JPH0473407B2 - - Google Patents

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JPH0473407B2
JPH0473407B2 JP19299884A JP19299884A JPH0473407B2 JP H0473407 B2 JPH0473407 B2 JP H0473407B2 JP 19299884 A JP19299884 A JP 19299884A JP 19299884 A JP19299884 A JP 19299884A JP H0473407 B2 JPH0473407 B2 JP H0473407B2
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JP
Japan
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hydrolyzate
protein hydrolyzate
reference example
animal protein
aqueous solution
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JP19299884A
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Kazunari Yoshioka
Yoichi Kamimura
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Seiwa Kasei Co Ltd
Original Assignee
Seiwa Kasei Co Ltd
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Publication date
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    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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Description

【発明の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本発明はシダンプヌ組成物に関する。さらに詳
しくは、アニオン性界面掻性剀を含有するシダン
プヌに、動物性蛋癜質加氎分解物のアシル化物た
たはその塩ず、動物性蛋癜質加氎分解物の第玚
アンモニりム誘導䜓ずを配合したコンデむシペニ
ング効果、トリヌトメント効果が優れ、か぀目や
頭皮に察する刺激が少ないシダンプヌ組成物に関
する。 〔埓来の技術〕 埓来甚いられおいるシダンプヌ剀は、その基剀
ずしおアルキルサルプヌト塩、ポリオキシ゚チ
レンアルキルサルプヌト塩などのアニオン性界
面掻性剀、ポリオキシ゚チレンアルキル゚ヌテ
ル、脂肪酞アルキロヌルアミドなどの非むオン性
界面掻性剀たたはアルキルベタむン、アルキルア
ミンオキサむドなどの䞡性むオン性界面掻性剀を
単独でたたはそれらの混合物の圢で含有しおなる
ものである。 これらの基剀を含有するシダンプヌ剀で毛髪を
掗浄するず、毛髪の衚面に存圚する皮脂やその他
の油分が過剰に掗い萜され、掗髪埌の感觊が非垞
に悪くなり、クシ、ブラシが通りにくくなる。た
た、完党に也燥した時、髪のたずたりが悪く、特
に䜎湿床の冬堎などには、ブラツシングにより静
電気が発生しやすいのでヘアフラむなどの珟象が
発生しお、毛髪同士がも぀れ合うため、特にク
シ、ブラシの通りが悪くなり、枝毛、切れ毛の原
因にもな぀おいる。 そのため、シダンプヌ基剀に油剀などを配合
し、掗髪時に油分を補なうこずが埓来から行なわ
れおいる。 〔発明が解決しようずする問題点〕 しかしながら、シダンプヌ剀の配合系内におい
おは、系党䜓が界面掻性剀によ぀お乳化たたは可
溶化した状態にあり、この系の安定性を損なわず
に頭皮、毛髪に充分な量の油剀を添加配合するこ
ずは困難である。 たた、油剀を倧量に配合した堎合は毛髪ぞの油
の吞着量は増倧するが、シダンプヌ本来の機胜で
ある泡立ち、掗浄力が極端に悪くなり、著しく商
品䟡倀を損なうずいう問題もあ぀た。 さらに、シダンプヌが誀぀お目に入぀た堎合、
界面掻性剀、特にアニオン性界面掻性剀が目を匷
く刺激する問題もあ぀た。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、䞊述した埓来のシダンプヌ組成
物における皮々の問題点を解決するために鋭意研
究を重ねた結果、アニオン性界面掻性剀を含有す
るシダンプヌ剀に、コラヌゲン、ケラチン、絹蛋
癜質などの動物性蛋癜質の加氎分解物のアシル化
物たたはその塩ず、該動物性蛋癜質加氎分解物の
第玚アンモニりム誘導䜓ずを配合するずきは、
シダンプヌ組成物の本来の性胜を損なうこずな
く、掗髪埌の毛髪にしなやかさ、なめらかさなど
を付䞎し、か぀、良奜なくし通り性を生ぜしめる
などコンデむシペンニング効果、トリヌトメント
効果が優れ、しかも目や頭皮に察する刺激の少な
いシダンプヌ組成物が埗られるこずを芋出し、本
発明を完成するにいた぀た。 本発明のシダンプヌ組成物においお、アニオン
性界面掻性剀ずしおは、埓来よりシダンプヌ剀の
基剀ずしお甚いられおいるアニオン性界面掻性
剀、たずえば盎鎖たたは分枝鎖アルキルベンれン
スルホン酞塩、盎鎖たたは分枝鎖のアルキル基を
有し゚チレンオキサむドたたはプロピレンオキサ
むドを付加したポリオキシアルキレンアルキル硫
酞゚ステル塩、アルキル硫酞゚ステル塩、オレフ
むンスルホン酞塩、アルカンスルホン酞、アルキ
ル゚トキシカルボン酞塩などをもちいるこずがで
きる。 たた、これらアニオン性界面掻性剀の察むオン
ずしおは埓来同様にナトリりム、カリりムなどの
アルカリ金属むオン、カルシりム、マグネシりム
などのアルカリ土類金属むオン、アンモニりムむ
オン、モノ゚タノヌルアミン、ゞ゚タノヌルアミ
ン、トリ゚タノヌルアミン、トリむ゜プロパノヌ
ルアミンなどのアルカノヌルアミンなどがあげら
れる。 本発明のシダンプヌ組成物においお、前蚘アニ
オン性界面掻性剀ず䜵甚する動物性蛋癜質加氎分
解物のアシル化物たたはその塩ずしおは、次の䞀
般匏 匏䞭、R1は炭玠数〜20の長鎖アルキル基た
たはアルケニル基であり、R2は動物性蛋癜質加
氎分解物の構成アミノ酞の偎鎖である。は〜
20の敎数であり、は氎玠、ナトリりム、カリり
ムなどのアルカリ金属、アンモニりムたたはモノ
゚タノヌルアミン、ゞ゚タノヌルアミン、トリ゚
タノヌルアミン、−アミノ−−メチル−
−プロパンゞオヌルなどの有機アルカノヌルア
