JPH0471379A - モータの制御回路 - Google Patents

モータの制御回路

Info

Publication number
JPH0471379A
JPH0471379A JP2179441A JP17944190A JPH0471379A JP H0471379 A JPH0471379 A JP H0471379A JP 2179441 A JP2179441 A JP 2179441A JP 17944190 A JP17944190 A JP 17944190A JP H0471379 A JPH0471379 A JP H0471379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
value
current
temperature
upper limit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2179441A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nishimoto
敦 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2179441A priority Critical patent/JPH0471379A/ja
Publication of JPH0471379A publication Critical patent/JPH0471379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 モータの温度を推定してモータを制御するモータの制御
回路に関し、 モータの異常温度上昇を防止し、且つ効率の良い制御を
行わせることを目的とし、 指令信号に従ってモータに電流を供給する電流調整部と
、前記モータの熱容量、熱抵抗等による熱モデルを用い
て、該モータに供給する電流による該モータの温度を推
定し、該温度の推定値によって前記電流調整部を制御し
、前記モータに供給する電流の上限値を設定させる温度
推定部とを備えて構成した。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、モータの温度を推定してモータを制御するモ
ータの制御回路に関するものである。
各種構成の直流モータや交流モータ等のモータは各種の
装置の駆動用として多用されており、装置の小型化の要
望に伴ってモータも小型化する必要がある。又装置の高
速化も要望されており、それに伴って大出力のモータが
必要となる。しかし、大出力のモータは大型となるもの
であるから、小型化の要望と相反することになる。そこ
で、反復定格領域でモータを駆動することにより、小型
のモータでも所望の大出力を得ることができる。しかし
、その場合に、モータの温度上昇を許容範囲内に抑える
ことが必要となる。従って、効率の良い制御が要望され
ることになる。
〔従来の技術〕
一定負荷を連続駆動するモータは、連続定格領域で使用
されるもので、負荷の大きさが予め定まることにより、
それに対応した出力のモータが設けられる。又指令信号
に従ってモータが制御されて、プリンタのキャリッジや
ロボットのアーム等の負荷を駆動する場合、その負荷は
変動することになり、モータは反復定格領域で使用され
るものである。
このような反復定格領域で使用されるモータの場合、モ
ータの温度を許容範囲内とする為に、装置の設計時に、
例えば、最初に負荷の時間パターンを定めておき、次に
この負荷が連続定格領域を何%オーバーするかによって
モータの特性に従った休止期間を定め、この休止期間を
含む時間パターンが負荷の時間パターンを満足するか否
かにより、モータを選択する時間管理による方法が知ら
れている。
又モータ本体に温度センサを取付け、この温度センサの
出力信号を制御回路にフィードバックして、モータの温
度が許容温度を超えると、モータに供給する電力を制限
して、モータの温度上昇を抑制する構成が知られている
〔発明が解決しようとする課題〕
モータの出力は供給する電力に対応するものとなるが、
モータ内部で消費される電力に対応して温度が上昇し、
許容温度を超えて連続駆動すると、焼損することになる
。従って、各種の冷却手段によりモータの温度上昇を抑
制する構成が知られているが、冷却効率を良(する為に
は、モータが大型化することになり、小型化の要望には
対応できないことになる。
又、前述のように、反復定格領域で使用するモータを、
設計時に於いて時間管理により選択する場合は、負荷の
時間パターンが一定の場合のみ有効であるが、時間パタ
ーンが異なる負荷を駆動することができない欠点がある
。又負荷の大きさが変動する場合には、最悪の条件で設
計しなければならないので、モータを有効利用できない
欠点があった。
又モータ本体に温度センサを取付けた場合は、モータの
実際の温度上昇を検出できる利点があるが、温度センサ
の出力信号にノイズが混入し易いものであるから、この
温度センサの近傍に増幅器を設ける必要があり、モータ
の周辺に余分なスペースを必要とすることになる。従っ
て、ロボットのアーム駆動用等の余分なスペースを得る
