JPH0471676B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0471676B2
JPH0471676B2 JP9536287A JP9536287A JPH0471676B2 JP H0471676 B2 JPH0471676 B2 JP H0471676B2 JP 9536287 A JP9536287 A JP 9536287A JP 9536287 A JP9536287 A JP 9536287A JP H0471676 B2 JPH0471676 B2 JP H0471676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
channel steel
cut
nozzle cover
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9536287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63260800A (ja
Inventor
Junichi Hirai
Masayuki Miura
Mitsuru Yokoyama
Hiroshi Yoshida
Kenji Nishi
Takahisa Isobe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP9536287A priority Critical patent/JPS63260800A/ja
Publication of JPS63260800A publication Critical patent/JPS63260800A/ja
Publication of JPH0471676B2 publication Critical patent/JPH0471676B2/ja
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  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は粒状物を高圧水ジエツトと共に構造物
に吹付けて構造物を切断するアブレイシブジエツ
トによる構造物の切断方法に関する。
[従来技術] 粒状物例えば砂を高圧水ジエツトと共に被切削
物例えばコンクリート構造物、岩盤等に吹付けて
被切削物を切削するアブレイシブジエツトによる
切削方法は公知であり、種々の被切削物を切削す
る場合に用いられている。特に切断面がきれいで
あり、ジエツトノズルの移動によつて任意の切断
面が形成できて好ましい。
しかしながら、ノズル移動装置いわゆるノズル
カバーを構造物の面に固定するには通常床面と天
井との間にサポートパイプを張設し、そのサポー
トパイプによりノズルカバーを構造物の面に圧着
し、更にノズルカバーを真空圧により構造物の面
に吸着固定するようにしている。従つてサポート
パイプによる支持工を要し、また構造物の面に不
陸があるとノズルカバーを構造物の面に吸着固定
することが困難であつた。
更に、切断によつて構造物にスリツトが生じる
が、このスリツトを閉塞しないと、切断によつて
生じるスラリを真空により吸引排出している背面
カバーの真空を保持するのが困難で、またスラリ
がノズルカバー側に洩れ、更に切断音が外部に洩
れるなどの問題が生じる。このスリツトの閉塞
は、従来、バルサ材や粘土等により適時行つてい
た。この作業は困難なものではないが、切断速度
に同期して閉塞するのが好ましく、これは手間が
かかつて面倒であり、作業性が低下する。
[発明の目的] 従つて本発明の目的は、ノズル移動装置を不陸
のある構造物の面にサポートパイプによる支持工
を用いないで容易に保持するとともに、切断で生
じる構造物のスリツトを切断速度に同期して閉塞
するアブレイシブジエツトによる構造物の切断方
法を提供することにある。
[発明の構成] 本発明によれば、粒状物を高圧水ジエツトと共
に構造物に吹付けて構造物を切断するアブレイシ
ブジエツトによる構造物の切断方法において、切
断すべき構造物の面に溝型鋼を貼着し、その溝型
鋼に案内させて磁力吸着履帯を備えたノズル移動
装置を自走させ、溝型鋼と共に構造物を切断する
とともに、切断により溝型鋼に形成されたスリツ
トを磁力吸着テープを付設して閉塞していること
を特徴としている。
[発明の作用効果] 従つてジエツト移動装置を構造物の面に貼着し
た溝型鋼に磁力吸着履帯により吸着保持し、不陸
のある構造物の面にサポートパイプによる支持工
を用いないで支持することができる。また切断速
度に同期して切断で生じたスリツトを磁力吸着テ
ープで閉塞し、作業性を向上するとともに、背面
カバーの真空を保持し、スラリがノズルカバー側
に洩れるのを防ぎ、切断音が外部に洩れるのを防
ぐことができる。
[好ましい実施の態様] 本発明の実施に際し、貼着は溝型鋼に間〓材を
塗着し、構造物の面に高粘土を有し間詰性良好な
接着剤を塗着し、両者を圧着加熱して行うのが好
ましい。このようにすると、構造物の面の不陸に
かかわらず溝型鋼を容易、確実に構造物の面に貼
着することができる。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
以下の実施例においては、構造物として壁を切
断する場合について説明する。
先ず、第1図に示すような後述する自走型ノズ
ルカバー1の幅よりも若干広巾の溝型鋼Pを用意
する。この溝型鋼Pを第2図および第3図にし示
すように壁面Waの切断線Lを略中心線とするよ
うに壁面Waに貼着する。この貼着は第4図およ
び第5図に示すように、溝型鋼Pの貼着側に間〓
材、例えば熱により溶け接着力を有するもの、一
例としてアスフアルト等Aを塗着し、壁面Waに
は、高粘度を有し間詰性良好な接着剤Bを塗着
し、両者を圧着加熱して行う。
次いで第6図に示すように、溝型鋼Pにノズル
移動装置である全体を1で示す自走型ノズルカバ
ーを吸着保持する。
第7図ないし第12図において、自走型ノズル
カバー1の本体2には駆動シヤフト3と従動シヤ
フト4が設けられ、これら両シヤフト3,4に
は、外側に磁気履帯5、中心部にゴムローラ7、
磁気履帯5とゴムローラ7の間にゴム履帯6が設
けられている。
