JPH0473495A - 難燃性被覆管およびその製造方法 - Google Patents

難燃性被覆管およびその製造方法

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JPH0473495A
JPH0473495A JP18553290A JP18553290A JPH0473495A JP H0473495 A JPH0473495 A JP H0473495A JP 18553290 A JP18553290 A JP 18553290A JP 18553290 A JP18553290 A JP 18553290A JP H0473495 A JPH0473495 A JP H0473495A
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JP
Japan
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group
monomer containing
fire
resistant
carboxylic acid
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Application number
JP18553290A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kawamura
力 川村
Takashi Inoue
俊 井上
Yuji Nishikawa
勇二 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Eneos Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野コ 本発明は給湯管等の屋内外の断熱被覆管に関し、更に詳
しくは、管体の外面に断熱層を介して特定の難燃性樹脂
被覆層を施した難燃性被覆管であって、断熱性、耐熱性
、耐寒性、機械的強度、化学的特性、加工性等に優れ、
かつ高度の難燃性を有する断熱被覆管およびその製造方
法に関するものである。
[従来技術] 従来、温水や熱水、冷媒や熱媒等の流体を通す給湯管、
冷凍機、ヒートパイプ等の配管として、銅、鋼等の金属
管の外周にプラスチック発泡体などからなる断熱層と、
その断熱層をさらにポリ塩化ビニル(PVCと略す)や
ポリエチレン等のプラスチックで被覆した断熱管が知ら
れているが、近年、これらの断熱管においても、難燃性
、毒性のないものが要望されつつある。
しかし、上記PVCで被覆した断熱管は難燃性はあるも
のの残留塩化ビニルモノマーや可塑剤による毒性の問題
や、長年使用すると可撓性がなくなるばかりでなく、燃
焼時においては有毒ガスを発生するなどの問題を有して
いる。
またポリエチレン単体で被覆したものは易燃性テアリ、
一部ポリエチレンにハロゲン系難燃剤等の有機難燃剤を
含有せしめた樹脂組成物も使用されているが、上記Pv
Cと同様にハロゲン系難燃剤等の有機難燃剤は燃焼時に
膏毒ガスを発生するという問題点を有している。
昨今においては、ポリオレフィンに、有毒ガスの発生が
なく、低煙性で、無公害型の難燃剤として、水酸化アル
ミニウム、水酸化マグネシウム等の無機系難燃剤を添加
することが提案されている(例えば、特開昭51−13
2254号公報、同56−138832号公報、特開平
1−234436号公報等)。
また実開平1−12809E3号公報においては、金属
管の外周にエチレン−酢酸ビニル共重合体等に無機水和
物を配合した高発泡倍率発泡体を断熱層とし、更にその
外周をエチレン−アクリル酸エチル共重合体に無機水和
物を配合した樹脂組成物を被覆した断熱管、あるいは実
開平1−148200号公報では、金属管の外周に無機
質断熱材を設け、更にその外周にエチレン−アクリル酸
エチル共重合体に無機水和物を配合した樹脂組成物を押
出被覆したシース層からなる断熱管が提案されている。
しかし、高難燃性を付与するために、これらエチレン−
酢酸ビニル共重合体やエチレン−アクリル酸エチル共重
合体に無機水和物を大量に添加すると、引張強度や伸び
等の機械的強度や可撓性、加工性等が低下し、良好な成
形品を得ることが難しい。
したがって、上記諸物性を維持するためには無機難燃剤
の大量添加は望めない。
また単に軟質ポリオレフィン系樹脂と無機難燃剤を配合