ことが困難な装置には適用できないことになる。
本発明は、モータの異常温度上昇を防止し、且つ効率の
良い制御を行わせることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明のモータの制御回路は、モータの温度を推定して
制御するものであり、第1図を参照して説明する。
負荷を駆動する為の指令信号に従ってモータ1に電流を
供給する電流調整部2と、モータ1の熱容量や熱抵抗等
による熱モデルを用いて、モータlに供給する電流によ
るモータlの温度を推定し、この温度の推定値によって
モータ1に供給する電流の上限値を設定する温度推定部
3とを備えたものである。
又温度推定部3は、モータ1に供給する電流値又はそれ
に比例した値を二乗する二乗回路4と、この二乗回路4
の出力信号を設定された増幅率で増幅する増幅器5と、
一定値を出力する基準信号発生器6と、この基準信号発
生器6からの一定値と増幅器5の出力信号とを加算する
加算器7と、この加算器7の出力信号を不完全積分して
モータ1の温度の推定値として出力する積分回路8とを
少なくとも有するものである。
又電流調整部2は、一定値を出力する基準信号発生器と
、この基準発生器からの一定値と温度推定部3からの温
度の推定値とを比較する比較器と、この比較器の比較出
力信号により制御されて、モータlに供給する電流の上
限値を設定するリミッタ回路とを少なくとも有する構成
とすることができる。
又リミッタ回路は、比較器の比較出力信号により制御さ
れて、基準信号発生器からの一定値より温度推定部3か
らの温度の推定値が小さい時に、モータ1に供給する電
流の上限値を連続定格電流値より大きく設定し、基準信
号発生器からの一定値より温度推定部3からの温度の推
定値が大きい時に、モータ1に供給する電流の上限値を
連続定格電流値より小さく設定する構成とすることがで
きる。
又電流調整部2は、一定値を出ツノする基準信号発生器
と、この基準信号発生器からの一定値と温度推定部3か
らの温度の推定値とを比較する比較器と、指令信号とモ
ータ1の回転位置や回転速度等の制御状態の検出信号と
を加えて、モータ1に供給する電流値を定める制御フィ
ルタと、この制御フィルタの出力信号と、基準信号発生
器からの一定値より温度推定部3からの温度の推定値が
大きい時の比較器からの比較出力信号とが加えられて、
その比較出力信号によりモータ1に供給する電流値を連
続定格電流値より小さい値に制限する指令信号を送出す
る指令信号発生部とを少なくとも有する構成とすること
ができる。
〔作用〕
モータ1の熱モデルは、熱容量と熱抵抗とを含む構成で
実現でき、又モータ1に於いて発生する熱量は、供給す
る電流の二乗に比例したものとなり、環境温度は既知と
なるから、温度推定部3に於いてモータ1に供給する電
流を基にモータ1の温度を推定することができる。従っ
て、温度の推定値が許容温度を超える場合は、電流調整
部2に於ける電流の上限値を連続定格電流値より低くな
るように設定し、反復定格領域でモータ1を制御した場
合に於けるモータ1の異常温度上昇を防止することがで
きる。
又モータの熱容量をCt、熱抵抗をR1、環境温度をT
。、モータの温度をTとし、時刻1=0からステップ的
にモータ内で電力P=i2 r (rはモータの抵抗)
を消費したとすると、の方程式が成立する。
又温度推定部3の二乗回路4への入力信号E 1n−4
(モータ1に供給する電流)、増幅器5のゲインA、基
準信号発生器6からの一定値E。f7、積分回路8を構
成する抵抗RIIとコンデンサC8による不完全積分出
力信号ECとにより、の方程式が成立するから、(1)
式と比較すると、同じ方程式となる。従って、出力信号
ECはモータ1の温度Tの推定値を示すものとなる。
又電流調整部2は、温度推定部3からの温度の推定値と
基準信号発生器からの一定値とを比較器により比較し、
この一定値を許容温度とすると、モータ1の温度の推定
値が許容温度の設定値を超えると、リミッタ回路に於け
る電流の上限値を連続定格電流値より小さく設定して、
モータ1に供給する電流を制限し、それによりモータ1
の温度上昇を抑制する。又モータ1の温度の推定値が許
容温度の設定値を下回っている時は、反復定格領域に於
ける最大出力でモータ1を駆動できるように、電流の上
限値を連続定格電流値より大きく設定するものである。
又電流調整部2を、制御フィルタからの制御信号と、比
較器からの温度推定値の比較出力信号とを指令信号発生
部に加える構成とした場合、温度推定部3に於けるモー
タ1の温度の推定値が許容温度の設定値を超えた時に、
比較器の比較出力信号によって、指令信号発生部からの
指令信号の大きさを、モータ1に供給する電流の上限値
が、連続定格電流より小さくなるように制御して、モー
タ1への供給電力を抑制するものである。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
第2図は本発明の一実施例のブロック図であり、11は
モータ、12は電流調整部、13は温度推定部、14は
二乗回路、15は増幅器、16は基準信号発生器、17
は加算器、18は積分回路、19はゲイン設定回路、2
0は指令信号発生部、21は制御計フィルり、22はド
