JPH0471451B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0471451B2
JPH0471451B2 JP59258524A JP25852484A JPH0471451B2 JP H0471451 B2 JPH0471451 B2 JP H0471451B2 JP 59258524 A JP59258524 A JP 59258524A JP 25852484 A JP25852484 A JP 25852484A JP H0471451 B2 JPH0471451 B2 JP H0471451B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetostrictive
shaft
steering
cylindrical body
torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59258524A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61137036A (ja
Inventor
Tooru Kita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP25852484A priority Critical patent/JPS61137036A/ja
Publication of JPS61137036A publication Critical patent/JPS61137036A/ja
Publication of JPH0471451B2 publication Critical patent/JPH0471451B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L3/00Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/04Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft
    • G01L3/10Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating
    • G01L3/101Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means
    • G01L3/102Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means involving magnetostrictive means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/22Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers
    • G01L5/221Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers to steering wheels, e.g. for power assisted steering

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁歪効果を利用した操舵力検出器
に関する。
〔従来の技術〕
従来の操舵力検出器に適用し得るトルク検出器
としては、例えば特公昭31−942号公報及び特公
昭35−12447号公報に記載されているものがある。
これらのものは、原理的に、第7図に示すよう
に構成され、被測定軸MSの外周面に2つの励磁
用コイルC1と2つのピツクアツプコイルC2と
を夫々配設し、被測定軸MSにトルクを伝達した
ときに生じる応力によつて発生する磁歪磁気異方
性により変化する透磁率により、励磁用コイルC
1によつて被測定軸MSに与えた磁束の変化をピ
ツクアツプコイルC2で電磁的に検出することに
より、被測定軸MSに伝達されたトルクの大きさ
を検出するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来のトルク検出器にあつ
ては、被測定軸が鉄、ニツケル等の磁性材料から
なる丸棒で構成されており、トルクの検出範囲に
応じて、その径を選定することによつて機械的強
度と磁歪感度の双方を満足させる構成となつてい
たため、自動車の操舵力を検出する場合等のよう
に、トルク伝達軸としての機械的強度としては、
30Kgm程度を保証し、且つトルク検出値としては
最大でも1Kgm程度という双方の要求を満足させ
ることが困難であるという問題点があつた。すな
わち、、微小ルクを検出するためには、磁性材料
の被測定軸表面の剪断応力を増加させるように軸
径を細くする必要があるが、これは逆に機械的強
度を損なうこととなり、加えて一旦大きなトルク
が印加されると、被測定軸の表面に残留ひずみが
生じ、誘導磁気異方性により磁気的特性変化が履
歴として残つてしまい、出力の零点がずれてしま
うという問題点があつた。
また、上記従来例に示したような、被測定軸の
外周の内、局部的な磁気特性の変化を検出する方
式においては、通常自動車のステアリングシヤフ
ト自体が曲がりを有するものであり、また、磁気
的検出手段が配置されるステアリングコラムチユ
ーブとシヤフトとの間のガタ等も大きく、したが
つて、被測定軸と磁気検出器との間隙を精度良く
保つことが困難であつたという問題点があつた。
そこで、この発明は、トルク伝達軸(ステアリ
