JPH0472430A - ガスタービン機関の制御方法 - Google Patents

ガスタービン機関の制御方法

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JPH0472430A
JPH0472430A JP18054290A JP18054290A JPH0472430A JP H0472430 A JPH0472430 A JP H0472430A JP 18054290 A JP18054290 A JP 18054290A JP 18054290 A JP18054290 A JP 18054290A JP H0472430 A JPH0472430 A JP H0472430A
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Tsuneo Tsutsui
恒雄 筒井
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガスタービン機関の制御方法に関し、特に、二
軸式ガスタービン機関の空気流量Gaとコンプレッサタ
ービンCTの入口温度T4を演算により求めて機関を制
御する制御方法に関する。
〔従来の技術〕
一軸式ガスタービン機関は、低振動、使用燃料の多様性
、大きな定速トルク等の点で、近年、自動車用機関とし
ての実用化が検討されている。第6図は自動変速機付の
自動車に搭載される従来の二軸式ガスタービン機関の一
般的な構成の一例を示すものである。
二軸式ガスタービン機関では、クラッチ内蔵のスタータ
針によってフロントギヤF/Gが回転して起動すると、
吸入空気(以下吸気という)はコンプレッサCにて圧縮
され、熱交換器HEにて加熱され、アクチュエータA1
により燃料が供給される燃焼器CCにて燃料と混合され
て燃焼し、その燃焼ガスがコンプレッサCと同軸のコン
プレッサタービンCTを回転させる。このコンプレッサ
タービンCTとコンプレッサCとは総称してガスジェネ
レータGGと呼ばれることがあり、コンプレッサタービ
ンCTの回転数がコンプレッサCの圧縮度を左右する。
コンプレッサタービンCTを駆動した燃焼ガスは、アク
チュエータA2に調整される可変ノズルVNを経てパワ
タービン(出力タービン)PTを駆動した後、熱交換器
HEを経て排気ガスとなって大気に排出される。そして
、パワタービンPTの回転は減速歯車R/Gによって減
速されて自動変速機A/Tに伝えられ、シフト状態に応
した回転数に変換された後に差動歯車りを介して車輪W
に伝達される。
なお、アクチュエータA1、 A2は制御回路C0NT
によって機関の運転状態に応じて駆動され、この為、制
御回路C0NTにはアクセルペダルAPの開度や図示し
ないセンサからの機関の運転状態パラメータが入力され
る。また、一般に、第6図に示す吸気圧Pや温度Tに付
された添え字はOで囲まれた番号の位置の吸気圧Pや温
度Tを示す。
以上のように構成された二軸式ガスタービン機関を効率
良く制御するには、コンプレッサタービンCTの入口温
度T4を出来るだけ高い温度にすれば良く、このために
空気流量Gaと燃料流量Gfを制御する必要がある。と
ころが、二軸式ガスタービン機関では、燃料流量Gfは
測定可能であるが、空気流量Gaは測定できない。そこ
で、従来は測定したコンプレッサCの出口圧力P3とコ
ンプレッサタービンCTの入口温度T、により空気流t
Gaを求めて二軸式ガスタービン機関の制御を行ってい
た(実開平1−166735号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の二軸式ガスタービン機関の制御方
法では、コンプレッサタービンCTの入口温度T、は分
布があり、計測が正しくできなかった。従って、従来の
制御方法では、正しくないコンプレッサタービンCTの
入口温度T4を用いて空気流量Gaを演算しているため
に、演算された空気流量Gaには誤差が含まれており、
燃空比から算出する燃料流量GfO値にも誤差が含まれ
ていた。このため、従来の制御ではコンプレッサタービ
ンCTの溶損等の危険を伴わないように、コンプレッサ
タービンCTの入口温度T4の目標値を下げざるを得す
、二軸式ガスタービン機関の性能を十分に発揮させるこ
とができないという問題があった。
本発明の目的は、従来の二軸式ガスタービン機関の制御