ライバ、23はエンコーダ、24は比較器、25は基準
信号発生器、26はリミッタ回路である。
モータ11は、図示を省略したプリンタのキャリッジ、
ロボットのアーム、工作機械の工具等の負荷を駆動する
ものであり、又直流分巻モータや直流ブラシレスモータ
等の直流モータ或いはインダクションモータやシンクロ
ナスモータ等の交流モータとすることができるものであ
る。又ドライバ22は、モータ11の種類に対応して直
流電流或いは交流電流を、制御信号に従って供給する構
成とするものである。
指令信号発生部20からの負荷を駆動する為の指令信号
は、エンコーダ23からのフィードバック信号と共に制
御フィルタ21に加えられて、この制御フィルタ21か
ら制御信号がリミッタ回路26を介してドライバ22に
加えられ、制御信号に従った電流がモータ11に供給さ
れる。 例えば、指令信号が成る速度でモータ11を回
転させることを示す場合、エンコーダ23からのフィー
ドバック信号がモータ11の回転速度を示すことになり
、従って、指令速度とモータ11の回転速度との差に対
応した制御信号が制御フィルタ21から出力され、その
制御信号に対応した電流がモータ11にドライバ22か
ら供給されることになるから、モータ11は指令速度で
回転されることになる。
又電流調整部12は、比較器24と基準信号発生器25
とリミッタ回路26とから構成され、リミッタ回路26
によりモータ11に供給する電流の上限値が設定される
。即ち、ドライバ22に加えられる制御信号の上限値を
設定することにより、モータ11に供給する電流の上限
値を制限するものである。この上限値をモータ11の連
続定格電流値より大きく且つ瞬時最大電流値より小さ(
設定すると、反復定格領域に於ける最大出力となる電流
をモータ11に供給することもできる。又上限値を連続
定格電流値より小さく設定すると、モータ11に供給さ
れる電流が連続定格電流以下に制限されるから、モータ
11の温度上昇を抑制することができる。
又モータ11の温度を推定する温度推定部13は、二乗
回路14と増幅器15と基準信号発生器16と加算器1
7と積分回路18とゲイン設定回路19どから構成され
、ドライバ22に加えられる制御信号が入力される。こ
の制御信号は、モータ11に供給される電流に比例した
値のものであり、モータ11の温度の推定値が求められ
て、電流調整部12の比較器24に入力される。
モータ11は、例えば、第3図に示すように、熱容量C
5と外部へ熱を放散する時の熱抵抗R2とからなり、環
境温度をT。とし、モータ11の温度をTとし、モータ
11内では熱伝達が充分に速いとすると、時刻1=0か
らステップ的にモータ11内で電力P=i2 rを消費
したとすると、(1)式で示される方程式が成立する。
なお、iはモータ11に供給する電流、rはモータ11
の抵抗である。
そこで、第4図に示すように、二乗回路14とゲインA
の増幅器15と加算器17と不完全積分を行う積分回路
18とからなる温度推定部に於いて、入力信号をE、。
とじ、積分回路18を構成する抵抗をR8、コンデンサ
をC8とじ、この入力信号E inを二乗回路14によ
り二乗し、その出力信号E i W ”をゲインAの増
幅器15により増幅し、その増幅出力信号AEi□′を
加算器17に加えて、一定値E Offを加算し、その
加算出力信号を積分回路18に加えて不完全積分を行う
と、積分回路18のコンデンサC8の端子電圧、即ち積
分回路18の出力信号ECは、(2)式に示すものとな
る。
従って、R[1−Rt 、C11=Ct 、A=Rt 
r、EC=T、E4n= i、 Eott−Toの関係
とする1に とにより、(1)式と(2)式は同じと見做すことがで
きる。即ち、積分回路18の出力信号ECは、モータ1
1の温度Tの推定値を示すものとなる。
又電流調整部12の基準信号発生器25は、モータ11
の使用最大温度又はこれに安全係数を加えた温度を示す
一定値E、を出力して比較器24に加え、温度推定部1
3からの温度の推定値E。
と比較する。E、>E、の場合は、リミッタ回路26に
於ける上限値を、モータ11の連続定格電流値より大き
く、瞬時最大電流値より小さい値とする。即ち、その場
合は、モータ11の温度は許容値を超えていないので、
反復定格領域に於ける最大出力で駆動することができる
。又Er<ECの場合は、リミッタ回路26に於ける上
限値を、モータ11の連続定格電流値より小さい値に設
定する。即ち、その場合は、モータ11の温度が許容値
を超えているので、モータ11に供給する電流を、連続
定格電流又はそれ以下に制限し、モータ11の温度上昇
を抑制するものである。
従って、モータ11は許容温度を超えることなく、最大
出力で負荷を駆動することができる。
第5図は本発明の他の実施例のブロック図であり、31
はモータ、32は電流調整部、33は温度推定部、34
は二乗回路、35は増幅器、36は基準信号発生器、3
7は加算器、38は積分回路、39はゲイン設定回路、
40は指令信号発生部、41は制御フィルタ、42はド
ライバ、43はエンコーダ、44は比較器、45は基準
信号発生器である。
電流調整部32は、指令信号発生部40と比較器44と
基準信号発生器45とにより構成され、温度推定部33