しただけでは燃焼時にドリッピングが生じ、充分な難燃
性が得られず、結果として高度の難燃性を得ることが難
しいという問題を宵している。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記の点に鑑み、流体を通す基管の外周に少な
くとも断熱層を介して特定の難燃性樹脂組成物からなる
被覆外層を設けることにより、従来の断熱管が存してい
る機械的強度、可撓性、加工性、断熱性、耐熱性、耐寒
性、化学的特性等の諸物性を損なわずに高度の難燃性を
付与した難燃性被覆管を提供するものである。
また、他の目的は、経済的にも品質的にも優れる難燃性
被覆管の製造方法を提供するものである。
[課題を解決する手段] 本発明の請求項(1)の発明は、流体を通す基管に少な
くとも断熱層を介して下記被覆外層を設けたことを特徴
とする難燃性被覆管である。
被覆外層: A)a:カルボン酸基、カルボン酸エステル基または酸
無水基含有モノマー、b:エポキシ基含有モノマー 、
c:ヒドロキシル基含有モノマー、dニアミノ基含有モ
ノマー e:アルケニル環状イミノエーテル誘導体、f
:多官能七ツマ−から選ばれた少なくとも1種の官能基
を含むポリオレフィン系樹脂またはその樹脂組成物10
0重量部と、 B)無機難燃剤50〜200重量部 からなる樹脂組成物 本発明の請求項(2)の発明は、流体を通す基管に少な
くとも断熱層を介して下記被覆外層を押出成形またはテ
ーピングにより被覆したことを特徴とする難燃性被覆管
の製造方法である。
被覆外層: A)a:カルボン酸基、カルボン酸エステル基または酸
無水基含有モノマー、b:エポキシ基含有モノマー 、
c:ヒドロキシル基含有モノマー、dニアミノ基含有モ
ノマー、e:アルケニル環状イミノエーテル誘導体、f
:多官能モノマーから選ばれた少なくとも1種の官能基
を含むポリオレフィン系樹脂またはその樹脂組成物10
0重量部と、 B)無機難燃剤50〜200重量部 からなる樹脂組成物 本発明に用いる温水や熱水等の流体を通す基管としては
特に限定されるものではなく、例えば銅及びその合金、
鋼、鉛、チタン合金などの金属管、セラミックス、ガラ
ス、FRP等の非金属管あるいはポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィンおよびそれらの架橋物、ポ
リアミド等のプラスチック管等が使用できる。
本発明における該基管の外周を被覆する断熱層も特に限
定されるものではなく、熱可塑性樹脂発泡体、空気層や
空気セル等を有する構造体、セラミックや金属の中空バ
ルーンあるいは破砕体などを含む熱可塑性樹脂や熱硬化
性樹脂など、天然あるいは合成繊維、ロックウール等の
無機繊維等からなるマット状物、不織布、織物、紙、ダ
ンボール等いずれでもよい。
これらの中でも熱可塑性樹脂発泡体は、軽量で断熱効果
に優れ、かつ安価であることから最も好ましい。
上記熱可塑性樹脂発泡体の熱可塑性樹脂としては、高・
中・低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ
フィン、ポリアミド、ポリエステル、ポリスチレン、ポ
リウレタン等が一般的に使用されるが特に限定されるも
のではない。
本発明の被覆外層とはa:カルボン酸基、カルボン酸エ
ステル基または酸無水基含有モノマーb:エポキシ基含
有モノマー、c:ヒドロキシル基含有モノマー、dニア
ミノ基含有モノマー、e:アルケニル環状イミノエーテ
ル誘導体、f:多官能モノマーから選ばれた少なくとも
1種の官能基を含むポリオレフィン系樹脂またはその樹
脂組成物100重量部と、無機難燃剤50〜200重量
部を含む樹脂組成物からなるものである。
上記少なくとも1種の官能基を含むポリオレフィン系樹
脂とは、オレフィンと上記モノマーの少なくとも1種と
の2元または多元共重合体、ポリオレフィン系樹脂に該
モノマーの少な(とも1種をグラフトしたグラフト変性
体またはポリオレフィン系樹脂に該モノマーの少なくと
も1種を含浸させた熱可塑性樹脂組成物を包含する。
上記官能基a:カルボン酸基、カルボン酸エステル基ま
たは酸無水基含有モノマーとは、マレイン酸、フマル酸
、シトラコン酸、イタコン酸等のα、β−不飽和不飽和
ジカルボン酸リアクリル酸クリル酸、フラン酸、クロト
ン酸、ビニル酢酸、ペンテン酸等の不飽和モノカルボン
酸、あるいはこれらα、β−、β−ジカルボン酸または
