JPH047338A - 耐火プラスチック材 - Google Patents

耐火プラスチック材

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JPH047338A
JPH047338A JP10917890A JP10917890A JPH047338A JP H047338 A JPH047338 A JP H047338A JP 10917890 A JP10917890 A JP 10917890A JP 10917890 A JP10917890 A JP 10917890A JP H047338 A JPH047338 A JP H047338A
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plastic material
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Hideki Takiguchi
滝口 英喜
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラスチックフオームの防火性を大幅に強化し
た耐火プラスチック材に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、プラスチックフオームは100°C位で燃焼し
たり、80″C位で溶融したり、あるいはフェノールフ
オームのように炭化したりすることが知れている。そし
て、プラスチックの防火性を改善するためにパーライト
粒、シラスバルーン、硼砂、珪酸ソーダ等を添加したフ
オームが■特開昭48−56716号公報、■特公昭3
7−13334号公報、■特公昭63−16422号公
報に記載されている。
(発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、前記■、■においては単なる無機材を添
加した組成物であり、■はパーライト粒をフオームに添
加したフオームであり、これら公知の難燃性樹脂組成物
はJIS−A−1321における試験で難燃3級、ある
いは準不燃材程度の防火性しかなかった。さらに難燃性
を上げるとプラスチック材が溶着剤程度の使用となり、
プラスチック材、プラスチックフオーム材とは言いにく
いものであった。勿論、加熱によって樹脂は燃焼、炭化
等し、無機粉末が脱落し成形体として維持できなくなる
不利もあった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、プラスチック
フオーム中に高熱下で発泡する無機粉末とこの粉末間を
橋絡し、かつガラス状の接着剤、無機質薄層を形成する
フリットを混在させ、約1000°C位の高熱にも耐え
るプラスチック材を提案するものである。
〔実施例] 以下に、図面を用いて本発明に係る耐火プラスチック材
について詳細に説明する。すなわち、第1図は上記耐火
プラスチック材への一例を示す斜視図であり、lはプラ
スチックフオーム、2はフリット、3は発泡性無機粉末
でプラスチックフオーム1中にフリット2、発泡性無機
粉末3を目的に応じた量を混在させたフオームである。
さらに説明すると、プラスチックフオーム1としては熱
可塑性、熱硬化性のいずれでもよく、例えば前者として
はポリスチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、後者としてはポ
リウレタン樹脂、ポリイソシアヌレートフオーム用樹脂
、フェノール樹脂、ユリア樹脂、ポリエステル樹脂等の
1種からなり、しかも、これら樹脂に発泡剤、例えば水
、フレオン、炭酸ガス等を用いてフオーム状としたもの
である。フリット2は鉛フリット、硼酸フリントおよび
鉛硼酸フリット等からなるものである。その−例を示す
と、■鉛円、石英、硼砂、石灰石、カオリンからなる組
成物、■鉛円、石英からなる組成物、■硼酸、ソーダ灰
、硝石、石英、石灰石、カオリン等からなる組成物、■
長石、石灰石、炭酸バリウム、石英、亜鉛華からなる組
成物、■鉛円、ソーダ灰、長石、石灰石、亜鉛華、カオ
リン、硼酸、ジルコニア、蛍石からなる組成物等である
。勿論、フリット2には種々の公知の組成物を使用する
ことができる。なお、フリット2はプラスチックフオー
ム1が100重量部に対して、50〜500重量部位で
約20〜250メツシユ位の大きさとしたものである。
前記発泡性無機粉末3は高熱下で発泡する物質、例えば
シラス、バーミキュライト等の粉末の1種以上からなる
。この粉末3は主に高熱下において発泡して断熱材、増
量材として機能するものであり、プラスチックフオーム
1に含有する量は、プラスチックフオーム1が100重
量部に対して約50〜300重量部位であり、その大き
さは約20〜150メツシユ位としたものである。この
ように形成して耐火プラスチック材Aを第2図に示すよ
うに1000°Cの直火炎イにさらすと、拡大して示す
ようにフリット2と発泡性無機粉末3とが橋絡し、確実
な耐火断熱層4を成形していた。
次に実施例について説明する。
実施例1、 ブラスチンクツオームlとしてはポリウレタンフォーム
原料を100重量部、フリット2としては前記■の成分
50重量部、発泡性無機粉末3としてはシラスを200
重量部準備し、フオーム原料に添加、混合し反応、発泡
させて、密度50kg/rrrで板厚20mmの耐火プ
ラスチック材Aを製造した。
実施例2 プラスチックフオーム1としてはポリイソシアヌレート
フオーム100重量部にフリ・ント2は前記■の成分、
発泡性無機粉末3としてはシラスを200重量部準備し
、実施例1と同様の耐火プラスチック材Aを製造した。
実施例3 プラスチックフオーム1としてはフェノールフオーム原
料を100重量部、フリット2としては前記■の成分を
50重量部、発泡性無機粉末3としてはシラスを200
重量部準備し、実施例1と同様に耐火プラスチック材A
を製造した。
実施例4、実施例5、実施例6はフリント2、発泡性無
機粉末3の種類を変化させたものである。
また、耐火性の試験法としてはJIS−A−1321の
難燃性試験(1級) 、JIS−A−1304の耐火試
験を実施した。その結果を実施例1〜6までまとめて記
載する。さらに、比較例としてはポリイソシアヌレート
フオーム100重量部にパーライト粒を100重量部、
酸化アルミニウムを100重量部添加したフオームであ
る。
性無機粉梁1の橋絡が溶隔によって一部達成されていた
。@プラスチックフオーム1自体が燃焼し、発泡性無機
粉末3、フリ・ント2が剥落するだけであった。O高温
のためフリット2、発泡性無機粉末3が橋絡し、かつ溶
隔し、フィルム的なガラス状の薄膜によって橋絡されて
いた。■パーライト粒と酸化アルミニウムが橋絡されて
いす、個々に落下した状態であった。
以上説明したのは本発明に係る耐火プラスチック材の一
実施例にすぎず、第3図(a)、(b)に示すように表
面材5、裏面材6を耐火プラスチック材Aを芯材として
一体に形成することもでき、表面材5.6としてはカラ
ー鋼板、ステンレス板、アルミニウム板、シート材、ク
ラフト紙、プラスチックフィルムでサンドインチ構造、
あるいはカナノベ構造とした複合板である。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る耐火プラスチンク材によれ
ば、■比重は単なるフオーム、あるいは難燃性フオーム
より大きくなるが、防火性、耐火性が確実に強化される
。■1000°C以上の加熱に耐える。■断熱性、防音
性がある。■製造が容易であり、形状も任意に形成でき
る。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る耐火プラスチック材の一例を示す
斜視図、第2図は耐火性能試験法を示す説明図、第3図
(a)、(b)はその他の実施例を示す説明図である。 1・・・プラスチックフオーム、2・・・フ1ノ・ント
、3・・・発泡性無機粉末。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラスチックフォーム中にフリットと発泡性無機
    粉末を混在させたことを特徴とする耐火プラスチック材
JP10917890A 1990-04-24 1990-04-24 耐火プラスチック材 Expired - Fee Related JP2919904B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011190585A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Sk Kaken Co Ltd カーテンウォール
JP2015071928A (ja) * 2013-09-05 2015-04-16 日新製鋼株式会社 屋根材

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JP2011190585A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Sk Kaken Co Ltd カーテンウォール
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