は、二乗回路34と増幅器35と基準信号発生器36と
加算器37と積分回路38とゲイン設定回路39とによ
り構成されている。
この温度推定部33は、前述の実施例の温度推定部13
と同様の構成のものである。又制御フィルタ41は、指
令信号発生部40からの指令信号と、エンコーダ43か
らの信号とに従って制御信号を出力するもので、その制
御信号はドライバ42に加えられ、制御信号に従った電
流がドライバ42からモータ31に供給される。又その
制御信号は指令信号発生部40にフィードバックされる
又電流調整部32の比較器44は、温度推定部33から
のモータ31の温度の推定値と、基準信号発生器45か
らの許容温度を示す一定値と比較するもので、温度の推
定値が一定値を超えない時は、指令信号発生部40は、
制御フィルタ41がらの制御信号により示される電流の
上限値を、連続定格電流より大きく、瞬時最大電流以下
となるように設定することになり、又温度の推定値が一
定値を超える状態となると、制御フィルタ41がらのフ
ィードバックされる制御信号を監視し、モータ31に供
給される電流の上限値を、連続定格電流より小さい値に
設定し、制御信号がその上限値を超えるような場合は、
指令信号を低減する制御を行うことになる。
従って、ドライバ42からモータ31に供給される電流
は、モータ31の温度の推定値が許容温度を超える場合
に、その上限値が制限されるので、モータ31の温度上
昇を抑制することができる。
又リミッタ回路を省略できると共に、制御フィルタ41
に加える指令信号の大きさを制御するので、経済的な構
成により安定な制御が可能となる。
又前述の各実施例に於いて、電流調整部1232の比較
器24.44にヒステリシス特性を持たせることにより
、動作の安定化を図ることができる。この場合のヒステ
リシス特性の幅は、モータ11.31の熱容量C4等に
より選定することができる。又基準信号発生器25.4
5からの一定値は、モータ11,31の許容温度により
選定されるものであるから、モータ対応に設定すること
ができる。
又温度推定部13.33の増幅器15.35のゲインA
は、モータ11,31の熱抵抗R2や供給電流iに対す
る抵抗rに対応して、ゲイン設定回路19.39により
設定することができるものであり、ディジタル処理を行
う場合は、二乗回路1434の出力に対してAを乗算す
る乗算回路とすることができる。
又基準信号発生器16.36からの一定値は、環境温度
T。に対応するものであるから、モータ11.31が設
置されている環境温度T。を予め設定して、一定値とな
るように調整するか、或いは環境温度T。の測定値を用
いて可変とすることができる。又不完全積分を行う積分
回路18.38に於ける抵抗R,,C,も調整可能とし
、各種のモータ11,31に対応できる構成とすること
ができる。
又電流調整部12.32及び温度推定部13゜33の各
部の機能は、プログラム制御によるプロセッサの演算機
能によって実現することも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、モータ1の熱容量、熱
抵抗等による熱モデルを用いて、モータ1に供給する電
流によるモータ1の温度を、温度推定部3により推定し
、その推定値がモータ1の許容温度を超える時は、モー
タ1に供給する電流の上限値を、例えば、連続定格電流
以下となるように設定するもので、小型のモータ1を反
復定格領域で使用する場合に、許容温度を超えない範囲
で最大出力が得られるように駆動することができる利点
がある。
又温度推定部3は、モータ1に供給する電流値又はそれ
に比例した値を二乗する二乗回路4と、増幅器5と、基
準信号発生器6と、加算器7と、不完全積分を行う積分
回路8とにより、モータ1の熱モデルを実現し、積分回
路8からモータ1の温度の推定値を出力することができ
る。
又電流調整部2は、温度推定部3に於けるモータ1の温
度の推定値と、モータ1の許容温度を示す一定値とを比
較して、推定値が大きくなった時は、モータ1に供給す
る電流の上限値をリミッタ回路で制限するか、又は指令
信号発生部から送出する指令信号により、その電流の上
限値を制御するもので、モータ1の異常温度上昇を生じ
させることなく、反復定格領域に於いて最大出力で駆動
することができる。即ち、効率良くモータ1を制御する
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の一実施
例のブロック図、第3図はモータの熱モデルの説明図、
第4図は温度推定部のブロック図、第5図は本発明の他
の実施例のブロック図である。 1はモータ、2は電流調整部、3は温度推定部、4は二
乗回路、5は増幅器、6は基準信号発生器、7は加算器
、8は積分回路である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1).指令信号に従ってモータ(1)に電流を供給す
    る電流調整部(2)と、 前記モータ(1)の熱容量,熱抵抗等による熱モデルを
    用いて、該モータ(1)に供給する電流による該モータ
    (1)の温度を推定し、該温度の推定値によって前記電
