JPH0471464A - 喫食後匂わないにんにくエキス抽出物の製造法 - Google Patents

喫食後匂わないにんにくエキス抽出物の製造法

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JPH0471464A
JPH0471464A JP2180300A JP18030090A JPH0471464A JP H0471464 A JPH0471464 A JP H0471464A JP 2180300 A JP2180300 A JP 2180300A JP 18030090 A JP18030090 A JP 18030090A JP H0471464 A JPH0471464 A JP H0471464A
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oil
garlic
fatty acid
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oil layer
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JP2180300A
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Inventor
Kokichi Hibi
孝吉 日比
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は喫食後匂わないにんにくエキス抽出物の製造法
に関するものである。
1ごんにくは香辛料、栄養食品あるいは強壮剤として古
くよりその有効性は高く評価されているが強烈な臭いが
あるため、嫌忌され使用も敬遠されがちである。このに
んにくの独特の臭いはにんにくの切断、磨砕等により、
にんにく中に含まれるアリインが、同じくにんにく中に
含まれる酵素アリナーゼによりアリシンとピルビン酸、
アンモニアに分解され、アリノンはさらに分解されてノ
アリルジサルファイト等の香気成分を生成することに起
因している。この様に臭気の原因とも言えるアリシンで
あるか、ビタミンB、と結合して、ビタミンB、の体内
での吸収を促進さ仕る効果や、強力な抗菌作用があるこ
とが明らかにされている。
また、にんにくには、線溶活性の低下を防ぐという血栓
形成防御効果、血中や肝臓の油脂を低下させる高脂血症
に対する効果、前述2つの効果に抗血糖作用を加えて糖
尿病に対する効果などがあることが明らかになっている
。またこれらの有効成分はにんにくの精油分画にあるア
リノンに代表される含硫化物であることが結論づけられ
ている。つまり人々が嫌忌している臭気の本体かにんに
(の有効成分であることになる。
したがって、従来からよく知られている熱処理により臭
気を低減させる方法は、本来にんにくの持っている有効
性をも低減させることになるので、好ましくない。
本発明者は以上のことがらを総合的に鋭意研究を重ねた
結果、にんにくの奔効成分を存置な打機溶剤を使用せず
、食用油脂を使用することにより、効率的に抽出可能な
こと及び抽出物の有効成分が油脂に被覆されている為喫
食後は匂わないことを発見し、この知見にもとづいて本
発明を完成させた。抽出物はビン詰め、又は臭気を気に
せずに喫食可能な食品とするためカプセル化することな
どにより使用に供される。
以下、本発明を説明する。
本説明には、生にんにく、漬物処理をほどこしたにんに
く、又は、脱臭のための処理をほどこしたにんにく等を
使用することが出来るが、生にんにくを使用することが
好ましい。生にんに(であれば皮を剥ぎ、他の場合も皮
がついている時は皮を剥ぎ、おろし金、又は磨砕器によ
ってすりつぶし、おろしにんにくを得る。全重量の50
%までの範囲で食用油脂を添加する。食用油脂は植物性
油脂、動物性油脂のいずれも使用出来るが、酸化安定性
の大きな油脂を使用するのが好ましい。ヤノ油等から抽
出された、不飽和脂肪酸を含まない炭素数6〜10程度
の脂肪酸からなる中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT;
Medium  Chain  Triglyceri
de)主体の油脂であればさらに好ましい。またMCT
を使用することは吸収性等に良いため栄養食品としての
価値を高めることになる。油脂添加後十分に撹拌し、脂
溶性物質を油脂中に溶解させた後、混合物を遠心分離機
にかけるか圧搾した後に遠心分離機にかける。油層、水
層、固形層に分離させる。油層についてはそのまま喫食
することも薬用として石川することもあるいは香辛料と
して調理に利用することも出来る。
にんにくの臭気を気にせずに喫食可能にするためにカプ
セル化することや、使い勝手を良くするためビン詰めを
すること等によって使用に供されることが出来る。油層
および、油層水層の混合物にビタミン類やその他の有効
物質を添加することも出来る。
先に述べた油脂の中から実施例に先がけて次のものを抜
粋して実施した。
日本油脂社:パナセート810 次に本発明の実施例を示す。
実施例1 皮を剥いだ生にんに<1kgをFood  Proce
ssor(Cuisinart社)にて細断しておろし
にんにくを得た。これに、中鎖脂肪酸トリグリセリド(
日本油脂:パナセート81O)を5009添加し、30
分間撹拌を行ない、停止させた。混合液を10.OOO
rpm15分間遠心分離し油層、水層、固形層を得1こ
油層をり、3x(1オーバル型ソフトゼラチンカプセル
に充填した。
実施例2 実施例!で得たにんにくエキス抽出物のカプセル([1
,bC)充填物を使用して試験を行った。生おろしにん
にくしぼり汁り、3x(lを喫食して比較試験した。喫
食1時間後、2時間後ミ3時間後の呼気中の臭気につい
て調査した。
注・被験者は各サンプルとも10名で実施した。
・訓練されたパネル3名の平均値を示した。
−二臭いを感じない。
±・臭いをほとんど感じない。
+:臭いを感じる。
+:臭いを強く感じる。
以上、本発明により得られたにんにくエキス抽出物は喫
食後、はとんど匂わなくなる。
特許出顆人日比孝吉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 細断またはすりおろしたにんにくに食用油脂を添加し充
    分な混合操作の後に、圧搾または遠心分離等によって分
    離精製した油層もしくは油層と水層の混合物を充填包装
    することを特徴としたにんにくエキス抽出物の製造法。
JP2180300A 1990-07-07 1990-07-07 喫食後匂わないにんにくエキス抽出物の製造法 Pending JPH0471464A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103404851A (zh) * 2013-07-24 2013-11-27 新疆庄子实业有限公司 一种大蒜油软胶囊及其制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103404851A (zh) * 2013-07-24 2013-11-27 新疆庄子实业有限公司 一种大蒜油软胶囊及其制备方法

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