JPH0472543B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0472543B2 JPH0472543B2 JP62066096A JP6609687A JPH0472543B2 JP H0472543 B2 JPH0472543 B2 JP H0472543B2 JP 62066096 A JP62066096 A JP 62066096A JP 6609687 A JP6609687 A JP 6609687A JP H0472543 B2 JPH0472543 B2 JP H0472543B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acoustic lens
- array
- matching layer
- ultrasonic probe
- transducers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 229920005749 polyurethane resin Polymers 0.000 claims description 2
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
本発明は、アレイ型超音波探触子において、音
響レンズをモールド形成する際に、配列振動子間
の間隙に音響レンズ材を充填させることにより、
配列振動子間の不要音波の伝播を抑え、音響レン
ズの剥離を防止するものである。
響レンズをモールド形成する際に、配列振動子間
の間隙に音響レンズ材を充填させることにより、
配列振動子間の不要音波の伝播を抑え、音響レン
ズの剥離を防止するものである。
本発明は、超音波診断装置に装備されるアレイ
型探触子に関し、良好な特性を持ち、且つ機械的
強度の大きい探触子を提供することを目的とす
る。
型探触子に関し、良好な特性を持ち、且つ機械的
強度の大きい探触子を提供することを目的とす
る。
従来のアレイ型探触子の構造を第5図に示す。
図中、1は振動子、2は電極、3は整合層、4
は音波吸収体、5は音響レンズ、6は電極引出し
用リードである。
は音波吸収体、5は音響レンズ、6は電極引出し
用リードである。
電極2に電圧を加えることによつて振動子1を
所定の周波数で振動させ超音波を発生させる。
所定の周波数で振動させ超音波を発生させる。
整合層3は、人体等の測定対象との音響インピ
ーダンスのマツチングをとるためのものである。
ーダンスのマツチングをとるためのものである。
音響レンズ5は受信波を集めるための音響レン
ズである。
ズである。
第6図は、第5図の部分拡大図である。参照番
号は、第5図において付与したものと同様であ
る。
号は、第5図において付与したものと同様であ
る。
かかる従来構造においては、振動子間の間隙に
は、整合層材が充填された構造となつている。
は、整合層材が充填された構造となつている。
第6図に示す様に、従来のアレイ型探触子は、
振動子1をアレイ分割した後、整合層3をモール
ド形成或いは、接着するため、配列振動子間の間
隙には、整合層材或いは接着剤が充填された構造
になつている。
振動子1をアレイ分割した後、整合層3をモール
ド形成或いは、接着するため、配列振動子間の間
隙には、整合層材或いは接着剤が充填された構造
になつている。
かかる構造であると、まず、振動子1の放射面
と垂直な面から出る音波が振動子の音響インピー
ダンスと整合層材等の音響インピーダンスとが近
いため、隣接振動子に伝播しやすいという問題点
と、音響レンズ5が形成される整合層3の放射面
が、全面に亘り平面であるため、音響レンズ5が
剥離しやすいという問題点があつた。
と垂直な面から出る音波が振動子の音響インピー
ダンスと整合層材等の音響インピーダンスとが近
いため、隣接振動子に伝播しやすいという問題点
と、音響レンズ5が形成される整合層3の放射面
が、全面に亘り平面であるため、音響レンズ5が
剥離しやすいという問題点があつた。
本発明によるアレイ型探触子においては、音響
レンズ材を配列振動子間の間隙に充填し、音波の
伝播を抑えるとともに、音響レンズの剥離を防ぐ
方向の力を与えたものである。
レンズ材を配列振動子間の間隙に充填し、音波の
伝播を抑えるとともに、音響レンズの剥離を防ぐ
方向の力を与えたものである。
本発明による配列振動子間の間隙の充填材は音
響レンズを使用しているため音響インピーダンス
が従来の充填物の3以上に比べて1.5と低いため
配列振動子間の音波の伝播が従来のものに比べて
低く、又、配列振動子間の間隙に音響レンズが入
り込んでいるため、接着面積が広くなり、音響レ
ンズの剥離が防止できる。
響レンズを使用しているため音響インピーダンス
が従来の充填物の3以上に比べて1.5と低いため
配列振動子間の音波の伝播が従来のものに比べて
低く、又、配列振動子間の間隙に音響レンズが入
り込んでいるため、接着面積が広くなり、音響レ
ンズの剥離が防止できる。
〔実施例〕
第1図は本発明に係るアレイ型探触子の構造で
あり、第2図は第1図図示の探触子の部分拡大図
である。
あり、第2図は第1図図示の探触子の部分拡大図
である。
図において、1〜6は第5図、第6図図示のも