不飽和モノカルボン酸のエステルまたは無水物が挙げら
れる。
b:エポキシ基含有モノマーとしては、アクリル酸グリ
シジル、メタクリル酸グリシジル、イタコン酸モノグリ
シジルエステル、ブテントリカルボン酸モノグリシジル
エステル、ブテントリカルボン酸ジグリシジルエステル
、ブテントリカルボン酸トリグリシジルエステルおよび
α−クロロアリル、マレイン酸、クロトン酸、フマール
酸等のグリシジルエステル類またはビニルグリシジルエ
ーテル、アリルグリシジルエーテル、グリシジルオキシ
エチルビニルエーテル、スチレン−p−グリシジルエー
テルなどのグリシジルエーテル類、p−グリシジルスチ
レンなどが挙げられるが、特に好ましいものとしてはメ
タクリル酸グリシジル、アリルグリシジルエーテルを挙
げることができる。
、c:ヒドロキシル基含有モノマーとしては、1−ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。
dニアミノ基含有モノマーとしては、ジメチルアミンエ
チル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、ジブチルアミノエチル(メタ)アク
リレート等の3級アミノ基含をモノマーが挙げられる。
e:アルケニル環状イミノエーテル誘導体としては、以
下の構造式で表される物であり、ここでnは1.2及び
3であり、好ましくは2及び3、より好ましくは2であ
る。またRIR2,R3,RはそれぞれC8〜C1□の
不活性なアルキル基及び/または水素を示し、アルキル
基にはそれぞれ不活性な置換基があってもよい。ここで
いう不活性とはグラフト反応やその生成物の機能に悪影
響を及ぼさないことを意味する。またRはすべて同一で
ある必要はない。好ましくはR’=R2=H,R3=H
あるいはMe、R=Hすなわち、2−ビニル及び/また
は2−インプロペニル−2−オキサゾリン、2−ビニル
及び/または2−インプロペニル−5,6−シヒドロー
4H−1,3−オキサジンである。これらは単独でも混
合物でもよい。
この中でも特に2−ビニル及び/または2−インプロペ
ニル−2−オキサゾリンが好ましい。
f:多官能モノマーとしては、トリメチロールプロパン
トリメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレ
ート、ジエチレングリコールジメタクリレート等に代表
される多官能性メタクリレートモノマー類、ジビニルベ
ンゼン、トリアリルイソシアヌレート、ジアリルフタレ
ート、ビニルブチラード等に代表される多官能性ビニル
モノマー類、NIN’−1−フェニレンビスマレイミド
、NIN’−エチレンビスマレイミドに代表されるビス
マレイミド類、P−キノンジオキシム等のジオキシム類
等が挙げられる。
本発明の官能基を含むポリオレフィン系樹脂とは、オレ
フィンと上記モノマーの少なくとも1種との2元または
多元共重合体、ポリオレフィン系樹脂に該モノマーの少
なくとも1種をグラフト変性したグラフト変性体、ポリ
オレフィン系樹脂に該モノマーの少なくともINを含浸
させた熱可塑性樹脂組成物を包含するものであるが、操
作が簡便で、かつ効果的で、安価な方法であることから
グラフト変性体が最も好ましい。
上記モノマーの少な(とも1種をポリオレフィン系樹脂
にグラフト変性するときには架橋剤の存在下に、無溶媒
または溶媒中で行うことが望ましい。
該架橋剤としては、ヒドロペルオキシド、ジアルキルペ
ルオキシド、ジアシルペルオキシド、ペルオキシエステ
ル、ケトンペルオキシド等の有機過酸化物、ジヒドロ芳
香族化合物、硫黄等の加硫剤から選ばれた少なくとも1
種が挙げられる。
グラフト変性されるポリオレフィン系樹脂としては、特
に限定されるものではない。
例えば、前記官能基を含むポリオレフィン系樹脂単独で
無機系難燃剤と配合した組成物とする場合には、該官能
基を含むポリオレフィン系樹脂を本質的に軟質ポリオレ
フィン系樹脂とすることが好ましい。
また、官能基を含むポリオレフィン系樹脂と他の軟質ポ
リオレフィン系樹脂とブレンドした樹脂組成物と無機系
難燃剤と配合する場合においては、官能基を含むポリオ
レフィン系樹脂は、必ずしも軟質ポリオレフィン系樹脂
で構成する必要はなく、高番中密度ポリエチレン、ポリ
プロピレン等の結晶性の高い樹脂で構成してもよく、特
に密度0.91〜0.97g/cm3のエチレン−α−
オレフィン共重合体が好ましく使用される。