における課題を解消し、演算によって空気流量Ga及び
コンプレッサタービンCTの入口温度T4を精度良く実
際の値に近づけることにより、二軸式ガスタービン機関
の性能を十分に発揮させることができる制御方法を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成する本発明は、コンプレッサCとこれと
同軸のコンプレッサタービンCTと、燃焼器CCと、可
変ノズルVNと、別軸の出力タービンPTとを備えた二
軸式ガスタービン機関の制御方法であって、ガスジェネ
レータGGの回転速度N1と、コンプレッサCの出口圧
力P3と、コンプレッサタービンCTの出口圧力P、と
、燃焼器CCの入口温度T3Sと燃料流量Gfを検出す
る運転状態パラメータ検出段階と、検出した運転状態パ
ラメータNI。
p、、p、と、燃焼器CCの出口温度の仮定価T4’を
用いて、空気流量関係式から空気流量の推定値Ga’を
演算する空気流量演算段階と、検出した運転状態パラメ
ータT:+s、Gfと、空気流量の推定値Gaとを用い
て、燃空圧関係式から燃焼器CCの出口温度T4”を演
算する温度演算段階とを備え、得られた燃焼器CCの出
口温度T4”を仮定値として空気流量演算段階と温度演
算段階とを所定回数繰り返し、精度の高められた空気流
量の推定値Ga’  と燃焼器CCの出口温度T、”を
用いて機関を制御することを特徴としている。
〔作用〕
本発明の二軸式ガスタービン機関の制御方法によれば、
燃焼器CCの出口温度の仮定値T 、 lが機関の運転
状態の範囲内で設定され、この値と運転状態パラメータ
N1.P3.P5の実測値とを空気流量関係式に代入し
て空気流量の推定値Ga”が演算される0次いで、運転
状態パラメータT3s、 Gfの実測値と空気流量の演
算値Ga’ とを用いて、燃空比関係式から燃焼器CC
の出口温度T4”が演算される。
演算された燃焼器CCの出口温度T、”は最初に仮定し
た燃焼器CCの出口温度T 、 lよりも実際の値に近
いので、この燃焼器CCの出口温度T4”を仮定値とし
て前述の演算が繰り返され、所定回の演算を繰り返して
精度の高められた空気流量の推定値Ga“と燃焼器CC
の出口温度T4”を用いて二軸式ガスタービン機関が制
御される。
C実施例〕 以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明を適用する二軸式ガスタービン機関の構
成の一例を示すものであり、第6図に示した二軸式ガス
タービン機関と同じ構成部品については同じ符号(記号
)を付しである。
図においてGTはガスタービンであり、このガスタービ
ンGTには燃料ポンプ、オイルポンプ、スタータモータ
等が接続するフロントギヤF/G、コンプレッサC1熱
交換器HE、燃焼器CC、コンプレッサCに回転軸で直
結されたコンプレッサタービンCT、可変ノズルVN、
出力タービンPT及び減速歯車R/G等がある。吸気は
コンプレッサCにて圧縮され、熱交換器HEにて加熱さ
れ、燃焼器CCにて燃料と混合されて燃焼し、その燃焼
ガスがコンプレッサタービンCTを回転させる。コンプ
レッサタービンCTを駆動した燃焼ガスは、可変ノズル
l/Nを経て出力タービンPTを駆動した後、熱交換器
HEを経て排気ガスとなって大気に排出される。A1は
燃焼器CCに燃料を供給するアクチューエータ、A2は
可変ノズルVNの開度α、を調整するアクチュエータで
ある。
ガスタービンGTの減速歯車R/Gには自動変速機A/
Tが接続されており、ガスタービンGTの出力タービン
PTの回転は減速歯車R/Gによって減速されて自動変
速機A/Tに内蔵されるトルクコンバータを介して変速
機構に伝えられ、シフト状態に応じた回転数に変換され
て車軸駆動出力となる。
ガスタービンGTおよび自動変速機A/Tを制御する制
御回路10には、アナログ信号用の入力インタフェース
INa 、デジタル信号用の入力インタフェースINd
 、入力インタフェースINaからの信号をデジタル変
換するアナログ−デジタル変換HA/D、中央処理ユニ
ットCPU 、ランダムアクセスメモリRAM 、読み
出し専用メモリROM、および出力回路OUT等があり
、それぞれパスライン11で接続されている。
また、二軸式ガスタービン機関にはガスジェネレータG
Gの回転数N1を検出する回転数センサSN。
減速歯車1?/Gを経たガスタービンGTの回転数N3
