央部23a″の中央付近に菱形や円
形(円形は図示せず)の凹部23d″を設けたもの
にすることもできる。第6図の場合の凹部23
d″は接続端子板の配置を容易にするものである。
この他、この考案の端子接続構造は、その基本
的な構成を応用して細部において種々変形できる
ことは言う迄もない。
的な構成を応用して細部において種々変形できる
ことは言う迄もない。
以上の説明で明らかな通り、この考案の端子接
続構造は、半田により接触部を隆起させて接続端
子板の斜面に接触するようにしたものであるか
ら、接続端子部が接続端子板の先鋭部で寸断され
ることがなく、従つて、衝撃に対する耐久性が良
く、かつ、両者の接触を確実に保持することがで
きるという利点がある。
続構造は、半田により接触部を隆起させて接続端
子板の斜面に接触するようにしたものであるか
ら、接続端子部が接続端子板の先鋭部で寸断され
ることがなく、従つて、衝撃に対する耐久性が良
く、かつ、両者の接触を確実に保持することがで
きるという利点がある。
第1図は従来の接続端子板と接続端子部の接触
状態を示す断面図、第2図はその接続端子部が接
続端子板によつて寸断された状態を示す断面図、
第3図〜第6図はいずれもこの考案の端子接続構
造を示すものであり、第3図はこの考案の接続端
子部が形成された印刷配線基板の平面図、第4図
は第3図A−Aにて切断した接続端子部に接続端
子板を接触させた状態を示す拡大断面図、第5図
および第6図はいずれも他の実施例を示す平面図
である。 10……印刷配線基板、20……接続端子部、
22……半田メツキ層(性のない導電インク)、
23……カーボン層(半田付け)、23a……中
央部、23b……周縁部、24……半田層。
状態を示す断面図、第2図はその接続端子部が接
続端子板によつて寸断された状態を示す断面図、
第3図〜第6図はいずれもこの考案の端子接続構
造を示すものであり、第3図はこの考案の接続端
子部が形成された印刷配線基板の平面図、第4図
は第3図A−Aにて切断した接続端子部に接続端
子板を接触させた状態を示す拡大断面図、第5図
および第6図はいずれも他の実施例を示す平面図
である。 10……印刷配線基板、20……接続端子部、
22……半田メツキ層(性のない導電インク)、
23……カーボン層(半田付け)、23a……中
央部、23b……周縁部、24……半田層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 配線パターンが形成された印刷配線基板と、 前記配線パターンの一端に形成され、半田メツ
キ層と、該半田メツキ層上のほぼ中央部およびこ
の中央部を囲む周縁部に被着された半田付け性の
ない導電インク層と、前記半田メツキ層上の前記
導電インク層の非被着部に前記導電インク層より
も隆起して形成された半田層とを有する接続端子
部と、 先細状に傾斜された先端部を有し、該先端部の
先を前記導電インク層の中央部に接触または接近
して対向すると共に、前記先端部の傾斜部分を前
記半田層に接触させる接続端子板と、 を具備してなる端子接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16145783U JPS6071168U (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | 端子接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16145783U JPS6071168U (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | 端子接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6071168U JPS6071168U (ja) | 1985-05-20 |
JPH047532Y2 true JPH047532Y2 (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=30354825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16145783U Granted JPS6071168U (ja) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | 端子接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6071168U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100542552B1 (ko) * | 2003-08-21 | 2006-01-11 | 삼성전자주식회사 | 인쇄회로기판, 및 이 인쇄회로기판을 갖는 화상기록장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS522852U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5617981Y2 (ja) * | 1974-12-24 | 1981-04-27 |
-
1983
- 1983-10-18 JP JP16145783U patent/JPS6071168U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS522852U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6071168U (ja) | 1985-05-20 |
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