JPH0472455B2 - - Google Patents
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- JPH0472455B2 JPH0472455B2 JP58149481A JP14948183A JPH0472455B2 JP H0472455 B2 JPH0472455 B2 JP H0472455B2 JP 58149481 A JP58149481 A JP 58149481A JP 14948183 A JP14948183 A JP 14948183A JP H0472455 B2 JPH0472455 B2 JP H0472455B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 27
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 25
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 102100029469 WD repeat and HMG-box DNA-binding protein 1 Human genes 0.000 description 1
- 101710097421 WD repeat and HMG-box DNA-binding protein 1 Proteins 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は並列運転システムにおける電源異常検
出装置に関し、特に主電源に並列に接続されたイ
ンバータ電源の出力電流制御により主電源からの
み負荷へ電力を供給し得る並列運転システムにお
ける電源異常検出装置に関する。
出装置に関し、特に主電源に並列に接続されたイ
ンバータ電源の出力電流制御により主電源からの
み負荷へ電力を供給し得る並列運転システムにお
ける電源異常検出装置に関する。
複数の交流電源を並列に接続し、各電源が負荷
を分担した状態で負荷へ電力を供給する並列運転
システムにおいては、ある電源に故障が発生する
と、他の正常な例えばインバータ構成の電源から
の電力が並列接続点を介して故障電源に急速にま
わり込んでしまうため、どの電源に異常が発生し
たのか検出することが困難であつた。
を分担した状態で負荷へ電力を供給する並列運転
システムにおいては、ある電源に故障が発生する
と、他の正常な例えばインバータ構成の電源から
の電力が並列接続点を介して故障電源に急速にま
わり込んでしまうため、どの電源に異常が発生し
たのか検出することが困難であつた。
上記のような理由により負荷を各電源が共通に
分担する代りに、各電源と負荷への電力ラインへ
交流スイツチを介挿し、あるい電源が故障した場
合該当する交流スイツチをOFFとし、正常電源
からの電力のまわり込みを防止すると共に正常電
源側の交流スイツチをONして負荷へ電力を供給
する方法が採用されている。しかしながら、この
ような方法は故障時に交流スイツチの切換えを必
要とし、この切換タイミングがずれると電力のま
わり込みを防止しつつ無瞬断に電源を切換えるこ
とが困難となる。従つて、こうした方法では交流
スイツチ切換時の信頼性が大きな問題となる。
分担する代りに、各電源と負荷への電力ラインへ
交流スイツチを介挿し、あるい電源が故障した場
合該当する交流スイツチをOFFとし、正常電源
からの電力のまわり込みを防止すると共に正常電
源側の交流スイツチをONして負荷へ電力を供給
する方法が採用されている。しかしながら、この
ような方法は故障時に交流スイツチの切換えを必
要とし、この切換タイミングがずれると電力のま
わり込みを防止しつつ無瞬断に電源を切換えるこ
とが困難となる。従つて、こうした方法では交流
スイツチ切換時の信頼性が大きな問題となる。
一方、こうした並列運転システムにおいて、主
電源に並列化されるインバータ電源の出力電流を
主電源正常時には零となるように制御することに
より、負荷へ主電源から電力を供給するようにし
たものも提案されている。しかしながら、このよ
うな提案においても電源の異常をインバータの制
御状態と関連されて検出する手段はなく故障電源
を適切に切離することが困難であつた。
電源に並列化されるインバータ電源の出力電流を
主電源正常時には零となるように制御することに
より、負荷へ主電源から電力を供給するようにし
たものも提案されている。しかしながら、このよ
うな提案においても電源の異常をインバータの制
御状態と関連されて検出する手段はなく故障電源
を適切に切離することが困難であつた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、商