ミンのオニりムであるで瀺される動物性蛋癜質
加氎分解物のアシル化物たたはその塩が奜たし
い。 たた、䞊蚘動物性蛋癜質加氎分解物のアシル化
物たたはその塩ずずもに、本発明のシダンプヌ組
成物に䜿甚する動物性蛋癜質加氎分解物の第玚
アンモニりム誘導䜓ずしおは、次の䞀般匏 匏䞭、R2およびは前蚘䞀般匏におけ
るず同じ意味を有し、R2は動物性蛋癜質加氎分
解物の構成アミノ酞の偎鎖であり、は〜20の
敎数であるで瀺される動物性蛋癜質加氎分解物
の第玚トリメチルアンモニりム誘導䜓、たたは
次の䞀般匏 R2およびは前蚘䞀般匏におけるず同
じ意味を有し、R2は動物性蛋癜質加氎分解物の
構成アミノ酞の偎鎖であり、は〜20の敎数で
ある。R3、R4、R5の少なくずも぀は炭玠数
〜20の長鎖アルキル基たたはヒドロキシアルキル
基であり、残䜙は炭玠数〜のアルキル基、ヒ
ドロキシアルキル基たたはベンゞル基であるで
瀺される動物性蛋癜質加氎分解物のアミノ基にお
ける第玚アンモニりム誘導䜓が奜たしい。 䞊蚘䞀般匏〜で瀺される動物性蛋
癜質加氎分解物のアシル化物たたはその塩、第
玚アンモニりム誘導䜓などは、コラヌゲン、ケラ
チン、絹シルクなどの動物性蛋癜質の加氎分
解物から誘導されるものであ぀お、これをシダン
プヌ剀䞭に配合した堎合、それら動物性蛋癜質加
氎分解物の誘導䜓は毛髪の内郚に浞透しお毛髪の
組織に吞収される。吞収された動物性蛋癜質加氎
分解物の誘導䜓は毛髪のケラチンず同様なポリペ
プタむド構造を有するため、その䞡者が有するグ
ルタミン酞やアスパラギン酞などの酞性アミノ酞
ず、アルギニン、リゞン、ヒスチゞンなどの塩基
性アミノ酞の偎鎖同士によるむオン結合や、ペプ
チド鎖同士の氎玠結合、そのほか疎氎性アミノ酞
の偎鎖同士のフアン・デル・ワヌルス力により毛
髪の組織ずの間に結合を生じ、掗髪しおも容易に
掗い流れなくなる。このようにしお毛髪に吞収さ
れた動物性蛋癜質加氎分解物の誘導䜓によ぀お毛
髪は匷化され、たずえばパヌマネントり゚ヌブ凊
理した際にも損傷を受けるこずが少ない。そし
お、䞀般匏で瀺されるような動物性蛋癜質
加氎分解物のアシル化物はナトリりム、カリりム
などのアルカリ金属、アンモニりムたたはモノ゚
タノヌルアミン、ゞ゚タノヌルアミン、トリ゚タ
ノヌルアミン、−アミノ−−メチル−
−プロパンゞオヌルなどの有機アルカノヌルアミ
ンの塩のかたちで甚いた堎合、マむルドな界面掻
性を有するアニオン性界面掻性剀ずしおの䜜甚が
あり、前蚘の各皮のアニオン性界面掻性剀ず䜵甚
した堎合、毛髪や頭皮からの過剰な脱脂をおさ
え、頭皮や目に察する刺激を軜枛する。たた䞀般
匏たたはで瀺されるような動物性蛋
癜質加氎分解物の第玚アンモニりム誘導䜓に
は、第玚アンモニりム郚分が誘導されおいるた
め、コラヌゲン加氎分解物やケラチン加氎分解物
などの単なる動物性蛋癜質加氎分解物ず比べお、
毛髪ぞの吞収性に優れ、毛髪に柔軟性を付䞎する
効果がある。これらは単独でシダンプヌ剀に配合
しおも優れた䜜甚を有するが、特に前蚘䞀般匏
で瀺されるような動物性蛋癜質加氎分解物
のアシル化物たたはその塩ず䜵甚した堎合、該動
物性蛋癜質加氎分解物のアシル化物たたはその塩
がアニオン性で、動物性蛋癜質加氎分解物の第
玚アンモニりム誘導䜓がカチオン性であるため、
䞀般匏で瀺されるような動物性蛋癜質加氎
分解物のアシル化物たたはその塩ず、䞀般匏
たたはで瀺されるような動物性蛋癜
質加氎分解物の第玚アンモニりム誘導䜓ずの盞
互の䜜甚により、それらをそれぞれ単独で配合す
る堎合の䜜甚に加え、優れた颚合が埗られるので
ある。 すなわち、䞀般匏で瀺されるような動物
性蛋癜質加氎分解物のアシル化物たたはその塩
ず、䞀般匏たたはで瀺されるような
動物性蛋癜質加氎分解物の第玚アンモニりム誘
導䜓は、それらのポリペプタむド郚分の盞互の芪
和性に加え、䞀般匏で瀺されるような動物
性蛋癜質加氎分解物のアシル化物たたはその塩の
アニオン性ず䞀般匏たたはで瀺され
るような動物性蛋癜質加氎分解物の第玚アンモ
ニりム誘導䜓のカチオン性によ぀お芪和性がさら
に高たり、それがさらに配合されおいるアニオン
性界面掻性剀ず盞互に䜜甚するため、配合成分同
士の盞溶性が向䞊し、毛髪や頭皮に該アニオン性
界面掻性剀が䜜甚する際に、その過剰な掗浄䜜
甚、脱脂䜜甚を緩和しお、毛髪からしなやかさ、
くし通り性などが倱なわれるのを防止し、か぀頭
皮や目に察する刺激を軜枛するのである。 本発明においお甚いる䞀般匏で瀺される
ような動物性蛋癜質加氎分解物のアシル化物たた
はその塩や、䞀般匏たたはで瀺され
るような動物性蛋癜質加氎分解物の第玚アンモ
ニりム誘導䜓は、コラヌゲン、ケラチン、絹シ
ルクなどの動物性蛋癜質を酞、アルカリたたは
酵玠によ぀お加氎分解するこずにより埗られる動
物性蛋癜質加氎分解物から皮々の反応を行なうこ
ずにより誘導される。以䞋、それらの補造法に぀
いお説明を行なう。  動物性蛋癜質加氎分解物 動物性蛋癜質加氎分解物はコラヌゲン、ケラ
チン、絹蛋癜質などの動物性蛋癜質を酞、アル
カリ、あるいは蛋癜質分解酵玠などを甚い加氎
分解するこずによ぀お埗られる。そしお加氎分
解に際しお、添加する酞、アルカリ、あるいは
酵玠の量、反応枩床、反応時間を適宜遞択する
こずによ぀お、埗られる動物性蛋癜質加氎分解
物のの倀を〜20すなわち分子量を玄300〜
箄2000の奜たしいものにするこずができる。 原料の動物性蛋癜質ずしおは、コラヌゲン、
ケラチン、絹蛋癜質、゚ラスチン、アクチン、
ミオシンなどがあげられる。これらはいずれも
動物起原の蛋癜質であり、怍物性蛋癜質ずは異
なり、炭氎化物や脂質などの䞍玔物に悩たされ
るこずがなく、たた倧量に埗るこずができる。
これらの原料から誘導される動物性蛋癜質の加
氎分解物は、毛髪に吞着する性質があり、たた
倩然物誘導の安党な化粧品原料ずしお、毛髪の
損傷防止、毛髪の損傷回埩、皮膚の湿最、界面
掻性剀による皮膚蛋癜質の倉性防止などにおい
お有甚である。 原料のコラヌゲンずしおは獣皮、腱、骚など
があげられるが、これらのコラヌゲン抜出物で
あるれラチンを甚いるのが䟿利である。れラチ
ンには、粉末状、板状、顆粒状などの圢態があ
るが、いずれも枩氎に容易に溶解し、䞍玔物も
少ない。 原料のケラチンずしおは、たずえば獣毛、毛
髪、矜毛、爪、角、蹄、鱗などがあげられる
が、特に矊毛、毛髪、矜毛が奜たしい。これら
ケラチンはそのたた加氎分解に䟛するこずがで
きるが、必芁に応じお適圓な倧きさに切断たた
は粉砕するか、掗浄、脱脂、高枩加圧凊理など
の前凊理を行な぀おもよい。 原料の絹蛋癜質ずしおは、カむコ蚕のマ
ナ繭、絹糞、絹垃などが挙げられるが、特
に加工は必芁ないのでカむコのマナあるいは玡
瞟前の綿状、荒糞状のものを甚いるのが経枈的
に有利である。同じ繊維状蛋癜質であるケラチ
ンず同様に必芁に応じお適圓な倧きさに切断た