上記官能基の反応またはグラフト量は、樹脂成分に対し
て0.01〜20重量%、好ましくは0.1〜15重量
%の範囲で用いられる。
本発明の変性に供される軟質ポリオレフィン系樹脂また
は官能基を含むポリオレフィン系樹脂とブレンドされる
軟質ポリオレフィン系樹脂としては、超低密度ポリエチ
レン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン
、エチレン−ビニルエステル共重合体、エチレン−α、
β−カルボン酸またはその誘導体との共重合体、エチレ
ン−プロピレンランダム共重合体ゴム、エチレン−プロ
ピレン−ジエンランダム共重合体ゴムなどのオレフィン
系ゴム、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロ
ピレン−ブテン−1ランタム共重合体などのα−オレフ
ィン相互共重合体およびこれ等の混合物からなる群から
選択された少なくとも1種のものが好ましい。
上記超低密度ポリエチレン(VLDPE)、!:は、例
えば密度0.8eO〜0.910 g/cm3、示差走
査熱量測定法(DSC)による最大ピーク温度(T+a
)60℃以上、かつ好ましくは沸騰n−ヘキサン不溶分
10重量%以上の性状を有する特定のエチレン−α−オ
レフィン共重合体であり、少なくともチタンおよび/ま
たはバナジウムを含有する固体触媒成分と打機アルミニ
ウム化合物とからなる触媒を用いて重合される。
該VLDPEは、直鎖伏仰密度ポリエチレンとエチレン
−α−オレフィン共重合体ゴムとの中間の性状を示すポ
リエチレンを指す。直鎖状低密度ポリエチレンが示す高
結晶部分とエチレン−αオレフイン共重合体ゴムが示す
非晶部分とを合わせ持つ樹脂であって、前者の特徴であ
る機械的強度、耐熱性などと、後者の特徴であるゴム状
弾性、耐低温衝撃性などがバランスよく共存しており、
本発明に用いるときは極めて有用である。
該α−オレフィンとしてはプロピレン、ブテン−1,4
−メチルペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、
デセン−1、ドデセン−1等を挙げることができる。
低密度ポリエチレンは高圧ラジカル重合法により製造さ
れる密度0.91〜0.94kg/c+a3のポリエチ
レンである。
直鎖状低密度ポリエチレンはチーグラー系触媒を用いて
低圧法あるいは高圧法で製造される密度0.91〜0.
94kg/cm’のエチレン−α−オレフィン共重合体
であり、α−オレフィンとしては前記のものを挙げるこ
とができる。
エチレン−α、β−不飽和カルボン酸またはその誘導体
との共重合体としては、エチレン−α。
β−不飽和カルボン酸共重合体、エチレン−α。
β−不飽和カルボン酸エステル共重合体、その金属塩、
アミド、イミド等が挙げられるが、好ましくは高圧ラジ
カル重合法で製造されるエチレン50〜99.5重量%
、α、β−不飽和カルボン酸もしくはエステル0.5〜
50重量%、および他の共重合可能な不飽和単量体0〜
49.5重量%からなる共重合体が好ましい。
α、β−不飽和カルボン酸もしくはエステルの具体的な
例としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、
フマル酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸等の不飽和
カルボン酸類、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル
、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸
プロピル、メタクリル酸プロピル、アクリル酸イソプロ
ピル、メタクリル酸イソプロピル、アクリル酸−n−ブ
チル、メタクリル酸−n−ブチル、アクリル酸シクロヘ
キシル、メタクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸ラウ
リル、メタクリル酸ラウリル、アクリル酸ステアリル、
メタクリル酸ステアリル、マレイン酸モノメチルエステ
ル、マレイン酸モノエチルエステル、マレイン酸ジエチ
ルエステル、フマル酸モノメチルエステル、アクリル酸
グリシジル、メタクリル酸グリシジル等の不飽和カルボ
ン酸エステル類を挙げることができる。この中でも特に
好ましいものとして(メタ)アクリル酸アルキルエステ
