JPH0471455A - ゼリーボール製造方法 - Google Patents

ゼリーボール製造方法

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JPH0471455A
JPH0471455A JP2180631A JP18063190A JPH0471455A JP H0471455 A JPH0471455 A JP H0471455A JP 2180631 A JP2180631 A JP 2180631A JP 18063190 A JP18063190 A JP 18063190A JP H0471455 A JPH0471455 A JP H0471455A
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JP
Japan
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raw material
liquid raw
water tank
jelly
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JP2180631A
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Eiichi Mase
間瀬 栄一
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MASEMACHITSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、適温に加熱された液状原料、特にデザート食
品、菓子類に応用される柑橘類の果汁を配合させてなる
液状原料を成形型内で冷却してゲル化させることにより
得られるゼリーボールの製造方法に関する。
(従来の技術〕 オレンジ、みかん等の柑橘類の果汁あるいは濃縮果汁が
配合され、デザート食品、菓子類等として食用に供され
るゼリーボールとしては、カラギーナン、寒天、ペクチ
ン等の多糖類と水、砂糖の混合物を加熱してゾル化し、
それに果汁を加えた液状原料を成形型内で冷却してゲル
化させものの他、本願の出願人が先に特願平1−228
267号明細書において提案している如くに、砂糖、液
糖及び水からなる混合物にゲル化剤として微生物の産出
する多糖類を加えて加熱し、その混合物に柑橘類の果汁
を加えて加熱した後アルカリ土類金属塩を加えた液状原
料を成形型内で冷却してゲル化させたもの等がある。
かかるゼリーボールは、例えば、シロップと共にビン詰
めにして脱気殺菌する、あるいは、ゼリーボールそのも
のをみつ豆、あんみつ豆に混入すること等により製品化
される。
上述の如(のゼリーボールを製造するにあたっては、通
常、適温(70〜90°C程度)に加熱された液状原料
を、製造されるべきゼリーボールの形状に対応するキャ
ビティを有する成形型内に注入して充填し、それを外部
から冷却してゲル化させ、その後成形型を開放してゲル
化された液状原料(ゼリーボール)を取り出してビン詰
め等に付して製品化を図るようにされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のようにして、液状原料を成形型内で冷却してゼリ
ーボールを製造するにあたっては、下記の如くの事柄に
留意する必要がある。
1、成形型内で液状原料を冷却してゲル化する際、成形
型内の液状原料中に水等の不純物を混入させないように
すること。すなわち、この種の成形型では液状原料を注
入するための注入口か設けられ、その成形型の冷却には
水が用いられるのが普通であるが、水で成形型を冷却す
る際に注入口を何らかの方策をもって閉塞しておかなけ
れば、注入口を介して冷却水が液状原料中に混入し、製
品の品質の劣化やばらつきを招来することになってしま
う。そこで、成形型内に液状原料を充填後に注入口を栓
、蓋等で閉塞することが考えられるが、そのようにされ
た場合には、栓、蓋等を装着および脱着するための特別
の機構か必要となり、装置の複雑化、装置コストの上昇
等を来してしまうことか避けられない。
2、成形型内に得られたゼリーボールをそこから取り出
す際に細心の注意を要すること。すなわち、ここで得ら
れるゼリーボールは柔軟で傷つき易いので機械的な手段
で把持、挟持等をすること、あるいは、成形型から直接
的に落下させること等は避ける必要がある。
3、製造コスト低減のため、自動化、量産化に適した態
様をとる必要があること。
しかしながら、従来技術として、上述の事柄を留意ない
し解消し得るゼリーボール製造方法は見当たらない。
