JPH0474952B2 - - Google Patents

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JPH0474952B2
JPH0474952B2 JP57219532A JP21953282A JPH0474952B2 JP H0474952 B2 JPH0474952 B2 JP H0474952B2 JP 57219532 A JP57219532 A JP 57219532A JP 21953282 A JP21953282 A JP 21953282A JP H0474952 B2 JPH0474952 B2 JP H0474952B2
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vibration wave
vibrating body
vibration
electrostrictive element
wave motor
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JP57219532A
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/16Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors using travelling waves, i.e. Rayleigh surface waves
    • H02N2/163Motors with ring stator

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は進行性振動波により駆動する振動波モ
ータの構造に関する。
振動波モータは例えば特開昭52−29192号公報
にも開示されているように、電歪素子に周波電圧
を印加したときに生ずる振動運動を回転運動又は
一次元運動に変換するものである。従来の電磁モ
ータに比べて巻線を必要としないため、構造が簡
単で小型になり、低速回転時にも高トルクが得ら
れると共に慣性モーメントが少ないという利点が
あるため、最近注目されている。
ところが、従来知られている振動波モータは振
動運動を回転運動等に変換するにあたり、振動体
に生じた定在振動波で、振動体と接触するロータ
等の移動体を一方向に摩擦駆動するもので、振動
の往運動時には振動体と移動体が摩擦接触し、復
運動時には離れるようになつている。そのため振
動体と移動体は微小範囲で接触する構造、即ち点
もしくは線接触に近い構造でなければならず、い
きおい摩擦駆動効率の悪いものとなつてしまう。
また駆動力は一定方向に働くものであるから移
動体の移動方向は一方向のみである。逆方向に移
動させるためには、別な振動体で振動方向を機械
的に切り換える必要がある。従つて、正逆回転が
可能な振動波モータを得るには装置が複雑にな
り、振動波モータの特徴である構造の簡単さ、小
型さが半減されてしまう。
そこで本発明は従来の振動波モータのこれら欠
点を解消し極めて簡単な構成で駆動効率の高い正
逆転可能な振動波モータを得ることを目的とする
ものである。
上記目的を達成するため本発明の一例は、中心
から放射方向に向うに従い厚みが増加する環状振
動体2に、複数の電歪素子3を位相差的に配列し
て接合し、又は複数に位相差的に分極処理された
電歪素子3を接合し、該電歪素子3に周波電圧を
印加して該振動体2に進行性振動波を発生させ、
その進行性振動波により該振動体2に加圧接触さ
せた移動体1を摩擦駆動することを特徴とする振
動波モータである。
第1図は本発明を適用する振動波モータの実施
例で各要素別に分解したものを示している。
ベースとなる固定体5の中心円筒部5aに、振
動吸収体4・吸収体4側に電歪素子3を接着した
金属の環状振動体2・移動体1の順に嵌め込まれ
ており、固定体5・吸収体4・振動体2は各々相
互に回転しないように取付けられている。振動体
2に対し移動体1は自重又は図示しない付勢手段
で圧接されモータの一体性を保つている。複数の
電歪素子3aは振動波の波長λの2分の1のピツ
チで配列され、複数の電歪素子3bも同じくλ/
2ピツチで配列されている。なお電歪素子3は複
数並べず、第8図に示すように環状の単体の素子
3にし、それを前ピツチに分極処理し分極処理部
3aと3bにしても良い。電歪素子3aと3bの
相互ピツチは(no+1/4)λ(但しno=0、1、
2、3…)ずれた位相差的配列がなされる。電歪
素子3aの各々には吸収体4側にリード線11a
が接続され電歪素子3bの各々にはリード線11
bが接続され、その各々は電源6aと90゜位相器