ングシヤフトの一部)を所定の捩れ角を越えると
作用するストツパ機構を介して入力軸と出力軸と
に2分割し、その入・出力軸の各々に両端を固定
して同心的に配置した磁歪円筒体自体に構造的に
磁気異方性を持たせると共に、磁気的変化の検出
はその全周に渡つて、平均的に行うことにより、
上記従来例の問題点を解決することを目的として
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、この発明は、所
定の捩れ角を越えると作用するストツパ機構を介
して入力軸及び出力軸に分割されたステアリング
シヤフトと、該ステアリングシヤフトの外側に同
心的に配置され且つ外周に沿つて軸線と所定角度
をもつて傾斜する複数のスリツト又は溝等からな
る磁気的異方性構造部位を有する磁歪円筒体と、
該磁歪円筒体の一端及び他端を夫々前記入力軸及
び出力軸に連結する第1及び第2の連結体と、前
記磁歪円筒体の磁気的異方性部位に対向して配設
され且つ前記入力側及び出力側間の伝達トルクに
応じた磁気的異方性部位の磁気的特性の変化を検
出する磁気的検出手段とを備え、前記第1及び第
2の連結体の何れか一方は、磁歪円筒体及びこれ
と連結するステアリングシヤフトに夫々半径方向
で互いに重合するように形成した第1及び第2の
突出部と、該第1及び第2の突出部を円周方向か
ら挟着するC字状弾性体とで構成されていること
を特徴とする。
〔作用〕
この発明は、ステアリングシヤフトを所定の捩
れ角を越えると作用するストツパ機構を介して入
力軸及び出力軸に分割し、それら間にC字状弾性
体を介して磁歪円筒体を連結することにより、C
字状弾性体の交換が容易となるので、感度調整作
業や長期の使用によりC字状弾性体に劣化が生じ
たときの交換作業を容易に行うことができると共
に、磁歪円筒体に対して伝達されるトルクを所定
値以下として磁歪円筒体での残留ひずみの発生を
防止し、しかも、磁歪円筒体にその軸線と所定角
度をもつて傾斜するスリツト又は溝等からなる磁
気的異方性部位を設けることにより、これと対向
する磁気的検出手段との協働によつて磁歪円筒体
の全周に渡る磁気的特性変化を平均的に検出し、
操舵力感度を向上させる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第
2図及び第3図はそのA−A線及びB−B線上の
断面図、第4図a,b及びcは夫々磁歪円筒体の
正面図、縦断面図及び展開図である。
まず、構成について説明する。第1図におい
て、1はステアリングシヤフトであつて、入力軸
2と出力軸3とに2分割されており、これらがス
トツパ機構4によつて連結されている。このスト
ツパ機構4は、第2図に示すように、入力軸2の
端部に形成された偏平突起2a内に出力軸3の端
部に形成された凹部3a係合された構成を有し、
入力軸2が偏平突起2aの側面と凹部3aの内壁
との間の間隙以上回動したとき即ち入力軸2と出
力軸3との相対的捩れ角が所定値以上となつたと
き初めて入力軸2側のトルクが出力軸3側に伝達
される。
入力軸2の周囲には、トルク検出部となる磁歪
材料で形成された磁歪円筒体5が配設されてい
る。この磁歪円筒体5は、捩り応力に対応した磁
気的異方性を持たせるために、その外周面に第4
図cの展開図に示すように、軸線方向に対して所
定角度例えば+45゜及び−45゜に傾斜した対称的な
磁気的異方性部位5a及び5bが形成されてい
る。これら磁気的異方性部位5a及び5bは、
夫々第4図bに示す等角間隔で形成された複数の
スリツトS又は第4図dに示す溝Gで構成されて
いる。したがつて、これら磁気的異方性部位5a
及び5bを構成するスリツトS又は溝Gは、互い
の延長方向が90゜ずれて形成され、夫々右回転ト
ルク及び左回転トルクに対し、夫々の部位での磁
気的特性(透磁率)の変化が逆方向に作用するよ
うに配置されている。ここで、磁歪円筒体5は、
予め円筒状に形成した磁歪材料にプレス加工や切
削加工によつてスリツト若しくは溝を形成するか
又は平板状の磁歪材料にスリツト若しくは溝を形
成した後円筒状に成形する。
そして、磁歪円筒体5の入力軸2に対向する一
端に溶接等によりリング部材6が固着され且つ他
端に同様のリング部材7が溶接等により固着され
ている。リング部材6は、圧入、ピン止め等によ
り入力軸2に固定されている。他方、リング部材
7は、入力軸2に遊嵌する軸受部7aと、その一
部から外方に突出する突起7bとを有し、この突
起7bが一部が開放されたC字状の弾性部材8を
介して出力軸3の右端に形成された突起3bに連
結されている。したがつて、入力軸2と出力軸3
との間の相対的な捩れ角に応じたトルクが弾性体
8を介して磁歪円筒体5に伝達される。
また、磁歪円筒体5の磁気的異方性部位5a,
5bに対向する外周部には、夫々磁気的検出部9
a,9bが配設されている。これら磁気的検出部
9a,9bは、断面E字状の円筒状磁気コア10
とその内部に夫々巻装されたトランス11a,1
1bとから構成されている。磁気コア10は、入
力軸2及び出力軸3をベアリング12,13を介
して回動可能に枢着したステアリングコラムチユ
ーブ14に固着され、且つトランス11a及び1
1bは夫々積層された励磁コイルla,lb1及び検出
コイルla2,lb2で構成されている。そして、励磁
コイルla1,lb1は第5図に示すように、所定の交
流電源となる正弦波発振器15に電流増幅器16
を介して並列に接続されて各コイルla1及びlb1
ら生じる磁束が前記磁歪円筒体5上で逆方向とな
るように供給される。
一方、検出コイルla2,lb2は、第5図に示すよ