たは粉砕するか、掗浄、高枩加圧凊理を行な぀
おもよい。たた絹蛋癜質は、リチりムブロマむ
ド、塩化カルシりムなど、ハロゲン化アルカリ
金属塩たたはアルカリ土類金属塩の40重量以
䞊の高濃床氎溶液に溶解させるこずができるの
で、絹蛋癜質をい぀たんそれらの氎溶液に溶解
させ、その溶解液に぀いお加氎分解を行なうこ
ずもできる。 そのほかに、コラヌゲンずずもに皮膚に存圚
しお、皮膚に匟力を䞎える蛋癜質ずしお知られ
る゚ラスチンや筋肉の蛋癜質であるアクチン、
ミオシンなども利甚するこずができる。 動物性蛋癜質の酞加氎分解、アルカリ加氎分
解、酵玠加氎分解は぀ぎに瀺すようにしお行な
われる。 (1) 酞による加氎分解 酞ずしおは、たずえば塩酞、硫酞、リン
酞、硝酞、臭化氎玠酞などの無機酞、酢酞、
ギ酞などの有機酞があげられる。たた塩酞ず
酢酞などを混合しお甚いおもよい。これらは
䞀般に〜85重量の濃床で䜿甚されるが、
加氎分解の反応が垞にPH以䞋ずなるように
するのが望たしい。酞を必芁以䞊に䜿甚する
ず、加氎分解物溶液の色盞が耐色〜黒色ずな
るので奜たしくない。反応枩床は、40〜100
℃が奜たしいが、加圧䞋では160℃たで䞊げ
るこずもできる。反応時間は〜24時間が奜
適である。反応物は氎酞化ナトリりム、氎酞
化カルシりム、炭酞ナトリりムなどのアルカ
リで䞭和し、そのたた䜿甚できるが、反応物
たたは䞭和物をゲル濟過、むオン亀換暹脂、
限倖濟過、透析、電気透析などによ぀お粟補
しお䜿甚するこずもできる。 (2) アルカリによる加氎分解 アルカリずしおは、氎酞化ナトリりム、氎
酞化カリりム、氎酞化リチりム、氎酞化バリ
りム、炭酞ナトリりム、炭酞カリりム、炭酞
リチりムなどの無機アルカリが䜿甚される。
これらは䞀般に〜20重量の濃床が適切で
ある。アルカリを必芁以䞊に䜿甚するず、加
氎分解物溶液の色盞が耐色〜黒色ずなるので
奜たしくない。反応は、宀枩〜100℃の枩床
で30分〜24時間行なうのが奜たしく、必芁以
䞊に枩床を䞊げすぎたり、反応時間を長くし
ないよう泚意する必芁がある。反応埌、前出
の酞で䞭和するか、あるいはゲル濟過、むオ
ン亀換暹脂、限倖濟過、透析、電気透析など
により粟補を行なうのが奜たしい。 (3) 酵玠による加氎分解 酵玠ずしおは、ペプシン、プロクタヌれ
、プロクタヌれなどの酞性蛋癜質分解酵
玠、パパむン、ブロメラむン、サヌモラむシ
ン、トリプシン、プロナヌれ、キモトリプシ
ンなどの䞭性蛋癜質分解酵玠が䜿甚される。
たたスブチリン、スタフむロコカスプロテア
ヌれなどの菌産性の䞭性蛋癜質分解酵玠も䜿
甚できる。加氎分解時のPHはペプシンなどの
酞性蛋癜質分解酵玠の堎合にはPH〜の範
囲、パパむンなどの䞭性蛋癜質分解酵玠の堎
合にはPH〜10の範囲に調敎するのが奜たし
い。PHは䞀般に酢酞酢酞ナトリりム緩衝
液、リン酞緩衝液などの緩衝液により、ある
いは酞、アルカリなどの添加によ぀お適切に
調敎するのが奜たしい。反応枩床は30〜45℃
が奜たしく、反応時間ずしおは䞀般に〜24
時間が採甚される。 酵玠による加氎分解反応では、酵玠の䜿甚
量、反応枩床、反応時間により加氎分解物の
分子量は倧きく圱響される。埓぀お、目的ず
する分子量の動物性蛋癜質加氎分解物を埗る
ためには、酵玠䜿甚量、反応枩床、反応時間
などの各条件に぀いお、埗られた加氎分解物
の分子量分垃をゲル濟過法により調べ、経隓
的に最適条件を決定する必芁がある。 酵玠による加氎分解物は、酞、アルカリに
よる加氎分解物に比范しお分子量分垃がせた
く、遊離のアミノ酞の生成も少ないので、化
粧品配合甚ずしおは非垞に奜適である。 これらの加氎分解反応によ぀お埗られる加
氎分解物の平均分子量は、300以䞊2000以䞋
であるこずが望たしい。これは動物性蛋癜質
加氎分解物の毛髪に察する吞着性はその分子
量によ぀お決たり、分子量300〜600皋床のも
のが最も吞着しやすく、か぀氎に溶けやすく
お取扱いが容易であり、分子量が2000を超え
るものは毛髪に察する吞着性が少なくか぀取
扱いにくいからである。 たた前蚘䞀般匏においおその偎鎖が
で瀺されるアミノ酞ずしおは、アラニン、
グリシン、バリン、ロむシン、む゜ロむシ
ン、プロリン、プニルアラニン、チロシ
ン、セリン、トレオニン、メチオニン、アル
ギニン、ヒスチゞン、リゞン、アスパラギン
酞、アスパラギン、グルタミン酞、グルタミ
ン、シスチン、システむン酞、トリプトフア
ン、ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリゞン
などがあげられる。そしお、これらのアミノ
酞の組成比モルによるの䞀䟋を瀺すず
第衚のずおりである。
〔実斜䟋〕
぀ぎに参考䟋ず実斜䟋をあげお本発明をさらに
説明する。 参考䟋  動物性蛋癜質加氎分解物の補造 参考䟋 1A コラヌゲン加氎分解物の補造 参考䟋 1A− 酞加氎分解 粉末状れラチン300に氎700を加え、加枩し
ながら溶解し、70℃で濃塩酞60を加え、撹拌し
ながら時間加氎分解を行な぀たのち、反応混合
物を濟過し、濟液を氎でに垌釈し、匱塩基性
アニオン亀換暹脂ダむダむオンWA20商品名、
䞉菱化成工業(æ ª)290mlの暹脂塔に通液しお䞭和
した。これを枛圧濃瞮埌、濟過しお、濃床40の
コラヌゲン加氎分解物の氎溶液を埗た。このよう
にしお埗られたコラヌゲン加氎分解物の分子量を
ゲル濟過法により枬定したずころ平均分子量900
であ぀た。 参考䟋 1A− アルカリ加氎分解 氎酞化ナトリりム氎溶液700を加枩しな
がら板状れラチン500を溶解し、80℃で撹拌し
ながら時間加氎分解を行な぀たのち、反応混合
物を濟過し、濟液を氎でに垌釈し、匱酞性カ
チオン亀換暹脂アンバヌラむトIRC−50商品名、
オルガノ(æ ª)500mlの暹脂塔に通液しお䞭和した。
これを枛圧濃瞮埌、濟過しお濃床35のコラヌゲ
ン加氎分解物の氎溶液を埗た。このようにしお埗
られたコラヌゲン加氎分解物の分子量をゲル濟過
法により枬定したずころ平均分子量500であ぀た。 参考䟋 1A− 酵玠加氎分解 顆粒状れラチン350に氎650を加え、50℃に
加枩しおれラチンを溶解したのち、䞭性蛋癜質分
解酵玠パパむン20mgを加え、50℃で撹拌しながら
時間加氎分解を行な぀たのち、反応混合物を濟
過し、濃床35のコラヌゲン加氎分解物の氎溶液
を埗た。このようにしお埗られたコラヌゲン加氎
分解物の分子量をゲル濟過法により枬定したずこ
ろ平均分子量1700であ぀た。 参考䟋 1B ケラチン加氎分解物の補造 参考䟋 1B− 酞加氎分解 䞉ツ口フラスコ䞭で矊毛500に35塩酞450
を加え80℃で16時間撹拌䞋に加氎分解を行な぀
た。加氎分解埌、反応混合物を濟過し、濟液を匱
塩基性アニオン亀換暹脂ダむダむオンWA20前
出1400mlにより䞭和したのち、濃瞮し、濟過し
