JPH0471482A - 液体培地入りカルチヤーバツグの製造方法 - Google Patents

液体培地入りカルチヤーバツグの製造方法

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JPH0471482A
JPH0471482A JP18507990A JP18507990A JPH0471482A JP H0471482 A JPH0471482 A JP H0471482A JP 18507990 A JP18507990 A JP 18507990A JP 18507990 A JP18507990 A JP 18507990A JP H0471482 A JPH0471482 A JP H0471482A
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JP
Japan
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sterilized
culture bag
packaging material
aseptically
rays
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Jun Futagawa
二川 準
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Nissho Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、細胞を生体外で長期間培養することができる
。液体培地入りカルチャーバッグの製造方法に関するも
のである。
【従来の技術】
細胞を生体外で長期間培養するためにカルチャーバッグ
が用いられる。その際、液体培地をカルチャーバッグに
入れ、培養されるべき細胞をこのバッグに添加する方法
が一般に行われている。
【発明が解決しようとする課1!j!]カルチャーバッ
グを用いる細胞培養も盛んに行われるにつれて、最近は
液体培地の標準化が進んできた。そのため培養試験の都
度、カルチャーバッグに液体培地を封入する作業が面倒
になってきた。 本発明者は新規に液体培地入りカルチャーバッグなるも
のを提供し1本発明はその製造方法を示すものである。 【課題を解決するための手段】 本発明は、ガス透過率の大なるフィルムからなり、γ線
で滅菌したカルチャーバッグに、濾過滅菌を施した液体
培地を無菌的に充填し、その充填口を無菌的にシールし
た後、ガス透過率が小さくγ線で滅菌した2次包材で無
菌的に包装することを特徴とする液体培地入りカルチャ
ーバッグの製造方法であり、また、該製造方法であって
、γ線で滅菌した脱酸素剤とともに、2次包材で包装す
ることを要旨とする。 本発明において、カルチャーバッグの材質としては、γ
線の滅菌に耐えるもので現在一般に使用されている軟質
プラスチックを指し、ポリエチレン・ポリ塩化ビニル・
エチレンビニルアセテートコポリマー(EVA)  ・
エチレンエチルアクリレートコポリマー(IiEA) 
 ・エチレンメチルメタアクリレートコポリマー(E!
HMA)・スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン(
SEBS)とポリプロピレン又はポリエチレンとのポリ
マーブレンド等を素材としたフィルムから造られたもの
である。培養にあたり。 ガス透過率の大なること、中でも酸素がカルチャーバッ
グのフィルムをできるだけ透過することが必要であるが
、この点で上記具体例は好ましいとされる。 本発明において液体培地は以下に述べるように公知の方
法により調製する。市販培地の代表例としては、199
培地、 MEM、αMEM、ダルベツコMEM、浮遊培
養用MEM、RPM11640培地、 L−15培地、
ハム培地(F−12)、  ウェイマウス培地MB75
2/1等がある。培地溶解には、スターラー付きのビー
カー又はテフロン・コーティング容器、 5US316
ステンレス容器を用いることが好ましく、規定量の80
〜90%の蒸留水に粉末培地及び抗生物質を攪拌しなが
ら、完全に溶解させることが必要である。Na)ICO
3の熔解後はpHがアルカリ性に傾くのでできるだけす
みやかに希塩酸で最終pHを調製し1次いで蒸留水を加
えて規定の容量にした後濾過滅菌を行う。 本発明において2次包材としてはγ線の滅菌に耐えるも
ので、ポリプロピレン・ポリエチレンの他、ナイロン・