用電源等の主電源とインバータ電源とを並列化さ
せて、インバータ電源の出力電流を主電源正常時
零にするようにして負荷に主電源から電力を供給
している場合、電源の異常を適切に検出して故障
電源を電源ラインから切離すことを可能にした並
列運転システムにおける電源異常検出装置を提供
することを目的とする。
用電源等の主電源とインバータ電源とを並列化さ
せて、インバータ電源の出力電流を主電源正常時
零にするようにして負荷に主電源から電力を供給
している場合、電源の異常を適切に検出して故障
電源を電源ラインから切離すことを可能にした並
列運転システムにおける電源異常検出装置を提供
することを目的とする。
本発明ではこの目的を達成するために、インバ
ータ電源と商用電源等の主電源を並列化して運転
を行う際インバータ電源の出力電流を零とする制
御により主電源からのみ負荷へ電力を供給し得る
システムにおいて、前記電源の有効電力および無
効電力を夫々検出する第１、第２の電力検出手段
と、前記インバータ電源の出力電流を検出する電
流検出手段と、前記第１の検出手段からの有効電
力検出値と設定値とをつき合せ、逆電力状態を示
す偏差出力が所定値以上の時出力を発生する第１
の比較手段と、前記第２の検出手段からの無効電
力検出値と設定値とをつき合せ、進み電力を示す
偏差出力が所定値以上の時出力を発生する第２の
比較手段と、前記電流検出手段と出力と設定値と
をつき合せ、この偏差出力が所定値以上の時イン
バータ出力電流検出中を示す出力を発生する第３
の比較手段と、前記第１の比較手段と第３の比較
手段の各出力のアンド条件をとる第１のアンド手
段と、前記第２の比較手段と第３の比較手段の各
出力のアンド条件をとる第２のアンド手段と、第
１もしくは第２のアンド手段のいずれかの出力に
応答して主電源の異常を検知する異常検知手段と
から構成している。
ータ電源と商用電源等の主電源を並列化して運転
を行う際インバータ電源の出力電流を零とする制
御により主電源からのみ負荷へ電力を供給し得る
システムにおいて、前記電源の有効電力および無
効電力を夫々検出する第１、第２の電力検出手段
と、前記インバータ電源の出力電流を検出する電
流検出手段と、前記第１の検出手段からの有効電
力検出値と設定値とをつき合せ、逆電力状態を示
す偏差出力が所定値以上の時出力を発生する第１
の比較手段と、前記第２の検出手段からの無効電
力検出値と設定値とをつき合せ、進み電力を示す
偏差出力が所定値以上の時出力を発生する第２の
比較手段と、前記電流検出手段と出力と設定値と
をつき合せ、この偏差出力が所定値以上の時イン
バータ出力電流検出中を示す出力を発生する第３
の比較手段と、前記第１の比較手段と第３の比較
手段の各出力のアンド条件をとる第１のアンド手
段と、前記第２の比較手段と第３の比較手段の各
出力のアンド条件をとる第２のアンド手段と、第
１もしくは第２のアンド手段のいずれかの出力に
応答して主電源の異常を検知する異常検知手段と
から構成している。
以下本発明の一実施例を添付された図面と共に
説明する。
説明する。
第１図は本発明に係る並列運転システムにおけ
る電源異常検出装置の一実施例を示すブロツク図
である。
る電源異常検出装置の一実施例を示すブロツク図
である。
EAは商用電源等の主電源、Zaは電源ラインl1に
介挿された交流リアクトル、EBはインバータに
より構成されたインバータ電源、Zbはインバータ
の出力ラインl2に介挿された交流リアクトル、Ｐ
は有効電力検出器で、電源ラインl1に設けられた
電流変成器CT1、電圧変成器PT1からの検出量に
基づき有効電力を検出する。Ｑは無効電力検出器
で同様に電流変成器CT1、電圧変成器PT1からの
検出量に基づき有効電力を検出する。Ｒはインバ
ータの出力ラインl2に設けられた電流変成器CT2
からの検出量に基づく交流電流を直流電流に変換
する交流・直流変換器である。
介挿された交流リアクトル、EBはインバータに
より構成されたインバータ電源、Zbはインバータ
の出力ラインl2に介挿された交流リアクトル、Ｐ
は有効電力検出器で、電源ラインl1に設けられた
電流変成器CT1、電圧変成器PT1からの検出量に
基づき有効電力を検出する。Ｑは無効電力検出器
で同様に電流変成器CT1、電圧変成器PT1からの
検出量に基づき有効電力を検出する。Ｒはインバ
ータの出力ラインl2に設けられた電流変成器CT2
からの検出量に基づく交流電流を直流電流に変換
する交流・直流変換器である。
以上のようなインバータ電源EBと主電源EAと
の並列運転システムにおいて、有効電力検出器
Ｐ、無効電力検出器Ｑおよび交流・直流変換器Ｒ
の各出力に基づきインバータ制御回路ICONはイン
バータのゲート制御信号を出力するように構成さ