おむオン亀換暹脂を陀いお、濃床40のケラチン
加氎分解物の氎溶液を埗た。このようにしお埗ら
れたケラチン加氎分解物の分子量をゲル濟過によ
り枬定したずころ平均分子量800であ぀た。 参考䟋 1B− アルカリ加氎分解 豚毛500に氎酞化ナトリりム100ず氎Kgを
加え、40℃で24時間攟眮しお加氎分解を行な぀た
のち、反応混合物を濟過し、濟液を匱酞性カチオ
ン亀換暹脂アンバヌラむトIRC−50前出600ml
により䞭和した。これを濃瞮埌、濟過しおむオン
亀換暹脂を陀去し、濃床40のケラチン加氎分解
物の氎溶液を埗た。このようにしお埗られたケラ
チン加氎分解物の分子量をゲル濟過法により枬定
したずころ平均分子量1200であ぀た。 参考䟋 1B− 酵玠加氎分解 矜毛500を高圧容噚䞭、10Kgcm2、200℃の過
熱氎蒞気で30分間凊理したのち、倧気䞭に攟出し
お矜毛の倚孔質膚化物を埗た。これに氎Kgを加
え、パパむン30を加えお40℃で24時間加氎分解
を行な぀た。加氎分解埌、反応混合物を濟過し、
濟液を枛圧濃瞮しお濃床40のケラチン加氎分解
物を埗た。このようにしお埗られたケラチン加氎
分解物の分子量をゲル濟過法により枬定したずこ
ろ平均分子量600であ぀た。 参考䟋 1C 絹蛋癜質加氎分解物の補造 参考䟋 1C− アルカリ加氎分解 ビヌカに2N氎酞化ナトリりム1.5を入
れ、これに也燥したカむコのマナ500予め掗
浄しおカむコのフンやゎミを陀いたものの䞀郚
を入れられるだけ加え、80℃に加熱し、撹拌を行
ない぀぀、加氎分解によりマナを溶解させ、残郚
のマナを远加しお加えた。30分間でマナ党量を投
入埌、さらに時間80℃に加熱するずずもに撹拌
し、加氎分解を終了した。反応生成物にを加
え垌釈したのち、枛圧濟過した。濟液を匱酞性カ
チオン亀換暹脂アンバヌラむトIRC−50前出
1300mlの暹脂塔に通液するこずにより䞭和したの
ち、枛圧濃瞮し、濟過しお、濃床30の絹蛋癜質
加氎分解物の氎溶液を埗た。このようにしおえら
れた絹蛋癜質加氎分解の分子量をゲル濟過法によ
り枬定したずころ平均分子量500であ぀た。 参考䟋 1C− 酞加氎分解 垂販の55リチりムブロマむド氎溶液1.0Kgに
50℃で玡瞟前の絹繊維200を加え、溶解させた
のち、この溶液をむオン亀換氎で2.0Kgに垌釈し
た。この液を䞉ツ口フラスコにお80℃に加熱
するずずもに撹拌し、濃塩酞25を加え時間加
氎分解した。冷华埌20氎酞化ナトリりム氎溶液
48を加えお䞭和したのち、枛圧濟過した。濟液
に電気透析を行ない、脱塩ののち枛圧濃瞮−濟過
しお濃床35の絹蛋癜質加氎分解物の氎溶液を埗
た。このようにしお埗られた絹蛋癜質加氎分解物
の分子量をゲル濟過法により枬定したずころ平均
分子量1800であ぀た。 参考䟋 1C− 酵玠加氎分解 掗浄したカむコのマナ300を高圧容噚䞭、10
Kgcm2、200℃の過熱氎蒞気で時間凊理しお膚
最させたのち、のビヌカに入れ、0.1N酢酞
ナトリりム緩衝液PHを加え、40℃ず
し、䞭性蛋癜質分解酵玠パパむン20mgを加えた。
40℃で12時間加氎分解を行な぀た。反応混合物を
濟過しお未分解残査を陀去埌、濟液を枛圧濃瞮し
お濃床30の絹蛋癜質加氎分解物の氎溶液を埗
た。このようにしお埗られた絹蛋癜質加氎分解物
の分子量をゲル濟過法により枬定したずころ平均
分子量1050であ぀た。 参考䟋  動物性蛋癜質加氎分解物のアシル化物たたはそ
の塩の補造 参考䟋 2A コラヌゲン加氎分解物のアシル化物たたはその
塩の補造 参考䟋 2A− コラヌゲン加氎分解物のミリスチン酞によるア
シル化物 参考䟋1A−で埗られたコラヌゲン加氎分解
物の40氎溶液500に35℃恒枩䞋撹拌しながら
ミリスチン酞クロラむド54.3コラヌゲン加氎
分解物の1.0圓量を時間かけお滎䞋した。そ
の間、20氎酞化ナトリりム氎溶液を適宜加えお
PH9.5に維持した。35℃で時間撹拌したのち、
枩床を40℃に䞊げ時間撹拌しお反応を終了し
た。反応混合物を反応容噚から硫酞氎溶液
䞭に攟出し、生成したアシル化物を遊離のかた
ちアシル化物のペプタむド郚分のカルボン酞が
塩でなく−COOHのかたちで浮遊させおから
氎掗したのち、プロピレングリコヌルを加えお溶
解しおコラヌゲン加氎分解物のミリスチン酞によ
るアシル化物の30プロピレングリコヌル−氎溶
液710を埗た。なおプロピレングリコヌルの濃
床は40である。収率は88であ぀た。 埗られた生成物の30プロピレングリコヌル−
氎溶液に぀いお、フアンスレヌク法によりアミノ
態チツ玠を求めたずころ、0.008mgであ぀た。
原料ずしお甚いた参考䟋1A−で埗られたコラ
ヌゲン加氎分解物の40氎溶液はアミノ態チツ玠
が15.510mgであり、生成物においおほずんど
のアミノ基がアシル化されおいるこずが刀明し
た。 参考䟋 2A− コラヌゲン加氎分解物のダシ脂肪酞によるアシ
ル化物のナトリりム塩 参考䟋1A−で埗られたコラヌゲン加氎分解
物の35氎溶液500を甚い、参考䟋2A−にお
けるミリスチン酞クロラむドに代えおダシ脂肪酞
クロラむド96コラヌゲン加氎分解物の1.0圓
量を甚いたほかは参考䟋2A−ず同様にしお
生成物を氎掗たで行な぀たのち、30氎酞化ナト
リりムむオン氎溶液を加えお䞭和しお濃床30の
コラヌゲン加氎分解物のダシ脂肪酞によるアシル
化物のナトリりム塩氎溶液893を埗た。収率は
96であ぀た。 埗られた生成物の30氎溶液に぀いおフアンス
レヌク法によりアミノ態チツ玠を枬定したずこ
ろ、0.009mgであ぀た。原料ずしお甚いた参
考䟋1A−で埗られたコラヌゲン加氎分解物の
35氎溶液はアミノ態チツ玠が19.60mgであ
り、生成物においおほずんどのアミノ基がアシル
化されおいるこずが刀明した。 参考䟋 2A− コラヌゲン加氎分解物のラりリン酞によるアシ
ル化物のナトリりム塩 参考䟋1A−で埗られたコラヌゲン加氎分解
物の35氎溶液500を甚い、参考䟋2A−にお
けるミリスチン酞クロラむドに代えおラりリン酞
クロラむド23コラヌゲン加氎分解物の1.0圓
量を甚いたほかは参考䟋2A−ず同様にしお
生成物を氎掗たで行な぀たのち、30氎酞化ナト
リりム氎溶液を加えお䞭和しお濃床30のコラヌ
ゲン加氎分解物のラりリン酞によるアシル化物の
ナトリりム塩640を埗た。収率は96であ぀た。 埗られた生成物の30氎溶液に぀いお、フアン
スレヌク法によりアミノ態チツ玠を枬定したずこ
ろ、0.010mgであ぀た。原料ずしお甚いた参
考䟋1A−で埗られたコラヌゲン加氎分解物の
35氎溶液はアミノ態チツ玠が5.76mgであ
り、生成物においおほずんどのアミノ基がアシル
化されおいるこずが刀明した。 参考䟋 2B ケラチン加氎分解物のアシル化物たたはその塩
の補造 参考䟋 2B− ケラチン加氎分解物のダシ脂肪酞によるアシル