かかる点に鑑み本発明は、製品の劣化、ばらつき等を招
来することなく、装置の複雑化及び装置コストを可及的
に抑えたもとで自動化及び量産化を合理的に図ることの
できるゼリーボール製造方法を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成すべく、本発明に係るゼリーボール製
造方法は、第1図A−Eにその基本工程が順次概略的に
示される如くに、製造されるべきゼリーボールZの形状
に対応するキャビティを有する成形型内に液状原料を注
入口を介して充填する液状原料充填工程(第1図A)と
、成形型の注入口付近を空冷してその注入口付近の液状
原料をゲル化させる空冷工程(第1図B)と、注入口付
近がゲル化された液状原料を伴う成形型を水槽内で水冷
してそのキャビティ内の液状原料をゲル化させる水冷工
程(第1図C)と、成形型を上記水槽内で開放して、上
記キャビティ内でゲル化した液状原料からなるゼリーボ
ールを上記水槽内に放出させる放出工程(第1図D)と
、水槽内に放出されたゼリーボールを上記水槽から搬出
する搬出工程(第1図E)と、を含んで構成される。
〔作用〕
上述の如くの構成とされた本発明に係るゼリーボール製
造方法においては、空冷工程で成形型の注入口付近の液
状原料がゲル化されるので、その後成形型が水槽内で冷
却されても、成形型内の液状原料には水等の不純物が混
入しない。そのため、成形型の注入口を閉塞するための
栓、蓋等が不要となり、その装着および脱着するための
特別の機構を造設する必要がない。
また、その成形型を水槽内で開放して、成形型からゲル
化した液状原料からなるゼリーボールを水槽内に放出す
るようにされるので、機械的な取り出し手段は不要とな
り、しかも、ゼリーボールは水槽内では急速に落下しな
いことから取り出し時におけるゼリーボールの損傷が効
果的に回避される。
さらに、成形型をベルトコンベア等に設けて、それを原
料充填手段、空冷手段、水槽、型開放手段に順次搬送す
るようになすことで、自動化及び量産化か合理的に図ら
れる。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。
第2図、第3図、第4図はそれぞれ本発明に係るゼリー
ボール製造方法を実施するためのゼリーボール製造装置
の主要部を示す正面図、平面図。
側面図である。
このゼリーボール製造装置は、第2図〜第4図に示され
るように、その全体構成を概略的にみれば、後述のよう
に成形型1が付設されて機枠5上に配設されたチェーン
コンベア7と、機枠5内に設けられ、チェーンコンベア
7の下側部位か入れられる水槽18と、この水槽18内
の一端側に配置されたパケットコンベア8と、水槽18
の下方に配されたポンプ25等からなる水流形成手段と
、液状原料を成形型に充填するための液充填ユニット3
0(第4図参照)と、チェーンコンベア7の周囲に配さ
れた後述する各種の装置ユニット41゜43.45,4
6.47.48等からなっている。
チェーンコンベア7は、白抜き矢印Pで示される搬送方
向に沿って両側に配置されたレール15上に、連結ロッ
ド11により連結された一対の無端環状チェーンlOが
配され、この両側に配されたチェーンIOが電動モータ
16によりスプロケットホイール12.14及びそれら
の間に巻回されたチェーン17を介して、!ピッチずつ
間欠的に前進(回転)せしめられるようにされている。
上記両側に配された一対のチェーン10は、複数の長尺
リンク要素10aとそれらを繋ぐ短尺リンク要素10b
とで形成されており、上記連結ロッド11はそれら長尺
チェーン要素10aと短尺チェーン要素10bとの結合
部分にボルトにより固定されている。そして、1つの長
尺リンク要素10aの両端に連結されている2本の連結
ロッド11を一対として、各一対の連結ロッド11に、
第5図に詳細に示される如くの成形型lが設けられてい
る。
成形型lは、ニラ割型、2個取り式のもので、連結ロッ
ド11に固定された固定型1aと連結ロッド11に滑動
可能に配された開き型1bとからなっており、その内部
に液状原料が充填される球状のキャビティ2か2箇所形
成されるとともに、液状原料をそれぞれのキャビティ2
に注入するための注入口3か2箇所設けられている。そ
して、かかる構成を有する成形型lか一対の連結ロッド
11上に4つそれぞれ開閉可能に配置されている。
成形型lの開閉はそれに付随して設けられた型開閉機構
と、第2図に概略的に示されている、チェーンコンベア
7の上面側に配置された型閉じ用カム昇降機構48及び
チェーンコンベア7上面と下面との間に配置された型開