れている。このインバータ制御回路ICON内には図
示されない有効電流および無効電流用の各設定器
が設けられており、有効電流検出量と設定値との
偏差出力に基づき所定の周波数制御が行われると
共に無効電流検出量と設定値との偏差出力と出力
電圧設定値に基づき所定の出力電圧制御が行われ
る。この場合、有効電流と無効電流の各設定値を
零にすることにより、インバータの出力電流を零
とすることができる。
の並列運転システムにおいて、有効電力検出器
Ｐ、無効電力検出器Ｑおよび交流・直流変換器Ｒ
の各出力に基づきインバータ制御回路ICONはイン
バータのゲート制御信号を出力するように構成さ
れている。このインバータ制御回路ICON内には図
示されない有効電流および無効電流用の各設定器
が設けられており、有効電流検出量と設定値との
偏差出力に基づき所定の周波数制御が行われると
共に無効電流検出量と設定値との偏差出力と出力
電圧設定値に基づき所定の出力電圧制御が行われ
る。この場合、有効電流と無効電流の各設定値を
零にすることにより、インバータの出力電流を零
とすることができる。
従つて、主電源EAが正常時にはインバータ電
源EBは単に主電源EAに並列に接続されているだ
けで負荷を分担することなく、負荷への電力供給
は主電源EAからのみ行われている。この場合、
第１図の如く各回路部位の電圧、電流を定めたと
すると、負荷が抵抗負荷の場合には、第３図Ａの
ように負荷電流Irと交流リアクルZaを介して流れ
る主電流Iaは同位相となる。一方、負荷が遅れ負
荷の場合には第３図Ｂのように負荷電流Irに対し
て主電流Iaは遅れ位相となる。
源EBは単に主電源EAに並列に接続されているだ
けで負荷を分担することなく、負荷への電力供給
は主電源EAからのみ行われている。この場合、
第１図の如く各回路部位の電圧、電流を定めたと
すると、負荷が抵抗負荷の場合には、第３図Ａの
ように負荷電流Irと交流リアクルZaを介して流れ
る主電流Iaは同位相となる。一方、負荷が遅れ負
荷の場合には第３図Ｂのように負荷電流Irに対し
て主電流Iaは遅れ位相となる。
本発明は上記のような並列運転システムにおけ
る電源異常検出装置を提供しようとするもので、 以下、この検出装置の回路構成について説明す
る。
る電源異常検出装置を提供しようとするもので、 以下、この検出装置の回路構成について説明す
る。
a1は有効電力検出器Ｐからの有効電力検出値と
可変抵抗器により構成される設定器S1からの設定
出力とをつき合せるつき合せ点、a2は無効電力検
出器Ｑからの無効電力検出値と可変抵抗器により
構成される設定器S2からの設定出力とをつき合せ
るつき合せ点、a3は交流・直流変換器Ｒからのイ
ンバータ出力レベルと可変抵抗器により構成され
る設定器S3からの設定出力とをつき合せるつき合
せ点である。
可変抵抗器により構成される設定器S1からの設定
出力とをつき合せるつき合せ点、a2は無効電力検
出器Ｑからの無効電力検出値と可変抵抗器により
構成される設定器S2からの設定出力とをつき合せ
るつき合せ点、a3は交流・直流変換器Ｒからのイ
ンバータ出力レベルと可変抵抗器により構成され
る設定器S3からの設定出力とをつき合せるつき合
せ点である。
またCP1はつき合せ点a1からの逆電力状態を示
す偏差出力が所定値以上の時出力を発生する比較
器、CP2はつき合せ点a2からの進み電力を示す偏
差出力が所定値以上の時出力を発生する比較器、
CP3はつき合せ点a3からの偏差出力が所定値以上
の時、インバータ出力電流検出中を示す出力を発
生する比較器である。
す偏差出力が所定値以上の時出力を発生する比較
器、CP2はつき合せ点a2からの進み電力を示す偏
差出力が所定値以上の時出力を発生する比較器、
CP3はつき合せ点a3からの偏差出力が所定値以上
の時、インバータ出力電流検出中を示す出力を発
生する比較器である。
AND1は比較器CP1の出力と比較器CP3の出力
とのアンド条件をとるアンド回路、AND2は比較
器CP2の出力と比較器CP3の出力とのアンド条件
をとるアンド回路である。ORは前記アンド回路
AND1およびAND2の各出力のオア条件をとるオ
ア回路、Detはこのオア回路ORの出力に基づき電
源異常を検知する異常検知部である。
とのアンド条件をとるアンド回路、AND2は比較
器CP2の出力と比較器CP3の出力とのアンド条件
をとるアンド回路である。ORは前記アンド回路
AND1およびAND2の各出力のオア条件をとるオ
ア回路、Detはこのオア回路ORの出力に基づき電
源異常を検知する異常検知部である。
本発明の一実施例は上記のような構成をしてお
り、以下その動作について説明する。
り、以下その動作について説明する。
主電源EAが正常時には、この主電源EAとイン
バータ電源EBの出力レベルは、例えば第２図Ａ