ルを挙げることができる。更に好ましくはアクリル酸エ
チルを挙げることができる。
金属塩としてはナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム
塩、リチウム塩、アルミニウム塩、マグネシウム塩、亜
鉛塩等が挙げられる。
該エチレン−ビニルエステル共重合体は、高圧ラジカル
重合法で製造されるエチレンを主成分とするプロピオン
酸ビニル、酢酸ビニル、カプロン酸ビニル、カプリル酸
ビニル、ラウリル酸ビニル、ステアリン酸ビニル、トリ
フルオル酢酸ビニルなどのビニルエステル単量体との共
重合体である。これらの中でも特に好ましいものとして
は、酢酸ビニルを挙げることができる。その−例として
は、エチレン50〜99.5重量%、ビニルエステル0
.5〜50重量%、他の共重合可能な不飽和単量体0〜
49.5重量%からなる共重合体が好ましい。
これらの共重合体の具体例としては、エチレン−アクリ
ル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチ
レン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル
酸−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−酢酸ビニル−アクリル酸エチル共
重合体、エチレン−メタクリル酸グリシジル共重合体、
エチレン−メタクリル酸グリシジル−アクリル酸エチル
共重合体あるいはこれらの金属塩(アイオノマー)等が
挙げられる。これらの共重合体は混合して使用しても良
い。
トリフはエチレン−ビニルエステル共重合体、エチレン
−α、β−カルボン酸またはその誘導体との共重合体等
の含酸素軟質ポリオレフィン系樹脂が難燃性の相乗効果
が著しいことから好まし・い。
上記含酸素軟質ポリオレフィン系樹脂が無機系難燃剤を
配合したとき高度な難燃性を示す理由は明確ではないが
、燃焼時において無機系難燃剤との相乗効果によるもの
と考えられる。
さらに本発明においては、上記軟質ポリオレフィン系樹
脂に対して、インブテンゴム、ブタジェンゴム、112
−ポリブタジェンゴム、スチレン−ブタジンランダム共
重合体ゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、スチレ
ン−ブタジェン−スチレンブロック共重合体ゴム、スチ
レン−イソプレン−スチレンブロック共重合体ゴムなど
を難燃性などを妨げない範囲で添加して使用しても良い
本発明の無機系難燃剤としては、水酸化アルミニウム、
水酸化マグネシウム、水酸化ジルコニウム、塩基性炭酸
マグネシウム、ドロマイト、ハイドロタルサイト、水酸
化カルシウム、水酸化バリウム、酸化スズの水和物、硼
砂などの無機金属化合物の水和物、ホウ酸亜鉛、メタホ
ウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウム、炭酸亜鉛、炭酸マグネ
シウム−カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、
酸化マグネシウム、酸化モリブデン、酸化ジルコニウム
、酸化スズ、三酸化アンチモン、酸化アンチモン、赤リ
ン等が挙げられる。これらは1種でも2種以上を併用し
ても良い。この中でも特に、水酸化マグネシウム、水酸
化アルミニウム、塩基性炭酸マグネシウム、ハイドロタ
ルサイトからなる群から選ばれた少なくとも1種が難燃
効果が良く、経済的にも有利である。
また、チャー(炭化層)を助成するために水酸化アルミ
ニウム、水酸化マグネシウム等の無機金属水和物と赤リ
ンまたはフェノール樹脂コーティング赤リン、カーボン
ブラック、硼酸塩等の少なくとも1種と併用することが
好ましい。
上記赤リン等のチャー形成助剤の配合量は、無機系難燃
剤に対して、0.5〜20重量%位の範囲で添加するこ
とが望ましい。
またこれら無機系難燃剤の粒径は種類によって異なるが
、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等において
は平均粒径20μm以下が好ましい。
上記無機系難燃剤の配合量は樹脂成分100重量部に対
して50〜200重量部、好ましくは70〜150重量
部の範囲である。該難燃剤の量が50重量部未満では難
燃効果が小さく、200重量部を超えると機械的強度・