    流調整部(2)を制御し、前記モータ(1)に供給する
    電流の上限値を設定させる温度推定部(3)と を備えたことを特徴とするモータの制御回路。
  2. (2).前記温度推定部(3)は、 前記モータ(1)に供給する電流値又は該電流値に比例
    した値を二乗する二乗回路(4)と、該二乗回路(4)
    の出力信号を設定された増幅率で増幅する増幅器(5)
    と、 一定値を出力する基準信号発生器(6)と、該基準信号
    発生器(6)からの一定値と前記増幅器(5)の出力信
    号とを加算する加算器(7)と、 該加算器(7)の出力信号を不完全積分して前記モータ
    (1)の温度の推定値として出力する積分回路(8)と
    を少なくとも有することを特徴とする請求項1記載のモ
    ータの制御回路。
  3. (3).前記電流調整部(2)は、 一定値を出力する基準信号発生器と、 該基準信号発生器からの一定値と前記温度推定部(3)
    からの温度の推定値とを比較する比較器と、 該比較器の比較出力信号により制御されて前記モータ(
    1)に供給する電流の上限値を設定するリミッタ回路と
    を少なくとも有することを特徴とする請求項1記載のモ
    ータの制御回路。
  4. (4).前記リミッタ回路は、前記比較器の比較出力信
    号により制御され、前記基準信号発生器からの一定値よ
    り前記温度推定部(3)からの温度の推定値が小さい時
    に、前記モータ(1)に供給する電流の上限値を連続定
    格電流値より大きく設定し、前記一定値より前記推定値
    が大きい時に、前記モータ(1)に供給する電流の上限
    値を前記連続定格電流値より小さく設定する構成を有す
    ることを特徴とする請求項3記載のモータの制御回路。
  5. (5).前記電流調整部(2)は、 一定値を出力する基準信号発生器と、 該基準信号発生器からの一定値と前記温度推定部(3)
    からの温度の推定値とを比較する比較器と、 指令信号と前記モータ(1)の制御状態の検出信号とを
    加えて該モータ(1)に供給する電流値を定める制御フ
    ィルタと、 該制御フィルタの出力信号と、前記一定値より前記推定
    値が大きい時の前記比較器の比較出力信号とが加えられ
    、該比較出力信号により前記モータ(1)に供給する電
    流値を連続定格電流値より小さい値に制限する指令信号
    を送出する指令信号発生部とを少なくとも有することを
    特徴とする請求項1記載のモータの制御回路。
JP2179441A 1990-07-09 1990-07-09 モータの制御回路 Pending JPH0471379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2179441A JPH0471379A (ja) 1990-07-09 1990-07-09 モータの制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2179441A JPH0471379A (ja) 1990-07-09 1990-07-09 モータの制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0471379A true JPH0471379A (ja) 1992-03-05

Family

ID=16065918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2179441A Pending JPH0471379A (ja) 1990-07-09 1990-07-09 モータの制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0471379A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003079535A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Estimateur de la temperature d'un moteur et commande moteur
JP2007222985A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Toyota Motor Corp 多軸加工装置
JP2008522568A (ja) * 2004-11-25 2008-06-26 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 定格電流を変える方法および装置
EP1964754A1 (en) 2007-02-27 2008-09-03 Honda Motor Co., Ltd Alignment changing control device
WO2009043965A1 (en) * 2007-10-01 2009-04-09 Kone Corporation Restriction of output of electrical drive and protection of an elevator
