JPH0472246A - 紙送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機やファクシミリ等の画像形成装置に装
備される紙送り装置に関し、詳しくは、定位置に軸架し
た駆動ローラと、当該駆動ローラに当接するローラを有
し且つローラ軸の両端を相対向する側板で移動自在に支
持した従動ローラとを備え、前記側板間に架設されたス
テーには、前記ローラ軸に嵌合する溝を有する軸受と、
当該軸受をスライド自在に支持する軸受取付は板と、軸
受と軸受取付は板間に介装された圧縮ばねとを備えた複
数の加圧機構を設けて、前記ローラ軸を駆動ローラ側に
加圧するようにした紙送り装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の紙送り装置においては、第４図に示すよ
うに、軸受取付は板ａが、画像形成装置の側板（図示せ
ず）間に架設されたステーｂにビスＣ等で固定されてい
た。図中のｄは従動ローラのローラ軸（図示せず）に嵌
合する溝ｅを有する軸受、ｆは軸受ｄと軸受取付け＃Ｊ
ｉ、ａとの間に介装された加圧用の圧縮ハネである。軸
受取付は板ａは、中央に圧縮ハネ［の支持部ｇを有する
基板りと、その両端から延設された軸受ｄとスライド自
在に嵌合する一対のガイド片ｉ、１と、基板りから一側
方へ折曲延設された脚板ｊと、脚板ｊに設けた突起にお
よびねし孔１等によって形成されている。ｍとｎはステ
ーｂに形成したビス孔と前記突起ｋが挿入される位置決
め用孔である。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記の従来例では、ステーｂと軸受取付は板ａとがビス
Ｃ等で固定されているので、軸受ｄとこれに支持された
コーラ軸との芯ズレにより、軸受ｄの偏摩耗が発生した
り、負荷の増大や異常音が発生することがあり、これら
の不具合を防止するためには、軸受ｄとローラ軸の芯ズ
レが皆無となるように、側板とステーｂの取付け、ステ
ーｂと軸受取付は板ａの取付けに関して高い精度が要求
された。

上記の従来欠点に鑑み、本発明は、側板とステーの取付
は等について高い精度を確保しな（でも、軸受とローラ
軸の芯ズレに起因した軸受の偏摩耗、負荷の増大や異常
音の発生といった不具合が佳しないようにした紙送り装
置を提供せんとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために、本発明が講した技術的手
段は、次の通りである。即ち、本発明の特徴は、冒頭に
記した紙送り装置において、前記軸受取付は板を、中央
に圧縮バネの支持部を有する基板と、基板の両端から延
設された前記軸受をスライド自在に嵌合する一対のガイ
ド片と、基板の前記支持部の直下位置に設けられた突起
と、突起の両側において基板から互いに反対方向に折曲
延設された脚板とから形成し、前記突起を前記ステーに
形成した位置決め用孔に遊動自在に挿入すると共に、前
記脚板を前記ステーに移動自在に当接支持させたことに
ある。

〔作用］ 上記の構成によれば、軸受取付は板がステーに固定され
ておらず、羊に、脚板を移動自在に当接支持させただけ
であり、且つ、ステーに形成した位置決め用孔が突起よ
りも十分に大きくて突起が孔内で遊動自在であるがら、
たとえ、側板とステーとの取付は部の製作誤差等により
軸受とローラ軸との間に芯ズレがあっても、軸受がロー
ラ軸で押圧されることにより、軸受取付は仮がステーに
対して移動し、自動調芯の機能が発揮されて、上記の芯
ズレが修正されるこ止になる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図〜第３図は、本発明に係る紙送り装置を示す。図
において、１，１は相対向する側板であり、側板１．１
間の定位置には、軸芯方向に間隔をあけて配置された複
数のローラ２ａ川とローラ軸２ｂとから成り、ローラ軸
２ｂの一端部に図外の動力源からの入力手段２ｃを有す
る駆動ローラ２が軸架されている。３は、駆動ローラ２
のローラ２ａ・・・に当接するローラ３ａ・・・とロー
ラ軸３ｂとから成る従動ローラであり、ローラ軸３ｂの
両端は、前記側板１１に長孔４，４を介して移動自在に
支持されている。５は側板１，１間に架設されたステー
である。