うに、操舵力が零の時に、互いの出力が打消され
るように、直列接続されて交流増幅器17の入力
側に接続され、この交流増幅器17の出力側が前
記電流増幅器16の出力電圧が同期信号として供
給された同期検波回路18に接続され、その出力
側が直流増幅器19に接続され、この直流増幅器
19からトルク値(操舵力)に応じた検出信号が
出力される。ここで、同期検波回路18は、交流
増幅器17から出力される交流電圧を電流増幅器
16からの電圧を基準信号として位相検波し、そ
の検波出力を平滑化してアナログ直流電圧値に変
換するように構成されている。
なお、ステアリングコラムチユーブ14は、前
記ベアリング12,13と図示しないステアリン
グシヤフト1の両端部に通常配設されている軸受
とによつて検出部における入力軸2及び出力軸3
との並行度が確保されている。
次に作用について説明する。今、ステアリング
シヤフト1に連結されたステアリングホイール
(図示せず)を回動させて操舵を行い入力軸2及
び出力軸3間に比較的小さな(例えば1Kgm以
下)トルクを作用させたものとすると、この状態
では、入力軸2及び出力軸3間に介装されたスト
ツパ機構4が作動せず、入力軸2に伝達されたト
ルクは、リング部材6−磁歪円筒体5−リング部
材7の突起7b−弾性体8−出力軸3の突起3a
を経て出力軸3に伝達される。このとき、入力軸
2及び出力軸3間に生じる相対的捩れ角は、上記
トルク伝達経路内の弾性体8の弾性係数により定
まり、弾性体8の材質又は構造を選択することに
より、所定の操舵力−相対的捩れ角変位特性を得
ることができる。したがつて、弾性体8の弾性係
数によつて感度を調整することができる。この感
度調整を行うには、半径方向に互いに重合された
出力軸3の突起3aとリング体7の突起7bとを
挟着するようにC字状弾性体8が配設され、この
C字状弾性体8自体は入力軸2及び出力軸3に接
着等によつて固着されておらず、C字状弾性体8
自体の交換を容易に行うことができるので、感度
調整を容易に行うことができると共に、入力軸2
及び出力軸3間の相対変位が弾性体8には円周方
向の圧縮力として作用することになるので、長寿
命化を図ることができる。
因みに、円環状の弾性体を使用する場合には、
例えば内周面をリング体7に、外周面を出力軸3
に夫々接着材で接着する必要があり、その交換が
困難となると共に、入力軸及び出力軸の相対変位
が円周方向の繰り返し剪断応力として作用するの
で、耐久性が低下するという問題点がある。
また、入力軸2及び出力軸3間に所定値以上の
トルクが作用すると、ストツパ機構4が作動状態
となり、入力軸2に伝達されるトルクは、ストツ
パ機構4の偏平突起2a及び凹部3aを経て出力
軸3に伝達されることになる。したがつて、磁歪
円筒体5には、最大で1Kgmのトルクが作用する
ことになり、過大なトルクが印加されて磁歪円筒
体5に残留ひずみが生じることを防止することが
できる。
そして、ステアリングホイールの操舵による入
力軸2及び出力軸3間に相対変位により、磁歪円
筒体5に捩れ力が作用すると、この磁歪円筒体5
には、軸線に対して+45゜傾斜するスリツト又は
溝でなる磁気的異方性部位5aと、−45゜傾斜する
スリツト又は溝でなる磁気的異方性部品5bとが
形成され、これらの長手方向に対して磁気的感度
を持たせているので、トルク印加方向の判別及び
印加トルクの大きさの検出を行うことができる。
すなわち、磁歪円筒体5にトルクが作用した場
合には、その外表面上で、軸線方向に対して例え
ば+45゜の方向に引張応力が作用すると共に、−
45゜の方向に圧縮応力が作用することになる。こ
のため、引張応力が作用した側が逆磁歪効果によ
る透磁率の増加があるものとすれば、逆に圧縮側
においては透磁率の減少が生じる。
したがつて、磁気的異方性部位5a及び5b
が、夫々磁気的検出手段9に対向する位置で+
45゜及び−45゜の2方向に異方性を有するように配
置されているため、磁気的検出手段9を構成する
例えば一方の検出コイルla2側の誘導起電力が増
加する場合には、他方の検出コイルlb2側の誘導
起電力が減少するという差動的動作を行うことに
なる。そして、検出コイルla2及びlb2が直列に接
続されているので、各々の誘導起電力の大小によ
り、印加される操舵力の方向及び大きさを判別す
ることができる。
このように、磁歪円筒体5の捩り方向に応じて
各検出コイルla2及びlb2の誘導起電力に差が生じ
るのでその差分の交流電力を交流増幅器17で増
幅し、その増幅出力を同期検波回路18で電流増
幅器16の出力電圧を基準信号として検波し、そ
の検波出力を平滑化して直流信号に変換し、その
直流信号を直流増幅器19で増幅することによ
り、この直流増幅器19から第6図に示すような
所定電圧V0を零点とし、磁歪円筒体5に伝達さ
れるトルクに対応した直流電圧を得ることがで
き、これが操舵力検出値として出力される。
なお、上記実施例においては、磁歪円筒体5に
伝達されるトルクの方向を、検出コイルla2及び
lb2を直列に接続して、両者の誘導起電力を合成
した交流信号を位相検波することにより検出する
場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、各検出コイルla2及びlb2の出力を夫々
整流した後、差動増幅することによつても、上記
実施例と同様の作用を得ることができる。
また、上記実施例においては、磁歪筒体5の一
端を入力軸2側に固定し、他端を出力軸3に弾性
体8を介して出力軸3に連結した場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、磁歪