を検出する回転数センサSN、、及び車軸駆動回転数N
を検出する回転数センサSNFのような回転数センサと
、大気温度を検出する温度センサST、、コンプレッサ
Cの出口温度T3を検出する温度センサST3゜熱交換
器HEの出口温度715を検出する温度センサST、、
、パワタービンPTの出口温度T6を検出する温度セン
サST、のような温度センサと、コンプレ・ン+Cの出
口圧力P、を検出する圧カセンサSPs、コンプレッサ
タービンCTの出口圧力P、を検出する圧力センサSP
、のような圧力センサ等が設けられている。
アナログ信号用の入力インタフェースINaには、前述
のセンサからの信号N、、N、、NP、 pj、 p5
. TI)I 735゜T6やアクセルペダルからのア
ナログ信号θicc等が入力され、デジタル信号用の入
力インタフェースINdにはキースイッチからのオンオ
フ信号、シフトレバ−からのシフト位置信号、ブレーキ
からのブレーキ信号等のデジタル信号が入力される。
一方、出力回路OUTからは、燃焼器ccのアクチュエ
ータA1に対して燃料流量を指示する信号Gf、アクチ
ュエータA2に対して可変ノズルVNの開度を指示する
信号α5、トルクコンバータのロックアツプクラッチの
オンオフを指示する信号S3、変速機構の変速信号S、
、S、やスロットルワイヤ信号θい等が出力される。
以上のように構成された二軸式ガスタービン機関におい
て、@種回路10はコンプレッサタービンCTの入口温
度T4と空気流量Gaとを検出した機関の運転状態パラ
メータを基に演算によって算出して機関の制御を行う。
この過程を第2図のフローチャートを用いて説明する。
ステップ201では機関の運転状態パラメータとして、
ガスジェネレータGGの回転速度N0.コンプレッサC
の出口圧力P3+コンプレッサタービンCTの出口圧力
P S+燃焼器CCの入口温度T31.及び、燃料流量
Gfを読み込む。続くステップ202ではコンプレッサ
Cの出口圧力P3の値から、弐P、=r(Pi)の関係
式を用いてコンプレッサタービンCTの入口圧力P4を
演算により求める。
そして、ステップ203において二軸式ガスタービン機
関が加速状態か否かを判定し、加速状態の時(YES)
はステップ204に進み、加速状態でない時(NO)は
ステップ208に進む。まず、機関が加速状態の時の制
御について説明する。
機関が加速状態の時は、コンプレッサタービンCTの入
口温度T4が所定温度になるように燃料を噴く制御がな
される。即ち、機関が加速状態の時は、制御側からコン
プレッサタービンCTの入口温度T4を与えることがで
きる。従って、ステップ204においては、このコンプ
レッサタービンCTの入口温度T4として例えば、12
00℃を与える。次いで、ステップ205ではT、 =
1200°Cとして式、Ga=f(N 、、 P 、、
 P S、 JT、 ”)を用いて空気流量Gaを演算
する。この演算は予め続出専用メモリROMにマツプの
形で記憶したP4/P5とタービン容量Q4の関係式(
第3図)に基づいて行われる。続くステップ206は後
述する収束演算用カウンタC■の値をクリアするもので
あり、ステップ207は現在のコンプレッサタービンC
Tの入口温度T4の価をT4+とじて記憶しておくため
の処理である。
このようにして、機関の加速時はコンプレッサタービン
CTの入口温度T4と空気流量GaO値を得ることがで
きるので、これらの値を用いて機関を制御できる。
次に、機関が定常時の制御について説明する。
機関の定常時は回転数制御が行われるので、燃料流量G
fの値はステップ201によりGfとして実測値を得る
ことができるが、コンプレッサタービンCTの入口温度
T4と空気流量Gaの値が不明である。
そこで、ステップ208からステップ215において、
コンプレッサタービンCTの人口温度T4と空気流量G
aO値を演算により求める。
ステップ208においては、コンプレッサタービンCT
の入口温度T4の値として所定値を仮定すると共に、仮
定したコンプレッサタービンCTの入口温度T4と燃焼
器CCの入口温度Tasとの差ΔT4を温度上昇分とし
て演算する。この実施例では前回のこのルーチンにおけ
るコンプレッサタービンCTの入口温度−1−、+をコ
ンプレッサタービンCTの入口温度T4とする。
次いで、ステップ209において仮定したコンプレッサ