き用カム昇降機構43とが用いられて行われる。
型開閉機構は、第5図〜第7図に詳細に示される如く、
一対の連結ロッド11の間に配され、固定型1a及び端
板69には摺動自在に挿通されているが開き型1bを一
体に固定している型開閉ロッド67と、この型開閉ロッ
ド67の外周に装填され、それぞれの開き型1bをそれ
ぞれの閉じ型la側に付勢するように縮装された4本の
コイルスプリング68と、型開閉ロッド67の一端に取
りつけられたロッド移動部材71と、連結ロッド11に
固定された端板69に固着されたカムガイド板73と、
型開閉ロッド67に取り付けられたロッド移動部材71
と、ロッド移動部材71の両端に取り付けられたカムガ
イドローラ74と、ロッド移動部材71に回転可能に取
り付けられたキックレバー80と、このキックレバー8
oの回転角度を制限する係止部材78とからなっている
ここで、型開閉機構においては、キックレバー80がカ
ムガイド板73とカムガイドローラ74との間にコイル
スプリング68の弾力に抗して挿入されている状態(第
6図及び第9図の状態)では型開閉ロッド67及び開き
型1bが図において右側に移動せしめられて成形型lが
開放され、それとは逆に、キックレバー80がカムガイ
ド板73とカムガイドローラ74との間に挿入されてい
ない状態(第7図及び第8図に示される状態)では、型
開閉ロッド67及び開き型1bが図において左側に移動
せしめられて成形型1が閉じられる。
また、型閉じ用カム昇降機構48は、第5図〜第7図に
示される如くの、カムガイド板73とカムガイドローラ
74との間に挿入される傾斜カム面を有する一対の板状
カム72を備え、このカム72は図示されていない駆動
機構により所定のタイミングをもって昇降せしめられる
従って、いま、仮に成形型lが開放されている状態でそ
の成形型1がカム昇降機構48の下方位置に移動せしめ
られて停止したとすると、かかる状態でカム昇降機構4
8が作動せしめられてカム72が下降し、第6図に示さ
れる如くにカム72によりロッド移動部材71及び型開
閉ロッド67が成形型1をさらに開く方向に移動せしめ
られ、カムガイド板73とカムガイドローラ74との間
隔が拡大してキックレバー80が重力により反時計回り
の方向に回転して係止部材78に係止される。そのため
、ロッド移動部材71.型開閉ロッド67、開き型1b
がコイルスプリング68の付勢力により図の左側に移動
して、第7図に示される如くに、成形型lが閉じられる
なお、第6図及び第7図においては、カム72の下方へ
の押し下げ力を受けるカムガイドローラ74を支持する
リンク式のローラ受は機構75と、このローラ受は機構
75に、カム72が下降するとき伸長動作を行わせ(第
6図)、カム72が上昇するとき縮退動作を行わせ(第
7図)るシリンダ76も示されている。
それに対し、型開き用カム昇降機構43も、上述の型閉
じ用カム昇降機構48と同様に、第8図及び第9図に示
される如くの、カムガイド板73とカムガイドローラ7
4との間に挿入される傾斜カム面を有する一対の板状カ
ム72を備え、このカム72は図示されていない駆動機
構により所定のタイミングをもって昇降せしめられる。
従って、いま、仮に成形型lが閉じられている状態でそ
の成形型1がカム昇降機構43の下方位置に移動せしめ
られて停止したとすると、第8図に示される如くに、カ
ム昇降機構43が作動せしめられてカム72が下降し、
第9図に示される如くに、カム72によりロッド移動部
材71及び型開閉ロッド67が成形型】を開く方向に移
動せしめられ、カムガイド板73とカムガイドローラ7
4との間隔が拡大し、この状態ではカムガイド板73の
上側に乗架しているキックレバー80が重力により反時
計回りの方向に回転してカムガイド板73とカムガイド
ローラ74との間に挿入される。そのため、ロッド移動
部材71.型開閉ロッド67゜開き型1bがコイルスプ
リング68の付勢力に抗して図の右側に移動した状態で
保持され、その結果、成形型1が開放された状態で保持
される。
上述の如くにして開閉される成形型1は、チェーンコン
ベア7により1ピツチずつ間欠的に搬送されるが、その
際には、まず、第4図に示される如くの液充填ユニット
30により、第2図に示される如くの、チェーンコンベ
ア7における上側中央部分に相当する位置(液状原料充
填スティシミン)にて液状原料が注入される。
液充填ユニット30は、例えば、前述した如くの、砂糖
、液糖及び水からなる混合物にゲル化剤として微生物の
産出する多糖類を加えて加熱し、その混合物に柑橘類の
果汁を加えて加熱した後アルカリ土類金属塩を加えてな
る液状原料を貯溜する液ホッパー29と、それに溜めら