筒体の一端を出力軸3側に固定し、他端を入力軸
2に弾性体を介して連結するか或いは入力軸2及
び出力軸3の双方に弾性体を介して連結するよう
にしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、ステ
アリングシヤフトを入力軸及び出力軸に2分割
し、それら間にストツパ機構を介装すると共に、
入力軸及び出力軸間にC字状弾性体を介して磁歪
円筒体を配設し、この磁歪円筒体の外周面にその
軸線と所定角度傾斜するスリツト又は溝等でなる
磁気的異方性構造部位を設け、さらに、磁気的異
方性部位と対向する位置にその磁気的特性の変化
を検出する検出手段を配設した構成としたため、
C字状弾性体の交換が容易であるので、その弾性
係数を調整して感度を調整することを容易に行う
ことができると共に、C字状弾性体には円周方向
の圧縮力が作用するだけで剪断力は作用しないの
で長寿命化を図ることができ、しかもC字状弾性
体によつて、磁歪筒体に不必要な過大トルクが作
用することを防止して誘導磁気異方性(残留ひず
み)による零点のずれ等を防止し且つ磁歪感度と
機械的強度との相反する要求を満足させることが
でき、これを同時に磁歪円筒体を使用するので、
感度を向上できると共に、これに形状異方性を持
たせているので、電磁的検出手段を磁歪円筒体の
外周に配した検出コイルとすることができ、磁歪
円筒体に偏心、撓み等が生じた場合においても、
これを磁歪円筒体の外周に沿つて平均化する形で
磁気特性を検出することができるので、その影響
を少なくすることができ、信頼性が高く且つ高精
度の操舵力検出器を提供することができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第
2図及び第3図は夫々第1図のA−A線上及びB
−B線上の断面図、第4図a,b,c及びdは
夫々この発明に適用し得る磁歪円筒体の正面図、
縦断面図、展開図及び磁気的異方性部位の他の例
を示す縦断面図、第5図はこの発明に適用し得る
操舵力検出回路の一例を示す回路図、第6図は操
舵力検出回路の出力電圧とトルクとの関係を示す
特性曲線図、第7図は従来例を示す斜視図であ
る。 1……ステアリングシヤフト、2……入力軸、
3……出力軸、4……ストツパ機構、5……磁歪
円筒体、8……C字状弾性体、9a,9b……磁
気的検出手段、la1,lb1……励磁コイル、la2,lb2
……検出コイル、15……正弦波発振器、16…
…電流増幅器、17……交流増幅器、18……同
期検波回路、19……直流増幅回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定の捩れ角を越えると作用するストツパ機
    構を介して入力軸及び出力軸に分割されたステア
    リングシヤフトと、該ステアリングシヤフトの外
    側に同心的に配置され且つ外周に沿つて軸線と所
    定角度をもつて傾斜する複数のスリツト又は溝等
    からなる磁気的異方性構造部位を有する磁歪円筒
    体と、該磁歪円筒体の一端及び他端を夫々前記入
    力軸及び出力軸に連結する第1及び第2の連結体
    と、前記磁歪円筒体の磁気的異方性部位に対向し
    て配設され且つ前記入力側及び出力側間の伝達ト
    ルクに応じた磁気的異方性部位の磁気的特性の変
    化を検出する磁気的検出手段とを備え、前記第1
    及び第2の連結体の何れか一方は、磁歪円筒体及
    びこれと連結するステアリングシヤフトに夫々半
    径方向で互いに重合するように形成した第1及び
    第2の突出部と、該第1及び第2の突出部を円周
    方向から挟着するC字状弾性体とで構成されてい
    ることを特徴とする操舵力検出器。
JP25852484A 1984-12-07 1984-12-07 操舵力検出器 Granted JPS61137036A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25852484A JPS61137036A (ja) 1984-12-07 1984-12-07 操舵力検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25852484A JPS61137036A (ja) 1984-12-07 1984-12-07 操舵力検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61137036A JPS61137036A (ja) 1986-06-24
JPH0471451B2 true JPH0471451B2 (ja) 1992-11-13

Family

ID=17321405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25852484A Granted JPS61137036A (ja) 1984-12-07 1984-12-07 操舵力検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61137036A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6382331A (ja) * 1986-09-26 1988-04-13 Nissan Motor Co Ltd 操舵装置のトルク検出装置
JPS63210740A (ja) * 1987-02-27 1988-09-01 Honda Motor Co Ltd トルクセンサ