タービンCTの入口温度T4”を用いてステップ205
と同様に空気流量GaO値を演算により求める。そして
、ステップ210においてステップ210で検出した燃
料流量GfO値とステップ209で演算した空気流量G
aの値とを用いて燃空比Gf/Ga=FAを演算する。
この後、続出専用メモリROMにマツプとして予め記憶
させておいたF^−ΔT4の特性曲線(第4図)とステ
ップ210で演算した燃空比FAとからこのときのΔT
、を演算して求める。
温度上昇分ΔT4はコンプレッサタービンCTの入口温
度T4と燃焼器CCの入口温度Tzsとの差であるので
、ステップ201で読み込んだ燃焼器CCの入口温度T
isとΔT4からこのときのコンプレッサタービンCT
の入口温度T4をT4”として演算により求める。そし
て、ステップ213において収束演算用カウンタCIの
値を1だけインクリメントしてステップ214に進み、
ここでステップ212で演算したコンプレッサタービン
CTの入口温度T4”をT4“とじて読書可能メモリR
A?Iに記憶する。
ステップ215はステップ213でインクリメントした
収束演算用カウンタCIの値が所定値、例えば3を超え
たか否かを判定する。そして、CI≦3の場合(NO)
はステップ208に進んで、以上説明したステップ20
8からステップ215の手順を繰り返す。
一方、CI>3の場合(YES)は演算値の精度が十分
であるとしてステップ216に進み、コンプレッサター
ビンCTの入口温度T4の値を演算して求めた[T、’
とする。そして、ステップ217で収束演算用カウンタ
C1の値をクリアしてこのルーチンを終了する。
このように機関が定常状態にあると判定された時は、コ
ンプレッサタービンCTの入口温度T、の値を仮定し、
この仮定値と実際に検出した機関の運転状態パラメータ
から空気流量Gaを演算し、演算した空気流量GaO値
と機関の運転状態パラメータとからコンプレッサタービ
ンCTの入口温度T4を演算により求める。そして、こ
の演算によって求めたコンプレッサタービンCTの入口
温度T4を新たな仮定値として再度空気流量Gaとコン
プレッサタービンCTの入口温度T4を演算する。この
手順の所定回数の繰り返しにより、演算された空気流量
GaとコンプレッサタービンCTの入口温度T4は実際
の値に近い値となるので、この演算値を用いて二軸式ガ
スタービン機関を制御できる。
ここで、ステップ208からステップ215における手
順で求めたコンプレッサタービンCTの入口温度T4と
空気流量Gaが真の値にほぼ等しくなる理由について説
明する。
第3図のP、/ps−G4特性において、タービン容量
Q4の真価が点Aであり、既知の機関の運転状態パラメ
ータがP、、P5およびN、であった場合について考え
てみる。仮に、コンプレッサタービンCTの入口温度T
4の仮定値下4′を真価T4より大きく仮定した場合、
N、/JT、’の値は真の値よりも小さくなる。ここで
、p、/psは既知であるので、タービン容IQ、は真
のQ、より大きく計算され、例えば、第3図の点Bのよ
うに計算される。
このように、Q4=G、JT、/P、で表されているG
4が大きくなると(但し、G4は燃焼器CCの出口流量
)、仮定値T4”を基にして計算で求められるG4’は
実際よりも大きく計算される。即ち、NI+P4.Ps
が既知で74’ > T 4の場合は、G4′>G、と
なる、従って、仮定値T 41を基にして求められる燃
空比FA” =Gf /G、”は、実際の燃空比FAよ
りも小さくなる。すると、第4図から、実際よりも小さ
い燃空比FA’ より求められるΔT4も実際の値より
も小さくなる。そして、ΔT、=T=  TxsでT3
Sは既知であるので、真(I!T aより大きい仮定値
T4’を基にして計算で求められる演算値T4”は仮定
値T 、 Iよりも小さくなって真価T4に近づくこと
になる。
従って、この演算値T4”を仮定値として以上の手順を
繰り返せば、次に得られる演算値T4”は更に真のコン
プレッサタービンCTの入口温度T4に近づく (収束
する)ことになる。そして、真価に近いコンプレッサタ
ービンCTの入口温度T4で演算した空気流量Gaも真
価に近いことになる。なお、最初のコンプレッサタービ
ンCTの入口温度の仮定値T 4’を真価よりも小さく
した場合には、前述の大小関係が逆になり、演算された
コンプレッサタービンCTの入口温度1− 、 +は逆