れた液状原料を撹拌する撹拌機33と、液ホッパー29
内の液状原料を成形型lのキャビティ2の容積に応じた
量だけ供給チューブ32を通じて充填ノズル35に送給
するピストン式の計量ポンプ31と、この計量ポンプ3
1を作動させるポンプ駆動機構34とを有しており、上
記充填ノズル35.計量ポンプ31.供給チューブ32
等は一対の連結ロッド1】上に存在する成形型1のキャ
ビティ2の数、すなわち8個分ずつ備えられている。な
お、充填ノズル35は門型フレーム36に4基ずつ2列
に取り付けられて昇降動作を行うようにされており、成
形型lがその下方位置に停止したとき下降動作を行って
注入口3内に挿入され、そのとき計量ポンプ31から送
給される液状原料をキャビティ2に充填するようになっ
ているが、その際、液状原料中に空気が混入しないよう
に液面を追従する如くに上昇させることが望ましい。ま
た、上述の液ホッパー29.充填ノズル35.供給チュ
ーブ32等には液状原料保温手段が設けられており、充
填ノズル35から成形型lのキャビティ2への注入時に
は液状原料の温度は80°C前後とされている。
上述の液充填ユニット30により液状原料が成形型1の
キャビティ2に充填され後、成形型lが2ピツチ前進す
ると、そのステイションとその次のステイションには、
成形型lの注入口3に対応して8本のノズル群を備えた
空冷ユニット41が備えられている。この空冷ユニット
41は、既知の冷却装置により冷却された空気をノズル
を介して注入口3付近に噴射し、成形型1内に充填され
ている液状原料の注入口3付近の部位をゲル化させるも
のである。なお、この空冷ユニット41による冷却空気
噴射時間は2サイクルで約4秒である。
かかる空冷ユニット41により注入口3付近がゲル化さ
れた液状原料を伴う成形型lは、スプロケットホイール
12を通って水槽18内に入れられ、水槽18内の水に
より型全体が冷却されながら搬送される。そして、かか
る水槽18内を搬送中に成形型1内の、注入口3付近が
ゲル化された液状原料全体が冷却されてゲル化され、成
形型l内にゲル化された液状原料からなるゼリーボール
が得られる。この場合、成形型l全体が水冷される際に
は注入口3付近の液状原料がゲル化されて注入口3を塞
いだ状態となっているので、液状原料中に水が混入する
ことが回避される。
このようにして成形型l内の液状原料全体がゲル化した
後、成形型1がカム昇降機構43の下方に位置するステ
イションに搬送されて停止するとカム昇降機構43が作
動せしめられて前述のように成形型1が開放され、ゼリ
ーボールZが水中内に放出される。なお、成形型1が開
放されたとき、通常はそのままゼリーボールが水中内に
放出されるが、場合によっては、ゼリーボールが固定型
1aもしくは開き型tbのいずれかに付着して放出され
ないおそれがあるため、本実施例においては、成形型l
が開放された次のステイションとその次のステイション
とに、水中内において開放状態にある固定型1a及び開
き型1bの各キャビティ2に向けて水を噴射する、引き
離し用水噴射ユニット45が設けられている。従って、
この引き離し用水噴射ユニット45により、成形型1内
のゼリーボールは水槽18内で確実に成形型lから放出
されることになる。
このようにして成形型lから水中内に放出されたゼリー
ボールは、浮遊しながら水槽18の傾斜底面に沈下して
ゆ(。ここで、水槽18内の水は、電動モータ22によ
り駆動されるポンプ25や還流バイブ24で構成される
水流形成手段により、第2図において左側底部付近から
右端に戻されるようにされているので、水槽18内では
水が図の右側から左側へと流れ、そのため、成形型1か
ら水中内に放出されたゼリーボール及び傾斜底面18a
に沈下したゼリーボールは、水槽18内の水流によって
パケットコンベア8側に流される。この場合、ゼリーボ
ールは急激に落下することがなく、また、機械的な応力
をほとんど受けないので、それが損傷する事態を確実に
回避できる。
パケットコンベア8は、電動モータ51によりベルトを
介して駆動されるスプロケットホイール53.54間に
巻回された収集パケット55によってゼリーボールを採
取して水槽18から引き上げ、シュート56を介して外
部の、例えば、ビン詰め装置等にゼリーボールを搬送す
る役目を果たす。
一方、ゼリーボールを水槽18内に放出した成形型lは
、水槽18からスプロケットホイール14を介して外部
に搬送され、清浄化用水噴射ユニット46及び水除去用
空気噴射ユニット47が配置されているステイションに
順次搬送される。
水噴射ユニット46は、成形型1のキャビティ2に付着
しているゼリーボールのがす等を取り去って清浄化する