US4899597A (en) * 1987-02-27 1990-02-13 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Torque sensor
JP3051903B2 (ja) * 1989-01-25 2000-06-12 光洋精工株式会社 トルクセンサ
JPH0545240A (ja) * 1991-08-21 1993-02-23 Kubota Corp 磁歪式トルクセンサの過負荷防止装置
JP5496559B2 (ja) * 2009-06-30 2014-05-21 ヤマハ発動機株式会社 トルク伝達装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039990A (ja) * 1973-08-14 1975-04-12
JPS5035743U (ja) * 1973-07-27 1975-04-15
JPS5946527A (ja) * 1982-09-08 1984-03-15 Nissan Motor Co Ltd トルク検出装置
JPS5977326A (ja) * 1982-10-27 1984-05-02 Nissan Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサ
JPS59102129A (ja) * 1982-12-03 1984-06-13 Nissan Motor Co Ltd トルク検出装置
JPS59123856A (ja) * 1982-12-29 1984-07-17 Fuji Photo Film Co Ltd 電子写真装置における現像液の乾燥方法
JPS59166827A (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 Kosuke Harada 差動方式による磁気ひずみ形トルクセンサ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59117932U (ja) * 1983-01-31 1984-08-09 日産自動車株式会社 トルク検出装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5035743U (ja) * 1973-07-27 1975-04-15
JPS5039990A (ja) * 1973-08-14 1975-04-12
JPS5946527A (ja) * 1982-09-08 1984-03-15 Nissan Motor Co Ltd トルク検出装置
JPS5977326A (ja) * 1982-10-27 1984-05-02 Nissan Motor Co Ltd 磁歪式トルクセンサ
JPS59102129A (ja) * 1982-12-03 1984-06-13 Nissan Motor Co Ltd トルク検出装置
JPS59123856A (ja) * 1982-12-29 1984-07-17 Fuji Photo Film Co Ltd 電子写真装置における現像液の乾燥方法
JPS59166827A (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 Kosuke Harada 差動方式による磁気ひずみ形トルクセンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61137036A (ja) 1986-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7584672B2 (en) Magnetostrictive torque sensor
US5321985A (en) Magnetostriction type torque sensor
EP0502722B1 (en) Torque sensor
US6237428B1 (en) Magnetostrictive torque sensor
JPS62142248A (ja) トルクセンサ
US5353649A (en) Non-contact detecting type torque sensor
JPH0471451B2 (ja)
JPH0450971B2 (ja)
JPS6336124A (ja) トルクセンサ
JP4404763B2 (ja) 軸トルク測定のための渦電流センサ装置
US6223608B1 (en) Torque detector
KR100347875B1 (ko) 토크검출장치
JPS5946526A (ja) 電磁ストレスセンサ
JP3692494B2 (ja) トルクセンサ
US20100018328A1 (en) Magnetic torque/force transducer
JPH0721433B2 (ja) トルクセンサ
JP4852056B2 (ja) トルク検出装置
US6863614B2 (en) Shunted collarless torsion shaft for electronic power-assisted steering systems
JPH05118932A (ja) 荷重センサ
JPH01140036A (ja) トルクセンサ
JPH0788894B2 (ja) 自動変速機のトルク検出装置
JP2514205B2 (ja) 磁歪式トルクセンサ
JPH05118938A (ja) トルクトランスデユーサ
JPH1194659A (ja) 磁気差動型トルクセンサ
JPH0723713Y2 (ja) トルクセンサ