6bに接続される(第3図参照)。また金属の振
動体2にはリード線11cが接続され交流電源6
aと接続される。環状振動体2は電歪素子3側で
は平面にしもう一方の面は放射方向に向うに従い
板厚が厚くるように形成してある。この厚みの変
化は第2図に示すような二次曲線になつている。
この断面極線が形成する環状凹曲面にはこの凹曲
面と合致する凸曲面を持つた移動体1の摩擦部1
aが圧接される(第2図参照)。その摩擦部1a
は摩擦力を強くしかつ摩耗を少なくするように硬
質ゴム等で形成される。また吸収体4はゴム・フ
エルト等で形成し機械的振動を固定体5に伝えな
いようになつている。
このように構成された振動波モータの動作は次
のようなものである。
第3図は上記モータの振動波の発生状態を示し
ている。金属の振動体2に装着された電歪素子3
a及び3bは、説明の便宜上、隣接して現わされ
ているが、上記のλ/4の位相ずれの条件を満足
しているため、第1図に示すモータの電歪素子3
a及び3bの配列と実質的に等価なものである。
各電歪素子3a及び3b中のは交流電圧が正側
の周期であるとき伸び、は同じく正側の周期で
縮む状態になることを示している。
金属振動体2を電歪素子3a及び3bの一方の
電極にし、電歪素子3aには交流電源6aからV
=Vosinωtの交流電圧を引火し、電歪素子3bに
は交流電源6aから90゜位相器6bを通してλ/
4位相のずれたV=Vosin(ωt±π/2)の交流
電圧を印加する。式中の+又−は移動体1(本図
に於て省略)を動かす方向によつて位相器6bで
切り換えられるもので、+側に切り換えると+90゜
位相がずれ正方向に動き、−側に切り換えると−
90゜位相がずれ逆方向に動く。いま一側の切り換
えてあり電歪素子3bにはV=Vosin(ωt−π/
2)の電圧が印加されるとする。電歪素子3aだ
けが単独で電圧V=Vosinωtにより振動した場合
は同図aに示しような安在波による振動が起り、
電歪素子3bがけが単独で電圧V=Vosin(ωt−
π/2)により振動した場合はbに示すような定
在波による振動が起る。上記位相のずれた二つの
交流を同時に各々の電歪素子3aと3bに印加す
ると振動波は進行性になる。イは時間t=2nπ/
ω、ロはt=π/2ω+2nπ/ω、ハはt=π/ω
+2nπ/ω、ニはt=3π/2ω+2nπ/ωの時のも
ので、振動波の波面はx方向に進行する。
このような進行性の振動波は縦波と横波を伴な
つており、第4図に示すように振動体2の質点A
について着目すると、縦振幅uと横振幅wで反射
時計方向の回転楕円運動をしている。振動体2の
表面には移動体1が加圧接触しており振動面の頂
点にだけ接触することになるから、頂点に於ける
質点A,A′…の楕円運動の縦振幅uの成分に駆
動され、移動体1は矢示N方向に移動する。
90゜位相器により+90゜位相をずらせば振動波は
−x方向に進行し、移動体1はN方向と逆向きに
移動する。
このように進行性振動波によつて駆動される振
動波モータは極めて簡単な構成で正逆転の切り換
えが可能となる。
なお、質点Aの頂点に於ける速度はV=2πfu
(fは振動周波数)となり、移動体1の移動速度
はこれに依存すると共に、加圧接触による摩擦駆
動がされるため、横振幅Wにも依存する。即ち、
移動体1の移動速度は質点Aの楕円運動の大きさ
に比例し、その楕円運動の大きさは電歪素子に引
火される電圧に比例する。
移動体1の摩擦駆動は振動体2の進行性振動波
の波面の頂点で横振幅Wによつてなされるもので
あるから横振幅Wが半径に比例してにることが駆
動効率を向上させるために必要である。
第2図に示す実施例では、振動体2の断面の移
動体1側で形成する二次曲線は断面方向(即ち第
4図に於けるZ軸方向)で横振幅Wが半径に比例
し極めて強力な駆動効率を得ることができる。
第5図は環状振動体2と移動体1の別な実施例
を示すもので、振動体2の電歪素子側は平面に形
成し移動体1側では内径D1に於ける厚さh1外径
D2に於ける厚さh2にして(h1<h2)その間を直線
で結ぶ厚さに形成したものである。この場合に於
ても、振動体2の横振幅Wが半径に略比例し、高
い駆動効率が得られる。
この他、振動体2の移動体1側で環状の円弧面
に形成したものを上記実施例と同じような高効率
の駆動が可能である。
前記実施例では駆動体2の電歪素子3側は平面
にしたものを例示したが、前記の曲面、傾斜面を
振動体2の電歪素子3側に設けたもの、或は両側
に設けたものであつても良い。
第6図はその一例として振動体2の傾斜面に電
歪素子3を接着したものを示している。
このように本発明の振動波モータは進行性振動
波により駆動するため簡単に正逆転の切替が可能