もので、成形型lのキャビティ2に向けて水を噴射する
ようになっている。また、空気噴射ユニット47は、成
形型lに付着した水を空気で吹き飛ばして成形型l内に
水が残留しないようになす役目を果たす。
このようにして、成形型1の清浄化及び水の除去が行わ
れた後、成形型lがカム昇降機構48の下方に位置する
ステイションに搬送されると、カム昇降機構48が作動
せしめられて、前述した第5図〜第7図に示される如く
にして成形型lが閉じられ、その後、液充填ユニット3
0により液状原料が充填されて、前述と同様なサイクル
が繰り返して行われる。
以上のように本実施例においては、成形型をチェーンコ
ンベア7に設けて、それを原料充填手段(30)、空冷
手段(41)、水槽(18)、型開放手段(43)等に
順次搬送するようになすことで、ゼリーボールの製造に
おける自動化及び量産化が合理的に図られる。
なお、上述の実施例の如くに、ゼリーボールの形状を球
形にする必要はなく、成形型1のキャビティ2の形状を
変えることで各種のゼリーボールを製造できること勿論
である。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな如く、本発明に係るゼリーボー
ル製造方法によれば、液体原料が成形型内において水槽
中で冷却される以前に、成形型の注入口付近の液状原料
がゲル化するので、成形型内の液状原料には水等の不純
物が混入せず、従って、製品の品質の劣化あるいはばら
つきを招来することがない。
また、その成形型を水槽内で開放して、成形型からゲル
化した液状原料からなるゼリーボールを水槽内に放出す
るようにされるので、機械的な取り出し手段は不要とな
り、しかも、ゼリーボールは水槽内では急速に落下しな
いことから取り出し時におけるゼリーボールの損傷を効
果的に回避できる。
さらに、成形型をベルトコンベア等に設けて、それを原
料充填手段、空冷手段、水槽、型開放手段に順次搬送す
るようになすことで、自動化及び量産化を合理的に図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るゼリーボール製造方法の基本構成
を特許請求の範囲に対応させて示す図、第2図〜第4図
はそれぞれ本発明に係るゼリーボール製造方法の実施に
供されるゼリーボール製造装置の主要部の例を示す正面
図、平面図、側面図、第5図〜第9図は第2図〜第4図
に示される例の成形型の開閉手段の構成及び動作の説明
に供される図である。 図において、lは成形型、2はキャビティ、3は注入口
、7はチェーンコンベア、8はパケットコンベア、18
は水槽、24は還流バイブ、30は液充填ユニット 3
1は計量ポンプ、35は充填ノズル、41は空冷ユニッ
ト、43.48はカム昇降機構、45は放出用水噴射ユ
ニット、46は清浄化用水噴射ユニット46.47は空
気噴射ユニット、67は型開閉ロッド、72はカム、8
0はキックレバーである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 製造されるべきゼリーボールの形状に対応するキャビテ
    ィを有する成形型内に液状原料を注入口を介して充填す
    る工程と、 上記成形型の注入口付近を空冷して該注入口付近の液状
    原料をゲル化させる工程と、 上記注入口付近がゲル化された液状原料を伴う上記成形
    型を水槽内で水冷してそのキャビティ内の液状原料をゲ
    ル化させる工程と、 上記成形型を上記水槽内で開放して、上記キャビティ内
    でゲル化した液状原料からなるゼリーボールを上記水槽
    内に放出させる工程と、 上記水槽内に放出されたゼリーボールを上記水槽から搬
    出する工程と、を含んで構成されたゼリーボール製造方
    法。
JP2180631A 1990-07-10 1990-07-10 ゼリーボール製造方法 Pending JPH0471455A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06341759A (ja) * 1993-06-02 1994-12-13 Sumitomo Rubber Ind Ltd 冷凍製品製造装置
US10285385B2 (en) 2013-05-14 2019-05-14 Veolia Water Solutions & Technologies Support, SAS Plant for fish farming and its use

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