伸びが低下し、可撓性が失われて脆くなり、かつ低温特
性も悪化する。
また本発明では無機系充填剤と難燃剤とを併用すること
により、難燃剤の添加量を減少させることもできるし、
他の特性を付与させることもできる。
本発明で用いられる無機充填剤としては、粉粒体、平板
状、針状、球状または中空状および繊維状等が挙げられ
、具体的には、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫
酸カルシウム、珪酸カルシウム、クレー、珪藻土、タル
ク、アルミナ、珪砂、ガラス粉、酸化鉄、金属粉、二酸
化アンチモン、グラファイト、炭化珪素、窒化珪素、シ
リカ、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、カーボンブラッ
クなどの粉粒状充填剤、雲母、ガラス板、セリサイト、
パイロフィライト、アルミフレークなどの金属箔、黒鉛
などの平板状もしくは鱗片状充填剤、シラスバルーン、
軽石などの中空状充填剤、ガラス繊維、炭素繊維、グラ
ファイト繊維、ウィスカー、金属繊維、シリコーンカー
バイト繊維、アスベスト、ウオラストナイトなどの鉱物
繊維等の例を挙げることができる。
これらの添加量は樹脂成分100重量部にたいして、1
00重量部程度まで適用される。
上記添加量が100重量部を超えると成形品の衝撃強度
等の機械的強度が低下するので好ましくない。
本発明において、前記無機系難燃剤もしくは無機充填剤
等を使用する場合、該難燃剤や充填剤の表面をステアリ
ン酸、オレイン酸、パルミチン酸等の脂肪酸またはその
金属塩、パラフィンフックス、ポリエチレンワックスま
たはそれらの変性物、有機シラン、を機ボラン、有機チ
タネート等で被覆するなどの表面処理を施すのが好まし
い。
上記不飽和シラン化合物としてはビニルトリメトキシシ
ラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリアセチル
シラン、ビニルトリクロロシランなどが挙げられる。
不飽和チタネート化合物としてはテトライソプロピルチ
タネート、テトラ−n−ブチルチタネート、テトラキス
(2−エチルヘキソキシ)チタネート、チタンラクテー
トアンモニウム塩等が挙げられる。
本発明で用いる軟質ポリオレフィン系樹脂組成物におい
て、その特性を損なわない範囲で傷付き白化防止剤を添
加しても良い。
該傷付き白化防止剤としては、■鉱油、ワックス、パラ
フィン類、■高級脂肪酸およびそのエステル、アミドも
しくは金属塩、■シリコーン、■多価アルコールの部分
的脂肪酸エステルまたは脂肪酸アルコール、脂肪酸、脂
肪酸アミノ、脂肪酸アミド、アルキルフェノール若しく
はアルキルナフトールアルキレンオキサイド付加物の少
なくとも1種から選択される。
上記■鉱油、ワックス、パラフィン類としては、プロセ
スオイルなどの鉱油;マイクロワックス、ポリエチレン
ワックスなどのワックス類;流動ハラフィン、天然パラ
フィンなどのパラフィン類が挙゛げられる。
上記■高級脂肪酸およびそのエステル、アミド、金属塩
としては、エルカ酸、オレイン酸、ステアリン酸、バル
ミチン酸、リノール酸、リルン酸、ソルビタン脂肪酸、
ジグリセリン脂肪酸、ペンタエリスリトール脂肪酸、ジ
ペンタエリスリトール脂肪酸、ポリオキシエチレン脂肪
酸などの高級脂肪酸;ステアリン酸ブチル、ステアリン
酸モノグリセリド、オレイン酸モノグリセリド、12−
オキシステアリン酸、ポリオキシエチレン(5)グリセ
リンモノステアレート、ポリオキシエチレン(20)グ
リセリンモノステアレート、ポリオキシエチレン(5)
モノオーレートなどの高級脂肪酸エステル類;エルカ酸
アミド、オレイン酸アミド、ステアリン酸アミド、エチ
レンヒドロキシステアラミド、メチレンビスステアロア
ミド、エチレンビスステアロアミド複合型アミドなどが
挙げられる。又、高級脂肪酸の金属塩にはステアリン酸
マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
バリウム、ラウリル酸亜鉛などが挙げられる。
上記■シリコーンとしては、シリコーンオイル、シリコ
ーンオリゴマー、シリコーンゴム、シリコンレジンなど
が挙げられるが、特に高級脂肪酸変性シリコンオイルが
最も好ましい。
上記■多価アルコールの部分的脂肪酸エステルまたは脂
肪酸アルコール、脂肪酸、脂肪酸アミノ、脂肪酸アミド