で、しかも振動体の接触部の厚みが中心側から放
射方向に向うに従い増加しているので、振動体の
共振状態が酔いため高い駆動効率を得られるもの
である。
第7図は本発明の振動波モータをスチルカメ
ラ・ムービカメラ・テレビカメラ・ビデオカメラ
等各種カメラ類・映写機・引伸機・スライドプロ
ジエクタ等の各種投影機類及び光量測定機等の各
種測定機類のような光学機器のレンズの絞り駆動
源として適用したものを例示している。
基台7の中心円筒部7aに吸収体4・電歪素子
3・振動体2・移動体である回転体9の中心孔部
が順に嵌め込まれ、基台7に対し吸収体4・電歪
素子3・振動体2は回転しないようになつている
絞り羽根12の円孔12b・円弧孔12aと基台
7の突起7b・回転体9の突起9aが各々係合
し、その上をスライドベアリング13がスペーサ
14で位置決めされて抑え筒15によつて抑えら
れる。基台7と抑え筒15はバネ17によつて付
勢加圧され、ビス16によつて連結され絞りユニ
ツトの一体性を保つ。この絞りユニツトはレンズ
鏡筒の一部を形成するものである。
電歪素子3にリード線11a,11cと11
b,11cから各々−90゜位相のずれた交流を印
加すると、回転体9が回転しその突起9aに係合
する絞り羽根12はその円弧穴12aに沿つて軸
7b,12bを中心として回動進出する。絞り羽
根12は複数の突起9aに各々設けられているた
め前記回動進出したときは中心空孔部を絞り込
む。交流の位相を前記と逆に+90゜ずらすと回転
体9が逆回転して絞りを開く。なお同図における
SWは回転体9の突起9bと絞りに開放時に当接
してオン・オフするスイツチ、8aはくし歯電極
での回転体9に取付けられた電極8bに摺接し絞
り羽根の絞り込み位置に応じた信号を出すもの
で、共に絞り制御のために必要なものである。尚
2が振動体、1;9が被駆動体、3が電気−機械
エネルギー変換素子の夫々を構成する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する振動波モータの分解
斜視図、第2図は振動波モータの一部切欠き側面
図、第3図・第4図は振動波モータの駆動原理説
明図、第5図・第6図は別な実施例の一部切欠き
側面図、第7図は本発明の振動波モータを絞り駆
動源に適用した実施例の斜視図、第8図は電歪素
子の別な実施例の平面図である。 1は移動体、2は振動体、3は電歪素子、4は
振動吸収体、5は固定体である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 振動体2と、被駆動体1;9とを有する振動
    波モータであつて、 振動体2は、中心から外周方向に厚みが増加す
    る断面形状を有して接触面が形成され、電気−機
    械エネルギー変換素子3によつて励振されて表面
    に進行性振動波を発生するものであり、 被駆動体1;9は振動体2の接触面に圧接され
    て駆動されるものである 振動波モータ。
JP57219532A 1982-12-15 1982-12-15 振動波モ−タ Granted JPS59110388A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57219532A JPS59110388A (ja) 1982-12-15 1982-12-15 振動波モ−タ
US06/558,004 US4495432A (en) 1982-12-15 1983-12-05 Piezoelectric vibration wave motor with sloped drive surface
DE19833345274 DE3345274A1 (de) 1982-12-15 1983-12-14 Vibrationswellenmotor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57219532A JPS59110388A (ja) 1982-12-15 1982-12-15 振動波モ−タ

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JPS59110388A JPS59110388A (ja) 1984-06-26
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ID=16736953

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JPS59110388A (ja) 1984-06-26

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