のと同様である。
のと同様である。
従来の構造と異なる点は、配列された振動子1
間の間隙に音響レンズが入り込んでいることであ
る。
間の間隙に音響レンズが入り込んでいることであ
る。
かかる構造とするための製造工程を第3図、第
4図を用いて説明する。
4図を用いて説明する。
第3図に示す様にまず振動子1に電極リード6
を接続し、背面に音波吸収体4、放射面に整合層
3を形成した後、第4図に示す様に振動子1及び
整合層3をアレイ分割する。
を接続し、背面に音波吸収体4、放射面に整合層
3を形成した後、第4図に示す様に振動子1及び
整合層3をアレイ分割する。
その後、第2図に示す様に音響レンズ5をモー
ルド形成する際、同時に配列振動子間の間隙に音
響レンズ材を充填する。このような音響レンズ材
としてはシリコーン系樹脂又はポリウレタン系樹
脂が、強度、柔軟性の点で適当である。
ルド形成する際、同時に配列振動子間の間隙に音
響レンズ材を充填する。このような音響レンズ材
としてはシリコーン系樹脂又はポリウレタン系樹
脂が、強度、柔軟性の点で適当である。
本発明によれば、配列振動子間の音波の伝播が
低減され、更に音響レンズの接着面積が広くなる
ため、音響レンズの剥離が防止できる。
低減され、更に音響レンズの接着面積が広くなる
ため、音響レンズの剥離が防止できる。
第1図は本発明に係るアレイ型探触子の構成
図、第2図は第1図図示の探触子の部分拡大図、
第3図、第4図は本発明に係るアレイ型探触子の
製造工程を説明する図、第5図、第6図は従来例
を説明するための図である。 図において、1は超音波振動子、2は電極、3
は整合層、4は音波吸収体、5は音響レンズ、6
は電極リードである。
図、第2図は第1図図示の探触子の部分拡大図、
第3図、第4図は本発明に係るアレイ型探触子の
製造工程を説明する図、第5図、第6図は従来例
を説明するための図である。 図において、1は超音波振動子、2は電極、3
は整合層、4は音波吸収体、5は音響レンズ、6
は電極リードである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 超音波振動子がアレイ状に配列されるととも
に、集音のための音響レンズを有する超音波探触
子において、該音響レンズを構成する音響レンズ
材を配列振動子間にくし状に充填した構造とする
ことを特徴とするアレイ型超音波探触子。 2 該音響レンズ材がシリコーン系樹脂であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアレ
イ型超音波探触子。 3 該音響レンズ材がポリウレタン系樹脂である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のア
レイ型超音波探触子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62066096A JPS63233367A (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | アレイ型超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62066096A JPS63233367A (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | アレイ型超音波探触子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63233367A JPS63233367A (ja) | 1988-09-29 |
JPH0472543B2 true JPH0472543B2 (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=13306003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62066096A Granted JPS63233367A (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | アレイ型超音波探触子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63233367A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4672879B2 (ja) * | 2001-02-14 | 2011-04-20 | アロカ株式会社 | 振動計測方法及び超音波顕微鏡システム |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP62066096A patent/JPS63233367A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63233367A (ja) | 1988-09-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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