に大きくなって真価に近づく (収束する)ことになる
第5図は以上の演算(収束演算)の回数とコンプレッサ
タービンCTの入口温度T4の誤差との関係を示したも
のである。実線はコンプレッサタービンCTの入口温度
の仮定値T 、 Iの値を、真値下。
よりも遥かに太き(仮定した場合の演算回数と誤差の値
を示すものであり、破線はコンプレッサタービンCTの
入口温度の仮定値1− 、 lの値を、真(J T a
よりも僅かに大きく仮定した場合の演算回数と誤差の値
を示すものであり、−点鎖線はコンプレッサタービンC
Tの入口温度の仮定値T4”の値を、真値T4よりも遥
かに小さく仮定した場合の演算回数と誤差の値を示すも
のである。この図より、収束演算の回数は其はど多く行
わなくても、仮定した値が真価に近づくことが分かる。
よって、前述のフローチャートにおけるステップ215
では、演算回数を3回に留めているのである。
以上より、コンプレッサタービンCTの入口温度T4を
真価より大きく、或いは小さく仮定した場合でも、仮定
値を用いて演算して得られるコンプレッサタービンCT
の入口温度の演算値T、lは、演算を繰り返すほど収束
値、即ち、真価に限り無く漸近していく。よって、以上
のような手順で演算された真価に近いコンプレッサター
ビンCTの入口温度T4と空気流量Gaを用いて二軸式
ガスタービン機関の制御を行えば、機関の性能を十分に
発揮させることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の二軸式ガスタービン機関
の制御方法によれば、コンプレッサタービンCTの入口
温度T4の計測を行うことなく、精度の高い空気流量G
aとコンプレッサタービンCTの入口温度T4とを演算
により求めることができるので、コンプレッサタービン
CTの入口温度を計測するセンサが不要であり、二軸式
ガスタービン機関の性能を十分に発揮させることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を適用する二軸式ガスタービン機
間の構成を示す全体概要図、 第2図は本発明の手順を示すフローチャート、第3図は
Q、−P、/P、特性を示す線図、第4図はF^−ΔT
4特性を示す線図、第5図は収束演算回数とコンプレッ
サタービンCTの入口温度の誤差との関係を示す特性図
、第6図は従来の二軸式ガスタービン機関の構成を示す
構成図である。 10・・・制御回路、 C・・・コンプレッサ、 CC・・・燃焼器、 CT・・・コンプレッサタービン、 HE・・・熱交換機、 PT・・・パワタービン、 SN、・・・回転数センサ、 ST3.5Tffs、 STb’=温度センサ、sp3
. sp、・・・圧力センサ、 νN・・・可変ノズル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 コンプレッサ(C)とこれと同軸のコンプレッサタービ
    ン(CT)と、燃焼器(CC)と、可変ノズル(VN)
    と、別軸の出力タービン(PT)とを備えた二軸式ガス
    タービン機関の制御方法であって、 ガスジェネレータ(GG)の回転速度(N_1)と、コ
    ンプレッサ(C)の出口圧力(P_3)と、コンプレッ
    サタービン(CT)の出口圧力(P_5)と、燃焼器(
    CC)の入口温度(T_3_5)と燃料流量(Gf)を
    検出する運転状態パラメータ検出段階と、 検出した運転状態パラメータ(N_1、P_3、P_5
    )と、燃焼器(CC)の出口温度の仮定値(T_4′)
    を用いて、空気流量関係式から空気流量の推定値(Ga
    ′)を演算する空気流量演算段階と、 検出した運転状態パラメータ(T_3_5、Gf)と、
    空気流量の推定値(Ga′)とを用いて、燃空比関係式
    から燃焼器(CC)の出口温度(T_4″)を演算する
    温度演算段階とを備え、 得られた燃焼器(CC)の出口温度(T_4″)を仮定
    値として空気流量演算段階と温度演算段階とを所定回数
    繰り返し、精度の高められた空気流量の推定値(Ga′
    )と燃焼器(CC)の出口温度(T_4″)を用いて機
    関を制御することを特徴とするガスタービン機関の制御
    方法。
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