、アルキルフェノール、アルキルナフトールのアルキレ
ンオキサイド付加物としては、上記の脂肪酸、ソルビタ
ンモノステアレート、ソルビタンモノパルミテートなど
のソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステ
ル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、脂肪酸アミ
ドなどにエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドな
どの縮合物を付加したものである。上記アルキレンオキ
サイドの炭素数は2〜4が適当である。又アルキレンオ
キサイドの付加率は、エチレンオキサイドでは1〜10
モル位が適当である。これらは単独で、或は混合して付
加させても良い。またランダムブロックであってもよい
上記傷付き白化防止剤の中でも、オレイン酸アミド、ス
テアリン酸アミド、高級脂肪酸アミドおよび高級脂肪酸
変性シリコンオイルなどのシリコンが好ましく、特に高
級脂肪酸アミドは安価であることから経済的にも宵利で
ある。
本発明の難燃性被覆管の構成とは、流体を通す基管の外
周に少なくとも断熱層を設け、更に該断熱層の外周に前
述の被覆外層を設けた難燃性被覆管であるが、金属管の
場合には、該基管の表面を防食塗料、防食ペイント、メ
ツキ、防食テープ等により、防食加工を施してもよい。
またその外周を被覆する断熱層の接着性を向上するため
接着剤層を設けたりしてもよい。
断熱層の外周に被覆外層を設ける際も同様に接着剤を介
し、あるいは不織布、織布等の補強基材を介して施して
もよい。
また必要により、異種または同種の断熱層を2重以上設
けてもよいし、被覆外層の上に更にアルミニウム等の金
属箔や不燃性の不織布等を被覆してもよい。
本発明の難燃性被覆管の製造方法は、流体を通す基管に
少なくとも断熱層を介して下記被覆外層を押出成形また
はテーピングにより被覆したことを特徴とする難燃性被
覆管の製造方法である。
すなわち、基管の外周に、公知の方法で断熱層を設け、
被覆外層を押出成形またはテーピングにより被覆する方
法である。
特に押出成形では、断熱層を形成する熱可塑性樹脂の発
泡体と被覆外層を同時に共押出できるので、簡便で、高
速に被覆できることから最も好ましい。
さらに、本発明においては上記被覆外層または熱可塑性
樹脂発泡体からなる断熱層にその使用目的に応じてを機
フィラー、酸化防止剤、滑剤、有機あるいは無機系顔料
、紫外線防止剤、分散剤、銅害防止剤、中和剤、可塑剤
、核剤などを組成物の物性を阻害しない範囲で添加する
こともできる。
[実施例コ 以下、本発明を実施例によって詳しく述べるが、本発明
の要旨を逸脱しない限り、これらの実施例に限定される
ものではない。
(使用樹脂および材料) (a)成分 a−1;エチレン・アクリル酸エチル共重合体(EEA
)[商品名;白石レクスロンA1150日本石油化学■
製コ a−2;エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)[商
品名;白石レクスロンv270 日本石油化学銖製コ (b)成分 水酸化マグネシウム[商品名;キスマ5A 協和化学■
製コ (c)成分 赤リン[商品名;ヒシガードTP−10日本化学工業■
製] (d)成分 d−1;2−インプロペニル−2−オキサゾリンd−2
; 2−ビニル−2−オキサゾリン(e)成分 ジクミルパーオキサイド[商品名;パークミルD日本油
脂株製コ (f)成分 変性オレフィン重合体[商品名;8石NポリマーAM1
702M  日本石油化学■製コ(g)成分 g−1;オレイン酸アミド[日本精化■製]g−2;シ
リコンオイル[商品名;TSF410東芝シリコン■製
コ (試料作成法) 表1および表2に示す配合の組成物をトライブレンドし
た後、40箇Il押出機を用い樹脂温度200℃、帯留
時間l5−nt押出量5kg/hrの条件で溶融混練し
、ペレタイズした。さらに200℃圧力40 Kg/c
m2、時間101nで圧縮成形し、厚さlll1llの
試料を作成した。
(試験法) (1)引張強度および伸び 厚さ1酊の試料から3号ダンベルで打ち抜いた試験片で
、テンシロンを用いて引張速度200寵■/−の速度で
測定した。
(2)低温脆性 厚さ2■の試料を用いJIS  KE37130に準拠
して行った。
(3)酸素指数 JIS  K7201に準拠して行った。