本体2は下方に開口部2a(第11図)が形成
され、下部の両側にはゴム履帯6,6が収められ
(第12図)、前後側にはゴムローラ7,7が収め
られており(第10図)、ホース口8を介して図
示されない真空ポンプに接続され、アブレイシブ
ジエツトの切断効果を高めるための真空室Vが形
成されている。この本体2には、開口部2aに対
向してノズル9が立設され、そのノズル9はホー
ス口10,11を介してそれぞれ図示しない高圧
ポンプ、研磨材供給ラインに接続されている。ま
た、本体2の駆動シヤフト3の後方には、閉塞用
テープドラム12が設けられている。このドラム
12には磁力吸着テープ13が巻装されており、
その磁力吸着テープ13は本体2とゴム履帯6、
ゴムローラ7との間を通り下方に導かれ、ゴム履
帯6、ゴムローラ7により溝型鋼P上に吸着布設
されるようになつている。
切断に際し、第6図に示すように溝型鋼Pに自
走式ノズルカバー1を磁力吸着履帯5により吸着
保持し、第13図に示すように、壁の裏面Wbに
は背面カバー14をサポートパイプ等による支持
工で支持し、駆動シヤフト3を回転し、磁力吸着
履帯5を吸着させながらノズルカバー1を移動す
る。そこで、ノズル9からのアブレイシブジエツ
トJにより溝型鋼Pと共に壁を切断し、スラリは
背面カバー14から図示しない真空装置に吸引排
出する。そして、第14図に示すように溝型鋼P
と壁に形成されたスリツトSをノズルカバー1の
移動とともにすなわち切断速度に同期してゴム履
帯6、ゴムローラ7で磁石テープ13を溝型鋼P
上に磁力吸着布設して閉塞する。
第15図ないし第18図は自走式ノズルカバー
1Aの別の実施例を示し、駆動シヤフト3に駆動
ローラ15を、従動シヤフト4に従動ローラ16
を設け、本体2の外側板2bの下部に複数個(図
示の例では片側に5個)の磁石ローラ17を壁面
Waに当接するように回転自在に設け、他を第6
図に示すノズルカバー1と実質的に構成した例で
ある。磁石ローラ17は詳細を第18図に示すよ
うに、既製の中空円筒型永久磁石18を複数個
(図示の例では4個)を異極を隣接させ組合せて
容易に製作することができる。この自走式ノズル
カバー1Aでも前記したノズルカバー1と同様の
作用効果を奏することができる。
[まとめ] 以上説明したように本発明によれば、自走式ノ
ズルカバーを壁面に貼着した溝型鋼に磁気履帯に
より吸着保持し、不陸のある壁面にサポートパイ
プによる支持工を用いないで支持することができ
る。また、切断速度に同期して切断によつて生じ
たスリツトを磁石テープで閉塞して作業性を向上
するとともに背面カバーの真空を保持し、スラリ
のノズルカバー側への洩れを防止し、また切断音
が外部に洩れるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いる溝型鋼を示す断
面図、第2図は溝型鋼を壁面に貼着した状態を示
す正面図、第3図は第2図の垂直断面図、第4図
は貼着前、第5図は貼着後の垂直断面図、第6図
は溝型鋼に自走式ノズルカバーを吸着保持した状
態を示す斜視図、第7図ないし第12図は本発明
の実施に用いる自走式ノズルカバーの一例を示
し、第7図は側面図、第8図は上面図、第9図は
正面図、第10図は本体を示す側断面図、第11
図は真空室を示す下面図、第12図は真空室を示
す正面断面図、第13図は切断状態を説明する壁
の垂直断面図、第14図はスリツトを磁石テーブ
で閉塞している状態を示す正面図、第15図ない
し第18図は本発明の実施に用いる自走式ノズル
カバーの別の実施例を示し、第15図は要部の側
面図、第16図は要部の下面図、第17図は第1
5図のA−A線矢視断面図、第18図は磁石ロー
ラの詳細を示す斜視図である。 P……溝型鋼、S……スリツト、Wa……壁
面、1……自走式ノズルカバー、5……磁力吸着
履帯、9……ノズル、13……磁力吸着テープ、
17……磁石ローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粒状物を高圧水ジエツトと共に構造物に吹付
    けて構造物を切断するアブレイシブジエツトによ
    る構造物の切断方法において、切断すべき構造物
    の面に溝型鋼を貼着し、その溝型鋼に案内させて
    磁力吸着履帯を備えたノズル移動装置を自走さ
    せ、溝型鋼と共に構造物を切断するとともに、切
    断により溝型鋼に形成されたスリツトを磁力吸着
    テープを付設して閉塞することを特徴とするアブ
    レイシブジエツトによる構造物の切断方法。
JP9536287A 1987-04-20 1987-04-20 アブレイシブジェットによる構造物の切断方法 Granted JPS63260800A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9536287A JPS63260800A (ja) 1987-04-20 1987-04-20 アブレイシブジェットによる構造物の切断方法

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JP9536287A JPS63260800A (ja) 1987-04-20 1987-04-20 アブレイシブジェットによる構造物の切断方法

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Publication Number Publication Date
JPS63260800A JPS63260800A (ja) 1988-10-27
JPH0471676B2 true JPH0471676B2 (ja) 1992-11-16

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JP5016317B2 (ja) * 2007-02-02 2012-09-05 株式会社ディスコ ウォータージェット加工装置

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JPS63260800A (ja) 1988-10-27

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