に示すような状態にあり、主電流Iaも図示のよう
な状態にある。この時、主電源EAの有効電力お
よび無効電力検出値に基づくつき合せ点a1，a2か
らの各偏差出力が比較器OP1，CP2の各設定値以
下であるとすれば、比較器CP3の出力状態にかか
わらずアンド回路AND1，AND2からは出力も発
生しない。従つて、オア回路ORの出力も発生し
ないので、異常検知部Detは電源正常と判断して
異常検知出力を発生しない。
バータ電源EBの出力レベルは、例えば第２図Ａ
に示すような状態にあり、主電流Iaも図示のよう
な状態にある。この時、主電源EAの有効電力お
よび無効電力検出値に基づくつき合せ点a1，a2か
らの各偏差出力が比較器OP1，CP2の各設定値以
下であるとすれば、比較器CP3の出力状態にかか
わらずアンド回路AND1，AND2からは出力も発
生しない。従つて、オア回路ORの出力も発生し
ないので、異常検知部Detは電源正常と判断して
異常検知出力を発生しない。
一方、例えば時刻ｔ＝t1（第２図Ａ参照）で、
主電源EAに何らかの原因で異常が発生したとす
る。これによつて、主電源EAの出力レベルおよ
び主電流Iaが第２図Ａの如く下がつたとする。こ
のため、インバータ電源EBには誘起電圧が発生
し、時刻ｔ＝t1以降はインバータ電源EBの電圧値
が主電源EAの電圧値より大となり、EBからEA側
に電流が流れ込んで、EA側には進み電流が発生
する。
主電源EAに何らかの原因で異常が発生したとす
る。これによつて、主電源EAの出力レベルおよ
び主電流Iaが第２図Ａの如く下がつたとする。こ
のため、インバータ電源EBには誘起電圧が発生
し、時刻ｔ＝t1以降はインバータ電源EBの電圧値
が主電源EAの電圧値より大となり、EBからEA側
に電流が流れ込んで、EA側には進み電流が発生
する。
この時、主電源EAの有効電力および無効電力
を検出器Ｐ，Ｑで夫々検出する。従つて、つき合
せ点a1の偏差出力として得られる逆電力が比較器
CP1で所定値以上になると比較器CP1の出力が発
生する。またつき合せ点a2の偏差出力として得ら
れる進み電力値が比較器CP2で所定値以上になる
と比較器CP2の出力が発生する。
を検出器Ｐ，Ｑで夫々検出する。従つて、つき合
せ点a1の偏差出力として得られる逆電力が比較器
CP1で所定値以上になると比較器CP1の出力が発
生する。またつき合せ点a2の偏差出力として得ら
れる進み電力値が比較器CP2で所定値以上になる
と比較器CP2の出力が発生する。
また、つき合せ点a3の偏差出力として得られる
インバータ出力電流（この場合、主電源EAへ進
み電流として流れ込む電流）のレベルが比較器
CP3で所定値以上になると比較器CP3の出力が発
生する。第２図Ｂはこの時の有効電力Paと逆起
電力Prの発生状態を示している。
インバータ出力電流（この場合、主電源EAへ進
み電流として流れ込む電流）のレベルが比較器
CP3で所定値以上になると比較器CP3の出力が発
生する。第２図Ｂはこの時の有効電力Paと逆起
電力Prの発生状態を示している。
従つて、アンド回路AND1もしくはAND2のい
ずれかでAND条件が成立すると、オフ回路ORか
ら出力が発生し、異常検知部Detは主電源EAが逆
電力状態もしくは進み電流状態にあることを検知
して、異常検知信号を出力する。この異常検知信
号発生時点で主電源EAを異常もしくは故障電源
として電源ラインから切離すことにすれば、負荷
をインバータ電源で分担した状態であるため安全
に電源を切換えることができる。
ずれかでAND条件が成立すると、オフ回路ORか
ら出力が発生し、異常検知部Detは主電源EAが逆
電力状態もしくは進み電流状態にあることを検知
して、異常検知信号を出力する。この異常検知信
号発生時点で主電源EAを異常もしくは故障電源
として電源ラインから切離すことにすれば、負荷
をインバータ電源で分担した状態であるため安全
に電源を切換えることができる。
以北述べてしたように本発明に係る並列運転シ
ステムにおける電源異常検出装置によれば、主電
源正常時は出力電流を零とするように制御される
インバータ電源を備えた並列運転システムにおい
て、主電源の有効および無効電力の検出値とイン
バータ出力電流レベル検出値とに基づき、主電源
の逆電力状態もしくは進み電力状態を検出し、異
常検知を行うようにしているので、主電源の切り
離し時点を正確に決定でき、並列運転システムに
おける信頼性を向上できる。
ステムにおける電源異常検出装置によれば、主電
源正常時は出力電流を零とするように制御される
インバータ電源を備えた並列運転システムにおい
て、主電源の有効および無効電力の検出値とイン
バータ出力電流レベル検出値とに基づき、主電源
の逆電力状態もしくは進み電力状態を検出し、異