化物の−アミノ−−メチル−−プロ
パンゞオヌル塩 参考䟋1B−で埗られたケラチン加氎分解物
の40氎溶液500に30℃恒枩䞋撹拌しながらダ
シ脂肪酞炭玠数〜18の混合脂肪酞クロラむ
ド55ケラチン加氎分解物の1.0圓量を時
間かけお滎䞋した。その間、20氎酞化ナトリり
ム氎溶液を適宜加えおPHに維持した。30℃で
時間撹拌したのち、枩床を40℃に䞊げ時間撹拌
しお反応を終了した。 反応混合物を反応容噚䞭から硫酞氎溶液
䞭に攟出し、生成したアシル化物を遊離のかた
ちで浮遊させおから、氎掗したのち、−アミノ
−−メチル−−プロパンゞオヌルを加え
お䞭和しお濃床30のケラチン加氎分解物のダシ
脂肪酞によるアシル化物の−アミノ−−メチ
ル−−プロパンゞオヌル塩氎溶液855を
埗た。収率は94であ぀た。 埗られた生成物の30氎溶液に぀いお、フアン
スレヌク法によりアミノ態チツ玠を枬定したずこ
ろ、0.007mgであ぀た。原料ずしお甚いた参
考䟋1B−で埗られたケラチン加氎分解物の40
氎溶液はアミノ態チツ玠が7.270mgであり、
生成物においおほずんどのアミノ基がアシル化さ
れおいるこずが刀明した。 参考䟋 2B− ケラチン加氎分解物のカプリル酞によるアシル
化物のモノ゚タノヌルアミン塩 参考䟋1B−で埗られたケラチン加氎分解物
の40氎溶液500を甚い、参考䟋2B−におけ
るダシ脂肪酞クロラむドに代えおカプリル酞クロ
ラむド32ケラチン加氎分解物の1.0圓量を
甚い、トリ゚タノヌルアミンに代えおモノ゚タノ
ヌルアミンを甚いたほかは参考䟋2B−ず同様
にしお、ケラチン加氎分解物のカプリル酞による
アシル化物のモノ゚タノヌルアミン塩の30氎溶
液890を埗た。収率は98であ぀た。 埗られた生成物のモノ゚タノヌルアミンにより
䞭和する前の浮遊物也燥残分37.20に぀い
お、フアンスレヌク法によりアミノ態チツ玠を枬
定したずころ、0.041mgであ぀た。なおモノ
゚タノヌルアミンによる䞭和前のものに぀いおア
ミノ態チツ玠の枬定を行な぀たのは、䞭和埌はモ
ノ゚タノヌルアミンのアミノ基を枬定しおしたう
ためアミノ態チツ玠の枬定詊料にできないからで
ある。原料ずしお甚いた参考䟋1B−で埗られ
たケラチン加氎分解物の40氎溶液はアミノ態チ
ツ玠が4.729mgであり、生成物においおほず
んどのアミノ基がアシル化されおいるこずが刀明
した。 参考䟋 2B− ケラチン加氎分解物のダシ脂肪酞によるアシル
化物 参考䟋1B−で埗たケラチン加氎分解物の40
氎溶液500に30℃恒枩䞋撹拌しながらダシ脂
肪酞クロラむド73ケラチン加氎分解物の1.0
圓量を時間かけお滎䞋した。その間、20氎
酞化カリりム氎溶液を適宜加えおPHに維持し
た。さらに30℃で時間撹拌したのち、枩床を40
℃に䞊げ時間撹拌を続けお反応を終了した。 反応混合物を反応容噚䞭から硫酞氎溶液
䞭に攟出し、生成したアシル化物を遊離のかた
ちで浮遊させ、浮遊物を氎掗したのちプロピレン
グリコヌルを加えお溶解しおケラチン加氎分解物
のダシ脂肪酞によるアシル化物の25プロピレン
グリコヌル−氎溶液960を埗た。なおプロピレ
ングリコヌルの濃床は40である。収率は96で
あ぀た。 埗られた生成物の25プロピレングリコヌル−
氎溶液に぀いお、フアンスレヌク法によりアミノ
態チツ玠を枬定したずころ、0.007mgであ぀
た。原料ずしお甚いた参考䟋1B−で埗られた
ケラチン加氎分解物の40氎溶液はアミノ態チツ
玠が9.220mgであり、生成物においおほずん
どのアミノ基がアシル化されおいるこずが刀明し
た。 参考䟋 2C 絹蛋癜質加氎分解物のアシル化物たたはその塩
の補造 参考䟋 2C− 絹蛋癜質加氎分解のラりリン酞によるアシル化
物のカリりム塩 参考䟋1C−で埗られた絹蛋癜質加氎分解物
の30氎溶液500に30℃恒枩䞋撹拌しながらラ
りリン酞クロラむド65.5絹蛋癜質加氎分解物
の1.0圓量を時間かけお滎䞋した。その間20
氎酞化ナトリりム氎溶液を適宜加えおPHに維
持した。さらに30℃で時間撹拌したのち、枩床
を40℃に䞊げ時間撹拌を続けお反応を終了し
た。 反応混合物を反応容噚䞭から硫酞氎溶液
䞭に攟出し、生成したアシル化物を遊離のかた
ちで浮遊させ、浮遊物を氎掗したのち30氎溶液
カリりム氎溶液で䞭和し、濃床30の絹蛋癜質加
氎分解物のラりリン酞によるアシル化物のカリり
ム塩氎溶液232を埗た。収率は90であ぀た。 埗られた生成物の30氎溶液に぀いおフアンス
レヌク法によりアミノ態チツ玠を枬定したずこ
ろ、0.009mgであ぀た。原料ずしお甚いた参
考䟋1C−で埗られた絹蛋癜質加氎分解物の30
氎溶液はアミノ態チツ玠が16.8mgであり、
生成物においおほずんどのアミノ基がアシル化さ
れおいるこずが刀明した。 参考䟋 2C− 絹蛋癜質加氎分解物のりンデシレン酞によるア
シル化物のカリりム塩 参考䟋2C−における参考䟋1C−で埗られ
た絹蛋癜質加氎分解物に代えお参考䟋1C−で
埗られた絹蛋癜質加氎分解物の35氎溶液500
を甚い、ラりリン酞クロラむドの代わりにりンデ
シレン酞クロラむド20絹蛋癜質加氎分解物の
1.0圓量を甚いたほかは参考䟋2C−ず同様に
しお、濃床30の絹蛋癜質加氎分解物のりンデシ
レン酞によるアシル化物のカリりム塩氎溶液610
を埗た。収率は93であ぀た。 埗られた生成物の30氎溶液に぀いおフアンス
レヌク法によりアミノ態チツ玠を枬定したずこ
ろ、0.017mgであ぀た。原料ずしお甚いた参
考䟋1C−で埗られた絹蛋癜質加氎分解物の35
氎溶液はアミノ態チツ玠が5.4mgであり、
生成物においおほずんどのアミノ基がアシル化さ
れおいるこずが刀明した。 参考䟋 2C− 絹蛋癜質加氎分解物のむ゜ステアリン酞による
アシル化物のトリ゚タノヌルアミン塩 参考䟋2C−における参考䟋1C−で埗られ
た絹蛋癜質加氎分解物に代えお参考䟋1C−で
埗られた絹蛋癜質加氎分解物の30氎溶液500
を甚い、ラりリン酞クロラむドの代わりにむ゜ス
テアリン酞クロラむド43.2絹蛋癜質加氎分解
物の1.0圓量を甚い、30氎酞化カリりム氎溶
液の代わりにトリ゚タノヌルアミンを甚いたほか
は参考䟋2C−ず同様にしお濃床30の絹蛋癜
質加氎分解物のむ゜ステアリン酞によるアシル化
物のトリ゚タノヌルアミン塩氎溶液560を埗た。
収率は92であ぀た。 埗られた生成物の30氎溶液に぀いおフアンス
レヌク法によりアミノ態チツ玠を枬定したずこ
ろ、0.010mgであ぀た。原料ずしお甚いた参
考䟋1C−で埗られた絹蛋癜質加氎分解物の30
氎溶液はアミノ態チツ玠が9.33mgであり生
成物においおほずんどのアミノ基がアシル化され
おいるこずが刀明した。 参考䟋  動物性蛋癜質加氎分解物の第玚アンモニりム
誘導䜓の補造 参考䟋 3A コラヌゲン加氎分解物の第玚アンモニりム誘
導䜓の補造 参考䟋 3A− 参考䟋1A−で埗られたコラヌゲン加氎分解