ポリエステル・ポリ塩化ビニリデン(PνDC)・ポリ
塩化ビニリデンコートナイロン・ポリ塩化ビニリデンコ
ートポリエステル・ポリ塩化ヒニリデンコートポリプロ
ピレン・ポリビニルアルコール(PVAL)・エチレン
−ビニルアルコールコポリマー(EVAL)・ビニロン
・アルミ蒸着ポリエステル・シリカ(Sing)コート
ポリエステル等を素材とした合成樹脂のフィルムである
。 2次包材はガス透過率の小さいものが良いが。 それは封入された液体培地の変質を防ぐためである。本
発明のうち、rmで滅菌した脱酸素剤とともに、2次包
材で包装する場合は、上述の素材のうち比較的透過率が
大なるフィルムを2次包材に用いることができる。 本発明において、脱酸素剤としては鉄又は鉄系化合物の
粉体とハロゲン化金属とからなるものを用いることが好
ましい。鉄系化合物の例としては炭化鉄・鉄カルボニル
・酸化第1鉄・水酸化第1鉄・珪素鉄等がある。 本発明において、脱酸素剤は上記のものであるが、これ
を実際に用いるにはこの脱酸素剤を不織布・紙・布帛等
のシート状のものに洩れないように詰めて用いる。 本発明において、γ線の滅菌条件としては1通常の条件
を指し、室温において2.5Mrad程度の線量でよい
【作用】
本発明は、液体培地入りカルチャーバッグを製造し、滅
菌するにあたり、該カルチャーバッグを一体にしてγ線
で滅菌するのではなく、カルチャーバッグ・液体培地・
2次包材・脱酸素剤の各々を別々に滅菌し、それらを無
菌の状態で[液体培地入りカルチャーバッグ」の製品に
仕上げるものである。従って、滅菌の難しい液体培地も
放射線の照射を受けないですむのである。 また、γ線で滅菌した脱酸素剤とともに、2次包材で包
装することにより、比較的透過率が大なるフィルムを2
次包材に用いることができる。
【実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。 カルチャーバッグに、線状低密度ポリエチレンを用い、
インフレーション法により厚さ0.1mm。 巾230−のチューブ状フィルムを得た。 このフィルムのガス透過率はASTM D−3985に
準じた測定で、 5,280cc/m2・atm  ・
24時間のものであった。 このチューブ状フィルムを長さ350mmに切断し充填
口・混注口・排出口を付は熱溶着によりカルチャーバッ
グを作成した。 これに液体培地のハムF−12培地にツスイ)を使用し
た。この使用にあたっては、この10.6gを蒸留水に
溶解し、全量を1 、000+n +とし、炭酸水素ナ
トリウムを1.2〜2.0g加え、5%炭酸ガス下、3
7゛CでpHを7.2に調製した。 2次包材として、厚さ70μで、ポリエチレンが表面に
あり、エチレン−ビニルアルコールコポリマー(EVA
L)を内層とする3層構造のフィルムを使用した。 その2次包材のガス透過率はASTM D−3985に
準じた測定で、 1.9cc/m”・atm  ・24
時間のものであった。 上記カルチャーバッグに培地を充填し、2次包装後4〜
6°Cで3力月にわたり保存した。そのときのpHは7
.4であり、かつ、無菌テストは陰性であった。 【発明の効果】 本発明はT線による滅菌が主体であるので、オートクレ
ーブ滅菌法の場合における熱履歴の心配が不要で、耐熱
性の乏しいポリエチレン等の材料が使用でき、また、ガ
ス滅菌法における酸化エチレンやホルムアルデヒドの残
留による毒性の心配がない。 特許出願人 株式会社ニッショー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガス透過率の大なるフィルムからなり、γ線で滅
    菌したカルチャーバッグに、濾過滅菌を施した液体培地
    を無菌的に充填し、その充填口を無菌的にシールした後
    、ガス透過率が小さくγ線で滅菌した2次包材で無菌的
    に包装することを特徴とする液体培地入りカルチャーバ
    ッグの製造方法。
  2. (2)ガス透過率の大なるフィルムからなり、γ線で滅
    菌したカルチャーバッグに、濾過滅菌を施した液体培地
    を無菌的に充填し、その充填口を無菌的にシールした後
    、γ線で滅菌した脱酸素剤とともに、ガス透過率が小さ
    くγ線で滅菌した2次包材で包装することを特徴とする
    液体培地入りカルチャーバッグの製造方法。
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