ステー５には、前記ローラ軸３ｂに嵌合する１字状又は
Ｕ字状の溝６ａを有し、両側面に平行な２本の直線溝６
ｂ、　６ｂを有する軸受６と、当該軸受６をスライド自
在に支持する軸受取付は板７と、軸受６と軸受取付は板
７間に介装されたコイル状の圧縮ばね８とを備えた２個
以上の加圧機構Ａ・・・設けられており、前記ローラ軸
３ｂを駆動ローラ２側に加圧するように構成されている
。

前記軸受取付は板７は、第１図、第３図に示すように、
中央に圧縮バネ８の支持部９を有する基板１０と、基板
１００両端から上方に延設された一対のガイド片１１．
１１と、基板１０の前記支持部９の直下位置に設けられ
た突起１２と、突起１２の両側において基板１０から互
いに反対方向へ直角に折曲延設された一対の脚板１３．
１３とから形成され、ガイド片１．１．１１は軸受６の
直線溝６ｂ、　６ｂにスライド自在に嵌入している。ス
テー５の所定位置には、前記突起１２よりも十分に大き
い位置決め用孔１４・・・が加圧機構Ａ・・・と同数個
設けられている。

そして、前記軸受取付は板７は、前記圧縮バネ８をその
弾性復元力に抗して圧縮変形させた状態で、軸受６のａ
６ａをローラ軸３ｂに嵌合させ、且つ、前記突起１２を
前記位置決め用孔１４に遊動自在に挿入すると共に、前
記脚板１３．１３を前記ステー５に移動自在に当接支持
させることによって、ステー５上に取り付けられている
。１５は駆動ローラ２と従動ローラ３とで挟持されて搬
送される複写紙等の用紙である。

上記の構成によれば、軸受取付は板７がステー５に固定
されておらず、突起１２と位置決め用孔１４との保合に
よって必要以上の移動が規制されてはいるが、脚板１．
３．１３が圧縮バネ８の力によってステー５表面に押圧
されているだけであり、ステー５に対して移動自在であ
るから、側板１．１とステー５との取付は部の製作誤差
等により、軸受６とローラ軸３ｂとの間に芯ズレがあっ
ても、軸受６の溝６ａ内面がローラ軸３ｂで押圧される
ことにより、軸受取付は板７がステー５に対して移動し
、上記の芯ズレが自動的に修正されることになる。

また、軸受取付は板７はステー５に固定されていないが
、基板１０から互いに反対方向へ折曲延設された一対の
脚板１３．１３がステー５に当接支持されているので、
軸受取付は板７が不測に倒れる虞れがない。

〔発明の効果〕

本発明は、上述した構成よりなるから、側板とステーの
取付は等に高い精度を確保しなくても、軸受とローラ軸
の芯ズレに起因した軸受の偏摩耗、負荷の増大や異常音
といった不具合の発生を防止できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３回は本発明の一実施例を示し、第１図は
紙送り装置の要部の分解斜視図、第２図は紙送り装置の
正面図、第３図は紙送り装置の縦断側面図である。 第４図は従来例を示す分解斜視図である。 Ａ・・・加圧機構、１・・・側板、２・・・駆動ローラ
、３・・・従動ローラ、３ａ・・・ローラ、３ｂ・・・
ローラ軸、５・・・ステー、６・・・軸受、６ａ・・・
溝、７・・・軸受取付は板、８・・・圧縮ばね、９・・
・支持部、１０・・・基板、１１・・・ガイド片、１２
・・・突起、１３・・・脚板、１４・・・位置決め用孔
。 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 定位置に軸架した駆動ローラと、当該駆動ローラに当接
   するローラを有し且つローラ軸の両端を相対向する側板
   で移動自在に支持した従動ローラとを備え、前記側板間
   に架設されたステーには、前記ローラ軸に嵌合する溝を
   有する軸受と、当該軸受をスライド自在に支持する軸受
   取付け板と、軸受と軸受取付け板間に介装された圧縮ば
   ねとを備えた複数の加圧機構を設けて、前記ローラ軸を
   駆動ローラ側に加圧するようにした紙送り装置であって
   、前記軸受取付け板を、中央に圧縮バネの支持部を有す
   る基板と、基板の両端から延設された前記軸受をスライ
   ド自在に嵌合する一対のガイド片と、基板の前記支持部
   の直下位置に設けられた突起と、突起の両側において基
   板から互いに反対方向に折曲延設された脚板とから形成
   し、前記突起を前記ステーに形成した位置決め用孔に遊
   動自在に挿入すると共に、前記脚板を前記ステーに移動
   自在に当接支持させてあることを特徴とする紙送り装置
   。