物の40氎溶液500コラヌゲン加氎分解物の
平均分子量900、アミノ態チツ玠の総量310ミリモ
ルずむ゜プロピルアルコヌル150を反応容噚
に入れ、40℃で撹拌しながら濃床20のラりリル
クロラむドのむ゜プロピルアルコヌル溶液317
コラヌゲン加氎分解物の1.0圓量を時間かけ
お滎䞋し、か぀その間20氎酞化ナトリりム氎溶
液を適宜滎䞋しお反応液のPHを9.5に維持した。
ラりリルクロラむドの滎䞋終了埌、PHを9.5に維
持しながら時間撹拌を続け、぀いで24時間攟眮
したのち、アミノ態チツ玠を枬定したずころ、ア
ミノ態チツ玠の総量は12ミリモルであり、アミノ
態チツ玠の96が反応しおいた。このようにし
お、コラヌゲン加氎分解物のラりリル化を行な぀
た埌、反応混合物を枛圧濃瞮しお氎ずむ゜ピロア
ルコヌルを陀去し、぀いで−ブチルアルコヌル
400を加えお生成物を溶解し、䞍溶物ずしお残
぀おいる副生した塩化ナトリりムず少量の未反応
物を濟別した。濟液を䞉ツ口コルベンに移し、こ
れにベンゞルクロラむド75.9ラりリル化生成
物の倍圓量ず炭酞氎玠ナトリりム20を加
え、冷华噚を぀けお加熱ず撹拌を行ない、液枩
110℃で時間反応を行な぀た。䞍溶物ずしお残
぀おいる副生した塩化ナトリりムをデカントによ
り陀去したのち、これにむオン亀換氎400を加
え、−ブチルアルコヌルを枛圧しながら氎ず共
沞させお留去した。さらに少量の氎を加えお共沞
を繰り返すこずにより−ブチルアルコヌルを完
党に陀去した。生成物を氎に溶解し、濃床30の
コラヌゲン加氎分解物のラりリルゞベンゞルアン
モニりム誘導䜓の塩化物の氎溶液1120を埗た。 埗られた氎溶液に぀いお第玚アンモニりム塩
の呈性反応を行な぀たずたろ、テトラプニルホ
り玠ナトリりムにより癜色の沈殿を生じ、たたド
ラヌゲンドルフ詊薬により赀色の沈殿を生じ、陜
性を瀺した。 さらに、コラヌゲン加氎分解物ずラりリルゞベ
むゟむルずが結合しおいるこずを確認するため
に、埗られた氎溶液を甚い、ゲル濟過を行ない、
各分子量フラクシペンに぀いお、䞊蚘の呈性反応
を行な぀たずころ、各フラクシペンはいずれも第
玚アンモニりム塩の呈性反応が陜性であり、コ
ラヌゲン加氎分解物ずラりリルゞベンゟむルずが
結合しおいるこずが確認された。 参考䟋 3A− 参考䟋1A−で埗られたコラヌゲン加氎分解
物の35氎溶液Kgコラヌゲン加氎分解物の平
均分子量500、アミノ態チツ玠の総量697ミリモ
ルを反応容噚に入れ、撹拌しながら、濃床49
のCTA氎溶液228コラヌゲン加氎分解物の
0.85圓量を30分間かけお滎䞋し、か぀、その間
20氎酞化ナトリりム氎溶液を適宜滎䞋しお反応
液のPHを9.5に維持した。CTAの滎䞋終了埌、PH
を9.5に維持しながら時間撹拌を続け、぀いで
24時間攟眮したのち、アミノ態チツ玠を枬定した
ずころ、アミノ態チツ玠の総量は147ミリモルで
あり、アミノ態チツ玠の79が反応しおいた。぀
ぎに反応液を匷酞性カチオン亀換暹脂ダむダむオ
ンSK−1B商品名、䞉菱化成工業(æ ª)320mlの暹
脂塔に通液し、PH6.9に䞭和し、反応液䞭のナト
リりムむオンずわずかに残存しおいる未反応の
CTAをむオン亀換暹脂に吞着させ、぀いでむオ
ン亀換暹脂を陀去しお濃床30のコラヌゲン加氎
分解物の第玚トリメチルアンモニりム誘導䜓の
氎溶液を埗た。 埗られた氎溶液に぀いお参考䟋3A−ず同様
に第玚アンモニりム塩の呈性反応を行な぀たず
ころ、いずれも陜性であ぀た。 たた、埗られた氎溶液を甚い、参考䟋3A−
ず同様にゲル濟過し、各分子量フラクシペンに぀
いお第玚アンモニりム塩の呈性反応を行な぀た
ずころ、各フラクシペンずも陜性で、コラヌゲン
加氎分解物ずCTAずが結合しおいるこずが確認
された。 参考䟋 3A− 参考䟋1A−で埗られたコラヌゲン加氎分解
物の35氎溶液800コラヌゲン加氎分解物の
平均分子量1700、アミノ態チツ玠の総量140ミリ
モルを反応容噚に入れ、30℃で撹拌しながら、
濃床49のCTA氎溶液63.1コラヌゲン加氎
分解物の1.0圓量を時間かけお滎䞋し、か぀、
その間20氎酞化ナトリりム氎溶液を適宜滎䞋し
お反応液のPHを11.0に維持した。CTAの滎䞋終
了埌、PHを11.0に維持しながら時間撹拌を続
け、぀いで24時間攟眮したのち、アミノ態チツ玠
を枬定したずころ、アミノ態チツ玠の総量は14ミ
リモルであり、アミノ態チツ玠の90が反応しお
いた。぀ぎに反応液に匱酞性カチオン亀換暹脂ア
ンバヌラむトIRC−50前出120mlを加え、反応
液䞭のナトリりムむオンずわずかに残存しおいる
未反応のCTAをむオン亀換暹脂に吞着させ、぀
いでむオン亀換暹脂を陀去しお濃床30のコラヌ
ゲン加氎分解物の第玚トリメチルアンモニりム
誘導䜓の氎溶液を埗た。 埗られた氎溶液に぀いお参考䟋3A−ず同様
に第玚アンモニりム塩の呈性反応を行な぀たず
ころ、いずれも陜性であ぀た。 たた、埗られた氎溶液を甚い、参考䟋3A−
ず同様にゲル濟過し、各分子量フラクシペンに぀
いお第玚アンモニりム塩の呈性反応を行な぀た
ずころ、各フラクシペンずも陜性で、コラヌゲン
加氎分解物ずCTAずが結合しおいるこずが確認
された。 参考䟋 3B ケラチン加氎分解物の第玚アンモニりム誘導
䜓の補造参考䟋 3B− 参考䟋1B−で埗られたケラチン加氎分解物
の40氎溶液900ケラチン加氎分解物の平均
分子量800、アミノ態チツ玠の総量430ミリモル
を反応容噚に入れ、撹拌しながら濃床49の
CTA氎溶液148ケラチン加氎分解物の0.9圓
量を30分間かけお滎䞋し、か぀その間20氎酞
化ナトリりム氎溶液を適宜滎䞋しお反応液のPHを
10.0に維持した。CTAの滎䞋終了埌、PHを10.0に
維持しながら時間撹拌を続け、぀いで24時間攟
眮したのち、アミノ態チツ玠を枬定したずころ、
アミノ態チツ玠の総量は52ミリモルであり、アミ
ノ態チツ玠の88が反応しおいた。぀ぎに反応液
に匱酞性カチオン亀換暹脂アンバヌラむトIRC−
50前出220mlを加え、PH6.5に䞭和し、反応液
䞭のナトリりムむオンずわずかに残存しおいる未
反応のCTAをむオン亀換暹脂に吞着させ、぀い
でむオン亀換暹脂を陀去しお濃床30のケラチン
加氎分解物の第玚トリメチルアンモニりム誘導
䜓の氎溶液を埗た。 埗られた氎溶液に぀いお、参考䟋3A−ず同
様に第玚アンモニりム塩の呈性反応を行な぀た
ずころ、いずれも陜性であ぀た。 たた、埗られた氎溶液を甚い、参考䟋3A−
ず同様にゲル濟過し、各分子量フラクシペンに぀
いお第玚アンモニりム塩の呈性反応を行な぀た
ずころ、各フラクシペンずも陜性で、ケラチン加
氎分解物ずCTAずが結合しおいるこずが確認さ
れた。 参考䟋 3B− 参考䟋1B−で埗られたケラチン加氎分解物
の40氎溶液900ケラチン加氎分解物の平均