常検知を行うようにしているので、主電源の切り
離し時点を正確に決定でき、並列運転システムに
おける信頼性を向上できる。
第１図は本発明に係る並列運転システムにおけ
る電源異常検出装置の一実施例を示すブロツク
図、第２図は第１図に示す電源の異常発生時の変
化状態を示す波形図で同図Ａは主電源とインバー
タ電源のレベル変化と主電源電流の変化を示し、
同図Ｂは有効電力と逆起電力の発生状態を示して
おり、第３図は第１図に示すシステムにおける負
荷と主電源電圧との関係を示すベクトル図で、同
図Ａは抵抗負荷の場合、同図Ｂは遅れ負荷の場合
を夫々示している。 EA……主電源、EB……インバータ電源、Ｐ…
…有効電力検出器、Ｑ……無効電力検出器、Ｒ…
…交流・直流変換器、a1〜a3……つき合せ点、S1
〜S3……設定器、CP1〜CP3……比較器、AND1，
AND2……アンド回路、Det……異常検知部。
る電源異常検出装置の一実施例を示すブロツク
図、第２図は第１図に示す電源の異常発生時の変
化状態を示す波形図で同図Ａは主電源とインバー
タ電源のレベル変化と主電源電流の変化を示し、
同図Ｂは有効電力と逆起電力の発生状態を示して
おり、第３図は第１図に示すシステムにおける負
荷と主電源電圧との関係を示すベクトル図で、同
図Ａは抵抗負荷の場合、同図Ｂは遅れ負荷の場合
を夫々示している。 EA……主電源、EB……インバータ電源、Ｐ…
…有効電力検出器、Ｑ……無効電力検出器、Ｒ…
…交流・直流変換器、a1〜a3……つき合せ点、S1
〜S3……設定器、CP1〜CP3……比較器、AND1，
AND2……アンド回路、Det……異常検知部。
Claims (1)
- １ インバータ電源と商用電源等の主電源を並列
化して運転を行う際インバータ電源の出力電流を
零とする制御により主電源からのみ負荷へ電力を
供給し得るシステムにおいて、前記電源の有効電
力および無効電力を夫々検出する第１、第２の電
力検出手段と、前記インバータ電源の出力電流を
検出する電流検出手段と、前記第１の検出手段か
らの有効電力検出値と設定値とをつき合せ、逆電
力状態を示す偏差出力が所定値以上の時出力を発
生する第１の比較手段と、前記第２の検出手段か
らの無効電力検出値と設定値とをつき合せ、進み
電力を示す偏差出力が所定値以上の時出力を発生
する第２の比較手段と、前記電流検出手段と出力
と設定値とをつき合せ、この偏差出力が所定値以
上の時インバータ出力電流検出中を示す出力を発
生する第３の比較手段と、前記第１の比較手段と
第３の比較手段の各出力のアンド条件をとる第１
のアンド手段と、前記第２の比較手段と第３の比
較手段の各出力のアンド条件をとる第２のアンド
手段と、第１もしくは第２のアンド手段のいずれ
かの出力に応答して主電源の異常を検知する異常
検知手段とからなることを特徴とする並列運転シ
ステムにおける電源異常検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58149481A JPS6043018A (ja) | 1983-08-16 | 1983-08-16 | 並列運転システムにおける電源異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58149481A JPS6043018A (ja) | 1983-08-16 | 1983-08-16 | 並列運転システムにおける電源異常検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6043018A JPS6043018A (ja) | 1985-03-07 |
| JPH0472455B2 true JPH0472455B2 (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=15476089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58149481A Granted JPS6043018A (ja) | 1983-08-16 | 1983-08-16 | 並列運転システムにおける電源異常検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6043018A (ja) |
-
1983
- 1983-08-16 JP JP58149481A patent/JPS6043018A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6043018A (ja) | 1985-03-07 |
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