(4)傷付き点 厚さ1酊の試料から30 X 150 mmの試験片を
作成し、R”0.5−v=のサファイア針を試料面に垂
直に立て、2000m、/−の速度で試料をスライドさ
せ、そのときの試料が傷付き白くなるときの荷重(g)
を傷付き点とした。
表1の樹脂組成物のシート物性を表1に示す。
表2の樹脂組成物のシート物性を表2に示す。
表3に示した基管(鋼管、外径15.88mm、肉厚1
.02mm)上に同表に示す断熱層および被覆外層を押
出法あるいはテープ巻付法により設けた被覆断熱管につ
き、IEEE383で規定する垂直トレイ式開放燃焼試
験に準拠して難燃性を試験した。その結果を表3に示す
表3に示すように、本発明品の損傷長さは1350〜1
700mmでIEEE383垂直トレイ式開放燃焼試験
に合格するとともに、優れた難燃性を有していた。
[発明の効果コ 本発明は上述のように、流体を通す基管の外周に少なく
とも断熱層を介して特定の官能基を有する難燃性樹脂組
成物からなる被覆外層を設けることにより、従来の断熱
管が存している機械的強度、可撓性、加工性、断熱性、
耐熱性、耐寒性、化学的特性等の諸物性を損なわずに高
度の難燃性を付与した難燃性被覆管とすることができる
また、押出成形やテーピングという簡単な方法で経済的
にも品質的にも優れる難燃性被覆管の製造することが可
能である。
特にベースレジンとして、軟質のポリオレフィン系樹脂
、好ましくは含酸素軟質ポリオレフィンとすることによ
り、大量の無機系難燃剤の配合を可能にすると共に、特
定の官能基を使用することにより、これら軟質ポリオレ
フィン系樹脂と無機系難燃剤とをカップリングさせるこ
とにより、機械的強度、可撓性、加工性を維持し、更に
ドリッピング等を防止し、高度の難燃性向上を図ること
ができたものと推考している。
上記のような構成とすることにより、低煙性で、無公害
型の高度の難燃性を存する断熱管とすることができる。
また、必要により、赤リン、カーボンブラック、硼酸塩
等のチャー形成のための助剤を配合することにより、更
に難燃性を向上せしめた被覆外層とすることが可能であ
る。
本発明の難燃性被覆管は、高度な難燃性ををしているの
で一般の屋内外における給湯管、冷凍機等の配管、ある
いは各種発電プラント、化学、鉄鋼、石油等のプラント
の配管等に好適に使用される。
本発明のシース層にエンボス加工を施すことにより、施
工現場で曲げ加工を行なう際に曲げ部に発生するシワを
防止することができ、仕上がり外観を美麗にし得るので
を効である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体を通す基管に少なくとも断熱層を介して下記
    被覆外層を設けたことを特徴とする難燃性被覆管。 被覆外層: A)a:カルボン酸基、カルボン酸エステル基または酸
    無水基含有モノマー、 b:エポキシ基含有モノマー、 c:ヒドロキシル基含有モノマー、 d:アミノ基含有モノマー、 e:アルケニル環状イミノエーテル誘導体、 f:多官能モノマーから選ばれた少なくとも1種の官能
    基を含むポリオレフィン系樹脂またはその樹脂組成物1
    00重量部と、 B)無機難燃剤50〜200重量部 からなる樹脂組成物
  2. (2)流体を通す基管に少なくとも断熱層を介して下記
    被覆外層を押出成形またはテーピングにより被覆したこ
    とを特徴とする難燃性被覆管の製造方法。 被覆外層: A)a:カルボン酸基、カルボン酸エステル基または酸
    無水基含有モノマー、 b:エポキシ基含有モノマー、 c:ヒドロキシル基含有モノマー、 d:アミノ基含有モノマー、 e:アルケニル環状イミノエーテル誘導体、 f:多官能モノマーから選ばれた少なくとも1種の官能
    基を含むポリオレフィン系樹脂またはその樹脂組成物1
    00重量部と、 B)無機難燃剤50〜200重量部 からなる樹脂組成物
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006348976A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Furukawa Electric Co Ltd:The 複合管、および複合管を用いた空調配管システム

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