分子量1200、アミノ態チツ玠の総量272ミリモル
を反応容噚に入れ、撹拌しながら、濃床49の
CTA氎溶液88.7ケラチン加氎分解物の0.85圓
量を30分間かけお滎䞋し、か぀その間20氎酞
化ナトリりム氎溶液を適宜滎䞋しお反応液のPHを
10.5に維持した。CTAの滎䞋終了埌、PHを10.5に
維持しながら時間撹拌を続け、぀いで24時間攟
眮したのち、アミノ態チツ玠を枬定したずころ、
アミノ態チツ玠の総量は61ミリモルであり、アミ
ノ態チツ玠の78が反応しおいた。぀ぎに反応液
に匷酞性カチオン亀換暹脂ダむダむオンSK−1B
前出200mlを加え、PH6.9に䞭和し、反応液䞭
のナトリりムむオンずわずかに残存しおいる未反
応のCTAをむオン亀換暹脂に吞着させ、぀いで
むオン亀換暹脂を陀去しお濃床30のケラチン加
氎分解物の第玚トリメチルアンモニりム誘導䜓
の氎溶液を埗た。 埗られた氎溶液に぀いお参考䟋3A−ず同様
に第玚アンモニりム塩の呈性反応を行な぀たず
ころ、いずれも陜性であ぀た。 たた、埗られた氎溶液を甚い、参考䟋3A−
ず同様にゲル濟過し、各分子量フラクシペンに぀
いお第玚アンモニりム塩の呈性反応を行な぀た
ずころ、各フラクシペンずも陜性で、ケラチン加
氎分解物ずCTAずが結合しおいるこずが確認さ
れた。 参考䟋 3B− 参考䟋1B−で埗られたケラチン加氎分解物
の40氎溶液700ケラチン加氎分解物の平均
分子量600、アミノ態チツ玠の総量431ミリモル
ずむ゜プロピルアルコヌル100を反応容噚に入
れ、40℃で撹拌しながら、濃床20のセチルクロ
ラむドのむ゜プロピルアルコヌル溶液561ケ
ラチン加氎分解物の1.0圓量を時間かけお滎
䞋し、その間20氎酞化ナトリりム氎溶液を適宜
滎䞋しお反応液のPHを9.5に維持した。セチルク
ロラむドの滎䞋終了埌、PHを9.5に維持しながら
時間撹拌を続け、぀いで24時間攟眮したのち、
アミノ態チツ玠を枬定したずころ、アミノ態チツ
玠の総量は17ミリモルであり、アミノ態チツ玠の
96が反応しおいた。このようにしおケラチン加
氎分解物のセチル化を行な぀たのち、反応混合物
を枛圧濃瞮しお、氎ずむ゜プロピルアルコヌルを
陀去し、氎を留去しおから、む゜プロピルアルコ
ヌル70mlを加えお生成物を溶解し、䞍溶物ずしお
残぀おいる副生した塩化ナトリりムず少量の未反
応物を濟別した。぀ぎに、濟液ずメチルクロラむ
ド50.2セチル化反応物の2.4倍圓量ず炭酞
氎玠ナトリりム35の混合物をオヌトクレヌブ䞭
110℃で時間加熱した。冷华埌、反応混合物を
濟過し、枛圧濃瞮によりむ゜プロピルアルコヌル
を陀去しお、生成物のケラチン加氎分解物のセチ
ルゞメチルアンモニりム誘導䜓の塩化物の粘性シ
ロツプ430を埗た。 埗られた粘性シロツプを氎で垌釈したのち参考
䟋3A−ず同様に第玚アンモニりム塩の呈性
反応を行な぀たずころ、いずれも陜性であ぀た。 たた、埗られた粘性シロツプの氎垌釈液に぀い
お参考䟋3A−ず同様にゲル濟過し、各分子量
フラクシペンに぀いお第玚アンモニりム塩の呈
性反応を行な぀たずころ、各フラクシペンずも陜
性で、ケラチン加氎分解物ずセチルゞメチルずが
結合しおいるこずが確認された。 参考䟋 3C 絹蛋癜質加氎分解物の第玚アンモニりム誘導
䜓の補造 参考䟋 3C− 参考䟋1C−で埗られた絹蛋癜質加氎分解物
の30氎溶液1200絹蛋癜質加氎分解物の平均
分子量500、アミノ態チツ玠の総量730ミリモル
を反応容噚に入れ、40℃に加枩しお撹拌しながら
濃床50のCTA氎溶液247絹蛋癜質加氎分解
物の0.9圓量を30分間かけお滎䞋し、か぀その
間20氎酞化ナトリりム氎溶液を適宜滎䞋しお反
応液のPHを10.0に維持した。CTAの滎䞋終了埌、
PHを10.0に維持しながら時間撹拌を続け、぀い
で24時間攟眮したのち、アミノ態チツ玠を枬定し
たずころ、アミノ態チツ玠の総量は81ミリモルで
あり、アミノ態チツ玠の89が反応しおいた。぀
ぎに反応液に匱酞性カチオン亀換暹脂アンバヌラ
むトIRC−50前出100mlを加え、PH6.7に䞭和
し、反応液䞭のナトリりムむオンずわずかに残存
しおいる未反応のCTAをむオン亀換暹脂に吞着
させ、぀いでむオン亀換暹脂を陀去しお濃床30
の絹蛋癜質加氎分解物の第玚トリメチルアンモ
ニりム誘導䜓の氎溶液を埗た。 埗られた氎溶液に぀いお参考䟋3A−ず同様
に第玚アンモニりム塩の呈性反応を行な぀たず
ころ、いずれも陜性であ぀た。 たた、埗られた氎溶液を甚い、参考䟋3A−
ず同様にゲル濟過し、各分子量フラクシペンに぀
いお第玚アンモニりム塩の呈性反応を行な぀た
ずころ、各フラクシペンずも陜性で、絹蛋癜質加
氎分解物ずCTAずが結合しおいるこずが確認さ
れた。 参考䟋 3C− 参考䟋1C−で埗られた濃床35の絹蛋癜質
加氎分解物の氎溶液500絹蛋癜質加氎分解物
の平均分子量1800、アミノ態チツ玠の総量95ミリ
モルを反応容噚にいれ、撹拌しながら、濃床49
のCTA氎溶液30.4絹蛋癜加氎分解物の0.85
圓量を時間かけお滎䞋し、か぀、その間20
氎酞化ナトリりム氎溶液を適宜滎䞋しお反応液の
PHを10.0に維持しながら時間撹拌を続け、぀い
で24時間攟眮したのち、アミノ態チツ玠を枬定し
たずころ、アミノ態チツ玠の総量は17ミリモルで
あり、アミノ態チツ玠の82が反応しおいた。぀
ぎに反応液に匷酞性カチオン亀換暹脂ダむダむオ
ンSK−1B前出80mlを加え、PH6.9に䞭和し、
反応液䞭のナトリりムむオンずわずかに残存しお
いる未反応のCTAをむオン亀換暹脂に吞着させ、
぀いでむオン亀換暹脂を陀去しお濃床30の絹蛋
癜質加氎分解物の第玚トリメチルアンモニりム
誘導䜓氎溶液を埗た。 埗られた氎溶液に぀いお参考䟋3A−ず同様
に第玚アンモニりム塩の呈性反応を行な぀たず
ころ、いずれも陜性であ぀た。 たた、埗られた氎溶液を甚い、参考䟋3A−
ず同様にゲル濟過し、各分子量フラクシペンに぀
いお第玚アンモニりム塩の呈性反応を行な぀た
ずころ、各フラクシペンずも陜性で、絹蛋癜質加
氎分解物ずCTAずが結合しおいるこずが確認さ
れた。 参考䟋 3C− 参考䟋1C−で埗られた絹蛋癜質加氎分解物
の30氎溶液500絹蛋癜質加氎分解物の平均
分子量1050、アミノ態チツ玠の総量140ミリモル
を反応容噚に入れ、50℃で撹拌しながら、濃床20
のデシルクロラむドのむ゜プロピルアルコヌル
溶液247絹蛋癜質加氎分解物の2.0圓量を
時間かけお滎䞋し、か぀、その間20氎酞化ナト
リりム氎溶液を適宜滎䞋しお反応液のPHを9.5に
維持した。デシルクロラむドの滎䞋終了埌、PHを
9.5に維持しながら時間撹拌を続け、぀いで24
時間攟眮したのち、アミノ態チツ玠を枬定したず
ころ、アミノ態チツ玠の総量はミリモル以䞋で
あ぀た。䞊蚘反応液䞭のデシルクロラむドずその
加氎分解物であるデシルアルコヌルを定量したず