JP2013155659A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Denso Corp 尿素水ポンプ制御装置
US10090797B2 (en) 2016-05-11 2018-10-02 Mitsubishi Electric Corporation Motor control apparatus

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003079535A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Estimateur de la temperature d'un moteur et commande moteur
JP2003284375A (ja) * 2002-03-20 2003-10-03 Toyota Motor Corp モータ温度推定装置およびモータ制御装置
US7129660B2 (en) 2002-03-20 2006-10-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Motor-temperature estimation apparatus and motor control apparatus
CN100337395C (zh) * 2002-03-20 2007-09-12 丰田自动车株式会社 电动机温度推定装置和电动机控制装置
JP2008522568A (ja) * 2004-11-25 2008-06-26 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 定格電流を変える方法および装置
JP2007222985A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Toyota Motor Corp 多軸加工装置
EP1964754A1 (en) 2007-02-27 2008-09-03 Honda Motor Co., Ltd Alignment changing control device
US7878512B2 (en) 2007-02-27 2011-02-01 Honda Motor Co., Ltd. Alignment changing control device
WO2009043965A1 (en) * 2007-10-01 2009-04-09 Kone Corporation Restriction of output of electrical drive and protection of an elevator
JP2013155659A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Denso Corp 尿素水ポンプ制御装置
US10090797B2 (en) 2016-05-11 2018-10-02 Mitsubishi Electric Corporation Motor control apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5843735B2 (ja) インバータの過熱保護制御装置及びインバータの過熱保護制御方法
JP3760153B2 (ja) パワースイッチング装置の温度をフィードバックしてモータドライブのトルクを動的に制御する方法
EP1566881B1 (en) Controller of ac generator for vehicle
JPH0471379A (ja) モータの制御回路
JP4675299B2 (ja) 車両用回転電機の制御装置
JP3438646B2 (ja) 充電制御器
JPH0268570A (ja) 画像記録装置の電源装置
JP5932136B2 (ja) モータ制御装置
JP3252114B2 (ja) 電動モータの制御装置
JP3975126B2 (ja) 車両用回転電機の制御装置
JP3235331B2 (ja) 電流制御回路
JPH05137367A (ja) モータ制御装置
JP2892825B2 (ja) 設定可能な過負荷保護機能を備えたインバータ装置
WO2022196002A1 (ja) 負荷監視装置及び負荷監視方法
RU2079962C1 (ru) Способ управления электроприводом
JP4730997B2 (ja) 誘導電動機の制御装置
JP3215480B2 (ja) パルス幅変調インバータ装置
JPH07163188A (ja) 誘導電動機のトルクブースト制御装置
JPH0775262A (ja) 車両用充電発電機の制御方法および制御装置
WO2023170740A1 (ja) 電力変換器の過熱保護制御装置
JP3196790B2 (ja) サーボ制御装置の過負荷検出方法
JPH01185198A (ja) 自動電圧調整装置
JP2923993B2 (ja) 電動機の制御装置
JPH08251922A (ja) プレイバック式装置の電源装置
JP2001186795A (ja) 電動機の制御方法