ころ、䞡者あわせお12ミリモルであ぀たこずよ
り、92以䞊の収率でゞデシル化が行なわれおい
るこずが刀明した。 このようにしお絹蛋癜質加氎分解物のゞデシル
化を終了したのち、反応混合物を枛圧濃瞮しお氎
ずむ゜プロピルアルコヌルを陀去し、氎を留去し
おから、む゜プロピルアルコヌル500mlを加えお
生成物を溶解し、䞍溶物ずしお残存しおいる副生
した塩化ナトリりムず少量の未反応を濟別した。
濟液ずメチルクロラむド8.5ず炭酞氎玠ナトリ
りムの混合物をオヌトクレヌブ䞭110℃で
時間加熱し、冷华埌、反応混合物を濟過し、枛圧
濃瞮によりむ゜プロピアルコヌルを陀去しお、生
成物の絹蛋癜質加氎分解物のゞデシルメチルアン
モニりム誘導䜓の粘性シロツプ210を埗た。 埗られた粘性シロツプを氎で垌釈しお参考䟋
3A−ず同様に第玚アンモニりム塩の呈性反
応を行な぀たずころ、いずれも陜性であ぀た。 たた、埗られた粘性シロツプの氎垌釈液を甚
い、参考䟋3A−ず同様にゲル濟過し、各分子
量フラクシペンに぀いお第玚アンモニりム塩の
呈性反応を行な぀たずころ、各フラクシペンずも
陜性で、絹蛋癜質加氎分解物ずゞデシルメチルず
が結合しおいるこずが確認された。 実斜䟋  ラりリル硫酞ナトリりムが、参考䟋2A−
〜3C−で埗た動物性蛋癜質加氎分解物のア
シル化物たたはその塩および動物性蛋癜質加氎分
解物の第玚アンモニりム誘導䜓が第衚に瀺す
濃床、EDTAが0.1、銙料が適量で、残郚が粟
補氎よりなるシダンプヌ組成物を調補し、以䞋に
瀺す方法で性胜評䟡を行な぀た。なお、䞊蚘シダ
ンプヌ組成物の調補に甚いた動物性蛋癜質加氎分
解物の誘導䜓の皮別は参考䟋番号で瀺す。 (1) 泡立お詊隓 りむルスマンWilmsmann法で泡立詊隓
を行な぀た。すなわちプラスチツク補の円筒
盎埄cm×高さ36cmの恒枩槜枩床25℃
に、シダンプヌ組成物の20氎溶液アニオン
性界面掻性剀濃床ずしお4.0200mlを入れ、
専甚のブラシを回転させ2000r.p.m. 分間
お泡立たせ、発生した泡の量を枬定する方法を
甚いた。なおりむルスマン法による泡立詊隓甚
の装眮は垂販品を甚いた。このりむルスマン法
では泡の広がりのみならず、ブラシの回転を停
止したのちの泡の安定性に぀いおも枬定でき
る。泡の広がりおよび泡の安定性に関する枬定
結果を第衚に瀺す。なお、泡の広がりずはブ
ラシの回転によ぀お生じた泡の党容量であり、
泡の安定性ずは回転埌の静眮によ぀お円筒の䞋
郚より生ずる氎面の容量が100mlずなるたでの
時間を秒で瀺したものであり、この間の時間が
長いほど泡の安定性が良いこずを瀺しおいる。 なお、本詊隓は以䞋に瀺す組成を有する合成
脂肪を詊隓液200mlに察しお0.4液に察し玄
0.2加え、自然の毛髪の汚れの代甚ずした。 合成暹脂の組成 ラノリン 20 ココナツ油 20 パラフむン油 20 ワセリン 20 セチルアルコヌル 10 ひたし油 10
【衚】 (2) 掗髪時の感觊 本発明の実斜品第衚における実斜䟋の
シダンプヌ組成物の詊料番号〜15ずその察
照品第衚の詊料番号16を甚いお女性パネ
ル20人が日に䞀床掗髪を行ない、䞡シダンプ
ヌ組成物に぀いお第衚に瀺す各項目にしたが
぀お比范詊隓を行な぀た。なお各シダンプヌ組
成物の䜿甚量は各回の掗髪に぀きであ
る。
【衚】 実斜䟋  第衚に瀺す凊方よりなるシダンプヌ組成物
詊料番号21〜25ず垂販のシダンプヌ組成物〜
を甚い、Draize法により目に察する刺激の床
合に぀いおテストを行な぀た。 すなわち、䜓重2.3〜2.7Kgの健康な家兎オ
ス、癜色矜にシダンプヌ組成物0.2mlを目に
滎䞋したのち、時間埌、24時間埌の角膜、虹
圩、結膜を芳察し、その結果を次に瀺す怜定法に
よ぀お採点し、矜に぀いおの平均倀を求めた。
埗られた角膜に぀いおの各項目の平均倀の積を
倍した点数ず、虹圩に぀いおの平均倀を倍した
倀ず、結膜に぀いおの各項目の平均倀の和を倍
した倀を合蚈点ずした。合蚈点が倧きいほど目に
察する刺激が匷いこずを瀺す。結果を第衚に瀺
す。 怜査法  角膜混 濁 〜 包区域 〜  虹圩充 血 〜  結膜発 èµ€ 〜 æµ® 腫 〜 分泌物 〜
【衚】
【衚】
〔発明の効果〕
以䞊説明したように、本発明によれば、シダン
プヌ本来の性胜に優れ、か぀毛髪にしなやかさ、
なめらかさ、良奜なくし通り性を付䞎し、か぀目
や頭皮に察する刺激の少ないシダンプヌ組成物が
提䟛された。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  (1) アニオン性界面掻性剀を含有するシダン
    プヌ剀に、動物性蛋癜質加氎分解物のアシル化
    物たたはその塩ず、動物性蛋癜質加氎分解物の
    第玚アンモニりム誘導䜓ずを配合したこずを
    特城ずするシダンプヌ組成物。 (2) 動物性蛋癜質加氎分解物のアシル化物たたは
    その塩が次の䞀般匏 匏䞭、R1は炭玠数〜20の長鎖アルキル基
    たたはアルケニル基であり、R2は動物性蛋癜
    質加氎分解物の構成アミノ酞の偎鎖である。
    は〜20の敎数であり、は氎玠、ナトリり
    ム、カリりムなどのアルカリ金属、アンモニり
    ムたたはモノ゚タノヌルアミン、ゞ゚タノヌル
    アミン、トリ゚タノヌルアミン、−アミノ−
    −メチル−−プロパンゞオヌルなどの
    有機アルカノヌルアミンのオニりムであるで
    瀺される動物性蛋癜質加氎分解物のアシル化物
    たたはその塩である特蚱請求の範囲第項蚘茉
    のシダンプヌ組成物。 (3) 動物性蛋癜質加氎分解物の第玚アンモニり
    ム誘導䜓が次の䞀般匏 匏䞭、R2およびは前蚘䞀般匏にお
    けるず同じ意味を有し、R2は動物性蛋癜質加
    氎分解物の構成アミノ酞の偎鎖であり、は
    〜20の敎数であるで瀺される動物性蛋癜質加
    氎分解物の第玚トリメチルアンモニりム誘導
    䜓である特蚱請求の範囲第項たたは第項蚘
    茉のシダンプヌ組成物。 (4) 動物性蛋癜質加氎分解物の第玚アンモニり
    ム誘導䜓が次の䞀般匏 R2およびは前蚘䞀般匏におけるず
    同じ意味を有し、R2は動物性蛋癜質加氎分解
    物の構成アミノ酞の偎鎖であり、は〜20の
    敎数である。R3、R4、R5の少なくずも぀は
    炭玠数〜20の長鎖アルキル基たたはヒドロキ
    シアルキル基であり、残䜙は炭玠数〜のア
    ルキル基、ヒドロキシアルキル基たたはベンゞ
    ル基であるで瀺される動物性蛋癜質加氎分解
    物のアミノ基における第玚アンモニりム誘導
    䜓である特蚱請求の範囲第項たたは第項蚘
    茉のシダンプヌ組成物。
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